JPH061136Y2 - 車椅子 - Google Patents

車椅子

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JPH061136Y2
JPH061136Y2 JP4763088U JP4763088U JPH061136Y2 JP H061136 Y2 JPH061136 Y2 JP H061136Y2 JP 4763088 U JP4763088 U JP 4763088U JP 4763088 U JP4763088 U JP 4763088U JP H061136 Y2 JPH061136 Y2 JP H061136Y2
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JP
Japan
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footrest
holder
pipe member
pipe
frame
Prior art date
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JP4763088U
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征伸 竹山
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Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車椅子に関する。
〔従来の技術〕
車椅子は、身体障害者,老人等の足の良くない人(歩行
困難な人)が用いる乗り物である。この車椅子には足の
せ台(以下「フットレスト」という)が左右一組装備さ
れている。
しかるに、障害の程度,種類等は各人によって異なり、
このため右足用のフットレストだけを必要とする人,左
足用のフットレストだけを必要とする人,両足用ともフ
ットレストを必要とする人等が存在する。
かかる理由により、車椅子のフットレストは着脱可能な
構造となっている。
従来、このフットレストの車椅子本体に対する取付け
は、第5図(1)又は(2)に示すようにパイプ部材からなる
フットレストホルダ51又は52を上方からシャーシー
フレーム(以下「フレーム」という)61に差し込むこ
とにより行われている。第5図(1)の場合には、フット
レストホルダ51の中間部には切欠き51cが形成され
たブラケット部51bが一体的に形成されており、フッ
トレストホルダ51のパイプ軸部51aを、フレーム6
1に形成されたパイプホルダ61aに挿入した際に切欠
き51cがフレーム61に装備されたピン62の両端に
嵌合する。
また、第5図(2)の場合には、フットレストホルダ52
の中間部にパイプ状のストッパ部52bが一体的に形成
され、ホルダ52のパイプ軸部52aを、フレーム61
に形成されたパイプホルダ61aに挿入した際に、スト
ッパ部52bが、フレーム61に一体的に形成された凹
状係止部63に係合する。
上記いずれの場合にも、フットレストホルダの下端に
は、図示しないサポートフットレストを介してフットプ
レートが装着されこれによりフットレストが構成され
る。通常、フットプレートは水平面に対して幾分傾斜し
た状態で装備されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来例においては、前進走行中に石
等の障害物がフットプレート底面に当たると、フットプ
レートの面に略直交する力が加わり、この力の垂直成分
(上向きの力)の作用によりフットレストが外れるとい
う不都合がしばしば生じていた。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、かかる従来例の有する不都合を改善
し、とくに、走行中フットレストの脱落を有効に防止す
ることが出来、しかもフットレストの着脱が容易な車椅
子を提供することにある。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図ないし第4図に基づい
て説明する。
第1図は、第4図に示す全体的には通常と略同様に構成
された車椅子100のフットレスト部分(第4図円c内
部分)を示す。
この第1図において、フットレスト1は、シャーシーフ
レーム(以下「フレーム」という)61の前部に着脱可
能に装備されている。
このフットレスト1は、フットレストホルダ2とこのフ
ットレストホルダ2の第1図の下端部にフットレストサ
ポート12を介して取り付けられたフットプレート10
と、により構成される。
この内、フットレストホルダ2は、下端がフレーム61
に上下方向に形成されたパイプホルダ61aに上方から
挿入された第1のパイプ部材としてのパイプ軸5と、こ
のパイプ軸5の上端に固定されたブラケット4により上
端を軸支された第2のパイプ部材3と、この第2のパイ
プ部材3からパイプ軸5の方向へ突設されたストッパ部
材としてのブラケット7とにより構成されている。
これを更に詳述すると、ブラケット7は、第3図に示す
ように断面U字状の部材から成り、その一端部(第1図
における右側)には後述するピン8を中心とした円弧に
沿って形成された長穴部分を一部に有し(第2図参照)
下端が開放された切欠き7aが設けられている。
フットレストサポート12の一端(第1図の上端)は第
2のパイプ部材3の下端に内挿されており、その外周部
に装備されたクランプ13により締付けられ固定されて
いる。このクランプ13は、第2のパイプ部材の下端の
細径部の外周に外嵌され一部溶接された略U字状の金属
バンド14と、その両端部相互に挿通され図示しないナ
ットと螺合して当該部分の締め付けを行うボルト15と
により構成されている。
フットレストサポート12の下端にはフットプレート1
0が軸12aを中心に回動可能に装備されている。
前記第2のパイプ部材3の上端はやや曲折されておりそ
の端部にはピン8挿通用の貫孔3a(第2図参照)が設
けられており、その外側には前述したパイプ軸5の上端
に固定された断面コ字状部材からなるブラケット4が下
方から外嵌されている。このブラケット4の両端の中心
部に前述した第2のパイプ部材3に設けられた貫孔3a
に対応してピン8挿通用の穴(図示せず)がそれぞれ設
けられている。
そして、ピン8がこれらの貫孔3a及び穴を挿通した状
態でブラケット4に装備されている。
このため、第2のパイプ部材3はブラケット4に対しピ
ン8を中心に起伏回動可能な構造となっている。
ブラケット4の上面にはゴムクッション6が第2図に示
すように第2のパイプ部材3の下面に圧接する状態で固
定されいる。本実施例においては、このゴムクッション
6が第2のパイプ部材3を第1のパイプ部材の方向へ付
勢する弾性手段の役目を果たしている。この場合、ゴム
クッション6は、第2のパイプ部材3とパイプ軸5との
なす各αを略一定の値に保持する役目をも果たしてい
る。
一方、フレーム61には前述した第5図(1)の従来例と
同様に前端部(第1図の左端部)に形成された突設部6
1bにピン62が貫通状態にて装備されている(第3図
参照)。このピン62の両端部の前述したブラケット7
に形成された切欠き7aが上方から嵌合することにより
フットレストはフレーム61に固定されるようになって
いる。
本実施例においてはブラケット7に形成された切欠き7
aと、フレーム61の突設部61bに装備されたピン6
2とによって、第2のパイプ部材3の回動支点としての
ピン8を中心とする回動のみ許容するホルダ係止手段2
0が構成されている。
次に上記実施例による作用について説明する。
フットレスト1をフレーム61に取付けるには、フット
レスト1を上方から下ろして、フレーム61に形成され
たパイプホルダ61aにパイプ軸5を挿入し、更にフッ
トレスト1を下ろしてブラケット7の切欠き7aをフレ
ーム61に装備されたピン62両端部に嵌合せしめる。
この場合、前述したようにフットレストホルダ2に大き
な力が作用しない場合は角αが略一定の値に維持される
ようになっていることから、極く容易にフットレスト1
をフレーム61に装着する(取付ける)ことができる。
次に上記したように取付けられたフットレスト1をフレ
ーム61から離脱せしめるには、第2図に矢印Lで示す
ようにフットレストホルダ2の上方部を手で上方に持ち
上げてフットレストホルダ2をピン8を中心に第2図の
時計回りに少し回動せしめ切欠き3aの下方開放部をフ
レーム61のピン62に一致させ、更に上方に引き上げ
ることにより、切欠き7aとピン62との嵌合が解除さ
れるとともに、パイプ軸5がフレーム61のパイプホル
ダ61aから離脱せしめられる。このようにしてフット
レスト1はフレーム61から取外される。
以上説明したように、本実施例によると、フットレスト
1のフレーム61に対する取付け、取外しをワンタッチ
でしかも片手で容易に行うことが出来るという利点があ
る。また、走行中(前進時)にフットプレート10底面
が石11等の障害物に当たり、第2図に示すフットプレ
ートに略直交する方向の力Fが作用し、この力Fの垂直
成分fが作用した場合に切欠き7aの一部を成す長穴を
形成する部分がピン62に引っ掛かってフットレスト1
が外れるのを有効に阻止し得るという利点がある。
尚、上記実施例においては、弾性手段としてゴムクッシ
ョンを使用する場合を例示したが、本考案はこれに限定
されるものではなく、例えば、第1図に示す第1のパイ
プ部材としてのパイプ軸5と第2のパイプ軸3との間に
弾性手段として径の細い引っ張りコイルばねを介装し第
2のパイプ部材3をパイプ軸5方向に付勢するようにし
ても良い。
〔考案の効果〕
本考案は、以上のように構成され機能するので、これに
よると、ホルダ係止手段の作用により、フットレストホ
ルダを構成する第2のパイプ部材はフレームに取り付け
られた状態において、上下方向の動きを制限され、しか
も弾性手段によって第1のパイプ部材の方向へ付勢され
ているため、回動支点を中心とする回動をも制限され
る。このため進行中にフットプレートが石等の障害物に
衝突して上向きの力を受けた場合に、フットレストがフ
レームから外れるのを有効に阻止し得る。
一方、ホルダ係止手段は第2のパイプ部材の回動支点を
中心とする回動を許容していることから、オペレータは
弾性手段の付勢力に抗して手で第2のパイプ部材を回動
せしめることは可能であり、例えば上記実施例のように
この場合にホルダ係止手段によるフットレストの係止状
態が容易に解除されるように設定し得る。
従って、走行中(前進時)のフットレストの離脱事故を
有効に阻止することが出来、しかもフットレストの着脱
をワンタッチでなし得るという従来にない実用的に車椅
子を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の主要部を示す斜視図、第
2図は第1図の矢印A方向から見た状態を示す説明図、
第3図は第2図の矢印III−III線に沿って見た部分断面
図、第4図は第1図の全体図、第5図(1),(2)は従来例
を示す説明図である。 2…フットレストホルダ、3…第2のパイプ部材、5…
第1のパイプ部材としてのパイプ軸、6…弾性手段とし
てのゴムクッション、7…ストッパ部材としてのブラケ
ット、10…フットプレート、20…ホルダ係止手段、
61…シャーシーフレーム、61a…パイプホルダ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャーシーフレームと、このシャーシーフ
    レームの進行方向側に上方から着脱可能に装備されたフ
    ットレストホルダと、このフットレストホルダに取付け
    られたフットプレートとを備えてなる車椅子において、 前記フットレストホルダを、下端が前記シャーシーフレ
    ームのパイプホルダに係合された第1のパイプ部材と,
    この第1のパイプ部材の上端に上端が起伏回動可能に支
    持されるとともに下端に前記フットプレートを装備した
    第2のパイプ部材と,これら第1,第2のパイプ部材間
    に介装されるとともに前記第2のパイプ部材を第1のパ
    イプ部材の方向へ付勢する弾性手段と,前記第2のパイ
    プ部材に第1のパイプ部材に向かって突設されたストッ
    パ部材とにより構成し、 前記ストッパ部材とシャーシーフレームとの間に、前記
    フットレストホルダをシャーシーフレームに係止すると
    ともに前記第2のパイプ部材の前記起伏回動のみ許容す
    るホルダ係止手段を設けたことを特徴とする車椅子。
JP4763088U 1988-04-08 1988-04-08 車椅子 Expired - Lifetime JPH061136Y2 (ja)

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JP4763088U JPH061136Y2 (ja) 1988-04-08 1988-04-08 車椅子

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JP4763088U JPH061136Y2 (ja) 1988-04-08 1988-04-08 車椅子

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JPH01150923U JPH01150923U (ja) 1989-10-18
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