JPH0611337A - 真円度測定機の傾き補正方法及び装置 - Google Patents
真円度測定機の傾き補正方法及び装置Info
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- JPH0611337A JPH0611337A JP16790392A JP16790392A JPH0611337A JP H0611337 A JPH0611337 A JP H0611337A JP 16790392 A JP16790392 A JP 16790392A JP 16790392 A JP16790392 A JP 16790392A JP H0611337 A JPH0611337 A JP H0611337A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 被測定物の傾きの補正を作業熟練者以外の作
業者でも容易に行うことができる。 【構成】 CPU39は、ワーク60の2点を結んだ直
線を算出し、この直線のオフセット量と傾き量を算出す
る。そして、算出されたオフセット量、及び傾き量はデ
ィスプレイ72に表示される。作業者は表示されたオフ
セット量、及び傾き量を見ながら、X軸調整ツマミ26
及びY軸調整ツマミを操作して回転テーブル26をX、
Y軸方向に移動してオフセット量を零にして、さらに、
チルチング調整ツマミ32を操作して回転テーブル26
をX、Y軸方向にチルト移動して、傾き量を零にする。
このように、作業者は表示されたオフセット量、及び傾
き量を見ながら、オフセット量及び傾き量を零に補正す
ることができるので、一回の傾き量の補正で、被測定物
を回転テーブルの回転中心と平行に位置決めすることが
できる。
業者でも容易に行うことができる。 【構成】 CPU39は、ワーク60の2点を結んだ直
線を算出し、この直線のオフセット量と傾き量を算出す
る。そして、算出されたオフセット量、及び傾き量はデ
ィスプレイ72に表示される。作業者は表示されたオフ
セット量、及び傾き量を見ながら、X軸調整ツマミ26
及びY軸調整ツマミを操作して回転テーブル26をX、
Y軸方向に移動してオフセット量を零にして、さらに、
チルチング調整ツマミ32を操作して回転テーブル26
をX、Y軸方向にチルト移動して、傾き量を零にする。
このように、作業者は表示されたオフセット量、及び傾
き量を見ながら、オフセット量及び傾き量を零に補正す
ることができるので、一回の傾き量の補正で、被測定物
を回転テーブルの回転中心と平行に位置決めすることが
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は真円度測定機の傾き補正
方法及び装置に係り、特に円筒形以外の被測定物の真直
度を測定する場合に使用される真円度測定機の傾き補正
方法及び装置に関する。
方法及び装置に係り、特に円筒形以外の被測定物の真直
度を測定する場合に使用される真円度測定機の傾き補正
方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、真円度測定機で円筒形以外の被測
定物の真直度を測定する場合、被測定物を真円度測定機
の真直度基準部材に平行に配置する必要がある。この真
直度基準部材は真円度測定機の回転テーブルの回転軸に
平行に配設されている。従って、被測定物が回転テーブ
ルの回転軸に平行に配設されていれば、被測定物が真直
度基準部材に平行に配設されているとみなされる。
定物の真直度を測定する場合、被測定物を真円度測定機
の真直度基準部材に平行に配置する必要がある。この真
直度基準部材は真円度測定機の回転テーブルの回転軸に
平行に配設されている。従って、被測定物が回転テーブ
ルの回転軸に平行に配設されていれば、被測定物が真直
度基準部材に平行に配設されているとみなされる。
【0003】一方、真円度測定機は回転テーブルに載置
された被測定物の傾きが回転テーブルの回転軸心に対し
て真円度測定機の演算範囲を越えていると、被測定物を
測定することができない。従って、真円度測定機で被測
定物を測定する場合、回転テーブルに載置された被測定
物の傾きを測定可能な範囲内に入るように、被測定物の
傾きを補正する必要がある。
された被測定物の傾きが回転テーブルの回転軸心に対し
て真円度測定機の演算範囲を越えていると、被測定物を
測定することができない。従って、真円度測定機で被測
定物を測定する場合、回転テーブルに載置された被測定
物の傾きを測定可能な範囲内に入るように、被測定物の
傾きを補正する必要がある。
【0004】そして、被測定物の傾きを補正する場合、
先ず、回転テーブルに載置されている被測定物が測定可
能な範囲内に入るように、測定者が目視で被測定物の傾
きを補正する。この状態が図5に示されている。次に、
図5に示すように被測定物2のA点に測定子を接触し
て、接触した測定子をA点からB点まで移動する。この
場合、測定者は被測定物2の傾き量をモニタ用のメータ
で見ながらB点をA点の位置まで補正して、被測定物2
を回転テーブル4の回転中心C1と平行に配置する。
先ず、回転テーブルに載置されている被測定物が測定可
能な範囲内に入るように、測定者が目視で被測定物の傾
きを補正する。この状態が図5に示されている。次に、
図5に示すように被測定物2のA点に測定子を接触し
て、接触した測定子をA点からB点まで移動する。この
場合、測定者は被測定物2の傾き量をモニタ用のメータ
で見ながらB点をA点の位置まで補正して、被測定物2
を回転テーブル4の回転中心C1と平行に配置する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、B点の
傾き量を補正すると、A点がB点の補正と共に移動する
ので、A点の傾き量の補正を行う必要がある。そして、
A点の傾き量の補正を行うと、A点の傾き量補正と同時
に既に補正が完了しているB点が、A点の補正と共に移
動するので、B点の傾き量の補正を再度行う必要があ
る。
傾き量を補正すると、A点がB点の補正と共に移動する
ので、A点の傾き量の補正を行う必要がある。そして、
A点の傾き量の補正を行うと、A点の傾き量補正と同時
に既に補正が完了しているB点が、A点の補正と共に移
動するので、B点の傾き量の補正を再度行う必要があ
る。
【0006】従って、A点とB点の補正を交互に行う必
要があり、さらに、この補正作業には作業熟練者が要求
されるという問題がある。本発明はこのような事情に鑑
みてなされたもので、被測定物の傾きの補正を作業熟練
者以外の作業者でも容易に行うことができる真円度測定
機の傾き補正方法及び装置を提供することを目的とす
る。
要があり、さらに、この補正作業には作業熟練者が要求
されるという問題がある。本発明はこのような事情に鑑
みてなされたもので、被測定物の傾きの補正を作業熟練
者以外の作業者でも容易に行うことができる真円度測定
機の傾き補正方法及び装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成する為に、回転テーブルに載置された被測定物の測定
面に測定子を接触した状態で前記測定子を測定面に沿っ
て移動させて、前記被測定物の真直度等を測定する真円
度測定機において、前記被測定物の少なくとも2箇所の
測定点の測定値に基づいて各々の測定点を結んだ直線を
算出し、該直線のオフセット点から前記回転テーブルの
回転中心までのオフセット量を求めると共に、前記直線
のオフセット点から前記2箇所の測定点の一方の測定点
までの傾き量を算出する制御手段と、該制御手段で算出
されたオフセット量、及び傾き量を表示する表示手段
と、該表示部に表示されたオフセット量に基づいて、回
転テーブルをX、Y軸方向に移動して前記直線のオフセ
ット点を前記回転テーブル回転中心に一致させるように
前記回転テーブルをX軸方向、Y軸方向に水平移動可能
な回転テーブル調整手段と、前記表示された傾き量に基
づいて、前記回転テーブルをX、Y軸方向にチルト移動
して、前記回転テーブル回転中心と直線とを一致させる
ように前記回転テーブルをX軸方向、Y軸方向にチルト
移動可能な回転テーブルチルト調整手段と、を備えたこ
とを特徴とする。
成する為に、回転テーブルに載置された被測定物の測定
面に測定子を接触した状態で前記測定子を測定面に沿っ
て移動させて、前記被測定物の真直度等を測定する真円
度測定機において、前記被測定物の少なくとも2箇所の
測定点の測定値に基づいて各々の測定点を結んだ直線を
算出し、該直線のオフセット点から前記回転テーブルの
回転中心までのオフセット量を求めると共に、前記直線
のオフセット点から前記2箇所の測定点の一方の測定点
までの傾き量を算出する制御手段と、該制御手段で算出
されたオフセット量、及び傾き量を表示する表示手段
と、該表示部に表示されたオフセット量に基づいて、回
転テーブルをX、Y軸方向に移動して前記直線のオフセ
ット点を前記回転テーブル回転中心に一致させるように
前記回転テーブルをX軸方向、Y軸方向に水平移動可能
な回転テーブル調整手段と、前記表示された傾き量に基
づいて、前記回転テーブルをX、Y軸方向にチルト移動
して、前記回転テーブル回転中心と直線とを一致させる
ように前記回転テーブルをX軸方向、Y軸方向にチルト
移動可能な回転テーブルチルト調整手段と、を備えたこ
とを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、制御手段は、被測定物の2箇
所の測定点の測定値に基づいて各々の測定点を結んだ直
線を算出し、この直線のオフセット点から回転テーブル
の回転中心までのオフセット量を求めると共に、直線の
オフセット点から2箇所の測定点の一方の測定点までの
傾き量を算出する。また、表示手段は制御手段で算出さ
れたオフセット量、及び傾き量を表示する。回転テーブ
ル調整手段は、表示部に表示されたオフセット量に基づ
いて、回転テーブルをX、Y軸方向に移動して直線のオ
フセット点を回転テーブル回転中心に一致させるように
回転テーブルをX軸方向、Y軸方向に水平移動する。そ
して、回転テーブルチルト調整手段は、表示された傾き
量に基づいて回転テーブルをX、Y軸方向にチルト移動
して、回転テーブル回転中心と直線とを一致させるよう
に回転テーブルをX軸方向、Y軸方向にチルト移動す
る。
所の測定点の測定値に基づいて各々の測定点を結んだ直
線を算出し、この直線のオフセット点から回転テーブル
の回転中心までのオフセット量を求めると共に、直線の
オフセット点から2箇所の測定点の一方の測定点までの
傾き量を算出する。また、表示手段は制御手段で算出さ
れたオフセット量、及び傾き量を表示する。回転テーブ
ル調整手段は、表示部に表示されたオフセット量に基づ
いて、回転テーブルをX、Y軸方向に移動して直線のオ
フセット点を回転テーブル回転中心に一致させるように
回転テーブルをX軸方向、Y軸方向に水平移動する。そ
して、回転テーブルチルト調整手段は、表示された傾き
量に基づいて回転テーブルをX、Y軸方向にチルト移動
して、回転テーブル回転中心と直線とを一致させるよう
に回転テーブルをX軸方向、Y軸方向にチルト移動す
る。
【0009】このように、作業者は表示されたオフセッ
ト量、及び傾き量を見ながら、直線のオフセット点と回
転テーブルの回転中心とを一致させた後で、直線の傾き
量を補正するので、一回の傾き量の補正で、被測定物を
回転テーブルの回転中心と平行に位置決めすることがで
きる。
ト量、及び傾き量を見ながら、直線のオフセット点と回
転テーブルの回転中心とを一致させた後で、直線の傾き
量を補正するので、一回の傾き量の補正で、被測定物を
回転テーブルの回転中心と平行に位置決めすることがで
きる。
【0010】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る真円度測
定機の傾き補正方法及び装置について詳説する。図1に
は真円度測定機10の要部拡大が示されている。真円度
測定機10はベース12を備えていて、ベース12には
回転体14が軸受(図示せず。)を介して回転可能に支
持されている。回転体14のシャフト14Aはギア14
B、14Cを介してモータ15に連結されている。従っ
て、モータ15が駆動すると回転体14が回転し、回転
体14の回転角はエンコーダ17で検知される。
定機の傾き補正方法及び装置について詳説する。図1に
は真円度測定機10の要部拡大が示されている。真円度
測定機10はベース12を備えていて、ベース12には
回転体14が軸受(図示せず。)を介して回転可能に支
持されている。回転体14のシャフト14Aはギア14
B、14Cを介してモータ15に連結されている。従っ
て、モータ15が駆動すると回転体14が回転し、回転
体14の回転角はエンコーダ17で検知される。
【0011】回転体14にはベアリング16、16…を
介してXテーブル18がX軸方向に移動自在に支持され
ていて、Xテーブル18にはベアリング20、20…を
介してYテーブル22がY軸方向に移動自在に支持され
ている。Yテーブル22の表面は凹状の球面に形成され
ている。この球面にはベアリング24、24…を介して
回転テーブル26の凸状の球面が支持されている。
介してXテーブル18がX軸方向に移動自在に支持され
ていて、Xテーブル18にはベアリング20、20…を
介してYテーブル22がY軸方向に移動自在に支持され
ている。Yテーブル22の表面は凹状の球面に形成され
ている。この球面にはベアリング24、24…を介して
回転テーブル26の凸状の球面が支持されている。
【0012】一方、回転体14のX軸方向の左右端部に
は張出部14A、14Bを介して、それぞれX軸方向の
調整ツマミ28、X軸スプリング30が設けられてい
る。X軸スプリング30、X軸調整ツマミ28はそれぞ
れXテーブル18のX軸方向の両端部に当接している。
従って、X軸調整ツマミ28を回動するとXテーブル1
8はX軸方向に移動する。また、Yテーブル22のY軸
方向の両端部には、Xテーブル18と同様にY軸調整ツ
マミとY軸スプリング(双方図示せず。)が設けられて
いて、Y軸調整ツマミの回動でYテーブル22はY軸方
向に移動する。
は張出部14A、14Bを介して、それぞれX軸方向の
調整ツマミ28、X軸スプリング30が設けられてい
る。X軸スプリング30、X軸調整ツマミ28はそれぞ
れXテーブル18のX軸方向の両端部に当接している。
従って、X軸調整ツマミ28を回動するとXテーブル1
8はX軸方向に移動する。また、Yテーブル22のY軸
方向の両端部には、Xテーブル18と同様にY軸調整ツ
マミとY軸スプリング(双方図示せず。)が設けられて
いて、Y軸調整ツマミの回動でYテーブル22はY軸方
向に移動する。
【0013】Yテーブル22のX軸方向の左右端部には
張出部22A、22Bを介して、それぞれX軸方向のチ
ルチング調整ツマミ32、X軸スプリング34が支持さ
れている。X軸方向のチルチング調整ツマミ32、X軸
スプリング34は回転テーブル26のX軸方向の両端部
に当接している。さらに、回転テーブル26のY軸方向
の両端部にはX軸方向と同様に、それぞれY軸方向のチ
ルチング調整ツマミとY軸スプリング(双方図示せ
ず。)が当接されている。従って、X軸方向のチルチン
グ調整ツマミ32又はY軸方向のチルチング調整ツマミ
を回動すると、回転テーブル26がX軸方向又はY軸方
向にチルトする。
張出部22A、22Bを介して、それぞれX軸方向のチ
ルチング調整ツマミ32、X軸スプリング34が支持さ
れている。X軸方向のチルチング調整ツマミ32、X軸
スプリング34は回転テーブル26のX軸方向の両端部
に当接している。さらに、回転テーブル26のY軸方向
の両端部にはX軸方向と同様に、それぞれY軸方向のチ
ルチング調整ツマミとY軸スプリング(双方図示せ
ず。)が当接されている。従って、X軸方向のチルチン
グ調整ツマミ32又はY軸方向のチルチング調整ツマミ
を回動すると、回転テーブル26がX軸方向又はY軸方
向にチルトする。
【0014】また、回転テーブル26はθモータ15の
駆動で回転体14と一体的に回転するので、回転テーブ
ル26の回転角はエンコーダ17で検知される。図2に
示すように、θエンコーダ17にはθパルスジェネレー
タ(以下、θ−PGと称す。)17Aが設けられてい
て、θ−PG17Aは回転テーブル26の回転角の信号
を速度制御部15Aにフィードバックする。速度制御部
15Aは後述する制御手段39(以下「CPU39」と
称す。)から出力された回転角信号とθ−PG17Aの
フィードバック信号とに基づいて、ドライバ17Bに適
正な回転角信号を出力する。θモータ15はドライバ1
7Bから出力された信号に基づいて回転テーブル26を
所望の回転角度まで回転する。
駆動で回転体14と一体的に回転するので、回転テーブ
ル26の回転角はエンコーダ17で検知される。図2に
示すように、θエンコーダ17にはθパルスジェネレー
タ(以下、θ−PGと称す。)17Aが設けられてい
て、θ−PG17Aは回転テーブル26の回転角の信号
を速度制御部15Aにフィードバックする。速度制御部
15Aは後述する制御手段39(以下「CPU39」と
称す。)から出力された回転角信号とθ−PG17Aの
フィードバック信号とに基づいて、ドライバ17Bに適
正な回転角信号を出力する。θモータ15はドライバ1
7Bから出力された信号に基づいて回転テーブル26を
所望の回転角度まで回転する。
【0015】さらに、ベース12にはコラム40が立設
されていて、コラム40には同軸上に垂直方向の送りね
じ42が回動自在に支持されている。送りねじ42の下
端部はZモータ44の駆動シャフトに連結されていて、
送りねじ42の上端部はZエンコーダ46に連結されて
いる。また、送りねじ42の略中央には昇降体48が螺
合されている。従って、Zモータ44が駆動すると昇降
体48が上下方向に移動する。
されていて、コラム40には同軸上に垂直方向の送りね
じ42が回動自在に支持されている。送りねじ42の下
端部はZモータ44の駆動シャフトに連結されていて、
送りねじ42の上端部はZエンコーダ46に連結されて
いる。また、送りねじ42の略中央には昇降体48が螺
合されている。従って、Zモータ44が駆動すると昇降
体48が上下方向に移動する。
【0016】昇降体48には 水平方向の送りねじ50
が回動自在に支持されていて、送りねじ50はギア50
A、50Bを介してRモータ52の駆動シャフトに連結
されている。また、送りねじ50にはギア50Aを介し
てRエンコーダ54が連結されている。さらに、送りね
じ50の略中央にはアーム56の脚部56Aがねじ結合
されている。従って、Rモータ52が駆動すると送りね
じ50が回転し、アーム56が図1上で左右方向に移動
する。
が回動自在に支持されていて、送りねじ50はギア50
A、50Bを介してRモータ52の駆動シャフトに連結
されている。また、送りねじ50にはギア50Aを介し
てRエンコーダ54が連結されている。さらに、送りね
じ50の略中央にはアーム56の脚部56Aがねじ結合
されている。従って、Rモータ52が駆動すると送りね
じ50が回転し、アーム56が図1上で左右方向に移動
する。
【0017】アーム56の先端部には検出器58が取り
付けられていて、検出器58には先端子58Aが設けら
れている。先端子58Aの高さ位置はZエンコーダ46
によって検出され、先端子58Aの径方向の位置検出は
Rエンコーダ54によって検出される。Zエンコーダ4
6にはZパルスジェネレータ(以下、Z−PGと称
す。)46Aが設けられていて、Z−PG46Aは先端
子58Aの高さ信号を速度制御部44Aにフィードバッ
クする。速度制御部44AはCPU39から出力された
高さ信号とZ−PG46Aのフィードバック信号とに基
づいて、ドライバ44Bに適正な高さ信号を出力する。
Zモータ44はドライバ44Bから出力された信号に基
づいて駆動して、先端子58Aを所望の高さ位置まで昇
降させる。
付けられていて、検出器58には先端子58Aが設けら
れている。先端子58Aの高さ位置はZエンコーダ46
によって検出され、先端子58Aの径方向の位置検出は
Rエンコーダ54によって検出される。Zエンコーダ4
6にはZパルスジェネレータ(以下、Z−PGと称
す。)46Aが設けられていて、Z−PG46Aは先端
子58Aの高さ信号を速度制御部44Aにフィードバッ
クする。速度制御部44AはCPU39から出力された
高さ信号とZ−PG46Aのフィードバック信号とに基
づいて、ドライバ44Bに適正な高さ信号を出力する。
Zモータ44はドライバ44Bから出力された信号に基
づいて駆動して、先端子58Aを所望の高さ位置まで昇
降させる。
【0018】Rエンコーダ54にはRパルスジェネレー
タ(以下、R−PGと称す。)54Aが設けられてい
て、R−PG54Aは先端子58Aの径方向の信号を速
度制御部52Aにフィードバックする。速度制御部52
AはCPU39から出力された径方向の信号とR−PG
54Aのフィードバック信号とに基づいて、ドライバ5
2Bに適正な高さ信号を出力する。Rモータ52はドラ
イバ52Bから出力された信号に基づいて先端子58A
を所望の径方向位置まで移動する。
タ(以下、R−PGと称す。)54Aが設けられてい
て、R−PG54Aは先端子58Aの径方向の信号を速
度制御部52Aにフィードバックする。速度制御部52
AはCPU39から出力された径方向の信号とR−PG
54Aのフィードバック信号とに基づいて、ドライバ5
2Bに適正な高さ信号を出力する。Rモータ52はドラ
イバ52Bから出力された信号に基づいて先端子58A
を所望の径方向位置まで移動する。
【0019】尚、図2上でカウンタ17B、46B、5
4Bはそれぞれθ−PG17A、Z−PG46A、R−
PG54Aから出力されたパルス信号をカウントしてカ
ウント値をCPU39に伝達する。一方、図2に示すよ
うに検出器58からの検出信号は、増幅倍率切換部6
2、フィルタ64を介して演算部66に入力される。演
算部66に入力された信号はA/D変換器68を介して
CPU39に入力される。尚、演算部66に入力された
信号はメータ70に出力される。
4Bはそれぞれθ−PG17A、Z−PG46A、R−
PG54Aから出力されたパルス信号をカウントしてカ
ウント値をCPU39に伝達する。一方、図2に示すよ
うに検出器58からの検出信号は、増幅倍率切換部6
2、フィルタ64を介して演算部66に入力される。演
算部66に入力された信号はA/D変換器68を介して
CPU39に入力される。尚、演算部66に入力された
信号はメータ70に出力される。
【0020】そして、上述したCPU39は、検出器5
8でワーク60の測定面を垂直方向に測定した場合、各
々の測定点の値と予め設定された値との大小を比較する
ことができる。さらに、CPU39は検出器58で測定
された値に基づいて、最小自乗法によりワーク60の傾
き量X、及びオフセット量Rを求めることができる。ま
た、ディスプレイ72はCPU39で算出されたワーク
60の傾き量X、及びオフセット量Rを表示する。尚、
図2上で74は操作スイッチを示し、操作スイッチ74
は所望のデータをCPU39に入力することができる。
8でワーク60の測定面を垂直方向に測定した場合、各
々の測定点の値と予め設定された値との大小を比較する
ことができる。さらに、CPU39は検出器58で測定
された値に基づいて、最小自乗法によりワーク60の傾
き量X、及びオフセット量Rを求めることができる。ま
た、ディスプレイ72はCPU39で算出されたワーク
60の傾き量X、及びオフセット量Rを表示する。尚、
図2上で74は操作スイッチを示し、操作スイッチ74
は所望のデータをCPU39に入力することができる。
【0021】このように構成された本発明に係る真円度
測定機の傾き補正装置を使用した傾き補正方法について
図3のフローチャート及び図4(A)乃至(D)に基づ
いて説明する。尚、この場合、回転テーブル26のチル
ト中心Tは回転テーブル26の表面から上方にZ=75
mmの位置に設定されている。先ず、角柱形のワーク60
を回転テーブル26に載置して、ワーク60が測定可能
な範囲内に入るように、測定者が目視でワーク60の傾
きを補正する。次に、ステップ90のディスプレイ72
に表示された支持に従って、測定子58Aでワーク60
の測定点Aと測定点B(図4(A)参照)とを測定す
る。そして、測定点A、Bの測定値はCPU39は入力
される。CPU39は測定点A、Bの測定値に基づい
て、最小自乗法により測定点A、Bを延長する直線Lを
もとめる。さらに、CPU39は測定点Bが、 B≦75mm …(1) (但し、A<B) の関係を満足しているか否かを判断する(ステップ9
1)。
測定機の傾き補正装置を使用した傾き補正方法について
図3のフローチャート及び図4(A)乃至(D)に基づ
いて説明する。尚、この場合、回転テーブル26のチル
ト中心Tは回転テーブル26の表面から上方にZ=75
mmの位置に設定されている。先ず、角柱形のワーク60
を回転テーブル26に載置して、ワーク60が測定可能
な範囲内に入るように、測定者が目視でワーク60の傾
きを補正する。次に、ステップ90のディスプレイ72
に表示された支持に従って、測定子58Aでワーク60
の測定点Aと測定点B(図4(A)参照)とを測定す
る。そして、測定点A、Bの測定値はCPU39は入力
される。CPU39は測定点A、Bの測定値に基づい
て、最小自乗法により測定点A、Bを延長する直線Lを
もとめる。さらに、CPU39は測定点Bが、 B≦75mm …(1) (但し、A<B) の関係を満足しているか否かを判断する(ステップ9
1)。
【0022】そして、式(1)を満足する場合、CPU3
9は測定されたワーク60の値に基づいて、次式(2)に
よりワーク60の傾き量X(測定点AからT′までの傾
き量)、求め、さらにオフセット量Rを求める(図4
(A)参照)。 また、オフセット量Rは、チルト中心T(75mm)から
直線Lのオフセット点T′までの距離である。そして、
本発明に係る真円度測定機の傾き補正装置には図1に示
すように、径方向に測定子58Aを送るためのDCサー
ボモータ52とエンコーダ54(スケール)が設けられ
ているので、オフセット量Rを自動補正することができ
る。
9は測定されたワーク60の値に基づいて、次式(2)に
よりワーク60の傾き量X(測定点AからT′までの傾
き量)、求め、さらにオフセット量Rを求める(図4
(A)参照)。 また、オフセット量Rは、チルト中心T(75mm)から
直線Lのオフセット点T′までの距離である。そして、
本発明に係る真円度測定機の傾き補正装置には図1に示
すように、径方向に測定子58Aを送るためのDCサー
ボモータ52とエンコーダ54(スケール)が設けられ
ているので、オフセット量Rを自動補正することができ
る。
【0023】従って、後述するステップ94、98の工
程において、作業者はワーク60の傾き量Xを補正する
だけで、ワーク60の傾きの補正が可能である。尚、オ
フセット量Rを自動補正する装置が設けられていない場
合には、ワーク60の傾き量Xの補正と同様に、ディス
プレイ72に表示されたオフセット量Rを見ながら作業
者が手動でオフセット量Rを補正する。
程において、作業者はワーク60の傾き量Xを補正する
だけで、ワーク60の傾きの補正が可能である。尚、オ
フセット量Rを自動補正する装置が設けられていない場
合には、ワーク60の傾き量Xの補正と同様に、ディス
プレイ72に表示されたオフセット量Rを見ながら作業
者が手動でオフセット量Rを補正する。
【0024】そして、ステップ91でB≦75mmの関係
を満足している場合には、ディスプレイ72にステップ
92の内容が表示されるので、測定者はステップ92の
指示に従って測定子58Aを上昇開始点に戻す。続い
て、ディスプレイ72に式(2)で求めたワーク60の傾
き量X、及びオフセット量Rが表示される(ステップ9
4)。この場合、ワーク60の傾き量XはX軸方向とY
軸方向に分けられて表示される。従って、作業者はステ
ップ92のディスプレイ72の表示に従って、X軸方向
のチルチング調整ツマミ32、Y軸方向のチルチング調
整ツマミを回動してワーク60の傾きを補正する。
を満足している場合には、ディスプレイ72にステップ
92の内容が表示されるので、測定者はステップ92の
指示に従って測定子58Aを上昇開始点に戻す。続い
て、ディスプレイ72に式(2)で求めたワーク60の傾
き量X、及びオフセット量Rが表示される(ステップ9
4)。この場合、ワーク60の傾き量XはX軸方向とY
軸方向に分けられて表示される。従って、作業者はステ
ップ92のディスプレイ72の表示に従って、X軸方向
のチルチング調整ツマミ32、Y軸方向のチルチング調
整ツマミを回動してワーク60の傾きを補正する。
【0025】一方、ステップ91でB≦75mmの関係を
満足しない場合、ステップ96で、 A≧75mm …(3) (但し、A<B) の関係を満足しているか否かを判断する。そして、A≧
75mmを満足する場合、CPU39は次式(4)に基づい
て、ワーク60の傾き量X(T′から測定点Bまでの傾
き量)、及びオフセット量Rを求める(図4(B)参
照)。
満足しない場合、ステップ96で、 A≧75mm …(3) (但し、A<B) の関係を満足しているか否かを判断する。そして、A≧
75mmを満足する場合、CPU39は次式(4)に基づい
て、ワーク60の傾き量X(T′から測定点Bまでの傾
き量)、及びオフセット量Rを求める(図4(B)参
照)。
【0026】 さらに、ステップ96でA≧75mmの関係を満足してい
る場合には、ディスプレイ72に式(4)で求めたワーク
60の傾き量X、及びオフセット量Rが表示される(ス
テップ98)。この場合、ワーク60の傾き量Xはステ
ップ94と同様にX軸方向とY軸方向に分けられて表示
される。従って、作業者はステップ98のディスプレイ
72の表示に従って、X軸方向のチルチング調整ツマミ
32、Y軸方向のチルチング調整ツマミを回動してワー
ク60の傾きを補正する。
る場合には、ディスプレイ72に式(4)で求めたワーク
60の傾き量X、及びオフセット量Rが表示される(ス
テップ98)。この場合、ワーク60の傾き量Xはステ
ップ94と同様にX軸方向とY軸方向に分けられて表示
される。従って、作業者はステップ98のディスプレイ
72の表示に従って、X軸方向のチルチング調整ツマミ
32、Y軸方向のチルチング調整ツマミを回動してワー
ク60の傾きを補正する。
【0027】一方、ステップ96でA≧75mmの関係を
満足しない場合、ステップ100で、 75−A>B−75 …(5) ,(但し、A<75mm<B) の関係を満足しているか否かを判断する。
満足しない場合、ステップ100で、 75−A>B−75 …(5) ,(但し、A<75mm<B) の関係を満足しているか否かを判断する。
【0028】そして、式(5)を満足する場合、CPU3
9は上述した式(2)に基づいてワーク60の傾き量X
(測定点AからT′までの傾き量)、及びオフセット量
Rを求める(図4(C)参照)。従って、ステップ10
0で式(5)の関係を満足している場合には、以下ステッ
プ92、94の工程に従ってワーク60の傾きが補正さ
れる。
9は上述した式(2)に基づいてワーク60の傾き量X
(測定点AからT′までの傾き量)、及びオフセット量
Rを求める(図4(C)参照)。従って、ステップ10
0で式(5)の関係を満足している場合には、以下ステッ
プ92、94の工程に従ってワーク60の傾きが補正さ
れる。
【0029】一方、ステップ100で式(5)の関係を満
足しない場合、CPU39は上述した式(4)に基づいて
ワーク60の傾き量X(T′から測定点Bまでの傾き
量)、及びオフセット量Rを求める(図4(D)参
照)。従って、ステップ100で75−A>B−75の
関係を満足しない場合には、以下ステップ98の工程に
従ってワーク60の傾きが補正される。
足しない場合、CPU39は上述した式(4)に基づいて
ワーク60の傾き量X(T′から測定点Bまでの傾き
量)、及びオフセット量Rを求める(図4(D)参
照)。従って、ステップ100で75−A>B−75の
関係を満足しない場合には、以下ステップ98の工程に
従ってワーク60の傾きが補正される。
【0030】これにより、ワーク60が回転テーブル2
6の回転中心C1に平行に配置されるので、ワーク60
は図1に示すコラム40の真直度基準面40Aに平行に
配置される。前記実施例では、先ず回転テーブル26に
載置されたワーク60が真円度測定機で測定可能な範囲
内(すなわち、検出器58に設けられている作動トラン
スの測定範囲内)に入るように、測定者が目視で被測定
物の傾きを補正した後、本発明に係る真円度測定機の傾
き補正装置でワーク60の傾きを補正した。
6の回転中心C1に平行に配置されるので、ワーク60
は図1に示すコラム40の真直度基準面40Aに平行に
配置される。前記実施例では、先ず回転テーブル26に
載置されたワーク60が真円度測定機で測定可能な範囲
内(すなわち、検出器58に設けられている作動トラン
スの測定範囲内)に入るように、測定者が目視で被測定
物の傾きを補正した後、本発明に係る真円度測定機の傾
き補正装置でワーク60の傾きを補正した。
【0031】しかしながら、真円度測定機の傾き補正装
置には、上述したように径方向に測定子58Aを送るた
めのDCサーボモータ52とエンコーダ54(スケー
ル)が設けられている。従って、このスケール54の変
位量を利用すれば、ワーク60が作動トランスの測定範
囲内に入らない程、傾斜していても真円度測定機の傾き
補正装置でワーク60の傾きを補正することができる。
置には、上述したように径方向に測定子58Aを送るた
めのDCサーボモータ52とエンコーダ54(スケー
ル)が設けられている。従って、このスケール54の変
位量を利用すれば、ワーク60が作動トランスの測定範
囲内に入らない程、傾斜していても真円度測定機の傾き
補正装置でワーク60の傾きを補正することができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る真円度
測定機の傾き補正方法及び装置によれば、被測定物の2
箇所の測定点を結んだ直線を算出し、この直線のオフセ
ット量を求めると共に直線の傾き量を算出する。また、
算出されたオフセット量、及び傾き量が表示される。作
業者は表示されたオフセット量、及び傾き量を見なが
ら、回転テーブルをX、Y軸方向に移動して直線のオフ
セット点を回転テーブル回転中心に一致させ、さらに、
回転テーブルをX、Y軸方向にチルト移動して、回転テ
ーブル回転中心と直線とを一致させる。
測定機の傾き補正方法及び装置によれば、被測定物の2
箇所の測定点を結んだ直線を算出し、この直線のオフセ
ット量を求めると共に直線の傾き量を算出する。また、
算出されたオフセット量、及び傾き量が表示される。作
業者は表示されたオフセット量、及び傾き量を見なが
ら、回転テーブルをX、Y軸方向に移動して直線のオフ
セット点を回転テーブル回転中心に一致させ、さらに、
回転テーブルをX、Y軸方向にチルト移動して、回転テ
ーブル回転中心と直線とを一致させる。
【0033】このように、作業者は表示されたオフセッ
ト量、及び傾き量を見ながら、直線のオフセット量を零
にした後で、直線の傾き量を零に補正するので、一回の
傾き量の補正で、被測定物を回転テーブルの回転中心と
平行に位置決めすることができる。従って、被測定物の
傾きの補正を作業熟練者以外の作業者でも容易に行うこ
とができる。
ト量、及び傾き量を見ながら、直線のオフセット量を零
にした後で、直線の傾き量を零に補正するので、一回の
傾き量の補正で、被測定物を回転テーブルの回転中心と
平行に位置決めすることができる。従って、被測定物の
傾きの補正を作業熟練者以外の作業者でも容易に行うこ
とができる。
【図1】本発明に係る傾き補正装置が使用さている真円
度測定機の要部拡大図
度測定機の要部拡大図
【図2】本発明に係る真円度測定機の傾き補正装置のブ
ロック図
ロック図
【図3】本発明に係る真円度測定機の傾き補正装置を使
用にしてワークの傾きを補正する傾き補正方法のフロー
チャート
用にしてワークの傾きを補正する傾き補正方法のフロー
チャート
【図4】図4(A)、(B)、(C)、(D)は傾き補
正方法のそれぞれの状態を説明した図
正方法のそれぞれの状態を説明した図
【図5】従来の傾き補正方法の説明図
10…真円度測定機の傾き補正装置 18…Xテーブル 22…Yテーブル 26…回転テーブル 28…X軸調整ツマミ 32…チルチング調整ツマミ 39…CPU 58…検出器 58B…測定子 60…ワーク 72…ディスプレイ C1…回転テーブルの回転中心 C2…ワークの軸心
Claims (2)
- 【請求項1】 被測定物の少なくとも2箇所の測定点を
測定して、それぞれの測定点の測定値に基づいて2箇所
の測定点を結んだ直線を求める工程と、 回転テーブル回転中心から前記直線のオフセット点まで
のオフセット量を求めると共に、前記直線のオフセット
点から前記2箇所の測定点の一方の測定点までの傾き量
を求める工程と、 前記求められたオフセット量、及び傾き量を表示する工
程と、 該表示されたオフセット量に基づいて、回転テーブルを
X、Y軸方向に移動して前記直線のオフセット点を前記
回転テーブル回転中心に一致させる工程と、 前記表示された傾き量に基づいて、前記回転テーブルを
X、Y軸方向にチルト移動して、前記回転テーブル回転
中心と直線とを一致させる工程と、 を備えたことを特徴とする真円度測定機の傾き補正方
法。 - 【請求項2】 回転テーブルに載置された被測定物の測
定面に測定子を接触した状態で前記測定子を測定面に沿
って移動させて、前記被測定物の真直度等を測定する真
円度測定機において、 前記被測定物の少なくとも2箇所の測定点の測定値に基
づいて各々の測定点を結んだ直線を算出し、該直線のオ
フセット点から前記回転テーブルの回転中心までのオフ
セット量を求めると共に、前記直線のオフセット点から
前記2箇所の測定点の一方の測定点までの傾き量を算出
する制御手段と、 該制御手段で算出されたオフセット量、及び傾き量を表
示する表示手段と、 該表示部に表示されたオフセット量に基づいて、回転テ
ーブルをX、Y軸方向に移動して前記直線のオフセット
点を前記回転テーブル回転中心に一致させるように前記
回転テーブルをX軸方向、Y軸方向に水平移動可能な回
転テーブル調整手段と、 前記表示された傾き量に基づいて、前記回転テーブルを
X、Y軸方向にチルト移動して、前記回転テーブル回転
中心と直線とを一致させるように前記回転テーブルをX
軸方向、Y軸方向にチルト移動可能な回転テーブルチル
ト調整手段と、 を備えたことを特徴とする真円度測定機の傾き補正装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16790392A JPH0611337A (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 真円度測定機の傾き補正方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16790392A JPH0611337A (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 真円度測定機の傾き補正方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0611337A true JPH0611337A (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=15858193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16790392A Pending JPH0611337A (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 真円度測定機の傾き補正方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0611337A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6526364B2 (en) * | 2000-01-19 | 2003-02-25 | Mitutoyo Corporation | Method and apparatus for measuring roundness |
GB2393790A (en) * | 2002-09-04 | 2004-04-07 | Tokyo Seimitsu Co Ltd | Roundness measurement apparatus |
US6745616B1 (en) | 1999-10-21 | 2004-06-08 | Mitutoyo Corporation | Surface texture measuring machine, leveling device for surface texture measuring machine and orientation-adjusting method of workpiece of surface texture measuring machine |
DE102012214299A1 (de) * | 2012-08-10 | 2014-02-13 | Robert Bosch Gmbh | Kipp- und/oder Zentriertisch für eine Messmaschine zur Einstellung einer Lage- und/oder Winkelposition eines Messobjektes in einem Messraum |
WO2014023563A1 (de) * | 2012-08-10 | 2014-02-13 | Robert Bosch Gmbh | Kipp- und/oder zentriertisch für eine messmaschine zur einstellung einer lage- und/oder winkelposition eines messobjektes in einem messraum |
KR101633817B1 (ko) * | 2015-04-13 | 2016-07-08 | 충북대학교 산학협력단 | 복합 형상 측정기 |
-
1992
- 1992-06-25 JP JP16790392A patent/JPH0611337A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6745616B1 (en) | 1999-10-21 | 2004-06-08 | Mitutoyo Corporation | Surface texture measuring machine, leveling device for surface texture measuring machine and orientation-adjusting method of workpiece of surface texture measuring machine |
DE10052206B4 (de) * | 1999-10-21 | 2013-10-10 | Mitutoyo Corp. | Oberflächenbeschaffenheitsmessvorrichtung, Nivelliergerät für eine Oberflächenbeschaffenheitsmessvorrichtung und ein Verfahren zur Orientierungseinstellung eines Werkstückes einer Oberflächenbeschaffenheitsmessvorrichtung |
US6526364B2 (en) * | 2000-01-19 | 2003-02-25 | Mitutoyo Corporation | Method and apparatus for measuring roundness |
DE10102383B4 (de) * | 2000-01-19 | 2014-03-13 | Mitutoyo Corporation | Verfahren und Einrichtung zur Messung der Rundheit |
GB2393790A (en) * | 2002-09-04 | 2004-04-07 | Tokyo Seimitsu Co Ltd | Roundness measurement apparatus |
GB2393790B (en) * | 2002-09-04 | 2007-04-11 | Tokyo Seimitsu Co Ltd | Roundness measurement apparatus |
DE10340851B4 (de) * | 2002-09-04 | 2016-01-14 | Tokyo Seimitsu Co. Ltd. | Rundheitsmessvorrichtung |
DE102012214299A1 (de) * | 2012-08-10 | 2014-02-13 | Robert Bosch Gmbh | Kipp- und/oder Zentriertisch für eine Messmaschine zur Einstellung einer Lage- und/oder Winkelposition eines Messobjektes in einem Messraum |
WO2014023563A1 (de) * | 2012-08-10 | 2014-02-13 | Robert Bosch Gmbh | Kipp- und/oder zentriertisch für eine messmaschine zur einstellung einer lage- und/oder winkelposition eines messobjektes in einem messraum |
DE102012214302A1 (de) * | 2012-08-10 | 2014-02-13 | Robert Bosch Gmbh | Kipp- und/oder Zentriertisch für eine Messmaschine zur Einstellung einer Lage- und/oder Winkelposition eines Messobjektes in einem Messraum |
KR101633817B1 (ko) * | 2015-04-13 | 2016-07-08 | 충북대학교 산학협력단 | 복합 형상 측정기 |
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