JPH06110420A - 販売支援装置 - Google Patents

販売支援装置

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JPH06110420A
JPH06110420A JP25790792A JP25790792A JPH06110420A JP H06110420 A JPH06110420 A JP H06110420A JP 25790792 A JP25790792 A JP 25790792A JP 25790792 A JP25790792 A JP 25790792A JP H06110420 A JPH06110420 A JP H06110420A
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JP
Japan
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display
unit
portable
portable device
control unit
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JP25790792A
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English (en)
Inventor
Atsushi Watanabe
敦 渡辺
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 商品説明のために提供するプレゼンテーショ
ンを販売員にも顧客にも視聴しやすくした上で、顧客の
状態に応じて一層見やすいものとすること。 【構成】 各々表示手段4P ,4C 、入力手段3P ,3
C 及び音声出力手段5P,5C を備えた携帯型機器
P ,1C を設けて、同一内容等の視聴を可能とした上
で、携帯型機器1C 側にその機器1C と操作者との間の
距離を測定する測定手段12を設け、この測定手段12
により測定された距離に応じてその携帯型機器1C の表
示手段4C の表示画像を見やすい大きさに変倍する変倍
手段11を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、販売員による訪問販売
活動を支援するための販売支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、販売支援を目的としたものとし
て、例えば特開昭62−220989号公報に示される
ような販売支援ロボットがある。これは、店頭における
据置き型のものであって、来訪客に対してデモンストレ
ーション表示を行うことで販売員を手助けしようとする
ものである。従って、訪問販売活動を支援するものでは
ない。
【0003】また、特開平2−176780号公報に示
されるような事務用機器の商品説明装置がある。これ
は、多機能・大型の商品を顧客先に持込み説明するので
は多大な労力を要する点などを考慮してなされたもの
で、その商品の操作パル部だけで動作する携帯型装置を
作製し、この携帯型装置によって顧客先で顧客にその商
品の疑似体験をさせようとするものである。従って、こ
れら以外の通常の商品の販売活動に対する支援機能は持
たないものである。
【0004】一方、近年では、携帯型コンピュータが商
品化され、これを用いて商品のプレゼンテーションを行
うことが多くなっている。特に、CD−ROM等の大容
量の記憶媒体に、プレゼンテーション用の音や画像など
の膨大な情報を記憶させておき、これを携帯型コンピュ
ータで再生するようにすれば、従前のカタログなどによ
る商品説明よりも、より印象的で、より分かりやすいプ
レゼンテーションを行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、通常の携帯
型コンピュータは液晶(LCD)表示画面を一つしか持
っていないため、操作者(販売員)と顧客とが対面着座
して商談している状態では、両者が同時に同じ画面を見
ることができないので、携帯型コンピュータを利用して
も円滑な販売活動を行えないという問題がある。
【0006】ちなみに、このような点を考慮し、携帯型
コンピュータの蓋の内側と外側との両面に表示画面を持
たせ、対面着座している両者が同時に各々の表示画面を
見ることができるようにしたものが提案されている。し
かし、携帯型コンピュータにあっては、一般に液晶表示
が用いられ、指向性を持ち、表示内容をクリアに見るこ
とのできる角度が限られており、通常は真正面から見な
いとハッキリしないものである。この結果、垂直に立て
た蓋の両面に液晶表示画面がある場合、販売員と顧客と
の視線の高さ位置に表示画面が位置するようにセッティ
ングする必要があるが、実際の販売活動(商談)におい
ては、目の高さよりかなり下に位置するテーブル上など
に装置を置いて説明する場合が殆どであり、実用的では
ない。よって、販売活動において販売員にも顧客にも見
やすく操作しやすい環境の提供が望まれる。
【0007】さらに、この種の携帯型コンピュータを利
用したプレゼンテーションの場合、スピーカ、特に内蔵
型スピーカは指向性を持つため、複数の人間に同じレベ
ルで音を伝えることができず、商談上不便である。
【0008】即ち、この種のプレゼンテーションを行う
場合、販売員と顧客とが1対1で行うことが多いので、
そのプレゼンテーション内容を顧客に、如何にクリアに
見せ、かつ、如何にクリアに聞き取らせるかが重要とな
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明にお
いては、文字や画像を表示する表示手段と、この表示手
段上に積層させたタッチパネル構造の入力手段と、音声
情報を再生出力する音声出力手段とを各々備えた少なく
とも2台の携帯型機器を相互に接続して設け、これらの
携帯型機器の内の一台の携帯型機器を親機として文字や
画像や音声などの情報を格納する記憶手段と前記各手段
を制御する制御手段とを内蔵し、各表示手段に同じ又は
異なる情報を表示させる表示制御手段と、各入力手段か
ら同じ又は異なる情報を入力させる入力制御手段と、各
音声出力手段から同じ又は異なる音声を出力させる音声
出力制御手段とを設け、前記親機以外の携帯型機器にそ
の機器と操作者との間の距離を測定する測定手段を設
け、この測定手段により測定された距離に応じてその携
帯型機器の前記表示手段の表示画像を変倍する変倍手段
を設けた。
【0010】加えて、請求項2記載の発明では、表示手
段における変倍表示領域を任意に指定する指定手段を設
けた。
【0011】また、請求項3記載の発明では、表示手段
における変倍表示画像の変倍率を任意に指定する倍率指
定手段を設けた。
【0012】請求項4記載の発明では、変倍表示画像を
親機の表示手段上で告知させる変倍表示告知手段を設け
た。
【0013】一方、請求項5記載の発明では、文字や画
像を表示する表示手段と、この表示手段上に積層させた
タッチパネル構造の入力手段と、音声情報を再生出力す
る音声出力手段とを各々備えた少なくとも2台の携帯型
機器を相互に接続して設け、これらの携帯型機器の内の
一台の携帯型機器を親機として文字や画像や音声などの
情報を格納する記憶手段と前記各手段を制御する制御手
段とを内蔵し、各表示手段に同じ又は異なる情報を表示
させる表示制御手段と、各入力手段から同じ又は異なる
情報を入力させる入力制御手段と、各音声出力手段から
同じ又は異なる音声を出力させる音声出力制御手段とを
設け、前記親機以外の携帯型機器にその機器と操作者と
の間の距離を測定する測定手段を設け、この測定手段に
より測定された距離に応じてその携帯型機器の前記音声
出力手段の出力音声の音量を可変調整する音量調整手段
を設けた。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明においては、その基本作用
として、各々表示手段と入力手段と音声出力手段とを備
えた携帯型機器を複数台備えて、同一又は異なる表示情
報、音声出力情報等を出力し得るので、対面着座してい
る販売員と顧客とが楽な姿勢で同時に表示画面をクリア
に見ることができ、かつ、再生音も同時にクリアに聞き
取ることができ、販売活動を効果的に支援し得るものと
なる。このような状況下に、特に親機以外ではその携帯
型機器と顧客との間の距離が測定手段により監視され、
その距離に応じてその機器の表示手段上での表示画像が
変倍表示されるので、顧客は極めて見やすい状態で見る
ことができる。
【0015】このような変倍表示に関して、販売員は顧
客に思い通りの画面の範囲内での変倍表示とさせたい場
合や、顧客自身の興味に応じて部分的に特定個所を変倍
表示させたい場合などがあるが、請求項2記載の発明に
おいては、変倍表示領域を任意に特定できるので、これ
らの要望に対処し得る。
【0016】また、請求項3記載の発明においては、こ
のような変倍表示に関して、その変倍率を任意に指定で
きるようにしたので、顧客の視力、周囲の明るさなどの
諸条件に応じて、顧客は最良の表示状態で表示画像を見
ることができる。
【0017】さらに、請求項4記載の発明においては、
顧客が見ている変倍表示画像に関して親機側で知ること
ができるので、顧客側の状態を常に把握しながら、プレ
ゼンテーションを展開できる。
【0018】一方、請求項5記載の発明においては、親
機以外ではその携帯型機器と顧客との間の距離が測定手
段により監視され、その距離に応じてその機器の音声出
力手段上による出力音声の音量が可変調整されるので、
顧客は極めて聞きやすい状態で聞くことができる。
【0019】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。本実施例の販売支援装置は、図2に示すように親機
P 、子機1C なる2台の携帯型機器を接続ケーブル2
で接続してなる。これらの親機1P 及び子機1C には、
入力器(入力手段)3P ,3C と表示器(表示手段)4
P ,4C とスピーカ(音声出力手段)5P ,5C とが設
けられ、各々には制御回路6P ,6C ,7P ,7C ,8
P ,8C が設けられている。また、親機1P 内には外部
記憶装置(記憶手段)9が設けられ、これに対応して外
部記憶制御回路10が設けられている。さらに、親機1
P 内にはこれらの各手段を制御するための中央処理装置
(制御手段)11が設けられている。一方、子機1C
には顧客とこの子機1C との間の距離を常時検出するセ
ンサ(測定手段)12が設けられ、センサ制御回路13
を通して前記中央処理装置11に接続されている。
【0020】ここに、前記表示器4P ,4C は表示制御
回路7P ,7C で作成されたデータに基づき文字や画像
情報を可視化するもので、CRTやバックライト付きの
LCD等により構成されている。この際、後述するよう
に中央処理装置11を変倍手段として、表示画像を適宜
変倍表示し得るように構成されている。また、入力器3
P ,3C は表示器4P ,4C 上に積層された透明な素材
よりなるタッチパネル構造のものであり、表示器4P
C により表示された画面上にて指やペンなどで押下操
作をすると、その座標情報が入力されるものである。入
力制御回路6P,6C では表示器4P ,4C から入力さ
れた座標情報と表示器4P ,4C に表示されている表示
内容とを照合して該当するコードに変換して中央処理装
置11に入力させるものである。スピーカ5P ,5C
音声出力回路8P ,8C で作成された音声データを再生
出力するものである。この際、後述するように中央処理
装置11を音量調整手段として、出力音声の音量を適宜
可変調整し得るように構成されている。外部記憶装置9
はCD−ROMドライブ、ハードディスクドライブなど
として構成され、文字や画像や音声などに関する大量の
データを格納し得るとともに、格納されたデータを高速
で読出し得るものである。このデータ入出力は外部記憶
制御回路10により制御される。前記センサ12は例え
ば赤外線センサや超音波センサによるものであり、セン
サ制御回路13により距離データに変換されて中央処理
装置11に出力される。
【0021】また、本実施例の親機1P 、子機1C は、
現状の技術レベルで実現可能なB5サイズ、3cm程度
の厚さで2kg程度の重量のものとされ、両機を販売員
が容易に携帯し得るものとされている。もっとも、今後
の技術進歩によりさらに小型・軽量化し得ることは当然
である。なお、子機1C 側ではCD−ROMドライブ等
の外部記憶装置9が不要であるので、親機1P 側より薄
型・軽量化した構成としてもよい。接続ケーブル2は充
分な長さを有するものとされている。
【0022】何れにしても、これらの親機1P 及び子機
C を対として携帯し、プレゼンテーション個所で、販
売員が親機1P を手に持ち、顧客が子機1C を手に持っ
て、各自が自分の見やすい位置、扱いやすい位置で取扱
えるものである。
【0023】このような構成において、まず、本実施例
の基本動作を説明する。まず、外部記憶装置9にはプレ
ゼンテーションの際に再生すべき音と画像との情報が、
図3に例示するように格納されている。即ち、このプレ
ゼンテーションの内容は紙芝居のように、幾つかシーン
から構成されており、各シーン毎に表示される内容が異
なるものとされている。また、各シーンには各シーンに
対応した音声情報が対とされている。この音声情報は表
示内容についての説明音声であったり、臨場感を出すた
めの効果音であったり、雰囲気を出すためのBGMであ
ったりする。各シーンは予め上映順に格納されており、
上映時間も格納されている。図3に示す情報例によれ
ば、まず、シーン1が10秒間上映された後、シーン2
が8秒間上映される、といった要領で、最終シーンまで
自動的に全シーンが順次上映されることになる(自動上
映)。従って、図3に示すようなデータを作成して外部
記憶装置9に格納しておけば、販売員は特別な操作をす
ることなく、商品の説明を行うことができる。
【0024】このような処理を図1を参照して説明する
と、まず、中央処理装置11は外部記憶制御回路10を
介して外部記憶装置9に格納されている上記のような情
報を読込み、その内、画像情報は表示制御回路7P ,7
C を介して各々表示器4P ,4C に表示し、音声情報は
音声出力回路8P ,8C を介して各々のスピーカ5P
C から再生出力する。音と画像の再生が終了した後、
予め設定されている上映時間がくると、中央処理装置1
1は次のシーンのデータを外部記憶装置9に要求する。
【0025】自動上映の場合には、上記の手順で処理さ
れる。しかし、実際に顧客に対して商品説明を行ってい
る状況では、顧客の関心度の度合いなどによっては、予
め設定されている上映時間よりも長くその画面を表示さ
せておきたい場合や、上映の途中で次の画面に移りたい
場合など、種々のケースがある。
【0026】プレゼンテーション中におけるこのような
各種状況に的確に対応するため、表示器4(4P
C )には、画像表示部21とともに、「一時停止」
「再開」「スキップ」「中止」「前画面」「次画面」と
いった6つの機能を発揮させるためのキー表示部22が
出現し、任意に操作し得るように構成されている。ここ
に、「一時停止」は現在の表示内容を維持したまま停止
させるもので、通常のオーディオ機器におけるポーズと
同じである。一時停止中の時間は上映時間中には含まれ
ない。「再開」は一時停止した状態から継続再生状態に
復帰させるものである。「スキップ」は現在上映中のシ
ーンを中断して次のシーンの上映を開始させるものであ
る。「中止」は上映を終了させるものである。「前画
面」は現在上映中のシーンを中断して1つ前のシーンの
画像情報を表示させるものである。「次画面」は前画面
機能で再表示されているシーンの表示を止め、次のシー
ンの画像表示を行わせるものである。この場合、音声の
再生は行わず、操作者(販売員又は顧客)からの指示が
あるまでその表示状態を維持する。
【0027】これらの機能を利用しようとする場合、操
作者はキー表示部22中の所望の機能に対応した区画を
指やペンなどで押下すればよい。即ち、表示器4表面に
は入力器3が接するように装着されており、操作者が押
下した個所の座標情報を入力制御回路6が判別して、各
機能に対応したコード情報に変換した上で中央処理装置
11に出力する。よって、中央処理装置11ではこのよ
うなコード情報から入力された機能を判別し、その機能
に応じて各回路7,8,10に対して必要な命令を送る
ことで各機能処理が行われる。
【0028】このようにして、本実施例の販売支援装置
によれば、販売員が子機1C を顧客に持たせることによ
りカタログ代わりに商品説明を行えることになる。この
ような商品説明中において、子機1C と顧客との間の距
離はセンサ12により常に測定されており、センサ制御
回路13を通して距離データが中央処理装置11に取込
まれる。中央処理装置11ではこのような距離データに
基づき、子機1C の表示器4C の画像表示部21上での
表示画像の大きさ(従って、変倍率)を決定し、表示制
御回路7C を制御してその大きさで表示器4C の画像表
示部21上に表示させる。
【0029】例えば、子機1C と顧客との距離が10c
mのように近いときには図5(a)に示すような大きさ
で表示されるが、子機1C と顧客との距離が30cmに
遠ざかったときには、図5(b)に示すように1.5倍
に拡大して表示されることになる。このような処理が請
求項1記載の発明に相当する。この際、基本的には、こ
のように変倍表示させる領域23及び距離に応じた変倍
率は予め外部記憶装置9に格納されている。
【0030】ちなみに、特開平2−77790号公報に
よれば、表示画面と観察者との距離を検知し、その距離
に応じて予めメモリに格納しておいた画像データを切換
え表示させるようにしたものが示されているが、広告効
果を狙ったものであり、現に画面表示されている内容を
距離に応じて変倍表示させるという思想はないものであ
る。
【0031】ところで、プレゼンテーションの状況によ
っては、変倍表示に関して、領域23のように予め記憶
されている決まった領域ではなく、異なった領域を変倍
表示させたいこともある。或いは、販売員側において、
変倍表示させて顧客に見せたい領域を特定することで自
己の思い通りにプレゼンテーションを展開したいことも
ある。このような場合、表示器4P 又は4C の画面上に
表示されている所定のキーを操作した後、画像表示部2
1の実際の画像上で領域指定すれば、その領域データが
取込まれ、指定された領域の表示画像についてのみ所定
の変倍表示が行われる。このような処理が指定手段(図
示せず)を用いた請求項2記載の発明に相当する。
【0032】また、このように任意の領域指定を可能と
した場合において、子機1C 側で指定が行われたとき、
親機1P 側と子機1C とで表示画面が異なってしまい、
販売員にとって不都合を生ずることがある。このため、
本実施例では子機1C 側で図5(b)に示すような変倍
表示がなされている場合、その変倍表示領域が親機1P
の表示器4P の画面上で変倍表示告知手段(図示せず)
によって告知される。これは、変倍表示領域を点線で囲
んで示すといった態様でよい(子機1C 側で図5(b)
に示すような状態で表示されているとした場合、通常表
示状態の親機1P 側では図5(a)に示すような点線表
示を伴う表示を想定すればよい)。このような処理が請
求項4記載の発明に相当し、これにより、親機1P と子
機1C とで表示画面が違っても、子機1C 側ではどのよ
うな表示状態となっているかを常に把握でき、確実な顧
客管理が行える。
【0033】ところで、子機1C と顧客との距離に基づ
く変倍表示の変倍率も基本的には予め設定格納されてい
るが、変倍表示領域の任意指定の場合と同様に、変倍率
を任意に指定できるように構成されている。即ち、表示
器4C の画面上に表示されている所定のキーを操作する
ことにより、変倍率データが取込まれ、その倍率に応じ
た変倍率にて変倍表示が行われる。このような処理が倍
率指定手段(図示せず)を用いた請求項3記載の発明に
相当する。この結果、顧客の視力、周囲の明るさといっ
た諸条件に応じて見やすい大きさで表示させることがで
きる。
【0034】さらに、本実施例では、画面表示だけでな
く、子機1C 側のスピーカ5C から発せられる音声出力
に関しても、図7に示すフローチャートに従って、子機
Cと顧客との距離に応じてその音量が可変調整される
ように構成されている。即ち、子機1C 側において自動
音量調整モードに設定しておくと、センサ12及びセン
サ制御回路13を通して中央処理装置11に距離データ
が取込まれると、この中央処理装置11ではこのような
距離データに基づき、子機1C のスピーカ5Cの音量を
決定し、音声出力回路8C を制御してその音量レベルで
スピーカ5C から音声情報を出力させる。このような処
理が請求項5記載の発明に相当する。この結果、顧客は
最も聞きやすい音量にてクリアに聞きとれるものとな
る。
【0035】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、文字や画
像を表示する表示手段と、この表示手段上に積層させた
タッチパネル構造の入力手段と、音声情報を再生出力す
る音声出力手段とを各々備えた少なくとも2台の携帯型
機器を相互に接続して設け、これらの携帯型機器の内の
一台の携帯型機器を親機として文字や画像や音声などの
情報を格納する記憶手段と前記各手段を制御する制御手
段とを内蔵し、各表示手段に同じ又は異なる情報を表示
させる表示制御手段と、各入力手段から同じ又は異なる
情報を入力させる入力制御手段と、各音声出力手段から
同じ又は異なる音声を出力させる音声出力制御手段とを
設けたので、対面着座している販売員と顧客とが楽な姿
勢で同時に表示画面をクリアに見ることができ、かつ、
再生音も同時にクリアに聞き取ることができるという基
本的な販売活動の支援効果が得られる上に、親機以外で
はその携帯型機器と顧客との間の距離を測定手段により
監視し、その距離に応じてその機器の表示手段上での表
示画像を変倍表示させるようにしたので、顧客に極めて
見やすい状態でプレゼンテーションを提供できるものと
なる。
【0036】この際、請求項2記載の発明によれば、指
定手段によって変倍表示領域を任意に特定できるように
したので、このような変倍表示に関して、販売員が自己
の思い通りの画面の範囲内で顧客に変倍表示させたい場
合や、顧客自身の興味に応じて部分的に特定個所を変倍
表示させたい場合などに対処し得る販売活動を展開でき
る。
【0037】また、請求項3記載の発明によれば、この
ような変倍表示に関して、その変倍率を変倍率指定手段
によって任意に指定できるようにしたので、顧客の視
力、周囲の明るさなどの諸条件に応じて、最良の表示状
態で顧客が表示画像を見るようにすることができる。
【0038】さらに、請求項4記載の発明によれば、変
倍表示画像を親機の表示手段上で告知させる変倍表示告
知手段を設けたので、販売員は顧客が見ている変倍表示
画像に関して親機側で知ることができ、よって、顧客側
の状態を常に把握しながら、プレゼンテーションを展開
できるものとなる。
【0039】一方、請求項5記載の発明によれば、親機
以外ではその携帯型機器と顧客との間の距離を測定手段
により監視し、その距離に応じてその機器の音声出力手
段上による出力音声の音量を可変調整するようにしたの
で、顧客に極めて聞きやすい状態でプレゼンテーション
を提供できるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】外観構成を示す斜視図である。
【図3】格納されたシーン情報例を示す説明図である。
【図4】表示画面例を示す平面図である。
【図5】通常/変倍表示画面例を示す平面図である。
【図6】変倍処理例を示すフローチャートである。
【図7】音量調整処理例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
P 親機=携帯型機器 1C 携帯型機器 3P ,3C 入力手段 4P ,4C 表示手段 5P ,5C 音声出力手段 9 記憶手段 11 制御手段、変倍手段、音量調整手段 12 測定手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字や画像を表示する表示手段と、この
    表示手段上に積層させたタッチパネル構造の入力手段
    と、音声情報を再生出力する音声出力手段とを各々備え
    た少なくとも2台の携帯型機器を相互に接続して設け、
    これらの携帯型機器の内の一台の携帯型機器を親機とし
    て文字や画像や音声などの情報を格納する記憶手段と前
    記各手段を制御する制御手段とを内蔵し、各表示手段に
    同じ又は異なる情報を表示させる表示制御手段と、各入
    力手段から同じ又は異なる情報を入力させる入力制御手
    段と、各音声出力手段から同じ又は異なる音声を出力さ
    せる音声出力制御手段とを設け、前記親機以外の携帯型
    機器にその機器と操作者との間の距離を測定する測定手
    段を設け、この測定手段により測定された距離に応じて
    その携帯型機器の前記表示手段の表示画像を変倍する変
    倍手段を設けたことを特徴とする販売支援装置。
  2. 【請求項2】 表示手段における変倍表示領域を任意に
    指定する指定手段を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の販売支援装置。
  3. 【請求項3】 表示手段における変倍表示画像の変倍率
    を任意に指定する倍率指定手段を設けたことを特徴とす
    る請求項1又は2記載の販売支援装置。
  4. 【請求項4】 変倍表示画像を親機の表示手段上で告知
    させる変倍表示告知手段を設けたことを特徴とする請求
    項1,2又は3記載の販売支援装置。
  5. 【請求項5】 文字や画像を表示する表示手段と、この
    表示手段上に積層させたタッチパネル構造の入力手段
    と、音声情報を再生出力する音声出力手段とを各々備え
    た少なくとも2台の携帯型機器を相互に接続して設け、
    これらの携帯型機器の内の一台の携帯型機器を親機とし
    て文字や画像や音声などの情報を格納する記憶手段と前
    記各手段を制御する制御手段とを内蔵し、各表示手段に
    同じ又は異なる情報を表示させる表示制御手段と、各入
    力手段から同じ又は異なる情報を入力させる入力制御手
    段と、各音声出力手段から同じ又は異なる音声を出力さ
    せる音声出力制御手段とを設け、前記親機以外の携帯型
    機器にその機器と操作者との間の距離を測定する測定手
    段を設け、この測定手段により測定された距離に応じて
    その携帯型機器の前記音声出力手段の出力音声の音量を
    可変調整する音量調整手段を設けたことを特徴とする販
    売支援装置。
JP25790792A 1992-09-28 1992-09-28 販売支援装置 Pending JPH06110420A (ja)

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JP25790792A JPH06110420A (ja) 1992-09-28 1992-09-28 販売支援装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012203485A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Konica Minolta Business Technologies Inc データ加工送信装置およびデータ加工送信プログラム

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