JPH06105975A - 縫製装置 - Google Patents

縫製装置

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JPH06105975A
JPH06105975A JP25449892A JP25449892A JPH06105975A JP H06105975 A JPH06105975 A JP H06105975A JP 25449892 A JP25449892 A JP 25449892A JP 25449892 A JP25449892 A JP 25449892A JP H06105975 A JPH06105975 A JP H06105975A
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JP
Japan
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cloth
guide
work
rear end
end clamp
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Application number
JP25449892A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Ishitani
英一 石谷
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボタン穴を縫製する前立部を正しい位置に案
内する縫製装置を提供する。 【構成】 加工布は、作業テーブル上に載置され、その
加工布は布保持部により保持され、移送モーターにより
移送される。加工布の前立部は布案板とガイドレバーに
より正しい位置に挟持され、ボタン穴かがりミシンによ
り縫製される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続ボタン穴かがりを
サイクルミシンにより行なう縫製装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の連続ボタン穴かがりミシ
ンの布案内装置としては、実公昭62−31104号公
報に記載されている装置が知られている。図5に示すよ
うに、この装置は、布送り線XXに対し傾斜した一軸線
YYの周りに回動可能な刷毛車122を、図示しないサ
イクルミシンの縫目形成位置に近接して配置して、加工
布124の一側面124aを確実に案内面126に沿っ
て移動させ、加工布124の一側面124aに沿った箇
所に縫目形成を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな縫製装置においては、刷毛車122の回転軸128
に糸屑やほこりが入り、刷毛車122が回転しなくな
り、加工布124を案内面126に正しく沿わすことが
出来ない場合があった。
【0004】また、図6に示すように、前立部130が
形成してある布132では、ナイロン等の芯地134を
挿入するため、縫製時のパッカリングにより前立部13
0が湾曲している場合がある。このような硬くて湾曲し
た前立部130を有する布132は、刷毛車122が正
常に回転しても、案内面126に正しく沿わすことは困
難であった。従って、これらの場合、縫目形成位置がず
れ、縫製品の品質を著しく損なうことがあった。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、加工布を布押え手段により保持
し、移送手段により移送する時に、サイクルミシンの針
落下点に正しく案内できる縫製装置を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の縫製装置は、加工布を載置する作業テーブル
と、その作業テーブルに配置されたサイクルミシンと、
作業テーブルに載置された加工布を保持する布押え手段
と、その布押え手段を作業テーブル上で移動させる移送
手段と、サイクルミシンの針落点近傍に設けられ、移送
手段による加工布の移送方向に、加工布の前立部を挟持
する布案内手段とを備えている。
【0007】
【作用】作業テーブルは、加工布を載置し、その作業テ
ーブルに配置されたサイクルミシンは、ボタン穴を縫製
し、布押え手段は作業テーブルに載置された加工布を保
持する。移送手段は、布押え手段を前記作業テーブル上
で移動させ、サイクルミシンの針落点近傍に設けられた
布案内手段は前記移送手段による加工布の移送方向に、
加工布の前立部を挟持する。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0009】図1は、本実施例の縫製装置全体を図示し
たものである。機枠10の上部には作業テーブル12が
配置され、加工布14は、この作業テーブル12上に載
置される。作業テーブル12の中央部にはボタン穴かが
りミシン16が配置されている。加工布14を移送方向
に案内する布支持板18は作業テーブル12と一定の間
隙20を設けて機枠10に固定されている。
【0010】加工布14の前端部を保持する前端クラン
プ機構22は作業テーブル12上で加工布14の移送方
向に移動可能に設けられている。また、加工布14の後
端部を保持する後端クランプ機構24は、作業テーブル
12上で加工布14の移送方向に移動可能に設けられて
いる。
【0011】次に、図2に示すように、ボタン穴かがり
ミシン16のアーム26の下部には、上下動可能に針棒
28が支持され、またその針棒28の下端には、針30
が取り付けられ、更に縫目形成時に加工布14を保持す
る上下動可能な布押え32が配設されている。
【0012】また、図3に示すように、ボタン穴かがり
ミシン16のベッド34には、案内板36が長穴40を
介してベット34に螺着されるネジ38により調節可能
に取り付けられ、また、その案内板36の端面には布移
送方向42に延びる案内面36aが形成されている。ま
た、前記ボタン穴かがりミシン16のアーム26には、
ロータリーアクチュエータ44が調節板46を介して取
り付けられている。前記、調節板46は長穴50を介し
てアーム26に螺着されるボルト48により位置調節可
能に固定されている。前記ロータリーアクチュエータ4
4のロータリーアクチュエータ軸52は、90度回転が
可能であり、このロータリーアクチュエータ軸52に
は、前記ガイドレバー54が取り付けられている。よっ
て、ガイドレバー54は、ロータリーアクチュエータ軸
52を中心として解放位置から挟持位置まで90度回動
可能である。従って、加工布14の前立部56は、図4
に示すように、案内板36及びガイドレバー54により
適正な縫製位置に挟持保持される。
【0013】次に、図2に基づいて加工布14を保持・
移送するための前記前端クランプ機構22及び後端クラ
ンプ機構24の説明をする。
【0014】まず、前記前端クランプ機構22について
説明する。前記機枠10には、作業テーブル12の下側
で左右方向に延びるガイド板58が固定され、また、こ
のガイド板58には、摺動部材64が左右方向に摺動可
能に支持されている。この摺動部材64には、前端クラ
ンプ支持板62がその下端において固着されている。ま
た、その前端クランプ支持板62は前記摺動部材64か
ら、間隙20を貫通して作業テーブル上方に延び、その
上端は、作業テーブル12の上面と平行になるように曲
折され、前端布保持部66を形成している。その前端布
保持部66には、シリンダ取付台68が固着されてい
る。
【0015】前記シリンダ取付台68には、エアーシリ
ンダ70が固定されており、また、そのエアーシリンダ
70には、前端クランプ72がピストンロッド74によ
り連結されている。
【0016】また、前記ガイド板58の下側には、ガイ
ド板58と平行になるようにしてラック60が配置さ
れ、そのラック60の右端は、前記摺動部材64に固定
されると共に、左端は摺動可能にガイド板58に支持さ
れている。
【0017】次に、後端クランプ機構24について説明
する。前記ガイド板58には、摺動部材76が左右方向
に摺動可能に支持されている。この摺動部材76には、
後端クランプ支持板78がその下端において固着されて
いる。また、その後端クランプ支持板78は前記摺動部
材76から、間隙20を貫通して作業テーブル上方に延
び、その上端は、作業テーブル12の上面と平行になる
ように曲折され、後端布保持部80を形成している。後
端布保持部80には、コの字型に形成された取付板82
がその下部において固着され、その取付板82の上部に
ソレノイド84が固着されている。前記ソレノイド84
の駆動軸88には、後端クランプ86が連結され、この
後端クランプ86は、前記取付板82に固着したピン9
0で回動可能に支持されている。更に、前記後端クラン
プ86は、バネ92により上方に回動する方向に引っ張
られている。
【0018】次に、前端クランプ機構22及び後端クラ
ンプ機構24を移送する移送機構94について説明す
る。
【0019】前記機枠10に取り付けた移送モータ96
のモーター軸98にはウォームギア100が固着されて
いる。前記作業テーブル12と機枠10との間で各々回
転可能に支持され上下方向に延びる駆動軸102には、
ラック60に噛み合うピニオン104及びウォームホイ
ール106が固着され、このウォームホイール106
は、ウォームギヤ100に噛み合っている。
【0020】次に、前記後端クランプ機構24と前記前
端クランプ機構との間隔を調整するための後端クランプ
位置調節機構108について説明する。前記後端クラン
プ支持板78に固着したギヤケース112にはステッピ
ングモータ114が取り付けられ、水平に延びるステッ
ピングモータ114の駆動軸116には、ウォームギヤ
116が固着され、このウォームギヤ116に噛み合う
ウォームホイール118を取り付けた上下方向に延びる
ウォームホイール軸120の下端には、ラック60に噛
み合うピニオン110が取り付けられている。従って、
ステッピングモータ114を駆動するとピニオン110
が回転して、後端クランプ支持板78のラック60に対
する位置が変更され、それにより、前端クランプ機構2
2と後端クランプ機構との間隔が変更される。
【0021】尚、移送手段については、本出願人による
特願平1ー272463号(平成1年10月19日付出
願)と同一であるので、更なる詳細な説明は省略する。
【0022】次に動作について説明する。この連続ボタ
ン穴かがりミシン16は作動前の状態においては、移送
モータ96の作用によって前端クランプ機構22及び後
端クランプ機構24は、作業テーブル12上で左方に移
動した状態にあり、前端クランプ72及び後端クランプ
86は、解放位置にあり、布押え32は上昇した位置に
あり、ガイドレバー54は上方に回動した位置にある。
【0023】この状態において加工布14のセットを行
うには、加工布14の前立部56を案内板36の案内面
36aと係合すると共にその加工布14の前端部がシリ
ンダー取付台68の案内面68aと係合するように作業
テーブル上に載置する。
【0024】次に、後端クランプ機構セットスイッチ
(図示せず)を押すと、スッテピンググモータ114が
回転し、後端クランプ機構24が加工布14の移送方向
42へ移動し、加工布14の後端が後端布保持部80に
係合したとき、セットスイッチを解放することにより加
工布14のセットが完了する。
【0025】ここで、スタートスィッチ(図示せず)を
押すと、制御装置(図示せず)からの信号により、エア
ーシリンダ70及びソレノイド84が作用し、前端クラ
ンプ72及び後端クランプ86は降下し、加工布14を
前端布保持部66及び後端布保持部80上に保持する。
次に、ロータリーアクチュエータ44の作用によりロー
タリーアクチュエータ軸52が90度回転し、ガイドレ
バー54は、解放位置から下方に回動して挟持位置で停
止する。従って、ガイドレバー54は、図4に示すよう
に前立部56の側面56aに接触する。よって、加工布
14の前立部56が案内板36及びガイドレバー54に
より挟持保持される。次に、ボタン穴かがりミシン16
の布押え32が下降し、引き続いてボタン穴かがりミシ
ン16の駆動が始まると縫目が形成される。
【0026】一つの縫目形成が完了すると、前記制御装
置からの信号により、布押え32は上昇し、移送モータ
96の駆動によりウォームギヤ100、ウォームホイー
ル106及びピニオン104を介してラック60が右方
向に移動する。前端クランプ機構22は、ラック60が
右方向に移動するのに同期して右方向に移動し、後端ク
ランプ機構24も後端クランプ位置調節機構108を介
してラック60に同期して右方向に移動する。従って、
前端クランプ機構22と後端クランプ機構24に保持さ
れた加工布14は、右方向に移送され次のボタン穴かが
りの縫目形成位置に運ばれる。
【0027】この時、加工布14の前立部56は案内板
36とガイドレバー54とで挟持されているので、加工
布14の前立部56は案内面36aに沿って移動され
る。加工布14が、次のボタン穴かがりの縫目形成位置
に運ばれると、前記制御装置からの信号により移送モー
タ110の駆動が停止し、再びボタン穴かがりミシン1
6の布押え32が下降し、引き続いてボタン穴かがりミ
シン16の駆動が始まり縫目が形成される。
【0028】上記動作の繰り返しによって、所要個数の
ボタン穴かがりの縫目形成が完了する。その後、布押え
32及び前端クランプ機構22と後端クランプ機構24
による加工布14の保持が解かれると共に、前記ガイド
レバー54はロータリーアクチュエータ44の反転作用
により上方に回動して、加工布14はこの連続ボタン穴
かがりミシンから自由に取り出すことができる。
【0029】以上のように加工布14の前立部56は案
内板36とガイドレバー54により挟持されているた
め、パッカリング等により前立部が湾曲していても、ボ
タン穴かがりミシン16は正しい位置に縫製することが
できる。
【0030】更に、案内板36及びガイドレバー54を
駆動するロータリーアクチュエータ44は、位置調整が
可能であるので、加工布14の前立部56の幅が狭いも
のから広いものまで、対応することができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の縫製装置は、移送手段により作業テーブル上の加
工布が移送されている間は、加工布の前立部は布案内手
段により挟持されて案内される。よって、布の前立部の
湾曲の影響を受けることがなく、所定のボタン穴かがり
を行う位置へ正確に加工布を移送することができる。従
って、サイクルミシンにより正確な位置へ縫製を行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、実施例の斜視図である。
【図2】図2は、実施例の正面図である。
【図3】図3は、実施例の布案内部の斜視図である。
【図4】図4は、実施例の布案内部において断面した側
面図である。
【図5】図5は、従来技術の布案内部の平面図である。
【図6】図6は、加工布の斜視図である。
【符号の説明】
12 作業テーブル 16 ボタン穴かがりミシン 18 ガイド板 22 前端クランプ機構 24 後端クランプ機構 36 案内板 44 ロータリーアクチュエータ 52 ロータリーアクチュエータ軸 54 ガイドレバー 62 前端クランプ支持板 64 摺動部材 66 前端布支持部 68 シリンダ取付台 70 エアーシリンダー 74 ピストンロッド 72 前端クランプ 76 摺動部材 78 後端クランプ支持板 80 後端布支持部 82 取付板 84 ソレノイド 86 後端クランプ 88 駆動軸 90 ピン 92 バネ 96 移送モータ 100 ウォームギア 102 駆動軸 104 ピニオン 106 ウォームホイール 110 ピニオン 112 ギヤケース 114 ステッピングモータ 116 ウォームギア 118 ウォームホイール 120 ウォームホイール軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工布を載置する作業テーブルと、 その作業テーブルに配置されたサイクルミシンと、 前記作業テーブルに載置された前記加工布を保持する布
    押え手段と、 その布押え手段を前記作業テーブル上で移動させる移送
    手段と、 前記サイクルミシンの針落点近傍に設けられ、前記移送
    手段による加工布の移送方向に、加工布の前立部を挟持
    する布案内手段とを備えることを特徴とする縫製装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の縫製装置において、加工布の
    前立部を挟持する布案内手段の位置を調整可能とするこ
    とを特徴とする縫製装置。
JP25449892A 1992-09-24 1992-09-24 縫製装置 Pending JPH06105975A (ja)

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JP25449892A JPH06105975A (ja) 1992-09-24 1992-09-24 縫製装置

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JP25449892A JPH06105975A (ja) 1992-09-24 1992-09-24 縫製装置

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