JPH0611017A - ベルトプーリー - Google Patents
ベルトプーリーInfo
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- JPH0611017A JPH0611017A JP5069527A JP6952793A JPH0611017A JP H0611017 A JPH0611017 A JP H0611017A JP 5069527 A JP5069527 A JP 5069527A JP 6952793 A JP6952793 A JP 6952793A JP H0611017 A JPH0611017 A JP H0611017A
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- belt pulley
- spring
- belt
- winding surface
- side plate
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H55/00—Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
- F16H55/32—Friction members
- F16H55/36—Pulleys
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H55/00—Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
- F16H55/32—Friction members
- F16H55/36—Pulleys
- F16H2055/366—Pulleys with means providing resilience or vibration damping
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S474/00—Endless belt power transmission systems or components
- Y10S474/902—Particular connection between rim and hub
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pulleys (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ベルトプーリーのベルトプーリー本体1に組
付けられベルト巻掛面2の一方の側縁を制限する側板3
のベルトプーリー本体への取り付けを簡単にする。側板
を安価に製作できるようにする。 【構成】 側板3が、内周縁6.1の範囲がばね弾性的
に拡張した円板ばね6として構成され、該円板ばねが、
ベルトプーリー本体1の半径方向突出部5上に軸方向で
押しはめられ、円板ばねの内周縁部のばね作用で突出部
上に軸方向及び周方向で不動に固定されるようにした。
付けられベルト巻掛面2の一方の側縁を制限する側板3
のベルトプーリー本体への取り付けを簡単にする。側板
を安価に製作できるようにする。 【構成】 側板3が、内周縁6.1の範囲がばね弾性的
に拡張した円板ばね6として構成され、該円板ばねが、
ベルトプーリー本体1の半径方向突出部5上に軸方向で
押しはめられ、円板ばねの内周縁部のばね作用で突出部
上に軸方向及び周方向で不動に固定されるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベルトプーリーであっ
て、少なくとも1つのベルトプーリー本体を有し、該ベ
ルトプーリー本体のベルト巻掛面が軸方向で少なくとも
1つの、別体に組付け可能な側板によって制限されてお
り、該側板がベルト巻掛面から半径方向に突出しベルト
巻掛面に同心的にかつ回動不能に配置されておりかつベ
ルト巻掛面と一緒に回転軸線を中心にして回転可能であ
る形式のものに関する。
て、少なくとも1つのベルトプーリー本体を有し、該ベ
ルトプーリー本体のベルト巻掛面が軸方向で少なくとも
1つの、別体に組付け可能な側板によって制限されてお
り、該側板がベルト巻掛面から半径方向に突出しベルト
巻掛面に同心的にかつ回動不能に配置されておりかつベ
ルト巻掛面と一緒に回転軸線を中心にして回転可能であ
る形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】このようなベルトプーリーは一般に公知
であり、例えば燃焼機関の補機の駆動に使用される。こ
の場合特に、ベルトプーリー本体に使用される側板の組
付けが、製作技術上の観点から、あまり満足すべきもの
ではないという問題がある。側板は少なくともベルトプ
ーリー本体にねじはめ又は焼きばめされる。
であり、例えば燃焼機関の補機の駆動に使用される。こ
の場合特に、ベルトプーリー本体に使用される側板の組
付けが、製作技術上の観点から、あまり満足すべきもの
ではないという問題がある。側板は少なくともベルトプ
ーリー本体にねじはめ又は焼きばめされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、はじ
めに述べた形式のベルトプーリーを改良し、側板が簡単
にかつ安く製作可能でありかつ側板の組付けが著しく容
易になるようにすることにある。
めに述べた形式のベルトプーリーを改良し、側板が簡単
にかつ安く製作可能でありかつ側板の組付けが著しく容
易になるようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明によれ
ば請求項1の特徴を有する手段によって解決されてい
る。有利な構成は請求項2以下に記載されている。
ば請求項1の特徴を有する手段によって解決されてい
る。有利な構成は請求項2以下に記載されている。
【0005】
【発明の効果】本発明のベルトプーリーによれば、側板
が、ベルト巻掛面に軸方向で隣接する突出部上に配置さ
れており、かつ突出部がベルトプーリー本体と一体に製
作されており、かつ側板が、内周縁の範囲でのみ弾性的
に拡張した円板ばねによって形成されており、該円板ば
ねが突出部に周方向に、少なくとも部分的に、接触して
いる。この構成によれば、ばね弾性的に拡張された円板
ばねのばね作用により、側板の簡単な組付けが保証され
る。側板をベルトプーリー本体上へ組付け方向で簡単に
押しはめることにより、ベルトプーリーの良好な機能を
長い使用期間に亘って保証する不動の結合がえられる。
が、ベルト巻掛面に軸方向で隣接する突出部上に配置さ
れており、かつ突出部がベルトプーリー本体と一体に製
作されており、かつ側板が、内周縁の範囲でのみ弾性的
に拡張した円板ばねによって形成されており、該円板ば
ねが突出部に周方向に、少なくとも部分的に、接触して
いる。この構成によれば、ばね弾性的に拡張された円板
ばねのばね作用により、側板の簡単な組付けが保証され
る。側板をベルトプーリー本体上へ組付け方向で簡単に
押しはめることにより、ベルトプーリーの良好な機能を
長い使用期間に亘って保証する不動の結合がえられる。
【0006】本発明の一構成によれば、使用する場合の
その都度の条件に関連して、円板ばねがその内周縁の範
囲でほぼ円周線に沿って連続的に突出部に接触してい
る。このように構成された円板ばねは経済的観点から特
にコスト的に有利に製作することができる。
その都度の条件に関連して、円板ばねがその内周縁の範
囲でほぼ円周線に沿って連続的に突出部に接触してい
る。このように構成された円板ばねは経済的観点から特
にコスト的に有利に製作することができる。
【0007】本発明の別の一構成によれば、円板ばねが
突出部に対して、周方向に配列されたばね舌状片で接触
している。この構成によれば、円板ばねの慣性質量は比
較的小さくなり、かつ円板ばね自体並びに突出部の製作
公差も良好に補償することができる。ベルトプーリーの
実際の使用状態での性能は極めて良い。
突出部に対して、周方向に配列されたばね舌状片で接触
している。この構成によれば、円板ばねの慣性質量は比
較的小さくなり、かつ円板ばね自体並びに突出部の製作
公差も良好に補償することができる。ベルトプーリーの
実際の使用状態での性能は極めて良い。
【0008】大概の用途については、円板ばねが半径方
向のばねプレロード(ばね予荷重)によってベルトプーリ
ーの突出部上に固定されているだけで十分である。ベル
トプーリー本体の突出部上での円板ばねの回動を防止す
る付加的手段は、ばね舌状片を突出部の軸方向に延びて
いる溝内に配置することによってうることができる。ば
ね舌状片は一方においては溝底に爪状に係止し、これに
よりばね円板の軸方向のずれが避けられ、また他方にお
いてはばね舌状片が溝に周方向で係合することにより、
ベルトプーリー本体に対する円板ばねの相対回動が確実
に防止される。
向のばねプレロード(ばね予荷重)によってベルトプーリ
ーの突出部上に固定されているだけで十分である。ベル
トプーリー本体の突出部上での円板ばねの回動を防止す
る付加的手段は、ばね舌状片を突出部の軸方向に延びて
いる溝内に配置することによってうることができる。ば
ね舌状片は一方においては溝底に爪状に係止し、これに
よりばね円板の軸方向のずれが避けられ、また他方にお
いてはばね舌状片が溝に周方向で係合することにより、
ベルトプーリー本体に対する円板ばねの相対回動が確実
に防止される。
【0009】別の有利な一構成によれば、円板ばねが金
属材料から成りかつその内周縁に沿って当間隔に配列さ
れた、突出部に向かって開いている、ほぼU字状の切欠
きを備えている。切欠き効果はこの構成では減少され又
は避けられる。特定の用途でのベルトプーリーの使用中
においても、ばね舌状片と該ばね舌状片のストッパー面
との間の半径方向の境界範囲におけるリスの発生を防止
することができる。ばね舌状片/切欠きは少なくとも3
つは必要である。ベルトプーリーの寸法に応じてばね舌
状片/切欠きの総数は適宜に選択可能であり、従って一
方ではベルトプーリー本体における側板の確実な固定が
保証され、他方では側板の製作及びその組付けを著しく
簡単に行うことができる。
属材料から成りかつその内周縁に沿って当間隔に配列さ
れた、突出部に向かって開いている、ほぼU字状の切欠
きを備えている。切欠き効果はこの構成では減少され又
は避けられる。特定の用途でのベルトプーリーの使用中
においても、ばね舌状片と該ばね舌状片のストッパー面
との間の半径方向の境界範囲におけるリスの発生を防止
することができる。ばね舌状片/切欠きは少なくとも3
つは必要である。ベルトプーリーの寸法に応じてばね舌
状片/切欠きの総数は適宜に選択可能であり、従って一
方ではベルトプーリー本体における側板の確実な固定が
保証され、他方では側板の製作及びその組付けを著しく
簡単に行うことができる。
【0010】使用されるときのその都度の条件に関連し
て、切欠きは、側板の半径方向高さの0.01〜0.5
倍の半径方向深さを有している。1mm〜10mmの半
径方向深さが有利である。ばね舌状片/切欠きの構成は
ほぼ円周線に沿って突出部上に支持されるばね舌状片の
半径方向プレロートに影響を及ぼす。切欠きによって形
成されるばね舌状片は製作上制約されて、回転軸線に対
して平行の組付け方向に対して逆向きに折り曲げられ、
回転軸線と45°〜89°、有利には65°〜85°の
角度をなすことができる。ばね舌状片の、突出部に向か
って半径方向のばね作用によってこれらの両部分間に噛
み合いが生じる。またばね舌状片は突出部上に側板が組
付けられるさい突出部によって半径方向で弾性的に外側
に拡開される。押しはめ工程が完了すると、ばね舌状片
とベルトプーリー本体の突出部との間に機械的な爪状の
食いつきが生じ、特定の用途に使用中も側板が組付け方
向とは逆向きに軸方向で移動しはじめることが防止され
る。
て、切欠きは、側板の半径方向高さの0.01〜0.5
倍の半径方向深さを有している。1mm〜10mmの半
径方向深さが有利である。ばね舌状片/切欠きの構成は
ほぼ円周線に沿って突出部上に支持されるばね舌状片の
半径方向プレロートに影響を及ぼす。切欠きによって形
成されるばね舌状片は製作上制約されて、回転軸線に対
して平行の組付け方向に対して逆向きに折り曲げられ、
回転軸線と45°〜89°、有利には65°〜85°の
角度をなすことができる。ばね舌状片の、突出部に向か
って半径方向のばね作用によってこれらの両部分間に噛
み合いが生じる。またばね舌状片は突出部上に側板が組
付けられるさい突出部によって半径方向で弾性的に外側
に拡開される。押しはめ工程が完了すると、ばね舌状片
とベルトプーリー本体の突出部との間に機械的な爪状の
食いつきが生じ、特定の用途に使用中も側板が組付け方
向とは逆向きに軸方向で移動しはじめることが防止され
る。
【0011】本発明の有利な一構成によれば、ベルトプ
ーリー本体がポリマ材料から成る。ばね舌状片の材料と
比較して軟いベルトプーリー本体及び突出部の材料によ
りベルトプーリー本体上の側板の食いつきが一層確実に
なる。円板ばねは少なくとも焼き入れしたばね鋼から成
っている。さらに別の構成によれば、ベルトプーリー本
体は金属材料から成っている。この場合ばね舌状片は、
側板が組付けられたさい、軸方向移動を防止するため
に、ベルトプーリー本体の例えば周方向で開いた溝状の
凹所内にスナップ嵌合させることができる。
ーリー本体がポリマ材料から成る。ばね舌状片の材料と
比較して軟いベルトプーリー本体及び突出部の材料によ
りベルトプーリー本体上の側板の食いつきが一層確実に
なる。円板ばねは少なくとも焼き入れしたばね鋼から成
っている。さらに別の構成によれば、ベルトプーリー本
体は金属材料から成っている。この場合ばね舌状片は、
側板が組付けられたさい、軸方向移動を防止するため
に、ベルトプーリー本体の例えば周方向で開いた溝状の
凹所内にスナップ嵌合させることができる。
【0012】製作費が安くかつ慣性質量が小さいという
理由から、本発明によれば、ポリマー材料から成るベル
トプーリー本体を使用するのが有利である。
理由から、本発明によれば、ポリマー材料から成るベル
トプーリー本体を使用するのが有利である。
【0013】側板の組付けは、突出部がベルト巻掛け面
に対して一段下がった、より小さい外径を有するように
することによって、一層簡単になる。この段により、組
付けられる円板ばねに対するストッパ面が形成され、そ
の結果、大量個数の円板ばねの組付け工程でも同じ軸方
向幅のベルト巻掛け面が特に簡単にえられる。
に対して一段下がった、より小さい外径を有するように
することによって、一層簡単になる。この段により、組
付けられる円板ばねに対するストッパ面が形成され、そ
の結果、大量個数の円板ばねの組付け工程でも同じ軸方
向幅のベルト巻掛け面が特に簡単にえられる。
【0014】円板ばねを組付け方向で特に簡単にかつ同
心的にベルトプーリー本体の突出部上に押しはめること
ができるようにするために、突出部が、軸方向でベルト
巻掛け面側とは反対側に、回転軸線と5°〜35°の角
度をなすファセット部(面取り部)を有するようにする
ことができる。
心的にベルトプーリー本体の突出部上に押しはめること
ができるようにするために、突出部が、軸方向でベルト
巻掛け面側とは反対側に、回転軸線と5°〜35°の角
度をなすファセット部(面取り部)を有するようにする
ことができる。
【0015】
【実施例】図1はベルトプーリーの一実施例を示し、こ
れは、ポリマ材料から成るベルトプーリー本体1及びこ
れに軸方向に一体に成形された側板11を有している。
ベルト巻掛面2は側板11とは軸方向で反対側を、円板
ばね6の形の別体の組付け可能な側板3によって制限さ
れている。これらの側板3、11はベルト巻掛面及びそ
こに巻掛けられるベルトを越えて半径方向に突出してお
り、その結果使用中のベルトの軸方向のずれは生じな
い。この別体の組付け可能の側板3は、ベルト巻掛面2
に軸方向で隣接して所属している突出部5上に配置され
ている。突出部5はベルトプーリー本体1に一体成形さ
れており、かつこの実施例ではポリマ材料から成る。側
板3は円板ばね6から形成されており、該円板ばねはそ
の内周縁6.1の範囲だけが弾性的に拡張しており、か
つ周方向に当間隔に分配されたばね舌状片7で突出部5
上に半径方向プレロードをもって接触している。ばね舌
状片7は円板ばねの組付け方向に対して逆向きに曲げら
れていて、この実施例では回転軸線4に対して80度の
角度をなしている。円板ばね6の内径(6.1)は突出
部5の外径よりも小さい。従って円板ばね6を突出部5
上に組付けたとき、突出部5の表面にばね舌状片7は機
械的に爪状に係止する。円板ばね6は特に簡単にかつ安
くまた大量に製作することができ、突出部5上でのばね
舌状片7の鉤爪状の作用によりベルト巻掛面の確実な軸
方向制限体として働く。その組付けは突出部5上に円板
ばね6を簡単に軸方向で押しはめることにより行われ
る。円板ばね6は、ベルト巻掛面2の軸方向制限面を半
径方向で形成している付加部に当接するところまで、突
出部5の表面に沿って押込まれる。組付けはこれにより
特に簡単になる。
れは、ポリマ材料から成るベルトプーリー本体1及びこ
れに軸方向に一体に成形された側板11を有している。
ベルト巻掛面2は側板11とは軸方向で反対側を、円板
ばね6の形の別体の組付け可能な側板3によって制限さ
れている。これらの側板3、11はベルト巻掛面及びそ
こに巻掛けられるベルトを越えて半径方向に突出してお
り、その結果使用中のベルトの軸方向のずれは生じな
い。この別体の組付け可能の側板3は、ベルト巻掛面2
に軸方向で隣接して所属している突出部5上に配置され
ている。突出部5はベルトプーリー本体1に一体成形さ
れており、かつこの実施例ではポリマ材料から成る。側
板3は円板ばね6から形成されており、該円板ばねはそ
の内周縁6.1の範囲だけが弾性的に拡張しており、か
つ周方向に当間隔に分配されたばね舌状片7で突出部5
上に半径方向プレロードをもって接触している。ばね舌
状片7は円板ばねの組付け方向に対して逆向きに曲げら
れていて、この実施例では回転軸線4に対して80度の
角度をなしている。円板ばね6の内径(6.1)は突出
部5の外径よりも小さい。従って円板ばね6を突出部5
上に組付けたとき、突出部5の表面にばね舌状片7は機
械的に爪状に係止する。円板ばね6は特に簡単にかつ安
くまた大量に製作することができ、突出部5上でのばね
舌状片7の鉤爪状の作用によりベルト巻掛面の確実な軸
方向制限体として働く。その組付けは突出部5上に円板
ばね6を簡単に軸方向で押しはめることにより行われ
る。円板ばね6は、ベルト巻掛面2の軸方向制限面を半
径方向で形成している付加部に当接するところまで、突
出部5の表面に沿って押込まれる。組付けはこれにより
特に簡単になる。
【0016】図2には円板ばね6の形の側板3の一実施
例が拡大図で示されている。ばね円板6はその内周縁
6.1の範囲に弾性的に拡張可能なばね舌状片7を有
し、該ばね舌状片7は円板ばね組付け方向9に対して逆
向きに軸方向に曲げられており、かつ仮想の半径方向平
面と20°の角度をなしている。使用されるベルトに対
する円板ばね6のベルト案内側面はこの実施例では上記
の仮想の半径方向平面と15°の角度をなしており、そ
の結果円板ばね6の半径方向高さが増すに従って、円板
ばね6のベルト案内側面はベルト巻掛面のところから次
第に軸方向に拡開している。
例が拡大図で示されている。ばね円板6はその内周縁
6.1の範囲に弾性的に拡張可能なばね舌状片7を有
し、該ばね舌状片7は円板ばね組付け方向9に対して逆
向きに軸方向に曲げられており、かつ仮想の半径方向平
面と20°の角度をなしている。使用されるベルトに対
する円板ばね6のベルト案内側面はこの実施例では上記
の仮想の半径方向平面と15°の角度をなしており、そ
の結果円板ばね6の半径方向高さが増すに従って、円板
ばね6のベルト案内側面はベルト巻掛面のところから次
第に軸方向に拡開している。
【0017】図3には、内周縁6.1に沿って等間隔に
配置されたばね舌状片7を有する円板ばね6の一実施例
が示されている。ばね舌状片7は、突出部5上での円板
ばね6の回動を防止するため、突出部に軸方向に延びて
いる溝内にガイドされている。ばね舌状片7はその内周
縁6.1の範囲で、溝底面に半径方向プレロードをもっ
って当接している。円板ばね6はこれにより突出部上に
おける軸方向のずれ並びに回動を防止されている。
配置されたばね舌状片7を有する円板ばね6の一実施例
が示されている。ばね舌状片7は、突出部5上での円板
ばね6の回動を防止するため、突出部に軸方向に延びて
いる溝内にガイドされている。ばね舌状片7はその内周
縁6.1の範囲で、溝底面に半径方向プレロードをもっ
って当接している。円板ばね6はこれにより突出部上に
おける軸方向のずれ並びに回動を防止されている。
【図1】本発明のベルトプーリーの斜視図。
【図2】側板として使用される円板ばねを示す図。
【図3】軸方向溝を有する突出部上に配置された、周方
向回動を防止されている円板ばねを示す図。
向回動を防止されている円板ばねを示す図。
1 ベルトプーリー本体 2 ベルト巻掛面 3 側板 4 回転軸線 5 突出部 6 円板ばね 6.1 内周縁 7 ばね舌状片 8 円板ばね組付け方向 10 ファセット部(面取部) 11 側板
Claims (13)
- 【請求項1】 ベルトプーリーであって、少なくとも1
つのベルトプーリー本体を有し、該ベルトプーリー本体
のベルト巻掛面が軸方向で少なくとも1つの、別体に組
付け可能な側板によって制限されており、該側板がベル
ト巻掛面から半径方向に突出しベルト巻掛面に同心的に
かつ回動不能に配置されておりかつベルト巻掛面と一緒
に回転軸線を中心にして回転可能である形式のものにお
いて、側板(3)が、ベルト巻掛面(2)に軸方向で隣
接する突出部(5)上に配置されており、かつ突出部
(5)がベルトプーリー本体(1)と一体に製作されて
おり、かつ側板(3)が、内周縁(6.1)の範囲での
み弾性的に拡張した円板ばね(6)によって形成されて
おり、該円板ばね(6)が突出部(5)に周方向に、少
なくとも部分的に、接触していることを特徴とするベル
トプーリー。 - 【請求項2】 円板ばね(6)の内周縁(6.1)の範
囲がほぼ円周縁に沿って連続的に突出部(5)に接触し
ていることを特徴とする、請求項1記載のベルトプーリ
ー。 - 【請求項3】 円板ばね(6)が周方向に配列されたばね
舌状片(7)で突出部(5)に接触していることを特徴と
する、請求項1記載のベルトプーリー。 - 【請求項4】 ばね舌状片(7)が突出部(5)の軸方
向に延びている溝内に配置されていることを特徴とす
る、請求項3記載のベルトプーリー。 - 【請求項5】 円板ばね(6)が金属材料から成り、か
つその内周縁(6.1)に沿って等間隔に分配された、
突出部(5)に向って開いている、ほぼU字形の切欠き
(8)を有していることを特徴とする、請求項3又は4
記載のベルトプーリー。 - 【請求項6】 ばね舌状片(7)及び切欠き(8)が少
なくとも3つ設けられていることを特徴とする、請求項
3から5までのいずれか1項記載のベルトプーリー。 - 【請求項7】 切欠き(8)が側板(3)の半径方向幅
の0.01〜0.5倍の半径方向深さを有していること
を特徴とする、請求項5又は6記載のベルトプーリー。 - 【請求項8】 切欠き(8)の半径方向深さが1mm〜
10mmであることを特徴とする、請求項7のベルトプ
ーリー。 - 【請求項9】 切欠き(8)により形成されたばね舌状
片(7)が、回転軸線(4)に対して平行の組付け方向
(9)に対して逆向きに軸方向に曲げられていて、回転
軸線(4)と45〜89°の角度をなしていることを特
徴とする、請求項3から8までのいずれか1項記載のベ
ルトプーリー。 - 【請求項10】 ばね舌状片(7)が回転軸線(4)と
65°〜85°の角度をなすことを特徴とする、請求項
9記載のベルトプーリー。 - 【請求項11】 ベルトプーリー本体(1)がポリマ材
料から成ることを特徴とする、請求項1から10までの
いずれか1項記載のベルトプーリー。 - 【請求項12】 突出部(5)がベルト巻掛面(2)よ
りも小さい外径を有していることを特徴とする、請求項
1から11までのいずれか1項記載のベルトプーリー。 - 【請求項13】 突出部(5)が、ベルト巻掛面(2)
側とは軸方向で反対の側に、回転軸線(4)と5〜35
°の角度をなすファセット部(10)を有していること
を特徴とする、請求項12記載のベルトプーリー。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4210345A DE4210345C1 (de) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | Riemenscheibe |
DE4210345.2 | 1992-03-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0611017A true JPH0611017A (ja) | 1994-01-21 |
JP2664014B2 JP2664014B2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=6455396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5069527A Expired - Lifetime JP2664014B2 (ja) | 1992-03-30 | 1993-03-29 | ベルトプーリー |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5308290A (ja) |
EP (1) | EP0563443B1 (ja) |
JP (1) | JP2664014B2 (ja) |
BR (1) | BR9301196A (ja) |
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