JPH06106994A - 車両用ウエザーストリップ - Google Patents

車両用ウエザーストリップ

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Publication number
JPH06106994A
JPH06106994A JP4261127A JP26112792A JPH06106994A JP H06106994 A JPH06106994 A JP H06106994A JP 4261127 A JP4261127 A JP 4261127A JP 26112792 A JP26112792 A JP 26112792A JP H06106994 A JPH06106994 A JP H06106994A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle body
vehicle
weather strip
seal lip
door
Prior art date
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Pending
Application number
JP4261127A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Shimada
喜隆 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd filed Critical Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Priority to JP4261127A priority Critical patent/JPH06106994A/ja
Publication of JPH06106994A publication Critical patent/JPH06106994A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャリア等の取付用金具を係止した車体開口
部とドアサッシュとの間を隙間なくシールする。 【構成】 ドアサッシュ2の外周部にウエザーストリッ
プ11を装着し、ウエザーストリップ11のアウターシ
ールリップ16の先端を車体開口部5に密接させる。車
体開口部5を構成するルーフサイドレール10にキャリ
ア等の取付用金具8を係止させる。アウターシールリッ
プ16の取付用金具8の車外側の面に対する密接部16
aの前後に厚肉部16bを形成する。ドアを閉じると、
アウターシールリップ16の厚肉部16bがルーフサイ
ドレール10から取付用金具8の端面にかけて密接す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドアサッシュに装着さ
れてドアサッシュと車体開口部の間をシールする車両用
ウエザーストリップに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のウエザーストリップとして、従
来、図4〜図6に示すようなものが開発されている。
【0003】このウエザーストリップ(図中符号1で示
す。)は、ドアサッシュ2の外周部にリテーナ3を介し
て装着されるベース部4と、車体開口部5の車外側周縁
部に密接する平板状のアウターシールリップ6と、車体
開口部5内の段差部周域に密接する中空構造のインナー
シールリップ7とから成り、ドア閉時に両シールリップ
6、7が車体開口部5に密接することによってドアサッ
シュ2と車体開口部5の間を二重にシールするようにな
っている。尚、同図中8は、車体開口部5の車外側周縁
部に係止されるキャリア等の取付用金具であり、ウエザ
ーストリップ1のアウターシールリップ6はこの取付用
金具8をまたいで車体開口部5に密接するようになって
いる。
【0004】尚、この類似技術は、例えば、実開昭55
−110349号公報等に示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ウエザーストリップ1においては、アウターシールリッ
プ6が長手方向に亙って均一に薄肉に形成された構造と
なっているため、図4〜図6に示すように車体開口部5
に取付用金具8を係止した場合に、取付用金具8の厚み
によってアウターシールリップ6の取付用金具8に対す
る密接部の前後に隙間dが出来、この隙間dから水滴w
や風が車内側に侵入し易くなるという不具合がある。
【0006】そこで本発明は、キャリア等の取付用金具
を係止した車体開口部とドアサッシュとの間を隙間無く
シールすることが出来る車両用ウエザーストリップを提
供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決するための手段として、ドアサッシュに装着され、
そのシールリップが、キャリア等の取付用金具の係止さ
れた車体開口部に密接する車両用ウエザーストリップに
おいて、前記シールリップの、取付用金具の車外側の面
に対する密接部の前後に厚肉部を形成するようにした。
【0008】
【作用】ドア閉時には、シールリップの厚肉部が車体開
口部から取付用金具の端面にかけて密接する。
【0009】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図1〜図3に基づ
いて説明する。尚、図4〜図6に示した従来のものと同
一部分には同一符号を用いるものとする。
【0010】図面において、2は、ドアサッシュであ
り、このドアサッシュ2の内周側には、図示しないドア
ガラスの昇降をガイドするためのグラスラン9が取り付
けられ、外周側にはリテーナ3を介して本発明にかかる
ウエザーストリップ11が取り付けられている。このウ
エザーストリップ11は、リテーナ3に嵌着固定される
ベース部4と、このベース部4から延出する平板状のア
ウターシールリップ(本発明におけるシールリップ)1
6と、このアウターシールリップ16の基部から車内方
向に膨出する中空構造のインナーシールリップ7とから
構成され、アウターシールリップ16はその先端が車体
開口部5の車外側周縁部に密接し、インナーシールリッ
プ7は車体開口部5内の段差部周域に密接するようにな
っている。
【0011】また、車体開口部5を構成する部材のうち
上部に位置されるルーフサイドレール10の所定位置に
は、車体ルーフ上にキャリア等の部材を取り付けるため
の取付用金具8が係止されている。取付用金具8は略コ
字状に形成されていて、この取付用金具8を車体両側の
ルーフサイドレール10に夫々嵌合して各取付用金具8
の下端側の折曲部をルーフサイドレール10の下面(車
体開口部5内)に当接させ、その状態で取付用金具8の
上端側を、車体ルーフ上に設置したキャリア等の部材に
結合することにより、キャリア等の部材を車体ルーフに
固定するようになっている。
【0012】ここで、上記のように取付用金具8の係止
されたルーフサイドレール10に対し、本発明にかかる
ウエザーストリップ11のアウターシールリップ16は
取付用金具8の車外側の面にまたがって密接するように
なっている。そして、このアウターシールリップ16
は、長手方向全域に亙って均一な肉厚に形成されている
のではなく、取付用金具8に対する密接部16aの前後
に、一般部から密接部16a方向に序々に肉厚を増すよ
うに厚肉部16bが一体に形成されており、ドア閉時
に、この厚肉部16bが図1に示すようにルーフサイド
レール10から取付用金具8の端面にかけて密接するよ
うになっている。このため、ドア閉時には、アウターシ
ールリップ16の取付用金具8に対する密接部16aの
前後に隙間が出来ることなくがなくなり、ドアサッシュ
2と車体開口部5の間は全域に亙って確実にシールされ
ることとなる。また、厚肉部16bは取付用金具8のコ
ーナーが接触する部位の補強にもなるため、経時使用に
よるアウターシールリップ16の劣化防止にも寄与する
こととなる。
【0013】尚、厚肉部16bは、ゴム材の押出成形時
に口金の開口形状を経時的に変化させることによって一
般部と異なる形状を造形する所謂異形押出によって形成
される。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明は、シールリップ
の、取付用金具の車外側の面に対する密接部の前後に厚
肉部を形成することにより、この厚肉部が車体開口部か
ら取付用金具の端面にかけて密接するようにしたため、
ドア閉時に、シールリップと車体開口部の間に取付用金
具の厚みに起因した隙間が生じなくなる。したがって、
ドアサッシュと車体開口部の間を隙間無くシールし、車
内側への水滴や風の侵入を確実に防止することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、図4のA部分
に対応する斜視図。
【図2】同実施例を示す斜視図。
【図3】図1のC−C線に沿う断面図。
【図4】車体の側面部分を示す側面図。
【図5】従来の技術を示すもので、図4のA部分に対応
する斜視図。
【図6】図5のB−B線に沿う断面図。
【符号の説明】
2…ドアサッシュ、 5…車体開口部、 8…取付用金具、 11…ウエザーストリップ、 16…アウターシールリップ(シールリップ)、 16b…厚肉部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアサッシュに装着され、そのシールリ
    ップが、キャリア等の取付用金具の係止された車体開口
    部に密接する車両用ウエザーストリップにおいて、前記
    シールリップの、取付用金具の車外側の面に対する密接
    部の前後に厚肉部を形成したことを特徴とする車両用ウ
    エザーストリップ。
JP4261127A 1992-09-30 1992-09-30 車両用ウエザーストリップ Pending JPH06106994A (ja)

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JP4261127A JPH06106994A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 車両用ウエザーストリップ

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JP (1) JPH06106994A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6205712B1 (en) 1998-07-29 2001-03-27 Decoma Exterior Trim Inc. Decorative molding assembly for a vehicle door frame
US6814393B2 (en) 2003-03-24 2004-11-09 Toyoda Gosei Co., Ltd. Sealing strip and vehicle panel assembly

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6205712B1 (en) 1998-07-29 2001-03-27 Decoma Exterior Trim Inc. Decorative molding assembly for a vehicle door frame
US6557304B2 (en) 1998-07-29 2003-05-06 Decoma Exterior Trim Inc. Decorative molding assembly for a vehicle door frame
US6814393B2 (en) 2003-03-24 2004-11-09 Toyoda Gosei Co., Ltd. Sealing strip and vehicle panel assembly

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