JPH06104600A - コネクタの挿着方法とその自動挿着装置 - Google Patents
コネクタの挿着方法とその自動挿着装置Info
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- JPH06104600A JPH06104600A JP4248458A JP24845892A JPH06104600A JP H06104600 A JPH06104600 A JP H06104600A JP 4248458 A JP4248458 A JP 4248458A JP 24845892 A JP24845892 A JP 24845892A JP H06104600 A JPH06104600 A JP H06104600A
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- JP
- Japan
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- connector
- printed wiring
- wiring board
- lead
- hand
- Prior art date
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- Withdrawn
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/306—Lead-in-hole components, e.g. affixing or retention before soldering, spacing means
Landscapes
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 多数の接続端子を備え、露出したリード部が
直角に折曲され、先部に所定間隔に整列させる整列板が
挿入してあるコネクタを、リード部をプリント配線板に
挿入して挿着する方法に関し、自動挿着を可能とするコ
ネクタの挿着方法とその自動挿着装置を提供することを
目的とする。 【構成】 コネクタ１をプリント配線板９上に位置合わ
せし、リード部11先端がプリント配線板９に接近した所
定高さに一旦停止させ、予め挿入してある整列板２のみ
を押し出し、リード部11が整列板２から抜け出ない状態
にて、プリント配線板９に押し付けた後、コネクタ１を
押し下げ、リード部11を所定位置まで挿入して挿着する
挿着方法である。
直角に折曲され、先部に所定間隔に整列させる整列板が
挿入してあるコネクタを、リード部をプリント配線板に
挿入して挿着する方法に関し、自動挿着を可能とするコ
ネクタの挿着方法とその自動挿着装置を提供することを
目的とする。 【構成】 コネクタ１をプリント配線板９上に位置合わ
せし、リード部11先端がプリント配線板９に接近した所
定高さに一旦停止させ、予め挿入してある整列板２のみ
を押し出し、リード部11が整列板２から抜け出ない状態
にて、プリント配線板９に押し付けた後、コネクタ１を
押し下げ、リード部11を所定位置まで挿入して挿着する
挿着方法である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、多数の接続端子を備
え、露出したリード部が直角に折曲され、先部に所定間
隔に整列させる整列板が挿入してあるコネクタを、リー
ド部をプリント配線板に挿入して挿着する方法に関す
る。
え、露出したリード部が直角に折曲され、先部に所定間
隔に整列させる整列板が挿入してあるコネクタを、リー
ド部をプリント配線板に挿入して挿着する方法に関す
る。
【０００２】近年、電子部品の高性能小形化、高密度実
装化に伴い、電子装置においてはプリント配線板用実装
部品のＳＭＴ(Surface Mount Technology)化が急速に進
展している。
装化に伴い、電子装置においてはプリント配線板用実装
部品のＳＭＴ(Surface Mount Technology)化が急速に進
展している。
【０００３】しかし、コネクタについては機械的強度、
接続信頼性の点からＳＭＴ化は難しく、当面ＳＭＴの採
用は見込まれていない。しかし、プリント配線板に構成
する回路は、益々高密度となり情報量は増大し、外部と
の回路接続数は多量化しており、これを行うコネクタの
接続端子数が多量化し、接続端子は益々微細化、高密度
配置となり、取扱中で発生する露出したリード部の曲が
り、配置のバラツキは避けられず、コネクタのプリント
配線板への挿着は益々作業性が悪化してきており、この
改善と自動化挿着が熱望されている。
接続信頼性の点からＳＭＴ化は難しく、当面ＳＭＴの採
用は見込まれていない。しかし、プリント配線板に構成
する回路は、益々高密度となり情報量は増大し、外部と
の回路接続数は多量化しており、これを行うコネクタの
接続端子数が多量化し、接続端子は益々微細化、高密度
配置となり、取扱中で発生する露出したリード部の曲が
り、配置のバラツキは避けられず、コネクタのプリント
配線板への挿着は益々作業性が悪化してきており、この
改善と自動化挿着が熱望されている。
【０００４】
【従来の技術】図５に多端子型小形コネクタを示し、
(a) は斜視外観図、(b) はＡ−Ａ断面図である。
(a) は斜視外観図、(b) はＡ−Ａ断面図である。
【０００５】コネクタにおける多端子化は、特に、プリ
ント配線板のプラグイン実装に用いるコネクタにあって
は合わせて小形化を伴い、更に、構造上から嵌合接続時
の寸法精度は低く、取扱上から挿抜力には上限があり接
触子に対する条件は厳しくなり、プリント配線板と接続
するリード部においても、リードの微細化、配設間隔の
微細化が行われ、これによりリードの機械的強度が低下
し、変形し易くなり、プリント配線板へのコネクタの挿
着作業は困難な分野とされていた。
ント配線板のプラグイン実装に用いるコネクタにあって
は合わせて小形化を伴い、更に、構造上から嵌合接続時
の寸法精度は低く、取扱上から挿抜力には上限があり接
触子に対する条件は厳しくなり、プリント配線板と接続
するリード部においても、リードの微細化、配設間隔の
微細化が行われ、これによりリードの機械的強度が低下
し、変形し易くなり、プリント配線板へのコネクタの挿
着作業は困難な分野とされていた。
【０００６】図５に示す如く、約50端子以上の多端子型
小形のコネクタ１は、プリント配線板にリードを挿入し
て半田付け接続するために、コネクタハウジング12から
露出したリード部11が直角に折曲してあり、先部には絶
縁材からなる整列板２が挿入してある。
小形のコネクタ１は、プリント配線板にリードを挿入し
て半田付け接続するために、コネクタハウジング12から
露出したリード部11が直角に折曲してあり、先部には絶
縁材からなる整列板２が挿入してある。
【０００７】この整列板２の挿入により、リードの配設
間隔は高精度に維持され、挿入した元部の方に触れても
何ら影響ないようにしてある。
間隔は高精度に維持され、挿入した元部の方に触れても
何ら影響ないようにしてある。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、 この整列板２から突出したプリント配線板に挿入す
るリード部11は、短くとも無防備状態にあり、取扱中に
曲げ変形を受け挿入不良を発生し、小形化多端子化が進
むに従い多発してくる。 このため、リード挿入の直前に矯正器に差込みリー
ド矯正を行っても、リードの微細化により矯正力の発生
が弱く、完全ではなく、又、矯正器に差込む作業自体に
細心の注意と時間を要し、適切でない。 従って、自動挿着を可能とする多端子型小形コネク
タのリード矯正は困難な状態にある。 等の問題点がある。
るリード部11は、短くとも無防備状態にあり、取扱中に
曲げ変形を受け挿入不良を発生し、小形化多端子化が進
むに従い多発してくる。 このため、リード挿入の直前に矯正器に差込みリー
ド矯正を行っても、リードの微細化により矯正力の発生
が弱く、完全ではなく、又、矯正器に差込む作業自体に
細心の注意と時間を要し、適切でない。 従って、自動挿着を可能とする多端子型小形コネク
タのリード矯正は困難な状態にある。 等の問題点がある。
【０００９】本発明は、かかる問題点に鑑みて、自動挿
着を可能とするコネクタの挿着方法とその自動挿着装置
を提供することを目的とする。
着を可能とするコネクタの挿着方法とその自動挿着装置
を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的は、図１及び図
２に示す如く、 [1] 多数の接続端子を備え、露出したリード部11が直角
に折曲され、先部に所定間隔に整列させる整列板２が挿
入してあるコネクタ１を、リード部11をプリント配線板
９に挿入して挿着する方法であって、コネクタ１をプリ
ント配線板９上に位置合わせし、リード部11先端がプリ
ント配線板９に接近した所定高さに一旦停止させ、予め
挿入してある整列板２のみを押し出し、リード部11が整
列板２から抜け出ない状態にて、プリント配線板９に押
し付けた後、コネクタ１を押し下げ、リード部11を所定
位置まで挿入して挿着する、本発明のコネクタの挿着方
法により達成される。 [2] その自動挿着装置は、プリント配線板９を載置搬送
する搬送手段81と、定位置に高精度に停止させる位置決
め機構88とから成る搬送部８と、コネクタ１を供給する
供給部３と、コネクタ１を掴むハンド55と、挿入された
整列板２のみを押し出す整列板プッシャ51とを備えたハ
ンド部５と、ハンド部５を移動自在とする移動機構６と
から成る可動挿着部７と、各部の動作を制御する制御部
４と、から構成する、本発明のコネクタの自動挿着装置
によって適えられる。
２に示す如く、 [1] 多数の接続端子を備え、露出したリード部11が直角
に折曲され、先部に所定間隔に整列させる整列板２が挿
入してあるコネクタ１を、リード部11をプリント配線板
９に挿入して挿着する方法であって、コネクタ１をプリ
ント配線板９上に位置合わせし、リード部11先端がプリ
ント配線板９に接近した所定高さに一旦停止させ、予め
挿入してある整列板２のみを押し出し、リード部11が整
列板２から抜け出ない状態にて、プリント配線板９に押
し付けた後、コネクタ１を押し下げ、リード部11を所定
位置まで挿入して挿着する、本発明のコネクタの挿着方
法により達成される。 [2] その自動挿着装置は、プリント配線板９を載置搬送
する搬送手段81と、定位置に高精度に停止させる位置決
め機構88とから成る搬送部８と、コネクタ１を供給する
供給部３と、コネクタ１を掴むハンド55と、挿入された
整列板２のみを押し出す整列板プッシャ51とを備えたハ
ンド部５と、ハンド部５を移動自在とする移動機構６と
から成る可動挿着部７と、各部の動作を制御する制御部
４と、から構成する、本発明のコネクタの自動挿着装置
によって適えられる。
【００１１】
【作用】即ち、図１の原理説明図に示すように、先ず
(a)図の如くプリント配線板９上の所定位置に、コネク
タ１のリード部11先端を近接させて位置合わせして、停
止させ、次に (b)図の如く挿入してある整列板２のみを
プリント配線板９の上に押し付ける。
(a)図の如くプリント配線板９上の所定位置に、コネク
タ１のリード部11先端を近接させて位置合わせして、停
止させ、次に (b)図の如く挿入してある整列板２のみを
プリント配線板９の上に押し付ける。
【００１２】これにより、プリント配線板９のリード挿
入孔91と整列板２のリード挿入孔21とは、同軸状に密着
して連通する。又、例えリード部11の先端が折り曲げら
れていても整列板２のリード挿入孔21の中に強制的に入
れられる。
入孔91と整列板２のリード挿入孔21とは、同軸状に密着
して連通する。又、例えリード部11の先端が折り曲げら
れていても整列板２のリード挿入孔21の中に強制的に入
れられる。
【００１３】従って、その状態にてコネクタ１を押し下
げることにより、 (c)図のように、リード部11は密着し
て連通したリード挿入孔21,91 内を押し出され、必ずプ
リント配線板９のリード挿入孔91に挿入される。
げることにより、 (c)図のように、リード部11は密着し
て連通したリード挿入孔21,91 内を押し出され、必ずプ
リント配線板９のリード挿入孔91に挿入される。
【００１４】この方法による自動挿着装置は、搬送部８
の搬送手段81にてプリント配線板９を搬送し、位置決め
機構88にて定位置に停止させる。一方、供給部３により
供給されたコネクタ１の挿着は可動挿着部７により行
う。
の搬送手段81にてプリント配線板９を搬送し、位置決め
機構88にて定位置に停止させる。一方、供給部３により
供給されたコネクタ１の挿着は可動挿着部７により行
う。
【００１５】先ず可動挿着部７のハンド部５が移動機構
６により動いて、供給部３からコネクタ１を取り出し、
プリント配線板９の挿着位置の直上にコネクタ１のリー
ド部11の先端を近接させて位置合わせして一旦停止す
る。
６により動いて、供給部３からコネクタ１を取り出し、
プリント配線板９の挿着位置の直上にコネクタ１のリー
ド部11の先端を近接させて位置合わせして一旦停止す
る。
【００１６】その状態のまま、コネクタ１の整列板２の
みを整列板プッシャ51にて押し出し、プリント配線板９
に押し付ける。次に、ハンド55を押し下げてリード部11
を一斉にプリント配線板９に挿入させてコネクタ１を挿
着させる。
みを整列板プッシャ51にて押し出し、プリント配線板９
に押し付ける。次に、ハンド55を押し下げてリード部11
を一斉にプリント配線板９に挿入させてコネクタ１を挿
着させる。
【００１７】挿着が終われば、ハンド部５は最初の待機
位置に戻る。又、プリント配線板９は位置決め機構88が
解除されて、再度搬送手段81にて排出口まで搬送され
る。
位置に戻る。又、プリント配線板９は位置決め機構88が
解除されて、再度搬送手段81にて排出口まで搬送され
る。
【００１８】と同時に新しいプリント配線板９が搬入口
から運ばれて来て、上記の動作が繰替えされ、連続自動
的にコネクタ１をプリント配線板９に挿着して行く。こ
の全体動作の制御は、制御部４にて例えばプログラムに
より制御される。
から運ばれて来て、上記の動作が繰替えされ、連続自動
的にコネクタ１をプリント配線板９に挿着して行く。こ
の全体動作の制御は、制御部４にて例えばプログラムに
より制御される。
【００１９】かくして、本発明により、自動挿着を可能
とするコネクタの挿着方法とその自動挿着装置を提供す
ることが可能となる。
とするコネクタの挿着方法とその自動挿着装置を提供す
ることが可能となる。
【００２０】
【実施例】以下図面に示す実施例によって本発明を具体
的に説明する。全図を通し同一符号は同一対象物を示
す。図２に本発明の一実施例の自動挿着装置の構成斜視
図、図３に本発明の一実施例の自動挿着装置の要部拡大
側断面図を示し、図４に本発明の一実施例の自動挿着装
置の動作フロー図を示す。
的に説明する。全図を通し同一符号は同一対象物を示
す。図２に本発明の一実施例の自動挿着装置の構成斜視
図、図３に本発明の一実施例の自動挿着装置の要部拡大
側断面図を示し、図４に本発明の一実施例の自動挿着装
置の動作フロー図を示す。
【００２１】本実施例は、前述の図５にて示す、プリン
ト配線板のプラグイン実装用の多端子型小形コネクタに
適用した自動挿着装置である。装置は、図２に示す如く
であり、プリント配線板９用の搬送部８が水平面に直線
状に設けられ、これに直交してコネクタ１の供給部３が
備えられ、上部に可動挿着部７が、内部に制御部が設け
てある。
ト配線板のプラグイン実装用の多端子型小形コネクタに
適用した自動挿着装置である。装置は、図２に示す如く
であり、プリント配線板９用の搬送部８が水平面に直線
状に設けられ、これに直交してコネクタ１の供給部３が
備えられ、上部に可動挿着部７が、内部に制御部が設け
てある。
【００２２】搬送部８は、図３のように、搬送手段81に
プリント配線板９の両縁を載せて移動させるコンベヤを
用いて、搬入口から排出口まで搬送し、プリント配線板
９の幅寸法が10〜30cmまでに共用できるように、可変間
隔式となっている。
プリント配線板９の両縁を載せて移動させるコンベヤを
用いて、搬入口から排出口まで搬送し、プリント配線板
９の幅寸法が10〜30cmまでに共用できるように、可変間
隔式となっている。
【００２３】この搬送手段81の中央部に位置決め機構88
が設けられ、上下動するストッパ82と２個のガイドピン
83と、図示省略の抑え機構から構成される。供給部３
は、コンベヤ31と端部のストッパ32とから成り、ベルト
コンベヤ31上に密着状に並べて供給され、１個を取り出
せば直ちにストッパ32位置に次のが送られて供給され、
コネクタ１の種類別にコンベヤ31を最大４組までその都
度設けられるようにしてあり、図は２組のコンベヤ31を
有する場合を示す。
が設けられ、上下動するストッパ82と２個のガイドピン
83と、図示省略の抑え機構から構成される。供給部３
は、コンベヤ31と端部のストッパ32とから成り、ベルト
コンベヤ31上に密着状に並べて供給され、１個を取り出
せば直ちにストッパ32位置に次のが送られて供給され、
コネクタ１の種類別にコンベヤ31を最大４組までその都
度設けられるようにしてあり、図は２組のコンベヤ31を
有する場合を示す。
【００２４】可動挿着部７は、図２と図３に示すよう
に、ハンド部５とそれを移動させる移動機構６とから構
成され、ハンド部５には、コネクタ１のコネクタハウジ
ング12に吸引パットを用いて確実にキャッチする２個の
ハンド55と、コネクタハウジング12の両端面を挟持する
チャックハンド52と、整列板２を押し出す整列板プッシ
ャ51とが備えられ、このハンド部５は移動機構６によ
り、垂直方向、直交軸による水平面の移動と、水平面上
での回動が行え、更にチャックハンド52は先部が垂直面
上での回動が行えるように折れ曲がり、且つハンド55及
び整列板プッシャ51とは別に上下動できるようにしてあ
る。
に、ハンド部５とそれを移動させる移動機構６とから構
成され、ハンド部５には、コネクタ１のコネクタハウジ
ング12に吸引パットを用いて確実にキャッチする２個の
ハンド55と、コネクタハウジング12の両端面を挟持する
チャックハンド52と、整列板２を押し出す整列板プッシ
ャ51とが備えられ、このハンド部５は移動機構６によ
り、垂直方向、直交軸による水平面の移動と、水平面上
での回動が行え、更にチャックハンド52は先部が垂直面
上での回動が行えるように折れ曲がり、且つハンド55及
び整列板プッシャ51とは別に上下動できるようにしてあ
る。
【００２５】更に移動機構６には、図３に示すように、
コネクタ１用の位置決め機構66が供給部３のコンベヤ31
の位置に対応して基台上に設けてある。この位置決め機
構66は、直交した２個のプッシャ68を備え、コネクタ１
の納置位置を設けた基準台67であり、ハンド部５のチャ
ックハンド52にて供給部３から取り出したコネクタ１を
一旦ここに載せ、プッシャ68にて基準位置に押しやり、
以後ハンド55にてキャッチして、高精度に移動させるた
めの寸法原点となるものであり、コネクタ１の種類に共
通に使用できる構造としてある。
コネクタ１用の位置決め機構66が供給部３のコンベヤ31
の位置に対応して基台上に設けてある。この位置決め機
構66は、直交した２個のプッシャ68を備え、コネクタ１
の納置位置を設けた基準台67であり、ハンド部５のチャ
ックハンド52にて供給部３から取り出したコネクタ１を
一旦ここに載せ、プッシャ68にて基準位置に押しやり、
以後ハンド55にてキャッチして、高精度に移動させるた
めの寸法原点となるものであり、コネクタ１の種類に共
通に使用できる構造としてある。
【００２６】各部の動作は、制御部４に内蔵したプログ
ラムにより一斉に制御される。この動作フローは、図４
に示す如くであり、説明すると、 (a) 搬送部８の搬送手段81によりプリント配線板９が搬
入口から搬送される。 (b) 位置決め機構88のストッパ82が上昇しプリント配線
板９がこれに接触して止まる。 (c) 更に、ガイドピン83が上昇しプリント配線板９の基
準孔を挿通し、その基部にてプリント配線板９を図示省
略の抑え部に押し当て、精度良く固定する。 (d) コネクタ１が挿着される。 (e) ストッパ82とガイドピン83が下降して戻り、プリン
ト配線板９を解放する。 (f) 再び搬送手段81が起動して、プリント配線板９を排
出口に運ぶ。 以下、搬送部８は(a) に戻りこれを繰り返す。 (g) 一方、可動挿着部７がハンド部５を供給部３の所定
コンベヤ31のストッパ32位置に移動させ、チャックハン
ド52にてコネクタ１を取り出す。 (h) そのコネクタ１を位置決め機構66の基準台67に載せ
る。（この際上向きに90度回動させて載せる。） (i) 位置決め機構66の２個のプッシャ68が動作して原点
位置に押しやる。 (j) ハンド55が降りてコネクタハウジング12を吸着す
る。同時にプッシャ68は元の状態に戻る。 (k) ハンド部５を上昇、水平に90度回動、水平移動、降
下の順に移動させ、位置決め機構88にセットされたプリ
ント配線板９の直上にコネクタ１が位置合わせされ、停
止する。 (l) 整列板プッシャ51が動作して整列板２を押し出し、
プリント配線板９に押し当てる。 (m) ハンド55が降下してコネクタ１のリード部11を一斉
に所定位置までプリント配線板９に挿入させて挿着す
る。 (n) 整列板プッシャ51を止め元に戻す。同時にハンド55
の吸引も解除し、コネクタ１を解放する。 (o) ハンド部５を最初の待機位置に戻す。 以下、可動挿着部７は(g) に戻りこれを繰り返す。
ラムにより一斉に制御される。この動作フローは、図４
に示す如くであり、説明すると、 (a) 搬送部８の搬送手段81によりプリント配線板９が搬
入口から搬送される。 (b) 位置決め機構88のストッパ82が上昇しプリント配線
板９がこれに接触して止まる。 (c) 更に、ガイドピン83が上昇しプリント配線板９の基
準孔を挿通し、その基部にてプリント配線板９を図示省
略の抑え部に押し当て、精度良く固定する。 (d) コネクタ１が挿着される。 (e) ストッパ82とガイドピン83が下降して戻り、プリン
ト配線板９を解放する。 (f) 再び搬送手段81が起動して、プリント配線板９を排
出口に運ぶ。 以下、搬送部８は(a) に戻りこれを繰り返す。 (g) 一方、可動挿着部７がハンド部５を供給部３の所定
コンベヤ31のストッパ32位置に移動させ、チャックハン
ド52にてコネクタ１を取り出す。 (h) そのコネクタ１を位置決め機構66の基準台67に載せ
る。（この際上向きに90度回動させて載せる。） (i) 位置決め機構66の２個のプッシャ68が動作して原点
位置に押しやる。 (j) ハンド55が降りてコネクタハウジング12を吸着す
る。同時にプッシャ68は元の状態に戻る。 (k) ハンド部５を上昇、水平に90度回動、水平移動、降
下の順に移動させ、位置決め機構88にセットされたプリ
ント配線板９の直上にコネクタ１が位置合わせされ、停
止する。 (l) 整列板プッシャ51が動作して整列板２を押し出し、
プリント配線板９に押し当てる。 (m) ハンド55が降下してコネクタ１のリード部11を一斉
に所定位置までプリント配線板９に挿入させて挿着す
る。 (n) 整列板プッシャ51を止め元に戻す。同時にハンド55
の吸引も解除し、コネクタ１を解放する。 (o) ハンド部５を最初の待機位置に戻す。 以下、可動挿着部７は(g) に戻りこれを繰り返す。
【００２７】上記実施例は一例を示したものであり、各
部の機構、形状は上記のものに限定するものではない。
コネクタ１のキャッチをハンド55の吸着にて行ってお
り、先端部が弾性材のカップとなっているため、吸着解
除時に離れ難い場合があり、又リード部11を挿入させる
ために押し下げた時に所定位置までコネクタ１を押し下
げきれないことも稀に生じるので、補助プッシャを追加
し、挿入挿着は主として補助プッシャにて行い、ハンド
55を解除してからこれを解除することにより、心配なく
確実に挿着させることでも差支えない。
部の機構、形状は上記のものに限定するものではない。
コネクタ１のキャッチをハンド55の吸着にて行ってお
り、先端部が弾性材のカップとなっているため、吸着解
除時に離れ難い場合があり、又リード部11を挿入させる
ために押し下げた時に所定位置までコネクタ１を押し下
げきれないことも稀に生じるので、補助プッシャを追加
し、挿入挿着は主として補助プッシャにて行い、ハンド
55を解除してからこれを解除することにより、心配なく
確実に挿着させることでも差支えない。
【００２８】又、位置決め機構66を経由してコネクタ１
の持ち替えと、基準合わせを行っているが、供給部３の
端部に寸法原点となる機能を設け、取り出し後、直ちに
プリント配線板９上に運ぶことも、公知技術により十分
可能である。
の持ち替えと、基準合わせを行っているが、供給部３の
端部に寸法原点となる機能を設け、取り出し後、直ちに
プリント配線板９上に運ぶことも、公知技術により十分
可能である。
【００２９】
【発明の効果】以上の如く、本発明の方法並びにその方
法を用いた自動挿着装置により、 コネクタ挿着時間の短縮。 コネクタ挿着作業の無人自動化が図れる。 更に、小形、高密度端子のコネクタにも適用でき
る。 の効果が得られ、生産性の向上に極めて貢献することが
可能となる。
法を用いた自動挿着装置により、 コネクタ挿着時間の短縮。 コネクタ挿着作業の無人自動化が図れる。 更に、小形、高密度端子のコネクタにも適用でき
る。 の効果が得られ、生産性の向上に極めて貢献することが
可能となる。
【図１】 原理説明図
【図２】 本発明の一実施例の自動挿着装置の構成斜視
図
図
【図３】 本発明の一実施例の自動挿着装置の要部拡大
側断面図
側断面図
【図４】 本発明の一実施例の自動挿着装置の動作フロ
ー図
ー図
【図５】 多端子型小形コネクタ(a) 斜視外観図
(b) Ａ−Ａ断面図
(b) Ａ−Ａ断面図
１ コネクタ ２ 整列板 ３
供給部 ４ 制御部 ５ ハンド部 ６
移動機構 ７ 可動挿着部 ８ 搬送部 ９
プリント配線板 11 リード部 12 コネクタハウジング 2
1,91 リード挿入孔 31 コンベヤ 32,82 ストッパ 51
整列板プッシャ 52 チャックハンド 66,88 位置決め機構 67
基準台 68 プッシャ 81 搬送手段 83
ガイドピン
供給部 ４ 制御部 ５ ハンド部 ６
移動機構 ７ 可動挿着部 ８ 搬送部 ９
プリント配線板 11 リード部 12 コネクタハウジング 2
1,91 リード挿入孔 31 コンベヤ 32,82 ストッパ 51
整列板プッシャ 52 チャックハンド 66,88 位置決め機構 67
基準台 68 プッシャ 81 搬送手段 83
ガイドピン
Claims (2)
- 【請求項１】 多数の接続端子を備え、露出したリード
部(11)が直角に折曲され、先部に所定間隔に整列させる
整列板(2) が挿入してあるコネクタ(1) を、該リード部
(11)をプリント配線板(9) に挿入して挿着する方法であ
って、 コネクタ(1) をプリント配線板(9) 上に位置合わせし、
リード部(11)先端が該プリント配線板(9) に接近した所
定高さに一旦停止させ、 予め挿入してある整列板(2) のみを押し出し、該リード
部(11)が該整列板(2)から抜け出ない状態にて、該プリ
ント配線板(9) に押し付けた後、 該コネクタ(1) を押し下げ、該リード部(11)を所定位置
まで挿入して挿着することを特徴とするコネクタの挿着
方法。 - 【請求項２】 多数の接続端子を備え、露出したリード
部(11)が直角に折曲され、先部に所定間隔に整列させる
整列板(2) が挿入してあるコネクタ(1) を、該リード部
(11)をプリント配線板(9) に挿入して挿着する自動装置
であって、 プリント配線板(9) を載置搬送する搬送手段(81)と、定
位置に高精度に停止させる位置決め機構(88)とから成る
搬送部(8) と、 コネクタ(1) を供給する供給部(3) と、 該コネクタ(1) を掴むハンド(55)と、挿入された整列板
(2) のみを押し出す整列板プッシャ(51)とを備えたハン
ド部(5) と、該ハンド部(5) を移動自在とする移動機構
(6) とから成る可動挿着部(7) と、 各部の動作を制御する制御部(4) と、から構成すること
を特徴とするコネクタの自動挿着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4248458A JPH06104600A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | コネクタの挿着方法とその自動挿着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4248458A JPH06104600A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | コネクタの挿着方法とその自動挿着装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06104600A true JPH06104600A (ja) | 1994-04-15 |
Family
ID=17178440
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4248458A Withdrawn JPH06104600A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | コネクタの挿着方法とその自動挿着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06104600A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017034048A (ja) * | 2015-07-31 | 2017-02-09 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 電子部品装着方法 |
| JP2021052218A (ja) * | 2021-01-13 | 2021-04-01 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | ヘッド装置 |
| CN117096703A (zh) * | 2023-08-09 | 2023-11-21 | 深圳市燕麦科技股份有限公司 | 端子插接装置、端子外壳的插接方法及折弯设备 |
| CN117600356A (zh) * | 2023-12-05 | 2024-02-27 | 东莞骏伟塑胶五金有限公司 | 一体式自动化五金件装配生产及控制系统 |
-
1992
- 1992-09-18 JP JP4248458A patent/JPH06104600A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017034048A (ja) * | 2015-07-31 | 2017-02-09 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 電子部品装着方法 |
| CN106413375A (zh) * | 2015-07-31 | 2017-02-15 | 松下知识产权经营株式会社 | 电子部件安装方法以及电子部件安装装置 |
| CN106413375B (zh) * | 2015-07-31 | 2019-12-13 | 松下知识产权经营株式会社 | 电子部件安装方法以及电子部件安装装置 |
| JP2021052218A (ja) * | 2021-01-13 | 2021-04-01 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | ヘッド装置 |
| CN117096703A (zh) * | 2023-08-09 | 2023-11-21 | 深圳市燕麦科技股份有限公司 | 端子插接装置、端子外壳的插接方法及折弯设备 |
| CN117600356A (zh) * | 2023-12-05 | 2024-02-27 | 东莞骏伟塑胶五金有限公司 | 一体式自动化五金件装配生产及控制系统 |
| CN117600356B (zh) * | 2023-12-05 | 2024-04-16 | 东莞骏伟塑胶五金有限公司 | 一体式自动化五金件装配生产及控制系统 |
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|---|---|---|---|
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