JPH06104228B2 - 液体分配管用2方弁 - Google Patents

液体分配管用2方弁

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JPH06104228B2
JPH06104228B2 JP1287644A JP28764489A JPH06104228B2 JP H06104228 B2 JPH06104228 B2 JP H06104228B2 JP 1287644 A JP1287644 A JP 1287644A JP 28764489 A JP28764489 A JP 28764489A JP H06104228 B2 JPH06104228 B2 JP H06104228B2
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イジェーヌ・ル・ドゥブア
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エフ・エム・シー・ヨーロッパ・エス・アー
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    • F17DPIPE-LINE SYSTEMS; PIPE-LINES
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    • F17D3/03Arrangements for supervising or controlling working operations for controlling, signalling, or supervising the conveyance of several different products following one another in the same conduit, e.g. for switching from one receiving tank to another
    • F17D3/08Arrangements for supervising or controlling working operations for controlling, signalling, or supervising the conveyance of several different products following one another in the same conduit, e.g. for switching from one receiving tank to another the different products being separated by "go-devils", e.g. spheres
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    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、液体分配管の下流端に、例えば貯油タンク、
又はタンク車に油、又は石油製品のような液体を放出す
るための垂直管のような、垂直管の自由端に取付けるよ
うに設計された2方弁に関する。
同じ管を用いて幾つかの液体を連続的に分配する場合
に、液体を変更する必要がある時、パイプの上流端にお
ける第1の液体の供給を遮断した後で次の液体の供給
を、やはり管の上流端で開始する前に、上流端から下流
端へ、またその逆方向へ「キャプチブ(保留型)」スク
レーパを循環させて、パイプの内壁を掃除し、この内壁
に付着している第1の液体の残留分を下流端に排出して
から、出発点に戻ることが公知の慣行である。これは、
連続する液体が部分的に混合するのを防止する。
スクレーパは管から逃げ出さないようにされる、という
意味で「キャプチブ」である。従って、液体にスクレー
パが運び去られるのを防止すると同時に、液体の流れを
可能にするようにされたスクレーパのために衝接部材を
管の下流の弁の中に設けることが必要となる。
液体分配管の下流に据え付けるように設計されたこの種
の2方弁の一例が文献FR=2,222,587に記載され、これ
はスクレーパの通路に置かれた衝接部材の周囲をめぐっ
て流体が流れるようにし、流体の流れと同軸線上にある
スクレーブが衝接部材に滑動自在に取り付けられている
ので、スリーブの軸方向位置を変えることにより、衝接
部材をめぐって液体が流れる通路が閉止されるか、又は
開放される。
公知の解法において、スリーブの位置は弁の下流側にお
ける液体圧力の存在とは無関係に制御(又は維持)され
る。
また、前記文献FR−2,222,587において、衝接部材に衝
接するスクレーパを上流方向に戻すのに必要な圧力は衝
接部材近傍を流れる液体の通路にかけられる。
最後に、この公知の解法はスクレーパが衝接部材に当た
っている時に流体が流れるようにするのに、あまり適し
ていない。
本発明は、従来は固定された衝接部材を移動自在にし、
滑動する閉塞式のスリーブをこの移動型の衝接部材に従
属させることによって、前記の欠点を克服することを指
向しており、これは個々の要求に合わせて、液体圧が移
動型衝接部材にかけられた時に弁が自動的に開放又は閉
止の位置に保たれようとする安全特性を導入することを
可能とする。
この目的のために、本発明は、掻き取り(スクレーピン
グ)によって掃除されるようになっている液体分配管の
ための2方弁であって、衝接関係にスクレーパを受承す
るようにされた衝接部材を含む垂直管と、衝接部材の上
流側で前記垂直管内に設ける環状スロットと、スリーブ
が前記環状スロットを閉止する閉止状態とスリーブが前
記環状スロットを少なくとも部分的に開放する開放状態
との間で、制御装置により縦方向に移動自在なスリーブ
とを含む、衝接部材が移動自在でかつ前記スリーブに固
定され、逆流圧噴射装置が衝接部材中に延在することを
特徴とする2方弁を提供する。
本発明の望ましい実施例においては: スリーブが環状スロットを開いた状態にあるとき、衝接
部材は、閉止状態におけるよりもさらに上流にあって、
スクレーパが前記スロットを閉止することなく衝接関係
に入ることができるように、環状スロットから十分離れ
ている。
スリーブが垂直管の外側に沿って滑動し、衝接部材を囲
みかつ該部材に固定される、円筒形の包囲部材に固定さ
れる。
スリーブが、包囲部材の内壁に沿って固定され、包囲部
材が、さらに下流で垂直管の縦スロットを貫通する半径
方向指金によって衝接部材に固定される。
包囲部材がスリーブの上流で垂直管上を耐液状に滑動す
る環状フランジを有し、垂直管がその外側に環状カラー
を担持し、カラーが、半径方向においては包囲部材と垂
直管の間で、また軸方向においてはフランジと前記スリ
ーブの間で、相反して容積を変えるようにされた2個の
耐液環状空間を定め、制御装置が環状空間内に延びる、
それぞれの与圧流体出入口オリフィスを有する。
与圧流体出入口オリフィスが、フランジ及びスリーブを
貫通する。
衝接部材が杯状体をなしてスクレーパの端末部分を受承
するようにされ、逆流圧噴射オリフィスを杯状体の底に
設ける。
スリーブが、垂直管の管状下流部分の内側を滑動し、衝
接部材の上流方向への延長部により形成され、スクレー
パが衝接部材と衝接し得るようにスリーブの内径が垂直
管の上流部分の内径と等しい。
環状スロットがスリーブにより開放される状態におい
て、衝接部材が閉止状態におけるよりもさらに下流にあ
る。
衝接部材が、衝接部材の底に達する通路を定める、管状
部分により下流方向に延長され、垂直管の管状下流部分
に固定されて逆流圧噴射オリフィスと連通する、一部材
内の円筒状ハウジング中へ液体密封式に滑動し、スリー
ブの制御装置が衝接部材の直ぐ下流の環状空間に達する
圧流体噴射オリフィスを含む。
垂直管に固定される部材が、円筒状ハウジングの回りに
円筒を有し、円筒がその上流端に半径方向に突き出るフ
ランジを有し、第2の与圧流体噴射オリフィスが導入さ
れる第2環状空間を垂直管の管状下流部分に固定される
部材により定めるように、管状下流部分まで半径方向に
延びるリングが、円筒に沿って耐液状に滑動するように
取付けられる。
添付図面を参照しつつ、限定を意図しない実施例のみに
より与えられる以下の記載から、本発明の目的、特徴及
び利点が明らかとなるであろう。
第1図乃至第5図は、連続する異なる液体の間で、管の
内側で上流から下流端に、またその逆に、少なくとも1
個のスクレーパを移動させることができる液体分配管の
下流端に据え付けるように設計された2方弁(1)の第
1の実施例を示す。
弁は垂直管(2)を有し、その内側に衝接部材(3)が
あって、該部材(3)は垂直管(2)の流れ断面を耐液
状に完全に閉止し、スクレーパ(4)を衝接関係に受承
するようにされている。衝接部材(3)はスクレーパ
の、相補的な端末部(4A)に組み合うように設計された
杯状体(5)を有するのが有利である。
衝接部材(3)の上流には、この場合不連続であるが、
衝接部材(3)の周囲を通って、垂直管内を流れる液体
が通過し得るように設計された環状スロット(6)があ
る。円筒形のスリーブ(7)が垂直管に沿って滑動する
ように取付けられ、不連続の環状スロット(6)を選択
的に閉止(第5図)、又は開放(第1図)することがで
きるようになっている。
本実施例では、衝接部材(3)の周囲を流れる液体を半
径方向に閉じ込めるように、スリーブから軸方向に衝接
部材(3)を超えて延在する包囲部材(8)にスリーブ
(7)が固定される。
不連続な環状スロット(6)の下流に縦スロット(9)
があり、これを貫通する指金(10)が衝接部材(3)を
包囲部材(8)に、従ってスリーブ(7)に固定してい
る。
垂直管の外壁に固定されてスリーブ(7)に対する衝接
部材を構成するようにされたフランジ(11)を超えて、
垂直管(2)の回りに上流方向に包囲部材(8)が延在
する。フランジ(11)と垂直管(2)、及び包囲部材
(8)の壁とに協働して可変容積の耐液状の環状空間
(13)を限定するようにされた環状フランジ(12)が包
囲部材(8)の上流端にある。同様に、スリーブ(7)
がフランジ(11)の下流で環状空間(14)を限定し、そ
の軸方向寸法は環状空間(13)の軸方向寸法と相反して
変化する。
環状フランジ(12)とスリーブ(7)とにあるそれぞれ
の入口オリフィス(15,16)は交互に圧力源に連結され
るようになっているので、環状空間(13)、又は環状空
間(14)のいずれかが、復動ピストンのように必要に応
じて、拡大することができる。
これも圧力源(図示せず)に連結するようにされた噴射
オリフィス(17)が衝接部材(3)の杯状体の底を通し
て与圧流体を噴射するために設けられる。
第3図に示すように、衝接部材(3)を包囲部材(8)
に固定する半径方向指金のうちの1個、つまり指金(10
A)は、前記衝接部材(3)の杯状体(5)に開口する
軸方向オリフィス(18)と噴射オリフィス(17)との間
を連通し得るように、中空となっている。
オリフィス(17)への流体の流れを防止するために、オ
リフィス(17)と前記衝接部材(3)の杯状体(5)と
の間に逆止め弁(19)が設けられる。
第1図に示すように、不連続な環状スロットへの流入を
妨げることなくスクレーパ(4)が衝接部材(4)に衝
突し得るように、衝接部材(3)は不連続な環状スロッ
ト(6)の下流に十分な距離をとっている。本例では、
スクレーパ(4)は前端部(4A)と同様に截頭円錐形の
後端部(4B)を有し、これが不連続なスロットへ向けて
流れを良好に偏向させることが明らかである。
第1図の状態で作動中、入口オリフィス(15)を通して
導入された流体圧が上流の環状空間(13)内に存在し、
その結果、衝接部材(3)、包囲部材(8)及び環状ス
リーブ(7)の組合せは上昇状態にあってそれを維持す
る。従って、垂直管(2)に沿って下方に流れる液体は
難なく不連続な環状スロット(6)を通過する。
もしも、第1図の状態に始まって、流体圧がオリフィス
(16)を通って環状空間(14)に供給されると、衝接部
材(3)、包囲部材(8)、及びスリーブ(7)の全体
下方運動が生じることになる。その時、不連続な環状ス
ロット(6)は閉止され、衝接部材(3)をよぎる流体
流は防止される。そこで弁(1)は閉止される(第5
図)。
状態(第1図)、及び状態(第5図)の各々において、
環状空間(13)、又は環状空間(14)のいずれかは最大
となり、他方は最小、つまり軸方向寸法はゼロとなる。
垂直管(2)と移動組立体(3,8,7)とが相対運動をす
るには、小さくなりつつある環状空間(13)又は(14)
にある空気又は流体が逃げなければならない。第1図の
状態では、オリフィス(16)を通して自由に逃げること
ができ、第5図の状態では、オリフィス(15)を通して
自由に逃げることができる。この作動原理は復動ピスト
ンに似ている。
第4図は第1図と第5図の中間の状態に相当する。つま
り環状空間(13)、又は(14)のいずれもが軸方向寸法
ゼロにまで縮小しない状態である。これを達成するため
に、圧縮空気のような与圧流体が環状空間(13,14)の
各々に同時に(第4図に、オリフィス(15,16)近くに
黒色の3角形によって示されるように)供給される。
これに対する代替法として、一方の環状空間、例えば環
状空間(13)のみに与圧流体を供給し、環状空間(14)
の外側へ流体が流れるの防止することでも十分である。
第4図の中間状態において、スリーブ(7)は部分的に
不連続な環状スロット(6)を閉じ、弁(1)の許す最
大流量よりも少ない流量で衝接部材(3)の回りの流れ
を可能にする。
第1図乃至第5図に示す弁(1)は自動的に閉止するフ
ェイルセーフ型のものであることは当然である。環状空
間(13,14)のいずれにも圧力をかけることなく、また
何らの形式のバネ戻し装置も必要とすることなく、垂直
管(2)内の上部から下部への流れが衝接部材(3)に
下向きに圧力を働かせ、その結果、衝接部材の上流の液
体圧の存在のみにより、部材(3,8)を共に下方に動か
し、従ってスリーブ(7)が下方に運動する。従って環
状空間(13)に適当な圧力がある場合のみ流体が流れる
ことが可能であり、環状空間(13)に供給する回路に欠
陥があると、弁(1)は閉じることになる。
第1図及び第4図の状態において、スクレーパ(4)は
衝接部材(3)に衝接している。垂直管(2)を通る液
体の流れの終わりに、そして異なる液体を流す前に、ス
クレーパ(4)又は第2のスクレーパ(4′)(第5
図)がパイプの全てを通して動くようにされる。スクレ
ーパ(4)を、該当する場合はスクレーパ(4′)と同
時に、上流状態に戻すためには、オリフィス(17)を通
して与圧流体が通路(18)の中に噴射され、その効果が
スクレーパは上流方向へ推進される。
スリーブ(7)に噴射オリフィス(20)が設けられて、
スクレーパ(4′)を独立に上流方向に動かせるように
することが好ましい。
第6図乃至第8図は、衝接部材(3′)の上流に液体圧
力が存在すると、環状スロット(6′)(この実施例で
は連続形)が自然に開いて衝接部材(3)の回りの流れ
を可能にする傾向がある、という点で、第1図乃至第5
図の弁(1)とは異なる弁(1′)を示す(この弁は自
動的に開くフェイルセーフ型である)。
弁(1)の部品に類似する弁(1′)の部品には同じ番
号にダッシュ(′)を付して表してある。衝接部材
(3′)が中を滑動する管状下流部分(30)の内側をス
リーブ(7′)が滑動する。スリーブ(7′)は杯状体
(5′)の回りの衝接部材の軸方向延長部であり、スリ
ーブ(7′)の内径は垂直管(2′)の内径に等しい
(従って、管状部材(30)の内径は垂直管(2′)の内
径よりも大きい)。
包囲部材(8′)は垂直管(2′)に対して固定され、
固定半径方向指金(10′)により管状部分(30)から隔
置される。
杯状体(5′)内に延びる通路(18′)を定める、直径
の小さい管状部分(31)により、スリーブ(7′)から
離れる方向に衝接部材(3′)が軸方向に延在する。こ
の管状部分(31)は、管状部分(30)に固定される固定
部材(33)に設けられる円筒形ハウジング(32)内で耐
液状に滑動する。円筒形ハウジング(32)は、圧力源
(図示せず)に接続するようにされた与圧流体噴射オリ
フィスに連通する。通路(18′)からオリフィス(1
7′)への液体流を防ぐために逆止め弁(19′)が設け
られる。
固定部材(33)は円筒形ハウジング(32)の側面に接し
て円筒(34)を有し、円筒(34)と管状部分(30)の半
径方向中間で耐液状にリング(35)が円筒(34)に沿っ
て滑動する。円筒(34)の上流端にて保留フランジ(3
6)が半径方向に突き出て、リング(35)が円筒(34)
を超えて逃げ出すのを防止する。
圧力源に連結される噴射オリフィス(37)が、固定部材
(33)とリンク(35)が接する横平面内にて管状部材
(30)を通して形成され、これも圧力源に接続されるよ
うにされた第2の噴射オリフィス(38)が、リング(3
5)の上流に開口するように、オリフィス(36)よりも
さらに上流にて管状部材(30)に設けられる。みぞ(35
A)がリング(35)の周囲に設けられて、オリフィス(3
8)がリングと衝接部材の間で形成された環状空間(3
9)に、リングの位置のいかんにかかわらず連通し続け
るようになっている。
第6図の状態では、衝接部材(3′)を上流方向に押し
てスリーブ(7′)が環状スロット(6′)を閉止する
ように、流体圧が環状空間(39)の中に噴射される。そ
の結果生じる上流方向への推力が垂直管(2′)内の液
体により生ずる下流方向への推力よりも大きい限り、弁
(1′)は閉じたままである。
しかし、環状空間(39)内の圧力が故意に、又は偶発的
に除去されると、衝接部材(3′)は下流方向に滑動
し、スリーブ(7′)を環状スロット(6′)から外
す。弁(1′)は開く(第7図)。
もし、固定部材(33)とリング(35)の間にオリフィス
(37)を通して流体圧力が供給されると、リング(35)
はフランジ(36)に当接するまで上昇して、環状空間
(40)を形成し、穴(16′)の所定の中途閉止を達成す
る(第8図)。
図示されない代替実施例において、スリーブ(7′)は
さらに上流方向に延長され、第6図の状態では穴
(6′)に直面し、第7図の状態では穴(6′)の下方
にあるような態様で開口部がスリーブに設けられる。つ
まり、弁(1)と同じ型式のフェイルセーフ作用が得ら
れる。、換言すれば、垂直管(2′)内の液体の圧力は
通常時、環状スロット(6′)を閉じる傾向にある。
第9図は弁(1′)の簡易形実施例を示す。この弁
(1″)はリング(35)が除かれている点で、弁
(1′)と異なる(他の部品は同じ参照番号に2重ダッ
シュが付されている。第8図の位置に相当する中間位置
は、環状空間(39″)に導入する流体の量を適切に選択
することにより得られる(この流体は非圧縮性又は油の
ようにほんの僅か圧縮性の液体であることが有利であ
る)。
第10図乃至第14図は、第1図乃至第9図の弁の任意のも
のの応用例を示す。以下に、弁(1)を引用するが、弁
(1′)又は弁(1″)をその代わりに用いることがで
きるのは当然である。
弁(1)はスクレーピングによって掃除するようにされ
た分配管(50)の下流端に取付けられ、タンク車(51)
の供給オリフィス(52)の中に挿入される。管(50)は
例えば貯蔵タンク(図示せず)から延び、上流端に、通
常は、使用されない時の2個のスクレーパ(4,4′)を
格納する、3方球面プラグ弁(本願と同日出願のもう一
つの特許願に記載される種類のもの)を組み込んでい
る。いま一つの3方弁(図示せず)を介していま一つの
貯蔵タンクに接続されるいま一つの上流部分に管(50)
の下流部分をつなぐための間節部分(54)を管が組み込
んでいる。
第10図において、管(50)に液体は流れず、2個のスク
レーパ(4,4′)が閉止した弁(53)の中に格納され
る。
第11図において、弁(53)は開かれていて、液体は弁
(1)に向って流れ、スクレーパ(4)を推進し、スク
レーパは空気を下流方向に駆動して液体と混ざるのを防
ぐ。
第12図では、第1図の開放状態にある弁(1)にスクレ
ーパが当接し、液体は弁からタンク車に流れて充填を始
める。
所要量の液体が弁(53)を通過した時、弁(53)の閉塞
器フランジを通して圧力Pがかけられ(第13図)、第2
のスクレーパ(4′)を推進し、スクレーパは従ってこ
の液体の残留分を掻き取る。この運動は第2のスクレー
パが第1のスクレーパ(4)に当るまで続く。
次に、オリフィス(17)(第1図)を通して逆向き圧力
がかけられて、スクレーパ(4,4′)を弁(53)中に戻
す。
その後、管(59)はいま一つの液体を分配する態勢にな
る。
以上の記載は非限定的な例のみによって与えられ、本発
明の範囲から逸脱することなく、数多くの変更が当業者
によって提案されることができるのは、当然である。
【図面の簡単な説明】
第1図はスクレーパを受承するようにされた、本発明に
よる2方弁の、開放状態を示す、軸方向断面図、 第2図は第1図のII-II線に沿う横断面の部分図、 第3図は第1図のIII-III線に沿う軸方向断面の部分
図、 第4図は、中間閉止状態における第1図に似た図、 第5図は閉止状態における、第1図乃至第4図の弁の軸
方向断面図、第6図は本発明による弁の代替実施例の、
閉止状態における軸方向断面図、 第7図は第6図の弁の、開放状態における軸方向断面
図、 第8図は第6図及び第7図の弁の、中間閉止状態におけ
る軸方向断面図、 第9図は本発明による弁のいま一つの実施例の、閉止状
態における軸方向断面図、 第10図乃至第14図は貯蔵タンクをタンク車に接続する管
の、貯蔵タンクからタンク車への液体の配分とその後の
スクレーピングによる掃除との5つの継続する局面に相
当する略式配管図である。 1,1′,1″……弁 2,2′,2″……垂直管 3,3′,3″……衝接部材 4……スクレーパ 6,6′,6″……環状スロット 7,7′,7″……スリーブ 8……包囲部材 9……縦スロット 10……半径方向指金 11……環状カラー 12,12″……フランジ 13,14……環状空間 15,16……入口オリフィス 18,18′,18″……逆流圧噴射オリフィス 30,30″……管状下流部分 31,31″……管状部分 32,32″……円筒形ハウジング 33,33″……(固定)部材 34……円筒 35……リング 36……フランジ 37……第2の与圧流体噴射オリフィス 38,38″……与圧流体噴射オリフィス 39,39″……空間 40……第2の環状空間

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】衝接関係にスクレーパ(4)を受承するよ
    うにされた衝接部材(3,3′,3″)を含む垂直管(2,2′
    +30,2+30″)と、 前記衝接部材の上流側で前記垂直管内に設ける環状スロ
    ット(6,6′,6″)と、制御装置(15,16,37,38,38″)
    により縦方向に移動自在なスリーブ(7,7′,7″)であ
    って、該スリーブが前記環状スロットを閉止する閉止状
    態と該スリーブが前記環状スロットを少なくとも部分的
    に開放する開放状態との間で移動自在なスリーブ とを含む、スクレーピングによって掃除されるようにさ
    れた液体分配管用2方弁であって、 前記衝接部材(3,3′,3″)が移動自在でかつ前記スリ
    ーブに固定され、逆流圧噴射装置(18,18′,18″)が前
    記衝接部材中に延在することを特徴とする2方弁。
  2. 【請求項2】前記スリーブが、前記環状スロットを開い
    た状態にあるとき、前記衝接部材が、閉止状態における
    よりもさらに上流にあって、スクレーパが前記スロット
    を閉止させることなく衝接関係に入ることができるよう
    に、前記環状スロットから十分離れていることを特徴と
    する、請求項1記載の2方弁。
  3. 【請求項3】前記スリーブ(7)が前記垂直管(2)の
    外側に沿って滑動し、前記衝接部材(3)を囲みかつ該
    部材(3)に固定される、円筒形の包囲部材(8)に固
    定されることを特徴とする、請求項2記載の2方弁。
  4. 【請求項4】前記スリーブが、前記包囲部材の内壁に沿
    って固定され、該包囲部材が、さらに下流で前記垂直管
    の縦スロット(9)を貫通する半径方向指金(10)によ
    って前記衝接部材に固定されることを特徴とする、請求
    項3記載の2方弁。
  5. 【請求項5】前記包囲部材(8)が前記スリーブ(7)
    の上流で前記垂直管上を耐液状に滑動する環状フランジ
    (12)を有し、前記垂直管がその外側に環状カラー(1
    1)を担持し、前記カラー(11)が、半径方向において
    は前記包囲部材(8)と前記垂直管との間で、軸方向に
    おいては前記フランジ(12)と前記スリーブ(7)との
    間で、相反して容積を変えるようにされた2個の耐液状
    の環状空間(13,14)を定め、前記制御装置が前記空間
    (13,14)内に延びる、それぞれの与圧流体出入口オリ
    フィス(15,16)を有することを特徴とする、請求項4
    記載の2方弁。
  6. 【請求項6】前記与圧流体入口オリフィス(15,16)
    が、前記フランジ(12)及び前記スリーブ(7)を貫通
    することを特徴とする、請求項5記載の2方弁。
  7. 【請求項7】前記衝接部材(3)が杯状体をなして前記
    スクレーパの端末部分を受承するようにされ、前記逆流
    圧噴射オリフィス(18)を前記杯状体の底に設けること
    を特徴とする、請求項2乃至6項のいずれか1つに記載
    の2方弁。
  8. 【請求項8】前記スリーブ(7′,7″)が、前記垂直管
    の管状下流部分(30)の内側を滑動し、前記衝接部材の
    上流方向への延長部により形成され、スクレーパが前記
    衝接部材に衝接し得るように前記スリーブの内径が前記
    垂直管の上流部分の内径と等しいことを特徴とする、請
    求項1記載の2方弁。
  9. 【請求項9】前記環状スロットが前記スリーブにより開
    放される状態において、前記衝接部材(3′,3″)が閉
    止状態におけるよりもさらに下流にあることを特徴とす
    る、請求項8記載の2方弁。
  10. 【請求項10】前記衝接部材が、前記衝接部材の底に達
    する通路を定める、管状部分(31,31″)により下流方
    向に延長され、前記垂直管の下流管状部分に固定されて
    前記逆流圧噴射オリフィスと連通する一部材(33,3
    3″)内の円筒状ハウジング(32,32″)中へ耐液状に滑
    動し、前記スリーブの前記制御装置が前記衝接部材の直
    ぐ下流の環状空間(39,39″)に達する圧流体噴射オリ
    フィス(38,38″)を含むことを特徴とする、請求項9
    記載の2方弁。
  11. 【請求項11】前記垂直管に固定される前記部材(33)
    が、前記円筒状ハウジング(32)の回りに円筒(34)を
    有し、該円筒(34)がその上流端に半径方向に突き出る
    フランジ(36)を有し、第2の与圧流体噴射オリフィス
    (37)が導入される第2環状空間(40)を前記垂直管の
    管状下流部分に固定される前記部材(33)により定める
    ように、前記管状下流部分まで半径方向に延びるリング
    (35)が、前記円筒(34)に沿って耐液状に滑動するよ
    うに取付けられることを特徴とする、請求項10記載の2
    方弁。
JP1287644A 1988-12-20 1989-11-06 液体分配管用2方弁 Expired - Lifetime JPH06104228B2 (ja)

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