JPH06104414A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

Info

Publication number
JPH06104414A
JPH06104414A JP4249273A JP24927392A JPH06104414A JP H06104414 A JPH06104414 A JP H06104414A JP 4249273 A JP4249273 A JP 4249273A JP 24927392 A JP24927392 A JP 24927392A JP H06104414 A JPH06104414 A JP H06104414A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photodiode
film
solid
microlens
microlenses
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4249273A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryohei Miyagawa
良平 宮川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4249273A priority Critical patent/JPH06104414A/ja
Publication of JPH06104414A publication Critical patent/JPH06104414A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 斜め光に対しても感度が低下せず、かつカメ
ラの対物レンズの絞り値に対しても感度が変化せず、受
光面内での感度の均一化をはかり得る固体撮像装置を提
供すること。 【構成】 半導体基板11上に複数のフォトダイオード
12が配列されると共にこれらのフォトダイオード12
上にそれぞれ光を集光するためのマイクロレンズが配列
された固体撮像装置において、マイクロレンズは、フォ
トダイオード12の近くに配置された第1のマイクロレ
ンズ15と、フォトダイオード12に対しマイクロレン
ズ15よりも遠い位置に配置された第2のマイクロレン
ズ19とからなり、入射光をマイクロレンズ19,15
を通してフォトダイオード12に集光させることを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固体撮像装置に係わ
り、特に受光部構成の改良により高感度化をはかった固
体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
(1)近年、固体撮像装置の縮小化,多画素化には、目
覚ましいものがある。2次元CCD撮像装置は通常、光
電変換して信号電荷を蓄積するフォトダイオード・アレ
イとこのフォトダイオード・アレイの信号電荷を転送す
る垂直CCD及び水平CCDとにより構成される。この
固体撮像装置の縮小化,微細化のため、固体撮像装置の
単位セルは益々微細化する必要があり、そのため光電変
換を行うフォトダイオードのさらなる微細化は必須であ
る。
【0003】ところが、フォトダイオードの面積が小さ
くなれば、受光面積が減るので1画素当たりの感度が低
下してしまう問題がある。このために、フォトダイオー
ド上にマイクロレンズを形成し、このマイクロレンズを
用いてフォトダイオードに集光することで実効的開口面
積を増す工夫がなされている。しかし、テレビジョン学
会技術報告(テレビ学技報)vol.16、No.18 、pp.7〜1
2,pp.25〜30によれば、以下に述べる問題がある。この
問題について、図11を用いて説明する。
【0004】図11は、従来のマイクロレンズを用いた
固体撮像装置の画素部の断面を模式的に示している。半
導体基板101上に受光部であるフォトダイオード10
2が形成され、このフォトダイオード102に隣接して
信号電荷を転送する手段(例えばCCD)が形成されて
いる。フォトダイオード102上にはパッシベーション
層103が形成され、その上に平坦化層104が形成さ
れている。そして、この平坦化層104の上にマイクロ
レンズ105が形成されている。
【0005】この装置では、Aのように光が半導体基板
101に対して垂直に入射する場合は、マイクロレンズ
105に入射した光が全て、フォトダイオード102に
集められる。ところが、Bのように光が斜めから入射す
る場合は、マイクロレンズ105に入射した光の一部は
フォトダイオード102の外を通過し集光されなくな
る。撮像装置への入射光は対物レンズの絞り形(F値)
によって、その入射角度成分が変化する。例えば、絞り
解放側では垂直光から斜め光まで様々な角度を持つ光が
入射する。従って、F値により感度が変化、即ち絞りの
解放側では感度が低下する問題がある。
【0006】また、固体撮像装置の画素領域で中央部の
画素の感度と端部の画素の感度が異なる問題が発生す
る。即ち、端部の画素では中央部の画素と比較して斜め
光の成分が多く、そのために端部の画素の感度は中央の
画素の感度より小さくなる。さらに、この端部の画素の
感度の低下はF値により変化することとなる。そしてこ
れらの問題は、固体撮像装置の感度を不均一化させる要
因となる。
【0007】(2)近年、赤外線用固体撮像装置の縮小
化,多画素化には、目覚ましいものがある。2次元固体
撮像装置は通常、光電変換して信号電荷を蓄積するフォ
トダイオード・アレイとこのフォトダイオード・アレイ
の信号電荷を電荷検出器へ転送する転送素子により構成
される。この赤外線用固体撮像装置の縮小化,微細化の
ため、赤外線用固体撮像装置の単位セルは益々微細化す
る必要があり、そのため光電変換を行うフォトダイオー
ドも微細化する必要がある。このフォトダイオードの微
細化により、単位セル当たりの信号電荷の量が減少する
という問題がある。
【0008】例えば赤外線用固体撮像装置としてIEEE T
ransactions on Electron Devices,Vol.ED-32, No.8, A
UGUST 1985, pp.1564-1573に報告されているように、S
i基板上にショトキーバリアを形成し、このショトキー
バリアをフォトダイオードとして用いる赤外線用固体撮
像装置が知られている。この従来型の赤外線固体撮像装
置の構造を、図12に示す。
【0009】図12は、単位セルの断面の構造を示した
ものである。この赤外線用固体撮像装置は、信号電荷を
読み出す転送素子として電荷結合素子(CCD)を用い
ている。p型Si基板111に素子分離領域として厚い
絶縁膜115を形成し、素子形成領域にn型拡散層より
なるCCDチャンネル112を形成し、その上に絶縁膜
116を介して転送電極117を形成する。この後、転
送電極117の上に絶縁膜118を形成する。次いで、
n型拡散層よりなるガードリング114,n型拡散層1
13を形成し、さらにフォトダイオード119に対応す
る領域の絶縁膜を除去し、例えば白金(Pt)被着す
る。その後、アニールしてPtとSi基板を反応させて
Ptシリサイドを形成し、未反応のPtを除去する。こ
のPtシリサイドとSi基板はショットキー接合を形成
しており、このようにしてショットキー接合よりなるフ
ォトダイオード119が形成される。この上部に絶縁膜
120を形成し、フォトダイオード119の上部にAl
膜からなる反射膜121を形成することによって、図1
2に示す構成が得られる。
【0010】ところで、ショットキー型のフォトダイオ
ード119での赤外線の吸収は小さい。従って、Si基
板111の裏面から入射した赤外線122は、フォトダ
イオード119に達し、入射した赤外線の一部はPtシ
リサイドで吸収されるが、残りの多くの赤外線はフォト
ダイオード119を通過し、反射膜121に達し反射さ
れる。反射した赤外線の一部はフォトダイオード119
を通過する時にPtシリサイドで再び吸収される。
【0011】この赤外線固体撮像装置の特徴は、赤外線
をSi基板111の裏面より入射しフォトダイオード上
部の反射膜121により反射させ、赤外線をフォトダイ
オード119で2回吸収させることにある。これによ
り、フォトダイオード119での光電変換効率を向上さ
せることができる。しかし、このような構成であっても
光電変換効率は十分に高いとはいえず、光電変換効率の
さらなる向上が必要であった。
【0012】(3)半導体装置は、半導体基板上にトラ
ンジスタやキャパシタ等の構成要素を適当に配置し形成
し、これらトランジスタやキャパシタを導電体配線によ
り電気的に結合され機能を果たすものである。半導体装
置は通常、外部から電圧を印加し駆動する。また、半導
体装置は電流や電圧の電気信号の入力又は電流や電圧の
電気信号の出力を伴っている。従って半導体装置は、外
部から駆動電圧を受けたり、電気信号を入力したり、出
力したりするためのボンディングパッド部を有してい
る。
【0013】図13(a)に、従来の半導体装置のボン
ディングパッド部の断面図を示す。Si基板131上に
1μm程の酸化膜132が形成され、その上部に800
nm程のAl膜が被着される。このAl膜は光リソグラ
フィー技術と反応性イオンエッチング(RIE)によ
り、不必要の部分は除去され所望の形に加工されて、ボ
ンディングパッド133が形成される。この後、ボンデ
ィングパッド133の上部にパッシベーション層134
として400nm程SiNが被着され、ボンディングパ
ッド133の上部のSiNは除去されパッシベーション
層134が形成される。この後、ボンディングパッド1
33はボンディングワイヤ135に結合させられる。そ
して、外部から電圧や電流がボンディングワイヤ13
5,ボンディングパッド133を通して、トランジスタ
やキャパシタ等の半導体装置の構成要素に加えられる。
【0014】図13(b)は、従来の半導体装置のボン
ディングパッド部の平面図である。ボンディングワイヤ
135が、ボンディングパッド133のAl膜に結合さ
れている。ボンディングパッド133の材料はボンディ
ングの接着性が良好な導電体である必要があり、通常A
l膜或いはAlにSiやCu等のAl以外の元素を小量
混入したAl膜が用いられる。
【0015】先に述べたように従来の半導体装置におい
ては、ボンディングパッド133の材料として、通常A
l膜或いはAlにSiやCu等のAl以外の元素を小量
混入したAl膜が用いられる。ところが、これらAl膜
或いはAlにSiやCu等のAl以外の元素を小量混入
したAl膜をボンディングパッド133の材料として用
いた場合、次のような問題が生じる。即ち、Al膜は水
洗等のウェット処理によってその一部がエッチングされ
る。また、Al膜のRIEのエッチングに用いたエッチ
ングガスの成分などが表面に残り、空気中の水分を伴っ
てAl膜を腐食するコロージョンと呼ばれる現象が起こ
る。
【0016】このようにしてボンディングパッドのAl
の一部分が薄くなったりあるいは消失したりすると、ボ
ンディングパッドにボンディングワイヤを結合できなく
なったり、結合できたとしてもボンディング強度が著し
く弱くなる。実際 IEEE TRANSACTION ON COMPONENTS,HY
BRIDS, AND MANUFACTURING TECHNOLOGY, VOL.CHMT-10,
No.2, JUNE, 1987, PP.252-257にあるようにAlの消失
のためボンディング不良が生じることが知られている。
【0017】このようなAlの消失の問題は、Alを配
線材料とする場合にも問題となることがあるが、配線に
用いる場合はAl膜をパッシベーション層で保護するこ
とで、水洗などのウェット処理や空気雰囲気にAl膜を
晒すことを防ぐことができる。しかしながら、ボンディ
ングパッドの場合はボンディングを行う部分はパッシベ
ーション層を除去しており、水洗などのウェット処理や
空気雰囲気に晒されることは避けられないので、Al膜
の消失が非常に問題になる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
(1)先に述べたように、従来のマイクロレンズを使用
した固体撮像装置においては、斜め光に対する感度が低
下し、また対物レンズの絞り値に対して感度が変化する
という問題があった。
【0019】本発明は、上記の事情を考慮してなされた
もので、その目的とするところは、斜め光に対しても感
度が低下せず、カメラの対物レンズの絞り値に対して感
度が変化せず、受光面内での感度の均一化をはかり得る
固体撮像装置を提供することにある。
【0020】(2)先に述べたように従来の赤外線固体
撮像装置では、フォトダイオードの光電変換効率が小さ
く、感度が低いという問題があった。本発明は、上記事
情を考慮してなされたもので、その目的とするところ
は、フォトダイオードの光電変換効率を向上し、より感
度の高い赤外線固体撮像装置を提供することにある。
【0021】(3)先に述べたように従来のボンディン
グパッドにおいては、水洗などのウェット処理や空気雰
囲気にさらすことにより、Al膜の消失が生じ、これが
良好なボンディングを妨げる要因となっていた。
【0022】本発明は、上記の事情を考慮してなされた
もので、その目的とするところは、Al膜の消失が無
く、ボンディングの良好なボンディングパッドを有する
半導体装置を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明の骨子は、半導体基板上に形成されたフォ
トダイオードの上部に複数のレンズを重なるような位置
に形成し、入射光をこの複数のレンズに通してフォトダ
イオードに集光することにある。
【0024】即ち本発明は、半導体基板上に複数のフォ
トダイオードが配列されると共に、これらのフォトダイ
オード上にそれぞれ光を集光するためのマイクロレンズ
が配列された固体撮像装置において、マイクロレンズを
フォトダイオード上に複数段重なるように配置したこと
を特徴とする。
【0025】また、本発明の望ましい実施態様として、
複数のマイクロレンズのうち下部にあるマイクロレンズ
が上部のマイクロレンズよりも小さいこと、さらに複数
のマイクロレンズのうち最下部のマイクロレンズの上部
にカラーフィルタを配置したことがあげられる。
【0026】(2)本発明の骨子は、Si基板上に凹凸
を形成し、その部分にフォトダイオードを形成し、その
上部に絶縁膜を介して反射膜を形成することにある。こ
の構造のフォトダイオードでは、フォトダイオード上部
の反射膜での赤外線の反射が促進されることによりフォ
トダイオードの光電変換効率が向上する。
【0027】また、本発明の望ましい実施態様として、
フォトダイオード上に反射膜を形成し、基板の裏面より
光を入射させること、さらにフォトダイオードがショッ
トキー接合,ヘテロ接合或いは不純物拡散による接合に
より構成されることがあげられる。
【0028】(3)本発明の骨子は、ボンディングパッ
ドのAl膜を薄膜で覆い、Al膜を空気雰囲気や水洗な
どのウェット処理にさらすことを防ぐことで、ボンディ
ングパッドのAl膜の消失を防ぐものである。
【0029】即ち本発明は、半導体基板上に適当に配置
され形成されたトランジスタやキャパシタ等の構成要素
と、この構成要素を電気的に結合する導電体配線と、構
成要素に電気信号,電圧,電流を印加したり、或いは構
成要素から電気信号,電圧,電流を読出すのに用いるボ
ンディングパッド部から構成される半導体装置におい
て、ボンディングパッドを、Al膜或いはAlにCuや
SiなどのAl以外の元素を少量混入したAl膜と、そ
の上部に形成した保護層とから構成していることを特徴
とする。
【0030】
【作用】
(1)本発明によれば、半導体基板上に形成されたフォ
トダイオードの上部に複数のマイクロレンズを重なるよ
うな位置に形成し、入射光をこの複数のマイクロレンズ
に通してフォトダイオードに集光する。このようにする
と、単一のマイクロレンズではフォトダイオードに集光
できない斜め光に対しても、フォトダイオードに集光す
ることができる。従って、斜め光に対しても感度が低下
せず、カメラの対物レンズの絞り値に対して感度が変化
せず、かつ撮像装置の受光面内でない感度が均一にでき
る。
【0031】(2)本発明によれば、Si基板上に凹凸
を形成し、その部分にフォトダイオードを形成し、その
上部に絶縁膜を介し反射膜を形成することにある。この
構造のフォトダイオードでは、フォトダイオード上部の
反射膜での赤外線の反射が促進される。従って、入射し
た赤外線は多数回、フォトダイオードを通過する。ま
た、フォトダイオードに対して斜めに赤外線が入射する
ため、赤外線がフォトダイオードを通過する距離が長く
なる。フォトダイオードの光電変換効率が向上する。従
って、赤外線用固体撮像装置の感度を高くすることがで
きる。
【0032】(3)本発明によれば、ボンディングパッ
ドのAl膜は薄膜で覆われており、Al膜を空気雰囲気
や水洗などのウェット処理に晒すのを防ぐことで、ボン
ディングパッドのAl膜の消失を防ぐことができる。従
って本発明においては、ボンディング不良の無い、ボン
ディングワイヤとの結合が良好なボンディングパッドを
有する半導体装置を実現できる。
【0033】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 (第1の発明の実施例)
【0034】図1は、本発明の第1の実施例に係わる固
体撮像装置の要部構成を模式的に示す断面図である。半
導体基板11上に、受光部であるフォトダイオード12
が形成されている。図示していないが、フォトダイオー
ド12に隣接して、フォトダイオード12で光電変換さ
れた信号電荷を転送する手段(例えばCCD)が形成さ
れている。フォトダイオード12上には、パッシベーシ
ョン層13が形成されている。その上部に第1のマイク
ロレンズ15が形成され、この第1のマイクロレンズ1
5の上に平坦化層16が形成されている。この平坦化層
16の上部には、第2のマイクロレンズ19が形成され
ている。マイクロレンズ15とマイクロレンズ19の材
料は、パッシベーション層13,平坦層16よりも屈折
率が高く、透明な材料であればよい。図1より本実施例
では、Aのように半導体基板11に垂直に光が入射する
場合も、Bのように斜めに入射する光に対してもフォト
ダイオード12に集光することができることが判る。
【0035】この効果を、図2を用いて説明する。図2
では簡単にするため、マイクロレンズ15とマイクロレ
ンズ19以外の構成要素を省略している。この図より判
るように、マイクロレンズ15がマイクロレンズ19に
付加されると、マイクロレンズ19よりも焦点距離の短
いマイクロレンズ20が仮想的にできたと考えることが
できる。つまり、2枚のマイクロレンズ15,19を重
ねることで、マイクロレンズとフォトダイオードの距離
を実効的に短くできるため、テレビジョン学会技術報告
(テレビ学技報)vol.16,No.18,pp.11にもあるように、
斜め光に対する集光効果を改善できるのである。
【0036】逆にいうと、1枚のマイクロレンズを用い
ても、フォトダイオードとマイクロレンズの距離を短く
できれば、斜め光の集光効果を改善できる。しかしなが
ら、焦点距離の短いマイクロレンズを作ることが難しい
ことや平坦化層の膜厚を薄くすることが難しいため、1
枚の焦点距離の短いマイクロレンズを用いても、フォト
ダイオードとマイクロレンズの距離を短くすることは難
しい。また、マイクロレンズとフォトダイオードの間に
カラーフィルタ層を挿入して、カラー用固体撮像装置を
構成する場合は特に、マイクロレンズとフォトダイオー
ドの距離を短くすることが難しいのである。
【0037】これに対し本実施例では、第1のマイクロ
レンズ15を挿入することで、開口率を決めているマイ
クロレンズ19とフォトダイオード12との距離を実効
的に短くすることができる。ここで注目すべき点は、マ
イクロレンズ15は開口率を決めるわけではないので、
マイクロレンズ19より小さくできることである。マイ
クロレンズ15,19は共に平坦化された部分に形成さ
れることが望まれるが、マイクロレンズ15はマイクロ
レンズ19よりも小さいために、その下の平坦化された
部分は小さくなる。従って、マイクロレンズ15の下の
平坦化は容易であり、マイクロレンズ15の下の平坦化
層は薄くできる。また、フォトダイオード12上の領域
が平坦であれば平坦化層無しでもよい。そのため、マイ
クロレンズ15はフォトダイオードに近くに形成するこ
とができる。マイクロレンズ15がフォトダイオード1
2の近くに形成できるほど、本実施例の効果は大きいの
である。
【0038】図3は、本発明の第2の実施例に係わる固
体撮像装置の要部構成を模式的に示す断面図である。な
お、図1と同一部分には同一符号を付して、その詳しい
説明は省略する。この実施例は基本的には第1の実施例
と同様であり、第1の実施例と異なる点は、平坦化層の
上部にカラーフィルタが形成されていることである。即
ち、平坦化層16の上部にカラーフィルタ17が形成さ
れ、その上部に平坦化層18が形成される。そして、平
坦化層18の上にマイクロレンズ19が形成される。
【0039】この実施例でも2枚のマイクロレンズ1
5,19を用いて集光するので、第1の実施例と同様な
効果が得られる。この実施例の特徴はカラーフィルタ1
7を導入することで、カラー用の固体撮像装置を構成し
ていることである。このような構成のカラー用固体撮像
装置は、カラーフィルタ17を導入したことでマイクロ
レンズとフォトダイオードの距離がより長くなるので、
カラーフィルタを用いた固体撮像装置における本発明の
効果は大きい。
【0040】図4は、本発明の第3の実施例に係わる固
体撮像装置の要部構成を模式的に示す断面図である。な
お、図1と同一部分には同一符号を付して、その詳しい
説明は省略する。この実施例は、基本的には第1の実施
例と同様であり、第1の実施例と異なる点は、パッシベ
ーション層の上部にカラーフィルタが形成されているこ
とである。即ち、パッシベーション13の上部に、カラ
ーフィルタ17が形成され、その上部に平坦化層14が
形成される。そして、平坦化層14の上に第1のマイク
ロレンズ15が形成される。この第1のマイクロレンズ
15の上に、平坦化層16を介して第2のマイクロレン
ズ19が形成されている。
【0041】この実施例でも2枚のマイクロレンズ1
5,19を用いて集光するので、第1の実施例と同様な
効果が得られる。また、この実施例でも第2の実施例と
同じように、カラーフィルタ17を導入することでカラ
ー用の固体撮像装置を構成しているが、この実施例の場
合はカラーフィルタ17を第1のマイクロレンズ15と
フォトダイオード12の間に形成している。本発明の効
果を出すためにはマイクロレンズ15とフォトダイオー
ド12の距離を十分に短くする必要がある。従って本発
明の効果を出すために、第3の実施例ではカラーフィル
タ17の厚さを十分に薄くして、マイクロレンズ15と
フォトダイオード19の距離を十分短くする必要があ
る。
【0042】なお、上記した実施例では2枚のマイクロ
レンズを用いる場合について述べたが、3枚以上の複数
のマイクロレンズを用いてフォトダイオードに集光する
場合についても同様の効果を得られる。 (第2の発明の実施例)
【0043】図5は、本発明の第4の実施例に係わる赤
外線固体撮像装置の単位セル構造を示す断面図である。
本実施例の基本的な構造は図12の装置と同様であり、
本実施例の従来例と異なる点は、Si基板に凹凸を形成
し、その凹凸部分にフォトダイオードを形成したことで
ある。
【0044】まず、図12に示す従来の赤外線用固体撮
像装置と同様に、p型Si基板51に素子分離用の厚い
絶縁膜55,CCDチャンネル52,絶縁膜56,転送
電極57,絶縁膜58,ガードリング54,n型拡散層
53を形成する。その後、フォトダイオード59に対応
する部分の上部の絶縁膜を除去する。そして、Si基板
51のフォトダイオード59に対応する部分の一部をエ
ッチングして、Si基板51の表面に凹凸を形成する。
この上に例えば白金(Pt)被着し、アニールしてPt
とSi基板51を反応させてPtシリサイドを形成す
る。そして、未反応のPtを除去する。このようにし
て、凹凸のあるフォトダイオード59が形成される。こ
の上部に絶縁膜60を形成し、フォトダイオード59の
上部にAl膜からなる反射膜61が形成される。
【0045】図6は、図5のフォトダイオードを含む部
分を拡大した図である。図5と対応する部分は同じ符号
を付した。図6から判るように、赤外線62は反射膜6
1で多数回反射され、フォトダイオード59を多数回通
過することができる。また、フォトダイオード59に対
して垂直でなく、斜めに赤外線が入射するので、赤外線
がフォトダイオード59を横切る距離は長くなる。従っ
て、赤外線がPtシリサイドで吸収される確率が増すの
でフォトダイオード59での光電変換効率が大きくな
る。そのため、固体撮像装置として感度が高くなる。本
実施例ではフォトダイオードとしてショットキー接合を
用いたが、SiGe等をSi基板上に形成したヘテロ接
合でもよい。また、フォトダイオードとしてSi基板表
面に作られた拡散層によるpnpやnpn等の構造を用
いてもよい。
【0046】図7は、本発明の第5の実施例を示す断面
図で、図6と同様、フォトダイオードを含む部分の拡大
図である。図6と対応する部分は同一の符号を付した。
この実施例が第4の実施例と異なる点は、凹凸のあるフ
ォトダイオード59の凹凸が球形に形成されていること
である。この場合も第4の実施例と同様に、フォトダイ
オード59での光電変換効率が大きくなるため、感度が
大きくなる。
【0047】図8は、本発明の第6の実施例を示す断面
図で、図6と同様、フォトダイオードを含む部分の拡大
図である。図6と対応する部分は同一の符号を付した。
この実施例が第4の実施例と異なる点は、凹凸のあるフ
ォトダイオード59の凹凸に絶縁膜60を埋め込んで平
坦化されている点である。反射膜61は平坦化された絶
縁膜60の表面に形成されている。従って、この実施例
では赤外線62は反射膜61で多数回反射されることは
ない。しかし、フォトダイオード59は赤外線の入射す
る方向に対して垂直でないので、赤外線がフォトダイオ
ード59を横切る距離は長くなる。従って、赤外線がP
tシリサイドで吸収される確率が増すのでフォトダイオ
ード59での光電変換効率が大きくなる。そのため、固
体撮像装置として感度が高くなる。
【0048】図9は、本発明の第7の実施例を示す断面
図で、図6と同様、フォトダイオードを含む部分の拡大
図である。図6と対応する部分は同一の符号を付した。
この実施例が第4の実施例と異なる点は、反射膜61が
無いことである。この実施例でも第6の実施例と同様
に、赤外線62は反射膜61で多数回反射されることは
無い。しかし、フォトダイオード59は赤外線の入射す
る方向に対して垂直でないので、赤外線がフォトダイオ
ード59を横切る距離は長くなる。従って、赤外線がP
tシリサイドで吸収される確率が増すのでフォトダイオ
ード59での光電変換効率が大きくなる。そのため、固
体撮像装置として感度が高くなる。また、この実施例で
は他の実施例と異なり反射膜が無いので、図9に示した
ようにSi基板51の上部から赤外線62を入射でき
る。この構造はSi基板51で吸収され易い波長の赤外
線に対して有利である。 (第3の発明の実施例)
【0049】図10(a)は、本発明の第8の実施例に
係わる半導体装置のボンディングパッド部の断面図であ
る。この実施例のボンディングパッドは、図13(a)
と基本的には同じ構造であるが、図13(a)と異なる
点はボンディングパッドのAl膜上に保護層が形成され
ていることである。
【0050】即ち、Si基板81上に1μm程の酸化膜
82が形成され、その上部に800nm程のAl膜が被
着される。このAl膜は光リソグラフィー技術と反応性
イオンエッチング(RIE)により、不必要の部分が除
去され所望の形に加工され、これによりボンディングパ
ッド83が形成される。この後、ボンディングパッド8
3の上部にパッシベーション層84として400nm程
度のSiNが被着され、ボンディングパッド83の上部
のSiNは除去されパッシベーション層84が形成され
る。
【0051】ここまでは従来例と同様であるが、この後
に保護層86としてスパッタ法などによりTi膜50n
m程度を被着する。さらに、光リソグラフィー技術を用
いてボンディングパッド83の上部に所望のパターンに
レジストを形成して、RIEによりTi膜をエッチング
する。その後、レジストを除去して、図10(a)に示
すように保護層86が形成される。
【0052】Ti膜はAl膜と異なり、水洗などのウェ
ット処理や空気雰囲気に対して安定であり、消失するこ
とは無い。また、ボンディングパッド83のAl膜は保
護層86により、ウェット処理や空気雰囲気に晒される
ことが無いため、ボンディングパッド83のAl膜が消
失することは無い。保護層86の膜厚が厚い場合はボン
ディングパッド83とボンディングワイヤとのボンディ
ングが阻害されることがある。しかし、保護層86の膜
厚が例えば数10nm以下と十分に小さいならば、ボン
ディングパッド83とボンディングワイヤとのボンディ
ングは阻害されず、良好に結合される。
【0053】従って、本実施例の半導体装置のボンディ
ングパッド83はAl膜が保護層86により保護されて
いるのでボンディングの不良は無く、ボンディングワイ
ヤと良好な結合が得られる。
【0054】保護層86としてはAlと比較して水洗な
どのウェット処理や空気雰囲気に対して安定な材料から
なる薄膜であればよい。例えば保護層86の材料とし
て、チタン(Ti),ジルコニウム(Zr),ハフニウ
ム(Hf),バナジウム(V),ニオブ(Nb),タン
タル(Ta),クロム(Cr),モリブデン(Mo),
タングステン(W),鉄(Fe),コバルト(Co),
ニッケル(Ni),プラチナ(Pt),パラジウム(P
d)などやこれら金属同士の合金や或いは、これら金属
とAlの合金などである。また、前記した金属のシリサ
イドや前記した金属の窒化物,酸化物,炭化物などでも
よい。また、Alの酸化物や窒化物でもよい。SiN,
SiO2 などの絶縁体薄膜でもよい。また、炭素(C)
の薄膜でもよい。
【0055】図10(b)は、本発明の第9の実施例に
係わる半導体装置のボンディングパッド部の断面図であ
る。この実施例のボンディングパッドは図10(a)と
略同じ構造であり、対応する部分は同一の符号を付して
いる。この実施例と第8の実施例の異なる点は、第8の
実施例では保護層86をパッシベーション層84を形成
した後に形成しているが、この実施例ではボンディング
パッド83のAl膜上に直接、保護層86を形成してい
ることである。
【0056】即ち本実施例では、ボンディングパッド8
3としてAl膜を被着した後、連続して保護層86とな
るTi膜を被着する。その後、光リソグラフィー技術を
用いてボンディングパッド83になる部分の上にレジス
トを形成して、RIEによりTi膜とAl膜をエッチン
グして、その後、レジストを除去する。このようにして
ボンディングパッド83と保護層86が形成される。そ
の後、図13(a)の場合と同様にしてパッシベーショ
ン層84を形成する。保護層86の材料としては第8の
実施例で記した材料を用いればよい。この第9の実施例
においても、ボンディングパッド83のAl膜を保護層
86によって覆っているので、第8の実施例と同様の効
果が得られる。
【0057】なお上述した第8,9の実施例ではボンデ
ィングパッド83の材料としてAl膜を用いたが、Al
にCuやSiなどAl以外の元素を小量混入したAl膜
を用いても、実施例の場合と同等の効果が得られる。
【0058】
【発明の効果】
(1)以上述べたように本発明によれば、半導体基板上
に形成されたフォトダイオードの上部に複数のマイクロ
レンズを重なるような位置に形成し、入射光をこの複数
のマイクロレンズに通してフォトダイオードに集光して
いる。これにより、単一のマイクロレンズではフォトダ
イオードに集光できない斜め光に対しても、フォトダイ
オードに集光することができる。従って、斜め光に対し
ても感度が低下せず、かつカメラの対物レンズの絞り値
に対して感度が変化せず、受光面内での感度を均一にす
ることができる。
【0059】(2)以上述べたように本発明によれば、
Si基板上に凹凸を形成し、その部分にフォトダイオー
ドを形成し、その上部に絶縁膜を介し反射膜を形成する
ことで、感度の高い赤外線用固体撮像装置を得ることが
できる。即ち、この構造のフォトダイオードでは、フォ
トダイオード上部の反射膜での赤外線の反射が促進され
る。従って、入射した赤外線は多数回フォトダイオード
を通過する。また、赤外線はフォトダイオードに対して
斜めに入射するため、赤外線がフォトダイオードを通過
する距離が増す。このため、フォトダイオードの光電変
換効率が向上することにより、感度の高い赤外線用固体
撮像装置を得ることができる。
【0060】(3)以上詳述したように本発明によれ
ば、ボンディングパッドのAl膜を薄膜で覆い、Al膜
を空気雰囲気やウェット処理に晒すのを防ぐことで、ボ
ンディングパッドのAl膜の消失を防ぐことができる。
従って、ボンディング不良の無い、ボンディングワイヤ
との結合が良好なボンディングパッドを有する半導体装
置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に係わる固体撮像装置の要部構成
を模式的に示す断面図。
【図2】図1の要部構成を拡大して示す模式図。
【図3】第2の実施例に係わる固体撮像装置の要部構成
を模式的に示す断面図。
【図4】第3の実施例に係わる固体撮像装置の要部構成
を模式的に示す断面図。
【図5】第4の実施例に係わる赤外線固体撮像装置の単
位セル構造を示す断面図。
【図6】図5のフォトダイオードを含む部分を拡大して
示す断面図。
【図7】第5の実施例の要部構成を示す断面図。
【図8】第6の実施例の要部構成を示す断面図。
【図9】第7の実施例の要部構成を示す断面図。
【図10】第8,9の実施例に係わる半導体装置のボン
ディングパッド部の断面図。
【図11】従来のマイクロレンズを用いた固体撮像装置
の画素部構成を示す断面図。
【図12】従来の赤外線固体撮像装置の単位セル構造を
示す断面図。
【図13】従来の半導体装置のボンディングパッド部構
造を示す断面図と平面図。
【符号の説明】
11…半導体基板、 12…フォトダ
イオード、13…パッシベーション層、 14
…平坦化層、15…第1のマイクロレンズ、 1
6…平坦化層、17…カラーフィルタ、
18…平坦化層、19…第2のマイクロレンズ、
20…仮想的なマイクロレンズ。51…p型Si基
板、 52…CCDチャネル、53…n
型拡散層、 54…ガードリング、5
5…素子分離用絶縁膜、 56…絶縁膜、5
7…転送電極、 58…絶縁膜、5
9…フォトダイオード、 60…絶縁膜、6
1…反射膜、 62…赤外線、8
1…Si基板、 82…酸化膜、8
3…ボンディングパッド、 84…パッシベー
ション層、86…保護層。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に複数のフォトダイオードが
    配列されると共に、これらのフォトダイオード上にそれ
    ぞれ光を集光するためのマイクロレンズが配列された固
    体撮像装置であって、前記マイクロレンズは前記フォト
    ダイオード上に複数段、重なるように配置されてなるこ
    とを特徴とする固体撮像装置。
  2. 【請求項2】半導体基板の表面の複数箇所に形成された
    凹凸部と、これらの凹凸部にそれぞれ形成されたフォト
    ダイオードと、これらのフォトダイオードで検出された
    信号電荷を読出す手段とを具備してなることを特徴とす
    る固体撮像装置。
JP4249273A 1992-09-18 1992-09-18 固体撮像装置 Pending JPH06104414A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4249273A JPH06104414A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 固体撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4249273A JPH06104414A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 固体撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06104414A true JPH06104414A (ja) 1994-04-15

Family

ID=17190517

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4249273A Pending JPH06104414A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 固体撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06104414A (ja)

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100244295B1 (ko) * 1997-03-13 2000-02-01 김영환 고체 촬상 소자 및 그 제조방법
KR100437819B1 (ko) * 1999-06-23 2004-06-26 주식회사 하이닉스반도체 고체 촬상 소자 및 그의 제조 방법
US7081998B2 (en) 2003-10-23 2006-07-25 Sanyo Electric Co., Ltd. Solid-state imaging apparatus
US7474350B2 (en) 2003-09-08 2009-01-06 Sanyo Electric Co., Ltd. Solid state image pickup device comprising lenses for condensing light on photodetection parts
JP2010177705A (ja) * 2010-04-16 2010-08-12 Sony Corp 固体撮像装置、その製造方法および撮像装置
WO2010110317A1 (ja) * 2009-03-27 2010-09-30 浜松ホトニクス株式会社 裏面入射型固体撮像素子
US8405180B2 (en) 2006-12-08 2013-03-26 Sony Corporation Solid-state imaging device, method of making the same, and imaging apparatus
WO2016039046A1 (ja) * 2014-09-09 2016-03-17 浜松ホトニクス株式会社 裏面入射型固体撮像装置
WO2016063727A1 (ja) * 2014-10-20 2016-04-28 ソニー株式会社 固体撮像素子及び電子機器
JP2016197733A (ja) * 2009-09-17 2016-11-24 サイオニクス、エルエルシー 感光撮像素子および関連方法
US9666636B2 (en) 2011-06-09 2017-05-30 Sionyx, Llc Process module for increasing the response of backside illuminated photosensitive imagers and associated methods
US9673250B2 (en) 2013-06-29 2017-06-06 Sionyx, Llc Shallow trench textured regions and associated methods
US9673243B2 (en) 2009-09-17 2017-06-06 Sionyx, Llc Photosensitive imaging devices and associated methods
US9741761B2 (en) 2010-04-21 2017-08-22 Sionyx, Llc Photosensitive imaging devices and associated methods
US9762830B2 (en) 2013-02-15 2017-09-12 Sionyx, Llc High dynamic range CMOS image sensor having anti-blooming properties and associated methods
US9761739B2 (en) 2010-06-18 2017-09-12 Sionyx, Llc High speed photosensitive devices and associated methods
US9905599B2 (en) 2012-03-22 2018-02-27 Sionyx, Llc Pixel isolation elements, devices and associated methods
US9911781B2 (en) 2009-09-17 2018-03-06 Sionyx, Llc Photosensitive imaging devices and associated methods
US9939251B2 (en) 2013-03-15 2018-04-10 Sionyx, Llc Three dimensional imaging utilizing stacked imager devices and associated methods
US10244188B2 (en) 2011-07-13 2019-03-26 Sionyx, Llc Biometric imaging devices and associated methods
US10374109B2 (en) 2001-05-25 2019-08-06 President And Fellows Of Harvard College Silicon-based visible and near-infrared optoelectric devices
US10741399B2 (en) 2004-09-24 2020-08-11 President And Fellows Of Harvard College Femtosecond laser-induced formation of submicrometer spikes on a semiconductor substrate

Cited By (41)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100244295B1 (ko) * 1997-03-13 2000-02-01 김영환 고체 촬상 소자 및 그 제조방법
KR100437819B1 (ko) * 1999-06-23 2004-06-26 주식회사 하이닉스반도체 고체 촬상 소자 및 그의 제조 방법
US10374109B2 (en) 2001-05-25 2019-08-06 President And Fellows Of Harvard College Silicon-based visible and near-infrared optoelectric devices
US7474350B2 (en) 2003-09-08 2009-01-06 Sanyo Electric Co., Ltd. Solid state image pickup device comprising lenses for condensing light on photodetection parts
US7081998B2 (en) 2003-10-23 2006-07-25 Sanyo Electric Co., Ltd. Solid-state imaging apparatus
US10741399B2 (en) 2004-09-24 2020-08-11 President And Fellows Of Harvard College Femtosecond laser-induced formation of submicrometer spikes on a semiconductor substrate
US8405180B2 (en) 2006-12-08 2013-03-26 Sony Corporation Solid-state imaging device, method of making the same, and imaging apparatus
JP2010232494A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Hamamatsu Photonics Kk 裏面入射型固体撮像素子
EP2413362A1 (en) * 2009-03-27 2012-02-01 Hamamatsu Photonics K.K. Back-illuminated solid-state image pickup device
CN102365741A (zh) * 2009-03-27 2012-02-29 浜松光子学株式会社 背面入射型固体摄像元件
KR20110137813A (ko) * 2009-03-27 2011-12-23 하마마츠 포토닉스 가부시키가이샤 이면 입사형 고체 촬상 소자
EP2413362A4 (en) * 2009-03-27 2013-05-01 Hamamatsu Photonics Kk REAR-LIGHTED FIXED BODY RECORDING DEVICE
US9000492B2 (en) 2009-03-27 2015-04-07 Hamamatsu Photonics K.K. Back-illuminated solid-state image pickup device
WO2010110317A1 (ja) * 2009-03-27 2010-09-30 浜松ホトニクス株式会社 裏面入射型固体撮像素子
US9673243B2 (en) 2009-09-17 2017-06-06 Sionyx, Llc Photosensitive imaging devices and associated methods
JP2016197733A (ja) * 2009-09-17 2016-11-24 サイオニクス、エルエルシー 感光撮像素子および関連方法
US10361232B2 (en) 2009-09-17 2019-07-23 Sionyx, Llc Photosensitive imaging devices and associated methods
US9911781B2 (en) 2009-09-17 2018-03-06 Sionyx, Llc Photosensitive imaging devices and associated methods
JP2010177705A (ja) * 2010-04-16 2010-08-12 Sony Corp 固体撮像装置、その製造方法および撮像装置
US10229951B2 (en) 2010-04-21 2019-03-12 Sionyx, Llc Photosensitive imaging devices and associated methods
US9741761B2 (en) 2010-04-21 2017-08-22 Sionyx, Llc Photosensitive imaging devices and associated methods
US9761739B2 (en) 2010-06-18 2017-09-12 Sionyx, Llc High speed photosensitive devices and associated methods
US10505054B2 (en) 2010-06-18 2019-12-10 Sionyx, Llc High speed photosensitive devices and associated methods
US9666636B2 (en) 2011-06-09 2017-05-30 Sionyx, Llc Process module for increasing the response of backside illuminated photosensitive imagers and associated methods
US10269861B2 (en) 2011-06-09 2019-04-23 Sionyx, Llc Process module for increasing the response of backside illuminated photosensitive imagers and associated methods
US10244188B2 (en) 2011-07-13 2019-03-26 Sionyx, Llc Biometric imaging devices and associated methods
US9905599B2 (en) 2012-03-22 2018-02-27 Sionyx, Llc Pixel isolation elements, devices and associated methods
US10224359B2 (en) 2012-03-22 2019-03-05 Sionyx, Llc Pixel isolation elements, devices and associated methods
US9762830B2 (en) 2013-02-15 2017-09-12 Sionyx, Llc High dynamic range CMOS image sensor having anti-blooming properties and associated methods
US9939251B2 (en) 2013-03-15 2018-04-10 Sionyx, Llc Three dimensional imaging utilizing stacked imager devices and associated methods
US10347682B2 (en) 2013-06-29 2019-07-09 Sionyx, Llc Shallow trench textured regions and associated methods
US9673250B2 (en) 2013-06-29 2017-06-06 Sionyx, Llc Shallow trench textured regions and associated methods
US11069737B2 (en) 2013-06-29 2021-07-20 Sionyx, Llc Shallow trench textured regions and associated methods
EP3193367A4 (en) * 2014-09-09 2018-05-02 Hamamatsu Photonics K.K. Backside incidence type solid-state image pickup device
CN107078136A (zh) * 2014-09-09 2017-08-18 浜松光子学株式会社 背面入射型固体摄像装置
JP2016058507A (ja) * 2014-09-09 2016-04-21 浜松ホトニクス株式会社 裏面入射型固体撮像装置
WO2016039046A1 (ja) * 2014-09-09 2016-03-17 浜松ホトニクス株式会社 裏面入射型固体撮像装置
KR20170049567A (ko) * 2014-09-09 2017-05-10 하마마츠 포토닉스 가부시키가이샤 이면 입사형 고체 촬상 장치
US10811459B2 (en) 2014-09-09 2020-10-20 Hamamatsu Photonics K.K. Backside incidence type solid-state image pickup device
US10236311B2 (en) 2014-10-20 2019-03-19 Sony Semiconductor Solutions Corporation Solid-state imaging element and electronic device to improve quality of an image
WO2016063727A1 (ja) * 2014-10-20 2016-04-28 ソニー株式会社 固体撮像素子及び電子機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06104414A (ja) 固体撮像装置
US7189957B2 (en) Methods to improve photonic performances of photo-sensitive integrated circuits
JP2721146B2 (ja) 共通の中間層金属コンタクトを有する2色赤外線同時検出器
US20070045685A1 (en) Method and apparatus providing integrated color pixel with buried sub-wavelength gratings in solid state imagers
JPH0745805A (ja) オンチップマイクロレンズを備えた固体撮像装置
US10522579B2 (en) Light blocking layer for image sensor device
JPH0745808A (ja) 固体撮像素子
JP2797984B2 (ja) 固体撮像素子およびその製造方法
US5130259A (en) Infrared staring imaging array and method of manufacture
US5171994A (en) Infrared staring imaging array
JPH0750401A (ja) 固体撮像素子及びその製造方法
JP2003060179A (ja) 固体撮像装置およびその製造方法
JP2007088057A (ja) 固体撮像素子およびその製造方法
JPH05167056A (ja) 積層型固体撮像装置
JP3402429B2 (ja) 固体撮像素子及びその製造方法
JP2006140413A (ja) 固体撮像素子
KR100748313B1 (ko) 이미지센서의 제조방법
JPH07192663A (ja) 撮像装置
JPH04259256A (ja) 固体撮像装置
JP2007067212A (ja) 固体撮像素子およびその製造方法
JP5225233B2 (ja) 光電変換装置
JP2006310825A (ja) 固体撮像素子およびその製造方法
JP2002094038A (ja) 固体撮像装置およびその製造方法
JP3485304B2 (ja) 固体撮像装置
JP2003188368A (ja) 固体撮像装置の製造方法