JPH06105395A - 積層型超音波トランスデューサ - Google Patents

積層型超音波トランスデューサ

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JPH06105395A
JPH06105395A JP7257993A JP7257993A JPH06105395A JP H06105395 A JPH06105395 A JP H06105395A JP 7257993 A JP7257993 A JP 7257993A JP 7257993 A JP7257993 A JP 7257993A JP H06105395 A JPH06105395 A JP H06105395A
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ultrasonic
piezoelectric
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JP7257993A
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Nobuhiko Ishida
順彦 石田
Makoto Tani
信 谷
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NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 音響電気効果トランスデューサ素子を備
え、パルスエコー型用の小型且つ簡易な超音波トランス
デューサを提供する。 【構成】 発振又は受信される超音波の伝搬方向に積
層された積層多層構造体から成る。この構造体中に音響
電気効果受信素子と圧電性発振素子を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パルスエコー型の超音
波探傷に用られる形式の超音波トランスデューサに関す
る。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】本出
願人は、1992年3月31日付英国特許出願第920
6943.4号明細書に音響電気効果超音波トランスデ
ューサ素子を提案しており、この明細書には、音響電気
効果超音波トランスデューサ素子、特にZnO単結晶素
子の組成、特性及び作動が記載されている。このトラン
スデューサ素子の1つの重要な特性は、原則として、こ
のトランスデューサ素子による電気信号出力の周波数が
この電気信号を発生させる超音波パルスの周波数と異な
るということである。従って、発振素子に超音波パルス
を発生させる駆動電圧信号が、受信信号に電気的に混入
しても周波数分離により容易に除去できる。
【0003】他の重要な利点としては、音響電気効果素
子の位相非依存性がある。この音響電気効果トランスデ
ューサ素子により、粗い又は波状の表面を有する境界、
近似する音響インピーダンスを有する材料間の境界、生
体の器官間の境界等を検出することができる。位相非依
存性のトランスデューサ素子によれば、空間的に位相が
不揃いな波動又は周波数変調波でさえ検出が可能だから
である。
【0004】また、この音響電気効果トランスデューサ
素子は、従来の圧電効果を利用する位相依存性トランス
デューサ素子としても用いることができる。この位相依
存特性に関連して、音響電気効果トランスデューサ素子
は、位相非依存性トランスデューサ及び位相依存性トラ
ンスデューサとして機能し、入射超音波のエネルギー
(音響電気効果信号)とその超音波の位相(圧電信号)
を同時に検出することができる。
【0005】この特性により、このトランスデューサ素
子は優れた感度及び良好なS/N比を有することが可能
である。また、更に進んだ後信号処理をすることもでき
る。この特性のよい例としては、圧電トランスデューサ
を用いた超音波顕微鏡写真技術への適用がある。この技
術はエネルギースペクトル分析に用いられ、この分析で
は、まず、受信された信号をローパスフィルターに通
し、デジタル化し、次いで、そのエネルギースペクトル
をEFT(迅速フーリエ変換)のようなアルゴリズムに
よって演算処理する。
【0006】分析的且つ経験的にも、これらスペクトル
が、欠陥のような超音波反射体の形状及び配向と密接に
関連することが示されている。入射エネルギーデータと
位相データは、この形式の演算処理の基本的な情報であ
る。受信された信号は位相と強度との積であるが、圧電
トランスデューサ素子ではこれらを分離できない。上述
のように、この音響電気効果トランスデューサ素子で
は、この分離を実現することができる。
【0007】更に他の利点としては、音響電気効果トラ
ンスデューサ素子では入射超音波を垂直に受信する必要
がないため、受信素子の配置角度を厳密にする必要はな
く、また、調整機構は不要であるということが挙げられ
る。米国特許第4195244号明細書には、CdS単
結晶を位相非依存性超音波トランスデューサとして使用
できることが記載されている。しかし、このトランスデ
ューサは受信専用型であり、最も一般的な超音波探傷法
であるパルスエコー法には適用できないという問題があ
った。本発明の目的は、音響電気効果トランスデューサ
素子を備え、パルス−エコー型用の小型且つ簡易な超音
波トランスデューサを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、パルス
エコー型の超音波探傷に用いる超音波トランスデューサ
が提供され、この装置は、圧電性超音波発振素子と音響
電気効果超音波受信素子が、発振又は受信される超音波
の伝搬方向に集積された多層構造体中に配置されて成
る。
【0009】ここで、「音響電気効果受信素子」とは、
圧電性半導体材料、例えばZnO又はCdS単結晶から
成る音響電気効果挙動を示すトランスデューサ素子を意
味するものとする。上記圧電性発振素子は、代表的に、
駆動電気信号の周波数又は発振素子の形状等により規定
される周波数と同等の周波数を有する超音波を発振する
水晶又はPZT(Pb−Zr−Ti酸化物)セラミック
ス材料等の通常の材料から構成されるか、又はZnO若
しくはCdS等の音響電気効果素子から構成され得る。
【0010】このトランスデューサは、発振素子により
超音波発振を生じさせる入力信号用の電極と、受信素子
に入射する超音波により発生する出力信号用の電極とを
備える。発振素子と受信素子とは、その間に共通電極を
挾持するのが好ましい。
【0011】発振素子は、受信素子に比し、この装置の
送受波面から離間しているのが好ましく、その理由は、
この配置によれば、発振素子による超音波パルスの発射
方向を送受波面方向のみの1方向とすることができるか
らである。逆の配置の場合には、発振素子による超音波
パルスが、送受波面と受信素子との双方の方向に発射さ
れる。そして、受信素子方向のパルスは受信素子を透過
し端面で反射されて、再び発振素子を通過して送受波面
から放出されることになる。このように、発振時刻に差
のある2つのパルスが発振されるため、1つの傷などか
らのエコーが2つ生ずることになり、受信エコーの誤っ
た解釈を導き易くなる。従って、この場合には、受信素
子の背後にバッキング層を設け、受信素子端面でのパル
スの反射を防止するのが好ましい。
【0012】多層構造体としては、送受波面におけるマ
ッチング層、及び受信された超音波を吸収するバッキン
グ層をも備えることもできる。しかしながら、送受波面
の音響整合が良好であれば、バッキング層が無い方が受
信信号の持続時間を短くできるため、通常は、バッキン
グ層を設けない。
【0013】検出される超音波の伝搬方向における音響
電気効果素子の厚さは、この検出波に対応する出力電気
信号の音響電気効果成分の周波数を決定する。従って、
この厚さは、音響電気効果出力信号と圧電出力信号との
周波数を適切に分離できるように選定するのがよい。上
記伝搬方向における厚さの選定は、伝搬方向に対し垂直
な2方向において寸法を選定する可能性に影響を及ぼす
ものではない。
【0014】また、本発明の超音波トランスデューサ
は、外部からの電磁ノイズの混入を回避する目的から、
金属製の電磁シールドケースに内蔵されるのが好まし
い。ここで、本発明に係る圧電素子と音響電気効果素子
は、それぞれ2つの電極を有するが、これら電極の配置
法としては大別して2つの方法がある。
【0015】第1の方法は、圧電素子と音響電気効果素
子の両素子の内側に共通電極を設ける方法である。通常
は、この電極をアース電極としてシールドケースと接続
する。この場合、両素子の外側の電極が各々の信号電極
となる。そして、両素子と送受波面との間には、通常、
シールド電極が配置されるため、両素子のうち送受波面
側の素子の信号電極とシールド電極との間を電気的に絶
縁できる絶縁層を設けるのが好ましい。なお、第2の方
法は、両素子の内側に各々異なった電極を設ける方法で
ある。
【0016】かかる絶縁層としては、誘電率が小さく、
その電気的インピーダンスが受信素子の電気的インピー
ダンスより大きい方が好ましい。この理由は、受信され
る超音波の周波数は通常1〜10MHzであるため、絶
縁層の誘電率が大きい場合には絶縁層の電気的インピー
ダンスが受信素子のインピーダンスより小さくなってし
まい、この結果、出力電信号が絶縁層を介して漏出し、
出力電気信号が減衰してしまうからである。
【0017】また、この絶縁層は、送受波面と受信素子
との間に配置されるため、その音響インピーダンスが受
信素子の音響インピーダンスとかけ離れていると、絶縁
層と受信素子との界面で超音波の反射現象を生じ、受信
感度が低減する場合がある。従って、この絶縁層の音響
インピーダンスと受信素子の音響インピーダンスとは近
似しているのが好ましい。
【0018】ここで、材質の異なる2層間の超音波透過
率は、次式のように両者の音響インピーダンスの比で表
される。 超音波エネルギーの透過率=4x/(1+x)2 なお、式中のxは音響インピーダンスの比を示す。上式
において、両者のインピーダンスが等しい場合、即ちx
=1において透過率は100%となる。両者の音響イン
ピーダンスの比が1から離れるにつれて、透過率は小さ
くなり、x=0.5又は2.0で、透過率は約89%に
なる。従って、本発明における絶縁層の音響インピーダ
ンスと圧電性半導体受信素子の音響インピーダンスとの
比は、0.5〜2.0であることが好ましい。
【0019】また、上記絶縁層は、圧電性を有さないの
が好ましい。圧電定数が大きいと、超音波の透過に際し
て絶縁層の両端に圧電信号を生じ、絶縁している電極間
に不要な電圧信号を発生するからである具体的には、受
信素子がZnO単結晶又はCdS単結晶の場合には、M
gO、サファイア(α−Al23)等の非圧電性低誘電
率酸化物単結晶や、LiF、CaF、BaF2 等のアル
カリ金属・アルカリ土類金属のハロゲン化物を、絶縁層
材料として好適に用いることができる。なお、本発明で
用いる電極の厚みは、超音波の伝搬を妨げないように、
超音波の波長の1/4以下の大きさであることが好まし
い。
【0020】上記第2の配置法は、上述のように両素子
の内側に各々異なった電極を設けるものであるが、この
場合にも、両素子間を音響的に接合しつつ、両素子の内
側の電極間を電気的に絶縁する絶縁層を設けるのが好ま
しい。この絶縁層も第1の配置法の場合と同様に、電気
的インピーダンスが送受信素子よりも大きく、且つその
音響インピーダンスが送受信素子の音響インピーダンス
と近似しているのが好ましい。
【0021】
【実施例】以下、本発明を、添付図面を参照して実施例
により説明するが、本発明はこれら実施例に限定される
ものではない。図1は、超音波の送受信方向に平行な面
におけるトランスデューサの断面図であり、この装置は
発振及び受信トランスデューサ素子が組合わさった集積
多層構造を採っている。
【0022】図1において、送受波面は最上層に位置す
る。このトランスデューサの最上層25はマッチング層
であり、最下層24はバッキング層である。層24と層
25との間には、圧電性発振素子層21(例えば、PZ
T製又は水晶製)と、圧電性半導体材料(例えば、Zn
O単結晶)から成る音響電気効果受信素子層22とが存
在し、3個の電極23a、23b、23cが挿入されて
いる。層22は層21よりも、送受波面に近接して配置
されている。電極23bは2つの素子21、22に共有
されている。所要に応じて、3個の電極の代わりに4個
の電極を用いることもできる。
【0023】図2に示すように、図1に示す集積構造か
らバッキング層24を除去することもできる。この場
合、受信された超音波はこのトランスデューサ内で繰り
返し反射し、音響電気効果層22において交流音響電気
効果(AE)信号を発生する。この交流AE電気信号
は、音響電気効果層22の出力信号における圧電性応答
(PE)から、簡単に電気的に分離することが可能であ
る。
【0024】図1及び図2に示す装置の作動中において
は、超音波を発振させる信号が電極23aと23bに印
加される。受信された超音波は、電極23bと23cに
おいて2つの成分、即ち層22により発生された圧電性
信号と層22により発生された音響電気効果信号とを有
する出力信号を発生する。
【0025】図1に示すトランスデューサの構成の一例
を以下に説明する。マッチング層25は、厚さ0.07
mm(この厚さは、代表的に10MHzの超音波探傷に
対するものである。)のエポキシ樹脂で構成される。電
極23a、23b、23cは熱的に連結させたインジウ
ム金属の薄層である。発振素子層21は水晶(又はPZ
T)を機械加工した厚さ0.19mmの層である。受信
素子層22は、水熱合成法により得られたZnO単結晶
を機械加工した層で、厚さ5.0mmである。バッキン
グ層24は10mmの厚さであり、タングステン粉末に
エポキシ樹脂を含浸させて作製されたものである。図2
に示す装置においては、バッキング層24が省略されて
いる以外は、上記と同様である。
【0026】これら装置を作製するために、真空蒸着法
によりZnO単結晶22の対向する面にインジウム薄膜
を形成する。In粉末の金属ペーストを、上記の面に塗
布して電極とすることもできる。インジウム金属がZn
O単結晶のフェルミ準位と同等のフェルミ準位を有する
ため、ZnOとの接触電位(contact pote
ntial)の相違を回避すべく、インジウムを選択し
た。この代わりに、同等のフェルミ準位を有する他の金
属又は合金、例えばIn−Ga合金を用いることも可能
である。
【0027】水晶結晶(又はPZT層)21の一方の側
面に、電極膜の1つをZnO結晶22に形成した方法と
同様に形成する。次いで、層25に用いるエポキシ樹脂
を頂部電極23c上に被覆し、また、バッキング層24
を使用する場合には、この層を反対側に貼設する。な
お、適当な厚さのZnO単結晶又は他の音響電気効果材
料を、水晶又はPZTの代わりに発振素子層21に用い
ることができる。
【0028】図3(a)及び(b)に、本発明の他のト
ランスデューサの構成の一例を示す。図3(a)におい
て、このトランスデューサは、シールドケース40に内
蔵されている。また、このトランスデューサにおいて
は、圧電性発振素子21と音響効果受信素子22との間
に共通電極23bが挿入されている。この電極23bは
アース電極としてシールドケース30と接続されてい
る。
【0029】このような構成においては、両素子21及
び22の外側の電極23a及び23cが各々の信号電極
となる。そして、両素子21、22とマッチング層(送
受波面)25との間には、シールド電極23dが設けら
れている。また、両素子のうち、送受波面25に近接す
る方の素子、即ち受信素子22の信号電極23cとシー
ルド電極23dとの間には絶縁層30が設けられてお
り、シールド電極との絶縁が図られている。なお、図3
(b)に示すトランスデューサの構成では、バッキング
層24を備え、発振素子21が送受波面25側にあり、
その信号電極とシールド電極23dとの間に絶縁層30
が設けられている。
【0030】図4(a)及び(b)に、本発明の更に他
のトランスデューサの構成を示す。図4(a)において
は、両素子21及び22の内側に各々異なった電極が2
3b及び23cが設けられ、その間には絶縁層30が配
設されている。この絶縁層30により、両素子21と2
2との間が音響的に接合されるとともに、内側の電極2
3bと23cとが電気的に絶縁されている。なお、図4
(b)に示す構成では、発振素子21と受信素子22と
の配置が逆転しており、また、バッキング層24を備え
る以外は、図4(a)の場合と同様である。
【0031】上記絶縁層30により、受信された超音波
により発生する出力電気信号を、減衰させることなく検
出することができる。また、この絶縁層30はMgO単
結晶製であり、代表的に、その比誘電率は9.7であ
り、10MHzにおける電気的インピーダンスは300
kΩで、音響インピーダンスは3.2×106g/sm2
・sである。これに対して、受信素子層22のZnO単
結晶は、代表的にその比誘電率が10.2であり、10
MHzにおける電気的インピーダンスは250kΩで、
音響インピーダンスは3.5×106g/sm2・sであ
る。なお、本実施例においては、絶縁層30をMgO単
結晶で構成したが、これ以外の材料も適用することがで
きる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
音響電気効果トランスデューサ素子を備え、パルス−エ
コー型用の小型且つ簡易な超音波トランスデューサを提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1のトランスデューサを示す断面図
である。
【図2】本発明の第2のトランスデューサを示す断面図
である。
【図3】本発明の他のトランスデューサを示す断面図で
ある。
【図4】本発明の更に他のトランスデューサを示す断面
図である。
【符号の説明】
21 圧電性発振素子層 22 音響電気効果受信素子層 23a 電極 23b 電極 23c 電極 23d シールド電極 24 バッキング層 25 マッチング層 30 絶縁層 40 シールドケース

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発振又は受信される超音波の伝搬方向に
    積層された圧電性超音波発振素子と音響電気効果超音波
    受信素子とを含む集積多層構造体から成る、ことを特徴
    とするパルスエコー超音波探傷用超音波トランスデュー
    サ。
  2. 【請求項2】 上記圧電性発振素子が、水晶、PZTセ
    ラミックス、CdS又はZnO単結晶から成ることを特
    徴とする請求項1記載の超音波トランスデューサ。
  3. 【請求項3】 上記音響電気効果受信素子が、CdS又
    はZnO単結晶から成ることを特徴とする請求項1又は
    2記載の超音波トランスデューサ。
  4. 【請求項4】 上記圧電性発振素子と音響電気効果受信
    素子が、その間に挾持された共通電極を備えることを特
    徴とする請求項1〜3のいずれか1つの項に記載の超音
    波トランスデューサ。
  5. 【請求項5】 上記圧電性発振素子が、上記音響電気効
    果受信素子より、この装置の送受波面から離間している
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つの項に記
    載の超音波トランスデューサ。
  6. 【請求項6】 この装置の送受波面におけるマッチング
    層を、上記集積多層構造体の一部として備えることを特
    徴とする請求項1〜5記載の超音波トランスデューサ。
  7. 【請求項7】 受信超音波吸収用のバッキング層を上記
    集積多層構造体の一部として備え、このバッキング層
    は、上記圧電性発振素子と上記音響電気効果受信素子と
    の双方より、この装置の送受波面から離間していること
    を特徴とする請求項1〜6のいずれか1つの項に記載の
    超音波トランスデューサ。
  8. 【請求項8】 上記圧電性発振素子と上記音響電気効果
    受信素子が、金属電極膜に熱連結されて成ることを特徴
    とする請求項1〜7のいずれか1つの項に記載の超音波
    トランスデューサ。
  9. 【請求項9】 上記多層構造体中に電気的絶縁層を更に
    備え、この電気的絶縁層は、上記音響効果受信素子と隣
    接することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つの
    項に記載の超音波トランスデューサ。
  10. 【請求項10】電気的絶縁層の電気的インピーダンス
    が、音響電気効果受信素子の電気的インピーダンスより
    大きく、且つその音響インピーダンスがこの受信素子の
    音響インピーダンスと近似することを特徴とする請求項
    9記載の超音波トランスデューサ。
  11. 【請求項11】電気絶縁層の音響インピーダンスと受信
    素子の音響インピーダンスとの比が、0.5〜2.0で
    あることを特徴とする請求項10記載の超音波トランス
    デューサ。
  12. 【請求項12】電気的絶縁層の誘電率が、受信素子の誘
    電率と同じか又はそれより小さいことを特徴とする請求
    項9〜11のいずれか1つの項に記載の超音波トランス
    デューサ。
  13. 【請求項13】音響電気効果受信素子が酸化亜鉛単結晶
    から構成され、電気的絶縁層が酸化マグネシウム単結晶
    から構成されることを特徴とする請求項9〜12のいず
    れか1つの項に記載の超音波トランスデューサ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11018292B2 (en) 2015-04-30 2021-05-25 Murata Manufacturing Co., Ltd. Piezoelectric device, piezoelectric transformer, and method of manufacturing piezoelectric device

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US11018292B2 (en) 2015-04-30 2021-05-25 Murata Manufacturing Co., Ltd. Piezoelectric device, piezoelectric transformer, and method of manufacturing piezoelectric device

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