JPH0611190Y2 - 衝撃吸収材 - Google Patents

衝撃吸収材

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JPH0611190Y2
JPH0611190Y2 JP5873489U JP5873489U JPH0611190Y2 JP H0611190 Y2 JPH0611190 Y2 JP H0611190Y2 JP 5873489 U JP5873489 U JP 5873489U JP 5873489 U JP5873489 U JP 5873489U JP H0611190 Y2 JPH0611190 Y2 JP H0611190Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cloth
absorbing material
shock absorbing
present
silicone gel
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP5873489U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02148328U (ja
Inventor
直人 内山
博 武井
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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  • Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はスポーツ用などの防具に用いる衝撃吸収材に関
するものである。
(従来の技術) 従来、シリコーンゲルを使用した衝撃吸収材が提案され
ている。しかしシリコーンゲルは比重が大きいために衝
撃吸収材が重くなって人体に負担がかかり、また縫製で
きないものであった。これらの欠点を改良しようとし
て、パッケージングを行いシリコーンゲルの量を減らす
ことが提案されているが、使用シリコーンゲル量の低減
にともなう衝撃吸収性の低下や衝撃吸収の有効面積部分
が狭くなることのほかに柔軟性が低下して人体にフィッ
トしにくくなる。また、シリコーンゲルに添加剤を混入
してゲルの比重を小さくすることが提案されているが、
この方法ではゲルの有効性を低下させ、せっかくの衝撃
吸収力を一部犠牲にする結果となっていた。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は上記のような欠点を改良し、軽量、柔軟で、有
効面積が広く、縫製が可能であるという各特徴を兼ね備
えるとともに、優れた衝撃吸収力を有するスポーツ用な
どの防具に用いる衝撃吸収材を提供するためになされた
ものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は前記の課題を解決した新規な衝撃吸収材に係
り、この衝撃吸収材は、天然もしくは合成皮革、布地、
シリコーンゲル、布地、シリコーンゴムスポンジ、及び
布地を上記の順に積層してなるものである。
本考案の衝撃吸収材を構成する天然もしくは合成皮革と
しては公知のものを用いることができ、これには例えば
柔軟な牛革や布地に合成樹脂をコーティングしたもの等
を用いればよい。
布地としては公知の編物、織布あるいは不織布を用いる
ことができ、これには例えばポリエステル等の合成繊維
や綿等の天然繊維のメリヤス編みのものとかメッシュの
もの等が挙げられ、防具の種類や保護する部位によって
使い分ければよい。
シリコーンゲルとしては公知のものを用いることができ
るが、これには針入度が200を超えるものが好まし
い。
シリコーンゴムスポンジとしては独立気泡または一部連
続気泡化した独立気泡のものを用いることが好ましい。
このシリコーンゴムスポンジは発泡倍率が1.5〜2.5のも
のが好ましく、硬さがアスカーC硬度で2〜7のものが
好ましく、スキンを有しているものが好ましい。
上記のシリコーンゲル及びスポンジはともにその特性や
厚さに関し、防具の種類、保護する部位により吸収しな
ければならない衝撃力によって使い分ければよい。
例えば、本考案の衝撃吸収材をオートバイのレーシング
用スーツに用いた場合には、柔軟な厚さ1〜2mm程の牛
革、針入度200以上かつ厚さ1〜10mm程度のシリコーン
ゲル及び独立気泡又は一部連続気泡化した独立気泡を有
する厚さ3〜20mm程度のシリコーンゴムスポンジを使用
すればよい。
本考案の衝撃吸収材は上記のとおり積層してなるものす
なわち積層体であるが、この積層体の縁は縫製しておく
のが好ましい。また、各層間のずれを防ぐために層間の
一部または全面を接着剤等で結合したり、上記の縁以外
の部分を縫製したりすることは本考案の目的を損なわな
い限り任意である。
なお、本考案の衝撃吸収材はシリコーンゲルを外側にし
シリコーンゴムスポンジを内側にして、外側から衝撃を
受けるようにして用いるのが好ましい。
本考案の一例は第1図の一部切欠斜視図に示されるとお
りであり、この例は皮革として牛革を、シリコーンゲル
としてX-65-285(信越化学工業(株)製、商品名)を、
シリコーンゴムスポンジとしてX-65-286(信越化学工業
(株)製、商品名)を、布地としてメッシュ綿布及びメ
ッシュポリエステル布をそれぞれ用い、縁に沿って縫製
したものである。しかし本考案はこの例に限定されるも
のではない。
本考案の衝撃吸収材は、軽量、柔軟で、有効面積が広
く、縫製が可能であり、フィットネスと衝撃吸収力に優
れ、スポーツ用などの防具に用いるのに好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部切欠斜視図であ
る。 1……牛革 2,4……メッシュ綿布 3……シリコーンゲル 5……シリコーンゴムスポンジ 6……メッシュポリエステル布 7……縫糸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】天然もしくは合成皮革、布地、シリコーン
    ゲル、布地、シリコーンゴムスポンジ、及び布地を上記
    の順に積層してなる衝撃吸収材。
JP5873489U 1989-05-22 1989-05-22 衝撃吸収材 Expired - Lifetime JPH0611190Y2 (ja)

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JPH02148328U JPH02148328U (ja) 1990-12-17
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