JPH06113500A - インシュレータ - Google Patents
インシュレータInfo
- Publication number
- JPH06113500A JPH06113500A JP28529792A JP28529792A JPH06113500A JP H06113500 A JPH06113500 A JP H06113500A JP 28529792 A JP28529792 A JP 28529792A JP 28529792 A JP28529792 A JP 28529792A JP H06113500 A JPH06113500 A JP H06113500A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulator
- slot
- present
- laminated core
- rotor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】振動によって外れず且つ組立作業性の良いイン
シュレータを提供する。 【構成】電動機における駆動コイルと回転子を離間する
ために、積層コアのスロットに挿入されるインシュレー
タが、一端がくし歯状であり、他端が帯状である中空な
略円筒形状体から構成されている。
シュレータを提供する。 【構成】電動機における駆動コイルと回転子を離間する
ために、積層コアのスロットに挿入されるインシュレー
タが、一端がくし歯状であり、他端が帯状である中空な
略円筒形状体から構成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電動機に係り、特に、
駆動コイルの巻線の弛みにより駆動コイルと回転子が接
触することを防止するためのインシュレータ又はスペー
サに関するものである。
駆動コイルの巻線の弛みにより駆動コイルと回転子が接
触することを防止するためのインシュレータ又はスペー
サに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】電動機における駆動コイルと回転子の接
触防止策として、図８に示すような板状の細長い形状の
インシュレータが使用されている。
触防止策として、図８に示すような板状の細長い形状の
インシュレータが使用されている。
【０００３】図５に示すように、インシュレータ３ａ
は、積層コア１に巻回される駆動コイル２が弛み、積層
コア１の内側へ飛び出す事を防止するために、積層コア
１の溝（スロット）４に各々挿入されている。
は、積層コア１に巻回される駆動コイル２が弛み、積層
コア１の内側へ飛び出す事を防止するために、積層コア
１の溝（スロット）４に各々挿入されている。
【０００４】従来、インシュレータ３ａは、各々別体で
構成されているため、外部から印加された振動によりイ
ンシュレータ３ａ自身がスロット４から外れて積層コア
１の内側へ飛び出し回転子５と接触するおそれがあっ
た。
構成されているため、外部から印加された振動によりイ
ンシュレータ３ａ自身がスロット４から外れて積層コア
１の内側へ飛び出し回転子５と接触するおそれがあっ
た。
【０００５】また、インシュレータ３ａはスロット４の
個数分用意され、インシュレータ３ａをそれぞれのスロ
ット４ごとに挿入しなければならないために、組立作業
の効率が悪かった。
個数分用意され、インシュレータ３ａをそれぞれのスロ
ット４ごとに挿入しなければならないために、組立作業
の効率が悪かった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は前記問題点を解決し、電動機に外部から加えられた振
動によって容易に外れることなく、且つ組立作業性の良
いインシュレータを提供することにある。
は前記問題点を解決し、電動機に外部から加えられた振
動によって容易に外れることなく、且つ組立作業性の良
いインシュレータを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、電動機における駆動コイルと回転子を離間す
るために、積層コアのスロットに挿入されているインシ
ュレータにおいて、一端がくし歯状であり、他端が帯状
である中空な略円筒形状体から成るインシュレータを提
供する。
本発明は、電動機における駆動コイルと回転子を離間す
るために、積層コアのスロットに挿入されているインシ
ュレータにおいて、一端がくし歯状であり、他端が帯状
である中空な略円筒形状体から成るインシュレータを提
供する。
【０００８】更に、該インシュレータのくし歯のそれぞ
れの長さが均一でないインシュレータを提供する。
れの長さが均一でないインシュレータを提供する。
【０００９】
【作用】本発明のインシュレータにおいては、それぞれ
別部材であった複数個のインシュレータを結合して略円
筒状に一体化したため、インシュレータがそれぞれスロ
ットから外れて積層コアの内側に飛び出すという事が無
くなる。
別部材であった複数個のインシュレータを結合して略円
筒状に一体化したため、インシュレータがそれぞれスロ
ットから外れて積層コアの内側に飛び出すという事が無
くなる。
【００１０】また、組立上においても、該インシュレー
タが一体化されているためスロットにインシュレータを
挿入するための作業工程が一工程で済み組立作業の効率
が向上する。
タが一体化されているためスロットにインシュレータを
挿入するための作業工程が一工程で済み組立作業の効率
が向上する。
【００１１】さらに、本発明のインシュレータにおいて
は、それぞれの長さの異なったくし歯を有する事によ
り、コイル密度の高いスロットの中へも容易に挿入可能
となる。
は、それぞれの長さの異なったくし歯を有する事によ
り、コイル密度の高いスロットの中へも容易に挿入可能
となる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【００１３】図１には、本発明のインシュレータ３の斜
視図が示されている。
視図が示されている。
【００１４】図示の如く、インシュレータは中空な略円
筒の形状から成り、一端はくし歯状に、他端は帯状に形
成されている。
筒の形状から成り、一端はくし歯状に、他端は帯状に形
成されている。
【００１５】図２には、略円形の形状の本発明のインシ
ュレータ３の正面図が示されている。
ュレータ３の正面図が示されている。
【００１６】図３には、本発明のインシュレータにおい
て、くし歯の長さが同一とされたインシュレータの縦断
面図が示されている。
て、くし歯の長さが同一とされたインシュレータの縦断
面図が示されている。
【００１７】図４は、積層コア１に駆動コイル２が巻回
された電動機において、本発明のインシュレータ３が図
示下側から挿入された状態を示す縦断面図である。
された電動機において、本発明のインシュレータ３が図
示下側から挿入された状態を示す縦断面図である。
【００１８】前記したとおり、本発明のインシュレータ
３は、複数個のインシュレータが一体化されて、一端に
おいて結合された円筒形状から成り、該インシュレータ
３の各くし歯は、図５に示される積層コア１の各スロッ
ト４にそれぞれ挿入される。
３は、複数個のインシュレータが一体化されて、一端に
おいて結合された円筒形状から成り、該インシュレータ
３の各くし歯は、図５に示される積層コア１の各スロッ
ト４にそれぞれ挿入される。
【００１９】図６には積層コア１の下部の拡大図で示さ
れている。
れている。
【００２０】同図に示すように、積層コア１のスロット
４に挿入されたインシュレータ３は、挿入された側から
しかスロット４から抜けない構成とされている。
４に挿入されたインシュレータ３は、挿入された側から
しかスロット４から抜けない構成とされている。
【００２１】従って、電動機に外部から加えられた振動
などによって、インシュレータ３がスロット４から外れ
て積層コア１の内側へ飛び出すということは回避され、
駆動コイル２と回転子５の完全な分離が達成される。
などによって、インシュレータ３がスロット４から外れ
て積層コア１の内側へ飛び出すということは回避され、
駆動コイル２と回転子５の完全な分離が達成される。
【００２２】そして、該インシュレータは一体化されて
いるため、各スロット４にインシュレータ３を挿入する
作業が一度に行えるため、組立作業の効率が向上する。
いるため、各スロット４にインシュレータ３を挿入する
作業が一度に行えるため、組立作業の効率が向上する。
【００２３】図７には本発明のインシュレータの別の実
施例が示されている。
施例が示されている。
【００２４】同図に示すように、長さが少しづつ変化し
たくし歯が設けられているため、スロット４内のコイル
密度が高いためにインシュレータ３の挿入が容易でない
場合においても、挿入作業性を向上することができる。
たくし歯が設けられているため、スロット４内のコイル
密度が高いためにインシュレータ３の挿入が容易でない
場合においても、挿入作業性を向上することができる。
【００２５】なお、本発明の実施例として、アウターコ
アタイプの電動機を図示して説明を行ったが、本発明の
インシュレータは、駆動コイルと回転子の離間を目的と
するものであるため、インナーコアタイプの電動機にお
いても利用可能である。
アタイプの電動機を図示して説明を行ったが、本発明の
インシュレータは、駆動コイルと回転子の離間を目的と
するものであるため、インナーコアタイプの電動機にお
いても利用可能である。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインシュ
レータにおいては、複数枚のインシュレータを端部にて
結合し一体化したため、電動機に外部から加えられた振
動によって、インシュレータがコア内側に飛び出すとい
うことが防止され、信頼性が向上し、一工程でインシュ
レータをスロットに挿入する事が可能となり組立作業の
効率が向上するという利点を有する。
レータにおいては、複数枚のインシュレータを端部にて
結合し一体化したため、電動機に外部から加えられた振
動によって、インシュレータがコア内側に飛び出すとい
うことが防止され、信頼性が向上し、一工程でインシュ
レータをスロットに挿入する事が可能となり組立作業の
効率が向上するという利点を有する。
【００２７】さらに、本発明のインシュレータにおいて
は、長さの異ったくし歯が設けられているために、コイ
ル密度の高いスロットの中へも容易に挿入可能となり挿
入作業性の向上が達成されることになる。
は、長さの異ったくし歯が設けられているために、コイ
ル密度の高いスロットの中へも容易に挿入可能となり挿
入作業性の向上が達成されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図２】図１の正面図。
【図３】図１の側面からみた断面図。
【図４】積層コア、駆動コイル、及びインシュレータの
組立体の縦断面図。
組立体の縦断面図。
【図５】積層コア、駆動コイル、インシュレータ、及び
回転子を含む組立体の縦断面図。
回転子を含む組立体の縦断面図。
【図６】図４の底部の部分拡大図。
【図７】本発明の別の実施例を示す図。
【図８】従来例を示す図。
１ 積層コア ２ 駆動コイル ３ インシュレータ ４ 溝（スロット） ５ 回転子（ロータ）
フロントページの続き (72)発明者 藤村 修仁 愛知県刈谷市朝日町２丁目１番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 横矢 雄二 愛知県豊田市トヨタ町１番地 トヨタ自動 車株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】電動機における駆動コイルと回転子の離間
のために、積層コアのコアスロットに挿入されるインシ
ュレータにおいて、 一端がくし歯状であり、他端が帯状である中空な略円筒
形状体から成ることを特徴とするインシュレータ。 - 【請求項２】前記インシュレータのくし歯のそれぞれの
長さが、均一でないことを特徴とする請求項１記載のイ
ンシュレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28529792A JPH06113500A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | インシュレータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28529792A JPH06113500A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | インシュレータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06113500A true JPH06113500A (ja) | 1994-04-22 |
Family
ID=17689704
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28529792A Pending JPH06113500A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | インシュレータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06113500A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100335387B1 (ko) * | 2000-06-28 | 2002-05-06 | 구자홍 | 회전자와 브라켓트 사이의 일정 공극 유지를 위한 모터의체결구조 |
| KR100487341B1 (ko) * | 2002-11-20 | 2005-05-03 | 엘지전자 주식회사 | 전자동 세탁기의 비엘디시 모터 소음 방지구조 |
| US20130342041A1 (en) * | 2012-06-15 | 2013-12-26 | Black & Decker Inc. | Stator assembly for a brushless motor in a power tool |
| WO2015017279A1 (en) * | 2013-07-29 | 2015-02-05 | Remy Technologies Llc | Insulation component for an electric machine and method of assembly |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP28529792A patent/JPH06113500A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100335387B1 (ko) * | 2000-06-28 | 2002-05-06 | 구자홍 | 회전자와 브라켓트 사이의 일정 공극 유지를 위한 모터의체결구조 |
| KR100487341B1 (ko) * | 2002-11-20 | 2005-05-03 | 엘지전자 주식회사 | 전자동 세탁기의 비엘디시 모터 소음 방지구조 |
| US20130342041A1 (en) * | 2012-06-15 | 2013-12-26 | Black & Decker Inc. | Stator assembly for a brushless motor in a power tool |
| WO2015017279A1 (en) * | 2013-07-29 | 2015-02-05 | Remy Technologies Llc | Insulation component for an electric machine and method of assembly |
| US9431863B2 (en) | 2013-07-29 | 2016-08-30 | Remy Technologies, Llc | Insulation component for an electric machine and method of assembly |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020212 |