JPH06107046A - 吊架線支持金具 - Google Patents

吊架線支持金具

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Publication number
JPH06107046A
JPH06107046A JP27800792A JP27800792A JPH06107046A JP H06107046 A JPH06107046 A JP H06107046A JP 27800792 A JP27800792 A JP 27800792A JP 27800792 A JP27800792 A JP 27800792A JP H06107046 A JPH06107046 A JP H06107046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suspension
wire
support frame
supported
catenary wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27800792A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Yamaguchi
浩一 山口
Tetsuji Yokomizo
哲治 横溝
Masaru Takeuchi
優 竹内
Seiichi Takahashi
精一 高橋
Sadashige Nezu
定重 称津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DENGIYOU KK
DENGYO KK
East Japan Railway Co
Original Assignee
DENGIYOU KK
DENGYO KK
East Japan Railway Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DENGIYOU KK, DENGYO KK, East Japan Railway Co filed Critical DENGIYOU KK
Priority to JP27800792A priority Critical patent/JPH06107046A/ja
Publication of JPH06107046A publication Critical patent/JPH06107046A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 碍子、ビーム等にて吊架する吊架線を容易に
取り付け・取り外しを行える。 【構成】 碍子、または支持部材に吊垂支持する支持枠
1に、その上部側面に吊架線Mを挿入する切欠部を形成
する。そしてこの切欠部を常に閉鎖し、吊架線挿入時、
解放するようにばね圧下にて個別に揺動する2つのスト
ッパー2を並列的に設ける。さらに支持枠1内に吊架線
Mを支持する滑車3を回動自在に支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は碍子、ビーム等にて吊架
する吊架線を容易に取り付け・取り外しを行えるように
なした吊架線支持金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トロリー線に沿って吊架される吊架線は
懸垂碍子の逆U字形をなした金具に、この金具の開口し
た底部より吊架線を挿入し、支持金具の下部位置で、吊
架線を直交する方向にボルトを挿通し、このボルトにて
前記吊架線を受けて支持している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】逆U字形をした金具に
挿通するボルトにて吊架線を支持しているので、吊架線
の取り付け、取り外しに際し、その度にボルトに締結し
てナットと、このナットの緩み止めに設けた割ピンを外
し、及びボルトを取り外すことが必要で、しかもこのボ
ルトの取り付け、取り外し時、架線荷重がボルトにかか
らないように吊架線を浮かした状態とする。このため吊
架線の取り付け、取り外しに手数を要するものとなって
いる。
【0004】本発明は簡易に吊架線を支持金具に取り付
け、取り外しを行い、業務の省力化を図り、かつ事故防
止をより確実とすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたもので、碍子、または支持部材に吊垂
支持する支持枠に、その上部側面に吊架線を挿入する切
欠部を形成すると共に、この切欠部を常に閉鎖し、吊架
線挿入時、解放するようにばね圧下にて個別に揺動する
2つのストッパーを並列的に設け、また必要に応じ支持
枠内に吊架線を支持する滑車を回動自在に支持したこと
を要旨とする。
【0006】
【作用】懸垂碍子にて吊垂支持される上部の一側面に開
口部を形成し、この開口部に開口部を常に閉じるように
して2つのストッパーを並列し、かつ独立的に揺動自在
に設けているため、吊架線を取り付ける際は、開口部よ
り吊架線をばね圧に抗してストッパーを押すことにより
容易に支持枠内に挿通でき、しかも2つのストッパーを
同時に押して開いた状態とすれば、簡易に吊架線を取り
外すことができる。しかし、いずれか一方のストッパー
のみが開いても他方のストッパーにて開口部は閉鎖され
ているので、吊架線は妄りに支持枠より外れることがな
く、安全性が向上する。
【0007】
【実施例】以下本発明吊架線支持金具を図示の実施例に
基づいて説明する。図において1は吊架線支持金具の支
持枠で、この上部に懸垂碍子等に取り付けて吊垂支持す
るためのブラケット11を突設するか、または一体に設
け、懸垂碍子とブラケット11間に取り付けボルトBを
挿通して支持すると共に、この支持枠1をU時形に屈曲
し、上部一側面にて開口するようになす。
【0008】この開口部12の端片13は吊架線Mを支
持枠内に挿入しやすいように外方へ少し屈曲させると共
に、この支持枠1の開口部12には支持枠内に設けたス
トッパー2にて常に閉口されるようになす。
【0009】このストッパー2は支持枠1の上部に貫通
した軸21にてストッパー2の上部を揺動自在にして支
持し、ストッパー2の下端が端片13の内面に当接する
長さを有し、かつ軸21に設けたばね22の弾発力にて
ストッパー2を常時、端片13側へ押圧し、開口部を閉
じるようになす。そしてこのストッパー2は図1、図
3、図5に示すように開口部に2つを並列に配列配置
し、かつ各ストッパー2は独立して揺動可能とするもの
である。
【0010】また支持枠1内下部には吊架線Mを支持す
るための滑車3を図1〜図4に示すように設けることが
ある。この滑車3は図1〜図2に詳示するように支持枠
1の下部内側面に対向して、水平に配設した滑車支持枠
4,4の両端部にて挟むよう配設し、これに軸5を貫通
して回動自在とすると共に、この滑車支持板4,4を支
持枠1に、かしめピン・溶着等にて固定し、開口部12
より挿入された吊架線Mをこの滑車3,3にて受け、か
つ吊架線長手方向に回動可能とする。
【0011】また滑車3は図3、図4に示すように支持
枠1に直接支持することもできる。この場合、支持枠1
の下部を逆V時形とし、この各下片に滑車3を支持する
ものである。
【0012】上述の如く構成する支持金具において吊架
線Mを吊架するには懸垂碍子に吊垂支持した支持金具
1,1間の側面に張設する吊架線Mを開口部12内に押
し込むようにすると、ばね圧に抗して2つ並列したスト
ッパーは同時に押し開かれて吊架線Mは開口部12より
内部へ挿通され、滑車3にて支持される。そして吊架線
Mの押圧にて開かれたストッパー2は吊架線が支持枠内
に挿入したとき、ストッパーの押圧力は解除されるの
で、ばね圧にて復帰し、開口部は再びストッパーにて閉
じられる。この状態で風圧等にて吊架線が押し上げられ
てもストッパーのばね圧方向から押圧するので、ストッ
パーは開くことがなく、従って吊架線が脱落することが
ない。
【0013】またこの時ストッパーは2つ並列している
ので、同時に押し開かれた場合のみ支持枠の開口部が開
口され、吊架線を支持枠より抜き出すことができる。
【0014】
【発明の効果】本発明吊架線支持金具は碍子、または支
持部材に吊垂支持する支持枠に、その上部側面に吊架線
を挿入する切欠部を形成すると共に、この切欠部を常に
閉鎖し、吊架線挿入時、解放するようにばね圧下にて個
別に揺動する2つのストッパーを並列的に設けているた
め、吊架線の取り付け、取り外しが容易であると共に、
妄りに脱落することがないので、安全性・作業性が向上
する等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明吊架線支持金具の一実施例を示す正面図
である。
【図2】同側面図である。
【図3】異なる実施例の正面図である。
【図4】同側面図である。
【図5】異なる実施例の正面図である。
【図6】同側面図である。
【符号の説明】
1 支持枠 12 開口部 13 端片 2 ストッパー 22 ばね 3 滑車 4 滑車支持板 5 軸 M 吊架線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 優 大阪府東大阪市高井田中2丁目12番地 株 式会社電業内 (72)発明者 高橋 精一 東京都品川区広町2丁目1番19号 東日本 旅客鉄道株式会社総合技術開発推進部テク ニカルセンター内 (72)発明者 称津 定重 東京都品川区広町2丁目1番19号 東日本 旅客鉄道株式会社総合技術開発推進部テク ニカルセンター内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 碍子、または支持部材に吊垂支持する支
    持枠に、その上部側面に吊架線を挿入する切欠部を形成
    すると共に、この切欠部を常に閉鎖し、吊架線挿入時、
    解放するようにばね圧下にて個別に揺動する2つのスト
    ッパーを並列的に設けてなることを特徴とする吊架線支
    持金具。
  2. 【請求項2】 碍子、または支持部材に吊垂支持する支
    持枠に、その上部側面に吊架線を挿入する切欠部を形成
    すると共に、この切欠部を常に閉鎖し、吊架線挿入時、
    解放するようにばね圧下にて個別に揺動する2つのスト
    ッパーを並列的に設け、さらに支持枠内に吊架線を支持
    する滑車を回動自在に支持したことを特徴とする吊架線
    支持金具。
JP27800792A 1992-09-22 1992-09-22 吊架線支持金具 Pending JPH06107046A (ja)

Priority Applications (1)

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JP27800792A JPH06107046A (ja) 1992-09-22 1992-09-22 吊架線支持金具

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JP27800792A JPH06107046A (ja) 1992-09-22 1992-09-22 吊架線支持金具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06107046A true JPH06107046A (ja) 1994-04-19

Family

ID=17591338

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JP27800792A Pending JPH06107046A (ja) 1992-09-22 1992-09-22 吊架線支持金具

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JP (1) JPH06107046A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002264699A (ja) * 2001-03-05 2002-09-18 East Japan Railway Co 吊架線支持金具
CN113085669A (zh) * 2021-04-02 2021-07-09 吴昊 一种上跨桥钢柱承力索下锚装置固定结构

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002264699A (ja) * 2001-03-05 2002-09-18 East Japan Railway Co 吊架線支持金具
JP4518687B2 (ja) * 2001-03-05 2010-08-04 東日本旅客鉄道株式会社 吊架線支持金具
CN113085669A (zh) * 2021-04-02 2021-07-09 吴昊 一种上跨桥钢柱承力索下锚装置固定结构

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