JPH06113457A - ノイズ低減回路 - Google Patents

ノイズ低減回路

Info

Publication number
JPH06113457A
JPH06113457A JP4285055A JP28505592A JPH06113457A JP H06113457 A JPH06113457 A JP H06113457A JP 4285055 A JP4285055 A JP 4285055A JP 28505592 A JP28505592 A JP 28505592A JP H06113457 A JPH06113457 A JP H06113457A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
power supply
noise
reference numeral
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4285055A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Ichikawa
晃 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP4285055A priority Critical patent/JPH06113457A/ja
Publication of JPH06113457A publication Critical patent/JPH06113457A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
  • Power Conversion In General (AREA)
  • Filters And Equalizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子機器におけるノイズを低減する回路に関
し、高速でスイッチングを行う電源回路等におけるスイ
ッチングノイズを低減することを目的とする。 【構成】 スイッチング回路1とコンデンサ3との並列
回路に電源を供給する回路において、電源とスイッチン
グ回路1とを結ぶ線路4に、直列に、整流用半導体素子
2、または半導体からなる定電流回路6を挿入したのも
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器におけるノイ
ズを低減する回路に関し、特に高速(HS)CMOS
IC電源部におけるスイッチングノイズを低減するため
のノイズ低減回路に関するが、これに限るものでなく、
電子機器においてスイッチングノイズを発生する回路一
般におけるノイズ低減に適用可能なものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器においては、特に電源部等にお
いて電流のスイッチングを行うことが多いが、このよう
な場合、スイッチングノイズを発生して、電子機器の他
の部分に妨害を及ぼすことが多く、そのためノイズ低減
回路が必要となる。
【0003】このようなノイズ低減回路においては、ノ
イズ低減作用を行う回路素子として、整流素子や定電流
素子を用いることによって、大きなノイズ低減効果を得
るとともに、回路の小型化,低価格化を実現できること
が求められている。
【0004】図25は、HS CMOS ICを用いた
電源部における高速スイッチングノイズの発生を説明す
るものであって、(a)は回路接続を示し、(b)はノ
イズの発生原因を示している。符号11はHS CMO
S ICを示し、符号12,13は出力段のMOS F
ET、符号14は線路、符号15は線路14のインダク
タンス成分である。
【0005】HS CMOS IC11の出力側は、図
25(b)に示すように、MOS−FET12,13を
直列に接続した構成を有し、制御入力に応じて、出力段
のMOS−FET12,13が同時にオンしたとき、電
源+5Vから線路14を経て突入電流が流れる。そして
出力段のMOS−FET12,13がオフしたとき、大
電流のオフに伴って、線路14に分布しているインダク
タンス成分15に大きな逆起電力が発生する。
【0006】このような逆起電力によってノイズ(スイ
ッチングノイズ)が発生し、電源ライン等を経て電子機
器の他の部分に妨害を与えるので、ノイズ低減回路を組
み合わせて使用する方法が一般に用いられている。
【0007】図26は、従来のノイズ低減回路を示した
ものであって、(a)は回路構成を示し、(b)はトロ
イダルコイルの浮遊容量を説明したものである。図中、
符号16はトロイダルコイル、符号17,18はコンデ
ンサ(0.1μF)、符号19はフェライトコア,アモ
ルファスコア等からなる磁心、符号20は巻線、符号2
1は浮遊容量、符号22は電源端子、符号23は波形観
察点である。
【0008】図26において、HS CMOS IC1
1がオフになったとき、線路14の有するインダクタン
ス成分のため、逆起電力が発生する。トロイダルコイル
16と、コンデンサ17,18とは、ローパスフィルタ
を形成し、ノイズを構成する高周波成分に対して阻止作
用を行う。これによって、電源端子22の側に対するノ
イズの伝播が阻止され、従って、例えば波形観察点23
において観察されるノイズ電圧が低減される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図26に示された従来
のノイズ低減回路では、ノイズ低減用の素子として、ト
ロイダルコイル16を使用している。トロイダルコイル
に使用されているフェライトコアやアモルファスコア等
の磁心19は、大電流によって磁気飽和が生じるため、
大電流のオン,オフによって発生するノイズを十分低減
できないという問題がある。また電源部におけるスイッ
チング周波数が高い場合には、磁心材料が応答できなく
なるという問題がある。さらに、トロイダルコイルの巻
線20には、線間に浮遊容量21があるため、高周波の
スイッチングノイズが、浮遊容量を経て伝播して、出力
側に洩れるという問題があった。
【0010】これに対して、従来、磁心の磁気飽和を防
止するために、磁心を大型化する方法や、巻線の浮遊容
量を減少させるために、巻線の線間間隔を広くする等の
方法が用いられているが、これに伴って、トロイダルコ
イルが大型化し、重量増加,価格上昇等の問題が発生す
ることを避けられなかった。
【0011】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであって、ノイズ低減回路におい
て、ノイズ低減素子に整流素子や定電流回路を使用する
ことによって、トロイダルコイルを使用した場合の問題
点を解消するとともに、回路を小型化,軽量化し、価格
を低下させることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】.本発明では、スイッ
チング回路(1)とコンデンサ(3)とが並列に接続さ
れた回路に電源を供給する回路において、スイッチング
回路(1)から電源側に伝播するスイッチングノイズを
低減するために、電源とスイッチング回路(1)とを結
ぶ線路(4)に、整流用半導体素子(2)を直列に挿入
したものである。
【0013】.また本発明では、スイッチング回路
(1)とコンデンサ(3)とが並列に接続された回路に
電源を供給する回路において、スイッチング回路(1)
から電源側に伝播するスイッチングノイズを低減するた
めに、電源とスイッチング回路(1)とを結ぶ線路
(4)に、半導体素子からなる定電流回路(6)を直列
に挿入したものである。
【0014】
【作用】.図1は本発明の原理的構成(1)を示した
ものであって、符号1はスイッチング回路、符号2は整
流用半導体素子、符号3はコンデンサ(0.1μF)、
符号4は線路、符号5は電源端子である。なお整流素子
としては、ダイオードまたは、疑似ダイオード接続を行
った接合形FET,バイポーラトランジスタ等を用いる
ことができる。
【0015】整流素子2は、+電源に接続された電源端
子5からコンデンサ3に対して順方向に接続されてい
る。スイッチング回路1がオフになったとき、整流用半
導体素子2を経充電電流が流れて、コンデンサ3に電荷
が蓄積され、スイッチング回路1がオンになったとき、
これに突入電流が流れて、コンデンサ3に充電された電
荷を放電する動作を繰り返すことによって、電源回路の
動作が行われる。
【0016】この際、スイッチング回路1がオフになる
ことによって、線路4に逆起電力が発生し、ノイズが線
路4を経て伝播しようとするが、整流用半導体素子2
が、ノイズに対して逆方向に挿入されているので、電源
端子5側に対するノイズの流出が阻止され、従って他の
部分におけるノイズを低減することができる。
【0017】.図2は本発明の他の原理的構成(2)
を示したものであって、図1におけると同じものを同じ
番号で示し、符号6は定電流回路である。なお定電流回
路としては、定電流ダイオードまたは、トランジスタや
オペアンプを使用した定電流回路等を使用することがで
きる。
【0018】定電流回路6は、+電源に接続された電源
端子5とコンデンサ3の間に接続されている。スイッチ
ング回路1がオフになったとき、定電流回路6を経て充
電電流が流れて、コンデンサ3に電荷が蓄積され、スイ
ッチング回路1がオンになったとき、これに対して突入
電流が流れて、コンデンサ3に充電された電荷を放電す
る動作を繰り返すことによって、電源回路の動作が行わ
れる。
【0019】この際、スイッチング回路1がオフになる
ことによって、線路4に逆起電力が発生し、ノイズが線
路4を経て伝播しようとするが、線路4には定電流回路
6が挿入されているので、電源端子5側に対する大振幅
のノイズの流出が阻止され、従って他の部分におけるノ
イズを低減することができる。このような作用をより効
果的にするために、定電流回路6の定電流値を、コンデ
ンサ3の充電電流に、なるべく近い値に設定することが
必要である。
【0020】
【実施例】図3に、本発明の実施例(1)を示す。この
図3に示す実施例は、図1の原理的構成(1)に基づく
ものである。図26におけると同じものを同じ番号で示
し、符号24は接合形FET(2SK161)であっ
て、そのドレインDとソースSとを接続して疑似ダイオ
ードを形成したものであり、ドレインDからゲートGに
対しては順方向であるが、ゲートGからドレインDに対
しては逆方向となる。
【0021】図3において、HS CMOS IC11
がオフになったとき、線路14の有するインダクタンス
成分のため、逆起電力が発生する。この逆起電力は疑似
ダイオード接続された接合形FET24によって、電源
端子22側に対しては阻止されて、コンデンサ17を充
電する。図3の回路によれば、電源端子22側にノイズ
が送出されることが防止され、従って、例えば波形観察
点23において観察される、逆起電力に基づくノイズが
低減される。
【0022】図4〜図8は、本発明の原理的構成(1)
によるノイズ低減効果を説明する図であって、電源回路
にHS CMOS ICを使用し、10MHzで出力をオ
ン,オフした場合を示している。
【0023】図4は比較のために、ノイズ除去回路とし
て0.1μFの積層セラミックコンデンサのみを使用し
た場合のノイズ波形を例示し、波形観察点23における
ノイズ電圧は、96.87mV(p-p) である。また図5
は、0.1μFのコンデンサと、トロイダルコイルとか
らなる逆L形回路を使用した場合を例示し、ノイズ電圧
は、78.12mV(p-p) である。
【0024】図6は、原理的構成(1)のノイズ低減回
路において、整流素子としてダイオードを使用した場合
のノイズ波形を例示したものであって、整流素子として
1S955(NEC製)を使用した場合を例示し、波形
観察点23におけるノイズ電圧は、21.87mV(p-p)
である。なお、ダイオードとして1S1588(東芝
製)および5082−2800(HP製)を使用して
も、もほぼ同様の結果が得られる。
【0025】図7は、原理的構成(1)のノイズ低減回
路において、整流素子として疑似ダイオード接続された
接合形FETを使用した場合のノイズ波形を例示したも
のであって、接合形FETとして2SK161(東芝
製)を使用した場合の、波形観察点23におけるノイズ
電圧は、31.25mV(p-p) である。
【0026】これらの結果から、原理的構成(1)によ
った場合に、従来の場合と比較して、高いノイズ低減効
果が得られることが明らかである。
【0027】図8〜図14は、本発明の原理的構成
(1)の変形例(1)〜(7)を示したものであって、
図8はダイオードを使用した場合、図9〜図11は疑似
ダイオード接続された接合形FETを使用した場合、図
12〜図14は疑似ダイオード接続されたバイポーラト
ランジスタを使用した場合をそれぞれ示し、いずれも図
6,図7に示された場合と同様の、高いノイズ低減効果
を得ることができる。
【0028】図8において、(a)〜(c)は+電源を
使用する場合を示し、(d)〜(f)は−電源を使用す
る場合を示している。各図において、符号31は+電源
側に挿入されたダイオード、符号32は−電源側に挿入
されたダイオードである。
【0029】図9において、(a)〜(c)は+電源を
使用する場合を示し、(d)〜(f)は−電源を使用す
る場合を示している。各図において、符号33は+電源
側に挿入されたNch−FET、符号34は−電源側に
挿入されたNch−FETである。
【0030】図10において、(a)〜(c)は+電源
を使用する場合を示し、(d)〜(f)は−電源を使用
する場合を示している。各図において、符号35は+電
源側に挿入されたPch−FET、符号36は−電源側
に挿入されたPch−FETである。
【0031】図11において、(a),(b)は+電源
を使用する場合を示し、(c),(d)は−電源を使用
する場合を示している。各図において、符号37は+電
源側に挿入されたNch−FET、符号36は−電源側
に挿入されたPch−FETである。
【0032】図12において、(a)〜(c)は+電源
を使用する場合を示し、(d)〜(f)は−電源を使用
する場合を示している。各図において、符号39は+電
源側に挿入されたNPNトランジスタ、符号40は−電
源側に挿入されたNPNトランジスタである。
【0033】図13において、(a)〜(c)は+電源
を使用する場合を示し、(d)〜(f)は−電源を使用
する場合を示している。各図において、符号41は+電
源側に挿入されたPNPトランジスタ、符号42は−電
源側に挿入されたPNPトランジスタである。
【0034】図14において、(a),(b)は+電源
を使用する場合を示し、(c),(d)は−電源を使用
する場合を示している。各図において、符号43はPN
Pトランジスタ、符号44はNPNトランジスタであ
る。
【0035】図15は、本発明の実施例(2)を示した
ものであって、図3におけると同じものを同じ番号で示
し、符号25は、接合形FET(2SK161)のソー
スSとゲートGとを接続して形成した定電流回路を示
し、ドレインDからゲートGに向かう方向に定電流特性
が得られる。
【0036】図16は、接合形FETを用いた定電流回
路の特性を示したものであって、(a)は接合形FET
のゲートG−ソースS間電圧VGSを0Vにしたときの、
ドレイン−ソース間電圧VDSに対するドレイン電流ID
の特性を示し、(b)はこのときの接合形FET25の
接続を示したものである。
【0037】図15において、電源端子22からの順方
向の電流は、定電流回路を構成する接合形FET25を
経てコンデンサ17に対する充電電流を生じる。HS
CMOS IC11がオンになって、これに対して突入
電流が流れるとき、コンデンサ17が放電して電流を供
給する。HS CMOS IC11がオフになったと
き、線路14の有するインダクタンス成分のため、逆起
電力が発生するが、このとき、接合形FET25からな
る定電流回路があるため、逆起電力は、電源端子22側
に対しては阻止されて、コンデンサ17を充電する。従
って、図15の回路によれば、電源端子22の側に逆起
電力に基づくノイズが送出されることが防止され、従っ
て、例えば波形観察点23において観察される、逆起電
力に基づくノイズが低減される。
【0038】この際、コンデンサ17に供給する電流
を、接合形FET25の特性によって定まる飽和電流に
近い値になるように、動作点を決定する。これによっ
て、HSCMOS IC11においてスイッチング動作
が発生しても、定電流回路をなす接合形FET25の飽
和電流以上の電流は流れないので、電源端子22の側に
は、大振幅のノイズは伝播されない。
【0039】図17,図18は、本発明の原理的構成
(2)によるノイズ低減効果を説明する図であって、電
源回路にHS CMOS ICを使用し、10MHzで出
力をオン,オフした場合を示している。
【0040】図17は、原理的構成(2)のノイズ低減
回路において、定電流回路として定電流ダイオード(石
塚電子製)を使用した場合のノイズ波形を例示してい
る。また図18は、原理的構成(2)のノイズ低減回路
において、定電流回路として定電流接続した接合形FE
T(2SK161:東芝製)を使用した場合のノイズ波
形を例示している。
【0041】それぞれの場合における波形観察点23に
おけるノイズ電圧は、図17の場合、56.25mV(p-
p) 、図18の場合、46.87mV(p-p) であって、本
発明によった場合、ノイズ電圧が低減されることが明ら
かである。
【0042】図19〜図24は、本発明の原理的構成
(2)の変形例(1)〜(6)を示したものであって、
図19は定電流ダイオードを使用した場合、図20〜図
22は定電流接続された接合形FETを使用した場合、
図23は定電流接続されたMOS FETを使用した場
合、図24は定電流接続されたバイポーラトランジスタ
を使用した場合をそれぞれ示し、いずれも図17,図1
8に示された場合と同様の、高いノイズ低減効果を得る
ことができる。
【0043】図19において、(a)〜(c)は+電源
を使用する場合を示し、(d)〜(f)は−電源を使用
する場合を示している。各図において、符号45は+電
源側に挿入された定電流ダイオード、符号46は−電源
側に挿入された定電流ダイオードである。
【0044】図20において、(a)〜(c)は+電源
を使用する場合を示し、(d)〜(f)は−電源を使用
する場合を示している。各図において、符号47は+電
源側に挿入されたNch−FET、符号48は−電源側
に挿入されたNch−FETである。
【0045】図21において、(a)〜(c)は+電源
を使用する場合を示し、(d)〜(f)は−電源を使用
する場合を示している。各図において、符号49は+電
源側に挿入されたPch−FET、符号50は−電源側
に挿入されたPch−FETである。
【0046】図22において、(a)〜(c)は+電源
を使用する場合を示し、(d)〜(f)は−電源を使用
する場合を示している。各図において、符号51は+電
源側に挿入されたPch−FET、符号52は−電源側
に挿入されたNch−FETである。
【0047】図23において、(a)〜(c)は+電源
を使用する場合を示し、(d)〜(f)は−電源を使用
する場合を示している。各図において、符号53は+電
源側に挿入されたPch−MOS FET、符号54は
−電源側に挿入されたNch−MOSFETである。
【0048】図24において、(a)〜(c)は+電源
を使用する場合を示し、(d)〜(f)は−電源を使用
する場合を示している。各図において、符号55は+電
源側に挿入されたPNPトランジスタ、符号56は−電
源側に挿入されたNPNトランジスタである。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
半導体素子による整流素子や定電流回路を用いてノイズ
低減回路を構成することによって、ノイズ低減回路とし
てコンデンサのみを使用した場合、およびコンデンサと
トロイダルコイルとを使用した場合と比較して、大きな
ノイズ低減効果を得ることができる。
【0050】本発明によれば、大型で重量の大きいトロ
イダルコイルを使用する場合と比較して、小型化,軽量
化が可能であり、またトロイダルコイルを使用する場合
より単価が低く、低価格化が可能である。
【0051】また本発明のノイズ低減回路では、半導体
素子を使用するので、自動挿入によって回路基板の組み
立てを行うことができ、従って製造工数を削減すること
も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成(1)を示す図である。
【図2】本発明の他の原理的構成(2)を示す図であ
る。
【図3】本発明の実施例(1)を示す図である。
【図4】ノイズ除去回路としてコンデンサのみを使用し
た場合のノイズ波形を例示する図である。
【図5】ノイズ除去回路として、コンデンサとトロイダ
ルコイルとからなる逆L形回路を使用した場合のノイズ
波形を示す図である。
【図6】図1におけるノイズ低減回路において、整流素
子としてダイオードを使用した場合のノイズ波形を示す
図である。
【図7】図1におけるノイズ低減回路において、整流素
子として疑似ダイオード接続された接合形FETを使用
した場合のノイズ波形を示す図である。
【図8】本発明の原理的構成(1)の変形例(1)を示
す図である。
【図9】本発明の原理的構成(1)の変形例(2)を示
す図である。
【図10】本発明の原理的構成(1)の変形例(3)を
示す図である。
【図11】本発明の原理的構成(1)の変形例(4)を
示す図である。
【図12】本発明の原理的構成(1)の変形例(5)を
示す図である。
【図13】本発明の原理的構成(1)の変形例(6)を
示す図である。
【図14】本発明の原理的構成(1)の変形例(7)を
示す図である。
【図15】本発明の実施例(2)を示す図である。
【図16】接合形FETを用いた定電流回路の特性を示
す図である。
【図17】原理的構成(2)のノイズ低減回路におい
て、定電流回路として定電流ダイオードを使用した場合
のノイズ波形を示す図である。
【図18】原理的構成(2)のノイズ低減回路におい
て、定電流回路として定電流接続した接合形FETを使
用した場合のノイズ波形を示す図である。
【図19】本発明の原理的構成(1)の変形例(1)を
示す図である。
【図20】本発明の原理的構成(1)の変形例(2)を
示す図である。
【図21】本発明の原理的構成(1)の変形例(3)を
示す図である。
【図22】本発明の原理的構成(1)の変形例(4)を
示す図である。
【図23】本発明の原理的構成(1)の変形例(5)を
示す図である。
【図24】本発明の原理的構成(1)の変形例(6)を
示す図である。
【図25】HS CMOS ICを用いた電源部におけ
る高速スイッチングノイズの発生を説明する図である。
【図26】従来のノイズ低減回路を示す図である。
【符号の説明】
1 スイッチング回路 2 整流用半導体素子 3 コンデンサ 4 線路 6 定電流回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチング回路とコンデンサとの並列
    回路に電源を供給する回路において、 電源とスイッチング回路とを結ぶ線路に、直列に挿入さ
    れた整流用半導体素子を有することを特徴とするノイズ
    低減回路。
  2. 【請求項2】 スイッチング回路とコンデンサとの並列
    回路に電源を供給する回路において、 電源とスイッチング回路とを結ぶ線路に、直列に挿入さ
    れた半導体素子からなる定電流回路を有することを特徴
    とするノイズ低減回路。
JP4285055A 1992-09-30 1992-09-30 ノイズ低減回路 Withdrawn JPH06113457A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4285055A JPH06113457A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 ノイズ低減回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4285055A JPH06113457A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 ノイズ低減回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06113457A true JPH06113457A (ja) 1994-04-22

Family

ID=17686583

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4285055A Withdrawn JPH06113457A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 ノイズ低減回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06113457A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009178008A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Panasonic Electric Works Co Ltd 電力供給システム、アウトレット及び電気機器
JP2012205311A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Lg Innotek Co Ltd ドライバic入力端のemi除去回路

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009178008A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Panasonic Electric Works Co Ltd 電力供給システム、アウトレット及び電気機器
JP2012205311A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Lg Innotek Co Ltd ドライバic入力端のemi除去回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3432505B1 (ja) 電力変換器を用いたシステム
EP1887694B1 (en) Driver circuit with EMI immunity
JP6805186B2 (ja) 電子デバイスおよびコモンモードノイズをフィルタリングするための方法
US7289582B2 (en) EMI cancellation method and system
US6771119B2 (en) Active power filter for isolating electrically noisy load from low noise power supply
US20040239417A1 (en) Amplifiers
US20020060605A1 (en) Amplifiers
US5389871A (en) Self-oscillation type DC-DC converter
Redouté et al. An EMI resisting LIN driver in 0.35-micron high-voltage CMOS
JPH06113457A (ja) ノイズ低減回路
JP2021191079A (ja) 直流電源装置およびそれに用いる電流安定化回路並びに電源ラインのノイズ抑制方法
US20080174284A1 (en) Emi suppressing regulator
Siniscalchi et al. A 20 W/channel class-D amplifier with near-zero common-mode radiated emissions
KR100582172B1 (ko) D급 증폭기
JP2001025242A (ja) スイッチング電源
US6020732A (en) Flux cancelling transformer line circuit
JP2003250270A (ja) 増幅回路、ノイズ低減装置及び電力変換装置
JP4865136B2 (ja) 集積回路で使用されるアクティブインダクタ
JP3357050B2 (ja) 誘導型消費装置を刻時投入するための自動車用切換装置
EP1313145A1 (en) Amplifier circuit apparatus and method of EMI suppression
TW202341624A (zh) 直流電源裝置
EP0676862A1 (en) Direct-current impressing circuit
TWI781645B (zh) 具有轉換率控制機制的電源轉換器
JPH10155271A (ja) 昇圧回路
US5952877A (en) Integrated resistor for continuous time signal processing applications

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991130