JPH06110839A - 電子式計算機 - Google Patents
電子式計算機Info
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- JPH06110839A JPH06110839A JP4261464A JP26146492A JPH06110839A JP H06110839 A JPH06110839 A JP H06110839A JP 4261464 A JP4261464 A JP 4261464A JP 26146492 A JP26146492 A JP 26146492A JP H06110839 A JPH06110839 A JP H06110839A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、関数計算機能を備えた電子式計算
機において、所望の関数の変数値入力を行なう際に、取
扱説明書を参照しなくても入力すべき変数要素が分から
なくなることなく、キー入力操作の簡単化を目的とす
る。 【構成】 複数種類の関数キー(「sin」18a,
「cos」18b,「tan」18c,「Pol」1
9,「Rec」20,…)の中から1つの関数キーが操
作指定された際に、該指定された関数書式を構成する関
数記号と変数要素とを、予め複数種類の関数書式を記憶
しているROM13から読出し、表示部16に対して表
示させると共に、指定関数の変数値を入力するテンキー
17により変数値入力されるべき位置の変数要素を、R
AM14のフラグレジスタ14aにおけるポインタフラ
グに応じて点滅させるようCPU11を介し表示制御す
る構成とする。
機において、所望の関数の変数値入力を行なう際に、取
扱説明書を参照しなくても入力すべき変数要素が分から
なくなることなく、キー入力操作の簡単化を目的とす
る。 【構成】 複数種類の関数キー(「sin」18a,
「cos」18b,「tan」18c,「Pol」1
9,「Rec」20,…)の中から1つの関数キーが操
作指定された際に、該指定された関数書式を構成する関
数記号と変数要素とを、予め複数種類の関数書式を記憶
しているROM13から読出し、表示部16に対して表
示させると共に、指定関数の変数値を入力するテンキー
17により変数値入力されるべき位置の変数要素を、R
AM14のフラグレジスタ14aにおけるポインタフラ
グに応じて点滅させるようCPU11を介し表示制御す
る構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、関数計算機能を備えた
電子式計算機に関する。
電子式計算機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、卓上電子式計算機として関数計算
機能を備えた、所謂、関数電卓と呼ばれるものが広く実
用されている。
機能を備えた、所謂、関数電卓と呼ばれるものが広く実
用されている。
【0003】この関数電卓には、関数計算を行なわせる
ために、例えば三角関数「sin」,「cos」、対数
「log」、極座標「Pol」、直交座標「Rec」等
の複数種類の関数記号キーが設けられており、オペレー
タは所望の関数記号キーを選択操作することにより関数
計算を行なっている。図6は複数種類の関数とその関数
書式を示す図である。
ために、例えば三角関数「sin」,「cos」、対数
「log」、極座標「Pol」、直交座標「Rec」等
の複数種類の関数記号キーが設けられており、オペレー
タは所望の関数記号キーを選択操作することにより関数
計算を行なっている。図6は複数種類の関数とその関数
書式を示す図である。
【0004】すなわち、従来の関数電卓において、例え
ば三角関数の計算を行なうのに「sin」キーあるいは
「cos」キーを操作すると、表示部には「sin」あ
るいは「cos」の関数記号と共にカーソルシンボルが
表示され、オペレータはこのカーソル表示に対応して具
体的変数値を入力し、演算実行キー「EXE」を操作す
ることにより演算処理が開始される。
ば三角関数の計算を行なうのに「sin」キーあるいは
「cos」キーを操作すると、表示部には「sin」あ
るいは「cos」の関数記号と共にカーソルシンボルが
表示され、オペレータはこのカーソル表示に対応して具
体的変数値を入力し、演算実行キー「EXE」を操作す
ることにより演算処理が開始される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
極座標「Pol」の変数要素(パラメータ)は(r,
θ)、あるいは直交座標「Rec」の変数要素(パラメ
ータ)は(x,y)と複数存在するため、上記従来の関
数電卓のように、キー入力された関数記号と共にカーソ
ルシンボルのみ表示されるものでは、例えば「Pol」
と表示された場合、不慣れなオペレータでは(r,θ)
何れのパラメータを順に入力すればよいのか判断できな
いことがあり、取扱説明書を参照しなければならないと
いう不具合が生じる。
極座標「Pol」の変数要素(パラメータ)は(r,
θ)、あるいは直交座標「Rec」の変数要素(パラメ
ータ)は(x,y)と複数存在するため、上記従来の関
数電卓のように、キー入力された関数記号と共にカーソ
ルシンボルのみ表示されるものでは、例えば「Pol」
と表示された場合、不慣れなオペレータでは(r,θ)
何れのパラメータを順に入力すればよいのか判断できな
いことがあり、取扱説明書を参照しなければならないと
いう不具合が生じる。
【0006】本発明は上記課題に鑑みなされたもので、
所望の関数の変数値入力を行なう際に、取扱説明書を参
照しなくても入力すべき変数要素が分からなくなること
なく、キー入力操作の簡単化が可能になる電子式計算機
を提供することを目的とする。
所望の関数の変数値入力を行なう際に、取扱説明書を参
照しなくても入力すべき変数要素が分からなくなること
なく、キー入力操作の簡単化が可能になる電子式計算機
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
る第1の電子式計算機は、関数選択手段により複数種類
の関数の中から1つの関数が指定された際に、該指定さ
れた関数書式を構成する関数記号と変数要素とを、予め
複数種類の関数書式を記憶している関数記憶手段から読
出し、表示手段に対して表示させると共に、関数の変数
値を入力する数値入力手段により変数値入力されるべき
位置の変数要素を点滅させるよう制御する構成としたも
のである。
る第1の電子式計算機は、関数選択手段により複数種類
の関数の中から1つの関数が指定された際に、該指定さ
れた関数書式を構成する関数記号と変数要素とを、予め
複数種類の関数書式を記憶している関数記憶手段から読
出し、表示手段に対して表示させると共に、関数の変数
値を入力する数値入力手段により変数値入力されるべき
位置の変数要素を点滅させるよう制御する構成としたも
のである。
【0008】また、本発明に係わる第2の電子式計算機
は、関数選択手段により複数種類の関数の中から1つの
関数が指定された際に、関数記憶手段により予め記憶さ
れる複数種類の関数書式に基づき、該指定された関数書
式を構成する関数記号を表示手段に対して表示させると
共に、関数の変数値を入力する数値入力手段により変数
値入力されるべき位置の変数要素を順次点滅表示させる
よう制御する構成としたものである。
は、関数選択手段により複数種類の関数の中から1つの
関数が指定された際に、関数記憶手段により予め記憶さ
れる複数種類の関数書式に基づき、該指定された関数書
式を構成する関数記号を表示手段に対して表示させると
共に、関数の変数値を入力する数値入力手段により変数
値入力されるべき位置の変数要素を順次点滅表示させる
よう制御する構成としたものである。
【0009】
【作用】つまり、関数選択手段により指定された関数記
号が表示されると共に、数値入力手段により変数値入力
するべき位置の変数要素が点滅表示されるので、オペレ
ータに対し、入力すべき変数要素(パラメータ)が何で
あるのかと、その入力位置が示されるようになる。
号が表示されると共に、数値入力手段により変数値入力
するべき位置の変数要素が点滅表示されるので、オペレ
ータに対し、入力すべき変数要素(パラメータ)が何で
あるのかと、その入力位置が示されるようになる。
【0010】
【実施例】以下図面により本発明の実施例について説明
する。図1は本発明の第1実施例に係わる電子式計算機
の電子回路の構成を示すブロック図であり、この電子式
計算機はCPU(中央処理装置)11を備えている。
する。図1は本発明の第1実施例に係わる電子式計算機
の電子回路の構成を示すブロック図であり、この電子式
計算機はCPU(中央処理装置)11を備えている。
【0011】CPU11は、キー入力部12からのキー
操作信号に基づき回路各部の動作制御を行なうもので、
このCPU11には、上記キー入力部12の他、ROM
13及びRAM14が接続されると共に、表示バッファ
15を介してドットマトリクス式の表示部16が接続さ
れる。
操作信号に基づき回路各部の動作制御を行なうもので、
このCPU11には、上記キー入力部12の他、ROM
13及びRAM14が接続されると共に、表示バッファ
15を介してドットマトリクス式の表示部16が接続さ
れる。
【0012】キー入力部12には、数字キー及び演算子
キー等を備えたテンキー17をはじめ、関数計算を行な
う際に操作される三角関数「sin」キー18a,「c
os」キー18b,「tan」キー18c、極座標「P
ol」キー19、直交座標「Rec」キー20等の関数
キー、変数値入力の際にその入力位置間を区切る区切り
「,」キー21、変数要素の入力範囲を指示する右括弧
「)」キー22、変数要素に対する入力変数値を決定さ
せるリターンキー23、及び演算実行を指示する際に操
作される実行「EXE」キー24等、各種機能キーが設
けられる。
キー等を備えたテンキー17をはじめ、関数計算を行な
う際に操作される三角関数「sin」キー18a,「c
os」キー18b,「tan」キー18c、極座標「P
ol」キー19、直交座標「Rec」キー20等の関数
キー、変数値入力の際にその入力位置間を区切る区切り
「,」キー21、変数要素の入力範囲を指示する右括弧
「)」キー22、変数要素に対する入力変数値を決定さ
せるリターンキー23、及び演算実行を指示する際に操
作される実行「EXE」キー24等、各種機能キーが設
けられる。
【0013】ROM13には、上記キー入力部12から
の各種キー操作信号に応じた演算制御プログラムや表示
制御プログラムの他、複数種類の関数書式データ(図6
参照)がそれぞれその関数記号と変数要素として記憶さ
れる。
の各種キー操作信号に応じた演算制御プログラムや表示
制御プログラムの他、複数種類の関数書式データ(図6
参照)がそれぞれその関数記号と変数要素として記憶さ
れる。
【0014】RAM14には、キー入力部12から入力
される変数値データやCPU11にて処理される演算値
データを記憶するための数値レジスタや、関数計算を行
なう際にその変数要素の入力位置を指示するためのポイ
ンタフラグがセットされるフラグレジスタ14a等が備
えられる。
される変数値データやCPU11にて処理される演算値
データを記憶するための数値レジスタや、関数計算を行
なう際にその変数要素の入力位置を指示するためのポイ
ンタフラグがセットされるフラグレジスタ14a等が備
えられる。
【0015】表示バッファ15は、表示部16の表示領
域に1:1に対応するイメージ記憶領域を有し、キー入
力部12からのキー入力データやCPU11における演
算処理データを被表示データとして保持するもので、こ
の表示バッファ15に保持された被表示データが表示部
16に表示出力される。次に、上記構成による電子式計
算機の動作について説明する。図2は上記電子式計算機
における関数式の入力処理を示すフローチャートであ
る。図3は上記電子式計算機における関数式の入力表示
状態を示す図である。
域に1:1に対応するイメージ記憶領域を有し、キー入
力部12からのキー入力データやCPU11における演
算処理データを被表示データとして保持するもので、こ
の表示バッファ15に保持された被表示データが表示部
16に表示出力される。次に、上記構成による電子式計
算機の動作について説明する。図2は上記電子式計算機
における関数式の入力処理を示すフローチャートであ
る。図3は上記電子式計算機における関数式の入力表示
状態を示す図である。
【0016】すなわち、例えば極座標の関数計算を行な
うのに、キー入力部12における「Pol」キー19が
操作されると、ROM13に予め記憶される極座標関数
式「Pol(r,θ)」がCPU11に読出され、図3
(A)で示すように、表示バッファ15を介して表示部
16に表示されると同時に、RAM14におけるフラグ
レジスタ14aにポインタフラグ“0”がセットされ、
最初に変数値を入力すべき位置の先頭変数要素(この場
合“r”)が点滅表示される(ステップS1〜S4)。
うのに、キー入力部12における「Pol」キー19が
操作されると、ROM13に予め記憶される極座標関数
式「Pol(r,θ)」がCPU11に読出され、図3
(A)で示すように、表示バッファ15を介して表示部
16に表示されると同時に、RAM14におけるフラグ
レジスタ14aにポインタフラグ“0”がセットされ、
最初に変数値を入力すべき位置の先頭変数要素(この場
合“r”)が点滅表示される(ステップS1〜S4)。
【0017】これにより、オペレータは、上記表示部1
6の点滅要素を見ることで、数値入力すべき変数要素の
内容及びその入力位置を確認できるもので、ここで、オ
ペレータがテンキー17を操作して変数要素“r”とし
ての変数値“30”を入力すると、該入力変数値“3
0”は、図3(B)で示すように、点滅表示状態にある
変数要素“r”の位置に上書きされて代入表示され、リ
ターンキー23の操作によりr=30と確定されRAM
14に書込まれる(ステップS5〜S7)。
6の点滅要素を見ることで、数値入力すべき変数要素の
内容及びその入力位置を確認できるもので、ここで、オ
ペレータがテンキー17を操作して変数要素“r”とし
ての変数値“30”を入力すると、該入力変数値“3
0”は、図3(B)で示すように、点滅表示状態にある
変数要素“r”の位置に上書きされて代入表示され、リ
ターンキー23の操作によりr=30と確定されRAM
14に書込まれる(ステップS5〜S7)。
【0018】ここで、次に変数値入力すべき変数要素が
存在する場合には、フラグレジスタ14aのポインタフ
ラグに“1”が加算され、図3(C)で示すように、次
に変数値を入力すべき位置の変数要素(この場合
“θ”)が点滅表示される(ステップS8〜S10)。
存在する場合には、フラグレジスタ14aのポインタフ
ラグに“1”が加算され、図3(C)で示すように、次
に変数値を入力すべき位置の変数要素(この場合
“θ”)が点滅表示される(ステップS8〜S10)。
【0019】すると、オペレータは、上記表示部16の
点滅要素が切換えられたことを見ることで、次に数値入
力すべき変数要素の内容及びその入力位置を確認できる
もので、ここで、オペレータがテンキー17を操作して
変数要素“θ”としての変数値“45”を入力すると、
該入力数値“45”は、図3(D)で示すように、点滅
状態にある変数要素“θ”の位置に上書きされて代入表
示され、リターンキー23の操作によりθ=45と確定
されRAM14に書込まれる(ステップS5〜S7)。
点滅要素が切換えられたことを見ることで、次に数値入
力すべき変数要素の内容及びその入力位置を確認できる
もので、ここで、オペレータがテンキー17を操作して
変数要素“θ”としての変数値“45”を入力すると、
該入力数値“45”は、図3(D)で示すように、点滅
状態にある変数要素“θ”の位置に上書きされて代入表
示され、リターンキー23の操作によりθ=45と確定
されRAM14に書込まれる(ステップS5〜S7)。
【0020】これにより、図3(E)で示すように、所
望の極座標関数式「Pol(30,45)」の入力が完
了するもので、ここで、「EXE」キー24が操作され
ると、RAM14に(r=30,θ=45)として記憶
される変数値が読出され、CPU11において極座標関
数の演算処理が実行される(ステップS11,S1
2)。
望の極座標関数式「Pol(30,45)」の入力が完
了するもので、ここで、「EXE」キー24が操作され
ると、RAM14に(r=30,θ=45)として記憶
される変数値が読出され、CPU11において極座標関
数の演算処理が実行される(ステップS11,S1
2)。
【0021】したがって、上記構成の電子式計算機によ
れば、複数種類の関数キー(「sin」18a,「co
s」18b,「tan」18c,「Pol」19,「R
ec」20,…)の中から1つの関数キーが操作指定さ
れた際に、該指定された関数書式を構成する関数記号と
変数要素とを、予め複数種類の関数書式を記憶している
ROM13から読出し、表示部16に対して表示させる
と共に、指定関数の変数値を入力するテンキー17によ
り変数値入力されるべき位置の変数要素を、RAM14
のフラグレジスタ14aにおけるポインタフラグに応じ
て点滅させるようCPU11を介し制御するものとした
ので、オペレータに対し、入力すべき変数要素(パラメ
ータ)が何であるのかと、その入力位置が示されるよう
になり、関数式入力の際のキー入力操作を簡単化するこ
とができる。図4は本発明の第2実施例に係わる電子式
計算機における関数式の入力処理を示すフローチャート
である。図5は上記第2実施例の電子式計算機における
関数式の入力表示状態を示す図である。
れば、複数種類の関数キー(「sin」18a,「co
s」18b,「tan」18c,「Pol」19,「R
ec」20,…)の中から1つの関数キーが操作指定さ
れた際に、該指定された関数書式を構成する関数記号と
変数要素とを、予め複数種類の関数書式を記憶している
ROM13から読出し、表示部16に対して表示させる
と共に、指定関数の変数値を入力するテンキー17によ
り変数値入力されるべき位置の変数要素を、RAM14
のフラグレジスタ14aにおけるポインタフラグに応じ
て点滅させるようCPU11を介し制御するものとした
ので、オペレータに対し、入力すべき変数要素(パラメ
ータ)が何であるのかと、その入力位置が示されるよう
になり、関数式入力の際のキー入力操作を簡単化するこ
とができる。図4は本発明の第2実施例に係わる電子式
計算機における関数式の入力処理を示すフローチャート
である。図5は上記第2実施例の電子式計算機における
関数式の入力表示状態を示す図である。
【0022】すなわち、例えば直交座標の関数計算を行
なうのに、キー入力部12における「Rec」キー20
が操作されると、ROM13に予め記憶される直交座標
関数式「Rec(x,y)」がCPU11に読出され、
図5(A)で示すように、まずその関数記号「Rec」
と変数要素入力範囲の先頭を示す左括弧「(」とが表示
バッファ15を介して表示部16に表示されると同時
に、RAM14におけるフラグレジスタ14aにポイン
タフラグ“0”がセットされ、最初に変数値を入力すべ
き位置にその先頭変数要素(この場合“x”)が点滅し
て表示される(ステップA1〜A4)。
なうのに、キー入力部12における「Rec」キー20
が操作されると、ROM13に予め記憶される直交座標
関数式「Rec(x,y)」がCPU11に読出され、
図5(A)で示すように、まずその関数記号「Rec」
と変数要素入力範囲の先頭を示す左括弧「(」とが表示
バッファ15を介して表示部16に表示されると同時
に、RAM14におけるフラグレジスタ14aにポイン
タフラグ“0”がセットされ、最初に変数値を入力すべ
き位置にその先頭変数要素(この場合“x”)が点滅し
て表示される(ステップA1〜A4)。
【0023】これにより、オペレータは、上記表示部1
6の点滅要素を見ることで、数値入力すべき変数要素の
内容及びその入力位置を確認できるもので、ここで、オ
ペレータがテンキー17を操作して変数要素“x”とし
ての変数値“10”を入力すると、該入力変数値“1
0”は、図5(B)で示すように、点滅表示状態にある
変数要素“x”の位置に上書きされて代入表示される
(ステップA5,A6)。
6の点滅要素を見ることで、数値入力すべき変数要素の
内容及びその入力位置を確認できるもので、ここで、オ
ペレータがテンキー17を操作して変数要素“x”とし
ての変数値“10”を入力すると、該入力変数値“1
0”は、図5(B)で示すように、点滅表示状態にある
変数要素“x”の位置に上書きされて代入表示される
(ステップA5,A6)。
【0024】ここで、区切り「,」キー21を操作する
と、x=10と確定されてRAM14に書込まれると共
に、該確定変数値“10”の確定表示に続いて区切りマ
ーク「,」が表示出力される(ステップA7,A8)。
と、x=10と確定されてRAM14に書込まれると共
に、該確定変数値“10”の確定表示に続いて区切りマ
ーク「,」が表示出力される(ステップA7,A8)。
【0025】そして、次に変数値入力すべき変数要素が
存在する場合には、フラグレジスタ14aのポインタフ
ラグに“1”が加算され、図5(C)で示すように、次
に変数値を入力すべき位置にその変数要素(この場合
“y”)が点滅して表示される(ステップA9〜A1
1)。
存在する場合には、フラグレジスタ14aのポインタフ
ラグに“1”が加算され、図5(C)で示すように、次
に変数値を入力すべき位置にその変数要素(この場合
“y”)が点滅して表示される(ステップA9〜A1
1)。
【0026】すると、オペレータは、上記表示部16の
新たな点滅要素を見ることで、次に数値入力すべき変数
要素の内容及びその入力位置を確認できるもので、ここ
で、オペレータがテンキー17を操作して変数要素
“y”としての変数値“20”を入力すると、該入力数
値“20”は、図5(D)で示すように、点滅状態にあ
る変数要素“y”の位置に上書きされて代入表示される
(ステップA5,A6)。
新たな点滅要素を見ることで、次に数値入力すべき変数
要素の内容及びその入力位置を確認できるもので、ここ
で、オペレータがテンキー17を操作して変数要素
“y”としての変数値“20”を入力すると、該入力数
値“20”は、図5(D)で示すように、点滅状態にあ
る変数要素“y”の位置に上書きされて代入表示される
(ステップA5,A6)。
【0027】ここで、変数要素入力範囲を閉じるべく右
括弧「)」キー22を操作すると、y=20と確定され
てRAM14に書込まれると共に、該確定変数値“2
0”の確定表示に続いて右括弧マーク「)」が表示出力
される(ステップA7→A12,A13)。
括弧「)」キー22を操作すると、y=20と確定され
てRAM14に書込まれると共に、該確定変数値“2
0”の確定表示に続いて右括弧マーク「)」が表示出力
される(ステップA7→A12,A13)。
【0028】これにより、図5(E)で示すように、所
望の直交座標関数式「Rec(10,20)」の入力が
完了するもので、ここで、「EXE」キー24が操作さ
れると、RAM14に(x=10,y=20)として記
憶される変数値が読出され、CPU11において直交座
標関数の演算処理が実行される(ステップA14,A1
5)。
望の直交座標関数式「Rec(10,20)」の入力が
完了するもので、ここで、「EXE」キー24が操作さ
れると、RAM14に(x=10,y=20)として記
憶される変数値が読出され、CPU11において直交座
標関数の演算処理が実行される(ステップA14,A1
5)。
【0029】したがって、この第2実施例の関数式入力
処理の場合には、オペレータに対し、入力すべき変数要
素(パラメータ)が何であるのかと、その入力位置が、
その入力時点に対応して順次示されるようになり、前記
第1実施例同様、関数式入力の際のキー入力操作を簡単
化することができる。
処理の場合には、オペレータに対し、入力すべき変数要
素(パラメータ)が何であるのかと、その入力位置が、
その入力時点に対応して順次示されるようになり、前記
第1実施例同様、関数式入力の際のキー入力操作を簡単
化することができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1の電
子式計算機では、関数選択手段により複数種類の関数の
中から1つの関数が指定された際に、該指定された関数
書式を構成する関数記号と変数要素とを、予め複数種類
の関数書式を記憶している関数記憶手段から読出し、表
示手段に対して表示させると共に、関数の変数値を入力
する数値入力手段により変数値入力されるべき位置の変
数要素を点滅させるよう制御する構成とし、また、第2
の電子式計算機では、関数選択手段により複数種類の関
数の中から1つの関数が指定された際に、関数記憶手段
により予め記憶される複数種類の関数書式に基づき、該
指定された関数書式を構成する関数記号を表示手段に対
して表示させると共に、関数の変数値を入力する数値入
力手段により変数値入力されるべき位置の変数要素を順
次点滅表示させるよう制御する構成としたので、第1及
び第2の電子式計算機何れの場合でも、所望の関数の変
数値入力を行なう際に、取扱説明書を参照しなくても入
力すべき変数要素が分からなくなることなく、キー入力
操作の簡単化が可能になる。
子式計算機では、関数選択手段により複数種類の関数の
中から1つの関数が指定された際に、該指定された関数
書式を構成する関数記号と変数要素とを、予め複数種類
の関数書式を記憶している関数記憶手段から読出し、表
示手段に対して表示させると共に、関数の変数値を入力
する数値入力手段により変数値入力されるべき位置の変
数要素を点滅させるよう制御する構成とし、また、第2
の電子式計算機では、関数選択手段により複数種類の関
数の中から1つの関数が指定された際に、関数記憶手段
により予め記憶される複数種類の関数書式に基づき、該
指定された関数書式を構成する関数記号を表示手段に対
して表示させると共に、関数の変数値を入力する数値入
力手段により変数値入力されるべき位置の変数要素を順
次点滅表示させるよう制御する構成としたので、第1及
び第2の電子式計算機何れの場合でも、所望の関数の変
数値入力を行なう際に、取扱説明書を参照しなくても入
力すべき変数要素が分からなくなることなく、キー入力
操作の簡単化が可能になる。
【図1】本発明の第1実施例に係わる電子式計算機の電
子回路の構成を示すブロック図。
子回路の構成を示すブロック図。
【図2】上記電子式計算機における関数式の入力処理を
示すフローチャート。
示すフローチャート。
【図3】上記電子式計算機における関数式の入力表示状
態を示す図。
態を示す図。
【図4】本発明の第2実施例に係わる電子式計算機にお
ける関数式の入力処理を示すフローチャート。
ける関数式の入力処理を示すフローチャート。
【図5】上記第2実施例の電子式計算機における関数式
の入力表示状態を示す図。
の入力表示状態を示す図。
【図6】複数種類の関数とその関数書式を示す図。
11…CPU、12…キー入力部、13…ROM、14
…RAM、14a…フラグレジスタ、15…表示バッフ
ァ、16…表示部、17…テンキー、18a…「si
n」キー、18b…「cos」キー、18c…「ta
n」キー、19…「Pol」キー、20…「Rec」キ
ー、21…「,」キー、22…「)」キー、23…リタ
ーンキー、24…「EXE」キー。
…RAM、14a…フラグレジスタ、15…表示バッフ
ァ、16…表示部、17…テンキー、18a…「si
n」キー、18b…「cos」キー、18c…「ta
n」キー、19…「Pol」キー、20…「Rec」キ
ー、21…「,」キー、22…「)」キー、23…リタ
ーンキー、24…「EXE」キー。
Claims (2)
- 【請求項1】 関数計算機能を備えた電子式計算機にお
いて、 予め複数種類の関数書式を記憶している関数記憶手段
と、 上記複数種類の関数の中から1つの関数を指定する関数
選択手段と、 関数の変数値を入力する数値入力手段と、 表示手段と、 上記関数選択手段により1つの関数が指定された際に、
該指定された関数書式を構成する関数記号と変数要素と
を上記関数記憶手段から読出し上記表示手段に表示させ
ると共に、上記数値入力手段により変数値入力されるべ
き位置の変数要素を点滅させる表示制御手段と、を具備
したことを特徴とする電子式計算機。 - 【請求項2】 関数計算機能を備えた電子式計算機にお
いて、 予め複数種類の関数書式を記憶している関数記憶手段
と、 上記複数種類の関数の中から1つの関数を指定する関数
選択手段と、 関数の変数値を入力する数値入力手段と、 表示手段と、 上記関数選択手段により1つの関数が指定された際に、
上記関数記憶手段に記憶される関数書式に基づき、該指
定された関数書式を構成する関数記号を上記表示手段に
表示させると共に、上記数値入力手段により数値入力さ
れるべき位置の変数要素を順次点滅表示させる表示制御
手段と、を具備したことを特徴とする電子式計算機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4261464A JPH06110839A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 電子式計算機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4261464A JPH06110839A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 電子式計算機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06110839A true JPH06110839A (ja) | 1994-04-22 |
Family
ID=17362265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4261464A Pending JPH06110839A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 電子式計算機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06110839A (ja) |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP4261464A patent/JPH06110839A/ja active Pending
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