JPH068786B2 - 近赤外線湿度計測装置 - Google Patents

近赤外線湿度計測装置

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JPH068786B2
JPH068786B2 JP15215389A JP15215389A JPH068786B2 JP H068786 B2 JPH068786 B2 JP H068786B2 JP 15215389 A JP15215389 A JP 15215389A JP 15215389 A JP15215389 A JP 15215389A JP H068786 B2 JPH068786 B2 JP H068786B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水分に吸収される波長の赤外線を利用した湿
度測定装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、配管中の湿度を測定するにあたっては、赤外線の
特定波長、即ち、水分に吸収される波長の赤外線を発光
させて、測定被対象である配管内の底に設けた反射板を
介して、その反射光の受光量を測定することによって、
蒸気中の水分量を計測している。これは、光の一性質で
ある吸収作用を原理として利用するものである。すなわ
ち、光は、気体中の水蒸気によって、とりわけ、赤外線
域の特定波長で、強い吸収特性を示すので、この水蒸気
の吸収波長の光が気体中を通過したとき受ける減衰の程
度を計れば水蒸気量がわかることとなり、湿度を測定で
きるものである。もちろん、気体中のゴミやチリ、又は
測定窓ガラスの汚れ等の外乱によっても光は減衰するの
で、上記の計測にあたっては、水蒸気の影響を受けない
波長の光を同じ測定系で測定して、当該2波長の光の強
さの比率をとることによって、外乱の影響を除去してい
るものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような2波長比率演算方式により、
湿度測定をしたとしても、その測定にあたって、反射板
上に液相、即ちドレンが存する場合には、発生させた赤
外線がドレンに吸収されてしまい、反射しないこととな
り、その結果、管底の液体の有無のチェックはできる
が、蒸気雰囲気における湿度の測定ができないこととな
る。
そこで、当該反射板を管中の中空に配置するとすれば、
常時、蒸気雰囲気の湿度を測定することができるけれど
も、この場合にはドレンの有無のチェックができないこ
とになる。このようなドレンの有無のチェックは、蒸気
使用装置の一次側でなされるのであれば、セパレータの
必要性の有無を知ることができ、またセパレータの二次
側でなされるのであれば、セパレータの性能をチェック
することとなるものである。そのため、蒸気使用装置に
おいては、蒸気雰囲気の湿度測定とともに、ドレンの有
無のチェックも欠くことのできないことである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこのような欠点を解消すべく、配管中にドレン
が存在するか否かをチェックできるとともに、当該ドレ
ンが存在していても、蒸気雰囲気の水分量を計測できる
湿度計測装置を提供することを目的としている。
そして、本発明は、配管底に設けられている固定反射板
に加えて、配管内における流体の流れによって回転する
反射板を設けること、及び配管内でのドレン有無のチェ
ックと蒸気雰囲気中の水分量の測定とを行うのに、配管
底からの反射光と配管中空からの反射光とを交互に受光
し、得られる交流信号から計測することをその根本思想
としている。
即ち、本発明は、ほぼ水平方向の配管の管底に配置した
反射板と、この反射板に対向して管頂に配置し近赤外線
を供給する発光口及び当該反射板からの近赤外線の反射
光を受光する受光口を有した2線光ファイバーコネクタ
とを備えた近赤外線利用の湿度計測装置において、更
に、配管内の蒸気雰囲気の流れにより回転させられる回
転反射板を前記管底の反射板と2線光ファイバーコネク
タとを結ぶ軸線上にあって配管の中空に配置させ、前記
2線光ファイバーコネクタを介して、水分に吸収される
波長の近赤外線を給送する発光装置と、回転反射板の回
転にしたがい、管底の反射板と回転反射板とからの交互
の反射光を受光し電気信号とする受光装置と、この受光
装置からの電気信号を受けて、蒸気雰囲気の湿度測定の
ためのピーク値測定装置及び管底の水滴測定のための測
定装置とを有した計測部とを備えている。
〔発明の効果〕
本発明によれば、配管内にドレンが存するか否かをチェ
ックすることができるとともに、ドレンが存する場合に
でも蒸気雰囲気の水分量を計測することができる。当該
装置をセパレータの二次側に設置すれば、セパレータの
性能を知ることができるし、蒸気使用装置の入口に設置
すれば、セパレータ・トラップの設置の必要性を知るこ
とができる。更にこのようなドレンの有無のチェックと
蒸気雰囲気中の水分量の計測とを連続して行うことがで
きるものである。
〔実施例〕
図面に基づき、以下に本発明を詳細に説明する。
第1図に示されるように、本実施例において、測定箇所
での配管1はほぼ水平状態にある。この配管の管底には
連結棒2に繋がる六角ナット3で固定された反射板4が
配置されている。この固定反射板4に対向して管頂に
は、水分に吸収される波長の近赤外線を供給する発光口
及び当該反射板4からの近赤外線の反射光を受光する受
光口を有した2線光ファイバーコネクタ5がコネクタ保
持プラグ6によって着脱自在に取り付けられている。更
に、固定反射板4と2線光ファイバーコネクタ5とを結
ぶ軸線上にして配管の中空に連結棒2で取り付けられた
回転反射板7がある。当該回転反射板7は、配管1内の
蒸気雰囲気の流れにより回転させられるようになってい
る。
水分に吸収される波長の近赤外線は、発光装置である発
光素子8から生じた光にして、当該波長の光のみを透過
させるフィルタレンズ9を介して、2線光ファイバー1
0に導かれ、更に2線光ファイバーコネクタ5を介し
て、配管1内に給送される。当該近赤外線は、配管1内
の流体流れによって回転している回転反射板7及び固定
反射板2により反射される。そのうち、2線光ファイバ
ーコネクタ5の受光口に達するものによって、受光装置
である受光素子11はそれに応じた電気信号を発生させ
る。電気信号は、第3図のように、管底にドレンのない
場合には振幅の少ない波形を示し、管底にドレンのある
場合には振幅の大きな波形を示す。そこで、この受光素
子11からの電気信号を受けて、ピークホールド12で
そのピーク値が測定され、予め記憶されたデータとの比
較によって湿度表示部13で管1内湿度が示される。ま
た管1底に水のある場合とない場合とでは、第3図に示
されるような差があるので、受光素子11からの電気信
号を交直流変換装置14を介して基準電圧15とで比較
することにより、管底にドレンが存するか否かを確認す
ることができる。
更に回転反射板は蒸気雰囲気の流速に従い回転数を変え
るので、受光素子11からの電気信号をカウンタ16で
周波数をカウントすれば、管1内の蒸気雰囲気の流速を
知ることができ、概略の流量を把握することが可能にな
る。
本発明は、以上説明した実施例に限定されるものではな
く、その主旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加
えることも当然ながら可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略図、第2図はその
固定反射板及び回転反射板付近の正面及び平面図、第3
図は管底でのドレンの有無による電圧と時間の相関関係
を示す図である。 4……固定反射板 5……2線光ファイバーコネクタ 7……回転反射板 8……発光素子 16……受光素子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ほぼ水平方向の配管の管底に配置した反射
    板と、この反射板に対向して管頂に配置し近赤外線を供
    給する発光口及び当該反射板からの近赤外線の反射光を
    受光する受光口を有した2線光ファイバーコネクタとを
    備えた近赤外線湿度計測装置において、 前記管底の反射板のほかに、配管内の蒸気雰囲気の流れ
    により回転させられる回転反射板を前記管底の反射板と
    2線光ファイバーコネクタとを結ぶ軸線上にあって配管
    の中空に配置させること、 前記2線光ファイバーコネクタを介して、水分に吸収さ
    れる波長の近赤外線を給送する発光装置と、回転反射板
    の回転にしたがい、管底の反射板と回転反射板とからの
    交互の反射光を受光し電気信号とする受光装置と、この
    受光装置からの電気信号を受けて、蒸気雰囲気の湿度測
    定のためのピーク値測定装置及び管底の水滴測定のため
    の測定装置と有した計測部とを備えること を特徴とする湿度計測装置。
JP15215389A 1989-06-16 1989-06-16 近赤外線湿度計測装置 Expired - Fee Related JPH068786B2 (ja)

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JPH0318743A JPH0318743A (ja) 1991-01-28
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JP4685513B2 (ja) * 2005-05-31 2011-05-18 株式会社山武 鏡面冷却式センサ
JP2008054534A (ja) * 2006-08-29 2008-03-13 Noriomi Watanabe ミョウガの養液循環栽培方法
JP6057859B2 (ja) * 2013-08-08 2017-01-11 アズビル株式会社 乾き度測定装置

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