JPH06113919A - ヘアードライヤ - Google Patents

ヘアードライヤ

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Publication number
JPH06113919A
JPH06113919A JP26728292A JP26728292A JPH06113919A JP H06113919 A JPH06113919 A JP H06113919A JP 26728292 A JP26728292 A JP 26728292A JP 26728292 A JP26728292 A JP 26728292A JP H06113919 A JPH06113919 A JP H06113919A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
air
blower
temperature
hair dryer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26728292A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Chiyuusai
和典 中才
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPH06113919A publication Critical patent/JPH06113919A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安定した風量及び温度の風を送り出すととも
に、安全性が高く、寿命の長いヘアードライヤの提供を
目的とする。 【構成】 ヒータ基板8とヒータ線9とヒータ囲い枠1
0とからなるヒータ部4と、ファン5とモータ6と整流
翼7とからなる送風部3との間に位置し温度制御用の電
子部品を有するヘアードライヤにおいて、該電子部品を
ヒータ囲い枠10の送風部3側の端部に接触させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷却を必要とする電子
部品が配設されているヘアードライヤに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のヘアードライヤにおい
て、ヘアードライヤ内部の温度制御用の電子部品には1
0A前後の電流が流れるため該電子部品の温度上昇は大
きくなり、これを低減する目的で、ヘアードライヤの送
風を利用して該電子部品を冷却しているものが多くみら
れる。特に、PTC素子を利用して位相制御方式により
ヘアードライヤの風温を制御する場合トライアックを使
用するが、該トライアックの温度上昇を低減する方法と
しては、該トライアックに放熱板を設けるという方法が
ある。そしてこの場合、放熱板の表面積をより大きくす
ると、放熱板と送風との接触面積が大きくなるために、
より高い放熱効果が得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のヘアードラ
イヤは、温度制御用の電子部品を冷却するために表面積
の大きい放熱板を使用していたが、送風路の障害となり
送風効率が落ちるといった問題点があった。
【0004】本発明は、このような点に鑑み為されたも
のであり、安定した風量及び温度の風を送り出すととも
に、安全性が高く、寿命の長いヘアードライヤを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、ヒータ部と送風部の間に位置し温度制御
用の電子部品を金属製のヒータ囲い枠の送風部側の端部
に接触させる。
【0006】また、ヒータ囲い枠の送風部側の端部を送
風方向と平行になるように内側へ折り曲げて形成された
折曲片に温度制御用の電子部品を接触させる。
【0007】また、前記折曲片を折り返し形態にする。
さらに、前記折曲片をヒータ基板に固定する。
【0008】
【作用】ヒータ部と送風部の間に位置し温度制御用の電
子部品を金属製のヒータ囲い枠の送風部側の端部に接触
させることにより、送風効率の低下を少なくし、放熱板
を電子部品に設ける場合よりも電子部品の温度上昇をよ
り低く抑え、その部品の使用範囲温度内で確実に作動さ
せることができる。
【0009】ヒータ囲い枠の送風部側の端部を送風方向
と平行になるように内側へ折り曲げて形成された折曲片
に温度制御用の電子部品を接触させることにより、送風
との接触面積が大きくなり、電子部品の温度上昇をより
低く抑えることができる。
【0010】前記折曲片を折り返し形態にすることによ
り、折り返し形態にしない折曲片よりも送風との接触面
積が大きくなる。
【0011】前記折曲片をヒータ基板に固定することに
より、衝撃や落下等によるヒータ囲い枠のずれを防止す
ることができる。
【0012】
【実施例】本発明の第1の実施例を図1乃至図4に基づ
いて説明する。
【0013】図2において、本実施例のヘアードライヤ
は、使用者が使用時に手で支持する部分である本体1
と、その本体1と着脱自在であるブラシ部2とで構成さ
れている。図1に示すように、本体1内部は送風を発生
する部分である送風部3と、送風を加熱する部分である
ヒータ部4を機能要素として備えている。送風部3は回
転して送風を発生するファン5と、ファン5を回転させ
るためのモータ6と、ファン5により発生された送風を
整流するとともにモータ6を支持する部分でもある整流
翼7により構成されている。ヒータ部4は、マイカ等の
不燃性の物質からなる板状のヒータ基板8と、そのヒー
タ基板8を使用して十字状に組み合わせたものの周囲に
巻き付けられているヒータ線9と、そのヒータ線9とヒ
ータ基板8を囲むように筒状に形成される金属性のヒー
タ囲い枠10により構成されており、ヒータ部4の風下
側つまり送風を本体1の外へ放出する部分である吐出口
11側にPTC素子12を設けている。また、ヒータ囲
い枠10の送風部3側の端部には折曲片13が設けられ
ており、折曲片13はヒータ囲い枠10の送風部3側の
端部を送風方向と平行となるように内側へ折り曲げて形
成されるものである。図4に示すように、トライアック
14は折曲片13に接触させビス15とナット16によ
り固定されている。
【0014】ここで、本実施例におけるトライアック1
4等の電子部品の温度上昇及び送風温度について説明す
る。図3において、PTC素子12の温度は送風の温度
により変化し、抵抗値がそれに応じて変化するので、P
TC素子12と直列に接続されるコンデンサ17の充放
電時間もそれに応じて変化する。その結果、PTC素子
12の温度が変化すると、トライアック14のon−o
ff時間が変わるのでPTC素子12部分での送風温度
が一定になるように制御される。図1に示すように、ト
ライアック14はヒータ線9よりも送風部側に設けられ
ているのでヒータ線9の熱による影響をほとんど受けな
いが、トライアック14とヒータ線9とは直列に接続さ
れており、仮に消費電力1200Wのヘアードライヤで
あれば、国内使用の場合、約12Aの電流が流れるわけ
であり、それによってかなりの温度上昇が見込まれる。
トライアック14が温度上昇した場合、その熱は折曲片
13を通してヒータ囲い枠10へと放熱される。この場
合、ヒータ囲い枠10には送風部3より風が送られて冷
却されるが、その送風とヒータ囲い枠10との接触面積
は放熱板等をトライアック14に設けた場合の送風との
接触面積よりもはるかに大きくなり、その結果、トライ
アック14をより低い温度まで冷却することができる。
また、放熱板をトライアック14に設けた場合、トライ
アック14の使用温度範囲まで冷却するために放熱板の
面積をより広くする必要があり、その結果、送風路の断
面積が放熱板の分だけ小さくなり送風効率が低下してし
まう。これに対して本実施例では、送風路の断面積はト
ライアック14に放熱板を設けず且つ折曲片13を用い
ない場合と比べてほとんど変わらず、送風効率が低下し
ない。
【0015】以下、本発明の別の実施例を図5乃至図7
に基づいて説明する。なお、第1の実施例と同一の構成
については、図面に同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0016】図5に示された第2の実施例は、第1の実
施例で示した折曲片13の長さを長くとり、トライアッ
ク14と接触しない端部をさらに折り返して成るもので
ある。これにより、折曲片13と送風との接触面積が増
え、トライアック14の冷却効果は良くなる。
【0017】図6に示された第3の実施例は、トライア
ック14を折曲片13に接触したものをヒータ基板8に
ビス15とナット16で固定して成るものである。この
場合、ヒータ囲い枠10とヒータ基板8との固定が確実
となり、衝撃や落下等によるヒータ囲い枠10のずれを
防止することができる。
【0018】図7に示された第4の実施例は、ヒータ囲
い枠10に折曲片13を形成しておらず、トライアック
14をヒータ囲い枠10の送風部3側の外側に接触させ
ビス15とナット16で固定して成るものである。第1
乃至第3の実施例はヒータ囲い枠10の送風部側の一部
の折り曲げた部分からヒータ囲い枠10の外部へ風が漏
れてしまうが、本実施例ではこの風の漏れを防ぐことが
できる。なお、ここではトライアック14をヒータ囲い
枠10の外側に接触させたが、内側に接触させてもよ
く、この場合送風効率はやや落ちるが、外側に接触させ
た場合と同様の効果が期待できる。
【0019】
【発明の効果】ヒータ部と送風部の間に位置し温度制御
用の電子部品を金属製のヒータ囲い枠の送風部側の端部
に接触させることにより、送風効率の低下を少なくし、
放熱板を電子部品に設ける場合よりも電子部品の温度上
昇をより低く抑え、その部品の使用範囲温度内で確実に
作動させることができる。すなわち、ヘア−ドライヤは
送風量、送風温度ともに安定した風を送ることができ、
長時間の送風に対しても安全性が高く、さらに寿命の長
いものとなる。
【0020】ヒータ囲い枠の送風部側の端部を送風方向
と平行になるように内側へ折り曲げて形成された折曲片
に温度制御用の電子部品を接触させることにより、送風
との接触面積が大きくなり、電子部品の温度上昇をより
低く抑えることができる。
【0021】前記折曲片を折り返し形態にすることによ
り、折り返し形態にしない折曲片よりも送風との接触面
積がさらに大きくなり、電子部品の温度上昇をより低く
抑えることができる。
【0022】前記折曲片をヒータ基板に固定することに
より、衝撃や落下等によるヒータ囲い枠のずれを防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構造を示す断面図であ
る。
【図2】同実施例の外観を示す斜視図である。
【図3】同実施例の回路図である。
【図4】同実施例のヒータ部を示す斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施例のヒータ部を示す斜視図
である。
【図6】本発明の第3の実施例のヒータ部を示す斜視図
である。
【図7】本発明の第4の実施例のヒータ部を示す斜視図
である。
【符号の説明】
3 送風部 4 ヒータ部 8 ヒータ基板 10 ヒータ囲い枠 13 折曲片

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータ部と送風部との間に位置し温度制
    御用の電子部品を有するヘアードライヤにおいて、該電
    子部品を金属製のヒータ囲い枠の送風部側の端部に接触
    させることを特徴とするヘアードライヤ。
  2. 【請求項2】 ヒータ囲い枠の送風部側の端部を送風方
    向と平行になるように内側へ折り曲げて形成された折曲
    片に温度制御用の電子部品を接触させることを特徴とす
    る請求項1記載のヘアードライヤ。
  3. 【請求項3】 折曲片を折り返し形態にすることを特徴
    とする請求項2記載のヘアードライヤ。
  4. 【請求項4】 折曲片をヒータ基板に固定することを特
    徴とする請求項2記載のヘアードライヤ。
JP26728292A 1992-10-06 1992-10-06 ヘアードライヤ Pending JPH06113919A (ja)

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JP26728292A Pending JPH06113919A (ja) 1992-10-06 1992-10-06 ヘアードライヤ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2606228A (en) * 2021-04-30 2022-11-02 Dyson Technology Ltd Haircare appliance

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2606228A (en) * 2021-04-30 2022-11-02 Dyson Technology Ltd Haircare appliance
GB2606228B (en) * 2021-04-30 2024-02-07 Dyson Technology Ltd Haircare appliance

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