JPH06105567A - 圧電アクチュエータの駆動装置 - Google Patents

圧電アクチュエータの駆動装置

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JPH06105567A
JPH06105567A JP4247921A JP24792192A JPH06105567A JP H06105567 A JPH06105567 A JP H06105567A JP 4247921 A JP4247921 A JP 4247921A JP 24792192 A JP24792192 A JP 24792192A JP H06105567 A JPH06105567 A JP H06105567A
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Japan
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voltage
piezoelectric actuator
negative
voltage generator
positive
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JP4247921A
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English (en)
Inventor
Akihiro Izawa
明宏 井沢
康行 ▲榊▼原
Yasuyuki Sakakibara
Takashi Takahashi
岳志 高橋
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Toyota Motor Corp
Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧電アクチュエータの起動時の特性を改良す
ることを目的とする。 【構成】 圧電アクチュエータの駆動装置を、直流電源
1に接続して正の高電圧を発生する正電圧発生手段101
及び負の高電圧を発生する負電圧発生手段102 と、正電
圧発生器101 からの正の電圧を蓄積するコンデンサ103
と、負電圧発生器102 からの負の電圧を蓄積するコンデ
ンサ104 と、圧電アクチュエータ7の電圧印加側に接続
されて共振回路を形成するインダクタ107 と、コンデン
サ103 または104 をインダクタ107 に選択的に接続する
サイリスタ105, 106と、圧電アクチュエータ7に電圧を
印加する場合にその第1回めの電圧印加が負電圧発生器
102の発生電圧の印加から開始されるように、サイリス
タ105, 106を制御する制御回路10とから構成する。この
結果、圧電アクチュエータの第1回目の駆動から必要な
変位が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧電アクチュエータの駆
動装置に関し、例えば、内燃機関の燃料噴射弁等に用い
られ、印加電圧により収縮する圧電アクチュエータの駆
動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧電素子はその厚み方向に電圧を印加す
ると厚みが変化する物であり、その伸縮作用は俊敏であ
る。従って、従来から、この圧電素子を用いた圧電アク
チュエータにより車両用部品を駆動することが行われて
いる。例えば、車両用のショックアブソーバの減衰力を
車両の走行状態に応じて速やかに変更する部分にこの圧
電アクチュエータが使用されたり、内燃機関の燃料噴射
弁の燃料加圧機構にこの圧電アクチュエータが使用され
たりして、応答性の高い優れた制御を可能にしている。
【0003】図4はこのような圧電アクチュエータの駆
動装置の従来の構成の一例を示すものであり、特開昭5
9−221437号公報に開示のあるものである。図に
おいて、41はバッテリ、42は正電圧発生器、43は
コンデンサ、44,45はサイリスタ、46はインダク
タ、47は圧電アクチュエータである。この装置の動作
を簡単に説明すると、この装置では、バッテリ41に接
続された正電圧発生器42により正の高電圧を発生し、
これをコンデンサ43に蓄えておき、圧電アクチュエー
タ47に電圧を印加する時はサイリスタ44をオンさ
せ、圧電アクチュエータ47の印加電圧を除去する時は
サイリスタ45をオンさせている。
【0004】この装置によれば、インダクタ46のイン
ダクタンスと、圧電アクチュエータ47キャパシタンス
による共振回路により生じるLC共振を利用しているた
めに、正電圧発生器42の発生電圧よりも大きな正負電
圧を圧電アクチュエータ47に印加することができる。
例えば、発生電圧(コンデンサ43に蓄えられた電圧)
が+300Vでも圧電アクチュエータ電圧は+500〜
−200Vの振幅が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、以上のよう
に構成された従来の圧電アクチュエータ駆動装置には起
動特性が悪いという問題がある。これを図5を用いて説
明する。図5(a), (b)は図4の圧電アクチュエータ駆動
装置における起動時の作動を示した図である。従来の圧
電アクチュエータの駆動装置では、作動前の圧電アクチ
ュエータ47の電圧が0Vであるために、起動後に共振
が進むにつれて圧電アクチュエータ47の電圧振幅が大
きくなる。すなわち、圧電アクチュエータ47の変位が
一定値になるまでに約5サイクル必要であった。この事
は、例えば、従来の圧電アクチュエータの駆動装置を燃
料噴射弁に用いた場合は、初期の噴射が正常に行われ
ず、機関の始動に時間がかかって始動性が悪いという問
題があった。
【0006】そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなさ
れたものであり、圧電アクチュエータの第1回目の駆動
から必要な変位が得られ、圧電アクチュエータの起動時
の特性を改良することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の圧電アクチュエータの駆動装置は、厚み方向に電圧
を印加すると厚みが変化する圧電素子を用いて構成され
た圧電アクチュエータに、印加する電圧を制御してその
伸縮量を制御する圧電アクチュエータの駆動装置であっ
て、所定の直流電圧を発生する直流電源と、この直流電
源に接続し、正の高電圧を発生する正電圧発生手段と、
前記直流電源に接続し、負の高電圧を発生する負電圧発
生手段と、前記正電圧発生器で発生した正の電圧を蓄積
する第1のコンデンサと、前記負電圧発生器で発生した
負の電圧を蓄積する第2のコンデンサと、前記圧電アク
チュエータの電圧印加側に接続されて共振回路を形成す
るインダクタと、前記第1のコンデンサまたは第2のコ
ンデンサを前記インダクタに選択的に接続するスイッチ
ング手段と、前記圧電アクチュエータに電圧を印加する
場合に、その第1回めの電圧印加が前記負電圧発生器の
発生電圧の印加から開始されるように、前記スイッチン
グ手段を制御する制御回路とを備えることを特徴として
いる。
【0008】
【作用】本発明の圧電アクチュエータの駆動方法によれ
ば、正電圧発生器からの正電圧と負電圧発生器からの負
電圧とを交互に圧電アクチュエータに印加し、更に、圧
電アクチュエータへの第1回めの電圧印加が負電圧の印
加より開始されるようにしたことにより、圧電アクチュ
エータの電圧は第1回めの駆動から十分な共振を得るこ
とができ、圧電アクチュエータの変位として第1回めの
駆動から必要量が得られて起動特性を改良することがで
きる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明を実現するための圧電アクチ
ュエータの駆動装置100の原理構成を示す図である。
図において、1はバッテリ、7は圧電アクチュエータ、
10は制御装置、101は正電圧発生器、102は負電
圧発生器、103,104はコンデンサ、105,10
6はサイリスタ、107はインダクタを示している。こ
の装置の動作原理を簡単に説明すると、この装置では、
バッテリ1に接続された正電圧発生器101により正の
高電圧、負電圧発生器102により負の高電圧が発生さ
れ、これがコンデンサ103,104にそれぞれ蓄えら
れ、圧電アクチュエータ7への電圧の印加を開始する時
に、制御装置10によりまずサイリスタ106がオンさ
れ、次いで、サイリスタ107とサイリスタ106が交
互にオンされる。この結果、圧電アクチュエータの第1
回目の駆動から必要な変位が得られる。
【0010】図2は図1の圧電アクチュエータの駆動装
置100を実現する具体的な回路の一実施例を示すもの
であり、図1と同じ構成部材については同じ符号が付し
てある。本図に示す圧電アクチュエータの駆動装置10
0の制御装置10は、+12Vのバッテリ1からイグニ
ッションスイッチ2を介して電力を供給され、イグニッ
ションスイッチ信号、エンジン回転数及びアクセル開度
信号が入力される制御回路11によって、負端子が接地
されている圧電アクチュエータ7の駆動を制御する。こ
こで、圧電アクチュエータ7本体は、例えば、チタン酸
ジルコン酸鉛を主成分として焼成された強誘電体セラミ
ックであり、厚み方向に電圧を印加すると厚みが増し、
印加電圧を取り除くと厚みが減るというものであり、キ
ャパシタンスも有している。
【0011】圧電アクチュエータの駆動装置100に
は、例えば、+12Vの車載バッテリ1に接続されてこ
れを+300Vの正電圧に昇圧するために公知の直流・
直流コンバータで構成される正電圧発生器101と、同
様に+12Vの車載バッテリ1に接続されてこれを−2
00Vの負電圧に昇圧するために公知の直流・直流コン
バータで構成される負電圧発生器102と、正電圧発生
器101の出力電圧を蓄積するコンデンサ103と、同
様に負電圧発生器102の出力電圧−200Vを蓄積す
るコンデンサ104と、アノードが正電圧発生器101
に接続されるサイリスタ105と、一端がサイリスタ1
05のカソードに接続され、他端が圧電アクチュエータ
7の正端子に接続されるインダクタ106と、そのカソ
ードが負電圧発生器102に接続されるサイリスタ10
7と、一端がサイリスタ107のアノードに接続され、
他端が圧電アクチュエータ7に正端子に接続されるイン
ダクタ108とが備えられている。そして、サイリスタ
105,106は、制御装置10によってその動作が制
御される。
【0012】制御装置10には、イグニッションスイッ
チ信号とエンジン回転数信号、及びアクセル開度信号が
入力される制御回路11があり、この制御回路11には
第1ワンショット回路109と、第2ワンショット回路
119とが接続されている。第1ワンショット回路10
9は、制御回路11によって始動時制御及びエンジン回
転数、アクセル開度に適するように出力される圧電アク
チュエータ制御信号S1の立ち上がりに同期してトリガ
され、20μsの信号を発生する。
【0013】この第1ワンショット回路109には、そ
の出力側に抵抗110と抵抗111とからなる分圧回路
がアースとの間に直列接続されており、抵抗110と抵
抗111の結合点にはNPN型のトランジスタ112の
ベースが接続されている。このトランジスタ112のエ
ミッタはアースされ、コレクタにはパルストランス11
3が接続されている。このパルストランス113の一次
コイルの一方はトランジスタ112のコレクタに接続さ
れ、他方が電源電圧Vに接続される。また、このパルス
トランス113の一次コイルには、アノードがトランジ
スタ112のコレクタに接続され、カソードが電源電圧
Vに接続されるダイオード114が並列接続されてい
る。更に、このパルストランス113の二次コイルの両
端には、ダイオード115のアノードと抵抗116がそ
れぞれ接続されており、ダイオード115のカソードと
抵抗116の他端が出力端子105gと105cとなっ
ている。更にまた、これらの出力端子105gと105
cの間には、抵抗117とコンデンサ118が並列に接
続されている。そして、出力端子105g及び105c
はサイリスタ105のゲートに接続されている。ここで
ダイオード115、抵抗116及び117、並びにコン
デンサ118はノイズ防止回路を構成する。
【0014】一方、第2ワンショット回路119には、
その出力側に抵抗120と抵抗121とからなる分圧回
路がアースとの間に直列接続されており、抵抗120と
抵抗121の結合点にはNPN型のトランジスタ122
のベースが接続されている。このトランジスタ122の
エミッタはアースされ、コレクタにはパルストランス1
23が接続されている。このパルストランス123の一
次コイルの一方はトランジスタ122のコレクタに接続
され、他方が電源電圧Vに接続される。また、このパル
ストランス123の一次コイルには、アノードがトラン
ジスタ122のコレクタに接続され、カソードが電源電
圧Vに接続されるダイオード124が並列接続されてい
る。更に、このパルストランス123の二次コイルの両
端には、ダイオード125のアノードと抵抗126がそ
れぞれ接続されており、ダイオード125のカソードと
抵抗126の他端が出力端子107gと107cとなっ
ている。更にまた、これらの出力端子107gと107
cの間には、抵抗127とコンデンサ128が並列に接
続されている。そして、出力端子107g及び107c
はサイリスタ107のゲートに接続されており、ダイオ
ード125、抵抗126及び127、並びにコンデンサ
128はノイズ防止回路を構成する。
【0015】図3(a) 〜(h) は図2の圧電アクチュエー
タの駆動装置100の起動時における作動を示す図であ
る。まず、時刻t1 においてイグニッションスイッチが
オンになり、図3(a) のようにイグニッションスイッチ
信号がオンになると、図3(b), (c)に示すように同時に
正電圧発生器101及び負電圧発生器102は出力を開
始し、約0.1秒後に規定の電圧に達する。すなわち、
正電圧発生器101は+300Vを出力し、この電圧は
コンデンサ103に蓄えられる。また、負電圧発生器1
02は−200Vを出力し、この電圧はコンデンサ10
4に蓄えられる。更にこの時、図3(d) に示すように制
御回路11はイグニッションスイッチ信号のオンと同時
に圧電アクチュエータ制御信号S1を出力し、この制御
信号S1は、時刻t1 から約0.2秒後の時刻t2 にオ
フとなる。この0.2秒は、負電圧発生器102の出力
電圧が規定の電圧に達する時間を考慮した時間であり、
かつ、起動特性には影響を与えない時間である。その
後、この制御信号S1は、例えば燃料噴射弁を作動させ
るためにエンジン回転数とアクセル開度に応じて出力さ
れる。
【0016】一方、図3(e), (f)に示すように、この制
御信号S1の立ち上がりに対応して第1ワンショット回
路109の出力信号S2が作られ、立ち下がりに対応し
て第2ワンショット回路119の出力信号S3が作られ
る。信号S2がオンするとトランジスタ112がオンに
なり、パルストランス113を含む回路により、トリガ
信号が出力端子105g,105cが作られ、サイリス
タ105がトリガされる。同様に、信号S3がオンする
とトランジスタ122がオンになり、パルストランス1
23を含む回路により、トリガ信号が出力端子107
g,107cが作られ、サイリスタ107がトリガされ
る。
【0017】すなわち、イグニッションスイッチ信号の
オンと同時に第1ワンショット回路109から信号S2
が出力されてサイリスタ105が導通するが、この時は
図3(b) に示すように、まだ正電圧発生器101の出力
電圧は0Vであるために、圧電アクチュエータ7に印加
される電圧は初期の0Vのままである。そして、イグニ
ッションスイッチ信号のオンから0.2秒後に制御信号
S1はオフとなり、この立ち下がりに同期して第2ワン
ショット回路119からS3が出力されてサイリスタ1
07が導通する。この時は図3(c) に示すように、負電
圧発生器102の出力電圧は−200Vになっているの
で、この電圧がインダクタ108のインダクタンスと圧
電アクチュエータ7のキャパシタンスによるLC共振に
より拡大され、図3(g) に示すように、−230Vが圧
電アクチュエータ7に加わる。
【0018】この後、時刻t3 において燃料噴射弁を作
動させるための圧電アクチュエータ制御信号S1の立ち
上がりに同期して信号S2が発生されてサイリスタ10
5が導通し、正電圧発生器101の出力電圧+300V
はインダクタ106のインダクタンスと圧電アクチュエ
ータ7のキャパシタンスによるLC共振により−230
Vから+500Vへと拡大され、図3(g) に示すように
圧電アクチュエータ7に加わる。この印加電圧によって
図3(h) に示すように圧電アクチュエータ7が変位す
る。続いて時刻t4 において圧電アクチュエータ制御信
号S1が立ち下がると、これに同期して信号S3が発生
されてサイリスタ107が導通し、負電圧発生器102
の出力電圧−200Vがインダクタ106のインダクタ
ンスと圧電アクチュエータ7のキャパシタンスによるL
C共振により+500Vから−250Vへと拡大されて
圧電アクチュエータ7に加わる。その後は圧電アクチュ
エータ7の印加電圧は+500V〜−250Vの定常で
駆動される。
【0019】このように、イグニッションスイッチ2を
オンした直後に圧電アクチュエータ7に負電圧を印加し
ておくと、例えば、燃料噴射弁を作動させるための圧電
アクチュエータ7の制御信号の第1回めの立ち上がりか
ら十分な共振が得られる。この結果、前述の実施例の装
置では、起動時に−230V〜+500V(電圧振幅7
30V)と、定常使用時の−250〜+500V(電圧
振幅750V)にほぼ等しい電圧振幅が得られ、圧電ア
クチュエータ7の変位は第1回めの駆動から必要量を得
ることができる。したがって、この実施例の装置を、例
えば、燃料噴射弁に適用した場合、第1回め駆動から噴
射が可能となり、起動性を大幅に改善することができ
る。
【0020】さらに、前述の実施例の圧電アクチュエー
タの駆動装置100は、インダクタ106及び108の
インダクタンスと圧電アクチュエータ7のキャパシタン
スによるLC共振を利用しているため、正電圧発生器1
01及び負電圧発生器102の電圧がそれぞれ+300
V,−200Vでも圧電アクチュエータ7に印加される
電圧幅が+500V〜−250Vに拡大され、大きな電
圧振幅が得られるという効率性も兼ね備えている。
【0021】なお、前述の実施例では正電圧発生器10
1及び負電圧発生器102には直流・直流コンバータ
(DC/DCコンバータ)を使用したが、正電圧及び負
電圧を発生する装置ならば何でもよく、DC/DCコン
バータに限定されるものではない。また、スイッチ素子
としてサイリスタ105,106を使用したが、このス
イッチ素子もサイリスタに限定されるものでなく、例え
ば、トランジスタやFET等でも良い。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の圧
電アクチュエータの駆動装置によれば、インダクタと圧
電アクチュエータによるLC共振を利用した効率よい駆
動と、第1回目の駆動から必要な変位が得られるので、
圧電アクチュエータの起動時の特性を改良することがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧電アクチュエータの駆動装置の概略
構成図である。
【図2】図1の圧電アクチュエータの駆動装置の一実施
例の具体的な構成を示す回路図である。
【図3】図2の圧電アクチュエータの駆動装置の各部の
動作波形を示す図であり、(a)はイグニッションスイッ
チ信号の波形図、(b) は正電圧発生器の出力電圧の波形
図、(c) は負電圧発生器の出力電圧の波形図、(d) は圧
電アクチュエータの制御信号の波形図、(e) は信号S2
の波形図、(f) は信号S3の波形図、(g) は圧電アクチ
ュエータの電圧の波形図、(h) は圧電アクチュエータの
変位の波形図である。
【図4】従来の圧電アクチュエータの駆動装置の概略構
成図である。
【図5】(a) は図4の回路における圧電アクチュエータ
の電圧の波形図、(b) は圧電アクチュエータの変位の波
形図である。
【符号の説明】
1…バッテリ 2…イグニッションスイッチ 7…圧電アクチュエータ 10…制御装置 11…制御回路 100…本発明の圧電アクチュエータの駆動装置 101…正電圧発生器 102…負電圧発生器 103,104…コンデンサ 105,106…サイリスタ 105c,105g,107c,107g…出力端子 107…インダクタ 109…第1ワンショット回路 113,123…パルストランス 119…第2ワンショット回路 S1…圧電アクチュエータ制御信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 岳志 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚み方向に電圧を印加すると厚みが変化
    する圧電素子を用いて構成された圧電アクチュエータ
    に、印加する電圧を制御してその伸縮量を制御する圧電
    アクチュエータの駆動装置であって、 所定の直流電圧を発生する直流電源と、 この直流電源に接続し、正の高電圧を発生する正電圧発
    生手段と、 前記直流電源に接続し、負の高電圧を発生する負電圧発
    生手段と、 前記正電圧発生器で発生した正の電圧を蓄積する第1の
    コンデンサと、 前記負電圧発生器で発生した負の電圧を蓄積する第2の
    コンデンサと、 前記圧電アクチュエータの電圧印加側に接続されて共振
    回路を形成するインダクタと、 前記第1のコンデンサまたは第2のコンデンサを前記イ
    ンダクタに選択的に接続するスイッチング手段と、 前記圧電アクチュエータに電圧を印加する場合に、その
    第1回めの電圧印加が前記負電圧発生器の発生電圧の印
    加から開始されるように、前記スイッチング手段を制御
    する制御回路と、 を備えることを特徴とする圧電アクチュエータの駆動装
    置。
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