JPH0611377A - 残量検出装置 - Google Patents

残量検出装置

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Publication number
JPH0611377A
JPH0611377A JP19321892A JP19321892A JPH0611377A JP H0611377 A JPH0611377 A JP H0611377A JP 19321892 A JP19321892 A JP 19321892A JP 19321892 A JP19321892 A JP 19321892A JP H0611377 A JPH0611377 A JP H0611377A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
remaining amount
holder
liquid toner
leaf spring
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP19321892A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumito Komatsu
文人 小松
Hiroyasu Shimokawa
博康 下川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Publication of JPH0611377A publication Critical patent/JPH0611377A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、容器内に収容した収容物の所定の
残量を正確に検出することができる残量検出装置を提供
する。 【構成】 本発明の残量検出装置1は、液体トナーを収
容する容器11と、その容器11を保持する保持手段と
してのホルダー13と、ホルダー13を架台15に回動
自在に支持する支持手段17と、ホルダー13が一定値
以上に変位したことを検出する検出手段としてのマイク
ロスイッチ19と、ホルダー13の底部に予め撓むよう
にして設けられた板バネ21と、板バネの撓んだ頂部と
一方の端部との間で板バネの撓みを減ずるように押圧す
る調整手段23とを具備している。撓んで設けられた板
バネ21と調整手段23により、容器内の液体トナーの
残量が所定の量になったときに、瞬間的にホルダー13
を大きく変位させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、残量検出装置に関し、
より詳しくは、容器内に収容した液体や粉体等の収容物
の残量を適確に検出する残量検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、静電プロッタ等では、タンク内
に収容された現像液を用いて記録紙上に形成された静電
潜像を現像して顕在化する。この現像液は、使用してい
るうちに液体トナーの濃度が薄くなるので、定期的に濃
度の濃い液体トナーを補充し、現像液の濃度を一定に保
持している。したがって、静電プロッタを使用している
うちに、濃い液体トナーを収容している容器内の液体ト
ナーの量が徐々に減少し、液体トナーを補充しなけれ
ば、やがて容器は空になる。このため、静電プロッタに
は、この容器内の濃い液体トナーの量を検出し、一定以
上に少なくなったときに、警報等を発する残量検出装置
が設けられている。
【0003】図2は従来の残量検出装置の概略図であ
る。図2に示す従来の残量検出装置は、濃度の濃い液体
トナーを収納する容器51と、容器51を保持する保持
部52と、保持部52を回動自在に保持する支持部53
と、保持部52を付勢するコイルバネ54と、カム機構
55と、マイクロスイッチ56とを備えて構成されてい
る。
【0004】コイルバネ54の全長は、保持している容
器51内の液体トナーの量に比例して変化する。容器5
1内が液体トナーで満たされているときには、コイルバ
ネ54は圧縮され、保持部52は図2の状態に位置し、
マイクロスイッチを押圧している。静電プロッタが所定
の描画を開始すると、徐々に現像液の濃度が低くなり、
所定の濃度以下になると、容器51内の液体トナーが供
給される。そして、容器51内の液体トナーが減少する
と、保持部52は支持部53を回動支点として図の矢印
Aの方向に変位し、マイクロスイッチのローラ551が
カム板552の傾斜部552aに位置すると、マイクロ
スイッチ56が作動して、容器51の液体トナーの量が
所定の量以下になったことを検出し、図示しない警報装
置等を作動させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
残量検出装置は、コイルバネを用いて容器51内の液体
トナーの残量を検出しているので、以下に述べる欠点が
ある。上述のように、従来の装置は、コイルバネのバネ
力を用いているが、コイルバネのバネ力はP∝(線径
d)4 /[(コイルの巻径D)3 ×巻数N]で表され
る。ここで、コイルの線径dは線の製造時にばらつきが
あり、またコイルの巻径Dも製造時にばらつきが生じや
すい。したがって、バネ力の同じコイルバネを作ること
は極めて困難である。
【0006】また、従来の装置は、カム板552の傾斜
部552aを利用してマイクロスイッチを作動させてい
るので、液体トナーの減少に伴うマイクロスイッチ56
の変位はごく僅かずつである。このため、マイクロスイ
ッチ56を一定の位置で動作させることができず、マイ
クロスイッチ56の動作位置にばらつきが生じていた。
カム板552に傾斜部でなく、段差部を設ければ、段差
部での変位が大きくなるので、動作位置のバラツキはな
くなる。しかし、段差部を設けると、空になった容器5
1に液体トナーを入れたときに、保持部52が図の矢印
B方向に回動しようとしても、段差部にカム部材が引っ
掛かって、下がれなくなる。
【0007】このように従来の装置では、マイクロスイ
ッチの作動位置が正確に定まらず、したがって容器51
内の液体トナーが0〜40%までの広い間でマイクロス
イッチが動作してしまい、液体トナーの正確な残量を検
出できないという問題があった。
【0008】本発明は上記事情に基づいてなされたもの
であり、容器内に収容した収容物の所定の残量を正確に
検出することができる残量検出装置を提供することを目
的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の残量検出装置は、容器内の収容物の残量を
検出する残量検出装置において、容器を保持する保持手
段と、前記保持手段を回動自在に支持する支持手段と、
前記保持手段の底部に予め撓むようにして設けられた板
バネと、板バネの撓んだ頂部と一方の端部との間で板バ
ネの撓みを減ずるように押圧する調整手段と、前記保持
手段の位置が一定値以上に変位したことを検出する検出
手段とを具備し、前記調整手段位置における、前記板バ
ネの変位と荷重の関係が、変位の減少に応じて荷重が増
大する関係を利用するものであり、容器内の収容物の残
量が一定値になると、前記保持手段が瞬間的に動作し、
2値的に変化させることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】上述した構成の残量検出装置の作用を以下に説
明する。調整手段により撓ませた板バネを略S字状に湾
曲させ、その湾曲させた状態の板バネにより保持手段を
付勢するので、保持手段に保持した容器内の収容物の重
量が一定値以上になったとき、また逆に容器内の収容物
の重量が一定値以下になったときに、板バネが瞬間的に
動作して保持手段を大きく変位させる。係る保持手段の
変位を検出手段により検出する。調整手段は、板バネが
動作するときのバネ力を調整する。
【0011】
【実施例】以下に、本発明の一実施例である残量検出装
置について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発
明の一実施例である残量検出装置を示す概略構成図であ
る。図1に示す残量検出装置1は、液体トナーを収容す
る容器11と、その容器11を保持する保持手段として
のホルダー13と、ホルダー13を架台15に回動自在
に支持する支持手段17と、ホルダー13が一定値以上
に変位したことを検出する検出手段としてのマイクロス
イッチ19と、ホルダー13の底部に予め撓むようにし
て設けられた板バネ21と、板バネの撓んだ頂部と一方
の端部との間で板バネの撓みを減ずるように押圧する調
整手段23と、ホルダー13が所定の位置以上に上昇し
ないように規制するストッパー25とを具備している。
【0012】支持手段17は、逆L字状に折り曲げられ
た薄板の折曲板バネ170と、折曲板バネ170をホル
ダー13に固着する係合部材171と、折曲板バネ17
0を架台15に固着する係合部材172とを具備してい
る。この支持手段17の折曲板バネ170により、ホル
ダー13は回動自在に架台15に支持される。支持手段
として、この例では回動の角度が小さく動作範囲が小さ
いのと、使用部品数を少なくする為に板バネ170を使
用しているが、通常の回転支点である蝶番等を使用して
もよい。
【0013】板バネ21は、幅広の帯状のものであり、
一対の支持部210,210の溝部間に、図1に示すよ
うに下側が撓むようにして支持されている。一対の支持
部210,210は、溝部間の間隔が板バネ21の全長
よりも、小さくなるように、ホルダー13の底部に取り
付けてある。
【0014】調整手段23は、架台15に設けられたネ
ジ穴に係合し、先端部が板バネ21の下面を押圧する調
整ネジ230と、調整ネジ230の位置をダブルナット
方式により固定するナット231とを備えている。調整
ネジ230は板バネ21の頂部より若干、端部に偏った
位置を押圧することにより、板バネ21を図1に示すよ
うに略S字状に湾曲させる。調整ネジ230で板バネ2
1を押圧する度合いを調整することにより、板バネ21
が動作するときのバネ力を調整する。ナット231は調
整ネジ230による調整位置を固定するためのものであ
る。
【0015】次に、上述した残量検出装置1の作用を説
明する。容器11内に液体トナーが入っていないときに
は、板バネ21により付勢され、ストッパー25が架台
15に係合するまで図の矢印A方向に回動し、図1の実
線で示す第1の状態となる。容器11内に液体トナーを
一杯にいれると、液体トナーの重みでホルダー13は板
バネ21の付勢に逆らって矢印B方向に回動し、図1の
一点鎖線でしめす第2の状態となる。
【0016】本実施例を備えた静電プロッタ(不図示)
が描画を開始し、現像液の液体トナーの濃度が低下する
と、容器11から図示しないポンプ等により濃い液体ト
ナーが現像液の貯蔵タンクに供給される。容器11内の
液体トナーの量が減少し、容器11の重量が一定値以上
に減少すると、板バネ21の調整ネジ230に当たって
いる部分のバネ力は、変位の減少により荷重が増大する
負の係数を持つ関係にあるので、ホルダー13が瞬間的
に大きく変位する。これによりホルダー13は図1の第
2の状態から第1の状態へ回動する。このとき、ホルダ
ー13に設けられた係止片130がマイクロスイッチ1
9を作動させ、マイクロスイッチ19は図示しない警報
装置や表示装置等に信号を発する。これにより、操作者
は警報装置からの警報信号に基づき容器11内に新たな
液体トナーを補充する。
【0017】なお、予め、調整ネジ230により板バネ
21を押圧する量を調整することにより、板バネ21が
瞬間的に大きく変位するときのバネ力(重量)を調整
し、これにより容器11内の液体トナーが所望の残量に
なったことを正確に検出することができる。また、調整
ネジ230により板バネ21を押圧する位置を変えるこ
とにより、板バネ21が瞬間的に大きく変位するバネ力
(重量)を変えることもできる。
【0018】本実施例装置では、調整ネジ230により
略S字状に湾曲した板バネ21の瞬間的に動作するバネ
力を用いて容器内の液体トナーの残量を検出することに
より、徐々に減少する液体トナーの重量を、ある重量を
境に2値的に変化させることができる。したがって、従
来の装置に比べて、液体トナーの所定の残量を確実に検
出することができる。本実施例によれば、約2.5%位
の精度で容器の残量を検出することが可能になった。
【0019】本発明は、上述した実施例に限定されるも
のではなく、その要旨の範囲内で種々の変形が可能であ
る。たとえば、上記の実施例では、支持手段に折曲板バ
ネを用いた場合について説明したが、支持手段は平坦な
板バネ等でもよい。また、上記の実施例では、保持手段
の変位を直接検出する場合について説明したが、例えば
板バネの変位を検出することにより保持手段の変位を間
接的に検出してもよい。更に、上記の実施例では、調整
ネジを板バネの撓んだ頂部よりも若干右側にずらした位
置を押圧した場合について説明したが、これは頂部の左
側に若干ずらした位置を押圧してもよい。加えて、上記
の実施例では、本発明を静電プロッタに適用した場合に
ついて説明したが、本発明は複写機等に用いることもで
きる。
【0020】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、上
述した構成としたので、撓ませて設けた板バネを調整手
段により押圧し、この板バネにより保持手段を付勢して
いるので、保持手段の重量がある一定値になると、板バ
ネのバネ力により保持手段を瞬間的に大きく変位させる
ことができ、この瞬間的に大きく変位したときの状態を
検出手段より検出するので、容器内の収容物の所定の残
量を正確に検出することができ、特に静電プロッタ等の
液体トナーの残量検出に好適な残量検出装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である残量検出装置の概略構
成図である。
【図2】従来の残量検出装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 残量検出装置 11 容器 13 ホルダー 15 架台 17 支持手段 19 マイクロスイッチ 21 板バネ 23 調整手段 25 ストッパー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器内の収容物の残量を検出する残量検
    出装置において、容器を保持する保持手段と、前記保持
    手段を回動自在に支持する支持手段と、前記保持手段の
    底部に予め撓むようにして設けられた板バネと、板バネ
    の撓んだ頂部と一方の端部との間で板バネの撓みを減ず
    るように押圧する調整手段と、前記保持手段の位置が一
    定値以上に変位したことを検出する検出手段とを具備
    し、前記調整手段位置における、前記板バネの変位と荷
    重の関係が負の関係にあることを利用して、前記保持手
    段を2値的に変化させることを特徴とする残量検出装
    置。
JP19321892A 1992-06-26 1992-06-26 残量検出装置 Withdrawn JPH0611377A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19321892A JPH0611377A (ja) 1992-06-26 1992-06-26 残量検出装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP19321892A JPH0611377A (ja) 1992-06-26 1992-06-26 残量検出装置

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JPH0611377A true JPH0611377A (ja) 1994-01-21

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ID=16304280

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19321892A Withdrawn JPH0611377A (ja) 1992-06-26 1992-06-26 残量検出装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0611377A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100738064B1 (ko) * 2001-02-27 2007-07-12 삼성전자주식회사 비선형적 복원력의 스프링을 가지는 mems 소자
US7481304B2 (en) 2005-01-18 2009-01-27 Akebono Brake Industry Co., Ltd. Pad assembly for disc brake

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100738064B1 (ko) * 2001-02-27 2007-07-12 삼성전자주식회사 비선형적 복원력의 스프링을 가지는 mems 소자
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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990831