JPH06112193A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
- Publication number
- JPH06112193A JPH06112193A JP26215992A JP26215992A JPH06112193A JP H06112193 A JPH06112193 A JP H06112193A JP 26215992 A JP26215992 A JP 26215992A JP 26215992 A JP26215992 A JP 26215992A JP H06112193 A JPH06112193 A JP H06112193A
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- Japan
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- layer
- wiring
- oxide film
- silicon oxide
- etching
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 設計通りの配線を得ること。幅の広い配線を
得ること。 【構成】 半導体基板1上に配線層5を形成する工程
と、配線層5上に第1のシリコン酸化膜8を形成する工
程と、この第1のシリコン酸化膜をパタ−ニング処理し
て所定のスペ−ス部11を形成する工程と、第1のシリ
コン酸化膜及び露出した配線層の上に第2のシリコン酸
化膜10を形成する工程と、この第2のシリコン酸化膜
がスペ−ス部11の内面に残るようにエッチバック処理
する工程と、前記第1及び第2のシリコン酸化膜第2の
層をマスクとして配線層をエッチング処理する工程とを
行うこと。
得ること。 【構成】 半導体基板1上に配線層5を形成する工程
と、配線層5上に第1のシリコン酸化膜8を形成する工
程と、この第1のシリコン酸化膜をパタ−ニング処理し
て所定のスペ−ス部11を形成する工程と、第1のシリ
コン酸化膜及び露出した配線層の上に第2のシリコン酸
化膜10を形成する工程と、この第2のシリコン酸化膜
がスペ−ス部11の内面に残るようにエッチバック処理
する工程と、前記第1及び第2のシリコン酸化膜第2の
層をマスクとして配線層をエッチング処理する工程とを
行うこと。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造方法
に関し、特に高集積化、微細化に伴う配線形成技術に関
する。
に関し、特に高集積化、微細化に伴う配線形成技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の高集積化、微細化に伴い配
線も多層構造となっており、この配線の形成方法として
例えば社団法人電子通信学会発行のLSI技術に示され
ているものがよく知られている。
線も多層構造となっており、この配線の形成方法として
例えば社団法人電子通信学会発行のLSI技術に示され
ているものがよく知られている。
【0003】図6乃至図8はこの従来の半導体装置の製
造プロセスを示す断面図である。
造プロセスを示す断面図である。
【0004】まず図6において、P形シリコン(Si)
基板1上に、選択酸化(LOCOS)法によってフィ−
ルド酸化膜2を形成し、更に、CVD法によってアルミ
ニウムの配線層を形成し、リソグラフィによって第1の
金属配線3を形成する。更に、この配線3の上にシリコ
ン酸化膜4をCVDにより堆積させ、この酸化膜4の上
に再びアルミニウムの配線層5を形成する。
基板1上に、選択酸化(LOCOS)法によってフィ−
ルド酸化膜2を形成し、更に、CVD法によってアルミ
ニウムの配線層を形成し、リソグラフィによって第1の
金属配線3を形成する。更に、この配線3の上にシリコ
ン酸化膜4をCVDにより堆積させ、この酸化膜4の上
に再びアルミニウムの配線層5を形成する。
【0005】次に、図7の通り、前記配線層5の上にレ
ジスト6を塗布し、これをリソグラフィによりパタ−ニ
ング処理する。
ジスト6を塗布し、これをリソグラフィによりパタ−ニ
ング処理する。
【0006】そして、図8の通り、このレジストをマス
クとして前記配線層5をRIE法によりエッチング処理
し、第2の配線7を形成する。
クとして前記配線層5をRIE法によりエッチング処理
し、第2の配線7を形成する。
【0007】以上の手順で半導体基板1上に第1の配線
3と第2の配線7とが形成される。
3と第2の配線7とが形成される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】配線構造が多層化する
と、上部の配線ほど凹凸の激しい下地の上に形成しなけ
ればならないが、このように凹凸の激しい下地の上に配
線層を形成し、これをリソグラフィにより加工するとな
ると、次のような問題が生じる。
と、上部の配線ほど凹凸の激しい下地の上に形成しなけ
ればならないが、このように凹凸の激しい下地の上に配
線層を形成し、これをリソグラフィにより加工するとな
ると、次のような問題が生じる。
【0009】即ち、配線層は、凹部のある所と無い所と
では前者の方が厚いので、凹部のある所の配線層をエッ
チング除去するためには、凹部の無い所の配線層をオ−
バエッチすることになる。
では前者の方が厚いので、凹部のある所の配線層をエッ
チング除去するためには、凹部の無い所の配線層をオ−
バエッチすることになる。
【0010】従来例のようにレジストをマスクとする
と、オ−バエッチされた部分のレジストが除去され、更
にはこのレジストに覆われていた配線層もエッチング除
去されることになり、設計通りの配線を形成することが
できず、断線等の不良事故が発生する危惧がある。
と、オ−バエッチされた部分のレジストが除去され、更
にはこのレジストに覆われていた配線層もエッチング除
去されることになり、設計通りの配線を形成することが
できず、断線等の不良事故が発生する危惧がある。
【0011】本発明は半導体装置の製造方法に関し、斯
かる問題点を解消するものである。
かる問題点を解消するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明における半導体装
置の製造方法は、半導体基板上に配線となる導電体層を
形成する工程と、前記導電体層上に絶縁層を形成する工
程と、この絶縁層をパタ−ニング処理する工程と、前記
絶縁層をマスクとして前記導電体層をエッチング処理す
る工程とを行うものである。
置の製造方法は、半導体基板上に配線となる導電体層を
形成する工程と、前記導電体層上に絶縁層を形成する工
程と、この絶縁層をパタ−ニング処理する工程と、前記
絶縁層をマスクとして前記導電体層をエッチング処理す
る工程とを行うものである。
【0013】また、本発明における半導体装置の製造方
法は、半導体基板上に配線となる導電体層を形成する工
程と、前記導電体層上に絶縁物からなる第1の層を形成
する工程と、この第1の層をパタ−ニング処理して所定
のスペ−ス部を形成する工程と、前記第1の層及び露出
した導電体層の上に絶縁物からなる第2の層を形成する
工程と、この第2の層が前記スペ−ス部の内面に残るよ
うにエッチバック処理する工程と、前記第1の層及び第
2の層をマスクとして前記導電体層をエッチング処理す
る工程とを行うものである。
法は、半導体基板上に配線となる導電体層を形成する工
程と、前記導電体層上に絶縁物からなる第1の層を形成
する工程と、この第1の層をパタ−ニング処理して所定
のスペ−ス部を形成する工程と、前記第1の層及び露出
した導電体層の上に絶縁物からなる第2の層を形成する
工程と、この第2の層が前記スペ−ス部の内面に残るよ
うにエッチバック処理する工程と、前記第1の層及び第
2の層をマスクとして前記導電体層をエッチング処理す
る工程とを行うものである。
【0014】
【作用】即ち、配線層をエッチング処理して配線として
加工する際、マスク材としてレジストの代わりにシリコ
ン酸化膜やシリコン窒化膜等の絶縁物を使用することに
より、オ−バエッチに十分耐え得る構造となる。
加工する際、マスク材としてレジストの代わりにシリコ
ン酸化膜やシリコン窒化膜等の絶縁物を使用することに
より、オ−バエッチに十分耐え得る構造となる。
【0015】また、リソグラフィによって形成したスペ
−ス部を、エッチバック技術によりさらに縮小させた後
に、各絶縁物をマスク材として導電体層をエッチングす
ることにより、リソグラフィの限界を越えて配線間の距
離を縮め、実質的に幅の広い配線を得る。
−ス部を、エッチバック技術によりさらに縮小させた後
に、各絶縁物をマスク材として導電体層をエッチングす
ることにより、リソグラフィの限界を越えて配線間の距
離を縮め、実質的に幅の広い配線を得る。
【0016】
【実施例】本発明の実施例を各図面に基づいて説明す
る。但し、従来技術と同様の構成には同符号を用い、説
明を省略する。図1乃至図5は本発明による半導体装置
の製造プロセスを示す断面図である。
る。但し、従来技術と同様の構成には同符号を用い、説
明を省略する。図1乃至図5は本発明による半導体装置
の製造プロセスを示す断面図である。
【0017】まず、図1において、半導体基板1上には
従来と同様にフィ−ルド酸化膜2、第1の配線3、シリ
コン酸化膜4、配線層5が形成されている。この配線層
5の上に第1のシリコン酸化膜8をCVD法により堆積
させる。
従来と同様にフィ−ルド酸化膜2、第1の配線3、シリ
コン酸化膜4、配線層5が形成されている。この配線層
5の上に第1のシリコン酸化膜8をCVD法により堆積
させる。
【0018】次に、図2において、前記第1のシリコン
酸化膜8の上にレジスト9を塗布した後、レジスト9を
パタ−ニング処理し、レジスト9をマスクとして第1の
シリコン酸化膜8を通常のRIE(Reactive
Ion Etching)法によりエッチング処理す
る。
酸化膜8の上にレジスト9を塗布した後、レジスト9を
パタ−ニング処理し、レジスト9をマスクとして第1の
シリコン酸化膜8を通常のRIE(Reactive
Ion Etching)法によりエッチング処理す
る。
【0019】次に、図3において、レジスト9を除去し
た後、第1のシリコン酸化膜8及び露出した配線層5の
上にCVD法により第2のシリコン酸化膜10を堆積さ
せる。
た後、第1のシリコン酸化膜8及び露出した配線層5の
上にCVD法により第2のシリコン酸化膜10を堆積さ
せる。
【0020】そして、この第2のシリコン酸化膜10を
異方性全面エッチバック法により、第1のシリコン酸化
膜8のスペ−ス部11を介して前記配線層5が露出する
まで除去すると、図4の通り、前記スペ−ス部11の内
面に第2のシリコン酸化膜10による壁面12が形成さ
れる。即ち、スペ−ス部11の幅が壁面12によって狭
められる。
異方性全面エッチバック法により、第1のシリコン酸化
膜8のスペ−ス部11を介して前記配線層5が露出する
まで除去すると、図4の通り、前記スペ−ス部11の内
面に第2のシリコン酸化膜10による壁面12が形成さ
れる。即ち、スペ−ス部11の幅が壁面12によって狭
められる。
【0021】最後に、図5の通り、前記第1のシリコン
酸化膜8と壁面12(第2のシリコン酸化膜10)をマ
スクとして、前記配線層5をRIE法によりエッチング
処理し、第2の配線13を形成する。
酸化膜8と壁面12(第2のシリコン酸化膜10)をマ
スクとして、前記配線層5をRIE法によりエッチング
処理し、第2の配線13を形成する。
【0022】本実施例において、第2のシリコン酸化膜
10をエッチバック処理して、第1のシリコン酸化膜8
のスペ−ス部11の内面に壁面12を設けるのは、この
スペ−ス部11の幅を壁面のぶんだけ縮小させて、幅の
広い第2の配線13を得るためである。
10をエッチバック処理して、第1のシリコン酸化膜8
のスペ−ス部11の内面に壁面12を設けるのは、この
スペ−ス部11の幅を壁面のぶんだけ縮小させて、幅の
広い第2の配線13を得るためである。
【0023】出願人の実験によれば、第1のシリコン酸
化膜8を600nm堆積させ、これにリソグラフィによ
りスペ−ス部11を形成し、更にその上に第2のシリコ
ン酸化膜10を300nm堆積させた後、異方性全面エ
ッチバックを行うと、スペ−ス部11の幅がi線を用い
たリソグラフィの限界点(500nm)から更に250
nm縮まることが確認できた。
化膜8を600nm堆積させ、これにリソグラフィによ
りスペ−ス部11を形成し、更にその上に第2のシリコ
ン酸化膜10を300nm堆積させた後、異方性全面エ
ッチバックを行うと、スペ−ス部11の幅がi線を用い
たリソグラフィの限界点(500nm)から更に250
nm縮まることが確認できた。
【0024】
【発明の効果】本発明の半導体装置の製造方法にあって
は、配線層をエッチング処理して配線として加工する
際、マスク材としてレジストの代わりにシリコン酸化膜
等の絶縁物を使用するので、オ−バエッチに十分耐える
ことができ、断線等の不良事故が発生する心配がなく設
計通りの配線を形成することができる。
は、配線層をエッチング処理して配線として加工する
際、マスク材としてレジストの代わりにシリコン酸化膜
等の絶縁物を使用するので、オ−バエッチに十分耐える
ことができ、断線等の不良事故が発生する心配がなく設
計通りの配線を形成することができる。
【0025】また、請求項2に記載の半導体装置の製造
方法にあっては、リソグラフィによって形成したスペ−
ス部を、エッチバック技術によりさらに縮小させた後
に、各絶縁物をマスク材として導電体層をエッチングす
るので、リソグラフィの限界以上に幅の広い配線を得る
ことができ、劣化、発熱等を抑制することができる。
方法にあっては、リソグラフィによって形成したスペ−
ス部を、エッチバック技術によりさらに縮小させた後
に、各絶縁物をマスク材として導電体層をエッチングす
るので、リソグラフィの限界以上に幅の広い配線を得る
ことができ、劣化、発熱等を抑制することができる。
【図1】本発明の第1実施例における半導体装置の製造
プロセスを示す断面図である。
プロセスを示す断面図である。
【図2】本発明の第1実施例における半導体装置の製造
プロセスを示す断面図である。
プロセスを示す断面図である。
【図3】本発明の第1実施例における半導体装置の製造
プロセスを示す断面図である。
プロセスを示す断面図である。
【図4】本発明の第1実施例における半導体装置の製造
プロセスを示す断面図である。
プロセスを示す断面図である。
【図5】本発明の第1実施例における半導体装置の製造
プロセスを示す断面図である。
プロセスを示す断面図である。
【図6】従来例における半導体装置の製造プロセスを示
す断面図である。
す断面図である。
【図7】従来例における半導体装置の製造プロセスを示
す断面図である。
す断面図である。
【図8】従来例における半導体装置の製造プロセスを示
す断面図である。
す断面図である。
1 半導体基板 5 配線層(導電体層) 8 第1のシリコン酸化膜(絶縁層、第1の層) 10 第2のシリコン酸化膜(第2の層) 11 スペース部 12 壁面
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体基板上に配線となる導電体層を形
成する工程と、前記導電体層上に絶縁層を形成する工程
と、この絶縁層をパタ−ニング処理する工程と、前記絶
縁層をマスクとして前記導電体層をエッチング処理する
工程とを行うことを特徴とした半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 半導体基板上に配線となる導電体層を形
成する工程と、前記導電体層上に絶縁物からなる第1の
層を形成する工程と、この第1の層をパタ−ニング処理
して所定のスペ−ス部を形成する工程と、前記第1の層
及び露出した導電体層の上に絶縁物からなる第2の層を
形成する工程と、この第2の層が前記スペ−ス部の内面
に残るようにエッチバック処理する工程と、前記第1の
層及び第2の層をマスクとして前記導電体層をエッチン
グ処理する工程とを行うことを特徴とした半導体装置の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26215992A JPH06112193A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26215992A JPH06112193A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06112193A true JPH06112193A (ja) | 1994-04-22 |
Family
ID=17371886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26215992A Pending JPH06112193A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06112193A (ja) |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP26215992A patent/JPH06112193A/ja active Pending
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