JPS6388903A - 3次元トラス宇宙構造体 - Google Patents

3次元トラス宇宙構造体

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JPS6388903A
JPS6388903A JP23330586A JP23330586A JPS6388903A JP S6388903 A JPS6388903 A JP S6388903A JP 23330586 A JP23330586 A JP 23330586A JP 23330586 A JP23330586 A JP 23330586A JP S6388903 A JPS6388903 A JP S6388903A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tension
expanded
cable
truss
antenna
Prior art date
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Pending
Application number
JP23330586A
Other languages
English (en)
Inventor
Zai Meguro
在 目黒
Koryo Miura
公亮 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication of JPS6388903A publication Critical patent/JPS6388903A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は例えば通信衛星に搭載される大形のアンテナに
おいて、静止衛星軌道上への打ち上げ時には小さく折シ
たたんでロケットフェアリングへ収納され、軌道上で展
開されて所望の大きさのアンテナ鏡面形状を形成するよ
うな衛星搭載用ケーブルトラス展開アンテナを構築する
3次元ケーブルトラス構造に関するものである。
(従来の技術) 従来の衛星搭載用ケーブルトラス展開アンテナを構築し
ている3次元ケーブルトラス構造には、第2図(a)に
示すように鏡面の放射方向の断面を構成するパラボラ曲
線1をケーブル3,4を用い、ケーブル2で近似するも
のがある。しかしながら第1図(a)ではこの形状はケ
ーブル2,3.4の内力の平衡によって決まるため、そ
の形状はケーブル2,3.4の内力に依存し、形状精度
の維持が難しいという欠点があった。第2図(b)では
形状は2 、3 、4 、4’の長さで一義的に決定さ
れるので若干改善されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、いずれにせよ目的の3次元的なパラボラ曲面を
構成するには、これら放射方向の断面をさらに相互に結
合する必要があシ、これらは相互に影響を及ぼしあい、
その結合形状精度の調整と維持は極めて困難な作業を要
するものであった。
本発明は上記問題点を改善するもので、その目的は、空
間形状を各張力部材の内力によらず一定とし、空間形状
の精度アンテナ反射鏡面の寸法といつだ適用物の精度の
維持を容易にすることにある0 (問題点を解決するだめの手段) 本発明は第3図(a)に示すような3次元ケーブルトラ
ス構造の結合点5に適当な外力をかけることにより各張
力部材6に正の張力を持たせ、さらに各張力部材の長さ
と組み合せとによシ第3図(b)に示すような3次元静
定トラスの条件を満す構造を構成したものである。本発
明によると、トラスメンバである張力部材6と結合点5
および張力部材に張力を与えるための例えばフレーム8
とマスト127とケーブル14等の支持構造物とにより
例えばアンテナ反射鏡等を形成する3次元ケーブルトラ
ス構造をとシ、張力部材の長さとその組み合せによって
取シ得る空間形状があらかじめ一義的に決定されている
。従って、空間形状が外力に依存しないこと、必要な条
件は、張力部材の張力が少なくとも正であることにすぎ
ず、外力は必ずしも正確な値である必要がないこと及び
組立後の鏡面調整が容易に可能なこと等の特徴を有する
(実施例) 第1図において、6は本発明による3次元ケーブルトラ
ス構造を構成する例えば柔軟なケーブル等の張力部材、
5,5′は張力部材6の結合点であシ、結合点5′は、
張力材の結合点のうち、例えばマスト12等の支持材に
固定し、結合点の自由度を拘束される点である。15は
結合点の自由度を拘束する点で、その数と方向に応じた
自由度を拘束している。また並進3自由度を全て固定さ
れている結合点5′を除く結合点は、例えば柔軟なケー
ブル等の張力部材14によシ引張シを受け、各張力部材
6は正の張力を持つ。ここで張力部材6の数をm。
結合点において拘束される自由度の数をm′、結合点の
数をjとしたとき、本発明による3次元ケーブルトラス
構造においては、m+m’=3jとなシ、これは3次元
静定トラスの成立条件を満す。すなわち、各結合点5は
予め張力部材6の長さおよび組み合せによって定まる、
並進3自由度を固定されている結合点5′に対する相対
位置に定位し、該結合点において固定される例えば金属
メツシュ等の柔軟なアンテナ鏡面要素にパラボラ近似曲
面を与えることができる。また、張力部材6に張力部材
長さ調整機構を設けることにより例えばアンテナを組み
立てた後においても張力部材6の長さを変え、結合点5
の位置を変えて、アンテナ鏡面形状を調整することがで
きる。
第4図は本発明の具体的実施例を説明する図であって、
大形のケーブルネット展開アンテナを通信衛星に搭載し
た一つの例である。第4図(a)は通信衛星を静止軌道
上へ乗せるためのロケット打ち上げ時における本アンテ
ナのロケットフェアリング内への収納状態あるいは静止
軌道上への投入直後の状態であって、7は主反射鏡面を
形成する金属メツシュ、9は副反射鏡、10はケーブル
に張力を与える伸縮自在なトラスフレーム8を収納する
円筒、13は衛星本体である。第4図(b)は本発明の
アンテナが展開を開始し、トラスフレームを収納した円
筒10が、それぞれの伸展方向まで展開してラッチ固定
された状態であって、15は副反射鏡9を支えるための
伸縮自在のトラスプーム11を収納する円筒である。第
2図(C)はさらに展開が進み、トラスフレーム8を収
納した円筒loがらそれぞれトラスフレーム8が伸展し
始め、トラスプームを収納した円筒11からトラスブー
ム14が伸展し始めるのと同時に、トラスフレーム8の
先端に取シ付けられ、トラスフレーム収納時には折りた
たまれて円筒内に収納されていたマスト12が展開した
状態である。第4図(d)はケーブルトラス展開アンテ
ナを完全に展開した状態の斜視図である。ケーブルトラ
ス構造を構成する各張力部材6はトラスフレーム8及び
トラスフレームの先端に取シ付けられたマスト12およ
びケーブル14によシ正の張力を持ち、各張力材の結合
点5は予め各張力材の長さ、組み合せによって定められ
た相対位置に固定さ粗各結合点において、ケーブルネッ
ト構造の表面に固定された金属メツシュアはパラボラ曲
面の近似示す断面図である。ケーブルトラス構造の拘束
点5′はマスト12に固定され、張力付部分6に張力を
与えるためのケーブル14は、トラスフレーム8に対し
てケーブルトラス構造と反対側においてマスト12と衛
星本体13とによって支えられたケーブルネット構造を
構成し、該ケーブルネット構造の結合点18と結合点5
とを結ぶケーブルを介して張力部材6に正の張力を与え
る。このような構造になっているから、各結合点におい
て固定されているパラボラ曲面の近似曲面は、張力材6
およびケーブル14の内力に依存しない。
前記実施例において、張力部材6の長さを調整する例え
ばターンバックル等の張力部材長調整装置を有する構造
も可能である。
この構造によシ、ケーブルトラス組み立て後においても
結合点の相対位置を調整することができ、従ってアンテ
ナ鏡面形状の調整を容易に行うことができる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明により衛星搭載用大形ケー
ブルネット展開アンテナ鏡面を軽量に実現するとともに
軌道上への運搬のために小さく収納することができ、か
つ展開後のアンテナ鏡面形状を高精度に保つことができ
るという利点がある。
本明細書で述べた3次元ケーブルトラス構造は、展開ア
ンテナ構造だけでなく、一般の3次元構造に適用できる
ことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるアンテナ構造の斜視図、第2図は
従来の3次元ケーブルトラス構造の概念を示す平面図、
第3図は、本発明の基本的な概念を示す斜視図、第4図
は本発明によるアンテナの構造の特徴を表す実施例の斜
視図、第5図は張力部材に張力を与えるための構造例を
示す断面図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)柔軟で伸縮剛性が大きい特性を有する所定の長さ
    の複数の張力メンバーと、複数の張力メンバーの端部に
    自在に結合された複数の結合部材と、上記結合部材に直
    接あるいは間接に自在に結合され、上記全ての張力メン
    バーに正の張力を与えるように構成・支持する剛性を有
    する支持部材とから構成され、折りたたみが自在で、か
    つ上記支持部材により上記張力メンバーに正の張力を与
    えることにより、所定の三次元空間形状を形成すること
    を特徴とする3次元トラス宇宙構造体。
  2. (2)上記張力メンバーは柔軟で伸縮剛性が大きいケー
    ブルであることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
    記載の3次元トラス宇宙構造体。
  3. (3)上記支持部材は伸縮自在で剛性を有する支持部材
    であることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載
    の3次元トラス宇宙構造体。
  4. (4)上記張力メンバーに正の張力を与えることにより
    、3次元的なパラボラ曲面を形成することを特徴とする
    特許請求の範囲第(1)項記載の3次元トラス宇宙構造
    体。
  5. (5)前記張力部材が長さ調整機構を有することを特徴
    とする特許請求の範囲第(1)項記載の3次元トラス宇
    宙構造体。
JP23330586A 1986-10-02 1986-10-02 3次元トラス宇宙構造体 Pending JPS6388903A (ja)

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JP23330586A JPS6388903A (ja) 1986-10-02 1986-10-02 3次元トラス宇宙構造体

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JP23330586A JPS6388903A (ja) 1986-10-02 1986-10-02 3次元トラス宇宙構造体

Publications (1)

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JPS6388903A true JPS6388903A (ja) 1988-04-20

Family

ID=16953034

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JP23330586A Pending JPS6388903A (ja) 1986-10-02 1986-10-02 3次元トラス宇宙構造体

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04129404A (ja) * 1990-09-20 1992-04-30 Uchu Tsushin Kiso Gijutsu Kenkyusho:Kk 展開アンテナリフレクタ
EP0807991A1 (en) * 1996-05-15 1997-11-19 Trw Inc. Telescoping deployable antenna reflector and method of deployment
JP2011160425A (ja) * 2010-02-01 2011-08-18 Harris Corp アンテナリフレクターを展開する方法及びアンテナリフレクター
JP2012510083A (ja) * 2008-11-25 2012-04-26 テールズ 光学系のアクティブ制御用手段を有する宇宙光学システム

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