JPH0611315U - バスバー - Google Patents
バスバーInfo
- Publication number
- JPH0611315U JPH0611315U JP5661392U JP5661392U JPH0611315U JP H0611315 U JPH0611315 U JP H0611315U JP 5661392 U JP5661392 U JP 5661392U JP 5661392 U JP5661392 U JP 5661392U JP H0611315 U JPH0611315 U JP H0611315U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bus bar
- coil
- conductive member
- magnetic member
- conductive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Non-Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バスバーにインダクタンスを形成すること。
【構成】 バスバー1を銅等の導電部材2、3で構成
し、この導電部材2の一部に磁性体を焼結等させた磁性
部材6を巻着した。この導電部材2の一端2aに電源4
を接続し、他端2bにスイッチング回路5を接続するこ
とにより前記導線部材2、3に電流が流れ前記磁性部材
6にはインダクタンスが発生する。即ち、前記導線部材
2にコイルを挿入したのと同等になる。従って、外部か
らコイル又はトランスを接続するのに比べ工数の低減、
配線の簡略化、装置の小型化等を図ることが可能とな
る。
し、この導電部材2の一部に磁性体を焼結等させた磁性
部材6を巻着した。この導電部材2の一端2aに電源4
を接続し、他端2bにスイッチング回路5を接続するこ
とにより前記導線部材2、3に電流が流れ前記磁性部材
6にはインダクタンスが発生する。即ち、前記導線部材
2にコイルを挿入したのと同等になる。従って、外部か
らコイル又はトランスを接続するのに比べ工数の低減、
配線の簡略化、装置の小型化等を図ることが可能とな
る。
Description
【0001】
主にスイッチング回路等に電源を供給するために用いられるバスバーに関する 。
【0002】
例えば、スイッチング回路に接続されたバスバーにコイルを挿入する必要があ る場合、バスバーと同等の線材を巻回してコイルを形成することが困難なことか ら、図2に示すようにバスバー100,101間にトランス102を接続するの が一般的であった。
【0003】
ところが、トランスはコアにコイルを巻回して形成するためコイルを巻回する 工程やコイルの端部をはんだ付等する工程が必要となり、更に、コア、コイル共 に小型化が難しかった。そこで本考案の目的は、コイルを接続したのと同等に動 作し、且つ、小型化及び工数の低減が可能なバスバーを提供することにある。
【0004】
前記課題を解決するために本考案は、回路と電源間に接続される導電部材で形 成されたバスバーにおいて、前記導電部材の少なくとも一部に磁性部材を巻着す るよう構成した。
【0005】
導電部材に磁性部材を巻着したので、導電部材に電流が流れることにより磁性 部材がコイルとして動作する。
【0006】
以下、本考案の実施例につき添付図面を参照しながら説明する。図1において 、バスバー1は銅等の導電部材2、3で構成され、前記導電部材2の一端2aは 電源4の正極側出力端子4aと、前記導電部材3の一端3aは前記電源4の負極 側出力端子4bと接続される。更に、前記導電部材2の他端2bはスイッチング 回路5の正極側電源入力端子5aと、前記バスバー3の他端3bは前記スイッチ ング回路5の負極側電源入力端子5bと接続される。
【0007】 更に、前記導電部材2の一部には磁性部材6が巻着されている。この磁性部材 6として、例えば磁性体を焼結させたもの、又はケイ素鋼板を積層したものが用 いられるが、これらに限定されるものではなく磁性部材であれば他のものを用い てもよい。尚、前記導電部材2の一部に前記磁性部材6を巻着したが、前記導電 部材2の長手方向全長に亘りこの磁性部材6を巻着してもよい。
【0008】 以上の構成により前記導電部材2、3を介して前記電源4から前記スイッチン グ回路5に電源が供給され、前記導電部材2に電流が流れることにより前記磁性 部材6はコイルとして動作する。即ち、前記導電部材2に前記磁性部材6を巻着 することは前記導電部材2の一部にコイルを挿入したのと同等になる。この工程 は前記導電部材2の配線後でも実施が可能なため回路変更する場合でも手間取る ことがない。
【0009】 以上説明したように本考案によれば、前記導電部材2に前記磁性部材6を巻着 してコイルとして動作させるようにしたので、前記導電部材2にコイルを取付け る工程や、このコイルの端部を前記導電部材2に接続する工程を省くことができ る。又、コイルやトランスに比べ取付スペースも少なくでき配線も簡略化される ので装置の小型化が可能となる。更に、前記磁性部材6の取付の自動化を図るこ とも可能となる。尚、前記磁性部材6の長さを加減することによりコイルのイン ダクタンスを調整することも可能となる。
【0010】
導電部材に磁性部材を巻着するよう構成したのでバスバーにコイルを取付ける 工数の低減、配線の簡略化及び装置の小型化が可能となる。更に、磁性部材の取 付工程の自動化にも好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るバスバーの概略外観図である。
【図2】従来のバスバーの概略外観図である。
1・・・バスバー、2、3・・・導電部材、4・・・電源、5・・・
スイッチング回路、6・・・磁性部材。
スイッチング回路、6・・・磁性部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 吉川 慎司 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】 回路と電源間に接続される導電部材で形
成されたバスバーにおいて、前記導電部材の少なくとも
一部に磁性部材を巻着したことを特徴とするバスバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5661392U JPH0611315U (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | バスバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5661392U JPH0611315U (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | バスバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0611315U true JPH0611315U (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=13032111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5661392U Withdrawn JPH0611315U (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | バスバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0611315U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58171499U (ja) * | 1982-05-10 | 1983-11-16 | 三山工業株式会社 | ホ−ル・アンカ−型足掛具 |
JP2008249022A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Jatco Ltd | コントロールユニット |
CN110603615A (zh) * | 2017-03-23 | 2019-12-20 | 胜美达集团有限公司 | 电感部件和制造电感部件的方法 |
JP2020519222A (ja) * | 2017-05-03 | 2020-06-25 | ヴァレオ ジーメンス エーアオトモーティヴェ ゲルマニー ゲーエムベーハーValeo Siemens eAutomotive Germany GmbH | インバータ |
-
1992
- 1992-07-20 JP JP5661392U patent/JPH0611315U/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58171499U (ja) * | 1982-05-10 | 1983-11-16 | 三山工業株式会社 | ホ−ル・アンカ−型足掛具 |
JP2008249022A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Jatco Ltd | コントロールユニット |
JP4646940B2 (ja) * | 2007-03-30 | 2011-03-09 | ジヤトコ株式会社 | コントロールユニット |
CN110603615A (zh) * | 2017-03-23 | 2019-12-20 | 胜美达集团有限公司 | 电感部件和制造电感部件的方法 |
JP2020515075A (ja) * | 2017-03-23 | 2020-05-21 | スミダ・コンポーネンツ・アンド・モジュールズ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 誘導性部品および誘導性部品を製造する方法 |
US11955265B2 (en) | 2017-03-23 | 2024-04-09 | SUMIDA Components & Modules GmbH | Inductive component |
JP2020519222A (ja) * | 2017-05-03 | 2020-06-25 | ヴァレオ ジーメンス エーアオトモーティヴェ ゲルマニー ゲーエムベーハーValeo Siemens eAutomotive Germany GmbH | インバータ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8063728B2 (en) | Inductive component for high currents and method for the production thereof | |
JP3398855B2 (ja) | コイル部品の製造方法 | |
JP5069686B2 (ja) | フォイル巻線パルストランス | |
JPH0611315U (ja) | バスバー | |
JP4781538B2 (ja) | 電動機の固定子とその接続装置 | |
KR101338905B1 (ko) | 고주파 변압기 | |
JPH04364009A (ja) | 巻線型インダクタ | |
CN113782310A (zh) | 一种共模电感 | |
JPH0528005U (ja) | チツプインダクタ | |
JPH11273973A (ja) | インダクタンス素子 | |
JP2524051Y2 (ja) | 直流用高圧電源 | |
JPS5833813A (ja) | 電源トランスユニツト | |
JP2001285005A (ja) | ノイズフィルタ | |
US20010026459A1 (en) | Transformer | |
JP2006148519A (ja) | π型フィルタ回路および複合回路部品 | |
JPH04103631U (ja) | 大電流用チヨ―クコイル | |
TW202221735A (zh) | 線圈裝置 | |
JP2573329Y2 (ja) | トランス | |
JP2003188033A (ja) | 大電流用コモンモードインダクタおよびラインフィルタ | |
JPS6248005A (ja) | コイル | |
JPH0553290B2 (ja) | ||
JP2007149797A (ja) | トランス | |
CN114530315A (zh) | 线圈装置 | |
JPS62272863A (ja) | 平滑用コイルの実装構造体 | |
CN111489885A (zh) | 变压线圈结构 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19961003 |