JPH0610942U - 映写機等の昇降装置 - Google Patents

映写機等の昇降装置

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JPH0610942U
JPH0610942U JP5444992U JP5444992U JPH0610942U JP H0610942 U JPH0610942 U JP H0610942U JP 5444992 U JP5444992 U JP 5444992U JP 5444992 U JP5444992 U JP 5444992U JP H0610942 U JPH0610942 U JP H0610942U
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山 幸 雄 若
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株式会社名装
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 昇降動に伴う摩擦抵抗が小さく、昇降が安定
して円滑スムーズに行える昇降装置を提供するにある。 【構成】 天井側に固定された固定フレーム1と、この
固定フレーム1に対してそれぞれ上下方向動作ラック式
直動モーター3,6によって順次昇降動する多段式の昇
降フレーム5,8とからなり、最下段の昇降フレーム8
に設けた映写機等9を昇降動させることを特徴としてい
る。 【効果】 多段式昇降フレームの昇降動に伴う摩擦抵抗
がきわめて小であって昇降動が円滑スムーズに行える。
また横ぶれや歪みを生じなく昇降ストロークの増大に寄
与できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は映写機等の昇降装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばビデオプロジェクター(ビデオ映写機),テレビセットなどの映 写機等を普段使用しない時には上方天井側の収納位置へ上昇させておき、そして 必要に応じて適宜の映写位置などへ降下させるようにした映写機昇降装置として 図1に示すような伸縮筒ワイヤ巻上式の昇降装置が知られている。即ち天井スラ ブ14下面に設けたフレーム15に角筒(方形筒)のテレスコピック式伸縮筒1 8の基端伸縮筒18aを固定して設け、伸縮筒18b,18cをテレスコピック 式に伸縮自在とし、最先端伸縮筒18cの先端に取付けた映写機等19に先端を 止着したワイヤーロープ20が上方の滑車16を介してフレーム15に据付けの 巻上機17に連結されてなり、映写機等19が巻上機17によるワイヤ巻上げに よって上昇し、また自重によって降下するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところがこの従来の昇降装置では角筒(角パイプ)のテレスコピック式伸縮筒 であるため一基(一本)の多段伸縮筒で設備できる利点はあるが、その反面、各 伸縮筒の相互摺動摩擦抵抗で大であって昇降動が円滑スムーズに行えなく、妄り に横ぶれなど振動を生じ易く、歪みが出て昇降困難となるため2段以上の多段式 とすることが難しく、おのずと昇降ストロークに制約があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するためになされたものであって、その要旨とすると ころは、天井側に固定された固定フレームと、該固定フレームに対してそれぞれ 上下方向動作ラック式直動モーターによって順次昇降動する多段式の昇降フレー ムとからなり、最下段の昇降フレームに設けた映写機を昇降動させることを特徴 とする映写機等の昇降装置である。
【0005】 次に本考案の映写機等の昇降装置を以下実施例について図2〜図6を参照しな がら詳しく説明する。
【0006】
【実施例】
先ず3,6は、上下方向動作ラック式直動モーターでそれぞれ電磁ブレーキ付 きである。そして今スイッチS1(図示せず)をONにするとモーターが正回転 してラック4,7が下方向へ動作(下降)する。またスイッチS2(図示せず) を切り替えるとモーターが逆回転してラック4,7の動作方向が変わり、上方向 へ動作(上昇)する。なおまた上記スイッチS1をOFF(開放)にすると電磁 ブレーキが働き、負荷を保持することができるようになっている。
【0007】 次に1は、左右側杆1a,1aと前杆1b,後杆1cとで枠組構成されてなる 固定フレームである。そしてその左右側杆1a,1aにはそれぞれ前後2個所に 垂下杆2が垂直に垂設されている。そこで先ず上記の固定フレーム1が天井側に 固定される。次に上記の左右両側の計4本の垂下杆2下段部にそれぞれ前記上下 方向動作ラック式直動モーター3が固着され、それぞれの計4本の各ラック4の 下端に方形枠の昇降フレーム5が一体に取付けられている。そして上記の各上下 方向動作ラック式直動モーター3の駆動で昇降フレーム5が固定フレーム1に対 して昇降動する。
【0008】 また上記昇降フレーム5の左右両側の前後計4個所にそれぞれ前記の上下方向 動作ラック式直動モーター6が固着され、それぞれの計4本の各ラック4の下端 に昇降フレーム8が一体に取付けられている。そこで上記の各上下方向動作ラッ ク式直動モーター6の駆動で昇降フレーム8が昇降動なるようになっている。そ して上記の下段昇降フレーム8にはビデオプロジェクター,テレビセットなどの 映写機等9が設けられている。
【0009】 今、映写機等9が昇りきった状態の図4においてスイッチS1をONにすると 各直動モーター6が正回転して先ず下段の昇降フレーム8が降下して行く。そし て各ラック7に付設のドッグ12がそれぞれリミットスイッチLS3を作動して 各モーターが停止し、昇降フレーム8は図5,図3の状態で停止する。次にこの 状態図3,図5おいて各直動モーター3を回転させると、上段の昇降フレーム5 が降下して行く。そして各ラック4に付設の各ドッグ10がそれぞれリミットス イッチLS1を作動して各モーターが停止し、昇降フレーム5は図6の状態で停 止する。即ち2段降りた状態となる。次に上昇させる場合は、図6の状態におい て先ず各直動モーター3をそれぞれ逆転駆動して上段昇降フレーム5を上昇させ 、各ラック4のドッグ11がリミットスイッチLS2を作用する図3,図5にお いて停止させる。次にこの図3,図5の状態において各直動モーター6をそれぞ れ逆転駆動させて下段昇降フレーム8を上昇させ、各ラック7のドッグ13がリ ミットスイッチLS4を作用させる図4において停止させて映写機等9が昇りき った状態とするものである。
【0010】 なお上記の図面実施例においては、固定フレーム1に対してそれぞれ上下方向 動作ラック式直動モーター3,6によって順次昇降動する多段式の昇降フレーム を上下段昇降フレーム5,8の二段式としてあるが、必ずしも二段式に限局され るものではない。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の昇降装置は、固定フレームに対してそれぞれ上下 方向動作ラック式直動モーター(即ち電磁ブレーキ付リニアドモーター)によっ て順次昇降動する多段式の昇降フレーム構成として最下段の昇降フレームに設け た映写機等を昇降動させるようにしたものであるから、多段式昇降フレームの昇 降動に伴う摩擦抵抗がきわめて小であって昇降動が円滑スムーズに行えるもので ある。また横ぶれなどの振動や歪みを生じて昇降困難となることがなく、昇降ス トロークの増大にも寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の映写機等昇降装置の説明図である。
【図2】本考案昇降装置の平面図である。
【図3】本考案の昇降過程を説明する正面図である。
【図4】本考案の昇降過程を説明する右側面図である。
【図5】本考案の昇降過程を説明する右側面図である。
【図6】本考案の昇降過程を説明する右側面図である。
【符号の説明】
1 固定フレーム 1a 側杆 1b 前杆 1c 後杆 2 垂下杆 3 上下方向動作ラック式直動モーター 4 ラック 5 昇降フレーム 6 上下方向動作ラック式直動モーター 7 ラック 8 昇降フレーム 9 映写機等 10〜13 ドッグ 14 天井スラブ 15 フレーム 16 滑車 17 巻上機 18 テレスコピック式伸縮筒 18a〜18c 伸縮筒 19 映写機等 20 ワイヤロープ LS1〜LS4 リミットスイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天井側に固定された固定フレームと、該固定フレームに
    対してそれぞれ上下方向動作ラック式直動モーターによ
    って順次昇降動する多段式の昇降フレームとからなり、
    最下段の昇降フレームに設けた映写機等を昇降動させる
    ことを特徴とする映写機等の昇降装置。
JP5444992U 1992-07-10 1992-07-10 映写機等昇降装置用の伸縮筒 Expired - Lifetime JPH0732559Y2 (ja)

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JPH0610942U true JPH0610942U (ja) 1994-02-10
JPH0732559Y2 JPH0732559Y2 (ja) 1995-07-26

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010066419A (ja) * 2008-09-10 2010-03-25 Sanyo Electric Co Ltd 開閉扉付き電子機器
JP2015161721A (ja) * 2014-02-26 2015-09-07 ウシオ電機株式会社 デジタルシネマ映画館用のプロジェクタ装置
CN115163794A (zh) * 2022-06-28 2022-10-11 中联装备集团北新机械有限公司 一种双速行走装置

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JPH0732559Y2 (ja) 1995-07-26

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