JPH06108350A - クリールへの給糸システム - Google Patents

クリールへの給糸システム

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JPH06108350A
JPH06108350A JP26124091A JP26124091A JPH06108350A JP H06108350 A JPH06108350 A JP H06108350A JP 26124091 A JP26124091 A JP 26124091A JP 26124091 A JP26124091 A JP 26124091A JP H06108350 A JPH06108350 A JP H06108350A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
creel
package
cassette
yarn
empty
Prior art date
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Pending
Application number
JP26124091A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Yamamoto
良男 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP26124091A priority Critical patent/JPH06108350A/ja
Publication of JPH06108350A publication Critical patent/JPH06108350A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ニット機のクリールへパッケージを自動的か
つ効率的に供給するためのクリールへの給糸システムを
提供する。 【構成】 パッケージPを装着するペッグ21を多数列
設したクリールカセット24を一対並設するとともに、
相隣接する一対のパッケージの糸端同志を連結してなる
クリール装置8を設け、パッケージを移載したパッケー
ジ装着クリールカセットをクリール装置へ搬送する装置
1,3,4,23,5,6,7,33,25とクリール
装置において生じた空のクリールカセットを搬送し、ク
リールカセットの空管を除去する装置11によりクリー
ルへの給糸システムを構成したものであり、それにより
クリールへパッケージを自動的かつ効率的に供給できる
ようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はニット機のクリールへパ
ッケージを供給する給糸システムに関する。
【0002】
【従来の技術】経編機において、1000〜1200本
のペッグにパッケージを懸架し、給糸している。これら
のペッグに懸架しているパッケージの糸がなくなると連
続して次のパッケージから給糸できるように、常にパッ
ケージを対に配置しており、両パッケージの糸の後端と
前端を糸継ぎしている。このように予め準備している予
備パッケージが使用されるに至ると、作業者は次のパッ
ケージを用意し、再び糸継ぎを行い、常時パッケージが
次いで存在するよう監視し、そのための作業を行ってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置におい
ては、予備のパッケージを常時準備するために手作業で
空管とパッケージとの交換を行っていたため、約2〜3
kgある重いパッケージを、連続運転しているニット機
の給糸部のペッグに差し込む作業を行わなければなら
ず、単純な重労働を必要としていた。
【0004】したがって、本発明はニット機のクリール
へパッケージを自動的かつ効率的に供給するためのクリ
ールへの給糸システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、パッケージを挿着するペッグを多段に設け
たクリールカセットを並設するとともに、相隣接する一
対のパッケージの糸端を連結するクリール装置を設け、
パッケージを載置したクリールカセットをクリール装置
へ搬送する装置とクリール装置において生じた空のクリ
ールカセットを搬送し、クリールカセットの空管を除去
する装置を備えたクリールへの給糸システムを構成した
ものであり、それによりクリールへパッケージを自動的
かつ効率的に供給できるようにしたものである。
【0006】
【作用】本発明は上記のように構成したので、ワインダ
ーで形成されたパッケージは、ペッグを多段に設けたク
リールカセットに挿着される。このクリールカセットは
搬送装置によりクリール装置へ搬送され、空のクリール
カセットと交換される。交換されたクリールカセットの
糸端は相隣接するクリールカセットに挿着されたパッケ
ージの糸端と連結される。空のクリールカセットはクリ
ール装置から搬出されて空管を除去し、搬送されて上記
作動を繰り返す。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図面に沿って説明する。本
発明によるクリールへの給糸システムの全体構成では、
図1に示すように、ワインダーからベルトコンベア1で
搬送されるパッケージPをストッカー2に貯溜し、そこ
から必要なパッケージPを取り出して搬出し、反転装置
3、移載装置4を経てクリールカセット24に移載す
る。このクリーリカセット単位で以降はトラバーサ5に
より品種毎にストレージライン6に運ばれ、その中から
必要となった品種のパッケージを装着したクリールカセ
ットをキャリア7で搬送し、多数列設したクリール装置
8において、各列毎に互いに並設して配置された多数の
クリール10のうち、予備カセットが空になったクリー
ルカセットと搬送してきたパッケージ装着クリールカセ
ットとを交換する。交換された空のクリールカセットは
キャリア7に運ばれ、アンローダ11でクリールのペッ
グから空管が取り外される。
【0008】以下上記給糸システムの各構成部分毎に詳
細に説明する。ワインダーにより形成されたコーンパッ
ケージやチーズパッケージはベルトコンベア1で順次搬
送され、ストッカー2に立体的に格納され、貯溜され
る。本システムにおいてはコーンパッケージもチーズパ
ッケージも両方取り扱いできるよう構成されており、以
下、コーンパッケージを用いた例に基づいて説明する。
【0009】ストッカー2に格納されたパッケージP
は、所要品種の要求により搬出コンベア15から1個づ
つ搬出され、移載装置16により糸端口出し装置17に
送り、口出し処理を行った後、軸を中心に90度づつ回
転するチャックを備えた反転装置3でパッケージの前後
端を反転させる。
【0010】このチャックにより反転させたパッケージ
を、図3に示すように移載装置4のチェーン20の側部
に45度方向に突出したペッグ21に対して装着する。
このチェーン20は上下端をスプロケット22に掛けら
れて循環しており、ペッグ21は口出し装置17に向い
た第1位置と、それに対し、90度向きがずれているコ
ンベア23のクリールカセット24のペッグに対向する
第2位置との間を循環することとなる。
【0011】第1位置ではチェーン20のペッグ21に
装着されたパッケージは、上方に搬送され、上方で90
度方向を転換された後、パッケージの下端部に対向して
設けた尻糸端口出し装置25で尻糸端の口出し処理が行
われる。
【0012】移載装置4の第2位置ではチェーン20は
降下し、対向するクリールカセット24において縦1列
に列設した6個のペッグ26の各々に対向する位置にパ
ッケージが搬送された時に、図示しない押出し装置によ
り、クリールカセット24のペッグ26に挿着し移載す
る。
【0013】クリールカセットは上部の支持ロッド27
と、支持ロッド27から垂下するクリールロッド28
と、クリールロッド28に立設する6個のペッグ26か
らなり、コンベア23においては支持ロッド27がコン
ベア23で直接搬送され、Uターンした後反対側で待機
しているトラバーサ5に移載される。
【0014】トラバーサ5はクリールカセット24の支
持ロッド27を把持し、コンベア23の移動方向と直角
をなす移動方向に配置されたトラバーサコンベア30上
を移動する。
【0015】トラバーサコンベア30に対して直角方向
にストレージライン6を多数並行に列設し、トラバーサ
5をパッケージの品種毎に各ストレージライン6に移載
し、一時的に貯溜する。ストレージライン6の搬出端部
にはターンテーブル31が設けられ、制御装置からの指
令によりクリールカセットの向きを反転可能としてい
る。
【0016】ターンテーブル31に隣接して、トラバー
サコンベア30と同方向に配置したレール33を設け、
このレール33を走行するキャリア7の下部にはトラバ
ーサ収納部を備えるとともに、トラバーサ収納部内に収
納されるトラバーサ34には、クリールカセット4の支
持ロッドを支持し昇降する装置が設けられる。
【0017】したがって、クリールカセット4は、その
上方に位置するトラバーサ34から降下する把持部材に
把持され、上方に引き上げられ、支持ロッドをトラバー
サ34に収納する。次いでキャリア7はトラバーサ34
を抱持してレール33上を走行し、多数列設しているク
リール装置8のうち空管装着クリールカセットまで走行
して停止する。
【0018】これより先に、予備パッケージを使用する
に至った旨の信号は制御装置に送られており、制御装置
では追加すべきパッケージの品種、及び空ボビンと交換
すべきクリール台の特定、及びそのクリール台のうち並
設配置されているクリール中のどちら側のクリール列で
あるか、更にそのクリール列中の何番目のクリールであ
るかを判別する。制御装置はそれにより前記多数のスト
レージラインのいずれからクリールカセットを搬出する
か、ターンテーブル31でターンさせる必要があるか否
か、キャリア7をどの位置で停止させるかを指示する。
【0019】それによりキャリア7は所定位置で停止
し、キャリア7に収納されたトラバーサ34の位置に対
応して配置したトラバーサレール35上をトラバーサ3
4がキャリア7から離れて走行する。このトラバーサ3
4は空になったクリール上で停止し、把持していたクリ
ールカセットの支持ロッドを降下させる。同時に空にな
ったクリールを把持して上昇させ、トラバーサ34はキ
ャリア7の収納部内に戻る。このトラバーサ34は空に
なったクリールカセットの上で停止し、空のクリールカ
セットを把持し上昇させ、把持していたクリールカセッ
トを降下する。
【0020】クリール台上の多数のクリール10は、図
4に示すように水平面上において互いに向き合う方向に
傾斜して一対の給糸装置37が構成されており、片方の
クリールカセット38のパッケージ40の糸が引き出さ
れている時、隣接するクリールカセット41のパッケー
ジ42は予備パッケージとして待機している。使用中の
パッケージ40の尻糸端43と待機しているパッケージ
42の糸端44とは作業者等によって糸結びされ、各パ
ッケージの糸は連結している。したがってパッケージ4
0の糸が引き出され、管45を経て離れた位置にあるニ
ット機のたて糸として供給される際、パッケージ40の
糸がすべて解舒されると、続いて待機中のパッケージ4
2の糸が解舒されることとなる。
【0021】空のパッケージが生じると前記のように制
御装置に信号を出力し、所定の品種のパッケージを挿着
したクリールカセットが所定の向きで搬送され、空管を
挿着しているクリールカセットを取り外し、搬送したパ
ッケージと交換する。
【0022】空管を挿着して搬送するトラバーサ34
は、キャリア7に収納された後、キャリアの走行により
コンベア23の端部36で停止し、キャリア7から離脱
してアンローダ11の位置までコンベア23上を移動
し、空管を挿着したクリールカセットを降下させる。ア
ンローダ11ではクリールカセットのペッグに挿着され
た空管を押し出し装置により抜き去り、空となったペッ
グを備えたクリールカセットをコンベア23によって移
載装置4の対向位置に搬送し、以降同様の作動を繰り返
す。
【0023】なお、上記実施例において、移載装置4
は、クリールカセットのペッグに対して一斉にパッケー
ジを挿着したものであるが、作業時間は多くなるがクリ
ールカセットのペッグに対し1個づつパッケージを挿着
しても良い。
【0024】また、図5に示すように、クリールカセッ
ト24のクリールロッド28に糸端懸架ガイド29をも
うけ、ペッグに装着された一対のパッケージの糸端同志
を懸架しておき、糸継ぎ装置50がクリール装置10を
往復動する間にパッケージの糸端同志を糸継ぎするよう
にしてもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成し作用する
ので、ニット機のたて糸供給等多数のクリールに対して
パッケージを供給するための作業が自動化され、単純な
重労働を無くすことができ、操業の無人化も可能とな
る。また多数のペッグを設けたクリールカセット単位で
交換作業が行われるので作業が効率的に行われ、給糸シ
ステムも簡素化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体概要を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の実施例の平面図である。
【図3】本発明の実施例の移載装置の断面図である。
【図4】本発明の実施例のクリール部分の平面図であ
る。
【図5】本発明の実施例のクリールカセットの斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 ベルトコンベア 2 ストッカー 3 反転装置 4 移載装置 5 トラバーサ 6 ストレージライン 7 キャリア 8 クリール装置 10 クリール 15 搬出コンベア 17 糸端口出し装置 20 チェーン 21 ペッグ 22 スプロケット 23 コンベア 24 クリールカセット 25 尻糸端口出し装置 27 支持ロッド 28 クリールロッド 30 トラバーサコンベア 31 ターンテーブル 33 レール 34 トラバーサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パッケージを挿着するペッグを多段に設
    けたクリールカセットを並設するとともに、相隣接する
    一対のパッケージの糸端を連結するクリール装置を設
    け、パッケージを載置したクリールカセットをクリール
    装置へ搬送する装置とクリール装置において生じた空の
    クリールカセットを搬送し、クリールカセットの空管を
    除去する装置を備えたクリールへの給糸システム。
JP26124091A 1991-09-13 1991-09-13 クリールへの給糸システム Pending JPH06108350A (ja)

Priority Applications (1)

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JP26124091A JPH06108350A (ja) 1991-09-13 1991-09-13 クリールへの給糸システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26124091A JPH06108350A (ja) 1991-09-13 1991-09-13 クリールへの給糸システム

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JPH06108350A true JPH06108350A (ja) 1994-04-19

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ID=17359088

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JP26124091A Pending JPH06108350A (ja) 1991-09-13 1991-09-13 クリールへの給糸システム

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JP (1) JPH06108350A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019107007A1 (ja) * 2017-11-30 2019-06-06 Spiber株式会社 糸管理装置、糸管理方法、及びプログラム
WO2019107006A1 (ja) * 2017-11-30 2019-06-06 Spiber株式会社 糸管理装置、糸管理方法、及びプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019107007A1 (ja) * 2017-11-30 2019-06-06 Spiber株式会社 糸管理装置、糸管理方法、及びプログラム
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