JPH0610582Y2 - キートップ - Google Patents

キートップ

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Publication number
JPH0610582Y2
JPH0610582Y2 JP1989126797U JP12679789U JPH0610582Y2 JP H0610582 Y2 JPH0610582 Y2 JP H0610582Y2 JP 1989126797 U JP1989126797 U JP 1989126797U JP 12679789 U JP12679789 U JP 12679789U JP H0610582 Y2 JPH0610582 Y2 JP H0610582Y2
Authority
JP
Japan
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key top
jig
claw
elastic leg
hole
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989126797U
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English (en)
Other versions
JPH0366129U (ja
Inventor
篤久 市川
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Asahi Denso Co Ltd
Original Assignee
Asahi Denso Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はプッシュボタン式のキーボードにおけるキート
ップに関するものである。
〔従来技術〕
従来のキートップは、キートップ(1)下面の対角位置
に、下端に外向爪(4)を備えた細巾状弾性脚(5)を垂下的
に設け、この弾性脚(5)を、キーボードのハウジング上
面(11)に形成された角状の係止孔(20)に、弾性脚を内方
に撓ませながら挿入し、挿入後弾性脚が元に戻ることに
より、外向爪(4)が係止孔(20)の外方縁下面との間で係
止される状態にてセットされている。
その後、このキートップの上に、上面に表示を有するキ
ャップが被せられて使用される。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のキートップは、キーの配列を変更する時や、破損
による交換時などに取り外すことがしばしばある。
ところが、従来のキートップにおいては第６図に示す如
く、抜き取り時に、別体による逆ハ字状の治具(21)を用
い、この治具の先端部をハウジングの係止孔(20)と弾性
爪(4)外面との間に差し込み、弾性脚を二点鎖線の如く
撓ませた状態にて治具に内向きの力を加えながら、キー
トップと共に引き抜くという手段によっており、引き抜
き作業がやりにくかった。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記の課題を解決したもので、弾性脚下端の外
向爪(4)の上面中央部にリブ(6)を設けると共に、このリ
ブの上方を弾性脚の外面に向かう傾斜面(7)に形成する
ことにより、単純な凹状の治具の挿入にて容易に引き抜
き可能にしたものである。
すなわち、本考案に係るキートップは、第１図、第２図
に示すように、方形状の段付頭部(2)を有する合成樹脂
製キートップ(1)の下面対角位置に、下端に外向爪(4)を
備えた細巾状弾性脚(5)を垂下的に設け、この外向爪の
上面中央部に、該爪の外端面と同一高さで巾が爪巾の約
1/3〜1/4のリブ(6)を設けると共に、該リブの上方を弾
性脚の外面に向かう傾斜面(7)に形成したものである。
そして、該外向爪(4)上方に当るキートップ頭部には後
記する治具挿入用の孔(3)が設けられている。
また、(8)は、前記弾性脚の位置と直交する対角位置に
設けられたガイドピンであり、(9)はキートップ下面中
央に設けられた芯軸で、その下端中央にはバネ受孔(10)
が形成されており、このバネ受孔には接触バネ(10a)が
固定されている。かつこれらは従来のキートップと同様
の構成のものである。
なお、上記リブ(6)の高さは爪の係合量より大きければ
よく、孔(3)についても、単なる切欠きでもよい。
一方、前記本考案に係るキートップが嵌るハウジング上
面(11)には、第２図に示すように前記芯軸(9)が摺動可
能に嵌るガイドポスト(12)を中心に、その外方対角線上
には前記爪を有する弾性脚が嵌る凸状の係止孔13、およ
びこれと直交する対角線上には前記ガイドピンが摺動可
能に嵌るガイド孔(14)が設けられており、このハウジン
グのバックパネル(15)の上面には、前記ガイドポストの
下部にスイッチ機能を備えたメンブレンシート(16)が配
置されている。
したがって、本考案に係る第１図のキートップ(1)の、
芯軸の外周部上端とガイドポストの上部肩(12a)との間
に圧縮コイルバネ(17)を介してハウジング上面のガイド
ポスト(12)、係止孔(13)、ガイド孔(14)に、芯軸(9)、
外向爪(4)、ガイドピン(8)を嵌めて押し込むと、爪の外
面下方の斜面(4a)と係止孔の外方端縁との斜面(13a)が
接し、弾性脚(5)を内方に撓ませて降下する。外向爪が
ハウジングの上面を越えたところで第４図のように弾性
脚のリブ(6)は係止孔の外方切込部(13b)に合致した状態
で弾性脚が元の状態に戻り、外向爪(4)と係止孔(13)と
弾力的に係止される。
この状態で必要により、キートップ(1)の上部に、上面
に表示を有するキャップ(18)を嵌せ、上部を押せば第４
図のようにキートップは一定寸法下降し、接触バネ(10
a)がメンブレンシート(16)に圧接することにより、スイ
ッチが作動する。また、キートップの押圧力を解けば圧
縮コイルバネ(17)の作用により元に戻る。
〔キートップの外し作用〕
本考案に係るキートップをハウジング上面(11)から取り
外すに際しては、キャップ(18)を外して、第３図に示す
ような単純な凹状の治具(19)の両脚部分をキートップ段
付頭部の孔(3)に挿入して押し込むと、治具脚部の内面
にて、弾性脚のリブ上方の傾斜面(7)を内方に押しつけ
ることになるので、弾性脚自体が第５図のように内側に
撓み、外向爪(4)はハウジング上面との係合を解く、こ
の状態で治具を引き上げればキートップ(1)は治具に保
持された状態にて共にスムーズに抜き外せる。
その後は、治具からキートップを外せば、ほとんど抵抗
なく両者は分離できる。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように、弾性脚下端の外向爪の上部中央
にリブを設けると共にその上部に傾斜面を形成したこと
により、凹状治具の垂直挿入のみにて弾性脚を内方に撓
ませ、爪をハウジングより外すことができるので、キー
トップのスムーズな抜き取りが可能である。
また、本考案のキートップの構造は成型に際しても合理
化されており、複雑な金型を要することなく単なる割型
による成型が可能で、コスト的にも安価なものである。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案に係るキートップの一例の斜視図、第２
図はハウジングの部分斜視図、第３図は治具の斜視図、
第４図はキートップ装着状態の断面図、第５図は治具挿
入時の断面図、第６図は従来品における治具挿入時の断
面図である。 １……キートップ ２……段付頭部 ３……孔 ４……外向爪 ５……弾性脚 ６……リブ ７……傾斜面 ８……ガイドピン ９……芯軸 10……バネ受孔 11……ハウジング上面 12……ガイドポスト 13……係止孔 14……ガイド孔 15……バックパネル 16……メンブレンシート 18……キャップ 19……治具

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】キートップ下面に設けられた弾性脚(5)下
    端の外向爪(4)の上面中央部にリブ(6)を設けると共に、
    このリブの上方を弾性脚の外面に向かう傾斜面(7)に形
    成したことを特徴とするキートップ。
  2. 【請求項２】請求項１記載のキートップにおいて、外向
    爪(4)上方の頭部に治具挿入用の孔(3)を設けたことを特
    徴とするキートップ。
JP1989126797U 1989-10-31 1989-10-31 キートップ Expired - Lifetime JPH0610582Y2 (ja)

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JPH0366129U JPH0366129U (ja) 1991-06-27
JPH0610582Y2 true JPH0610582Y2 (ja) 1994-03-16

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