JPH0940220A - シート状体の収納量検知機構 - Google Patents

シート状体の収納量検知機構

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JPH0940220A
JPH0940220A JP20841695A JP20841695A JPH0940220A JP H0940220 A JPH0940220 A JP H0940220A JP 20841695 A JP20841695 A JP 20841695A JP 20841695 A JP20841695 A JP 20841695A JP H0940220 A JPH0940220 A JP H0940220A
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JP
Japan
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sheet
shaft
holder
shaped body
photodetector
Prior art date
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Pending
Application number
JP20841695A
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English (en)
Inventor
Takeshi Fujiwara
剛 藤原
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Shinko Seisakusho KK
Original Assignee
Shinko Seisakusho KK
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Publication date
Application filed by Shinko Seisakusho KK filed Critical Shinko Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート状体の規定量の設定作業が容易にかつ
短時間で行うことができるシート状体の収納量検知機構
を提供する。 【解決手段】 ねじ15を回転させることにより、作動
片12のホルダ11に対する軸3の軸線回り方向の角度
位置を可変して固定する。シート状体Pの規定量に対応
して光検知器5の検知動作がなされるように調整するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器に積載収納さ
れるシート状体の収納量を検知するシート状体の収納量
検知機構に関する。
【0002】
【従来の技術】ソーターやメイルボックスのような記録
紙収納装置においては、容器が記録紙等のシート状体に
よって満杯となった時点でこれを検知して、満杯になっ
た容器に対するシート状体の収納動作を停止させること
により、シート状体のオーバーフローによるシート状体
の収納順序の乱れやジャムを防止したり、上記検知結果
に基づいて、容器が満杯となったことを警告表示したり
することが必要である。このため、シート状体の収納量
を検知する検知機構を各容器に対応して設け、検知機構
の出力状態に基づいて、シート状体の搬送制御及び容器
満杯の警告表示等を行うことが望ましい。
【0003】図5は、このようなシート状体の収納量検
知機構の一例を示す説明図である。容器1の入口からは
シート状体Pが矢印方向に送り込まれて収納される。シ
ート状体の収納量検知機構は、容器1の底部上面に接触
する方向に自重により常時付勢され、かつ、容器1に収
納されるシート状体Pによって上記方向と反対方向に回
動される検出レバー2と、その検出レバー2が固着され
た軸3の他端部に固着されて上記検出レバー2に連動し
て回動する作動部材4と、その作動部材4により動作さ
れて検出信号を出力する光検知器5とを有している。軸
3は、筐体側に設けられた図中破線で示す軸受部によっ
て回動自在に支持されている。
【0004】上記検知機構は、容器1に収納されるシー
ト状体Pの収納量に応じて検出レバー2及び作動部材4
が回動する。シート状体Pが規定量に到達したときは、
光検知器5の検知光が作動部材4によって遮断され、か
つ、シート状体Pが規定量以下のときは、光検知器4の
検知光が作動部材4によって遮断されないように構成さ
れている。したがって、シート状体Pが規定量以上収納
されたときのみ、光検知器5が検知状態となり、シート
状体Pが規定量未満のときは、光検知器5が非検知状態
となる。
【0005】上記シート状体Pの規定量は、検出レバー
2の作動部材4に対する軸3の軸線回り方向の角度位置
によって決定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来は、検
出レバー2と軸3との固定、及び作動部材4と軸3との
固定は、それぞれ軸3の両端部をDカットするととも
に、検出レバー2及び作動部材4に上記Dカットに応じ
た嵌合孔を形成して、軸3の両端部に検出レバー2及び
作動部材4を嵌挿している。検出レバー2の作動部材4
に対する軸3の軸線回りの方向の角度位置のばらつき
は、軸3及び検出レバー2及び作動部材4の加工精度に
よって左右されるが、この加工精度はあまり高くない。
したがって、シート状体Pの規定量を正確に設定するた
めに、検出レバー2の下面を削ったり、光検知器5の位
置を上下方向に移動させたりして調整を行わなくてはな
らず、シート状体の規定量の調整作業は、面倒で時間を
要するものとなっている。本発明は、このような事情に
基づいてなされたもので、その目的は、シート状体の規
定量の設定作業が容易に短時間で行うことができるシー
ト状体の収納量検知機構を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、回動自在に支
持された軸に検出レバー及び作動部材をそれぞれ固着
し、前記検出レバーは、その先端がシート状体を積載収
納する容器の底部上面に向かって回動する方向に常時付
勢されており、前記容器に積載収納される記録紙が規定
量に到達したときに前記作動部材を検知する光検知器を
設けたシート状体の収納量検知機構において、前記作動
部材は、前記軸に固定されたホルダと、前記軸に枢支さ
れた作動片と、前記作動片の前記ホルダに対する前記軸
の軸線回り方向の角度位置を可変して固定する調整手段
とを有し、前記光検知器によって前記作動片を検知する
ようにしたことを特徴としている。
【0008】また、本発明は、調整手段が、作動片をホ
ルダに近接する方向に常時付勢する付勢部材と、前記作
動片及び前記ホルダの一方に螺合され、かつ、他方に当
接するねじ部材とを備えることを特徴としている。
【0009】なお、本明細書において、シート状体と
は、記録紙やフィルム状の媒体などを含む。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は、本発明のシート状体の収納量検
知機構の実施の形態を説明する平面図であり、図2は、
図1の正面図であり、図3は、図2をX方向から見た要
部側面図であり、図4は、作動部材の分解斜視図であ
る。なお、図1〜図3において、従来例を示す図5と同
一または相当する部材には同一の符号を付し、その説明
を省略する。
【0011】図1〜図3に示すように、作動部材10
は、ホルダ11と、作動片12と、調整手段13とから
構成されている。図4に示すように、ホルダ11の右部
は下方に開口した断面コ字状に形成されており、側壁1
1a,11bにはそれぞれ孔11cが開設されている。
軸3の端部は、上記側壁11a,11bに設けられてい
る孔11cに挿通しており、軸3のDカットされた端部
が、そのDカットに対応して側壁11b側の孔11cに
形成されている被嵌合部に嵌合することにより、軸3が
ホルダ11に固定されている。また、軸3は、側壁11
a,11bの間で作動片12の孔12aに挿通されてい
る。すなわち、作動片12は、側壁11a,11bの間
で軸3を支軸にして回動自在に支持されている。
【0012】ホルダ11の側壁11aの左部の上側に
は、取付壁11dが水平方向に延出しており、ねじ部材
15を螺合するためのねじ孔11eと、付勢部材14の
一端を係合する係合孔11fとが設けられている。上記
付勢部材としては、例えば引張りコイルばねを使用する
ことができる。なお、図3において、付勢部材14は図
示を省略している。
【0013】一方、作動片12の右部には、光検知器5
の検知光を遮光するための遮光部12bが設けられてお
り、左部の上側には、ねじ部材15の先端部が当接され
る当接部12cが水平方向に延出しており、左部の下側
から水平方向に延出された突片には付勢部材14の他端
を係合するための係合孔12dが設けられている。
【0014】付勢部材14は、作動片12をホルダ11
に近接する方向に、すなわち作動片12の当接部12c
がねじ部材15の先端部に当接する方向に常時付勢して
いる。したがって、ねじ部材15を正逆方向に回転する
ことにより、ホルダ11と作動片12との間隔を変化さ
せて、軸3の軸線に対して、作動片12の遮光部12b
の検出レバー2に対する軸3の軸線回り方向の角度位置
を可変して固定することができる。すなわち、上記付勢
部材14及びねじ部材15によって調整手段13が構成
されている。
【0015】次に、作動部材10の調整作業に付いて説
明する。図2に二点鎖線で示すように、規定量のシート
状体Pを容器1に挿入すると、検出レバー2は、矢印方
向に回動し、これに連動して作動部材10も回動され
る。この状態で、作動部材12の遮光片12bが光検知
器5の検知光をちょうど遮るようにねじ部材15を回動
する。これにより、シート状体Pの規定量に対応して光
検知器5の検知動作がなされるように、作動片12の遮
光部12bの検出レバー2に対する軸3の軸線回りの方
向の角度位置が調整される。
【0016】次に、図2を参照して検知動作について説
明する。図2に示すように、シート状体Pは、矢印方向
に回転する搬送ローラR1,R2によって搬送されて、
矢印方向に送り込まれて容器1に収納される。このと
き、シート状体Pは、検出レバー2の先端下面と容器1
底面との間に進入する。シート状体Pの収納量が増加す
ると、検出レバー2が矢印方向に回動されるため、これ
に連動して作動部材10も回動される。そして、シート
状体Pが規定量に到達すると、作動片12の遮光部12
bが光検知器5の検知光を遮光して、光検知器5の検知
動作がなされる。
【0017】以上説明したように、本発明のシート状体
の収納量検知機構によれば、シート状体Pの規定量に対
応して光検知器5の検知動作がなされるように、調整手
段10を調整することにより、作動片12のホルダ11
に対する軸3の軸線回り方向の角度位置を可変して固定
することができる。したがって、従来機構と違って、シ
ート状体Pの規定量を正確に設定するために、検出レバ
ー2の下面を削ったり、光検知器5の位置を上下方向に
移動させたりする必要がなく、シート状体の規定量の調
整作業を容易にかつ短時間で行うことができる。
【0018】なお、付勢部材14は、作動片12をホル
ダ11に近接する方向に常時付勢できるものであれば、
引張りコイルばね以外の形式のばねを用いてもよい。ま
た、光検知器5は、透過型に代えて反射型を用いてもよ
い。ねじ部材3は、作動片12側に螺合して、その先端
部をホルダ11に当接するように構成してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のシート状
体の収納量検知機構によれば、シート状体の規定量に対
応して光検知器の検知動作がなされるように、調整手段
を調整することにより、作動片のホルダに対する軸の軸
線回り方向の角度位置を可変して固定することができ
る。したがって、従来機構と違って、シート状体の規定
量を正確に設定するために、検出レバーの下面を削った
り、光検知器の位置を上下方向に移動させたりする必要
がなく、シート状体の規定量の調整作業を容易にかつ短
時間で行うことができる。
【0020】また、調整手段が、作動片をホルダに近接
する方向に常時付勢する付勢部材と、作動片及びホルダ
の一方に螺合され、かつ、他方に当接するねじ部材とを
備えている場合には、調整手段を簡素に構成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート状体の収納量検知機構の実施の
形態を説明する平面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図2をX方向から見た要部側面図である。
【図4】作動部材の分解斜視図である。
【図5】従来機構の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 容器 2 検出レバー 3 軸 5 光検知器 10 作動部材 11 ホルダ 12 作動片 13 調整手段 14 付勢部材 15 ねじ部材 P シート状体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回動自在に支持された軸に検出レバー及び
    作動部材をそれぞれ固着し、前記検出レバーは、その先
    端がシート状体を積載収納する容器の底部上面に向かっ
    て回動する方向に常時付勢されており、前記容器に積載
    収納される記録紙が規定量に到達したときに前記作動部
    材を検知する光検知器を設けたシート状体の収納量検知
    機構において、 前記作動部材は、前記軸に固定されたホルダと、前記軸
    に枢支された作動片と、前記作動片の前記ホルダに対す
    る前記軸の軸線回り方向の角度位置を可変して固定する
    調整手段とを有し、前記光検知器によって前記作動片を
    検知するようにしたこと、 を特徴とするシート状体の収納量検知機構。
  2. 【請求項2】調整手段は、作動片をホルダに近接する方
    向に常時付勢する付勢部材と、前記作動片及び前記ホル
    ダの一方に螺合され、かつ、他方に当接するねじ部材と
    を備えることを特徴とする請求項1記載のシート状体の
    収納量検知機構。
JP20841695A 1995-07-24 1995-07-24 シート状体の収納量検知機構 Pending JPH0940220A (ja)

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JP20841695A JPH0940220A (ja) 1995-07-24 1995-07-24 シート状体の収納量検知機構

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009161281A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Nisca Corp シート給紙装置
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