JPH0610987U - 掲揚用ロープ緊張装置 - Google Patents

掲揚用ロープ緊張装置

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JPH0610987U
JPH0610987U JP4886992U JP4886992U JPH0610987U JP H0610987 U JPH0610987 U JP H0610987U JP 4886992 U JP4886992 U JP 4886992U JP 4886992 U JP4886992 U JP 4886992U JP H0610987 U JPH0610987 U JP H0610987U
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JP
Japan
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rope
pole
hoisting
fixed
tensioning device
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JP4886992U
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English (en)
Inventor
豊 樋渡
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豊 樋渡
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、旗や鯉のぼり等の掲揚物の掲揚用ロ
ープを、張設させた状態でポールに固定するための掲揚
用ロープの緊張装置に関する。 【構成】地面に立設されたポール(1) に、掲揚物(5) の
一側端部を固定したロープ(3) を掛け渡し、同ロープ
(3) を引っ張ることによって掲揚物(5) の昇降を行い、
同ロープ(3) の端部をポール(1) の下部に設けた止め部
(4) に固定する掲揚装置(A) において、ポール(1) の中
途部に、ロープ(3) の張設機能を有するロープ緊張装置
(B) を設けたことを特徴とする掲揚用ロープ緊張装置で
あり、同装置(B) は、ポール(1)に固定する固定輪(6)
に、ポール(1) に掛け渡したロープ(3) を保持するロー
プ保持部(8) を連結し、さらに、ロープ保持部(8) を固
定輪(6) に対して回動自在に設けている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、旗や鯉のぼり等の掲揚物の掲揚用ロープを、張設させた状態でポー ルに固定するための掲揚用ロープの緊張装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、旗や鯉のぼり等の掲揚物を遠くからも見える高い位置に掲揚する方法と しては、地面に立設されたポールの上端部に滑車を設け、同滑車に掲示物の一側 端部を固定したロープを掛け渡し、かつ同ロープをポールの下部に設けた止め部 に固定する掲示装置が使用されている。
【0003】 同掲示装置は、ロープの端部を手元位置にくるようにして、掛け渡した一方の ロープを引っ張ることによって、掲揚物がポールの上方へと上り、他方を引っ張 ることによって、掲示物がポール下方へと降りるようになっており、両者の引っ 張り具合によって、掲揚物の掲揚位置が調節可能に構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記掲揚装置においては、掲揚物を固定したロープが、滑車に掛け 渡したポール上端部と、ポール下部に固定した下端部との間で撓んでしまい、風 が吹くとロープがポールに当たって音がするため騒々しいという問題がある。
【0005】 そこでロープが撓まないように、ロープをポールに巻付けてから、下部をポー ルに固定する方法もあるが、同方法によると掲揚物までが捩じれてしまい、良好 な状態で掲揚するのが困難である。
【0006】 本考案は、上記の課題を解決するロープ固定装置を提供することを目的とする ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、地面に立設されたポールに、掲揚物の一側端部を固定したロープを 掛け渡し、同ロープを引っ張ることによって掲揚物の昇降を行い、同ロープの端 部をポールの下部に設けた止め部に固定する掲揚装置において、ポールの中途部 に、ロープの張設機能を有するロープ緊張装置を設けたことに特徴を有する掲揚 用ロープ緊張装置を提供するものである。
【0008】 また、本考案のロープ緊張装置は、ポールに固定する固定輪にポールに掛け渡 したロープを保持するロープ保持部を連結し、さらに、ロープ保持部を固定輪に 対して回動自在に設けている。
【0009】 さらに、ロープ保持部は、伸縮機能を有することにも特徴を有する。
【0010】
【実施例】
以下添付した図面に基づいて、実施例によって本考案を具体的に説明する。
【0011】 (実施例1) 本考案のロープ固定装置Bを使用する掲揚装置Aの基本構造としては、図1に 示すように、地面に対して立設してポール1を設け、同ポール1の上端部には、 横方向に突出させて滑車2を設け、ロープ3を同滑車2に掛け渡す。
【0012】 ロープ3の端部は、ポールの下部に設けられた止め部4に結わえて固定するよ うに構成されており、また、ロープ3には、掲揚物5がその一側端部を止め具5a によって着脱自在に固定されている。
【0013】 図1のように掲揚物5が掲揚されている状態から、掲揚物5を取り外す場合は 、ロープ3を止め部4より解いて、同ロープ3の一方を引っ張ることによって、 掲揚物5を掲揚位置から手元位置まで降ろした後、ロープ3より止め具5aをはず して、掲揚物5を取り外す。
【0014】 また、掲揚物5を掲揚する場合は、手元のロープ3部分に、掲揚物5を止め具 5aにより固定したのち、ロープ3の一方を引っ張ることによって掲揚物5をポー ルの上部にまで移動させた後、ロープ3の端部をポール1の下部の止め部4に結 わえつければ良い。
【0015】 本考案は、上記掲揚装置Aに、掲揚用ロープ緊張装置Bを設けたことによって 、ロープ3の撓みを防止したことを特徴とする。
【0016】 すなわち、掲揚用ロープ緊張装置Bの基本的な構造としては、図2に示したよ うに、ポール1に固定するための固定輪6と同固定輪6に枢着され、固定輪6に 対して回動自在に設けられた支持体7と、同支持体7に連設された調節部9と、 同調節部9の端部に設けられ、ロープ3を保持するロープ保持部8とから構成さ れている。
【0017】 具体的には、固定輪6は、円弧状で、近接する弧の両端部は外側へ突出してね じ止め部6aを形成し、固定輪6の内部中空部にポール1を嵌め込んだ後、同ねじ 止め部6aをねじ6bで結合して、固定輪6をポール1外周に圧着固定するようにな っている。
【0018】 固定輪6のねじ止め部6aの反対側には、逆コ字状の取付具6cが連設され、同取 付具6cには、ピン6dを介して支持体7が枢支連結され、同ピン6dを枢軸として上 下に回動自在に取付けられている。
【0019】 また、支持体7の先端部には、同じ長さの4本の棒10a,10b,10c,10d を菱形状 に連結し、各々の連結部11a,11b,11c,11d を回動自在とし、パンタグラフ機構に より伸縮自在に構成された調節部9が形成され、同調節部9の先端部には、ロー プ3を挟持するためのロープ保持部8が設けられている。
【0020】 前記調節部9において、まず支持体7に対して棒10d,10a の端部が前後に枢支 され、第1連結部11a を形成し、また、棒10a の他端と棒10b の端部、および棒 10d の他端と棒10c の端部も、それぞれ螺着部12a,12b に対して前後に枢支され 、第2連結部11b および第4連結部11d を形成し、支持体7の対角線上には、前 記棒10b,10c の他端同士がロープ保持部8に対して枢支され、第3連結部11c を 形成している。
【0021】 前記螺着部12a,12b は、各々螺子山が逆方向に切られた雌螺子を形成し、各々 の螺着部12a,12b に螺着して設けられた螺杆13は、中央部分を境に螺子山が逆方 向に切られた雄螺子である。螺杆13の一端部には、回転用のハンドル14が設けら れている。
【0022】 そして、ハンドル14を一方向に回転すると、各々逆方向に切られた雌螺子であ る螺着部12a,12b が対称形を保ちながら近接していき、同時に先端のロープ保持 部8が支持体7から離れる方向に移動して、調節部9が伸長する。また、ハンド ル14を逆方向に回転すると、各々の螺合部12a,12b が今度は離れていき、同時に ロープ保持部8は支持体7に近接する方向に移動して、調節部9は縮小する。
【0023】 以上のような、調節部9の伸縮機構によって、掲揚用のロープ3をロープ保持 部8に挟持した状態で、ハンドル14を回転させて調節部9の長さを調節すること によって、ロープ3を張設状態とすることができる。
【0024】 また、本考案は、同調節部9が支持体7から、回動自在に設けられているため 、調節部9の角度を調整することによって張設具合を調節したり、あるいは緊張 装置Bを使用しない場合には、図3に示すようにポール1に沿って折り畳んだ状 態として邪魔にならないようにすることもできる。
【0025】 本考案の掲揚用ロープ緊張装置Bの使用方法は、まず、同緊張装置Bの固定輪 6部分を、ポール1の中途部に嵌め込み、ねじ6bで固定して、緊張装置Bを掲揚 装置Aに装着する。
【0026】 そして、図1に示すように、旗、鯉のぼり等の掲揚物5を掲揚し、同掲揚物5 が固定されたロープ3の下部を出来るだけ緊張させながらポール1の下部に設け られた止め具4に結わえつけて固定する。そして、調節部9を縮めた状態で、ロ ープ保持部7の装着凹部7aにロープ3を装着してから、回転用ハンドル14を回転 させて調節部9を伸長させ、ロープ3を充分に張設させる。
【0027】 本考案のロープ緊張装置Bによって張設させたロープ3は、図1に示すように 、張設状態を安定に保つことができ、風が吹いてもポール1に当たって音をたて ることはない。
【0028】 また、掲揚物5をポール1の上端部から降ろす場合は、まず調節部9を縮めて ロープ保持部8からロープ3を除去し、調節部9を支持体7から下方に回動させ て図3に示したようにポールに沿わせ、掲揚物5を降ろす作業の邪魔にならない ような状態とする。そして、ロープ3を止め部4から解いて、掲揚物5を降ろし 、掲揚物5をロープ3から脱着させる。
【0029】 本考案の掲揚用ロープ緊張装置Bによれば、掲揚用ロープ3を充分に張設させ ることが可能であるため、ロープ3をポール1から離れた状態に安定に保ち、ロ ープ3がポール1に当たって騒々しい音をたてるのを防止することができる。
【0030】 (実施例2) 実施例1と基本的な構成は同一であるが、伸縮機能を有する調節部9を具備せ ず、固定輪6に対する支持体7の回動位置の設定を調節することによって掲揚用 ロープ3を張設させる点が異なっている。
【0031】 すなわち、図4に示すように、実施例1と同様の固定輪6で緊張装置Bをポー ル1に固定し、同固定輪6の外側の相対する位置に平行に2枚の固定板15を設け 、同固定板15には、W形状を有するロープ保持部8の両端部を回動自在に枢着し 、しかも同保持体8の両端部に連設した支持体7の一方には、ラチェットギア17 a を形成し、固定板15に枢着して設けられたラチェット爪18を同ラチェットギア 17aに嵌合させることによって、ロープ保持部8の回動位置を段階的に設定出来 るようになっている。
【0032】 前記W形状のロープ保持部8の先端部に設けられた装着凹部8aには、ラチェッ ト爪18をラチェットギア17aから解除した状態で、ロープ3を装着し、ロープ3 が張設する位置までロープ保持部8を上方向に回動させ、ラチェット爪18をラチ ェットギア17aに嵌合させることによって、回動位置を固定し、ロープ3を張設 状態に保つ。
【0033】 また、掲揚を行わない場合は、ラチェット爪18とラチェットギア17の嵌合を解 除して、ロープ保持部8棒をポール3に沿わせた状態としておく。
【0034】
【考案の効果】
本考案の掲揚用ロープ緊張装置は、ロープの張設機能を有し、固定輪によって ポールに固定し、同固定輪に連設されたロープ保持部によってロープを保持し、 かつ同ロープ保持部は、固定輪に対して回動自在に設けられているので、あらゆ る掲揚装置のポール部分の中途部に固定させて、ロープを調節させて安定に保持 することが可能であり、ロープが風等でポールに当たって騒音を引き起こすのを 防止することが出来る。
【0035】 また、ロープ保持部が固定輪に対して回動自在に設けられているので、不使用 時にポールに沿わせて邪魔にならないように収納することが可能であり、また、 ロープの張設具合を調整することもできる。
【0036】 さらに、ロープ保持部を伸縮自在とすることによって、より簡単に、また広範 囲に、張設具合を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】掲揚装置の全体図。
【図2】本考案に係る掲揚用ロープの緊張装置の平面
図。
【図3】本考案に係る掲揚用ロープの緊張装置の側面
図。
【図4】本考案に係る掲揚用ロープの緊張装置の斜視
図。
【符号の説明】
A 掲揚装置 B 掲揚用ロープ緊張装置 1 ポール 3 ロープ 4 止め部 5 掲揚物 6 固定輪 8 ロープ保持部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地面に立設されたポール(1) に、掲揚物
    (5) の一側端部を固定したロープ(3) を掛け渡し、同ロ
    ープ(3) を引っ張ることによって掲揚物(5)の昇降を行
    い、同ロープ(3) の端部をポール(1) の下部に設けた止
    め部(4) に固定する掲揚装置(A) において、 ポール(1) の中途部に、ロープ(3) の張設機能を有する
    ロープ緊張装置(B) を設けたことを特徴とする掲揚用ロ
    ープ緊張装置。
  2. 【請求項2】 ロープ緊張装置(B) は、ポール(1) に固
    定する固定輪(6) に、ポール(1) に掛け渡したロープ
    (3) を保持するロープ保持部(8) を連結し、さらに、ロ
    ープ保持部(8) を固定輪(6) に対して回動自在に設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の掲揚用ロープ緊張装
    置。
  3. 【請求項3】 ロープ保持部(8) は、伸縮機能を有する
    ことを特徴とする請求項2記載の掲揚用ロープ緊張装
    置。
JP4886992U 1992-07-13 1992-07-13 掲揚用ロープ緊張装置 Pending JPH0610987U (ja)

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JPH0610987U true JPH0610987U (ja) 1994-02-10

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NO20220768A1 (en) * 2022-07-05 2024-01-08 Hal Holding As A device for distancing flag ropes from a flag pole

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NO20220768A1 (en) * 2022-07-05 2024-01-08 Hal Holding As A device for distancing flag ropes from a flag pole
WO2024010455A1 (en) * 2022-07-05 2024-01-11 Hal Holding As A device for distancing flag ropes from a flag pole

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