JPH06109191A - 高圧燃料多岐管における分岐枝管の接続構造 - Google Patents
高圧燃料多岐管における分岐枝管の接続構造Info
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- JPH06109191A JPH06109191A JP3146835A JP14683591A JPH06109191A JP H06109191 A JPH06109191 A JP H06109191A JP 3146835 A JP3146835 A JP 3146835A JP 14683591 A JP14683591 A JP 14683591A JP H06109191 A JPH06109191 A JP H06109191A
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- Japan
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- branch
- pipe
- cylindrical wall
- pressure fuel
- branched pipe
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
Landscapes
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 分岐枝管との接続部で溶接等を不要にして簡
易に接続でき、1000kgf/cm2以上の超高圧流に対しても
接続部で洩れ等を防止した高圧燃料多岐管における分岐
枝管の接続構造を提供するものである。 【構成】 貫孔を本管の周壁部に一体に突設した短寸状
の筒壁の軸芯部に設ける。該貫孔の先端内周の外方へ開
口する受圧座面部に、分岐枝管の押圧頭部を当接係合し
た状態で、分岐枝管側に組込んだ袋ナットによる筒壁の
外周螺子面への螺合により締着して接続する。
易に接続でき、1000kgf/cm2以上の超高圧流に対しても
接続部で洩れ等を防止した高圧燃料多岐管における分岐
枝管の接続構造を提供するものである。 【構成】 貫孔を本管の周壁部に一体に突設した短寸状
の筒壁の軸芯部に設ける。該貫孔の先端内周の外方へ開
口する受圧座面部に、分岐枝管の押圧頭部を当接係合し
た状態で、分岐枝管側に組込んだ袋ナットによる筒壁の
外周螺子面への螺合により締着して接続する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に各種車輌等のデ
ィーゼル内燃機関において、機関への燃料供給路として
該機関の近くに配設される高圧燃料多岐管、特に1000Kg
f/cm2以上の超高圧燃料多岐管における分岐枝管の接続
構造の改良に関するものである。
ィーゼル内燃機関において、機関への燃料供給路として
該機関の近くに配設される高圧燃料多岐管、特に1000Kg
f/cm2以上の超高圧燃料多岐管における分岐枝管の接続
構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、この種の接続構造としては例えば
図3に示すように、高圧燃料を流通する本管(11)の周壁
部にその長さ方向に亘って複数個設けた内部の流通路(1
2)に連なる貫孔(13)部のそれぞれに、分岐枝管(14)を嵌
挿した状態で相互に鑞付け又は溶接(W)して接続構成
せしめ、その実用試験に供している現状にあった。
図3に示すように、高圧燃料を流通する本管(11)の周壁
部にその長さ方向に亘って複数個設けた内部の流通路(1
2)に連なる貫孔(13)部のそれぞれに、分岐枝管(14)を嵌
挿した状態で相互に鑞付け又は溶接(W)して接続構成
せしめ、その実用試験に供している現状にあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな接続構造にあっては、接続強度を必要とする相互の
前記嵌挿状態と不確実な溶接等により、機関機構の改善
に伴う使用時の1000kgf/cm2以上に及ぶ超高流圧の繰返
しの供給、並びに機関からの加振とによって、しばしば
鑞付け部又は溶接(W)部の脆化による洩れや分岐枝管
(14)の離脱が発生等の問題を有する傾向にあった。
うな接続構造にあっては、接続強度を必要とする相互の
前記嵌挿状態と不確実な溶接等により、機関機構の改善
に伴う使用時の1000kgf/cm2以上に及ぶ超高流圧の繰返
しの供給、並びに機関からの加振とによって、しばしば
鑞付け部又は溶接(W)部の脆化による洩れや分岐枝管
(14)の離脱が発生等の問題を有する傾向にあった。
【0004】本発明は上記した問題を極めて効果的に解
決するため、本管の周壁部に一体に接けた筒壁の貫孔部
に分岐枝管側の接続端部の押圧頭部を当接係合せしめ、
袋ナットにより螺合締着して接続構成することにより、
接続時の溶接作業等を一切不要として簡易に接続せしめ
ると共に、加振状態下にあっても前記超高流圧に充分対
処することができ、同時に接続部での洩れ、並びに分岐
枝管の離脱等による憂いのない接続構造を提案すること
を目的とするものである。
決するため、本管の周壁部に一体に接けた筒壁の貫孔部
に分岐枝管側の接続端部の押圧頭部を当接係合せしめ、
袋ナットにより螺合締着して接続構成することにより、
接続時の溶接作業等を一切不要として簡易に接続せしめ
ると共に、加振状態下にあっても前記超高流圧に充分対
処することができ、同時に接続部での洩れ、並びに分岐
枝管の離脱等による憂いのない接続構造を提案すること
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、高圧燃料を流
通する本管の周壁部に、その長さ方向に亘って複数個設
けた内部の流通路に連なる貫孔部にそれぞれ分岐枝管を
連設してなる接続構造において、それぞれの前記貫孔を
本管の周壁部に一体に突設した短寸状の筒壁の軸芯部に
設け、更に該貫孔の先端内周の外方に開口する受圧座面
部に、分岐枝管の接続端部に形成した押圧頭部を当接係
合せしめた状態で、該分岐枝管側に組込んだ袋ナットに
よる前記筒壁の外周の螺子面への螺合により締着して接
続構成した高圧燃料多岐管における分岐枝管の接続構造
を要旨とするものであり、更に前記受圧座面を円錐状、
もしくは円弧状に設けて構成し、又、更に前記押圧頭部
を截頭からなる円錐状、もしくは円弧状に形成して構成
するものである。
通する本管の周壁部に、その長さ方向に亘って複数個設
けた内部の流通路に連なる貫孔部にそれぞれ分岐枝管を
連設してなる接続構造において、それぞれの前記貫孔を
本管の周壁部に一体に突設した短寸状の筒壁の軸芯部に
設け、更に該貫孔の先端内周の外方に開口する受圧座面
部に、分岐枝管の接続端部に形成した押圧頭部を当接係
合せしめた状態で、該分岐枝管側に組込んだ袋ナットに
よる前記筒壁の外周の螺子面への螺合により締着して接
続構成した高圧燃料多岐管における分岐枝管の接続構造
を要旨とするものであり、更に前記受圧座面を円錐状、
もしくは円弧状に設けて構成し、又、更に前記押圧頭部
を截頭からなる円錐状、もしくは円弧状に形成して構成
するものである。
【0006】
【作用】本発明はこのように構成されるため、前記本管
の周壁部に一体に突設した筒壁の受圧座面部に、分岐枝
管の押圧頭部を当接係合して袋ナットによる螺合により
締着して接続せしめることとなる。
の周壁部に一体に突設した筒壁の受圧座面部に、分岐枝
管の押圧頭部を当接係合して袋ナットによる螺合により
締着して接続せしめることとなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
すれば、図1は本発明の高圧燃料多岐管における分岐枝
管の接続構造を示す側面図、図2は図1の一部切欠きに
よる縦断面図であって、(1) は外径20mm程度、肉厚6mm
程度の比較的細径にして、且つ厚肉の金属管からなる本
管であり、その周壁部にその長さ方向に亘って複数個を
液圧バルジ加工、鍛造加工等により一体に突設した短寸
状の筒壁(4) のそれぞれの軸芯部に前記本管(1) の流通
路(2) に連なる貫孔(3) を設けてなるものである。(4')
は前記貫孔(3) の先端内周に設けた外方に開口する円錐
状、もしくは円弧状からなる受圧座面であって、分岐枝
管(5) の接続端部に形成した截頭からなる円錐状、もし
くは円弧状の押圧頭部(6) を該受圧座面に当接係合せし
めた状態で、該分岐枝管側に組込んだ袋ナット(7) を前
記筒壁(4) の内周螺子面へ螺合することにより締着して
接続構成するものである。
すれば、図1は本発明の高圧燃料多岐管における分岐枝
管の接続構造を示す側面図、図2は図1の一部切欠きに
よる縦断面図であって、(1) は外径20mm程度、肉厚6mm
程度の比較的細径にして、且つ厚肉の金属管からなる本
管であり、その周壁部にその長さ方向に亘って複数個を
液圧バルジ加工、鍛造加工等により一体に突設した短寸
状の筒壁(4) のそれぞれの軸芯部に前記本管(1) の流通
路(2) に連なる貫孔(3) を設けてなるものである。(4')
は前記貫孔(3) の先端内周に設けた外方に開口する円錐
状、もしくは円弧状からなる受圧座面であって、分岐枝
管(5) の接続端部に形成した截頭からなる円錐状、もし
くは円弧状の押圧頭部(6) を該受圧座面に当接係合せし
めた状態で、該分岐枝管側に組込んだ袋ナット(7) を前
記筒壁(4) の内周螺子面へ螺合することにより締着して
接続構成するものである。
【0008】尚、押圧頭部(6) と受圧座面(4')との間に
銅パッキン材等のシール材を介在してもよい。
銅パッキン材等のシール材を介在してもよい。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明による接続構
造は、前記本管(1) と一体の筒壁(4)部での袋ナット(7)
による分岐枝管(5) の接続構造によるため、接続時の
鑞付けや溶接作業を一切不要とし、螺合締着によって簡
易に接続することができ、更に加振状態下にあっても超
高流圧に充分対処することができ、同時に接続部での洩
れ、並びに分岐枝管(5) の離脱の憂いのない等、極めて
有用な接続構造である。
造は、前記本管(1) と一体の筒壁(4)部での袋ナット(7)
による分岐枝管(5) の接続構造によるため、接続時の
鑞付けや溶接作業を一切不要とし、螺合締着によって簡
易に接続することができ、更に加振状態下にあっても超
高流圧に充分対処することができ、同時に接続部での洩
れ、並びに分岐枝管(5) の離脱の憂いのない等、極めて
有用な接続構造である。
【図1】本発明の一実施例を示す高圧燃料多岐管におけ
る分岐枝管の接続構造の側面図である。
る分岐枝管の接続構造の側面図である。
【図2】図1の一部切欠きによる縦断面図である。
【図3】従来例を示す一部切欠き縦断面図である。
1 本管 3 貫孔 4 筒壁 4´ 受圧座面 5 分岐枝管 6 押圧頭部 7 袋ナット
Claims (3)
- 【請求項1】 高圧燃料を流通する本管の周壁部に、そ
の長さ方向に亘って複数個設けた内部の流通路に連なる
貫孔部にそれぞれ分岐枝管を連設してなる接続構造にお
いて、それぞれの前記貫孔(3) を本管(1) の周壁部に一
体に突設した短寸状の筒壁(4) の軸芯部に設け、更に該
貫孔の先端内周の外方に開口する受圧座面(4')部に、分
岐枝管(5) の接続端部に形成した押圧頭部(6) を当接係
合せしめた状態で、該分岐枝管側に組込んだ袋ナット
(7) による前記筒壁(4) の外周の螺子面への螺合により
締着して接続構成したことを特徴とする高圧燃料多岐管
における分岐枝管の接続構造。 - 【請求項2】 請求項1記載において、前記受圧座面(4
')を円錐状もしくは円弧状に設けて構成したことを特徴
とする高圧燃料多岐管における分岐枝管の接続構造。 - 【請求項3】 請求項1記載において、前記押圧頭部
(6) を截頭からなる円錐状、もしくは円弧状に形成して
構成したことを特徴とする高圧燃料多岐管における分岐
枝管の接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3146835A JP2599651B2 (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 高圧燃料多岐管における分岐枝管の接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3146835A JP2599651B2 (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 高圧燃料多岐管における分岐枝管の接続構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06109191A true JPH06109191A (ja) | 1994-04-19 |
JP2599651B2 JP2599651B2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=15416604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3146835A Expired - Fee Related JP2599651B2 (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 高圧燃料多岐管における分岐枝管の接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2599651B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7318418B2 (en) | 2005-01-28 | 2008-01-15 | Usui Kokusai Sangyo Kaisha Limited | Common rail for diesel engine |
JP2015503065A (ja) * | 2011-11-04 | 2015-01-29 | サン−ゴバン パフォーマンス プラスティックス コーポレイション | 着脱可能なサンプリングバルブをもつ配管継手のためのシステム、方法および装置 |
EP3237787A4 (en) * | 2014-12-18 | 2018-06-06 | Westport Power Inc. | Sealing structure for gaseous fuel |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61140291U (ja) * | 1985-02-20 | 1986-08-30 | ||
JPS6237690U (ja) * | 1985-08-26 | 1987-03-05 | ||
JPS62136691U (ja) * | 1986-02-24 | 1987-08-28 |
-
1991
- 1991-05-22 JP JP3146835A patent/JP2599651B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61140291U (ja) * | 1985-02-20 | 1986-08-30 | ||
JPS6237690U (ja) * | 1985-08-26 | 1987-03-05 | ||
JPS62136691U (ja) * | 1986-02-24 | 1987-08-28 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7318418B2 (en) | 2005-01-28 | 2008-01-15 | Usui Kokusai Sangyo Kaisha Limited | Common rail for diesel engine |
JP2015503065A (ja) * | 2011-11-04 | 2015-01-29 | サン−ゴバン パフォーマンス プラスティックス コーポレイション | 着脱可能なサンプリングバルブをもつ配管継手のためのシステム、方法および装置 |
EP3237787A4 (en) * | 2014-12-18 | 2018-06-06 | Westport Power Inc. | Sealing structure for gaseous fuel |
CN110080910A (zh) * | 2014-12-18 | 2019-08-02 | 西港能源有限公司 | 用于气体燃料的密封结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2599651B2 (ja) | 1997-04-09 |
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Legal Events
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