JPH0610705Y2 - 太陽電池モジュール - Google Patents

太陽電池モジュール

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JPH0610705Y2
JPH0610705Y2 JP16987688U JP16987688U JPH0610705Y2 JP H0610705 Y2 JPH0610705 Y2 JP H0610705Y2 JP 16987688 U JP16987688 U JP 16987688U JP 16987688 U JP16987688 U JP 16987688U JP H0610705 Y2 JPH0610705 Y2 JP H0610705Y2
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JP
Japan
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solar cell
cell module
film
flat plate
plate portion
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JP16987688U
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JPH0289856U (ja
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百樹 渡辺
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は太陽電池モジュールの構造に関し、特に洋上発
電に利用した場合に有効な機械的強度の高い太陽電池モ
ジュールを提供するものである。
〈従来の技術〉 従来用いられている太陽電池素子を受光面領域に沿って
多数配列した太陽電池モジュールは一般に「スーパース
トレート方式」と称される構造が主であり、表側の受光
面に光透過性の大なる強化ガラス、裏面にフィルムを用
いて、太陽電池素子をその間に挾み、内部空隙に透明樹
脂を充填した構成でありガラス板の周囲はアルミ合金の
フレームにて支持されて架台に取り付けられている。こ
の構造では受光面に加わる荷重に対してアルミフレーム
による4辺支持のガラス板が強度を保持しており、現在
実用化されているモジュールの最大寸法(例、400mm
×1200mm)では3mm厚の白板強化ガラス板を用いる
ことにより風速60m/s〜80m/sの風荷重に対して十
分耐えることができる構造となっている。
しかしながら、たとえば太陽電池モジュールに積雪荷重
や波浪荷重が付加された場合、上記構造の太陽電池モジ
ュールではガラスが破損する可能性が生じる。特に上記
太陽電池モジュールを洋上発電システムの発電部として
海上に設置した場合、荒天時には波浪による衝撃を受け
るため、ガラス板のクリープ変形や疲労破壊等の危惧が
きわめて高くなる。
上述の問題点に鑑み、太陽電池モジュールの変形や破損
を抑制し、信頼性の高い洋上発電等の太陽電池発電シス
テムを得るために、太陽電池モジュールの裏面にFRP
(強化プラスチック)のリブ構造を組み込むことによっ
て外部応力の変動に充分に耐え得るモジュール構造が考
案され、採用されている。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところが、太陽電池モジュールの裏面に前述のFRP構
造体をはめ込む事により、次の2つの問題点が生じる。
第1の問題点は太陽エネルギーを吸収した太陽電池素子
の放熱性能の低下である。すなわち、本構造体は太陽電
池素子の裏面側からの放熱を妨げて、例えば日射強度0.
8Kw/m2の条件下で気温に対する素子温度上昇は補強材
が無しの場合20.3℃,補強材有りの場合26.8℃のデー
タが得られている。
両者間に6.5℃の温度差があり、太陽電池の出力に換算
すると3.4%の出力分に相当する。すなわち、本構造体
をはめ込む事により上記の日射条件下で約3.4%の出力
低下が生じる事となる。
第2の問題点は太陽電池モジュールの裏面と本補強材と
の間に海水が浸入し、すき間の表面張力によって海水が
流れずに残り、海塩粒子を残して水分のみが蒸発するた
め、次第にすき間に残った海水の塩分濃度が上昇して、
太陽電池モジュールを構成する金属材料の腐食を促進さ
せるということである。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は上述する課題を解決するためになされたもの
で、太陽電池素子の受光面側にガラス板が、裏面側にフ
ィルムが密着固定され、前記ガラス板周縁に配置された
フレームが架台に固定される太陽電池モジュールにおい
て、前記フィルムと架台との間に間隙が設けられ、フィ
ルム下面と接触する平板部と、該平板部から複数本、平
行に列設されて架台と接する梁部とを有するリブ構造体
が前記間隙に配設され、前記平板部には複数個の穴が設
けられてなる太陽電池モジュールを提供するものであ
る。
〈作用〉 上述の如く、太陽電池モジュールを補強するリブ構造体
に複数個の穴を設けることにより、太陽電池モジュール
を補強する際、太陽電池素子の放熱性を維持でき、リブ
構造体と太陽電池素子との間の海水の残留を抑制でき
る。
〈実施例〉 第1図は本考案の1実施例を示す太陽電池モジュールの
要部構成図である。第2図は第1図に示すリブ構造の全
体図である。
強化ガラス板1とフィルム2を貼着してその間に太陽電
池素子と透明樹脂を充填挿入しかつその周囲にアルミフ
レーム3を連結して太陽電池受光面の支持構造を形成す
る。太陽電池受光面の裏面即ちフィルム2側とその周囲
のアルミフレーム3内面で囲まれた空隙内にはT型の梁
5を複数本並設して成るFRP製のリブ構造体6を嵌挿
する。リブ構造体6はアルミフレーム3の内壁と外周面
が接触し、アルミフレーム3の架台取付孔と同位置に取
付孔を有する。またフィルム2の下面と接触する平板部
及びこの平板部に複数本平行に列設されたT型の梁5を
有する。リブ構造体6は第2図で示すように梁5の相互
間に複数個の穴11が形成され、熱放散が円滑に行なわ
れ、かつ太陽電池の裏面フィルム2と構造体6の間に浸
入した水が容易に流れ出る構造となっている。この時、
穴11は構造体としての強度を大幅に低下させるもので
あってはならない。また平板部の一部には切欠部7が形
成され、この部分に端子ボックスが付設される。
上記構造の太陽電池モジュールを架台10に取り付ける
にはボルト8をリブ構造体6及びアルミフレーム3の取
付孔より架台10の取付孔へ挿入しボルト8とナット9
で双方を螺着する。架台10としてはH型鋼その他の形鋼
を用いることができ、リブ構造体6の梁5と直交するよ
うに架台10の配置方向を設定する。従って受光面に加
えられる外部応力に対して例えばX方向のたわみを梁5
によって支承するようにした場合、これと直交するY方
向のたわみは架台10で支承する構造となる。
〈考案の効果〉 以上述べてきたように、本考案によれば洋上に設置する
太陽電池モジュールの裏面補強材において、放熱性能を
向上させ、かつ海水を破った場合容易に排水可能な構造
を提供することができ、発電量の増加と信頼性の向上を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を示す太陽電池モジュールの
要部構成図、第2図は第1図に示すリブ構造体の全体図
である。 1……ガラス板、2……フィルム、3……アルミフレー
ム、5……梁、6……リブ構造体、10……架台、11…
…放熱排水穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】太陽電池素子の受光面側にガラス板が、裏
    面側にフィルムが密着固定され、前記ガラス板周縁に配
    置されたフレームが架台に固定される太陽電池モジュー
    ルにおいて、 前記フィルムと架台との間に間隙が設けられ、 フィルム下面と接触する平板部と、該平板部から複数
    本、平行に列設されて架台と接する梁部とを有するリブ
    構造体が、前記間隙に配設され、 前記平板部には複数個の穴が設けられてなることを特徴
    とする太陽電池モジュール。
JP16987688U 1988-12-27 1988-12-27 太陽電池モジュール Expired - Lifetime JPH0610705Y2 (ja)

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JP16987688U JPH0610705Y2 (ja) 1988-12-27 1988-12-27 太陽電池モジュール

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JPH0289856U JPH0289856U (ja) 1990-07-17
JPH0610705Y2 true JPH0610705Y2 (ja) 1994-03-16

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10294485A (ja) * 1997-04-18 1998-11-04 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 大型太陽電池モジュール

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CN101960079B (zh) * 2008-02-28 2012-06-13 京瓷株式会社 太阳光发电系统
WO2012105494A1 (ja) * 2011-01-31 2012-08-09 京セラ株式会社 太陽電池モジュール

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JP3674234B2 (ja) * 1997-04-18 2005-07-20 株式会社カネカ 大型太陽電池モジュール

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JPH0289856U (ja) 1990-07-17

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