JPH06105122A - 解像度変換方法 - Google Patents

解像度変換方法

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JPH06105122A
JPH06105122A JP4250176A JP25017692A JPH06105122A JP H06105122 A JPH06105122 A JP H06105122A JP 4250176 A JP4250176 A JP 4250176A JP 25017692 A JP25017692 A JP 25017692A JP H06105122 A JPH06105122 A JP H06105122A
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JP4250176A
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English (en)
Inventor
Atsushi Kubota
敦 久保田
Nobuhiko Nakahara
信彦 中原
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単なアルゴリズムにより画質劣化の少ない解
像度変換画像を得る。 【構成】原画像を3×3のブロック21に分割し、その
ブロック21に対応する変換後の4×4の画像ブロック
22の空間位置を原画像のブロックとその周囲のブロッ
ク(一点鎖線部分)に重なるようにずらして配置し、画
像ブロック22における各画素の2値を、その画素の空
間位置に重なる原画像の画素の2値状態により決定して
解像度変換を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばファクシミリ装
置のような2値画像を扱う装置に適用される解像度変換
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置で取り扱われる画像は
2値画像であり、その解像度も例えば200DPI、3
00DPI、400DPI等様々である。そしてファク
シミリ装置では機能として標準解像度や高解像度に対応
するための解像度変換機能がある。
【0003】一方、疑似中間調画像はディザマトリック
スを用いて白、黒の各画素を散在させ、疑似的に階調を
表しているために、文字画像を対象とした解像度変換方
法では階調特性が劣化する。例えば200DPIから4
00DPIに変換するような原画像の解像度を整数倍の
解像度に変換する場合にはディザ画像に与える影響は少
ないが、例えば300DPIから400DPIに変換す
るような原画像の解像度を整数倍以外の解像度に変換す
る場合にはディザマトリックスの周期が壊れてしまい画
質を劣化させる。300DPIから400DPIに変換
する場合には原画像を例えば3×3のブロックに分割
し、このブロックを4×4のブロックに変換して行われ
るが、このときに図8の(a) に示す原画像の3×3のブ
ロックが図8の(b) に示す4×4のブロックに変換され
たり、図9の(a) に示す原画像の3×3のブロックが図
9の(b) に示す4×4のブロックに変換されたりする。
なお、図中斜線部は黒画素部である。
【0004】すなわち図8において黒画素aが2つの黒
画素a′に、黒画素bが2つの黒画素b′に、黒画素c
が4つの黒画素c′に変換され、また図9において黒画
素dが2つの黒画素d′に、黒画素eが2つの黒画素
e′に、黒画素fが4つの黒画素f′に変換されるた
め、ディザマトリックスの周期が壊れることになる。
【0005】このような画質の劣化を防止する対策とし
て2値画像を一度多値画像に変換し、解像度変換処理を
多値画像で行い、再び2値化処理する方法が知られてい
る。例えば特開平3−117170号公報に見られるも
のがある。これは図10に示すように2値パターンメモ
リ1に格納されている2値パターン面上を濃度算出部2
が変換倍率に基づく刻みで走査し、その走査窓内の黒画
素の割合を濃度として多値パターンメモリ3に格納す
る。そして2値化部4により、平均誤差最小法と呼ばれ
る2値化手法を用いて、多値パターンメモリ3に格納さ
れている濃度を2値化して出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この公報の方法は画質
劣化の少ない解像度変換画像が得られるが、2値画像を
一度多値画像に変換してから解像度変換処理を行い、再
度2値画像に変換するため、処理のアルゴリズムが複雑
化するとともに構成が複雑化する問題があった。
【0007】そこで本発明は、簡単なアルゴリズム及び
構成により画質劣化の少ない解像度変換画像を得ること
ができる解像度変換方法を提供しようとするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段と作用】本発明は、解像度
変換率に合わせて原画像をn×mのブロックに分割し、
そのブロックに対応する変換後のp×qの画像ブロック
の空間位置を前記原画像のブロックに重ねるか、又は前
記原画像のブロックとその周囲のブロックに重なるよう
に配置し、変換後のp×qの画像ブロックにおける各画
素の2値を、その画素の空間位置に重なる前記原画像の
画素の2値状態により決定して解像度変換を行うことに
ある。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0010】図1において11は2値画像データが格納
される画像メモリで、この画像メモリ11の2値画像デ
ータを画像変換回路12が読出して解像度変換処理を行
い、解像度変換した後の2値画像データを前記画像メモ
リ11に再び格納するようになっている。
【0011】前記画像変換回路12は例えば300DP
Iの原画像を400DPIに変換する場合には、図3の
(a) に示すように原画像をn×mのブロック、例えば3
×3のブロックに分割する。例えばブロックPについて
見ると、図3の(b) に示すようにP(i,j) 、P(i+1,j)
、P(i+2,j) 、P(i,j+1) 、P(i+1,j+1) 、P(i+2,j+
1) 、P(i,j+2) 、P(i+1,j+2) 、P(i+2,j+2) の画素
からなる。
【0012】そしてこの3×3の原画素のブロックを図
3の(c) に示すようにp×qのブロック、すなわち4×
4のブロックに変換する。このブロックはP′(k,l) 、
P′(k+1,l) 、P′(k+2,l) 、P′(k+3,l) 、P′(k,l
+1) 、P′(k+1,l+1) 、P′(k+2,l+1) 、P′(k+3,l+
1) 、P′(k,l+2) 、P′(k+1,l+2) 、P′(k+2,l+2)、
P′(k+3,l+2) 、P′(k,l+3) 、P′(k+1,l+3) 、P′
(k+2,l+3) 、P′(k+3,l+3) の画素からなる。
【0013】そして解像度変換する場合には図2に実線
で示す3×3の原画像ブロック21の空間位置に対して
図2に点線で示すように4×4のブロック22の空間位
置を若干ずらせる。すなわち原画像ブロック21の画素
P(i,j) の空間位置の中心に4×4のブロック22の画
素P′(k,l) の空間位置の中心を合わせるようにする。
これにより変換後の画像位置は原画像に対して1/8画
素分主走査方向及び副走査方向にずれる。このずれは大
きさにして約10μmと小さいので変換後の画像には影
響しない。
【0014】3×3の原画像ブロックから4×4のブロ
ックへの変換における各画素の2値の決定は下記の論理
式に基づいて行われる。
【0015】 P′(k,l) =P(i,j) P′(k+1,l) =P(i+1,j) P′(k+2,l) =P(i+1,j) &P(i+2,j) P′(k+3,l) =P(i+2,j) P′(k,l+1) =P(i,j+1) P′(k+1,l+1) =P(i+1,j+1) P′(k+2,l+1) =P(i+1,j) &P(i+2,j+1) |P(i+2,j) &P(i+1,j+1) | P(i+1,j+1) &P(i+2,j+1) P′(k+3,l+1) =P(i+2,j+1) P′(k,l+2) =P(i,j+1) &P(i,j+2) P′(k+1,l+2) =P(i+1,j+1) &P(i+1,j+2) |P(i,j+1) &P(i+1,j+2) | P(i+1,j+1) &P(i,j+2) P′(k+2,l+2) =P(i+1,j+1) &P(i+2,j+1) |P(i+1,j+1) &P(i+1,j+2) |P(i+1,j+1) &P(i+2,j+2) |P(i+2,j+1) &P(i+1,j+2) |P(i+2,j+1) &P(i+2,j+2) |P(i+1,j+2) &P(i+2,j+2) P′(k+3,l+2) =P(i+2,j+1) &P(i+2,j+2) |P(i+2,j+1) &P(i+3,j+2) |P(i+3,j+1) &P(i+2,j+2) P′(k,l+3) =P(i,j+2) P′(k+1,l+3) =P(i+1,j+2) P′(k+2,l+3) =P(i+1,j+2) &P(i+2,j+2) |P(i+1,j+2) &P(i+2,j+3) |P(i+2,j+2) &P(i+1,j+3) P′(k+3,l+3) =P(i+2,j+2) 但し、|は論理和を示し、&は論理積を示している。ま
たP(i+3,j+1) 、P(i+3,j+2) 、P(i+1,j+3) 、P(i+
2,j+3) は図2に一点鎖線で示すように3×3のブロッ
クの外側の画素を示している。
【0016】例えばP′(k+2,l+2) =P(i+1,j+1) &P
(i+2,j+1) |P(i+1,j+1) &P(i+1,j+2) |P(i+1,j+
1) &P(i+2,j+2) |P(i+2,j+1) &P(i+1,j+2) |P
(i+2,j+1) &P(i+2,j+2) |P(i+1,j+2) &P(i+2,j+
2) について真値表で示すと表1に示すようになる。
【0017】
【表1】 このように3×3の原画像ブロックを4×4のブロック
に変換するときに3×3の9画素のみでなく、P(i+3,j
+1) 、P(i+3,j+2) 、P(i+1,j+3) 、P(i+2,j+3) の各
画素を含む13画素を参照して行うようになっている。
なお、論理式の決め方によっては図2の一点鎖線部分の
画素を全て含む16画素を参照して変換を行うようにし
てもよい。
【0018】このような変換処理を行うことにより、例
えば図4の(a) に示す3×3の原画素ブロックは図4の
(b) に示すような4×4のブロックに変換され、また図
5の(a) に示す3×3の原画素ブロックは図5の(b) に
示すような4×4のブロックに変換される。
【0019】このように原画像を略再現できる内容で3
00DPIの原画像を400DPIに変換することが可
能となり、画質劣化の少ない解像度変換画像を得ること
ができる。しかも多値化変換すること無く、原画像の2
値データをそのまま論理演算して解像度変換画像を得る
ようにしているので、簡単なアルゴリズム及び構成で解
像度変換ができる。
【0020】また原画像のブロックのみでなく、その周
囲の画素も参照して変換画素を決定しているので、原画
像に対して変換画像はそのエッジ部でスムージング処理
が施され滑らかとなる。すなわちこの点において画質の
向上を図ることができる。
【0021】なお、前記実施例は300DPIの原画像
を400DPIに変換する場合について述べたが必ずし
もこれに限定されるものではなく、例えば200DPI
の原画像を300DPIに変換する場合や300DPI
の原画像を500DPIに変換する場合等にも本発明は
適用できる。200DPIの原画像を300DPIに変
換する場合には図6に示すように原画像を図中実線で示
すように2×2のブロックに分割し、これを図中点線で
示すように空間位置を若干ずらした3×3のブロックに
変換すればよい。また300DPIの原画像を500D
PIに変換する場合には図7に示すように原画像を図中
実線で示すように3×3のブロックに分割し、これを図
中点線で示すように5×5のブロックに変換すればよ
い。なお、この場合は原画像に対して変換画像の空間位
置をずらす必要はない。
【0022】
【発明の効果】以上、本発明によれば、原画像ブロック
に対応する変換後の画像ブロックの各画素の2値を、そ
の画像ブロックの画素の空間位置に重なる原画像の画素
の2値状態により決定して解像度変換を行っているの
で、簡単なアルゴリズム及び構成により画質劣化の少な
い解像度変換画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】同実施例における原画像のブロックと変換後の
ブロックの空間位置を示す図。
【図3】同実施例における原画像、原画像のブロック及
び変換後のブロックの構成を示す図。
【図4】同実施例における原画像から変換画像への変換
例を示す図。
【図5】同実施例における原画像から変換画像への変換
例を示す図。
【図6】解像度変換の他の例を示す図。
【図7】解像度変換の他の例を示す図。
【図8】従来の解像度変換例を示す図。
【図9】従来の解像度変換例を示す図。
【図10】従来例を示すブロック図。
【符号の説明】
11…画像メモリ、12…画像変換回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 解像度変換率に合わせて原画像をn×m
    のブロックに分割し、そのブロックに対応する変換後の
    p×qの画像ブロックの空間位置を前記原画像のブロッ
    クに重ねるか、又は前記原画像のブロックとその周囲の
    ブロックに重なるように配置し、変換後のp×qの画像
    ブロックにおける各画素の2値を、その画素の空間位置
    に重なる前記原画像の画素の2値状態により決定して解
    像度変換を行うことを特徴とする解像度変換方法。
JP4250176A 1992-09-18 1992-09-18 解像度変換方法 Pending JPH06105122A (ja)

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JP4250176A JPH06105122A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 解像度変換方法

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JPH06105122A true JPH06105122A (ja) 1994-04-15

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