JPH06107003A - 車両の燃料タンク取付構造 - Google Patents

車両の燃料タンク取付構造

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JPH06107003A
JPH06107003A JP25452492A JP25452492A JPH06107003A JP H06107003 A JPH06107003 A JP H06107003A JP 25452492 A JP25452492 A JP 25452492A JP 25452492 A JP25452492 A JP 25452492A JP H06107003 A JPH06107003 A JP H06107003A
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fuel tank
tank
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fuel
vehicle body
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Masahiro Morimoto
政博 森本
Masao Tokunaga
正雄 徳永
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Mazda Motor Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M37/00Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
    • F02M37/0047Layout or arrangement of systems for feeding fuel
    • F02M37/007Layout or arrangement of systems for feeding fuel characterised by its use in vehicles, in stationary plants or in small engines, e.g. hand held tools
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M37/00Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
    • F02M37/0076Details of the fuel feeding system related to the fuel tank
    • F02M37/0088Multiple separate fuel tanks or tanks being at least partially partitioned
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K15/00Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
    • B60K15/03Fuel tanks
    • B60K2015/03118Multiple tanks, i.e. two or more separate tanks

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃料タンクを2個に分割して設けるに際し
て、特別な固定用部材を用いることなく燃料タンクを車
体側に固定し、また、燃料タンクとしての構造の複雑化
を抑制し、更に、エンジン排気系からの熱影響の低減を
図る。 【構成】 非モノコックタイプの車体1を有し、該車体
下方に互いに連通させられたメインタンク21及びサブ
タンク22を備え、両タンクは、左右のサイドフレーム
3間に掛け渡されたリヤサスペンションクロスメンバ4
を挟んで前後に配設されるとともに、後側のサブタンク
22が前側のメインタンク21よりも車幅方向長さが短
く設定され、サブタンク22の後側に位置する後側クロ
スメンバ5とリヤサスペンションクロスメンバ4とは縦
フレーム6で前後に連結されており、サブタンク22
は、その車幅方向の一側が左右のサイドフレーム3のい
ずれか一方に固定され、他側は縦フレーム6に固定され
ていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両の燃料タンク取
付構造、特に、非モノコックタイプの車体を有するとと
もに、該車体下方に互いに連通させられた2個の燃料タ
ンクを備えた車両の燃料タンク取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の車両のうち、特に、商
用車やレジャー/リクリエーション用途の所謂RV車な
どでは、できるだけ長い距離を無給油で走ることができ
るように、燃料タンクの大容量化が図られている。しか
しながら、燃料タンクが取り付けられる車体下方の所謂
アンダスペースには自ずから制限があり、燃料タンクの
大きさもこれに応じて制限されている。従って、余り大
きな燃料タンクを取り付けることは一般に困難であっ
た。特に、上記商用車やRV車などは、通常、車体の基
台を構成する略はしご状などのフレーム体に、車室部分
を構成する鋼板ボディを接合して形成された、所謂、非
モノコックタイプの車体構造を備えており、かかる構造
とした場合には、上記フレーム体がはしご状にクロスメ
ンバを有しているので、単独で大きな燃料タンクを取り
付けることはより一層難しいという問題がある。
【0003】このため、一つの燃料タンクを大型化する
のではなく、燃料タンクをメインタンクと例えばこれよ
り小型のサブタンクとに分割して形成し、この2個の燃
料タンクを互いに連通させて一つの燃料タンクとして作
用させることにより、車体下方のアンダスペース内に支
障なく取り付けることができ、しかも実質的に容量の大
きい燃料タンクを得ることが考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この場合には、上記2
個の燃料タンクのレイアウトおよび車体側への固定をど
のようにするか、更に、2個に分割することによる燃料
タンクとしての構造の複雑化を如何にして抑制するかが
重要である。すなわち、燃料タンクを分割タイプとした
場合、これら2個の燃料タンクを車体前後方向に並べて
取り付けることが考えられるが、車体後端側には、通
常、エンジン排気系のサイレンサが配置されるので、こ
のサイレンサからの輻射熱等による熱影響をできるだけ
避け得るように後側の燃料タンクをレイアウトする必要
がある。尚、分割タイプの燃料タンクを特に意識したも
のではないが、例えば実開昭55−124373号公報
では、サイレンサからの熱影響を極力回避するために、
該サイレンサを左右方向の一側に配置する一方、燃料タ
ンクを他側にオフセットして配置するようにしたレイア
ウトが開示されている。
【0005】このため、比較的小型(車幅方向長さが短
い)とされたサブタンクを後側に配置してサイレンサか
らの熱影響をできるだけ小さくすることが考えられる
が、この場合、上記サブタンクは、左右方向の少なくと
も片側については、サイドフレームに固定することがで
きない。従って、このサブタンクについては、その左右
側で車体に対して固定するのではなく、その前後に配設
された車幅方向のクロスメンバに固定することが考えら
れる。しかしながら、この場合には、上記サブタンクの
前および後側と各クロスメンバとを連結するための特別
なブラケットを新たに設ける必要がある。
【0006】また、通常、燃料タンクには、燃料注入時
における逆流を防止するために、タンク内のエアを排出
させるエア抜き管が設けられるが、燃料タンクを2個に
分割して設けた場合には、各タンクについて上記エア抜
き管が必要とされるので、それだけ構造が複雑化すると
いう問題があった。
【0007】この発明は、上記諸問題に鑑みてなされた
もので、燃料タンクを2個に分割して設けるに際して、
特別な固定用部材を用いることなく燃料タンクを車体側
に固定することができ、また、燃料タンクとしての構造
の複雑化を抑制し、更に、エンジン排気系からの熱影響
の低減を図ることができる車両の燃料タンク取付構造を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、本願の第1の
発明は、非モノコックタイプの車体を有するとともに、
該車体下方に、互いに連通させられた第1および第2の
燃料タンクを備えてなる車両の燃料タンク取付構造であ
って、上記第1および第2の燃料タンクは、車体側部に
おいて前後方向に延びる左右のサイドフレーム間に掛け
渡された第1のクロスメンバを挟んで前後に配設される
とともに、後側に配設された第2の燃料タンクが前側に
配設された第1の燃料タンクよりも車幅方向長さが短く
設定され、上記第2の燃料タンクの後側に配設された第
2のクロスメンバと上記第1のクロスメンバとの間には
両者を連結する縦フレームが掛け渡して設けられてお
り、上記第2の燃料タンクは、その車幅方向の一側が上
記左右のサイドフレームのいずれか一方に固定され、他
側は上記縦フレームに固定されていることを特徴とした
ものである。
【0009】また、本願の第2の発明は、上記第1の発
明において、上記第1の燃料タンクと第2の燃料タンク
とを連通させる連通管は、上記第1のクロスメンバの上
側を通って配設されており、燃料注入時における注入規
制の液面上限レベルは、上記各燃料タンクと上記連通管
との各接続部分の上端位置よりも低く設定されているこ
とを特徴としたものである。
【0010】更に、本願の第3の発明は、上記第1また
は第2の発明において、上記車両のエンジンは車体フロ
ント側に配置されており、該エンジンから車体後方に向
かって延設された排気管は、車体の前後方向中心線から
一側にオフセットして配置される一方、上記第2の燃料
タンクは、上記前後方向中心線から他側にオフセットし
て配設されていることを特徴としたものである。
【0011】
【発明の効果】本願の第1の発明によれば、上記第1の
クロスメンバと第2のクロスメンバとを上記縦フレーム
で連結するとともに、上記第2の燃料タンクは、その車
幅方向の一側が上記左右のサイドフレームのいずれか一
方に固定され、他側は上記縦フレームに固定されている
ようにしたので、上記縦フレームの車幅方向の取付位置
を第2の燃料タンクの車幅方向長さに応じて適切に設定
することにより、特別な固定用ブラケットを新たに設け
る必要なしに、上記第2の燃料タンクを車体側に固定す
ることができる。また、上記第1の燃料タンクは、その
車幅方向長さを、上記左右のサイドフレーム間の間隔に
応じて設定することにより、特別なブラケットを用いる
ことなく、その左右両側部分を各サイドフレームに固定
することができる。更に、上記縦フレームを設けること
により、車両が後方から衝突された際には、上記第2の
燃料タンクの後側に配設された第2のクロスメンバの前
方への変形を規制することができ、第2の燃料タンクに
対する悪影響をできるだけ小さくし、その保護性能の向
上を図ることができる。
【0012】また、本願の第2の発明によれば、基本的
に、上記第1の発明と同様の効果を奏することができ
る。その上、特に、燃料注入時における注入規制の液面
上限レベルを、上記各燃料タンクと上記連通管との各接
続部分の上端位置よりも低く設定したので、燃料注入時
には上記両タンク内の空間部分どうしを常に連通させる
ことができる。従って、エア抜き管は、いずれか一方の
燃料タンクにのみ設ければよく、他方の燃料タンクにつ
いてはエア抜き管を設ける必要がなくなる。すなわち、
燃料タンクを2個に分割して設けたことによる構造の複
雑化の抑制を図ることができる。
【0013】更に、本願の第3の発明によれば、基本的
に、上記第1または第2の発明と同様の効果を奏するこ
とができる。その上、特に、上記排気管と第2燃料タン
クとを、車体前後方向の中心線に関して互いに逆方向へ
オフセットしてレイアウトしたので、上記第2燃料タン
クに対するエンジン排気系からの輻射熱等による熱影響
を低減することができる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を、添付図面に基づ
いて詳細に説明する。図1は、本実施例に係る自動車の
燃料タンク及びエンジン排気系のレイアウトを概略的に
あらわす平面説明図であるが、この図に示すように、上
記自動車は、エンジン11が車体フロント側に配置され
た所謂エンジン前置きタイプのもので、このエンジン1
1の排気ガスを車体後方へ排出する排気管12は、車体
1の長手方向(前後方向)中心線から例えば左方へ所定量
オフセットされており、車体左側部分において前後方向
に延設されている。そして、上記排気管12の後端側に
はサイレンサ13が取り付けられている。
【0015】尚、上記自動車は、例えば、主としてレジ
ャー/リクリエーション用途に用いられる所謂RV車と
され、車体1の基台を構成する例えば略はしご状のフレ
ーム体2に車室部分を構成する鋼板ボディを接合して形
成された、所謂、非モノコックタイプの車体1を有して
いる。上記フレーム体2は、基本的に、その左右側部に
おいて車体前後方向に延びる一対のサイドフレーム3
と、両サイドフレーム3間に掛け渡されて両者を連結す
る複数のクロスメンバ(図1においては図示省略)とで構
成されており、上記排気管12およびサイレンサ13
は、このフレーム体2の下方に配設されている。
【0016】また、上記自動車は、その車体下方(つま
り上記フレーム体2の下方)に、メインタンク21とサ
ブタンク22の2個の燃料タンクを備えており、これら
両タンク21,22は連通管23によって互いに連通さ
せられ、後で詳しく説明するように、1個の燃料タンク
として作用するようになっている。上記メインタンク2
1は、比較的大型でその車幅方向長さは左右のサイドフ
レーム3の間隔よりもわずかに短くなるように設定され
ている。一方、上記サブタンクは22、メインタンク2
1に比べて小型で、その車幅方向長さは例えばメインタ
ンク21の略半分程度に設定されている。
【0017】そして、これら2個のタンク21,22
は、図2からよく分かるように、リヤ側のサスペンショ
ンクロスメンバ4を挟んで、該サスペンションクロスメ
ンバ4の前側にメインタンク21が、後側にサブタンク
22が配設されている。この後側に配設されたサブタン
ク22は、車体1の前後方向中心線から右側(つまり、
サイレンサ13とは反対側)にオフセットして取り付け
られている。このように、サブタンク22を、上記車体
前後方向中心線に関して、サイレンサ13とは逆方向へ
オフセットさせて配設することにより、サブタンク22
に対するサイレンサ13側からの輻射熱等による熱影響
をできるだけ小さくすることができる。
【0018】上記サブタンク22には、その側面に燃料
注入管25が接続されるとともに、上面にはエア抜きの
ためのブリーザホース26(第1ブリーザホース)の一端
が接続され、該第1ブリーザホース26の他端側は上記
燃料注入管25の上部につなぎ込まれている。また、メ
インタンク21の上部とサブタンク22の上部とは第2
ブリーザホース27で相互に連通させられている。従っ
て、燃料注入時、サブタンク22内のエアは上記第1ブ
リーザホース26を介して、また、メインタンク21内
のエアは上記第2および第1ブリーザホース27及び2
6を順次介して、燃料注入管25の上部に排出される。
更に、本実施例では、より好ましくは、両タンク21,
22間の連通管23の上部が、短い第3ブリーザホース
28によって上記第2ブリーザホース27に接続されて
おり、連通管23内のエアも迅速に排出できるようにな
っている。
【0019】一方、メインタンク21の前側上部には、
エンジン11に燃料を送給する燃料送給管31が接続さ
れ、該燃料送給管31の途中部にはフィルタ32が介設
されている。図3に示すように、上記メインタンク21
の内部には、燃料送給ポンプ33とジェットポンプ34
とが配設され、燃料送給ポンプ33でメインタンク21
内の燃料をエンジン11側に送給し、上記ジェットポン
プ34で、リターンオイルをメインタンク21内に回収
するとともに、サブタンク22内の燃料をメインタンク
21側に転送することができるようになっている。上記
メインタンク21及びサブタンク22は、その上面側に
各々設けられたフロートバルブ36,…,36を介してセ
パレータ37及びキャニスタ38に順次接続されてお
り、このキャニスタ38とセパレータ37の間には、チ
ェックバルブ39及びブーストセンサ41が介設されて
いる。また、上記キャニスタ38には、ソレノイドバル
ブ42及びフィルタ43が直列に接続されている。
【0020】燃料注入管25からサブタンク22内に注
入された燃料は、サブタンク22内の液面レベルが一定
以上になると、連通管23を介してメインタンク21内
に流入して両タンク21,22内に蓄えられる。そし
て、燃料送給管31を介して、メインタンク21側から
エンジン11に送給される。このとき、各タンク21,
22それぞれの燃料残量レベルが常に略等しくなるよう
に、サブタンク22からメインタンク21側に燃料が転
送されるようになっている。
【0021】本実施例では、メインタンク21は、上記
したように、その車幅方向長さが左右のサイドフレーム
3の間隔よりも僅かに短くなるように設定されており、
両サイドフレーム3,3間に挿入した上で、その左右の
フランジ部21fが、各サイドフレーム3の内面側に固
定して設けられたタンク取付部3aに対して締結固定さ
れている。尚、上記メインタンク21の下方はインシュ
レータ15(図2参照)で覆われるようになっており、こ
のインシュレータ15によって排気管12からの輻射熱
等による熱影響をできるだけ小さくするようにしてい
る。また、本実施例では、リヤサスペンションクロスメ
ンバ4と後側クロスメンバ5との間に、両者を連結する
縦フレーム6が掛け渡して設けられている。このよう
に、上記両クロスメンバ4,5を縦フレーム6で前後に
連結することにより、車両が後方から追突された際に
は、サブタンク22の後側に配設された後側クロスメン
バ5の前方への変形を抑制することができる。
【0022】更に、本実施例では、サブタンク22は、
上記したように、その車幅方向長さがメインタンク21
よりも短く(例えば、略半分程度に)設定されており、上
記縦フレーム6を挟んで、その左側にサイレンサ13
が、右側にサブタンク22がレイアウトされている。上
記縦フレーム6は、サブタンク22の車幅方向長さに合
わせて、その車幅方向の取付位置が定められている。そ
して、サブタンク22は、その左右方向の片側がこの縦
フレーム6下面側に対して、他側が、右側のサイドフレ
ーム3の内面側に固定して設けられたタンク取付部3b
に対して締結固定されている。つまり、サブタンク22
は、特別なブラケット等を新たに用いることなく、その
フランジ部22fで上記サイドフレーム3および縦フレ
ーム6に対して直接に固定されている。
【0023】以上、説明したように、本実施例によれ
ば、上記リヤサスペンションクロスメンバ4と後側クロ
スメンバ5とを上記縦フレーム6で連結するとともに、
サブタンク22の車幅方向の一側を上記左右のサイドフ
レーム3のいずれか一方(例えば右方)に固定し、他側を
上記縦フレーム6に固定するようにしたので、縦フレー
ム6の車幅方向の取付位置をサブタンク22の車幅方向
長さに合わせて適切に設定することにより、特別な固定
用ブラケットを新たに設ける必要なしに、サブタンク2
2を車体1側に固定することができる。また、メインタ
ンク21は、その車幅方向長さを、上記左右のサイドフ
レーム3間の間隔に応じて設定することにより、特別な
ブラケットを用いることなく、その左右両側部分を各サ
イドフレーム3に直接に固定することができる。更に、
上記縦フレーム6を設けることにより、車両が後方から
衝突された際には、上記サブタンク22の後側に配設さ
れた後側クロスメンバ5の前方への変形を規制すること
ができ、サブタンク22に対する悪影響をできるだけ小
さくし、その保護性能の向上を図ることができるのであ
る。
【0024】その上、特に、サブタンク22とサイレン
サ13とを、車体前後方向の中心線に関して互いに逆方
向へオフセットしてレイアウトしたので、上記サブタン
ク22に対するエンジン排気系(サイレンサ13)からの
輻射熱等による熱影響を低減することができるのであ
る。
【0025】尚、上記実施例では、メインタンク21と
サブタンク22とを連通させる連通管23は、両タンク
21,22間に横たわるリヤサスペンションクロスメン
バ4の上側を通って配設されているが、この場合、図4
に示すように、燃料注入時における注入規制の液面上限
レベルを、上記各燃料タンク21,22と上記連通管2
3との各接続部分の上端位置よりも低く設定することに
より、燃料注入時には上記両タンク21,22内の空間
部分21a,22aどうしを常に連通させることができ
る。尚、上記連通管23の接続部分の上端位置の高さが
各タンク21,22について異なる場合には、いずれか
低い方を基準とすれば良い。
【0026】従って、エア抜きのためのブリーザホース
は、いずれか一方の燃料タンクにのみ設ければよく、他
方の燃料タンクについてはブリーザホースを設ける必要
がなくなる。すなわち、例えば、メインタンク21の上
部と燃料注入管25の上部との間にのみブリーザホース
51を配設すれば良い。尚、連通管23の上部と上記ブ
リーザホース51とを短いブリーザホース52で連通さ
せることにより、サブタンク22および連通管23内部
のエアをより迅速に排出させることができる。このよう
に、サブタンク22側についてはブリーザホースを不要
とすることができ、燃料タンクを2個に分割して設けた
ことによる構造の複雑化の抑制を図ることができるので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る自動車の燃料タンク及
びエンジン排気系のレイアウトを概略的に示す平面説明
図である。
【図2】 上記燃料タンクの車体側への取付構造を示す
分解斜視図である。
【図3】 上記燃料タンク回りの燃料給排系統を示す説
明図である。
【図4】 上記実施例の変形例に係るメインタンク及び
サブタンクの概略を示す縦断面説明図である。
【符号の説明】
1…車体 3…サイドフレーム 4…リヤサスペンションクロスメンバ 5…後側クロスメンバ 6…縦フレーム 11…エンジン 12…排気管 21…メインタンク 22…サブタンク 23…連通管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02B 67/00 D 7541−3G 77/00 H 7541−3G

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非モノコックタイプの車体を有するとと
    もに、該車体下方に、互いに連通させられた第1および
    第2の燃料タンクを備えてなる車両の燃料タンク取付構
    造であって、 上記第1および第2の燃料タンクは、車体側部において
    前後方向に延びる左右のサイドフレーム間に掛け渡され
    た第1のクロスメンバを挟んで前後に配設されるととも
    に、後側に配設された第2の燃料タンクが前側に配設さ
    れた第1の燃料タンクよりも車幅方向長さが短く設定さ
    れ、上記第2の燃料タンクの後側に配設された第2のク
    ロスメンバと上記第1のクロスメンバとの間には両者を
    連結する縦フレームが掛け渡して設けられており、上記
    第2の燃料タンクは、その車幅方向の一側が上記左右の
    サイドフレームのいずれか一方に固定され、他側は上記
    縦フレームに固定されていることを特徴とする車両の燃
    料タンクの取付構造。
  2. 【請求項2】 上記第1の燃料タンクと第2の燃料タン
    クとを連通させる連通管は、上記第1のクロスメンバの
    上側を通って配設されており、燃料注入時における注入
    規制の液面上限レベルは、上記各燃料タンクと上記連通
    管との各接続部分の上端位置よりも低く設定されている
    ことを特徴とする請求項1記載の車両の燃料タンク取付
    構造。
  3. 【請求項3】 上記車両のエンジンは車体フロント側に
    配置されており、該エンジンから車体後方に向かって延
    設された排気管は、車体の前後方向中心線から一側にオ
    フセットして配置される一方、上記第2の燃料タンク
    は、上記前後方向中心線から他側にオフセットして配設
    されていることを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の車両の燃料タンク取付構造。
JP25452492A 1992-09-24 1992-09-24 車両の燃料タンク取付構造 Pending JPH06107003A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012026368A (ja) * 2010-07-23 2012-02-09 Isuzu Motors Ltd 増設タンク連結構造
JP2012511469A (ja) * 2008-12-12 2012-05-24 ボルボ ラストバグナー アーベー タンク集成装置およびタンク集成装置を伴う乗り物

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