JPH06105846B2 - 人工衛星搭載用アンテナタワ− - Google Patents

人工衛星搭載用アンテナタワ−

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JPH06105846B2
JPH06105846B2 JP29521286A JP29521286A JPH06105846B2 JP H06105846 B2 JPH06105846 B2 JP H06105846B2 JP 29521286 A JP29521286 A JP 29521286A JP 29521286 A JP29521286 A JP 29521286A JP H06105846 B2 JPH06105846 B2 JP H06105846B2
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JP
Japan
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tower
antenna
artificial satellite
fiber reinforced
mounting
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JP29521286A
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JPS63148703A (ja
Inventor
弘之 熊沢
正洋 蓑毛
誠 浅葉
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Mitsubishi Electric Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は人工衛星に搭載され例えば,打上げ時には反
射鏡を支持固定し打上げ時のロケツトの振動荷重に耐
え,宇宙空間の静止軌道上においては給電部をアンテナ
反射鏡に対して位置精度良く支持する人工衛星搭載用ア
ンテナタワーに関するものである。
〔従来の技術〕
第2図は従来の人工衛星搭載用アンテナタワーを示す図
である。
図において(1)は人工衛星構体,(2)はアンテナ反
射鏡,(3)はアンテナ反射鏡(2)にむけて電波を放
射する給電部,(4)は人工衛星構体(1)の外面に立
てられたタワー,(5)はタワー(4)の4本の縦材で
あり,炭素繊維強化プラスチツクパイプで形成されてい
る。(6)は隣接するタワー縦材(5)を斜めに結ぶタ
ワー斜材であり,炭素繊維強化プラスチツクパイプで形
成されている。(7)はタワー縦材(5)の頂上及び中
間部で,タワー縦材(5)を横に結ぶタワー横材であ
り,炭素繊維強化プラスチツクパイプで形成されてい
る。(8)はタワー(4)の先端にあつて打上げ時にア
ンテナ反射鏡(2)を保持する保持機構,(9)はアン
テナ反射鏡(2)の先端にあつて,打上げ時に保持機構
(8)と結合する保持ブラケツト,(10)はアンテナ反
射鏡(2)を静止軌道上で展開するヒンジ,(11)は給
電部(3)を支持する給電部支持ブラケツトである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のアンテナタワーは上記のように構成されているた
め打上げ時の剛性を高め,振動荷重に耐えるためには斜
材(6)を省くわけにはいかない。そのため給電部
(3)は電波の斜材によるブロツクキングを防ぐためタ
ワーの4本の縦材(5)の囲む四角の中にはいれること
ができず,相対的にアンテナ反射鏡(2)の位置が外側
にいきコンパクト性に欠ける。又特別に給電部支持ブラ
ケツト(11)のような構造物が必要で重量が重いという
問題点があつた。
この発明はかかる問題点を解決するためになされたもの
で軽量で,なおかつ全体的にコンパクトなアンテナタワ
ーを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る人工衛星搭載用アンテナタワーは人工衛
星構体外面に立設された少なくとも4本の炭素繊維強化
プラスチツクパイプのタワー縦材と,上記タワー縦材の
人工衛星構体と反対側の一端を相互に結合する炭素繊維
強化プラスチツクパイプのタワー横材と,給電部取付面
を有し,人工衛星構体に展開可能に取付けられたアンテ
ナ反射鏡の展開状態において,給電部が上記アンテナ反
射鏡と相対するように上記縦材で囲まれた面に斜めに結
合された繊維強化プラスチツク板とハニカムコアからな
る補強用のサンドイツチ板と,上記アンテナ反射鏡を保
持する保持部とを具備したものである。
〔作用〕
この発明によるアンテナタワーはタワーの剛性を高める
ために1枚以上の斜行するサンドイツチ板を取りつけ,
又そのサンドイツチ板が給電部の取付け面をかねている
ため,給電部をタワーの内部に配置しても電波が斜材に
邪魔されることがないため全体的に配置がコンパクトに
できる。
又斜材及び給電部支持ブラケツトのかわりにサンドイツ
チ板で済むため従来よりも軽量化ができる。
〔実施例〕
第1図(a)はこの発明の一実施例を示す図であり,ア
ンテナタワーの宇宙空間の静止軌道でアンテナが展開し
ている状態を示したものである。
図において,(1)〜(3),(8)〜(10)は第2図
に示すものと同じである。
(4)はこの発明のアンテナタワー,(5)は人工衛星
構体(1)の外面に立設された4本の炭素繊維強化プラ
スチツクパイプのタワー縦材,(7)はタワー縦材
(5)の人工衛星構体と反対側の一端を相互に結合する
炭素繊維強化プラスチツクパイプのタワー横材,(12)
は給電部(3)を取付ける取付面を有する補強用のサン
ドイツチ板であり,このサンドイツチ板(12)はアンテ
ナ反射鏡(2)の展開状態において給電部(3)が上記
アンテナ反射鏡(2)と相対するようにタワー縦材
(5)で囲まれた面内に斜めに結合されている。またこ
のサンドイツチ板(12)は第1図(b)に示すように繊
維強化プラスチツク板(13)とハニカムコア(14)とか
ら構成されている。
この発明によるアンテナタワー(4)は斜行するサンド
イツチ板(12)がアンテナタワー(4)に加わる曲げ荷
重及びねじれの荷重をタワー縦材(5)間に伝えるトラ
スの役割をはたすため,特に従来のように斜材(6)を
入れる必要がない。斜材(6)がないと給電部(3)を
サンドイツチ板(12)上に置いてもブロツキングの心配
がない。そのため給電部(3)がアンテナタワー(4)
の内部に配置できることになり全体がコンパクトにな
る。
また上記実施例では第1図(b)に示す繊維強化プラス
チツク板(13)とハニカムコア(14)よりなるサンドイ
ツチ板(12)を用いる場合について説明したが,繊維強
化プラスチツク板(13)はその1部又は全部がCFRP(Ca
rbon Fiber Reinforced Plastic;炭素繊維強化プラスチ
ツク又はGFRP(Glass Fiber Reinforced Plastic;ガラ
ス繊維強化プラスチツクでもよく,又,ハニカムコア
(14)はアルミハニカムコア又はノメツクスコアでもよ
い。又上記実施例の各縦材はその間隔が上部にいくに従
い狭くなるものであつてもよい。いずれの場合も上記実
施例と同様の効果を有する。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば1枚以上の斜行サンドイ
ツチ板を用いることにより,給電部がタワー内部に配置
できるために,全体がコンパクトにまとまり,又斜材と
給電部保持ブラケツトがサンドイツチ板で済むことから
大きな軽量化となる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)はこの発明の一実施例を示すアンテナタワ
ーの構成図,第1図(b)は第1図(a)に示されたサ
ンドイツチ板の詳細図,第2図は従来のアンテナタワー
の構成図である。 図中(1)は人工衛星構体,(2)はアンテナ反射鏡,
(3)は給電部,(4)はアンテナタワー,(5)はタ
ワー縦材,(7)はタワー横材,(8)は保持機構,
(9)は保持ブラケツト,(10)はヒンジ,(12)はサ
ンドイツチ板,(13)は繊維強化プラスチツク板,(1
4)はハニカムコアである。 なお各図中,同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅葉 誠 神奈川県鎌倉市上町屋325番地 三菱電機 株式会社鎌倉製作所内 (56)参考文献 実開 昭62−30403(JP,U) 実開 昭62−121808(JP,U)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人工衛星構体外面に立設された少なくとも
    4本のタワー縦材と、上記タワー縦材の人工衛星構体と
    反対側の一端を相互に結合するタワー横材と、給電部取
    付面を有し、人工衛星構体に展開可能に取付けられたア
    ンテナ反射鏡の展開状態において、給電部が上記アンテ
    ナ反射鏡と相対するように上記縦材で囲まれた面に斜め
    に結合された繊維強化プラスチック板とハニカムコアか
    らなる補強用のサンドイッチ板とを具備したことを特徴
    とする人工衛星搭載用アンテナタワー。
  2. 【請求項2】上記サンドイッチ板は繊維強化プラスチッ
    ク板の表皮が一部又は全部炭素繊維強化プラスチックで
    あることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の
    人工衛星搭載用アンテナタワー。
  3. 【請求項3】上記サンドイッチ板は繊維強化プラスチッ
    ク板の表皮が一部又は全部ガラス繊維強化プラスチック
    であることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載
    の人工衛星搭載用アンテナタワー。
  4. 【請求項4】上記サンドイッチ板はハニカムコアがアル
    ミのハニカムコアであることを特徴とする特許請求の範
    囲第(1)項、第(2)項または第(3)項記載の人工
    衛星搭載用アンテナタワー。
  5. 【請求項5】上記サンドイッチ板はハニカムコアがノメ
    ックスコアであることを特徴とする特許請求の範囲第
    (1)項、第(2)項または第(3)項記載の人工衛星
    搭載用アンテナタワー。
  6. 【請求項6】上記縦材は各縦材の間隔が上部にいくに従
    い、狭くなることを特徴とする特許請求の範囲第(1)
    項記載の人工衛星搭載用アンテナタワー。
JP29521286A 1986-12-11 1986-12-11 人工衛星搭載用アンテナタワ− Expired - Lifetime JPH06105846B2 (ja)

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JPS63148703A JPS63148703A (ja) 1988-06-21
JPH06105846B2 true JPH06105846B2 (ja) 1994-12-21

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JP29521286A Expired - Lifetime JPH06105846B2 (ja) 1986-12-11 1986-12-11 人工衛星搭載用アンテナタワ−

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JP2600023B2 (ja) * 1991-03-05 1997-04-16 三菱電機株式会社 反射鏡付アンテナ装置
CN106207368B (zh) * 2016-07-15 2018-12-28 上海宇航系统工程研究所 一种面向航天器多板可展天线的折展机构
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