JPH0610889B2 - テ−プレコ−ダの試験用テ−プ - Google Patents
テ−プレコ−ダの試験用テ−プInfo
- Publication number
- JPH0610889B2 JPH0610889B2 JP59052578A JP5257884A JPH0610889B2 JP H0610889 B2 JPH0610889 B2 JP H0610889B2 JP 59052578 A JP59052578 A JP 59052578A JP 5257884 A JP5257884 A JP 5257884A JP H0610889 B2 JPH0610889 B2 JP H0610889B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- automatic music
- recording
- magnetic flux
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動選曲装置を搭載したテープレコーダの試験
用テープに関するものである。
用テープに関するものである。
従来例の構成とその問題点 近年、テープレコーダの機能の向上は、目ざましいもの
があり、そのひとつとして、自動選曲装置があげられ
る。
があり、そのひとつとして、自動選曲装置があげられ
る。
以下に従来を自動選曲装置試験用テープについて説明す
る。第１図は従来の自動選曲装置試験用テープの記録信
号の状態を示したもので、縦軸に磁束密度、横軸はテー
プの巻き始めから巻き終わりまでの状態を時間的に示し
たものである。１は磁束密度φ1，記録時間T1に記録さ
れた部分であり、２は磁束密度φ2，記録時間T2で記録
された部分であり、上記１と２がテープ巻き始めから巻
き終わりまで、交互に記録されている。
る。第１図は従来の自動選曲装置試験用テープの記録信
号の状態を示したもので、縦軸に磁束密度、横軸はテー
プの巻き始めから巻き終わりまでの状態を時間的に示し
たものである。１は磁束密度φ1，記録時間T1に記録さ
れた部分であり、２は磁束密度φ2，記録時間T2で記録
された部分であり、上記１と２がテープ巻き始めから巻
き終わりまで、交互に記録されている。
以上のように構成された従来の自動選曲装置試験用テー
プついて以下その動作を説明する。
プついて以下その動作を説明する。
テープ駆動装置に従来の自動選曲装置試験用テープ（以
下試験用テープと略る。）を装着しテープ駆動装置を自
動選曲状態とした時、第１図の１の部分を検出している
間、自動選曲状態を維持し、２の部分を検出した時、自
動選曲状態を解除する。すなわち従来の試験用テープは
第１図の１の部分を有信号部（一般的には音楽信号録音
部分）、２の部分を無信号部と判別させることを目的と
した信号が記録されている。
下試験用テープと略る。）を装着しテープ駆動装置を自
動選曲状態とした時、第１図の１の部分を検出している
間、自動選曲状態を維持し、２の部分を検出した時、自
動選曲状態を解除する。すなわち従来の試験用テープは
第１図の１の部分を有信号部（一般的には音楽信号録音
部分）、２の部分を無信号部と判別させることを目的と
した信号が記録されている。
しかしながら上記の従来の構成では自動選曲装置が誤動
作した場合、第１図の縦軸の磁束密度の検出レベ設定が
不備であったのか、第１図横軸の記録時間の検出時定数
の設定が不備であったのか、原因を究明することは不可
能であり、安定した動作を行う自動選曲装置を設計する
為の試験用データとしてはきわめて不都合であった。
作した場合、第１図の縦軸の磁束密度の検出レベ設定が
不備であったのか、第１図横軸の記録時間の検出時定数
の設定が不備であったのか、原因を究明することは不可
能であり、安定した動作を行う自動選曲装置を設計する
為の試験用データとしてはきわめて不都合であった。
発明の目的 本発明は上記従来の問題点を解消するもので、自動選曲
装置が信号検出してからテープ駆動装置に実際の動作を
させるまでの動作遅延時間を確認するための試験用テー
プを提供することを目的とする。
装置が信号検出してからテープ駆動装置に実際の動作を
させるまでの動作遅延時間を確認するための試験用テー
プを提供することを目的とする。
発明の構成 本発明は一定の磁束密度および記録時間を有する第１の
記録信号と、この記録信号により小なる磁束密度および
記録時間を有する第２の記録信号と、第２の記録信号に
等しい磁束密度および小なる記録時間を有する第３の記
録信号とを有し、テープレコーダの自動選曲装置が信号
検出してから、テープ駆動装置に実際の動作をさせるま
での動作遅延時間を容易に確認できるものである。
記録信号と、この記録信号により小なる磁束密度および
記録時間を有する第２の記録信号と、第２の記録信号に
等しい磁束密度および小なる記録時間を有する第３の記
録信号とを有し、テープレコーダの自動選曲装置が信号
検出してから、テープ駆動装置に実際の動作をさせるま
での動作遅延時間を容易に確認できるものである。
実施例の説明 第２図は本発明の一実施例における試験用テープの記録
状態を示すものである。
状態を示すものである。
第２図において１ａ〜１ｄは磁束密度φ1，記録時間T1
に記録された部分であり、２ａ・２ｂは磁束密度φ2，
記録時間T2で記録された部分であり、２ｃ・２ｄは磁束
密度φ2，記録時間T3で記録された部分であり、１ａ・
１ｂ・２ａ・２ｃはテープ巻き始め部分、１ｃ・１ｄ・
２ｂ・２ｄはテープ巻み終わり部分に記録されており、
１ｅはその中間部分に長時間にわたって磁束密度φ1で
記録された部分である。なお本実施例において、第２図
に示すように、磁束密度φ1＞φ2であり記録時間はT1≫
T2＞T3の関係となっている。
に記録された部分であり、２ａ・２ｂは磁束密度φ2，
記録時間T2で記録された部分であり、２ｃ・２ｄは磁束
密度φ2，記録時間T3で記録された部分であり、１ａ・
１ｂ・２ａ・２ｃはテープ巻き始め部分、１ｃ・１ｄ・
２ｂ・２ｄはテープ巻み終わり部分に記録されており、
１ｅはその中間部分に長時間にわたって磁束密度φ1で
記録された部分である。なお本実施例において、第２図
に示すように、磁束密度φ1＞φ2であり記録時間はT1≫
T2＞T3の関係となっている。
以上のように構成された本実施例の試験用テープについ
て以下その動作を説明する。
て以下その動作を説明する。
一般に自動選曲装置は、テープレコーダを自動選曲状態
にした時、テープ上の有信号部分に続いて無信号部分が
一定時間存在した時に自動選曲状態を解除し、無信号部
分が非常に小なる時は自動選曲状態を維持する。従って
第２図において１ａ〜１ｅの部分は第１図における従来
例の１の部分と同様に自動選曲装置が有信号部分と判別
するの充分な磁束密度φ1および記録時間T1を有するも
のとする。また自動選曲状態においてテープを巻き始め
から巻き終わりまで走行させた時、テープ駆動装置のテ
ープ走行速度は、通常巻き取り側のテープ直径に比例し
て増大するので、これを再生走行速度のＡ倍からＢ倍ま
で変化するものとする。従ってＡ＜Ｂの関係があるもの
とする。次にテープ駆動装置に本実施例の試験用テープ
を装着し、自動選曲状態とした時、第２図の１ａの部分
では自動選曲状態を維持し、２ｃの部分では自動選曲装
置の動作遅延時間に対T3／Ａの方が大なので自動選曲状
態を解除する。次に再び自動選曲状態とすると１ｂの部
分で自動選曲状態を維持し、２ａの部分では自動選曲装
置の動作遅延時間に対しT2／Ａの方が大なので上記２ｃ
場合と同様に自動選曲状態を解除する。さらに自動選曲
状態にすると１ｅの部分では自動選曲状態を維持し２ｂ
の部分では自動選曲装置の動作遅延時間に対しT2／Ｂの
方が大なので上記２ｃおよび２ａの場合と同様に自動選
曲状態を解除する。さらに自動選曲状態にすると１ｃの
部分では自動選曲状態を維持し２ｄの部分では自動選曲
装置の動作遅延時間に対しT3／Ｂの方が小となり、自動
選曲状態を解除しなくなる。これは前に述べたようにT1
≫T2＞Ｔ３であり、かつＡ＜ＢなのでT2／Ａ＞T3／Ａ，
T2／Ｂ＞T3／Ｂとなり、T2，T3の差を小さく選べば通常
はT3／Ｂが最も小さくなる。従って８の部分では自動選
曲状態を解除しない。
にした時、テープ上の有信号部分に続いて無信号部分が
一定時間存在した時に自動選曲状態を解除し、無信号部
分が非常に小なる時は自動選曲状態を維持する。従って
第２図において１ａ〜１ｅの部分は第１図における従来
例の１の部分と同様に自動選曲装置が有信号部分と判別
するの充分な磁束密度φ1および記録時間T1を有するも
のとする。また自動選曲状態においてテープを巻き始め
から巻き終わりまで走行させた時、テープ駆動装置のテ
ープ走行速度は、通常巻き取り側のテープ直径に比例し
て増大するので、これを再生走行速度のＡ倍からＢ倍ま
で変化するものとする。従ってＡ＜Ｂの関係があるもの
とする。次にテープ駆動装置に本実施例の試験用テープ
を装着し、自動選曲状態とした時、第２図の１ａの部分
では自動選曲状態を維持し、２ｃの部分では自動選曲装
置の動作遅延時間に対T3／Ａの方が大なので自動選曲状
態を解除する。次に再び自動選曲状態とすると１ｂの部
分で自動選曲状態を維持し、２ａの部分では自動選曲装
置の動作遅延時間に対しT2／Ａの方が大なので上記２ｃ
場合と同様に自動選曲状態を解除する。さらに自動選曲
状態にすると１ｅの部分では自動選曲状態を維持し２ｂ
の部分では自動選曲装置の動作遅延時間に対しT2／Ｂの
方が大なので上記２ｃおよび２ａの場合と同様に自動選
曲状態を解除する。さらに自動選曲状態にすると１ｃの
部分では自動選曲状態を維持し２ｄの部分では自動選曲
装置の動作遅延時間に対しT3／Ｂの方が小となり、自動
選曲状態を解除しなくなる。これは前に述べたようにT1
≫T2＞Ｔ３であり、かつＡ＜ＢなのでT2／Ａ＞T3／Ａ，
T2／Ｂ＞T3／Ｂとなり、T2，T3の差を小さく選べば通常
はT3／Ｂが最も小さくなる。従って８の部分では自動選
曲状態を解除しない。
以上は本実施例の試験用テープを正方向に自動選曲状態
で走行させたときの動作の説明であるが、逆方向に走行
させた時においても、上記と同じ理由により２ｃの部分
では自動選曲状態を解除しなくなる。
で走行させたときの動作の説明であるが、逆方向に走行
させた時においても、上記と同じ理由により２ｃの部分
では自動選曲状態を解除しなくなる。
すなわち本実施例の試験用テープは１ａ〜１ｅを有信号
部分、２ａ・２ｂを無信号部分、２ｃ・２ｄは自動選曲
状態におけるテープの走行速度によって、有信号あるい
は無信号のいずれかに判別させることを目的とした信号
が記録されている。
部分、２ａ・２ｂを無信号部分、２ｃ・２ｄは自動選曲
状態におけるテープの走行速度によって、有信号あるい
は無信号のいずれかに判別させることを目的とした信号
が記録されている。
以上のように本実施例によれば自動選曲装置が無信号部
分と判別する無信号部の記録時間はT2とＴ３の中間であ
り、従って自動選曲装置の動作遅延時間はT2／Ａ，T3／
Ａ，T2／Ｂのうち最も小なるものとT3／Ｂの中間にある
事を容易に確認することができる。また本実施例におけ
る試験用デープのT2・T3を適切に選べは、自動選曲装置
が前に述べた動作を正確に行なうように自動選曲装置の
動作遅延時間を補正することもできる。さらにテープ駆
動装置や自動選曲装置を搭載した数台の機器で本実施例
により試験テープを走行させることによって、自動選曲
装置が無信号と判別する記録時間の偏差も容易に知るこ
とができ自動選曲装置の不良発生率を少なくできる、き
わめてすぐれた効果を得ることができる。
分と判別する無信号部の記録時間はT2とＴ３の中間であ
り、従って自動選曲装置の動作遅延時間はT2／Ａ，T3／
Ａ，T2／Ｂのうち最も小なるものとT3／Ｂの中間にある
事を容易に確認することができる。また本実施例におけ
る試験用デープのT2・T3を適切に選べは、自動選曲装置
が前に述べた動作を正確に行なうように自動選曲装置の
動作遅延時間を補正することもできる。さらにテープ駆
動装置や自動選曲装置を搭載した数台の機器で本実施例
により試験テープを走行させることによって、自動選曲
装置が無信号と判別する記録時間の偏差も容易に知るこ
とができ自動選曲装置の不良発生率を少なくできる、き
わめてすぐれた効果を得ることができる。
なお本実施例では第２図における２ａ〜２ｄをテープの
巻き始め，巻き終わりにそれぞれ１個所ずつ設けたが、
それぞれ５個所ずつ設けるなど動作確認の回数を増やす
こともできる。
巻き始め，巻き終わりにそれぞれ１個所ずつ設けたが、
それぞれ５個所ずつ設けるなど動作確認の回数を増やす
こともできる。
さらに本出願と同一出願人による昭和５９年２月２２日
付特許願（52）に示した試験用テープを本発明と併用す
ることにより、自動選曲装置が動作を行なう磁束密度と
動作遅延時間の両面からの動作確認が可能となり製品の
不良発生率を低減できるなどすぐれた効果を得ることが
できる。
付特許願（52）に示した試験用テープを本発明と併用す
ることにより、自動選曲装置が動作を行なう磁束密度と
動作遅延時間の両面からの動作確認が可能となり製品の
不良発生率を低減できるなどすぐれた効果を得ることが
できる。
発明の効果 本発明は一定の磁束密度および記録時間を有する第１の
記録信号と、この記録信号より小なる磁束密度および記
録時間を有する第２の記録信号と、第２の記録信号に等
しい磁束密度および小なる記録時間を有する第３の記録
信号をテープ上に交互に記録したことにより自動選曲装
置が動作を行なう際の動作遅延時間を容易に確認するこ
とができ、さらに第１の記録信号の磁束密度を充分大き
く、かつ第２，第３の記録信号の磁束密度を充分小さく
することによって、自動選曲装置が動作する際の磁束密
度の要因を取除き、動作遅延時間の設定が容易に可能と
なる。
記録信号と、この記録信号より小なる磁束密度および記
録時間を有する第２の記録信号と、第２の記録信号に等
しい磁束密度および小なる記録時間を有する第３の記録
信号をテープ上に交互に記録したことにより自動選曲装
置が動作を行なう際の動作遅延時間を容易に確認するこ
とができ、さらに第１の記録信号の磁束密度を充分大き
く、かつ第２，第３の記録信号の磁束密度を充分小さく
することによって、自動選曲装置が動作する際の磁束密
度の要因を取除き、動作遅延時間の設定が容易に可能と
なる。
第１図は従来の自動選曲装置試験用テープの記録信号の
状態を図示した図、第２図は本発明の一実施例における
自動選曲装置試験用テープの記録信号の状態を図示した
図である。 １……磁束密度φ1，記録時間T1の信号部、２……磁束
密度φ2，記録時間T2の信号部、１ａ〜１ｄ……磁束密
度φ1，記録時間T1の信号部、2a・2b……磁束密度φ2，
記録時間T2の信号部、2c・2d……磁束密度φ2，記録時間
T3の信号部、１ｅ……磁束密度φ1，長時間の信号部。
状態を図示した図、第２図は本発明の一実施例における
自動選曲装置試験用テープの記録信号の状態を図示した
図である。 １……磁束密度φ1，記録時間T1の信号部、２……磁束
密度φ2，記録時間T2の信号部、１ａ〜１ｄ……磁束密
度φ1，記録時間T1の信号部、2a・2b……磁束密度φ2，
記録時間T2の信号部、2c・2d……磁束密度φ2，記録時間
T3の信号部、１ｅ……磁束密度φ1，長時間の信号部。
Claims (1)
- 【請求項１】一定の磁束密度および記録時間を有する第
１の記録信号と、この記録信号より小なる磁束密度およ
び記録時間を有する第２の記録信号と第２の記録信号に
等しい磁束密度および小なる記録時間を有する第３の記
録信号とを有するテープレコーダの試験用テープ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59052578A JPH0610889B2 (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | テ−プレコ−ダの試験用テ−プ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59052578A JPH0610889B2 (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | テ−プレコ−ダの試験用テ−プ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60197971A JPS60197971A (ja) | 1985-10-07 |
| JPH0610889B2 true JPH0610889B2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=12918683
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59052578A Expired - Lifetime JPH0610889B2 (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | テ−プレコ−ダの試験用テ−プ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0610889B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2522035Y2 (ja) * | 1991-09-18 | 1997-01-08 | 兼房株式会社 | ワンタッチ形工具ホルダ |
-
1984
- 1984-03-19 JP JP59052578A patent/JPH0610889B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60197971A (ja) | 1985-10-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |