JPH06106040A - 真空装置 - Google Patents

真空装置

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JPH06106040A
JPH06106040A JP26208992A JP26208992A JPH06106040A JP H06106040 A JPH06106040 A JP H06106040A JP 26208992 A JP26208992 A JP 26208992A JP 26208992 A JP26208992 A JP 26208992A JP H06106040 A JPH06106040 A JP H06106040A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vacuum chamber
pressure
pump
vacuum
gas
Prior art date
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Pending
Application number
JP26208992A
Other languages
English (en)
Inventor
Narihisa Morita
整尚 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP26208992A priority Critical patent/JPH06106040A/ja
Publication of JPH06106040A publication Critical patent/JPH06106040A/ja
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  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体製造プロセス中に付着する微粒子を低
減するだけでなく、ガス圧力安定までの制御時間の短縮
及び排気時間の短縮を図ることができる真空装置を提供
すること。 【構成】 真空室11の排気側に分子移送式タイプのタ
ーボ分子ポンプ16が接続された真空装置において、タ
ーボ分子ポンプ16の排気側にガス流量調節機構18が
接続されている真空装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は真空装置、より詳細には
CVD装置あるいはエッチング装置等、半導体製造装置
として用いられる真空装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スパッタリング装置、CVD装置、ドラ
イエッチング装置等に代表されるような半導体製造装置
には通常真空装置が応用されており、真空チャンバー内
におけるプロセス中の圧力制御は真空ポンプを用いて行
なわれている。
【0003】図5は従来の真空装置の概略図であり、図
中41は真空室を示している。
【0004】真空室41内にはシリコンウエハ42が配
置されており、また真空室41にはプロセスガス導入機
構43が接続され、一定流量のガスを流すことができる
ようになっている。また真空室41を排気するために、
真空室41にはメカニカルポンプ50が接続されてお
り、メカニカルポンプ50は真空室41に2つのルート
で接続されている。一方は粗引きバルブ44を介して接
続され、もう一方はメインバルブ45、コンダクタンス
バルブ51、ターボ分子ポンプ46及びフォアラインバ
ルブ49を介して接続されている。またターボ分子ポン
プ46にはパージ用のガスを流すための配管47が接続
されている。
【0005】またコンダクタンスバルブ51の一部の拡
大断面図を図6に示す。コンダクタンスバルブ51には
制御モータ51cが接続されており、コンダクタンスバ
ブル51内には真空側に摺動部51aが配設され、略中
央部に羽根51bが配設されている。羽根51bはガス
の流れに対して角度θを有することで矢印Aで示したガ
スの流れを妨げ、真空室41の圧力をコントロールする
ようになっている。
【0006】このように構成された真空装置を用いてシ
リコンウエハ42にCVD処理等を施す場合、まず真空
室41内を排気するために、メカニカルポンプ50を作
動させ、メインバルブ45は閉じたまま、粗引きバルブ
44を閉じ、フォアラインバルブ49、メインバルブ4
5の順に開いて、ターボ分子ポンプ46を駆動する。ウ
エハー処理に影響のない程度まで、真空室41の残留ガ
スを排気した後、ガス導入機構43からガスを導入し、
コンダクタンスバルブ51で真空室41内の圧力を調節
する。このようにしてシリコンウエハ42に所望の処理
を施す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
真空装置においては、コンダクタンスバルブ51の摺動
部51aの摩耗によって微粒子が発生する。さらに、半
導体製造プロセス中に発生した反応生成物が排気される
とき、コンダクタンスバルブ51の羽根51bに付着
し、これが羽根が動く際に剥離して、微粒子を発生す
る。これらの微粒子は真空室41側に拡散してシリコン
ウエハ42に付着し、半導体回路の不良原因となるとい
う課題があった。
【0008】また大気側の制御用モータ51cでコンダ
クタンスバルブ51の羽根51cを動かすため真空室4
1内の圧力が安定するまでの時定数が大きく、プロセス
ガス導入機構43における流量制御に要する時間に比べ
長時間を要するという課題もあった。
【0009】さらにはこの羽根51bの面積は配管内部
面積に比較しても無視できるものではないため、排気時
この羽根51bから発生するガス放出が排気時間を長く
するという課題があった。
【0010】本発明は上記した課題に鑑みなされたもの
であり、半導体製造プロセス中に発生する微粒子を低減
するだけでなく、ガス安定までの制御時間の短縮及び排
気時間の短縮を図ることが可能な真空装置を提供するこ
とを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために本発明に係る真空装置は、真空室の排気側に分子
移送式タイプのポンプが接続された真空装置において、
前記ポンプの排気側にガス流量調節機構が接続されてい
る特徴としている。
【0012】
【作用】分子移送式タイプのポンプでは、ポンプの排気
側の圧力(背圧)が高くなると吸気側から吸い込んで排
気する能力が減少する。このため、排気側の圧力をコン
トロールすることができれば、ポンプの排気速度を調節
することが可能となる。
【0013】上記した装置によれば、真空室の排気側に
分子移送式タイプのポンプが接続された真空装置におい
て、前記ポンプの排気側にガス流量調節機構が接続され
ているので、前記分子移送式タイプのポンプの排気側の
圧力をコントロールすることにより、前記真空室の圧力
が調整され、応答性が高まり、また微粒子の拡散が低減
し、さらには該ポンプ吸気側の表面積減少により、ガス
安定までの制御時間の短縮及び排気時間の短縮を図るこ
とが可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る真空装置の実施例を図面
に基づいて説明する。図1は実施例に係る真空装置の概
略図であり、図中11は真空室を示している。
【0015】真空室11内にはシリコンウエハ12が配
置されており、また真空室11にはプロセスガス導入機
構13が接続され、一定流量のガスを流すことができる
ようになっている。また真空室11を排気するために、
真空室11にはメカニカルポンプ20が接続されてお
り、メカニカルポンプ20は真空室11に2つのルート
で接続されている。一方は粗引きバルブ14を介して直
接的に接続されており、もう一方はメインバルブ15、
ターボ分子ポンプ16及びフォアラインバルブ19を介
して接続されている。
【0016】またターボ分子ポンプ16にはパージ用ガ
スの配管17が接続されており、ターボ分子ポンプ16
の排気側とフォアラインバルブ19との間にはガス流量
調整機構18が接続されている。
【0017】このように構成された真空装置において、
真空室11内を所望の圧力に設定するには、先ず粗引き
バルブ14を開いてメカニカルポンプ20を駆動して真
空室11の粗引き吸引を行なう。次に粗引きバルブ14
を閉じ、メインバルブ15及びフォアラインバルブ19
を開き、配管17からパージ用ガスを流し、ターボ分子
ポンプ16を作動させる。このターボ分子ポンプ16の
排気量をガス流量調整機構18によりコントロールする
が、ガス流量調整機構18の作動は、プロセスガス導入
機構13が作動してガスが真空室11内に導入されてか
らとする。このガス流量調節機構18によるターボ分子
ポンプ16のガス排気量のコントロールにより真空室1
1内は所望の圧力に設定される。
【0018】なおターボ分子ポンプ16の場合、軸パー
ジ用のパージガス17を利用してターボ分子ポンプ16
の排気量を調節することもできる。またターボ分子ポン
プ16の排気側にコンダクタンスバルブを配設しても良
く、この場合コンダクタンスバルブの摺動部より発生す
る微粒子は、ターボ分子ポンプ16が分子移送式タイプ
であることより真空室11内に拡散することはない。さ
らに上記実施例ではターボ分子ポンプ16を用いて真空
室11内を所望の圧力に設定しているが、これはターボ
分子ポンプ16に限られるものではなく、分子移送式タ
イプのポンプであれば使用可能である。
【0019】図2は半導体製造プロセスを施した後に、
付着している微粒子数が既知のウエハを実施例に係る真
空室11あるいは従来例に係る真空室41に入れ、プロ
セスガスを流した状態でウエハに付着する微粒子の増加
量を測定した結果を示したグラフである。縦軸はウエハ
上に付着した微粒子数を示しており、横軸は実施例及び
従来例に係る種々の条件を示しており、従来例は左から
コンダクタンスバルブ51を全開にした場合、全開から
全閉にした場合、全開から全閉の動作を3回行なった場
合を示している。図2から明らかなように、従来のコン
ダクタンスバルブ51を有する装置では、全開全閉の動
作を繰り返すことでウエハ上に付着する微粒子の数が急
激に増加しているのが分かる。これに対し、実施例に係
る装置ではコンダクタンスバルブ51が全開のままの状
態に比べても明らかに付着する微粒子が低レベルである
という結果が得られた。
【0020】図3は真空室圧力が安定するまでの時間に
関し、実施例と従来例との場合を比較して示したグラフ
である。縦軸は真空室11内圧力を示しており、横軸は
経過時間を示している。図3から明らかなように、従来
の真空装置では、圧力が安定するのに20秒を要してい
るのに対し、実施例のものではわずか5秒で安定し、か
なり短縮されたことがわかる。
【0021】図4は真空室11へN2 ガスを50sccmで
流し、ターボ分子ポンプ16、メカニカルポンプ20に
より排気する際、ガス流量調整機構18によりN2 ガス
を流量を変えてターボ分子ポンプ16の排気側に導入し
たときの真空室の圧力を示している。図4から明らかな
ように、ターボ分子ポンプ16の排気側へ導入する流量
によって、真空室11内の圧力が変化することがわか
る。
【0022】このように、真空室11内の圧力の調整を
コンダクタンスバルブ51を用いず、真空室11に分子
移送式タイプのポンプであるターボ分子ポンプ16を接
続し、ターボ分子ポンプ16の排気側の圧力を調整する
ことで真空室11内の圧力を調整すれば、圧力調整の応
答性を高めることができ、また半導体製造プロセス中に
ウエハに付着する微粒子を低減することができ、量産時
におけるスループットと歩留まりを向上させることがで
きる。またガス圧力安定までの制御時間の短縮及び排気
時間の短縮を図ることができる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明に係る真空装置にあっては、真空室の排気側に分子移
送式タイプのポンプが接続された真空装置において、前
記ポンプの排気側にガス流量調節機構が接続されている
ので、前記分子移送式タイプのポンプの排気側の圧力を
コントロールすることにより、前記真空室の圧力を調整
することができ、圧力調整の応答性がよく微粒子の付着
量を低減することができるだけでなく、ガス圧力安定ま
での制御時間の短縮及び排気時間の短縮を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る真空装置の実施例を示した概略断
面図である。
【図2】ウエハ上に付着する微粒子数に関し、実施例と
従来例との場合を比較して示したグラフである。
【図3】真空室圧力のガス安定までの時間について実施
例と従来例との場合を比較して示したグラフである。
【図4】本発明の実施例の装置のターボ分子ポンプ排気
側へのガス導入量と真空室圧力の関係を示したグラフで
ある。
【図5】従来の真空装置を示した概略断面図である。
【図6】従来の真空装置のコンダクタンスバルブを示し
た概略拡大断面図である。
【符号の説明】
11 真空室 16 ターボ分子ポンプ(分子移送式タイプのポンプ) 18 ガス流量調節機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C23F 4/00 A 8414−4K H01L 21/302 B 9277−4M

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空室の排気側に分子移送式タイプのポ
    ンプが接続された真空装置において、前記ポンプの排気
    側にガス流量調節機構が接続されていることを特徴とす
    る真空装置。
JP26208992A 1992-09-30 1992-09-30 真空装置 Pending JPH06106040A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26208992A JPH06106040A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 真空装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP26208992A JPH06106040A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 真空装置

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Publication Number Publication Date
JPH06106040A true JPH06106040A (ja) 1994-04-19

Family

ID=17370883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26208992A Pending JPH06106040A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 真空装置

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JP (1) JPH06106040A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012106877A (ja) * 2010-11-16 2012-06-07 Hitachi Zosen Corp 反応室のガス排出装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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