JPH06109777A - 光学式検圧計 - Google Patents

光学式検圧計

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JPH06109777A
JPH06109777A JP25922992A JP25922992A JPH06109777A JP H06109777 A JPH06109777 A JP H06109777A JP 25922992 A JP25922992 A JP 25922992A JP 25922992 A JP25922992 A JP 25922992A JP H06109777 A JPH06109777 A JP H06109777A
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JP
Japan
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voltage
light
liquid crystal
crystal element
direct current
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Application number
JP25922992A
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English (en)
Inventor
Takanori Tsunoda
孝典 角田
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価な光学式検圧計を提供する。 【構成】 母線1の電圧がコンデンサ2および浮遊容量
3で容量分圧されて出力される。この分圧電圧は、ダイ
オード4等によって直流電圧に変換され、この直流電圧
が液晶素子8へ直流バイアス電圧として印加される。母
線1に電圧が有れば、液晶素子8に直流バイアス電圧が
印加され、液晶素子8の透光度が高くなって、発光素子
9から発する光が液晶素子8を通過して反射層8aで反
射され、再度液晶素子8を通って受光素子12に入射す
ることになる。一方、母線1に電圧が無ければ、液晶素
子8には直流バイアス電圧が印加されず、液晶素子8の
透光度が低くなって、発光素子9から発する光が液晶素
子8で遮断されて反射層8aによる反射光は受光素子1
2には入射しないことになる。したがって、受光素子1
2の状態により母線1の電圧の有無を検知できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、母線または線路の電
圧の有無を光を用いて検出する光学式検圧計に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の検圧計には、電気式検圧
計と光学式検圧計とがある。図2に電気式検圧計の一例
を示す。この電気式検圧計は、図2に示すように、コン
デンサ52と増幅器54と整流器55と基準電圧源56
と比較器57とで構成されている。
【0003】この電気式検圧計においては、一端をグラ
ウンドに接続したコンデンサ52の他端と母線(または
線路)51との間に存在する浮遊容量53を利用して、
母線(または線路)51の電圧を浮遊容量53およびコ
ンデンサ52で容量分圧する。そして、コンデンサ52
の分担電圧を増幅器54で増幅した後、整流器55で整
流し、整流器55の出力電圧と基準電圧源56の基準電
圧とを比較器57で比較することにより、母線(または
線路)51の電圧の有無、つまり、母線(または線路)
51の電圧が所定値を超えているかどうかを検出する。
【0004】つぎに、図3に光学式検圧計の一例を示
す。この光学式検圧計は、図3に示すように、コンデン
サ62とポッケルス素子(電気光学素子)64と偏光子
65,66と発光ダイオード等の発光素子67と光ファ
イバ等の光ガイド68,69とホトダイオード等の受光
素子70と増幅器71と整流器72と基準電圧源73と
比較器74とで構成されている。
【0005】この光学式検圧計においては、一端を母線
(または線路)61に接続したコンデンサ62の他端と
グラウンドとの間に存在する浮遊容量63を利用して、
母線(または線路)61の電圧を浮遊容量63およびコ
ンデンサ62で容量分圧し、コンデンサ62の分担電圧
をポッケルス素子64に加える。また、ポッケルス素子
64の両面にそれぞれ偏光子(出射側は検光子と呼ばれ
る)65,66を配置し、発光ダイオード等の発光素子
67が発する光を光ファイバ等の光ガイド68を通して
偏光子65まで導いてポッケルス素子64に入射させ
る。
【0006】そして、ポッケルス素子64から出射した
光を偏光子66を通して光ファイバ等の光ガイド69に
入射させ、光ガイド69を出た後ホトダイオード等の受
光素子70まで到達させる。さらに、受光素子70まで
達した光を、受光素子70で電気信号に変換した後、増
幅器71で増幅し、さらに整流器72で整流し、整流器
72の出力電圧と基準電圧源73の基準電圧とを比較器
74で比較することにより、母線(または線路)61の
電圧の有無、つまり、母線(または線路)51の電圧が
所定値を超えているかどうかを検出する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図2に示した電気式検
圧計では、母線(または線路)51が接続された主機器
(図示せず)に対する絶縁の面で難があり、サージ等で
破壊するおそれがある。一方、図3に示した光学式検圧
計では、電気式検圧計のような絶縁の問題、およびサー
ジによる破壊がない点で電気式検圧計より優れている。
しかし、光学式検圧計は、ポッケルス素子64および偏
光子65,65等が必要であり、これらの部品が高価で
あって、全体としてコスト高になるという問題がある。
【0008】したがって、この発明の目的は、安価な光
学式検圧計を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の光学式検圧計
は、検圧対象点の電圧を容量分圧する容量分圧手段を設
け、この容量分圧手段から得られる分圧電圧を整流して
直流化する直流変換手段を設け、一面に反射層が形成さ
れ直流変換手段から得られる直流電圧が直流バイアス電
圧として印加される液晶素子を設け、この液晶素子の他
面に光を照射する発光素子を設け、反射層による発光素
子の照射光の反射光を液晶素子の他面側で受ける受光素
子を設けている。
【0010】
【作用】この発明の構成によれば、検圧対象点の電圧が
容量分圧手段で容量分圧されて出力される。この分圧電
圧は、直流変換手段によって直流電圧に変換され、この
直流電圧が液晶素子へ直流バイアス電圧として印加され
る。検圧対象点の電圧が所定値を超えておれば(検圧対
象点に電圧が有る状態)、液晶素子に所定値を超える直
流バイアス電圧が印加され、例えば液晶素子の透光度が
高くなって、発光素子から発する光の多くが液晶素子を
通過して反射層で反射された後再度液晶素子を通って受
光素子に入射することになる。一方、検圧対象点の電圧
が所定値を下回っておれば(検圧対象点に電圧が無い状
態)、液晶素子には所定値を下回る直流バイアス電圧し
か印加されず、例えば液晶素子の透光度が低くなって、
発光素子から発する光のほとんどが液晶素子で遮断さ
れ、反射層による反射光は受光素子には入射しないこと
になる。
【0011】したがって、受光素子の出力状態を見るこ
とで、検圧対象点の電圧が所定値を超えているかどう
か、つまり、検圧対象点の電圧の有無を検出することが
できる。
【0012】
【実施例】この発明の一実施例の光学式検圧計を図1に
基づいて説明する。この光学式検圧計は、図1に示すよ
うに、母線(または線路)1に一端を接続したコンデン
サ2と、コンデンサ2の他端とグラウンドとの間に存在
する浮遊容量3とで母線(または線路)1の交流電圧を
容量分圧し、コンデンサ2の両端に得られる分圧電圧を
ダイオード4およびコンデンサ5で整流および平滑して
直流電圧とし、この直流電圧を可変抵抗6およびツェナ
ーダイオード7を介して液晶素子8に直流バイアス電圧
として印加するようにしている。液晶素子8は、一面に
反射剤を塗布する等して、反射層8aを形成している。
【0013】上記のコンデンサ2および浮遊容量3が検
圧対象点である母線(または線路)1の電圧を容量分圧
する容量分圧手段を構成している。また、ダイオード4
およびコンデンサ5が容量分圧手段から得られる分圧電
圧を整流して直流化する直流変換手段を構成している。
また、抵抗6およびツェナーダイオード7は液晶素子8
への印加電圧を制限するために設けられている。
【0014】一方、発光ダイオード等の発光素子9を光
ファイバ等の光ガイド10の一端面に対向させ、光ガイ
ド10の他端面を一面に反射層8aを形成した液晶素子
8の他面に対向させ、液晶素子8の他面に光ガイド11
の一端面を対向させ、光ガイド11の他端面にホトトラ
ンジスタ等の受光素子12を対向させている。この光学
式検圧計では、母線(線路)1の電圧がコンデンサ2お
よび浮遊容量3で容量分圧されて出力される。この分圧
電圧は、ダイオード4およびコンデンサ5による整流・
平滑作用によって直流電圧に変換され、この直流電圧が
液晶素子8へ直流バイアス電圧として印加される。母線
(線路)1の電圧が所定値を超えておれば(母線(線
路)1に電圧が有れば)、液晶素子8に所定値を超える
直流バイアス電圧が印加され、例えば液晶素子8の透光
度が高くなって、発光素子9から発する光の多くが光ガ
イド10を通り、液晶素子8を通過して反射層8aで反
射されて、再度液晶素子8を通った後、光ガイド11を
通って受光素子12に入射することになる。この結果、
受光素子12であるホトトランジスタは導通し、抵抗1
3と受光素子12との接続点に設けた出力端子14の信
号レベルがローレベルとなる。
【0015】一方、母線(線路)1の電圧が所定値を下
回っておれば(母線(線路)1に電圧が無ければ)、液
晶素子8には所定値を下回る直流バイアス電圧しか印加
されず、例えば液晶素子8の透光度が低くなって、発光
素子9から発する光のほとんどが液晶素子8で遮断さ
れ、反射層8aによる反射光は受光素子12にはほとん
ど入射しないことになる。この結果、受光素子12であ
るホトトランジスタは導通せず、抵抗13と受光素子1
2との接続点に設けた出力端子14の信号レベルがハイ
レベルとなる。
【0016】したがって、受光素子12の出力状態、つ
まり出力端子14の信号レベルを見ることで、母線(線
路)1の電圧が所定値を超えているかどうか、つまり、
母線(線路)1の電圧の有無を検出することができる。
この際、コンデンサ2と浮遊容量3との分圧比を適切に
設定することにより、受光素子12自体が比較器として
の機能を発揮し、母線(線路)1の電圧の有無に適切に
対応して受光素子12をオンオフさせることができる。
【0017】なお、検圧機能には、高速性は要求されな
いので、上記のように応答の遅い液晶素子8を使用して
も何ら問題はない。また、電圧の有無を判定するのみで
あるので、液晶素子8へ加える直流バイアス電圧は飽和
的なものであってもよい。また、電圧の“有”,“無”
を判定するレベルの変更設定は、センサ部で液晶素子に
印加する電圧を分圧調整するか、あるいは受光部におい
て受光素子の出力をしきい値電圧と比較する比較器を使
用し、比較器のしきい値電圧を調整することによって可
能である。
【0018】この実施例の光学式検圧計によれば、母線
(線路)1の電圧を容量分圧した電圧を直流化して液晶
素子8に直流バイアス電圧として加えることで、液晶素
子8の透光量を変化させ、発光素子9から発した光が所
定量以上液晶素子8を通過して反射層8aで反射し、再
び液晶素子8を通して受光素子12に到達するかどうか
によって、母線(線路)1の電圧の有無を検出するよう
にしたので、光を用いて検圧を行うことができ、しか
も、液晶素子8が安価であることから、全体として安価
である。
【0019】また、受光素子12自体が比較器として機
能し、受光部付近の回路構成を簡単化でき、一層のコス
トダウンを達成できる。
【0020】
【発明の効果】この発明の光学式検圧計によれば、検圧
対象点の電圧を容量分圧した電圧を直流化して液晶素子
に直流バイアス電圧として加えることで、液晶素子の透
光量を変化させ、発光素子から発した光が所定量以上液
晶素子を通過し反射層で反射し、再度液晶素子を通って
受光素子に到達するかどうかによって、検圧対象点の電
圧の有無を検出するようにしたので、光を用いて検圧を
行うことができ、しかも液晶素子が安価であることか
ら、全体として安価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の光学式検圧計の構成を示
す概略図である。
【図2】従来の電気式検圧計の一例の構成を示す概略図
である。
【図3】従来の光学式検圧計の一例の構成を示す概略図
である。
【符号の説明】 1 母線 2 コンデンサ(容量分圧手段) 3 浮遊容量(容量分圧手段) 4 ダイオード(直流変換手段) 5 コンデンサ(直流変換手段) 8 液晶素子 8a 反射層 9 発光素子 10 光ガイド 11 光ガイド 12 受光素子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検圧対象点の電圧を容量分圧する容量分
    圧手段と、この容量分圧手段から得られる分圧電圧を整
    流して直流化する直流変換手段と、一面に反射層が形成
    され前記直流変換手段から得られる直流電圧が直流バイ
    アス電圧として印加される液晶素子と、この液晶素子の
    他面に光を照射する発光素子と、前記反射層による前記
    発光素子の照射光の反射光を前記液晶素子の他面側で受
    ける受光素子とを備えた光学式検圧計。
JP25922992A 1992-09-29 1992-09-29 光学式検圧計 Pending JPH06109777A (ja)

Priority Applications (1)

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JP25922992A JPH06109777A (ja) 1992-09-29 1992-09-29 光学式検圧計

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JP25922992A JPH06109777A (ja) 1992-09-29 1992-09-29 光学式検圧計

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998026299A1 (de) * 1996-12-12 1998-06-18 Siemens Aktiengesellschaft Vorrichtung zur zustandserfassung von n leistungskondensatoren einer hochspannungskondensatorbatterie

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998026299A1 (de) * 1996-12-12 1998-06-18 Siemens Aktiengesellschaft Vorrichtung zur zustandserfassung von n leistungskondensatoren einer hochspannungskondensatorbatterie

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