JPH06110616A - ディスク及びその記録再生装置 - Google Patents

ディスク及びその記録再生装置

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Publication number
JPH06110616A
JPH06110616A JP28254792A JP28254792A JPH06110616A JP H06110616 A JPH06110616 A JP H06110616A JP 28254792 A JP28254792 A JP 28254792A JP 28254792 A JP28254792 A JP 28254792A JP H06110616 A JPH06110616 A JP H06110616A
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JP
Japan
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disc
recorded
recording
magneto
disk
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JP28254792A
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Inventor
Masaaki Takemoto
雅昭 竹本
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】一連のデジタル情報信号を、着脱可能な複数の
ディスクに記録し、即座に再生出来るようにする。 【構成】着脱可能な複数のディスク16D〜17Dに一
連のデジタル情報信号を分散して記録し、再生する。各
ディスクにはディスク自身の名称を記録し、再生用の管
理情報をディスク16Dに記録する。記録された情報信
号を再生する場合には、まずディスク装置の全てのディ
スクとディスクドライブとの対応表を作成する。次に、
最初に再生すべきディスクの名称と読み出しの領域とを
前記管理情報から算出し、この領域の再生を行う。その
後、前記管理情報に基づき複数のディスクを記録時の順
に再生するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一連のデジタル情報信
号を複数の着脱可能なディスク記録媒体に記録し再生す
る記録再生方法を採用したディスク、ディスク装置、デ
ィスクの記録方法及びディスクの再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気ディスク等のディスク記録媒体に
情報を記録し再生する記録再生方法は、これまでに種々
提案されている。以下に、従来の記録再生方式の例とし
て、オーディオ信号を記録再生する方式について説明す
るが、ビデオ信号の記録再生も略同様である。オーディ
オ信号をディスク記録媒体に記録し再生する方式は、例
えば、AES予稿集1989年の「A Recordinng Data Form
at and a File Management Methodfor the Disk-based
Digital Audio Editinng System」に開示されている。
この方式では、ディスク上にオーディオ信号が記録され
ると共に、記録再生用の管理情報(以下、管理情報とも
記す。)として、記録された領域の先頭アドレスと、先
頭アドレスから連続して記録されたデータ量とが1つの
区分情報(以下、セグメントとも記す。)として記録さ
れる。そして前記複数の区分情報(セグメント)からな
る管理情報を使用して再生が行われる。
【0003】尚、以下の記載では、転送されたデータの
量を示す値を単にデータ量とも記す。また、ディスク上
の記録された領域又は記録すべき領域の先頭アドレスを
単に先頭アドレスとも記す。図3は、従来の記録再生方
式に於ける管理情報のフォーマットの一例を示す図であ
る。前記記録再生のための管理情報はディスク上の記録
領域に記録される。この管理情報は、図3に示すように
N個のセグメント(セグメント1乃至セグメントN)か
らなり、各セグメントは、オーディオ信号が記録されて
いる先頭のアドレスと、記録されたオーディオ信号のデ
ータ量とからなっている。前記アドレスは光磁気ディス
クの論理アドレスであるが、以下、アドレスとは、論理
アドレスを指すものとする。
【0004】次に従来の記録再生方式による記録手順
を、図4を基に説明する。図4は、従来の光磁気ディス
ク装置の要部の構成の一例を示す図である。図4に於い
て、データバス25を介して、全体を制御する中央演算
装置(以下、CPUと記す。)と、2つのバッファメモ
リ22、23、光磁気ディスクドライブ26とが接続さ
れている。前記バッファメモリ22、23にはデータ入
出力インターフェース24が接続され、前記光磁気ディ
スクドライブ26に装着されている光磁気ディスク26
Dの記録再生は前記データ入出力インターフェース24
を介して行われる。光磁気ディスクドライブには光磁気
ディスクの代わりにハードディスクなどのディスク記録
媒体を用いても良い。オーディオ信号の記録を行う場
合、入出力インターフェース24から入力されたオーデ
ィオ信号は、まず一方のバッファメモリ22に書き込ま
れ、そのバッファメモリが一杯になると他方のバッファ
メモリ23に書き込まれる。このようにして、入力され
たオーディオ信号は2つのバッファメモリ22、23に
交互に書き込まれていく。
【0005】例えば一方のバッファメモリ22にオーデ
ィオ信号が一杯に記録されたとすると、前記CPU21
によって、光磁気ディスク上の空き領域が探され、バッ
ファメモリ22のオーディオ信号がその空き領域に転送
される。この時、図3に示す管理情報の最初の区分情報
(セグメント1)に、前記転送された領域の先頭アドレ
スと、転送されたデータ量とが記録される。次に、他方
のバッファメモリ23にオーディオ信号が一杯まで書き
込まれるのを待って、再び光磁気ディスク上の空き領域
が前記CPU21によって探され、バッファメモリ23
から光磁気ディスクの空き領域にオーディオ信号が転送
される。この転送先の領域が、前回転送された領域と連
続していた場合には、前記管理情報のセグメント1に於
けるデータ量(即ち転送されたデータの量を示す値)
は、それまでに記録されていたデータ量に今回転送され
たデータ量が加算された値に置換される。
【0006】一方、前回転送された領域と今回転送され
た領域が連続していない場合には、前記管理情報の2番
目の区分情報(セグメント2)に、今回の先頭アドレス
と転送されたデータ量が記録される。以上の操作が繰り
返し行われ、オーディオ信号の記録が行われる。次に、
従来の記録再生方式による光磁気ディスクの再生手順に
ついて説明する。 図4に示すCPU21による制御に
よって、前記管理情報のセグメント1から先頭アドレス
が読み出される。この先頭アドレスを転送開始アドレス
としてディスクからの情報の読み出しが行われ、光磁気
ディスクから2つのバッファメモリ22、23へ交互に
オーディオ信号が転送される。
【0007】例えば、バッファメモリ22に先に再生オ
ーディオ信号が転送されたとすると、前記入出力インタ
ーフェース24から、まずバッファメモリ22内のオー
ディオ信号が出力され、そのバッファメモリ内の全ての
データが出力し終えた後に、バッファメモリ23内のオ
ーディオ信号が出力される。これらの動作が繰り返し行
われる。前記管理情報のセグメント1が示すデータ量の
情報信号が読み出され転送されると、次にセグメント2
に記録されている先頭アドレスを転送開始アドレスとし
てセグメント2が示すデータ量のオーディオ信号が、C
PU21による制御によって読み出され転送される。例
えば管理情報がN番目のセグメントまで記録されている
場合には、前記の動作がセグメントNについて行われる
まで繰り返し行われ、全オーディオ情報が再生される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】オーディオ信号やビデ
オ信号は、まず信号がデジタル化されてから、光磁気デ
ィスク等のディスク記録媒体に記録される。一連の長時
間の信号がデジタル化された場合、そのデジタルデータ
の量は数百MB(メガバイト)から数GB(ギガバイ
ト)以上に及ぶことがある。しかし1枚の光磁気ディス
クなどの容量は限られていて、前記一連のデジタル信号
を1枚の光ディスクに記録出来ないと言う問題があっ
た。例えばサンプリング周波数が44.1KHZ 、16ビ
ットのオーディオ信号では、1時間分のデジタルデータ
の量は約600MBになる。これを片面の容量が300
MBの光磁気ディスクに記録しようとしても、略1/2
しか記録することが出来ないと言うような問題があっ
た。本発明の目的は、膨大な量の一連のデジタル情報信
号を、着脱可能な複数の光磁気ディスク等に記録、再生
するためのディスク、ディスク装置、ディスクの記録方
法及びディスクの再生方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、膨大な量の一
連のデジタル情報信号を着脱可能な複数のディスクに記
録し、再生するためのものであって、ディスク、ディス
ク装置、ディスクの記録方法及びディスクの再生方法に
ついての発明である。本発明では、着脱可能な複数のデ
ィスクにオーディオやビデオ信号等の一連のデジタル情
報信号を連続して記録、再生することにより、1枚のデ
ィスクの容量を越えたデータ量のデジタル情報信号を扱
えるようにしている。一連のデジタル情報信号を複数の
ディスクに分散して記録し、これを再生するための管理
情報を前記複数のディスクの内の少なくも1枚のディス
クに記録する。 記録に使用する全ディスクにはディス
ク自身の名称を記録しておく。前記複数のディスクに分
散して記録した一連のデジタル情報信号を再生する場合
には、まずディスク装置の全てのディスクとディスクド
ライブの対応表を作成する。そして再生の指示に応じ
て、最初に再生すべきディスクの名称と読み出し開始の
先頭アドレスと読み出し終了の終了アドレスとを前記管
理情報から算出し、この領域の再生を行う。その後、前
記管理情報に基づき複数のディスクを記録時の順に再生
するようにしたものである。
【0010】本発明のディスクは、一連の情報信号を複
数のディスクに分割して記録するための着脱可能なディ
スクに於いて少なくとも、ディスク自身の名称を記録す
る領域と、一連の情報信号に於ける一部分を記録したデ
ィスクの名称と前記情報信号の一部分を記録した領域の
先頭アドレスと前記情報信号の一部分のデータ量又は前
記情報信号の一部分を記録した領域の終了アドレスとか
らなる区分情報を複数個記録する領域とをディスク上に
設けたディスクである。また本発明のディスク装置は、
ディスク自身の名称を記録する領域を有する着脱可能な
ディスク及び前記本発明のディスクを使用して一連の情
報信号を複数のディスクに分割して記録し再生するよう
にしたディスク装置であって少なくとも、入出力される
情報信号を交互に保持し交互に出力する2つのバッファ
メモリと、前記複数の着脱可能なディスクに情報信号の
記録再生を行う複数のディスクドライブとを備えている
ディスク装置である。
【0011】また本発明のディスクの記録方法は、前記
本発明のディスク装置を使用するディスクの記録方法で
あって、一連の情報信号に於ける一部分を記録する度に
少なくとも、複数のディスクから未記録領域を探すステ
ップと、前記未記録領域を探すステップによって探し出
した未記録領域に、情報信号を記録するステップと、前
記情報信号を記録するステップで記録したディスクの名
称及び記録した領域の先頭アドレスを記録するステップ
と、前記記録した領域の終了アドレス又は連続して記録
したデータ量を記録するステップとを実行するようにし
たディスクの記録方法である。さらに本発明のディスク
の再生方法は、前記本発明のディスク装置を使用するデ
ィスクの再生方法であって少なくとも、一連の情報信号
を記録した複数のディスクの名称とディスクドライブの
番号との対応表を作成するステップと、一連の情報信号
が記録されている複数のディスクの内の最初に読み出す
ディスクの名称とこのディスクから読み出すべき領域の
先頭アドレスと終了アドレスとを算出するステップと、
前記ステップで算出されたディスクの先頭アドレスから
終了アドレスまでの情報信号の読み出しを行い、その
後、一連の情報信号を記録した際に使用したディスクか
ら記録時の順で読み出すステップとを実行するようにし
たディスクの再生方法である。
【0012】
【作用】膨大な量の一連のデジタル情報信号が着脱可能
な複数のディスクに分散して記録されるので、1枚のデ
ィスクの容量を越えたデータ量の情報信号の記録が可能
となる。記録時には、前記一連のデジタル情報信号の一
部分を記録する度に、使用されたディスクの名称や記録
された領域のアドレス等が再生のための管理情報に記録
される。この管理情報は、各ディスク自身の名称が記録
されている複数のディスクの内の1枚に記録される。再
生時には、前記管理情報に記録されている記録時のディ
スクの順に再生される。再生すべきディスクの名称やデ
ィスク上の領域のアドレスは前記管理情報から算出され
る。ディスク装置に於いては、入出力されるデジタル情
報信号は2つのバッファメモリの内のいずれかに一旦記
録され、このバッファメモリが一杯に記録された後次の
情報信号は別のバッファメモリに記録される。この時既
に一杯に記録されている前記バッファメモリの情報信号
が、記録時にはデータバスを通してディスクドライブに
転送され、再生時にはデータ入出力インターフェースを
介して外部に出力される。
【0013】
【実施例】本発明のディスク、ディスク装置、ディスク
の記録方法及びディスクの再生方法の実施例について、
以下に、図1、図2を用いて説明する。ここでは実施例
としてオーディオ信号の記録再生について説明するが、
ビデオ信号の記録再生についても略同様である。図2
は、本発明のディスクに於ける管理情報のフォーマット
の一実施例を示す図である。図2は、一連のオーディオ
デジタル信号が、ディスク装置の複数の光磁気ディスク
ドライブの内のM台の光磁気ディスクドライブを使用し
て、複数の光磁気ディスクの内のM枚の光磁気ディスク
に記録され、再生されるようにした光磁気ディスクの記
録方式及び再生方式(以下、記録再生方式とも記す。)
に於ける光磁気ディスクの管理情報のファイルフォーマ
ットである。
【0014】ディスク装置の複数の光磁気ディスクドラ
イブに装着される全光磁気ディスクは着脱可能にされて
おり、これら全ディスクには、各ディスク自身の名称が
夫々記録されている。前記M枚の着脱可能な光磁気ディ
スク上の領域には、デジタル化された一連のオーディオ
信号が記録されると共に、この内の少なくとも1枚の光
磁気ディスク上の領域には、記録再生用の管理情報が記
録される。この管理情報は、図2に示すように、ディス
クの名称等が記入されているM個のディスク対応表(デ
ィスク対応表1乃至ディスク対応表M)とディスクの名
称等が記入されているN個の区分情報(セグメント1乃
至セグメントN)とからなっている。図2に於いて、M
個のディスク対応表の夫々には、オーディオ信号が記録
された光磁気ディスクの名称と、この光磁気ディスクが
装着されている光磁気ディスクドライブの番号とが記録
されるようになっていて、一連のオーディオ信号の記録
に使用された全ての光磁気ディスクと光磁気ディスクド
ライブの組み合わせがディスク対応表1からディスク対
応表Mに記録されている。
【0015】また前記N個の区分情報(セグメント)の
夫々には、一連のオーディオ信号の一部分が記録される
度に、使用された光磁気ディスクの名称と、このディス
クの記録された領域の先頭アドレスと、先頭アドレスか
ら連続して記録されたデータ量を示す値とが組になって
記録されるようになっていて、一連のオーディオ信号の
記録に使用された全ての光磁気ディスクの名称等がセグ
メント1からセグメントNに使用順に時系列的に記録さ
れている。尚、前記管理情報の各セグメントにデータ量
を示す値が記録される代わりに、一連のオーディオ信号
の一部分が記録されたディスク領域の終了アドレスが記
録されるようにしても良い。
【0016】また、前記管理情報の各セグメントにディ
スクの名称が記録される代わりに、一連のオーディオ信
号の一部分が記録されたディスクが装着されているディ
スクドライブの番号が記録されるようにしても良い。但
し、前記各セグメントにディスクの名称が記録されてい
る場合には前記ディスク対応表は必ずしも必要ではない
が、前記各セグメントにディスクの名称が記録されずに
ディスクドライブの番号が記録されている場合には前記
ディスク対応表は必ず必要である。そして前記M個のデ
ィスク対応表とN個の区分情報(セグメント)とからな
る管理情報を使用して再生が行われる。前記光磁気ディ
スクドライブの番号は、例えばSCSIインターフェー
スを使用している場合には、SCSIのIDナンバーで
ある。
【0017】図1は、本発明のディスク装置の要部の構
成を示す図である。図1に於いて、全体を制御するCP
U11は、データバス15を介して2つのバッファメモ
リ12、13及びM台の光磁気ディスクドライブ(1
6、17等)に接続されており、前記2つのバッファメ
モリ12、13にはデータ入出力インターフェース14
が接続されている。光磁気ディスクドライブ1乃至光磁
気ディスクドライブPの内、光磁気ディスクドライブ1
には、前述したファイルフォーマットの管理情報を持つ
着脱可能な光磁気ディスク16Dが装着されている。こ
の例では光磁気ディスクを使用する構成となっている
が、追記型(ライトワンス型)ディスクや磁気ディスク
等の書き換え可能型ディスクを使用するように構成する
ことも出来る。
【0018】図1に示す光ディスク装置を使用してオー
ディオ信号の記録を行う場合、本ディスク装置内の全て
の光磁気ディスクドライブ(台数P)と光磁気ディスク
ドライブに装着されている光磁気ディスクの組み合わせ
が、光磁気ディスクの名称と光磁気ディスクドライブの
番号とによって、図示されていない半導体メモリ及び前
記光磁気ディスク16D上の管理情報のディスク対応表
に記録される。このディスク対応表は、一連のオーディ
オデジタル信号の記録に使用されたディスクについての
み行われるようにしても良い。そして、入出力インター
フェース14に入力されたオーディオデジタル信号は、
まず一方のバッファメモリ、例えばバッファメモリ12
に記録され、このバッファメモリ12が一杯になると他
方のバッファメモリ、例えばバッファメモリ13に記録
される。このようにして、入力されたオーディオ信号が
2つのバッファメモリに交互に書き込まれると共に、前
記2つのバッファメモリの内一杯に記録された方のバッ
ファメモリのオーディオ信号が、光磁気ディスクに転送
され記録される。
【0019】光磁気ディスクへのオーディオ信号の転
送、記録は次のように行われる。まず、CPU11から
の制御によって前記P個の光磁気ディスクから空き領域
が探され、一杯になった方のバッファメモリ例えばバッ
ファメモリ12のオーディオ信号がその空き領域に転送
され記録される。この時、図2に示すファイルフォーマ
ットの管理情報の最初のディスク対応表(ディスク対応
表1)に、前記転送先の光磁気ディスクの名称とディス
クドライブの番号とが記録される。また最初の区分情報
(セグメント1)として、記録に使用された光磁気ディ
スクの名称、今回オーディオ情報が転送された領域の先
頭アドレス及び転送されたデータ量が記録される。
【0020】次に、他方のバッファメモリ13にオーデ
ィオ信号が一杯まで書き込まれるのを待って、再び光磁
気ディスク上の空き領域が前記CPU11によって探さ
れ、バッファメモリ13から光磁気ディスクの空き領域
にオーディオ信号が転送される。この転送先の領域が、
前回転送された領域と連続していた場合には、前記管理
情報のセグメント1に於けるデータ量(即ち転送された
データの量を示す値)は、それまでに記録されていたデ
ータ量に今回転送されたデータ量が加算された値に置換
される。一方、前回転送された領域と今回転送された領
域が同一ディスク上の連続していない領域の場合には、
前記管理情報の2番目の区分情報(セグメント2)に、
ディスクの名称と今回の記録の先頭アドレスと転送され
たデータ量とが記録される。
【0021】さらに、前回転送された領域と今回転送さ
れた領域が別々のディスク上にある場合には、前記管理
情報のディスク対応表2にディスクの名称とそのディス
クが装着されているディスクドライブの番号とが記録さ
れると共に、前記管理情報の2番目の区分情報(セグメ
ント2)に、ディスクの名称、今回の記録の先頭アドレ
ス及び転送されたデータ量が記録される。以上の操作が
繰り返されて、オーディオ信号の記録が行われる。なお
前記した一連の処理を高速化するために、前記管理情報
がCPUのメモリ上にも設けられるようにして、処理中
にはCPUのメモリ上で書き込みが行われ、処理の終了
後に光磁気ディスクに改めて書き直されるようにしても
良い。また、前記管理情報のディスク対応表が光磁気デ
ィスクに記録される場合には、各セグメントに記録され
るディスクの名称の代わりに、その名称のディスクが装
着されているディスクドライブの番号が記録されるよう
にしても良い。
【0022】次に、本発明の光磁気ディスクの再生方法
について図1を基に説明する。光磁気ディスクの再生
は、図1に示すようなディスク装置を使用して行われ
る。 まず、前記ディスク装置に対し、例えば一連のオ
ーディオ信号の最初から数えて所定の時間経過したとこ
ろから再生するように、と言うような再生の指示がなさ
れると、最初に再生すべきディスクの名称と読み出し開
始アドレスと読み出し終了アドレスとが、図1に示すC
PU11によって前記光磁気ディスク16Dに記録され
ている管理情報の区分情報(セグメント)から算出さ
れ、読み出された光磁気ディスクが装着されているディ
スクドライブの番号が前記管理情報のディスク対応表か
ら読み出され、このディスクドライブによって再生が行
われる。前記最初に再生すべき記録に関する区分情報が
例えばセグメント5であるとして以下の説明をする。
【0023】前記管理情報のセグメント5から読み出さ
れた先頭アドレスを転送開始アドレスとして、セグメン
ト5に記録されているデータ量のオーディオ信号が光磁
気ディスクから2つのバッファメモリ12、13へ交互
に転送される。前記2つのバッファメモリのいずれか一
方のバッファメモリにオーディオ信号が転送されメモリ
が一杯になった後、前記一方のバッファメモリのオーデ
ィオ信号は、入出力インターフェース14を介して外部
へ出力される。そして前記一方のバッファメモリ内の全
てのオーディオ信号が出力し終えると、他方のバッファ
メモリ内のオーディオ信号が入出力インターフェース1
4を介して外部へ出力される。最初に再生すべき記録に
関する区分情報(セグメント5)が示すデータ量のオー
ディオ信号が転送し終えると、CPU11によって、次
の区分情報(セグメント6)から光磁気ディスクの名
称、先頭アドレス及びデータ量が読み出され、これらの
情報に基づいて対応するディスクからオーディオ信号が
読み出され、前記バッファメモリ12、13に交互に転
送されて、前記バッファ12、13に転送されたオーデ
ィオ信号は交互に外部へ出力されて、セグメント6が示
すデータ量のオーディオ信号が外部へ出力される。
【0024】以後、前記したような動作がセグメント
7、セグメント8、…… 、セグメントNの情報に基づ
いて繰り返し行われることによって、一連のデジタルオ
ーディオ信号が再生される。次に、光磁気ディスクドラ
イブに装着される光磁気ディスクの入れ替えが行われた
場合の処理について説明する。複数の光磁気ディスクに
一連のデジタルオーディオ信号が記録された後、一旦光
磁気ディスクが光磁気ディスクドライブから取り出され
たとすると、次に再び光磁気ディスクが光磁気ディスク
ドライブに装着された場合、光磁気ディスクが記録時と
は異なる光磁気ディスクドライブに装着される可能性が
ある。そこで、再生の動作が行われる前に、前記管理情
報に記録されている光磁気ディスクの名称と光磁気ディ
スクドライブとの対応表が更新される。
【0025】前記更新の手順について次に述べる。或る
光磁気ディスクが光磁気ディスクドライブに再装着され
ると、その光磁気ディスクに記録されている光磁気ディ
スクの名称が読み出され、ディスク装置に接続されてい
る全光磁気ディスクドライブの番号と光磁気ディスクの
名称との対応テーブルが前記CPU内のメモリに作成さ
れる。次に前記再装着された光磁気ディスクの名称と管
理情報のディスク対応表に記録されている複数の光磁気
ディスクの名称とが照合され、名称が一致したディスク
対応表中の光磁気ディスクドライブの番号が新しい番号
に書き換えられる。なお書き換えられた光磁気ディスク
ドライブの番号は、目印が付けられ2重の書き換えが防
止される。前記区分情報にディスクの名称ではなくディ
スクドライブの番号が記録されている場合は、記録時に
於いてそのディスクドライブに装着されていた光磁気デ
ィスクが新に装着された新しいディスクドライブの番号
に書き換えられる。前記の処理が終了すると、複数の光
磁気ディスクがどの光磁気ディスクドライブに装着され
た場合でも、正しく再生が行われるようになる。
【0026】さらに、光磁気ディスクが光磁気ディスク
ドライブに再装着される際に、記録時に使用された光磁
気ディスクの内何枚かが装着されないと言う間違いも起
こり得る。そこで再生動作の開始に当たっては、必要な
光磁気ディスクが全て揃っているかどうかの調査がなさ
れる。即ち管理情報のディスク対応表中に記録されてい
る光磁気ディスクの名称と、装着されている全光磁気デ
ィスクの名称とが照合され、不足している光磁気ディス
クがあれば、その不足している光磁気ディスクの名称が
表示され使用者に警告される。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、膨大なデジタル情報信
号を着脱可能な複数のディスクに分散して記録し、希望
する箇所から即座に、途切れることなく連続して再生す
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク装置の要部の構成を示す図で
ある。
【図2】本発明の光磁気ディスクに於ける管理情報のフ
ォーマットの一実施例を示す図である。
【図3】従来の記録再生方式に於ける管理情報のフォー
マットの一例を示す図である。
【図4】従来の光磁気ディスク装置の要部の構成の一例
を示す図である。
【符号の説明】
10…ディスク装置、 11…中央演算装置
(CPU) 12、13…バッファメモリ、 14…データ入出力
インターフェース 15…データバス、 16、17…光磁気
ディスクドライブ 16D、17D…光磁気ディスク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一連の情報信号を複数のディスクに分割し
    て記録するための着脱可能なディスクに於いて少なくと
    も、ディスク自身の名称を記録する領域と、一連の情報
    信号に於ける一部分を記録したディスクの名称と前記情
    報信号の一部分を記録した領域の先頭アドレスと前記情
    報信号の一部分のデータ量又は前記情報信号の一部分を
    記録した領域の終了アドレスとからなる区分情報を複数
    個記録する領域とをディスク上に設けたことを特徴とす
    るディスク。
  2. 【請求項2】ディスク自身の名称を記録する領域を有す
    る着脱可能なディスク及び請求項1記載のディスクを使
    用して一連の情報信号を複数のディスクに分割して記録
    し再生するようにしたディスク装置であって少なくと
    も、入出力される情報信号を交互に保持し交互に出力す
    る2つのバッファメモリと、前記複数の着脱可能なディ
    スクに対して情報信号の記録再生を行う複数のディスク
    ドライブとを備えていることを特徴とするディスク装
    置。
  3. 【請求項3】請求項2記載のディスク装置を使用するデ
    ィスクの記録方法であって、一連の情報信号に於ける一
    部分を記録する度に少なくとも、複数のディスクから未
    記録領域を探すステップと、前記未記録領域を探すステ
    ップによって探し出した未記録領域に情報信号を記録す
    るステップと、前記情報信号を記録するステップで記録
    したディスクの名称及び記録した領域の先頭アドレスを
    記録するステップと、前記記録した領域の終了アドレス
    又は連続して記録したデータ量を記録するステップと
    を、実行するようにしたことを特徴とするディスクの記
    録方法。
  4. 【請求項4】請求項2記載のディスク装置を使用するデ
    ィスクの再生方法であって少なくとも、一連の情報信号
    を記録した複数のディスクの名称とディスクドライブの
    番号との対応表を作成するステップと、一連の情報信号
    が記録されている複数のディスクの内の最初に読み出す
    ディスクの名称とこのディスクから読み出すべき領域の
    先頭アドレスと終了アドレスとを算出するステップと、
    前記ステップで算出されたディスクの先頭アドレスから
    終了アドレスまでの情報信号の読み出しを行った後に、
    一連の情報信号を記録したディスクから記録時の順で情
    報を読み出すステップとを、実行するようにしたことを
    特徴とするディスクの再生方法。
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