JP2569390B2 - 真円度測定機 - Google Patents

真円度測定機

Info

Publication number
JP2569390B2
JP2569390B2 JP4069727A JP6972792A JP2569390B2 JP 2569390 B2 JP2569390 B2 JP 2569390B2 JP 4069727 A JP4069727 A JP 4069727A JP 6972792 A JP6972792 A JP 6972792A JP 2569390 B2 JP2569390 B2 JP 2569390B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating
measured
rotation
mounting table
center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4069727A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0666559A (ja
Inventor
幸寛 坂田
義幸 大森
亮介 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitutoyo Corp
Original Assignee
Mitutoyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitutoyo Corp filed Critical Mitutoyo Corp
Priority to JP4069727A priority Critical patent/JP2569390B2/ja
Publication of JPH0666559A publication Critical patent/JPH0666559A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2569390B2 publication Critical patent/JP2569390B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、被測定回転物の真円
度を測定する真円度測定機に関する。特に、被測定回転
物の中心線を回動手段の回転の軸線に平行若しくは一致
させる際に、基台に対する載置用テーブルの傾き補正す
べき量を決めるための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】真円度測定機においては、被測定回転物
はその中心線を回動手段の回転の軸線に一致させてか
ら、つまり、いわゆるレベリング(水平出し)を行って
から測定する必要がある。手段によって被測定回転物の
中心線を回動手段の回動の軸線に平行若しくは一致させ
るレベリング作業は、従来、載置用テーブルに載置して
いる被測定回転物の異なる高さ位置において複数個の中
心を求め、それらの中心を結んでできる直線の傾きに基
づき、試行錯誤的に傾き補正を行うことで、被測定回転
物の中心線を回動手段の回転の軸線に平行若しくは一致
させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】レベリングが手動式の
従来の真円度測定機では、載置用テーブルに載置してい
る被測定回転物の異なる高さ位置において複数個の中心
を求めることによって、それらの中心を結んでできる直
線の回動手段の回動の軸線に対する傾きを得ることはで
きる。しかし、傾き調節手段の作動させるべき量を知る
ことができないために、被測定回転物の中心線を回動手
段の回動の軸線に平行若しくは一致させるには、傾き調
節手段を試行錯誤的に操作しなければならず、レベリン
グ作業が煩雑であるという問題があった。この発明は、
上記の事情に鑑みてなされたものであり、載置用テーブ
ルに載置している被測定回転物の中心線を回動手段の回
転の軸線に平行若しくは一致させるレベリング作業を行
う際に、傾き調節手段を試行錯誤的に作動させることに
よってレベリング作業が煩雑になるということがなく、
傾き調節手段の操作を簡便に行い得る真円度測定機を提
供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、回動手段の
回転の軸線に対して載置用テーブルの傾きを任意の量だ
け調節する傾き調節手段を備え、回動手段の回動の軸線
に対する、載置用テーブルに載置された際の被測定回転
物の中心線の傾きが得られると、その傾きを回動手段の
回転の軸線と平行若しくは一致させるための傾き補正量
を演算し、その値を表示するように構成した真円度測定
機である。
【0005】その詳細な構成は、被測定回転物を載置す
る載置用テーブルと、被測定回転物の真円度ほ検出する
真円度検出手段と、その真円度検出手段と載置用テーブ
ルを相対的に回転させる回動手段と、前記載置用テーブ
ルに、回動手段の回転の軸線と直交する面に対して互い
に異なる方向の傾きをそれぞれ任意の量の傾き調節を行
う第一及び第二の傾き調節手段が備えられ、加えて、上
記回動手段の回転の軸線に対する、載置用テーブルに載
置された際の被測定回転物の中心線の傾きが得られる
と、その傾きの第一及び第二の傾き調節手段の作用方向
に関する二つの傾きの補正量を演算する傾き量演算手段
と、その傾き量演算手段が算出した二つの方向の傾きの
量を表示する表示手段が備えられてなる真円度測定機で
ある。
【0006】尚、載置用テーブルに載置している被測定
回転物の中心線の、回動手段の回転の軸線に対する傾き
は、被測定回転物の異なる高さ位置において複数個の中
心を求め、それらの中心を結んでできる直線の、回動手
段の回動の軸線に対する傾きとして、得ている。又、中
心は具体的に、被測定回転物を載置した載置用テーブル
と真円度検出手段を相対的に回転させ、真円度検出手段
によって回転の中心から被測定回転物の円周上の点まで
の距離を複数個を検出し、その検出の各値との差の二乗
の和が最小となる半径の平均円を求めることで得てい
る。他に、三点からの距離が相等しい点はそれら三点を
円周上に含む円の中心であるということに基づき、被測
定回転物の円周上から三点以上の点を採ってその座標を
求め、その中心から採った三点に関する円のそれぞれ中
心を求め、ここで得られる複数個の中心から被測定回転
物のより精度の高い中心を得ている。
【0007】
【作用】回動手段の回動の軸線に対する、載置用テーブ
ルに載置された際の被測定回転物の中心線の傾きが得ら
れると、傾き補正量演算手段がその傾きの第一及び第二
の傾き調節手段り作用方向に関する二つの斜き補正量を
演算し、表示手段はその斜き補正量演算手段が算出した
二つの方向の傾きの量を表示する。
【0008】
【実施例】この発明を、図1〜図5に示す実施例に基づ
き詳述する。しかし、この実施例によって、この考案が
限定されるものではない。真円度測定機1は図1〜図3
に示すように、基台2と、載置用テーブル3と、真円度
検出手段4と、回動手段5と、移動手段6,7と、傾き
調節手段8,9と、中心位置演算手段と、距離演算手段
と、傾き量演算手段と、傾き補正量演算手段と、表示手
段10が備えられている。
【0009】基台2は、真円度検出手段4を定位置に保
持すると共に、回動手段5の出力モータ(図示省略)を
内設固定することで回動手段5を定位置で定姿勢で保持
している。載置用テーブル3は、被測定回転物11を載
置するものであり、回動手段5の上部に搭載されている
と共に、回動手段5に駆動されて回動するものである
(矢印A方向)。
【0010】真円度検出手段4は、載置用テーブル3に
載置されて回動する際の被測定回転物11の真円度を検
出するものであり、検出器12、アンプ、同期整流回
路、A/D変換器、発信機(以上、図示省略)等を備え
て、構成されている。尚、検出器12は、保持手段13
によって回動手段5の軸線に対して半径方向に(矢印B
方向)スライド可能に保持されている。保持手段13
は、出力モータ(図示省略)を有し、回動手段5の軸線
に対して半径方向に自動送りが可能であると共に、スケ
ール(図示省略)を有してその送られた量を検出するこ
とが可能な構成になっている。更に、保持手段13は、
昇降手段14によって昇降可能(矢印C方向)に保持さ
れている。昇降手段14は、出力モータ(図示省略)を
有して自動昇降が可能であると共に、スケール(図示省
略)有してその昇降の量を検出することが可能な構成に
なっている。従って、真円度検出手段4は、載置用テー
ブル3に載置されている被測定回転物11の任意の高さ
位置の真円度を検出することができる構成になってい
る。
【0011】回動手段5は、回転ベース15、前記出力
モータ、この出力モータと回転ベース15を連結して出
力モータの駆動力を回転ベース15に伝えるカップリン
グ(図示省略)及び回転ベース15の回転を検出するロ
ータリエンコーダ(図示省略)を備えて構成されてい
る。回転ベース15は、エアーベアリング(図示省略)
に回動可能に支持されて基台2に対して一定の位置で且
つ一定の姿勢で位置している。回転ベース15は、円板
状の板部材16を介して載置用テーブル3を搭載して回
転駆動力を与えるものである。従って、回動手段5は、
前記出力モータの出力により載置用テーブル3に載置し
た被測定回転物11を、基台2側に固定されている真円
度検出手段4に対して回動させるものである。検出手段
6及び7は、それぞれの力が互いに直交する方向に作用
する位置に配設されている。
【0012】移動手段6は、移動量表示機能を有し、任
意の量の作用(送り)が可能なマイクロメータヘッド1
7と、マイクムロメータヘッド17を内設固定し且つ載
置用テーブル3を搭載すると共に、回転ベース15に対
して水平面上で移動可能な板部材16と、マイクロメー
タヘッド17と回転ベース15の軸部18の間に介在さ
れ、マイクロメータヘッド17の押圧力を回転ベース1
5側に伝える中間部材19と、マイクロメータヘッド1
7の押圧力と逆方向の付勢力を板部材16に与えるスプ
リング20から主に構成されている。マイクロメータヘ
ッド17及びスプリング20の力は、矢印D方向に作用
する。
【0013】移動手段7は、移動手段6と同様に構成さ
れている。移動手段7は、載置用テーダル3に、回動手
段5に対して、移動手段6の作用方向と直交する方向に
作用する。従って、移動手段6及び7の作用(送り)に
より、載置用テーブル3を回転ベース15に対して、つ
まり、載置用テーブル3を回動手段5の回動の軸線に対
してその軸線と直交する平面上でそれぞれ矢印D方向及
びそれと直交する方向にそれぞれ任意の量だけ移動する
ことができ、載置用テーブル3に載置されている被測定
回転物11を回動手段5の回動の軸線に対してその軸線
と直交する平面上で任意の方向に任意の量だけ移動する
ことができる。傾き調節手段8,9は、それぞれの力が
互いに直交する方向に作用する位置に配設されている。
【0014】傾き調節手段8は、載置用テーブル3と、
移動量表示機能を有し、任意の量の作用(送り)が可能
なマイクロメータヘッド21と、マイクロメータヘッド
21を内設固定し且つ載置用テーブル3を搭載する板部
材16と、スプリング20と、載置用テーブル3に垂下
の状態で固定され、作用する力が互いに逆方向であるマ
イクロメータヘッド21及びスプリング20に係合し
て、マイクロメータヘッド21及びスプリング20から
載置用テーブル3に板部材16に対する載置用テーブル
3の姿勢を制御のための押圧力を伝える中間部材22か
ら主に構成されている。そうして、載置用テーブル3の
底部には環状の部分球面部23が形成されると共に、板
部材15の上部には環状の差段部24が形成され、部分
球面部23が段差部24に係合する状態で、載置用テー
ブル3は板部材16に搭載されている。よって、傾き調
節手段8を作用すると、載置用テーブル3は板部材16
を介して回転ベース16に対して、つまり載置用テーブ
ル3は基台2に対して矢印E方向に傾きが補正される構
成になっている。
【0015】傾き調節手段9は、傾き調節手段8と同様
に構成されている。傾き調節手段9は、載置用テーブル
3に、基台2に対して、傾き調節手段8の作用方向を含
む面と直交する方向に傾き補正を行うものである。従っ
て、傾き調節手段8及び9の作用により、載置用テーブ
ル3を基台2に対して、それぞれ矢印E方向及び矢印E
方向を含む面と直交する方向に、それぞれ任意の量だけ
傾き補正することができ、載置用テーブル3に載置され
ている被測定回転物11の傾きを任意の方向に任意の量
だけ傾き補正することができる。図3に、真円度測定機
1の、各演算手段等に関わる信号の構成説明図(電装に
関わるブロック図)を示す。図3に示す各手段は、測定
者が操作パネル30及び操作部33を操作することによ
って、データバス及び制御メモリ(共に、図示省略)を
有するシステムコントローラ25を介して作動するよう
に構成されている。
【0016】中心位置演算手段は図3において、真円度
検出手段4と、システムコントローラ25と、データメ
モリ26と、中心位置演算部27から主に構成されてい
る。中心位置演算手段は、載置用テーブル3に載置され
ている被測定回転物11の真円度検出を真円度検出手段
4が行うと、システムコントローラ25を介してその検
出データを一度データメモリ26に蓄え、その後、デー
タメモリ26から呼出された検出データを中心位置演算
部27が演算処理して、回動手段5の回動の中心に対す
る被測定回転物11の中心の相対位置を算出し、更に中
心位置演算部27で得られた算出結果を、システムコン
トローラ25を介してデータメモリ26に送って蓄える
ものである。つまり、中心位置演算手段は、被測定回転
物11を載置用テーブル3に載置して回転させ(矢印A
方向)、真円度検出手段4によって回転の中心から被測
定回転物11の円周上の点までの距離を複数個だけ検出
し、その検出の各値との差の二乗の和が最小となる半径
の平均面を求めてその中心の回動手段5の回動の中心に
対する相対位置を算出するものである。
【0017】距離演算手段は図3において、システムコ
ントローラ25と、データメモリ26と、距離演算部2
8から主に構成されている。距離演算手段は、中心位置
演算部27で算出されてデータメモリ26に蓄えられて
いる、回動手段5の回動の中心に対する被測定回転物1
1の中心の相対位置を、システムコントローラ25を介
して距離演算部28に呼出して、載置用テーブル3の回
転の中心に対する、載置用テーブル3に載置された際の
被測定回転物11の中心の移動手段6,7の移動方向に
関する二つの距離を算出し、その算出結果をデータメモ
リ26に蓄えるものである。つまり、中心位置演算手段
は、被測定回転物11が載置用テーブル3に載置されて
いる際に、上記中心位置演算手段の算出結果に基づい
て、回動手段5の回動の中心に対する被測定回転物11
の中心のズレを、移動手段6,7の移動方向についての
それぞれの距離を算出する。
【0018】表示手段10は、前記距離演算手段が演算
を終了すると、前記距離演算手段の算出結果を表示する
ものである。つまり、距離演算手段が演算を終了する
と、システムコントローラ25がシーケンス制御を行う
ことにより、距離演算手段の算出結果はシステムコント
ローラ25を介して一旦データメモリ26に蓄えられ、
更に表示手段10に呼出されて表示される構成になって
いる。尚、表示手段10は、測定者の所望により操作パ
ネル30を操作することによって、データメモリ26の
蓄えられている距離演算手段の算出結果をシステムコン
トローラ25を介して呼出し、表示させることも可能な
ものである。又、表示手段10は、距離演算手段の算出
結果の表示の他に、操作パネル30の操作及び設定事
項、真円度検出手段4の検出器12の位置、及び保持手
段13と昇降手段14による移動距離、真円度検出手段
4の検出結果、後述する傾き補正量演算手段の算出結果
等の表示をも行うものである。
【0019】傾き量演算手段は図3において、真円度検
出手段4と、保持手段13と、昇降手段14と、システ
ムコントローラ25と、データメモリ26と、傾き量演
算部31から主に構成されている。傾き量演算手段は、
載置用テーブル3に載置されている被測定回転物11に
異なる高さで真円度検出手段4が真円度検出を行うと、
システムコントローラ25を介して真円度検出手段4が
検出した複数個の検出データ、及び保持手段13と昇降
手段14の移動検出に基づく検出器12の移動距離のデ
ータを一度データメモリ26に蓄え、その後、データメ
モリ26から呼出された、それら検出データ及び移動距
離のデータを傾き量演算部31が演算処理して、回動手
段5の回動の軸線に対する被測定回転物11の中心線の
相対的な傾きの量を算出し、更に傾き量演算部31で得
られた算出結果を、システムコントローラ25を介して
データメモリ26に送って蓄えるものである。つまり、
傾き量演算手段は、載置用テーブル3に載置された被測
定回転物11について、異なる高さにおける、被測定回
転物11の中心の回転手段5の回動の中心に対する複数
個の相対位置を得ると、得られた結果と検出器12の移
動の距離に基づいて回動手段5の回転の軸線に対する被
測定回転物11の中心線の相対的な傾きの量の算出を行
う。
【0020】傾き補正量演算手段は図3において、シス
テムコントローラ25と、データメモリ26と、傾き補
正量演算部32から主に構成されている。傾き補正量演
算手段は、傾き量演算部31で算出されてデータメモリ
26に蓄えられている、回動手段5の回動の軸線に対す
る被測定回転物11の中心線の傾きを、システムコント
ローラ25を介して傾き補正量演算部32に呼出して、
回動手段5の回動の軸線に対する、載置用テーブル3に
載置された際の被測定回転物11の中心線の傾きを、傾
き調節手段8及び9のそれぞれの作動方向に関する二つ
の距離に演算し、その結果をデータメモリ26に蓄えら
れるものである。つまり、傾き補正量演算手段は、被測
定回転物11が載置用テーブル3に載置されている際
に、上記傾き量演算手段が被測定回転物11の中心線の
回動手段5の回動の軸線に対する傾きを算出すると、そ
の算出結果に基づいて、回動手段5の回動の軸線に対す
る被測定回転物11の中心線の傾きを、傾き調節手段8
及び9の傾き調節方向に関するそれぞれの距離(調節す
べき量)で算出する。前記傾き補正量演算手段が演算を
終了すると、システムコントローラ25のシーケンス制
御によって、傾き補正量演算手段の算出結果はシステム
コントローラ25を介して一旦データメモリ26に蓄え
られ、更に表示手段10に呼出されて表示される構成に
なっている。
【0021】尚、表示手段10は、測定者の所望により
所望時に操作パネル30を操作することにより、データ
メモリ26の蓄えられている傾き補正量演算手段の算出
結果をシステムコントローラ25を介して呼出し、表示
させることも可能なものである。真円度測定機1は、上
述したように構成されている。以下において、真円度測
定機1の作動を説明する。尚、図4及び図5に、真円度
測定機1の操作及び作動の順序のフローチャートを示
す。測定者は、被測定回転物11の中心が載置用テーブ
ル3のほぼ中心に位置するように、被測定回転物11を
載置用テーブル3に載置する。続いて、操作パネル30
を操作して、レベリングのために検出器12を位置させ
るべき第一及び第二の高さ、及び真円度、平均真円度、
被測定回転物11の谷と山の距離(レンジ)等の測定条
件を設定してその設定内容を表示手段10で確認した
後、操作パネル30及び操作部33を操作してレベリン
グのための操作を開始する。
【0022】操作部33の操作により、まず前記傾き量
演算手段が作動する。つまり、保持手段13及び昇降手
段14が作動して、設定の第一の高さで検出器12は被
測定回転物11に接触状態となる。この際、保持手段1
3及び昇降手段14から検出器12の位置を知らせるた
めの検出データがシステムコントローラ25を介してデ
ータメモリ26に送られる。
【0023】ここで、回動手段5が出力して回転ベース
15が矢印A方向に回転し、従って載置用テーブル3が
回転することにより、被測定回転物11が検出器12に
対して同方向に回転し、一回転すると回転は停止する。
被測定回転物11が検出器12に対して回転すると、検
出器12は、この回転の中心から被測定回転物11の円
周上までの距離を得るための複数個のデータを検出し、
そのデータをデータメモリ26に送る。検出器12から
の全てのデータがデータメモリ26に取込まれると、シ
ステムコントローラ25の作動により中心位置演算手段
は、回動手段5の回転の中心に対する、被測定回転物1
1の第一の高さにおける中心の位置を算出し、その算出
結果をデータメモリ26に送る。
【0024】中心位置演算手段が算出結果をデータメモ
リ26に送り終ると、システムコントローラ25の作動
により、保持手段13及び昇降手段14が作動して、設
定の第二の高さで検出器12は被測定回転物11に接触
状態となる。この際、保持手段13及び昇降手段14か
ら検出器12の位置を知らせるための検出データがシス
テムコントローラ25を介してデータメモリ26に送ら
れる。ここで、検出器12が第一の高さで被測定回転物
11に接触の状態になった際と同様に、回動手段5が出
力を、検出器12が検出を、中心位置演算手段が演算を
それぞれ行い、回動手段5の回転の中心に対する、検出
器12の第二の高さ位置における被測定回転物11の中
心位置を算出し、その算出結果をデータメモリ26に送
る。
【0025】第一及び第二の高さ位置における被測定回
転物11の中心位置がデータメモリ26に送られると、
システムコントローラ25の作動により、傾き量演算部
31はシステムコントローラ25を介してデータメモリ
26から前記二つの中心位置及び第一の高さと第二の高
さの距離等を呼込んで演算し、回動手段5の回転の軸線
に対する被測定回転物11の中心線の傾きを算出し、そ
の結果をデータメモリ26に送る。次に、傾き量演算部
31がその算出結果をデータメモリ26に送り終ると、
前記傾き補正量演算手段が作動する。つまり、システム
コントローラ25の作動により、データメモリ26から
システムコントローラ25を介して傾き量演算部31の
算出結果が傾き補正量演算部32に送られる。傾き補正
量演算部32は送られて来た算出結果に基づいて、傾き
調節手段8及び9の傾き補正に関するそれぞれの作動の
距離を算出し、その算出結果をデータメモリ26に送
る。傾き補正量演算部32がその算出結果をデータメモ
リ26に送り終ると、システムコントローラ25はデー
タメモリ26に蓄えられている傾き補正量演算部32の
算出結果を表示手段10に送る。
【0026】ここで、表示手段10は、傾き補正量演算
手段の算出結果、つまり傾き調節手段8及び9の傾き調
節方向に関する二つの送りの距離(作動の距離)を表示
する。測定者は、表示手段10に表示された、傾き調節
手段8及び9の傾き調節方向に関する二つの送りの距離
を読取り、それぞれの値だけ傾き調節手段8及び9を操
作する。被測定回転物11は、その中心線が回動手段5
の回転の軸線と平行となって、載置テーブル3に載置し
ている状態になる。つまり、レベリング(水平出し)
が、終了となる。
【0027】尚、このレベリングの操作において、傾き
調節手段8及び9によって回転ベース15に対して載置
テーブル3を傾き調節できる量よりも表示手段10に表
示された傾き補正量演算手段の算出結果の方が大きい場
合には、表示手段10に表示される傾き補正量演算手段
の算出結果が傾き調節手段8及び9の傾き調節のできる
量(操作可能な量)よりも小さくなるように、表示手段
10に表示されている傾き補正量演算手段の算出結果を
参考にして、載置テーブル3に対して被測定回転物11
の載置の状態(姿勢)を変えてから、もう一度スタート
から操作をやり直す。
【0028】続いて、測定者がセンタリングを行なうた
めに、操作部33を操作すると、前記中心位置演算手段
が作動する。つまり、保持手段13及び昇降14が作動
して、予め設定した高さで検出器12は被測定回転物1
1に接触状態となる。この際、少なくとも保持手段13
からの検出器12の位置、つまり回動手段5の回転の中
心に対する位置を知らせるための検出データがシステム
コントローラ25を介してデータメモリ26に送られ
る。
【0029】ここで、回動手段5が出力して回転ベース
15が矢印A方向に回転し、従って載置用テーブル3が
回転することにより、被測定回転物11が検出器12に
対して同方向に回転し、一回転すると回転は停止する。
被測定回転物11が検出器12に対して回転すると、検
出器12は、この回転の中心から被測定回転物11の円
周上までの距離を得るための複数個のデータを検出し、
そのデータをデータメモリ26に送る。検出器12から
の全てのデータがデータメモリ26に取込まれると、シ
ステムコントローラ25の作動により中心位置演算部2
7は、回動手段5の回転の中心に対する被測定回転物1
1の中心の位置を算出し、その算出結果をデータメモリ
26に送る。
【0030】中心位置演算部27が算出結果をデータメ
モリ26に送り終ると、前記距離演算手段が作動する。
つまり、システムコントローラ25の作動により、デー
タメモリ26からシステムコントローラ25を介して中
心位置演算部27の算出結果が距離演算部28に送られ
る。距離演算部28は送られてきた算出結果に基づい
て、移動手段6及び7の移動(送り)の方向に関する二
つの送りの距離を算出し、その算出結果をデータメモリ
26に送る。距離演算部28がその算出結果をデータメ
モリ26に送り終ると、システムコントローラ25は、
データメモリ26に蓄えられている距離演算部28の算
出結果を表示手段10に送る。
【0031】ここで、表示手段10は、距離演算手段の
算出結果、つまり移動手段6及び7出操作して載置テー
ブル3を移動(送り)させるべきそれぞれの距離を表示
する。測定者は、表示手段10に表示された、移動手段
6及び7で操作すべき二つの送りの距離を読取り、それ
ぞれの値だけ移動手段6及び7を操作する。被測定回転
物11は、その中心が回動手段5の回転の中心と一致
し、載置テーブル3に載置している状態になる。つま
り、センタリング(心出し)が、終了となる。
【0032】尚、このセンタリングの操作において、移
動手段6及び7によって回転ベース15に対して載置テ
ーブル3を移動できる量(操作可能な量)よりも表示手
段10に表示された距離演算手段の算出結果の方が大き
い場合には、表示手段10に表示される距離演算手段の
算出結果が移動手段6及び7の操作可能な量よりも小さ
くなるように、表示手段10に表示されている距離演算
手段の算出結果を参考にして、載置テーブル3に対して
被測定回転物11の中心が回動手段5の中心に向かう方
向に位置の調節を行なってから、レベリング終了以降の
操作をもう一度やり直す。
【0033】ここで、真円度測定機1は、被測定回転物
11の真円度、平均真円度、レンジ等の測定を行う。つ
まり、保持手段13及び昇降手段14が作動して、予め
設定した任意の高さで検出器12は被測定回転物11に
接触状態となる。この際、少なくとも保持手段13から
検出器12の位置、つまり回動手段5の回転の中心に対
する位置を知らせるための検出データがシステムコント
ローラ25を介してデータメモリ26に送られる。回動
手段5が出力して回転ベース15が矢印A方向に回転し
て被測定回転物11が検出器12に対して同方向に回転
し、一回転すると回転は停止する。真円度検出手段4
は、被測定回転物11から真円度に関わるデータを連続
的に検出し、更にそのデータをデータメモリ26に送
る。中心位置演算手段はデータメモリ26から被測定回
転物11の真円度に関わる前記データを受取って、所望
の演算を行いその算出の結果(真円度、平均真円度、レ
ンジ等)をデータメモリ26に送る。続いて、その算出
の結果は、システムコントローラ25の作動により、表
示手段10に呼出されて表示される。測定者は、所望に
より、その結果をプリントすることができる。
【0034】真円度測定機1では、回動手段5の回転の
軸線に被測定回転物11の中心線を平行若しくは一致さ
せるレベリングは、上述したように行う。つまり、回動
手段5の回動の軸線に対する、載置用テーブル3に載置
された際の被測定回転物11の中心線の傾きを傾き量演
算手段が求め、更に、被測定回転物11の中心線が回動
手段5の回動の軸線と平行若しくは一致させるための、
傾き調節手段8及び9の作動すべき量、つまり傾き補正
量を傾き補正量演算手段が演算すると、表示手段10は
傾き補正量演算手段の演算結果である傾き調節手段8及
び9の作動すべき量を表示する。測定者は、表示手段1
0に表示されている傾き補正量演算手段の演算結果に基
づいて、傾き調節手段8及び9をそれぞれ操作すると、
被測定回転物11はその中心線が回動手段5の回転の軸
線に平行若しくは一致した状態になる。従って、真円度
測定機1は、回動手段5に対する被測定回転物11の傾
きの量、つまり、調節手段8及び9の操作すべき量が表
示手段10に表示されるので、試行錯誤的に傾き調節の
操作をする必要はなく、表示手段10の表示に基づいて
傾き調節手段8及び9を操作するだけで、レベリングの
操作が簡便になっている。
【0035】真円度測定機1では、距離演算手段は、被
測定回転物11を載置用テーブル3に載置して真円度検
出手段4に対して回動させ、真円度検出手段4によって
回動の中心から被測定回転物の円周上の点までの距離を
複数個検出し、その検出の各値との差の二乗の和が最小
となる半径の平均円を求めてその中心を得て、回動手段
5の回動の中心に対するこの平均円の中心の相対位置に
ついて移動手段6及び7の移動方向に関する二つの距離
を演算する構成になっているが、被測定回転物11の被
測定部分が連続していて部分的に円弧形状をしているも
のでない場合では、回動の中心から被測定回転物11の
円周上の点までの距離を連続的に検出し、その検出の各
値との差の二乗の和が最小となる半径の平均円を求めて
その中心を得て、回動手段5の回動の中心に対するこの
平均円の中心の相対位置について移動手段6及び7の移
動方向に関する二つの距離を演算する構成であってもよ
い。
【0036】又、真円度測定機1は、三点からの距離が
相等しい点はそれら三点を円周上に含む円の中心である
という円の性質に基づき、被測定回転物11の円周上か
らの三個以上の点を採ってその座標を求め、その中から
採った三点に関するそれぞれ中心を求め、ここで得られ
る複数個の中心から被測定回転物11のより精度の高い
中心を得て、回動手段5の回動の中心に対するこの精度
の高い中心の相対位置について移動手段6及び7の移動
方向に関する二つの距離を演算する構成のものであって
も、前述の効果が得られる。
【0037】
【発明の効果】この発明は、載置用テーブルを回動の回
転の軸線に対する傾きの調節する傾き調節手段が備えら
れると共に、載置用テーブルに載置された被測定回転物
の中心線の、回動手段の回動の軸線に対する傾きが得ら
れると、前記被測定回転物の中心線が回動手段の回動の
軸線に平行若しくは一致させるための、傾き調節手段の
作動させるべき量を傾き補正量演算手段が演算し、その
演算結果を表示手段が表示するように構成されているこ
とにより、載置用テーブルに載置された被測定回転物の
中心線を回動手段の回動の軸線に平行若しくは一致させ
るレベリングにおいて、表示手段に表示されている傾き
補正量演算手段の演算結果に基づいて傾き演算手段を操
作させるだけでレベリングの状態が得られ、レベリング
の操作が簡便な真円度測定機である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1におけるI−I断面図である。
【図3】図1に示す実施例の電装に関わるブロック図で
ある。
【図4】,
【図5】 図1に示す実施例の操作及び作動の順序を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 真円度測定機 2 基台 3 載置用テーブル 4 真円度検出手段 5 回動手段 6,7 移動手段 8,9 傾き調節手段 10 表示手段 11 被測定回転物 13 保持手段 14 昇降手段 15 回転ベース 16 板部材 17,21 マイクロメータヘッド 18 軸部 19,22 中間部材 20 スプリング 23 部分球面部 24 段差部 25 システムコントローラ 26 データメモリ 27 中心位置演算部(中心位置演算手段) 28 距離演算部(距離演算手段) 31 傾き量演算部(傾き量演算手段) 32 傾き補正量演算部(傾き補正量演算手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−510(JP,A) 特開 平4−329306(JP,A) 特開 昭60−73413(JP,A) 特開 昭63−271191(JP,A) 特開 平5−231864(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測定回転物を載置する載置用テーブル
    と、被測定回転物の真円度を検出する真円度検出手段
    と、その真円度検出手段と載置用テーブルを相対的に回
    動させる回動手段と、その回動手段の回動の軸線と直交
    する面に対して互いに異なる方向で、それぞれ任意の量
    だけ回動手段に対する載置用テーブルの傾きの調節を行
    う第一及び第二の傾き調節手段が備えられ、 加えて、上記回動手段の回動の軸線に対する、載置用テ
    ーブルに載置された際の被測定回転物の中心線の傾きが
    得られると、その傾きを、第一及び第二の傾き調節手段
    のそれぞれの作動に関する量に演算する補正量演算手段
    と、その傾き補正量演算手段が算出する、第一及び第二
    の傾き調節手段のそれぞれの作動に関する量を表示する
    表示手段が備えられてなる真円度測定機。
JP4069727A 1992-02-19 1992-02-19 真円度測定機 Expired - Fee Related JP2569390B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4069727A JP2569390B2 (ja) 1992-02-19 1992-02-19 真円度測定機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4069727A JP2569390B2 (ja) 1992-02-19 1992-02-19 真円度測定機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0666559A JPH0666559A (ja) 1994-03-08
JP2569390B2 true JP2569390B2 (ja) 1997-01-08

Family

ID=13411162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4069727A Expired - Fee Related JP2569390B2 (ja) 1992-02-19 1992-02-19 真円度測定機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2569390B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10102383B4 (de) * 2000-01-19 2014-03-13 Mitutoyo Corporation Verfahren und Einrichtung zur Messung der Rundheit
DE102019205562A1 (de) 2018-04-19 2019-10-24 Mitutoyo Corporation Drehtisch und Rundheitsmessvorrichtung

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7202232B2 (ja) * 2019-03-22 2023-01-11 株式会社ミツトヨ 回転テーブルおよび真円度測定機
JP7309403B2 (ja) * 2019-03-26 2023-07-18 株式会社ミツトヨ 回転載物台
CN117804392B (zh) * 2024-02-26 2024-04-26 天津市职业大学 一种注塑模具尺寸检测设备

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10102383B4 (de) * 2000-01-19 2014-03-13 Mitutoyo Corporation Verfahren und Einrichtung zur Messung der Rundheit
DE102019205562A1 (de) 2018-04-19 2019-10-24 Mitutoyo Corporation Drehtisch und Rundheitsmessvorrichtung
JP2019190864A (ja) * 2018-04-19 2019-10-31 株式会社ミツトヨ 回転テーブルおよび真円度測定機
US11193762B2 (en) 2018-04-19 2021-12-07 Mitutoyo Corporation Rotary table and roundness measuring apparatus
JP7049165B2 (ja) 2018-04-19 2022-04-06 株式会社ミツトヨ 回転テーブルおよび真円度測定機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0666559A (ja) 1994-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0240150B1 (en) Workpiece position control
CN108733096B (zh) 驱动台装置的控制方法及形状测定装置的控制方法
US11156454B2 (en) Measurement system and machine for folding an object
JP3396409B2 (ja) ワークの形状寸法測定方法及び装置
JP6784539B2 (ja) 真円度測定機
EP0180610A1 (en) IMPROVEMENT IN COORDINATE POSITIONING APPARATUS.
JPH07227723A (ja) 異径円形物の保持方法
EP0348420A4 (en) CONTACT DISTANCE MEASUREMENT TO DETERMINE A LEVEL.
US6745616B1 (en) Surface texture measuring machine, leveling device for surface texture measuring machine and orientation-adjusting method of workpiece of surface texture measuring machine
GB2189604A (en) Workpiece position control
JP2569390B2 (ja) 真円度測定機
EP1102032B1 (en) Method and device for measuring a folding angle of a sheet in a folding machine
JP3482362B2 (ja) 表面性状測定機、表面性状測定機用の傾斜調整装置および表面性状測定機における測定対象物の姿勢調整方法
JP2628122B2 (ja) 真円度測定機
KR101815499B1 (ko) 공작 기계의 베이스 프레임 처짐 방지장치 및 그 방법
JP2607952B2 (ja) 表面粗さ測定装置
KR102040979B1 (ko) 3d 계측장비의 캘리브레이션 자동화 장치
TWI814988B (zh) 調整機器人臂之裝置及方法
JPH06201303A (ja) 三次元測定器
JP6171259B1 (ja) 表面形状測定装置及び表面形状測定方法
JPH0611337A (ja) 真円度測定機の傾き補正方法及び装置
CN215984385U (zh) 校正水平状态的激光跟踪仪
JPH0886640A (ja) 形状測定方法及び装置
KR100888714B1 (ko) 기준점의 편차확인을 위한 지피에스 위치 계측시스템
TW201725087A (zh) 動態工件平面傾斜量測方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024

Year of fee payment: 15

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees