JPH061131B2 - 炊飯器連動式自動空調換気装置 - Google Patents

炊飯器連動式自動空調換気装置

Info

Publication number
JPH061131B2
JPH061131B2 JP25628688A JP25628688A JPH061131B2 JP H061131 B2 JPH061131 B2 JP H061131B2 JP 25628688 A JP25628688 A JP 25628688A JP 25628688 A JP25628688 A JP 25628688A JP H061131 B2 JPH061131 B2 JP H061131B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ventilation fan
rice cooker
steam
power line
carrier signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP25628688A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02103325A (ja
Inventor
芳明 古屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP25628688A priority Critical patent/JPH061131B2/ja
Publication of JPH02103325A publication Critical patent/JPH02103325A/ja
Publication of JPH061131B2 publication Critical patent/JPH061131B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ventilation (AREA)
  • Cookers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は炊飯器連動式自動空調換気装置に関するもの
であり、特に、炊飯器から排出される蒸気を換気扇を用
いて室外に自動的に排出できる炊飯器連動式自動空調換
気装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、炊飯器と換気扇とは各々別々の位置に据付けられ
ており、各々独立して使用されている。すなわち、この
換気扇の運転及び停止は、換気扇本体或いは換気扇本体
から離れた別の位置に設置されたスイッチ等によって、
手動操作により行なっている。また、炊飯器による炊飯
は、炊飯器本体等に配設されたスイッチ等によって行な
っている。
しかし、通常、炊飯器を用いて炊飯するときには、炊飯
器の蒸気排出口等から蒸気が室内に排出される。このた
め、この蒸気を室外に排出する必要がある。
そこで、この蒸気を室外に排出するために、従来は、そ
の都度、換気扇を運転したり、或いは、常時、運転させ
ておく等して、室内の換気を行なって蒸気が室内に籠る
のを防止していた。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来の空調換気装置では、炊飯器と換気扇
とは各々連動しておらず、炊飯器による炊飯動作と換気
扇による換気動作は各々別々に独立して行なわれてい
た。このため、炊飯器で炊飯をする際に、その都度、換
気扇を運転させるものにおいては、換気扇の運転開始を
忘れることがあった。すると、換気扇は停止状態のまま
であり、室内の換気が行なわれないので、炊飯時に発生
する蒸気によりキッチン付近に水蒸気が漂い、室内全体
の結露及び臭気の発生原因となっていた。特に、近年の
炊飯器にはタイマ運転機構を内蔵した機種が多く、朝の
炊事をする前にされる炊飯により、結露及び臭気等が発
生していた。
一方、換気扇を運転させたとしても、炊飯後にスイッチ
を消し忘れることもあった。この場合には、換気が終了
し換気扇の運転が不要であるにも拘らず運転が続行され
るので、電力の浪費となっていた。
また、換気扇を常時運転させておくものにおいては、換
気効果は充分発揮されるものの、維持費が多大になり、
極めて不経済であった。
このため、換気扇と炊飯器とを互に関連して作動させ、
炊飯器から蒸気が排出されるときのみ室内の換気ができ
る空調換気装置とすることが望まれていた。
なお、換気扇の運転制御を他の何等からの検出手段等と
関連させて行なう換気装置は、例えば、実願昭54−1
61820号及び実願昭62−179401号にも記載
されている。
そこで、この発明は炊飯器からの蒸気の排出状態に応じ
て換気扇の運転を制御でき、蒸気を室外に自動的に排出
できる炊飯器連動式自動空調換気装置の提供を課題とす
るものである。
[課題を解決するための手段] この第一の発明にかかる炊飯器連動式自動空調換気装置
は、炊飯器(7)から排出される蒸気(13)を検出す
る蒸気検出手段と、前記蒸気検出手段からの検出信号を
受け電力線搬送信号を発生させ電力線(6)を介して伝
送する信号生成送信手段と、前記電力線搬送信号を受信
して換気扇(1)の運転動作を適宜制御する換気扇制御
装置(2)とを具備するものである。
この第二の発明にかかる炊飯器連動式自動空調換気装置
は、炊飯器(7)から排出される蒸気(13)を検出す
る蒸気検出手段と、前記蒸気検出手段からの検出信号を
受け赤外線搬送信号を発生させ赤外発光する信号生成送
信手段と、前記赤外線搬送信号を受信して換気扇(1)
の運転動作を適宜制御する換気扇制御装置(2)とを具
備するものである。
[作用] この第一の発明の炊飯器連動式自動空調換気装置におい
ては、炊飯器(7)から排出される蒸気(13)を蒸気
検出手段で検出し、この検出信号を受け信号生成送信手
段で電力線搬送信号を発生させ電力線(6)を介して伝
送し、この電力線搬送信号を換気扇制御装置(2)で受
信して換気扇(1)の運転動作を適宜制御するものであ
るから、炊飯器(7)からの蒸気(13)の排出状態に
応じて換気扇(1)の運転を制御でき、蒸気を室外に自
動的に排出できる。しかも、炊飯器(7)の信号生成送
信手段と換気扇(1)の換気扇制御装置(2)との間に
信号搬送用の特別な配線を施す必要もない。
また、この第二の発明の炊飯器連動式自動空調換気装置
においては、炊飯器(7)から排出される蒸気(13)
を蒸気検出手段で検出し、この検出信号を受け信号生成
送信手段で赤外線搬送信号を発生させ赤外発光し、この
赤外線搬送信号を換気扇制御装置(2)で受信して換気
扇(1)の運転動作を適宜制御するものであるから、上
記第一の発明と同様の作用を奏する。しかも、炊飯器
(7)の信号生成送信手段と換気扇(1)の換気扇制御
装置(2)との間の信号の授受を特にワイヤレス化でき
る。
[実施例] 以下、この第一の発明を第1図から第3図について説明
する。
第1図はこの第一の発明の一実施例である炊飯器連動式
自動空調換気装置を示す略構成図である。
図において、(1)は室内の側壁上部等に据付られてい
る換気扇、(2)は電力線搬送信号を受信して換気扇
(1)の運転動作を適宜制御する換気扇制御装置、
(3)はコンセント差込用のプラグ、(4)はAC10
0Vのコンセント、(5)も同じくAC100Vのコン
セントである。(6)は電力線であり、両コンセント
(4),(5)はこの電力線(6)を介して接続されて
いる。(7)は炊飯器、(8)は炊飯器(7)の炊飯動
作を制御するとともに換気扇(1)の運転を制御するた
めの電力線搬送信号を生成する炊飯器制御装置、(9)
はコンセント差込用のプラグ、(10)は炊飯用のヒー
タ、(11)は炊飯器(7)の蓋、(12)は炊飯器
(7)の蓋(11)に配設されている蒸気排出口、(1
3)は蒸気排出口(12)から排出される蒸気、(1
4)は蒸気(13)の排出を検出する公知の湿度ンサ等
からなる蒸気検出センサ、(15)はこの蒸気検出セン
サ(14)からの検出信号を炊飯器制御装置(8)に伝
達するケーブルである。
第2図はこの第一の発明の一実施例である炊飯器連動式
自動空調換気装置の制御回路構成例を示す略回路図であ
る。なお、図中、(2)から(6)、(8)から(1
1)、及び(14)は上記第1図の構成部分と同一の構
成部分であるので、ここではその重複する説明を省略す
る。
図において、(16)は蒸気検出センサ(14)での検
出信号を増幅する増幅器、(17)は増幅器(16)か
らの電圧信号を一定の電圧値と比較し所定の指令を発信
する電圧比較器、(18)及び(19)は抵抗、(2
0)は電圧比較器(17)の指令を受け所定の変調によ
り電力線搬送信号を発生させる電力線搬送信号送信回
路、(21)及び(22)は電力線搬送信号をプラグ
(9)及びコンセント(5)を介して電力線(6)に伝
達するための結合コンデンサ、(23)は炊飯器制御装
置(8)の電源回路、(24)は炊飯用のヒータ(1
0)の加熱動作を適宜制御するヒータ制御回路である。
(25)及び(26)は電力線(6)に重畳された電力
線搬送信号を受信回路に伝達するための結合コンデン
サ、(27)は電力線搬送信号を受信し復調する電力線
搬送信号受信回路、(28)は換気扇(1)の運転を直
接制御する遅延タイマ等を内蔵したモータ制御回路、
(29)はフォトトライアックカプラ(30)はフォト
トライアックカプラ(29)の発光ダイオード等からな
る発光素子、(31)はフォトトライアックカプラ(2
9)の光電変換素子であるフォトトライアック、(3
2)は換気扇(1)の換気扇駆動モータ、(33)は換
気扇駆動モータ(32)をオン・オフ制御するトライア
ック、(34)及び(35)はトライアック(33)の
ゲート電流を制御する抵抗、(36)は炊飯器制御装置
(8)の直流電源回路である。
第3図の(a)はこの第一の発明の炊飯器連動式自動空
調換気装置の蒸気検出センサの出力信号を示す波形図で
あり、(b)及び(c)は換気扇駆動モータの動作状態
を示すタイミングチャートである。
図において、(a)は蒸気検出センサの出力信号を理解
し易くするために、蒸気検出センサの出力信号を増幅器
(16)で増幅したものであり、VSは増幅器(16)
の出力波形である。VTは電圧比較器(17)の比較電
圧(スレッシュホールド電圧)である。(b)は換気扇
(1)の換気扇駆動モータ(32)の駆動が(a)のV
Sが、VT以上のときと一致している状態を示しており、
この駆動時間はT1である。(c)はモータ制御回路
(28)に内蔵されている遅延タイマにより換気扇
(1)の換気扇駆動モータ(32)の駆動停止を(b)
に比べT2だけ遅延させたものであり、この駆動時間は
T3である。
この実施例の炊飯器連動式自動空調換気装置は上記のよ
うに構成されており、炊飯器(7)と換気扇(1)とは
互いに連動して作動し、炊飯器(7)から排出される蒸
気(13)を換気扇(1)を用いて室外に自動的に排出
するものである。以下、この動作について説明する。
炊飯器(7)がタイマ運転または手動運転により炊飯動
作に入り炊飯が次第に進行すると、炊飯器(7)の蒸気
排出口(12)からは蒸気(13)が排出されるように
なる。すると、この蒸気(13)の蒸気温度がPVDF
の焦電性を応用した赤外線センサ等からなる蒸気検出セ
ンサ(14)により検知され、この検出信号がケーブル
(15)を介して炊飯器制御装置(8)の増幅器(1
6)に入力される。そして、この増幅器(16)で増幅
されて第3図の(a)に示した波形信号VSになり、電
圧比較器(17)に入力される。電圧比較器(17)で
はVSとVT(スレッシュホールド電圧)とを比較して、
VT<VSのときには、換気扇(1)の換気扇駆動モータ
(32)を駆動させる“H”指令を電力線搬送信号送信
回路(20)に発信する。この“H”指令を受け、電力
線搬送信号送信回路(20)では所定の変調を行なつて
電力線搬送信号を発生させ、結合コンデンサ(21),
(22)を介してプラグ(9)及びコンセント(5)を
経て電力線(6)に商用電源に重畳した形で信号伝送を
行なう。この信号伝達方法は電力線搬送電話等でも周知
である。この電力線搬送信号は家庭内の電力線(6)に
接続されている全てのコンセントに伝達される。
一方、換気扇(1)も同一家庭内の電力線(6)のコン
セント(4)に接続されているので、電力線(6)を介
して電力線搬送信号は換気扇(1)の換気扇制御装置
(2)にも伝達される。すなわち、電力線搬送信号は結
合コンデンサ(25)(26)を介して電力線搬送信号
受信回路(27)に伝達される。電力線搬送信号受信回
路(27)ではこの信号を復調して換気扇(1)を運転
する信号か否かを識別し、モータ制御回路(28)に換
気扇駆動指令を発信する。この指令を受けモータ制御回
路(28)はフォトトライアックカプラ(29)の発光
素子(30)を作動させる。これにより、フォトトライ
アックカプラ(29)のフォトトライアック(31)が
オン状態になると、トライアック(33)のゲートに抵
抗(34)を介してゲート電流が供給される。そして、
トライアック(33)がオン状態となり、換気扇駆動モ
ータ(32)が駆動し、換気扇(1)の運転が開始され
る。この換気扇(1)の運転により、炊飯器(7)から
排出される蒸気(13)は室外に排出される。
また、炊飯器(7)の炊飯動作が終了し、蒸気(13)
の排出が停止すると、蒸気検出センサ(14)からの検
出信号はなくなり、電圧比較器(17)の出力は“L”
指令となる。そして、電力線搬送信号送信回路(20)
からの電力線搬送信号の送信も停止する。これにより、
換気扇制御装置(2)の電力線搬送信号受信回路(2
7)への信号伝達もなくなり、電力線搬送信号受信回路
(27)からのモータ制御回路(28)への換気扇駆動
指令は停止する。この結果、トライアック(33)がオ
フ状態となり、換気扇駆動モータ(32)は停止し、最
終的に、換気扇(1)の運転が停止する。この換気扇
(1)の運転停止により換気は終了する。
なお、換気扇制御装置(2)のモータ制御回路(28)
に遅延タイマを内蔵すれば、換気扇駆動モータ(32)
の駆動停止時期を炊飯器(7)からの蒸気(13)の排
出が停止してから一定時間経過後の任意の時期に設定す
ることもできる(第3図(c)参照)。
このように、この実施例の炊飯器連動式自動空調換気装
置においては、炊飯器(7)から排出される蒸気(1
3)を蒸気検出センサ(14)からなる蒸気検出手段で
検出し、この検出信号を受け増幅器(16)と電圧比較
器(17)と電力線搬送信号送信回路(20)とを有す
る炊飯器制御装置(8)からなる信号生成送信手段で電
力線搬送信号を発生させ、この信号を電力線(6)を介
して換気扇(1)に伝送し、この電力線搬送信号を換気
扇制御装置(2)の電力線搬送信号受信回路(27)で
受信して、同じく換気扇制御装置(2)のモータ制御回
路(28)等により換気扇駆動モータ(32)の駆動を
制御し、換気扇(1)の運転動作を制御するものであ
る。
したがって、換気扇(1)と炊飯器(7)とは連動して
作動し、炊飯器(7)からの蒸気(13)の排出状態に
応じて換気扇(1)の運転を制御でき、蒸気を室外に自
動的に排出できる。
この結果、炊飯器(7)から蒸気(13)が排出されて
いるときには、常に、換気扇(1)を運転状態にでき、
室内の換気ができるので、従来のように、炊飯器(7)
で炊飯する際に、その都度、手動により換気扇(1)を
運転させる必要もない。このため、炊飯時に換気扇
(1)の運転開始を忘れることや、或いは、炊飯後に換
気扇(1)のスイッチを消し忘れること等はなくなる。
故に、室内全体の結露及び臭気の発生を抑制でき、電力
の浪費もなくなる。また、換気扇(1)を常時運転させ
ておく必要もないので、極めて経済的になる。
しかも、炊飯器(7)の信号生成送信手段と換気扇
(1)の換気扇制御装置(2)との間に信号搬送用の特
別な配線を施す必要もないので、家屋で使用する場合に
も、特別な工事を行なうことなく、そのままで使用がで
き実用的である。
さらに、換気扇制御装置(2)のモータ制御回路(2
8)に遅延タイマを内蔵すれば、換気扇駆動モータ(3
2)の駆動停止時期を炊飯器(7)からの蒸気(13)
の排出が停止してから一定時間経過後の任意の時期に設
定することができるので、残湿気及び残臭気等を室外に
完全に排出でき、室内の換気をより確実に行なうことが
できる。
つぎに、この第二の発明の炊飯器連動式自動空調換気装
置について説明する。ただし、第1図及び第3図は上記
第一の発明の実施例と共通であるので、ここでは説明を
省略する。
第4図はこの第二の発明の一実施例である炊飯器連動式
自動空調換気装置の制御回路構成を示す略回路図であ
る。なお、図中、上記第一の発明の実施例と同一符号及
び同一記号は、上記第一の発明の実施例の構成部分と同
一または相当する構成部分であるので、ここでは重複す
る説明を省略する。
図において、(37)は電圧比較器(17)の指令を受
け所定の変調により赤外線搬送信号を生成する赤外線搬
送信号送信回路、(38)はこの赤外線搬送信号送信回
路(37)に接続されてい発光ダイオード等からなる発
光素子である。(39)はフォトトランジスタ等からな
る光電変換素子、(40)は光電変換素子(39)で赤
外線搬送信号を受信し復調する赤外線搬送信号受信回路
である。
この実施例の炊飯器連動式自動空調換気装置は上記のよ
うに構成されており、発光素子(38)と光電変換素子
(39)との間で赤外線搬送信号の授受を行ない、炊飯
器(7)と換気扇(1)とは互いに連動して作動し、炊
飯器(7)から排出される蒸気(13)を換気扇(1)
を用いて室外に自動的に排出するものである。以下、こ
の動作について説明する。
蒸気検出センサ(14)からの検出信号を増幅器(1
6)で増幅し、電圧比較器(17)で電圧比較する動作
は上記第一の発明の実施例と同一である。電圧比較器
(17)ではVSとVT(スレッシュホールド電圧)とを
比較して、VT<VSのときには、換気扇(1)の換気扇
駆動モータ(32)を駆動させる“H”指令を赤外線搬
送信号送信回路(37)に発信する。この“H”指令を
受け、赤外線搬送信号送信回路(37)では赤外線搬送
に必要なコード化及び所定の変調を行なって赤外線搬送
信号を発生させ、発光素子(38)を赤外発光させる。
このコード化された赤外線搬送信号は光電変換素子(3
9)で光電流に変換されて、赤外線搬送信号受信回路
(40)で復調される。そして、コードの解読が行なわ
れ、換気扇(1)を運転する信号か否かを識別し、モー
タ制御回路(28)に換気扇駆動指令を発信する。この
指令によりモータ制御回路(28)が換気扇駆動モータ
(32)を駆動する。なお、このモータ制御回路(2
8)が換気扇駆動モータ(32)を駆動する動作自体は
上記第一の発明の実施例と同様であるので、ここではそ
の説明を省略する。
また、炊飯器(7)の炊飯動作が終了し、蒸気(13)
の排出が停止すると、蒸気検出センサ(14)からの検
出信号はなくなり、発光素子(38)の赤外発光が停止
する。これにより、換気扇制御装置(2)への信号伝達
も停止し、最終的に、換気扇(1)の運転が停止する。
なお、この実施例の場合も、上記第一の発明と同様にモ
ータ制御回路(28)に遅延タイマを内蔵させることに
より、換気扇駆動モータ(32)の駆動停止時期を炊飯
器(7)からの蒸気(13)の排出が停止してから一定
時間経過後の任意の時期に設定できる(第3図(c)参
照)。
このように、この実施例の炊飯器連動式自動空調換気装
置においては、炊飯器(7)から排出される蒸気(1
3)を蒸気検出センサ(14)からなる蒸気検出手段で
検出し、この検出信号を受け増幅器(16)と電圧比較
器(17)と赤外線搬送信号送信回路(37)と発光素
子(38)とを有する炊飯器制御装置(8)からなる信
号生成送信手段で赤外線搬送信号を発生させ、この信号
を発光素子(38)により赤外発光し、この赤外線搬送
信号を換気扇制御装置(2)の光電変換素子(39)及
び赤外線搬送信号受信回路(40)で受信して、同じく
換気扇制御装置(2)のモータ制御回路(28)等によ
り換気扇駆動モータ(32)の駆動を制御し、換気扇
(1)の運転動作を制御するものである。
したがって、換気扇(1)と炊飯器(7)とは連動して
作動し、炊飯器(7)からの蒸気(13)の排出状態に
応じて換気扇(1)の運転を制御でき、蒸気を室外に自
動的に排出できる。
この結果、上記第一の発明の実施例と同様の効果を奏
し、室内全体の結露及び臭気の発生が制御でき、電力の
浪費もなくなり、極めて経済的になる。
しかも、この実施例においては、炊飯器(7)の信号生
成送信手段と換気扇(1)の換気扇制御装置(2)との
間の信号の授受を特にワイヤレスでできるので、信号搬
送用の特別な配線を施す必要も当然なく、用途が拡大す
る。
さらに、換気扇制御装置(2)のモータ制御回路(2
8)に遅延タイマを内蔵すれば、換気扇駆動モータ(3
2)の駆動停止時期を任意の時期に設定できるので、残
湿気及び残臭気等を室外に完全に排出でき、室内の換気
をより確実に行なうことができる。
[考案の効果] 以上説明したとおり、この第一の発明の炊飯器連動式自
動空調換気装置は、炊飯器から排出される蒸気を蒸気検
出手段で検出し、この検出信号を受け信号生成送信手段
で電力線搬送信号を発生させ電力線を介して伝送し、こ
の電力線搬送信号を換気扇制御装置で受信して換気扇の
運転動作を制御することにより、炊飯器からの蒸気の排
出状態に応じて換気扇の運転を制御でき、蒸気を室外に
自動的に排出できるので、炊飯器で炊飯する際に、その
都度、手動により換気扇を運転させる必要もなく、ま
た、換気扇を常時運転させておく必要もない。したがつ
て、炊飯時に換気扇の運転開始を忘れたり、或いは、炊
飯後に換気扇のスイッチを消し忘れること等はなくな
り、室内全体の結露及び臭気の発生が抑制され、電力の
浪費もなくなり、極めて経済的になる。しかも、炊飯器
の信号生成送信手段と換気扇の換気扇制御装置との間に
信号搬送用の特別な配線を施す必要もないので、既に建
築されている家屋で使用する場合にも、特別な工事を行
なうことなく、そのまま使用できる。
また、この第二の発明の炊飯器連動式自動空調換気装置
においては、炊飯器から排出される蒸気を蒸気検出手段
で検出し、この検出信号を受け信号生成送信手段で赤外
線搬送信号を発生させ赤外発光し、この赤外線搬送信号
を換気扇制御装置で受信して換気扇の運転動作を適宜制
御することにより、上記第一の発明と同様の効果を奏す
るとともに、炊飯器の信号生成送信手段と換気扇の換気
扇制御装置との間の信号の授受を特にワイヤレスででき
るので、信号搬送用の特別な配線を施す必要もなく用途
が拡大する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの第一の発明及び第二の発明の一実施例であ
る炊飯器連動式自動空調換気装置を示す略構成図、第2
図はこの第一の発明の一実施例である炊飯器連動式自動
空調換気装置の制御回路構成例を示す略回路図、第3図
の(a)はこの第一の発明及び第二の発明の炊飯器連動
式自動空調換気装置の蒸気検出センサの出力信号を示す
波形図であり(b)及び(c)は換気扇駆動モータの動
作状態を示すタイミングチャート、第4図はこの第二の
発明の一実施例である炊飯器連動式自動空調換気装置の
制御回路構成を示す略回路図である。 図において、 1:換気扇 2:換気扇制御装置 6:電力線 7:炊飯器 14:蒸気検出センサ 20:電力線搬送信号送信回路 27:電力線搬送信号受信回路 37:赤外線搬送信号送信回路 40:赤外線搬送信号受信回路 である。 なお、図中、同一符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1) 炊飯器から排出される蒸気を検出
    する蒸気検出手段と、 前記蒸気検出手段からの検出信号を受けて電力線搬送信
    号を発生させ、電力線を介して信号伝送する信号生成送
    信手段と、 前記電力線搬送信号を受信して換気扇の運転動作を制御
    する換気扇制御装置と を具備することを特徴とする炊飯器連動式自動空調換気
    装置。
  2. 【請求項2】(2) 炊飯器から排出される蒸気を検出
    する蒸気検出手段と、 前記蒸気検出手段からの検出信号を受け赤外線搬送信号
    を発生させ、赤外発光する信号生成送信手段と、 前記赤外線搬送信号を受信して換気扇の運転動作を適宜
    制御する換気扇制御装置と、 を具備することを特徴とする炊飯器連動式自動空調換気
    装置。
JP25628688A 1988-10-12 1988-10-12 炊飯器連動式自動空調換気装置 Expired - Lifetime JPH061131B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25628688A JPH061131B2 (ja) 1988-10-12 1988-10-12 炊飯器連動式自動空調換気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25628688A JPH061131B2 (ja) 1988-10-12 1988-10-12 炊飯器連動式自動空調換気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02103325A JPH02103325A (ja) 1990-04-16
JPH061131B2 true JPH061131B2 (ja) 1994-01-05

Family

ID=17290542

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25628688A Expired - Lifetime JPH061131B2 (ja) 1988-10-12 1988-10-12 炊飯器連動式自動空調換気装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH061131B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100735924B1 (ko) * 2006-12-14 2007-07-06 코스텔(주) 수증기 배출장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02103325A (ja) 1990-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6771182B1 (en) Wireless remote control for alternate current (A.C.) electrical lighting and appliances with learn function
US6120262A (en) Electronic device control system
US20160123603A1 (en) Control system for ventilator
US20170067239A1 (en) Remote control system for controlling operation of a fan assembly
US11871497B2 (en) Turn-on procedure for a load control system
JPS5844936B2 (ja) 調理器
JP3909527B2 (ja) 誘導加熱調理器と換気扇のシステム
KR200427025Y1 (ko) 자동 환풍 제어장치
JPH061131B2 (ja) 炊飯器連動式自動空調換気装置
KR101780217B1 (ko) 전기 쿡탑의 환기 시스템
JP3655995B2 (ja) 調理器連動形レンジフード
JP2017138043A (ja) 換気システムおよび換気制御ユニット
JPH07288883A (ja) リモコン・アダプタ−
JP2008281224A (ja) 換気装置
KR100314749B1 (ko) 자동환기장치
KR940011895A (ko) 냉난방기용 온도 제어 시스템
KR102311137B1 (ko) 연동 제어형 가스 쿡탑의 후드 환기 시스템
JPH023099B2 (ja)
JPH10205840A (ja) 換気装置
KR200283853Y1 (ko) 실내 자동 환기 장치
JP3745236B2 (ja) 床暖房装置
JP2000314550A (ja) コンセント装置及び換気扇自動制御システム
JP3513179B2 (ja) 遠隔制御システム用コントローラ
JP2004266498A (ja) 赤外線信号の中継装置
JPS5937613Y2 (ja) レンジフ−ドファン駆動制御回路