JPH01282778A - 光ディスクの記憶管理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は、光ディスクの記憶管理方法に関する。

［従来技術］ 近年、光学的記憶媒体を円盤状に形成した光ディスクを
記憶媒体として用いる光デイスク装置が実用されており
、大容量のデータを扱う画像データファイリング装置、
あるいは、電子計算機システムにおける大容量の補助記
憶装置等に応用されている。

この光ディスクの表面には、トラックピッチが１〜２μ
朧の記録トラックが形成されており、この記録トラック
の表面の状態（例えば反射率）を、記録するデータに対
応して変化させることによって。

データが記録される。また、多くの場合、データを記録
するときには記録トラックの表面が破壊されるので、同
一の記録トラックでは記録データを更新できない。

また、光ディスクには、所定長のセクタ単位にデータが
記録／再生されており、データファイルはセクタ単位に
分割されて、通常では連続したセクタに記憶されている
。このようにデータをセクタ単位に記録することで、フ
ァイルをアクセスする自由度が高くなり、また、データ
エラーを訂正する誤り訂正処理等を効率よく行なうこと
ができる。

このように記録されたデータを効率よくアクセスするた
めに、ファイルを識別するためのファイル名、ファイル
を検索するために必要な検索情報、ファイルを記憶して
いる複数のセクタのセクタ番号（セクタアドレス）等か
らなる記憶管理情報（ディレクトリ情報）を形成してい
る。なお、この記憶管理情報に含まれる情報は、光デイ
スク装置を用いるシステムにおけるオペレーティングシ
ステムおよびファイル管理用のアプリケーションプログ
ラム等により適宜に設定される。

ところで、上述したように、光ディスクには再書き込み
ができないので、頻繁に書き換えの必要が生じる記憶管
理情報は、従来、光デイスク以外の再書き込み可能な記
憶装置１例えば、固定磁気ディスク装置あるいは可撓性
磁気ディスク（フレキシブルディスク）装置等に記憶し
ていた。

しかしながら、このように光ディスクの記憶管理情報を
別個の装置に記憶させると、情報の記憶管理性が悪く、
記憶管理情報の管理の手間を要するという問題があった
。

そこで、光ディスクの記憶領域をデータ領域と記憶管理
情報領域に分割し、記憶管理情報を光ディスクに記憶し
ようとするものが提案されているが、この場合には、記
憶管理情報領域の分だけデータ領域が減少するので、好
ましくない。

また、それを解消するために、複数の記憶管理情報をま
とめて１つのセクタに記憶するようにする提案もあるが
、この場合には、そのための処理が非常に複雑なものと
なる。

［目的コ 本発明は、かかる従来技術の不都合を解消するためにな
されたものであり、光ディスクの記憶効率を良好に、か
つ、ディレクトリ情報の処理を簡便にすることができる
光デイスク記憶管理方法を提供することを目的としてい
る。

［構成コ 本発明は、この目的を達成するために、ディレクトリ記
憶領域のセクタ長をデータ記憶領域のセクタ長よりも短
く設定している。

以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳細
に説明する。

第１図は、本発明の一実施例にかかる光ディスクを示し
ている。

この光ディスク１は、その内周側に、データファイルを
記憶するためのデータ領域ＤＲが設定され、また、外周
側に、データ領域ＤＲに記憶したデータファイルを効率
よくアクセスするためのディレクトリ情報を記憶するた
めのディレクトリ領域ＭＲが設定されている。

ここで、ディレクトリ情報は、例えば、データファイル
を識別するためのファイル名、データファイルを検索す
るために必要な検索情報、データファイルを記憶してい
る複数のセクタのセクタ番号（セクタアドレス）等から
なる。なお、このディレクトリ情報の具体的な内容は、
一般に、この光ディスクを使用する光デイスク装置を用
いるシステムにおけるオペレーティングシステムおよび
ファイル管理用のアプリケーションプログラム等により
適宜に設定される。

また、データを記録再生するために光ディスク１に形成
されている記録トラックは、第２図に示すように、所定
長のセクタに分割されている。１つのセクタは、記録／
再生ヘッドの読み取り系を同期させるための同期信号Ｓ
Ｓ、おのおののセクタを識別するためのセクタアドレス
ＳＡ、および、所定長のデータＤＴからなる。

さて、本発明では、データファイルおよびディレクトリ
情報をそれぞれ効率よく記憶できるように、データ領域
ＯＲに位置するセクタのデータＤＴのサイズと、ディレ
クトリ領域ＭＲに位置するセクタのデータＤＴのサイズ
を異ならせている。

すなわち、本実施例では、データ領域ＯＲセクタのデー
タＤＴのサイズは、サイズが非常に大きいデータファイ
ルを効率よく記憶できる、例えば、２０４８バイトに設
定されており、ディレクトリ領域ＭＲのセクタのデータ
ＤＴのサイズは、１つのデータファイルに対するディレ
クトリ情報を効率よく記憶できるサイズ、例えば、２５
６バイトに設定されている。

第３図は、本発明の一実施例にかかる光デイスクファイ
リングシステムの概要を示しているにの光デイスクファ
イリングシステムは、ホスト装置１０と光デイスク装置
２０からなり、さらに。

ホスト装置１０には、オペレータがファイルの検索等を
行なえるように、画面表示装置やキーボード入力装置等
を備えた端末装置翔が接続されている。

ホスト装置１０は、端末装置ＴＭＩ〜ＴＭｎの指令に基
づき、光デイスク装置２０に対し、データの記録／再生
を指令する指令データや記録するデータファイルを転送
する６ また、ホスト装Ｍ１０は、データファイルの登録や更新
があった場合には、それに対応したディレクトリ情報を
形成して、適宜に、光ディスク１に記録する。

光デイスク装置２０において、ホストインタフェース２
１は、ホスト装置１０と各種のデータをやりとりするた
めのものである。

光デイスク制御部２２は、光デイスク駆動部２３が光デ
ィスク１に対して行なう、ファイルデータやディレクト
リ情報等のデータの記録／再生動作等を制御するための
ものである。

フォーマットテーブル２４は、光ディスク１のデータ領
域叶のセクタのデータフォーマット、ディレクトリ領域
ＭＲのセクタのデータフォーマット、および、データ領
域ＤＲとディレクトリ領域ＭＲの境界情報等を記憶する
ものである。

データバッファ２５は、ホスト装置１０から入力した記
録データ、および、光デイスク駆動部２３より人力した
再生データを一時的に記憶するものであり、その動作は
光デイスク制御部１２により制御される。

光デイスク制御部２２は、ホスト装置１０より、光ディ
スクｌに対するアクセスが指令されると、第４図に示す
処理を行って、そのときに指定された光ディスク１のセ
クタをアクセスする。

すなわち、ホスト装置１０より光ディスクに対するアク
セスのコマンドを受信すると（処理１０１）、そのとき
に指定されたセクタがデータ領域ＯＲに含まれるかどう
かを調べる（判断１０２）。

判断１０２の結果がＹＥＳになるときには、フォーマッ
トテーブル２４より、データ領域ＤＲのセクタフォーマ
ットデータを読み出しく処理１０３）、その読み出した
フォーマットデータに従って、データ領域ＤＲの目的セ
クタに光ディスク駐動部２３をシークさせる（処理１０
４）。

そして、そのときにデータの読み出しが指定されたとき
にはそのセクタのデータＤＴを読み出してデータバッフ
ァ２５に一旦蓄積したのちに、ホスト装置１０とタイミ
ングをとってホスト装置１０に転送し、また、データの
記録が指定されたときには、ホスト装置１０より転送さ
れてデータバッファ２５に一旦蓄積されている記録デー
タを光デイスク駆動部２３に転送して目的セクタにデー
タを記録させる（処理１０５）。

また１判断１０２の結果がＮＯになるとき、フォーマッ
トテーブル２４より、ディレクトリ領域ＭＲのセクタフ
ォーマットデータを読み出しく処理１０６）、その読み
出したフォーマットデータに従って、ディレクトリ領域
ＭＲの目的セクタに光ディスク叩動部２３をシークさせ
る（処理１０７）。

そして、処理１０５と同様の処理１０８を、そのシーク
したセクタに対して行い、ディレクトリ情報を記録／再
生する（処理１０ｇ）。

以上の構成で、オペレータが光ディスク１を光デイスク
装置２０に装着し、端末装置ＴＭより光ディスクをアク
セスするように操作入力すると、ホスト装置１０は、デ
ィレクトリ領域ＭＲに記憶されている全てのディレクト
リ情報を再生するコマンドを光デイスク装置２０に出力
する。

したがって、光デイスク制御部２２は、ディレクトリ領
域ＭＲの全ての記憶内容を読み出して、ホスト装置１０
に転送する。

これにより、光ディスク２に記憶されている全てのディ
レクトリ情報がホスト装置１０に入力される。

次に、例えば、オペレータがファイルをアクセスするた
め、ファイルの検索情報（検索条件）を入力すると、ホ
スト装置１０は、その入力された条件に基づいてファイ
ルを検索する。

そして、その検索により得られたファイルのファイル名
等の一覧を端末装置ＴＭに表示し、オペレータに目的の
ファイルを選択させる。

オペレータがファイルを選択すると、ホスト装置１０は
、その選択されたファイルのディレクトリ情報に基づき
、ファイルのデータを記憶しているセクタアドレスを指
定した状態で光デイスク再生を光デイスク装置１０に指
令する。

これにより、光デイスク制御部２２は、光ディスクの指
定されたセクタからデータを再生して、それをホスト装
置１０に転送し、そのデータを受は取ったホスト装置１
０は、そのファイルを端末装置ＴＭに表示する。

また、オペレータが新たに形成したファイルを蓄積する
とき、ホスト装置１０は、そのファイルのファイル名等
、ディレクトリ情報に必要な各種の情報をオペレータに
入力させる。

そして、ディレクトリ情報の内容を参照してデータ領域
ＤＲの空領域を探し５フアイルを新たに記録する領域の
アドレスを指定した状態で光デイスク装置１０に光ディ
スク１へのデータ記録を指令するとともに、ファイルデ
ータを光デイスク装置１０に転送する。

これにより、光デイスク制御部２２は、光ディスク１の
データ領域ＤＲの指定されたセクタに、転送されたデー
タを記録させる。

また、このとき、ホスト装置１０はディレクトリ情報を
新たに形成するので、その新しく形成したディレクトリ
情報の、ディレクトリ領域ＭＲにおける記憶アドレスを
指定した状態で、光デイスク装置１０に光ディスク１へ
のデータ記録を指令するとともに、その新しく形成した
ディレクトリ情報のデータを光デイスク装置１０に転送
する。

これにより、光デイスク制御部２２は、ディレクトリ領
域ＭＲの指定された記憶アドレスに、転送されたディレ
クトリ情報を記録させる。

また、同様にして、ファイルの削除、変更等。

ファイルが更新されてディレクトリ情報の内容を更新し
た場合、ホスト装置１０は、その更新内容に応じて、光
ディスク１のディレクトリ領域ＭＲの記憶内容を更新す
る。

このように、光ディスク１のディレクトリ領域ＭＲが、
ディレクトリ情報を効率よく記憶できるセクタサイズに
設定されているので、ディレクトリ情報を頻繁に書き換
えたときでも、光ディスク１の記憶領域を不必要に消費
することがなく、したかって、光ディスク１の記憶効率
が向上する。

また、ディレクトリ領域ＭＲに対するデータ記憶を、デ
ータ領域ＯＲに対するデータ記憶と同様な処理で行うこ
とができるので、ディレクトリ情報を扱うための処理が
簡単になる。

なお、上述した実施例では、データ領域ＯＲのセクタの
データサイズを２０４８バイトに、また、ディレクトリ
領域ＭＲのセクタのデータサイズを２５６バイトに設定
したが、この設定値は、これに限ることはなく、データ
ファイルの構成、および、ディレクトリ情報の構成に応
じて適宜に設定できる。

［効果コ 以上説明したように、本発明によれば、ディレクトリ記
憶領域のセクタ長をデータ記憶領域のセクタ長よりも短
く設定しているので、光ディスクの記憶効率を向上でき
、かつ、ディレクトリ情報の処理を簡便にできるという
利点を得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例、にががる光ディスクを示す
概略図、第２図は記録トラックのセクタフォーマットを
例示した概略図、第３図は光デイスクファイリングシス
テムの一例を示したブロック図、第４図は光デイスク制
御部の処理例を示すフローチャートである。 １・・・光ディスク、２２・・・光デイスク制御部、２
４・・・フォーマットテーブル、ＤＲ・・・データ領域
、ＭＲ・・・ディレクトリ領域。 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　ディレクトリ情報も光ディスクに記憶する光ディスク
   の記憶管理方法において、ディレクトリ記憶領域のセク
   タ長をデータ記憶領域のセクタ長よりも短く設定したこ
   とを特徴とする光ディスクの記憶管理方法。