JPH0610709Y2 - 磁気センサ - Google Patents

磁気センサ

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JPH0610709Y2
JPH0610709Y2 JP13348288U JP13348288U JPH0610709Y2 JP H0610709 Y2 JPH0610709 Y2 JP H0610709Y2 JP 13348288 U JP13348288 U JP 13348288U JP 13348288 U JP13348288 U JP 13348288U JP H0610709 Y2 JPH0610709 Y2 JP H0610709Y2
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JP
Japan
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magnetic sensor
chromium
copper
thin film
terminal
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JP13348288U
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JPH0254255U (ja
Inventor
時雄 関口
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日本サーボ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (1)考案の目的 [産業上の利用分野] 本考案は磁界により其の抵抗が変化することにより磁界
を検出する磁気センサの端子部分の構造に関するもので
ある。
[従来の技術] 第2図は従来より実施されている磁気センサの構造を示
す断面図で、1はガラス等の絶縁基板、2は強磁性体の
薄膜で形成した磁気抵抗効果素子、3はクロムで形成し
た端子のベース、4はクロムの上に形成した銅の端子、
5は保護膜である。
第2に示した磁気センサは、ガラス等の絶縁基板上に強
磁性体の薄膜で磁気抵抗効果素子2を形成し、該磁気抵
抗効果素子と外部回路を接続するリード部分2−1を、
上記絶縁基板1の上にクロムで形成した端子のベース3
の上に重ねて形成し、更に前記リード部分2−1の上に
重ねて銅4の端子部分を形成してある。
保護膜5は薄膜の部分を保護するために形成した酸化珪
素等の膜で形成されている。
図示の構成で端子部分のベースとしてクロムを使用する
ことはクロムはガラスと密着性が良く、又銅とも親和性
が強いので端子部分のベースとして多く使用されてい
る。
[考案が解決しようとする課題] 第2図に示した従来技術による磁気センサの構造におい
ては、端子部分の構造がガラス基板→クロム→強磁性体
の薄膜→銅の順に積層されておりガラス基板→クロム→
強磁性体の薄膜との夫々の密着強度は充分であるが、強
磁性体の薄膜と銅との密着強度が弱く、この部分から剥
離しやすいという問題が有った。
(2)考案の構成 [課題を解決するための手段] 本考案は上記のような従来技術における問題を解決する
ため、強磁性体の薄膜をクロムのベースに重ねて形成す
る時にクロムの一部分のみに強磁性体の薄膜を重ねて形
成する構成とし、其の上に銅を形成すると銅は大部分が
クロムのベース上に直接形成される構造とする。
[作用] 本考案の磁気センサは上記のような構造で端子部分はガ
ラス基板の上に大部分がクロム→銅と形成され密着強度
が強い端子部分を構成できる。
[実施例] 第1図は本考案になる磁気センサの構造を示す断面図
で、1はガラス等の絶縁基板2は強磁性体の薄膜で形成
された磁気抵抗効果素子、3−1はクロムで形成された
端子部の中で磁気抵抗効果素子と重なって接続されてい
る部分、3−2はクロムで形成されベースの中で磁気抵
抗効果素子とは重なっていない部分、4は銅の端子部
分、5は保護膜である。
第1図に示した構造においては端子のベースを形成して
いるクロムの3−1の部分には磁気抵抗効果素子のリー
ド部分2−1が重ねられて形成され、クロムの他の部分
3−2には直接銅4の層が形成されている。その為に端
子の大部分はガラス基板→クロム→銅が積層されてお
り、各部分は互いに密着強度の強い部材のみで構成され
ている。
[考案の効果] 本考案になる磁気センサは上記のような構成であるの
で、端子の大部分を構成する各層が互いに密着強度の強
い部材で形成されているので、強固な端子部分を構成で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる磁気センサの構造を示す断面図
で、第2図は従来より実施されている磁気センサの構造
を示す断面図である。 符号の説明 1……ガラス等の絶縁基板,2……磁気抵抗効果素子,
2−1……リード部分,3,3−1,3−2……クロム
で形成した端子のベース,4……銅の層,5……保護
膜。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁基板上に強磁性体の薄膜で形成した磁
    気抵抗効果素子を有する磁気センサにおいて、 上記絶縁基板上にクロムによる端子のベースを形成し、
    該クロムによる端子ベースの一部分に、上記磁気抵抗効
    果素子のリード部分を重ねて形成し、上記クロムによる
    端子ベースの、上記素子のリード部分を形成していない
    部分に銅の層を重ねて形成した構造を特徴とする磁気セ
    ンサ。
JP13348288U 1988-10-14 1988-10-14 磁気センサ Expired - Lifetime JPH0610709Y2 (ja)

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JPH0254255U JPH0254255U (ja) 1990-04-19
JPH0610709Y2 true JPH0610709Y2 (ja) 1994-03-16

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