JPH0611122Y2 - バーチカル・ミーリング・マシン - Google Patents
バーチカル・ミーリング・マシンInfo
- Publication number
- JPH0611122Y2 JPH0611122Y2 JP1988013845U JP1384588U JPH0611122Y2 JP H0611122 Y2 JPH0611122 Y2 JP H0611122Y2 JP 1988013845 U JP1988013845 U JP 1988013845U JP 1384588 U JP1384588 U JP 1384588U JP H0611122 Y2 JPH0611122 Y2 JP H0611122Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting
- vertical
- tool
- cutter
- processed material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は送材テーブル若しくは送材ベルト上で一方向に
送られる加工材の表面に接して旋回切削を施すバーチカ
ルカツターの切削抵抗減少、切削が厚い場合の切削騒音
発生の減少等を計ったものである。
送られる加工材の表面に接して旋回切削を施すバーチカ
ルカツターの切削抵抗減少、切削が厚い場合の切削騒音
発生の減少等を計ったものである。
(従来の技術) 送材テーブル、送材ベルト等で送られる加工材の表面に
接して旋回切削するバーチカルカツターを設けてなるバ
ーチカル・ミーリング・マシンは、実公昭58-23606号公
報、実公昭59-3849号公報、同3850号公報等に記載され
ているが、切削の厚さが厚い場合、或るいは木質が硬い
場合に切削抵抗が増大し、騒音が増加する等の不具合な
点がある。
接して旋回切削するバーチカルカツターを設けてなるバ
ーチカル・ミーリング・マシンは、実公昭58-23606号公
報、実公昭59-3849号公報、同3850号公報等に記載され
ているが、切削の厚さが厚い場合、或るいは木質が硬い
場合に切削抵抗が増大し、騒音が増加する等の不具合な
点がある。
本考案に謂うバーチカルカツターとは第2、5図等に示
すように送材ベルト等により送られる加工材の表面で水
平旋回して表面切削を施す切削刃物である。
すように送材ベルト等により送られる加工材の表面で水
平旋回して表面切削を施す切削刃物である。
(本考案が解決しようとする問題点) 本考案は前項に述べた不具合を除き、たとえバーチカル
カツターによる切削厚さが増大しても、静粛かつ高速で
切削作業ができるようにすることを技術的な課題とする
ものである。
カツターによる切削厚さが増大しても、静粛かつ高速で
切削作業ができるようにすることを技術的な課題とする
ものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記の課題を解決することを目的とするもの
で、送材テーブル若しくは送材ベルト等で送られる加工
材の表面に接して水平旋回するバーチカルカツターと、
該カツターへの送材方向前位で加工材表面のバーチカル
カツターによる旋回切削の厚さ以内の複数条の切削抵抗
減少用切込みを施す切削工具とを設け、切削工具により
加工材表面につけられた切削抵抗減少用切込みをバーチ
カルカツターの水平旋回切削により切削除去して該カツ
ターにより所定厚さの旋回切削を施すことを特徴とする
バーチカル・ミーリング・マシンに係るものである。
で、送材テーブル若しくは送材ベルト等で送られる加工
材の表面に接して水平旋回するバーチカルカツターと、
該カツターへの送材方向前位で加工材表面のバーチカル
カツターによる旋回切削の厚さ以内の複数条の切削抵抗
減少用切込みを施す切削工具とを設け、切削工具により
加工材表面につけられた切削抵抗減少用切込みをバーチ
カルカツターの水平旋回切削により切削除去して該カツ
ターにより所定厚さの旋回切削を施すことを特徴とする
バーチカル・ミーリング・マシンに係るものである。
(作用) 本考案は水平旋回するバーチカルカツターの送材方向前
位に、加工材表面の該カツターの旋回切削の厚さ以下の
複数条の切削抵抗減少用切込みを施す切削工具Xを設
け、その切削工具Xにより加工材に切削抵抗減少用切込
みを施すものであって、該切削工具によつて加工材aの
切削厚さを減らすことはないが、バーチカルカツターの
水平切削抵抗を顕著に減少する。
位に、加工材表面の該カツターの旋回切削の厚さ以下の
複数条の切削抵抗減少用切込みを施す切削工具Xを設
け、その切削工具Xにより加工材に切削抵抗減少用切込
みを施すものであって、該切削工具によつて加工材aの
切削厚さを減らすことはないが、バーチカルカツターの
水平切削抵抗を顕著に減少する。
(実施例) 添付図面の第1〜5図は本考案の第1実施例を示し、第
6、7図は第2実施例を示し、第8、9図は第3実施例
を示し、第10、11図は第4実施例を示し、第12、
13図は第5実施例を示し、第14図は第6実施例を示
す。また第15図、第16図は工具Xを例示した平面図
若しくは斜視図である。
6、7図は第2実施例を示し、第8、9図は第3実施例
を示し、第10、11図は第4実施例を示し、第12、
13図は第5実施例を示し、第14図は第6実施例を示
す。また第15図、第16図は工具Xを例示した平面図
若しくは斜視図である。
第1〜5図の第1実施例は、フレーム1の加工材の投入
口2及び送出し口3を突き抜ける長さの送材テーブル4
を設け、昇降ハンドル5により回転するベベルギヤ6を
噛合わせたベベルギヤ7を有する昇降杆8により該テー
ブル4を支持して昇降動を生じさせる。前記の送材テー
ブル4は、投入口2と送出し口3の付近に設けたロール
に掛け渡した送材ベルトを持つ公知の送材フレームにす
ることもできる。
口2及び送出し口3を突き抜ける長さの送材テーブル4
を設け、昇降ハンドル5により回転するベベルギヤ6を
噛合わせたベベルギヤ7を有する昇降杆8により該テー
ブル4を支持して昇降動を生じさせる。前記の送材テー
ブル4は、投入口2と送出し口3の付近に設けたロール
に掛け渡した送材ベルトを持つ公知の送材フレームにす
ることもできる。
送材テーブル4の上部にはフレーム1の内部に送材方向
と直角に差し渡した梁材9を設け、その梁材9に第2図
に示すように送材方向で前後に少し喰違わせた垂直の駆
動軸11、11aを通した軸支筒10を取付け、前記の
駆動軸11、11aの各下端に、送材テーブル4上を一
方向に送られる加工材aの表面に接して水平旋回するバ
ーチカルカツター12、12aを取付け、それらのカツ
ター12、12aの前と後とに加工材押え13、14を
配置して梁材9の下面に取付ける。また加工材押え13
の前部と加工材押え14の後部に加工材aを押える押え
ロール15、16を配置する。
と直角に差し渡した梁材9を設け、その梁材9に第2図
に示すように送材方向で前後に少し喰違わせた垂直の駆
動軸11、11aを通した軸支筒10を取付け、前記の
駆動軸11、11aの各下端に、送材テーブル4上を一
方向に送られる加工材aの表面に接して水平旋回するバ
ーチカルカツター12、12aを取付け、それらのカツ
ター12、12aの前と後とに加工材押え13、14を
配置して梁材9の下面に取付ける。また加工材押え13
の前部と加工材押え14の後部に加工材aを押える押え
ロール15、16を配置する。
本実施例は前記したバーチカルカツター12、12aの
みでなく、押えロール15の前部に第2図に示したよう
に軸方向に多数の丸刃からなる複数条の切削抵抗減少用
切込みの切削工具21を設け、該工具21の工具軸20
を送材方向と直角に配置してフレーム1により支持し、
該工具軸20の送材方向前部に押えロール17を設け
る。
みでなく、押えロール15の前部に第2図に示したよう
に軸方向に多数の丸刃からなる複数条の切削抵抗減少用
切込みの切削工具21を設け、該工具21の工具軸20
を送材方向と直角に配置してフレーム1により支持し、
該工具軸20の送材方向前部に押えロール17を設け
る。
多数の丸刃からなる切削工具21は、本考案の切削工具
Xの一例を示すもので、各丸刃により加工材aの表面に
バーチカルカツター12、12aによる切削の厚さ以内
の縦筋形の切削抵抗減少用切込みを施すものである。
Xの一例を示すもので、各丸刃により加工材aの表面に
バーチカルカツター12、12aによる切削の厚さ以内
の縦筋形の切削抵抗減少用切込みを施すものである。
押えロール15、16、17には夫々にチエン又はベル
ト22を掛け、モータM1により夫々を第1図矢線の方向
に回転する。また切削工具21の工具軸20はモータM2
から掛けられたチエン又はベルト23により任意の方向
に高速回転する。
ト22を掛け、モータM1により夫々を第1図矢線の方向
に回転する。また切削工具21の工具軸20はモータM2
から掛けられたチエン又はベルト23により任意の方向
に高速回転する。
バーチカルカツター12、12aは第3、4図のように
円板26から外周に突出する多数の回転刃27の突出端
面に上方で突出度を大きくする傾斜面27aを設けて第
5図に示すように加工材aの外周に外上方に傾斜した切
削面a-1をもつように切削するものであつて、第17図
に示す在来のバーチカルカツター91の円板92から突
出する回転刃93が、下方で突出度を大きくする切削面
93aをもつているため、加工材aを切削するとき第1
8図のように欠け目a-2を生ずる欠点を持つのを改良し
たものである。
円板26から外周に突出する多数の回転刃27の突出端
面に上方で突出度を大きくする傾斜面27aを設けて第
5図に示すように加工材aの外周に外上方に傾斜した切
削面a-1をもつように切削するものであつて、第17図
に示す在来のバーチカルカツター91の円板92から突
出する回転刃93が、下方で突出度を大きくする切削面
93aをもつているため、加工材aを切削するとき第1
8図のように欠け目a-2を生ずる欠点を持つのを改良し
たものである。
第3、4図に示したバーチカルカツターは本考案の各実
施例のバーチカルカツターに適用する。
施例のバーチカルカツターに適用する。
本実施例は工具軸20の駆動と共に多数の丸刃からなる
切削工具21を回転し、バーチカルカツター12、12
aの下面に送られる加工材aに該バーチカルカツター1
2、12aによる切削の厚さ以内の縦筋からなる切削抵
抗減少用切込みを生じさせる。バーチカルカツター1
2、12aはその各縦筋より下面で刃の下面を旋回して
加工材aを切削するから、切削抵抗が少なく、厚さの大
きい切削、或るいは硬い木質の加工材を切削するとき、
前記の複数の縦筋からなる切削抵抗減少用切込みの条痕
を遺すことなく水平切削しかつ特に切削抵抗が大きいこ
とによる騒音を発生せず、また切削屑は前記の複数の縦
筋からなる切削抵抗減少用切込みと、バーチカルカツタ
ー12、12aによる水平旋回切削とにより千切られて
小さいチツプ形になるから、切削ダクト18からの吸込
み排出に詰まりを生じさせることなく静かに行うことが
できる。
切削工具21を回転し、バーチカルカツター12、12
aの下面に送られる加工材aに該バーチカルカツター1
2、12aによる切削の厚さ以内の縦筋からなる切削抵
抗減少用切込みを生じさせる。バーチカルカツター1
2、12aはその各縦筋より下面で刃の下面を旋回して
加工材aを切削するから、切削抵抗が少なく、厚さの大
きい切削、或るいは硬い木質の加工材を切削するとき、
前記の複数の縦筋からなる切削抵抗減少用切込みの条痕
を遺すことなく水平切削しかつ特に切削抵抗が大きいこ
とによる騒音を発生せず、また切削屑は前記の複数の縦
筋からなる切削抵抗減少用切込みと、バーチカルカツタ
ー12、12aによる水平旋回切削とにより千切られて
小さいチツプ形になるから、切削ダクト18からの吸込
み排出に詰まりを生じさせることなく静かに行うことが
できる。
第6図の第2実施例は、押えロール15、17の間に設
ける切削工具Xの他は第1実施例と同じ構成にするもの
であるから第1実施例の図面に付した同一の符号をつけ
る。
ける切削工具Xの他は第1実施例と同じ構成にするもの
であるから第1実施例の図面に付した同一の符号をつけ
る。
本実施例は押えロール15、17の間に第7図に示した
ように軸方向に長い切込刃32を全周に一定の間隔で設
けた工具Xの軸31を第1図に準じて設けて設置された
モータM2により押えロール15等の回転速度に合わせて
回転させ、これを以てバーチカルカツターによる切削の
厚さ以内で加工材aの表面に横方向の切削抵抗減少用切
込みを施す切削工具Xとするものであつて、本実施例で
は加工材aの送り方向と直角の方向に多数の切傷がつけ
られる。
ように軸方向に長い切込刃32を全周に一定の間隔で設
けた工具Xの軸31を第1図に準じて設けて設置された
モータM2により押えロール15等の回転速度に合わせて
回転させ、これを以てバーチカルカツターによる切削の
厚さ以内で加工材aの表面に横方向の切削抵抗減少用切
込みを施す切削工具Xとするものであつて、本実施例で
は加工材aの送り方向と直角の方向に多数の切傷がつけ
られる。
本考案のバーチカルカツターの旋回による切削の作用は
第1実施例に準ずる。
第1実施例に準ずる。
第8、9図の第3実施例は押えロール15、17の間に
設ける切削工具Xの他は第1実施例と同じ構成にするも
のであるから第1実施例の図面に付した同一の符号をつ
ける。
設ける切削工具Xの他は第1実施例と同じ構成にするも
のであるから第1実施例の図面に付した同一の符号をつ
ける。
本実施例は押えロール17、15の間に第9図に示すに
多数の細い刃42を所要のピツチで配列した刃物43を
工具保持枠41に取付けもたもので、工具保持枠41は
固定されるものであるからモータ駆動を必要としない。
多数の細い刃42を所要のピツチで配列した刃物43を
工具保持枠41に取付けもたもので、工具保持枠41は
固定されるものであるからモータ駆動を必要としない。
本実施例は多数の細い刃42によりバーチカルカツター
による切削の厚さ以内で加工材aの表面に切削抵抗減少
用切込みを施す切削工具Xとするもので、加工材aの送
り方向と平行に多数の切り傷が第1実施例に準じてつけ
られる。
による切削の厚さ以内で加工材aの表面に切削抵抗減少
用切込みを施す切削工具Xとするもので、加工材aの送
り方向と平行に多数の切り傷が第1実施例に準じてつけ
られる。
本考案のバーチカルカツターの旋回による切削の作用は
第1実施例に準ずる。
第1実施例に準ずる。
第10、11図の第4実施例は第1実施例の押えロール
15、16にベルト51を掛け渡して該ベルト51より
加工材aを押える押えベルトとするものであつて、ベル
ト51の外面に第11図に示すように小巾の刃52を縦
横方向ともに一定のピツチで固定し、そのベルト51と
小巾の刃52とを以てバーチカルカツターによる切削の
厚さ以内で加工材aの表面に切込みを施す切削工具Xと
する。本実施例では加工材の送り方向と平行に多数の切
り傷がつけられる。その他の第1実施例と同一部分に同
じ符号をつけた。
15、16にベルト51を掛け渡して該ベルト51より
加工材aを押える押えベルトとするものであつて、ベル
ト51の外面に第11図に示すように小巾の刃52を縦
横方向ともに一定のピツチで固定し、そのベルト51と
小巾の刃52とを以てバーチカルカツターによる切削の
厚さ以内で加工材aの表面に切込みを施す切削工具Xと
する。本実施例では加工材の送り方向と平行に多数の切
り傷がつけられる。その他の第1実施例と同一部分に同
じ符号をつけた。
本考案のバーチカルカツターによる旋回切削の作用は第
1実施例に準ずる。
1実施例に準ずる。
第12、13図に示す第5実施例は、押えロール15、
17の間に加工材aの表面にほぼ接する回転胴61を第
1実施例の工具軸20に設け、その外周に第13図に示
すように軸方向に長い数個の回転刃62を取付けたもの
で、回転胴61は押えロール15〜17と反対の方向に
回転する。その回転は第1実施例に示したモータM2とチ
エン23とにより施す。その他は第1実施例と同じ構成
であるから、同じ符号を付した。
17の間に加工材aの表面にほぼ接する回転胴61を第
1実施例の工具軸20に設け、その外周に第13図に示
すように軸方向に長い数個の回転刃62を取付けたもの
で、回転胴61は押えロール15〜17と反対の方向に
回転する。その回転は第1実施例に示したモータM2とチ
エン23とにより施す。その他は第1実施例と同じ構成
であるから、同じ符号を付した。
本実施例は回転胴61と回転刃62によりバーチカルカ
ツターによる切削の厚さ以内で加工材aの表面に切削抵
抗減少用切込みを施す工具Xとするもので、加工材aの
送り速度と回転胴61の回転速度により切込みの形状は
変化するが、水平旋回のバーチカルカツターの水平旋回
切削により痕跡が消失する。
ツターによる切削の厚さ以内で加工材aの表面に切削抵
抗減少用切込みを施す工具Xとするもので、加工材aの
送り速度と回転胴61の回転速度により切込みの形状は
変化するが、水平旋回のバーチカルカツターの水平旋回
切削により痕跡が消失する。
第14図は第6実施例を示し、押えロール15、17の
間に回転胴71を設け、該胴71の両端の偏心位置に軸
連結したレバー72を設けると共に回転胴71の前部上
方の軸73に上端を軸支した刃物保持レバー74の中間の
高さに前記レバー72の自由端を連結し、刃物保持レバ
ー74の下端部に加工材aの送り方向と直角な刃物75
を固定し、その全体にカバー76を施した構成のもの
を、バーチカルカツターによる切削の厚さ以内で加工材
aの表面に切削抵抗減少用切込みを施す切削工具Xとす
るもので、その他は第1実施例と同じ構成であるから、
同じ符号を付した。
間に回転胴71を設け、該胴71の両端の偏心位置に軸
連結したレバー72を設けると共に回転胴71の前部上
方の軸73に上端を軸支した刃物保持レバー74の中間の
高さに前記レバー72の自由端を連結し、刃物保持レバ
ー74の下端部に加工材aの送り方向と直角な刃物75
を固定し、その全体にカバー76を施した構成のもの
を、バーチカルカツターによる切削の厚さ以内で加工材
aの表面に切削抵抗減少用切込みを施す切削工具Xとす
るもので、その他は第1実施例と同じ構成であるから、
同じ符号を付した。
本実施例は回転胴71の回転速度と加工材aの送り速度
により切削抵抗減少用切込みの形状は変化するが、第1
4図に示すように加工材aの送り方向とほぼ直角な表面
に横方向の波状の切込みを生ずる。
により切削抵抗減少用切込みの形状は変化するが、第1
4図に示すように加工材aの送り方向とほぼ直角な表面
に横方向の波状の切込みを生ずる。
本実施例のバーチカルカツターによる旋回切削の作用
は、第1実施例に準ずるものである。
は、第1実施例に準ずるものである。
この他、加工材aがバーチカルカツターの下面に入る前
に該カツターによる切削の厚さ以内で加工材aの表面に
切込みを施す工具Xとしては、第15図に示すように第
1実施例の工具軸と同じ軸子81の周面に多数の突出刃
83を設けた複数の輪82を嵌め、突出刃83を互いに
喰違わせて固定する構成の工具X、或るいは第16図に
示すように加工材aの送り方向と直交する方向に波形の
刃87を付けた刃板86を加工材の表面に対して斜角度
で取付ける工具X等を使用できる。
に該カツターによる切削の厚さ以内で加工材aの表面に
切込みを施す工具Xとしては、第15図に示すように第
1実施例の工具軸と同じ軸子81の周面に多数の突出刃
83を設けた複数の輪82を嵌め、突出刃83を互いに
喰違わせて固定する構成の工具X、或るいは第16図に
示すように加工材aの送り方向と直交する方向に波形の
刃87を付けた刃板86を加工材の表面に対して斜角度
で取付ける工具X等を使用できる。
(効果) 本考案は前記した作用及び前記の各実施例に例示した構
成になり、バーチカルカツターの旋回により、一方向に
送られる加工材の表面を切削により創生するものではな
く、送材方向の前位で切削工具Xにより切削抵抗減少用
切込みを施し、バーチカルカツターの旋回によって表面
を切削除去するものであるから、該カツターの切削抵抗
を著しく減少して、バーチカルカツターの普通の能力以
上の切削が可能になると共に、騒音を減少する等の効果
がある。
成になり、バーチカルカツターの旋回により、一方向に
送られる加工材の表面を切削により創生するものではな
く、送材方向の前位で切削工具Xにより切削抵抗減少用
切込みを施し、バーチカルカツターの旋回によって表面
を切削除去するものであるから、該カツターの切削抵抗
を著しく減少して、バーチカルカツターの普通の能力以
上の切削が可能になると共に、騒音を減少する等の効果
がある。
添付図面は本考案の数実施例を示し、第1〜5図は第1
実施例で、第1図は縦断側面図、第2図は第1図を所要
の高さで切断した平面図、第3、4図はバーチカルカツ
ターの一部拡大縦断側面図、第5図は該カツターによる
水平旋回切削を施した加工材aの拡大縦断側面図であ
る。第6図は第2実施例の一部縦断側面図、第7図は同
切削工具Xの平面図である。第8図は第3実施例の縦断
側面図、第9図は同切削工具Xの平面図である。第10
図は第4実施例の縦断側面図、第11図は同切削工具X
の一部拡大図である。第12図は第5実施例の縦断側面
図、第13図は同切削工具Xの平面図である。第14図
は第6実施例の縦断側面図である。第15図はその他の
切削工具Xの平面図、第16図は別の切削工具Xの斜視
図である。第17図は従来使用のバーチカルカツターの
縦断側面図、第18図は該カツターによる加工材aの切
削を示したものである。 a→加工材、1→フレーム 11、11a→駆動軸 12、12a→バーチカルカツター 15、16、17→押えロール X→切削工具
実施例で、第1図は縦断側面図、第2図は第1図を所要
の高さで切断した平面図、第3、4図はバーチカルカツ
ターの一部拡大縦断側面図、第5図は該カツターによる
水平旋回切削を施した加工材aの拡大縦断側面図であ
る。第6図は第2実施例の一部縦断側面図、第7図は同
切削工具Xの平面図である。第8図は第3実施例の縦断
側面図、第9図は同切削工具Xの平面図である。第10
図は第4実施例の縦断側面図、第11図は同切削工具X
の一部拡大図である。第12図は第5実施例の縦断側面
図、第13図は同切削工具Xの平面図である。第14図
は第6実施例の縦断側面図である。第15図はその他の
切削工具Xの平面図、第16図は別の切削工具Xの斜視
図である。第17図は従来使用のバーチカルカツターの
縦断側面図、第18図は該カツターによる加工材aの切
削を示したものである。 a→加工材、1→フレーム 11、11a→駆動軸 12、12a→バーチカルカツター 15、16、17→押えロール X→切削工具
Claims (1)
- 【請求項1】送材テーブル若しくは送材ベルト等で送ら
れる加工材の表面に接して水平旋回するバーチカルカツ
ターと、該カツターへの送材方向前位で加工材表面のバ
ーチカルカツターによる旋回切削の厚さ以内の複数条の
切削抵抗減少用切込みを施す切削工具とを設け、切削工
具により加工材表面につけられた切削抵抗減少用切込み
をバーチカルカツターの水平旋回切削により切削除去し
て該カツターにより所定厚さの旋回切削を施すことを特
徴とするバーチカル・ミーリング・マシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988013845U JPH0611122Y2 (ja) | 1988-02-03 | 1988-02-03 | バーチカル・ミーリング・マシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988013845U JPH0611122Y2 (ja) | 1988-02-03 | 1988-02-03 | バーチカル・ミーリング・マシン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01116601U JPH01116601U (ja) | 1989-08-07 |
JPH0611122Y2 true JPH0611122Y2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=31224509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988013845U Expired - Lifetime JPH0611122Y2 (ja) | 1988-02-03 | 1988-02-03 | バーチカル・ミーリング・マシン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0611122Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0243684Y2 (ja) * | 1986-12-30 | 1990-11-20 |
-
1988
- 1988-02-03 JP JP1988013845U patent/JPH0611122Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01116601U (ja) | 1989-08-07 |
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