JPH06104086B2 - コンピユ−タ−ならびにその周辺機器に供せられる事務机 - Google Patents

コンピユ−タ−ならびにその周辺機器に供せられる事務机

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JPH06104086B2
JPH06104086B2 JP60121389A JP12138985A JPH06104086B2 JP H06104086 B2 JPH06104086 B2 JP H06104086B2 JP 60121389 A JP60121389 A JP 60121389A JP 12138985 A JP12138985 A JP 12138985A JP H06104086 B2 JPH06104086 B2 JP H06104086B2
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ベヒール ヴオルフ
キーブラー エルビン
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ヴオルフ プロダクツイオ−ン カ−ゲ−
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Description

【発明の詳細な説明】 <発明の目的> 産業上の利用分野 本発明はコンピューターならびにその周辺機器に供せら
れる事務机に係り、詳しくは、支柱と縦長角材とが枠状
に連結されてテーブル枠が構成され、このテーブル枠の
上部テーブルが配置される事務机であって、なかでも、
テーブル枠で支柱と縦長角材とを差込み素子によって結
合して、安定性を高めた事務机に関する。
従来の技術 一般的なデザインの事務机としては、これまで様々の形
のものが知られ、この中でコンピューター等に供せられ
る事務机の一つとして、例えば、西ドイツ国特許第3207
177号明細書によって記載されている。この机は、様々
の使用形態に対して高い安定性と適合性を有するという
要求をある程度みたし、テーブルの高さ、傾斜ともに調
整可能である。しかし、この事務机は充分にその要求を
みたし、強度や安定性に問題が残っている。
現代のオフィスワーク、特に、ディスプレイ、大量のデ
ータ保存、多種多様のプリンター等の実に様々な周辺装
置を用いたコンピューターの情報処理システムの利用の
増大にともなって、様々な構造の事務机が必要になって
きている。キーボードのターミナルとしては、例えば、
異なった高さで設置される種々のセクションから成る上
部テーブルが必要であり、一方、プリンターには必ずし
も広いスペースは必要ではないが例えばバスケットを取
付けるためなどの設備が必要となる。個々の要件を満足
させる特殊な机や枠組のデザインは、それら個々の用途
には役に立つが、しかし、それらの特殊なデザインのも
のを製造するのはきわめて不経済である。
発明が解決しようとする問題点 本発明は上記のところに沿って成立したものであって、
具体的には、製造時に修正を加えることもできるし、ま
たは使用者が自ずから調整を行なうこともできるが、い
ずれにしても、多岐の目的に適合でき、更に、テーブル
を支持するテーブル枠を安定かつ強度を組立自在に構成
した事務机を提供することにある。
<発明の構成> 問題点を解決するための手段ならびにその作用 すなわち、本発明に係る事務机は支柱に中空状の縦長角
材を枠状に結合したテーブル枠と、このテーブル枠によ
って支持される上部テーブルとを具え、縦長角材が支柱
に対し取外し自在に連結されて成るコンピューターなら
びにその周辺機器に供せられる事務机において、縦長角
材内に一部が差込まれる一方、他部が支柱に係合される
差込み素子と、この差込み素子の一部にかみ合わされて
支承される偏心部材135と、縦長角材内で差込み素子が
差込まれるべき通路内に設けられたストッパとを具え、
このストッパに偏心部材をかみ合わせて、差込み素子の
一部を縦長角材に係止する一方、差込み素子の他部を支
柱に係合させて成ることを特徴とする。
そこで、この手段たる構成ならびにその作用を図面を用
いて更に説明すると、次の通りである。
まず、第1図に示す事務机の枠組は足4、5、6を具
え、3本の支柱1、2、3から成って、これら支柱1、
2、3は縦長角材8、9によって一組に結合されてい
る。これら足4、5、6は枠状に縦長角材8、9により
組合わされた枠から実質的に水平方向に横に延在されて
いる。なかでも、外側の両支柱1ならびに3に取付けら
れた足4ならびに6は枠をはさんで水平面上両側に延在
されている。一方、中央の足5は水平面側に一方向にし
か延在されていない。これら足のデザインや設置は個々
の事務机の個々の使用態様に応じて変化させることがで
き、更に、載せる物の重さによっても変化させることが
できる。支柱1、2、3の各横断面が円形管より構成
し、スリーブ10によって固定する。
縦長角材8ならびに9は、例えば、垂直部材等の固定連
結素子によって、支柱1ならびに2または3に取外し自
在に連結されている。第2図に示す例では、支柱1に組
合わせた垂直部材11にはいくつかの縦長のスロット12が
等しい間隔で形成されている。垂直部材11の先端部に
は、その先端に向って縦長のスロット12が形成され、こ
のスロット12によってフック状ポーション13、14が形成
され、垂直部材11を支柱上に固定する上スリーブ15、16
が環状みぞ13、14にかみ合っている。支柱1に固定され
ているスリーブ16は下向きに開いており、このスリーブ
16も同様に垂直部材11の上端部の上に形成されたフック
状ポーション13まで延材している。スリーブ16はプラス
チックのカラー17によって保持され、支柱1にスリーブ
16の上で固定され、この固定は突起18によって行なわ
れ、この突起18は支柱の穴と共に働き、常に一定の位置
に固定されている。カラー17は弾性材から構成して軸方
向にも同様の圧力を示し、スリーブ15、16と縦長角材8
を支柱1に連結する垂直部材11のフック状ポーション13
との間で自由に連結できる。カラー17の上からはキャッ
プ19で固定し、キャップ19はいつも確実に一定の位置に
おき、その上端部で支柱をしっかりと固定する。
縦長角材8、9から支え腕20が横方向に延び、支えの腕
20はテーブル上部を支える。
第1図に示すところでは、支え腕20は枠状の縦長角材9
の上方に例えば溶接によって直接固定する。しかしなが
ら、他の支え腕21の底面には、指示アーム121が設けら
れ、このアーム121はその端部が枠状の縦長角材8と向
かい合っているフックから成って、縦長角材の垂直部剤
の縦長のスロットとはめ合わせている。このように設置
することにより、かかる支え腕21は第1図に示すように
縦長角材8の両側に異なる高さで取付けることができ
る。このようにすると、テーブル上部を垂直に段をつけ
てキーボードを置くターミナルとして利用することがで
きる。
縦長角材9の枠状のデザインはテーブル上部に高い安定
性をもたらすためだけに考えられたものではない。縦長
角材と支柱の連結は広くスペースを問った場所で実現す
るが、しかしそれに加えて、枠状の縦長角材の垂直部材
11の類似する垂直部材22の差し込みに、支え腕と追加の
付属部品を取付けるための縦長のスロットを設けること
も可能となる。
また、第1図に示す事務机は、第3図に示すように構成
できる。
支柱1にはキノコ状の足24がついている。支え腕21は縦
長角材8の側にだけ取付けられ、その上にテーブル25が
載っている。上部テーブル25は支え腕21の下からねじを
差し込んで固定されている。上部テーブル25と反対側に
は、バスケット26、27が設置され、2つとも、フックを
介して、垂直部材22の縦長のスロットにかみ合って固定
されている。上部テーブル25を上に載せ、反対側にはバ
スケット26、27を取付けたこの型式の事務机はプリンタ
ー用として使用するのが適当である。
第4図に示すように、支柱は互いに隣接する複数個のセ
クション31、32から構成することができる。
すなわち、セクション31、32のフレーム状の縦ビーム34
に接するところに環状みぞ33が形成され、これら各セク
ション31、32には2つのパーツ35、36が差し込まれる。
各パーツ35、36は円柱体から成って、この途中に直径が
小さい小径部分37を設ける。パーツ35、36は、小径部分
37を支柱のセクション31、32の端部に対向させて固定す
る。パーツ36は支柱のセクション32中にぴったりとはめ
込まれているので、小径部分37に変化する変わり目の端
面は、環状の支柱のセクション32と同じレベルにする。
一方、パーツ35は下側の支柱のセクション31の中にはめ
込まれているので、管状の支柱のセクション31の後部は
小径部分37に変化する変わり目の端面と同じレベルとな
る。
各パーツは支柱のセクションに溶接によって固着されて
いる。更に、ボルト38がパーツ35、36の軸方向の穴に納
められ、とくに、ボルト38は小径部分37から突き出さ
れ、パーツ35の穴にねじ込まれている。
また、環状みぞ33は、一方において差し込み要素のパー
ツ35、36、他方において下の支柱のポーション31の突出
端部によって形成される。環状みぞ33にはフック状のノ
ーズ41が係合され、ノーズ41は連結片42に設けられ、連
結片42は縦長角材34の垂直部材を成す角状部分43にはめ
込まれ、角状部分43には連結片42がねじ44によって固定
されている。このように構成すると、事務机の支柱はい
つでも所望の長さにすることができる。連結片42の上に
垂直に合わせてどんな枠でも取付けることができ、数個
の縦長のスロットを設けることもでき、スロットには垂
直部材の範囲内にボール紙によって保護された連結要素
とかみ合わせることもでき、このようにすると、とく
に、積載容量を大きくして連結できる。
また、第5図、第6図、第7図、第8図ならびに第9図
に示すように、支柱52と足51とから側部パートを形成
し、この側部パートを縦長角材53によって枠組みするこ
ともできる。
縦長角材53は先端に設けられるフック54によって連結さ
れ、支柱52の凹所にかみ合っている。上部テーブル56は
支え腕55によって支承され、支え腕55は縦長角材53に取
付けられ、この場合、支柱52ならびに縦長角材53は次の
通り構成することもできる。
すなわち、第6図ならびに第7図に示すように、支柱52
の断面は、外側に向っているところではコーナが丸味を
帯びているが、2つの中空セクション61から成って、実
質的には長方形を示している。互いに対向する中空セク
ション61のうち、狭い方の側には外側に開いたU字型レ
ール62が形成され、レール62は中央のウェブ板64の両端
のU字型セクション63にはめ合わされている。このよう
に、中央のウェブ板64はU字型レール62に連結されて中
空セクション61に連結する。この構成であると、小さな
空間であっても、わずかな部品から大変しっかりした構
造に組立てることができ、この構造は、2つの中空セク
ション61平面レベルにおいて左右対称である。中央のウ
ェブ板64は2枚の薄鋼板65、66から構成できる。これら
薄鋼板65、66は中空セクション61の間の連結平面に連結
して左右対称に設定され、ウェブ板64の端部は外側に折
り曲げられてU字型セクション63を構成し、U字型レー
ル62を取り囲む。U字型レール62の脚には縦長のスロッ
トを設け、このスロットには縦長角材53がフック54を介
して連結される。
また、第6図ならびに第7図に示すように、ナット68を
取付け、このナット68によって足51などが中空セクショ
ン61の中に設けられる。
また、第5図に示すように、縦長角材53は、箱型の中空
体から構成し、底面には縦長のスロット71を形成し、そ
の中に電気コードなどを通す。縦長角材53の上面中央に
は開口部72があり、カバーでおおってふたをしてもよ
い。開口部72はケーブルダクトとして使用できる。支柱
52と連結するためのフック54は、縦長角材53には設けず
に、縦長角材53の先端に差し込まれる差し込み73にはめ
込まれる。
差し込み73は第8図に示すように実質的にU字状であっ
て、そのウェブ部が縦長角材53の底面の縦長スロット71
にかけ渡される。差し込み73の2つの足部74の内側に2
枚のプレート75、76が固着され、両方のプレートともそ
の一方の先端部が脚部74の横の端部から突き出し、フッ
ク54を形成している。プレート75、76の間にはボルト部
材77が固定され、縦長角材53の長さ方向に沿って移動す
る。2つのボルト部材77はフック54の反対側の先端部で
バー78によって互いに連結されている。バー78ま先端
は、らせん状の緊張ばね79の収縮によって、隣接するフ
ック54と同様に、支柱52の縦スロットにはめこまれてボ
ルト部材77は働かない一に保つ。らせん状の緊張ばね79
によって、フックによって、上の縦スロットがボルト部
材77の先端で完全に塞がれる。この支持部材77の先端に
よって、支柱52の縦スロットからフック54は抜け出すこ
とができない。これにより、縦長角材53と支柱52の連結
が完全なものになり、ボルト部材77を元に戻せば簡単に
外すことができる。
上記の如く、上部テーブル56のための支え腕55は溶接、
ネジ留め、もしくはその他の方法によって縦長角材53に
取付けられている。上部テーブル56は、第5図に示すよ
うに、縦長角材53の両側面に取付けられている。上部テ
ーブル53を載せ、しっかりと支え腕55によって支える。
また、上部テーブル53は縦長角材55に取外し自在に取付
けることができる。このため、例えば、異なった形や異
なった表面を有する他の上部テーブルと交換することが
できる。上部テーブルを他の追加の付属部品と交換する
ことも、もちろん可能である。
上部テーブル56と支え腕55の連結は、第9図に示すよう
に、支持フレーム82を支点として回転するボルト部材81
によって達成できる。支持フレーム82は、上部テーブル
56に平行に延び、端部が支え腕55の細片83にはめ込ま
れ、細片83は縦長角材53に取付けられている。支え腕55
は互いに向かい合い、その内側には凹所84があって、ボ
ルト部材81の短かい腕85によって第9図に示す固定位置
に来たときにはめ込まれる。この位置では、短かい腕85
の側面は支えの腕55の凹所84の外側のフランク86に押し
つけられるので、テーブル上部56も縦長角材53の側部に
しっかりと押圧される。矢印87の方向にボルト81は旋回
するので、ボルト81は支え腕55から取りはずすことがで
き、それに次いで上部テーブルも支え腕55から取りはず
すことができる。
以上の通りに事務机が構成されるが、この事務机は更に
進んで第10図、第11図、第12図ならびに第13図に示す通
り構成すると、高い安定性を持つ事務机が得られる。こ
の高い安定性は、支柱110と縦長角材111とによって得ら
れ、とくに、支柱110と縦長角材111は次の構成の差し込
み素子112によって結合されることによって得られる。
すなわち、支柱110は2つの管柱113ならびにプレート11
5から成って、2つの管柱113は間隔をあけて並べられて
いる。2つの管柱113の対向面には、間隔をあけて複数
個の縦長のスロット114が形成され、これらスロットを
介して他の構成部材が取付けられる。2つの正方形断面
の管柱113の各対向側面はプレート115によって互いに連
結し、各外側面には半円形断面のセクション部材116に
隣接させる。半円形断面のセクション部材116の幅は正
方形断面の管柱113の幅より大きく構成し、このところ
にカバープレート117を差し込むすきまを形成する。カ
バープレート117の管柱113との隣接内面にフック118が
取付けられ、フック118は、支柱110のカバープレート11
7を取付けるために、管柱113の縦長のスロットにはめ合
わせる。カバープレート117は支柱110の管柱113にフッ
ク118によって取り外し可能に固定されているので、取
付ける備品に適合させて、テーブル枠の外観や色を容易
に交換できる。もし望むのであれば、カバープレートを
特別な形状にして机全体の外観を変えることもできる。
支柱110の上端部には、カバー119の突起120がはめ込ま
れて固定される。
縦長角材111は箱型を成して、その下部は開放されてい
る。縦長角材111の幅は支柱110の管柱113間の間隔に適
合する。縦長角材111と支柱116を連結する差し込み素子
112は、ロッド121によって連結された2つの分割セクシ
ョンから成っている。
差し込み素子112において、2つの分割セクションは、
縦長角材111の端部を折り曲げて形成される2つの折曲
げ部123ならびに124によって形成されるすべり通路122
上を摺動するように、構成される。
差し込み素子112の2つの分割セクションは、それぞれ
がすべり通路112にはめ合わされ、軸受ブラッケット125
とその内側に設けられたフックポーション126とから成
っている。軸受ブラッケット125に対するフックポーシ
ョン126の位置は、軸受ブラッケット125の中にスロット
127を設け、このスロット127によって限定され、フック
ポーション126の上下端部に設置された突起128とかみ合
う。フックポーション126には、軸受ブラッケット125の
前部先端から突出するフック129が設けられ、その大き
さならびに間隔は管柱113の縦長スロット114に適合する
よう構成されている。管柱113の3つの隣接する縦長ス
ロット114には3つのフック129がそれぞれかみ合い、こ
のようにして、縦長角材111と支柱110は連結され、積載
容量をきわめて大きくできる。
また、フックポーション126を折り曲げて通路131を形成
し、この通路131のすべり面にボルト部材130を取付け、
ボルト部材130によってフック129は縦長スロットにしっ
かり固定される。また、らせん状の緊張ばね132はボル
ト部材130を決められた位置に固定する役目を果たす。
緊張ばね132は、差し込み菓子112で分割セクションに連
結するロッド121に働き、すべり通路131内でフックポー
ション126から突き出たフック133がかみ合って固定され
る。
軸受ブラッケット125の後端部には脚部を設け、脚部は
差し込み素子112と一体としてつまみ134を形成し、偏心
部材135を支承する軸受としての役目を果たす。
すなわち、偏心部材135はロッド状に構成され、ロッド
状偏心部材135の両端面には、その中央軸から偏心して
偏心穴が形成される。この偏心穴に回転ピン136が嵌合
し、回転ピン136の内側端部はばね137によって偏心穴に
押し突けられている。偏心部材135の中央部には、隣接
する2つの横穴138が形成され、これら横穴138は互いに
直交している。偏心部材135は、縦長角材111の通路122
内に設けられたストッパ139と共働する。
なお、ストッパ139はポーション123に固定され、ピンと
して構成されている。
縦長角材111と支柱110を連結するときには、差し込み素
子112の一部、つまり差し込み素子112を縦長角材111の
通路122にはめ込む。この時には、偏心部材135はまだつ
まみ134にかみ合わさっていない。このため、つまみ134
は通路122のスートッパ139を難なく通りすぎる。偏心部
材135の差し込み素子112への取付けは、回転ピン136を
押圧することにより行ない、このようにして差し込み素
子112のつまみ134に偏心部材135がはめ込まれ、はめ込
まれたときには、偏心135は縦長角材111の開口端部140
においてストッパ139の後部の位置にある。
この状態で、支柱110の管柱113の縦長スロット114に差
し込み素子112のフック129をかみ合わせる。
また、最初に、支柱110に差し込み素子112を連結し、そ
の後、縦長角材111を差し込み素子112に取付け、最後に
偏心部材135を差し込み素子112のつまみ134とかみ合わ
せることができる。このときには、例えば、アーバを横
穴138に差し込むことによって偏心部材135はストッパ13
9に掛かり、このときに、差し込んだアーバで偏心部材1
35を回転させると、ストッパ139に対して差し込み素子1
12がフック129側に移動して縦長角材111の開口端部140
が支柱110の面に押圧される。このように偏心部材135と
ストッパ139によると、高い締めつけ力が発揮されるの
に加え、高い安定性のあるセルフロック効果が得られ
る。
なお、横穴138にアーバを挿入し、アーバによって偏心
部材135を偏心回転させる操作は、縦長角材111の底部の
開放部又は縦長角材111の上側面の開口部141を介して行
なう。
偏心部材135とストッパ139の間の動きを関連させるため
に、差し込み素子112の2つの分割セクションはそれぞ
れ独立に構成されているため、必ずしも、2つの分割セ
クションの間にしっかりと横に連結する必要がない。
また、第10図〜第13図に示す本発明に係る事務机は、こ
の例に限られることなく、種々の態様に構成できる。
例えば、机の大きさと高さは、異なった長さの支柱11
0、または異なった長さの縦長角材111を用いることによ
って難なく変えることができる。机の高さと正確に同じ
く延びる支柱は、例えば、第5図に示すように、カバー
でおおい、更に、延長片58によって延長することもでき
る。この場合、縦長角材にデザインが似ている支持材も
連結させることができる。
更に、加えて、本発明に係り事務机では、第14図に示す
通り、支柱を数本から構成し、数本の支柱を縦長角材に
よって一組に連結して、所謂、コンビネーション机とし
ても構成できる。
第14図において、縦長角材93によって、左側の支柱91、
92の間は結合され、支えの腕95上にはテーブルが所定高
さで設定されている。また、支柱91の外側面には、例え
ばタイプライター、計算機、その他の事務用品に適用す
るように、テーブル96が少し低くして取付けられてい
る。
更に、折り返された突起99の先端に縦長角材98が取付け
られ、この縦長角材98によって支柱92と支柱97とが連結
され、これによってコーナーの机が得られる。縦長角材
98も隣接する机の枠の縦長角材と比べて少し低くなるよ
うに取付けられているので、このコーナーの机も事務用
品のために適用させることができる。
また、支柱97、100と縦長角材101の結合によっても事務
机の枠を形成できる。
また、支柱100は普通の机の高さより少し高い高さまで
延びており、また、外側の支柱102も縦長角材103によっ
て支柱100と連結しているためこれも同じ高さである。
第14図に示す通り、本発明に係る事務机においては、目
的に見合った高さにテーブルを設置でき、更に、使用者
は形態を変えたり、必要に応じて追加できる。
更に、第10図〜第13図に示す実施例においても、例え
ば、テーブルを異なった高さに設置したり、異なった種
類の付属部品のためのサポートを設けたり、高さの異な
った数本の縦長角材を取付けることもできる。
<発明の効果> 以上説明した通り、本発明に係る事務机は、支柱の中空
状の縦長角材を取外し自在に枠組みし、このテーブル枠
の上にテーブルを配置して成るものである。
従って、本発明に係る事務机は、枠体の高さや形状が所
望に応じて変化できることから、複数個の組立て部品は
互いに関連されて取りはずすことができ、また、外形が
どんな形のテーブルにも構成できる。テーブル枠には左
右対称、又は非対称に足を取付けたり、それに合わせて
テーブル枠は左右対称にも、非対称にも、枠組みでき
る。
また、テーブル枠において、枠組みそのものが安定性が
高く強度があるため、付属部品は縦長角材に設置でき
る。支え腕は異なった高さに設置できるため、テーブル
の高さは自由に変更でき、コンピューターの周辺機器の
利用に好適である。
また、テーブル枠で支柱と縦長角材を結合する差込み素
子において、その一部にフックを形成すると、これを支
柱の縦長溝にはめ合わせて、簡単に結合できる。従っ
て、特殊なタイプの机を製造するのがきわめて簡単にで
き、これに加え、机の購入者がオフィスの模様替えをす
る場合でも、机を新しい利用法に最大限に適合するた
め、縦長角材などを取り替えることによって机の製造を
変化させることが可能である。
また、テーブル枠の一部を成す縦長角材は真直な中空部
材から構成され、両端部に差込み素子によって結合され
ているため、きわめて高い安定性を有する構造が得られ
る。このため、縦長角材や、テーブル枠に取付けた追加
部材に、複数個のみぞを設けると、付属部品がフックに
よって取付けることができる。
また、本発明においては、テーブル枠を構成する縦長角
材は箱状の中空体である。
すなわち、テーブルの全長にわたってケーブルダクトを
必要とするときには、縦長角材が箱状の中空体であるた
め、縦長角材自体がケーブルダクトとして使用できる。
ケーブルダクトを別に必要とする時には、縦長角材の上
下面のどちらかに沿って縦長溝を設け、その縦長溝にカ
バーをかけて構成する。
また、箱状の中空体に構成された縦長角材であると、そ
の先端に差込まれる差込み素子のフック状は、横、垂直
のいずれの位置にある支柱の縦長溝にも挿入させること
ができる。
また、縦長角材が中空状の角材から構成されていること
から、この中空状の縦長角材の開口端部には差込み素子
が容易に挿入できる。この縦長角材に挿入される差込み
素子を使用することによって、多数の同じ構成部品や部
材から異なった構造の机が構成できる。すなわち、事務
机の部品や部材をモジュール式に構成し、これを用い異
なった寸法の縦長角材や、テーブル枠を提供できる。
更に、差込み素子の挿入によって、縦長角材と支柱とは
強固に固定することができる。
また、挿入された差込み素子はそれに係合支承される偏
心部材を介して縦長角材の内部へと移動させることがで
きる。とくに、この差込み素子の縦長角材の内部への移
動は、予め差込み素子の他部を支柱に連結してから行な
われるため、中空状の縦長角材の突き合わせ端面が支柱
の対向面に完全に密着して当接し、縦長角材は支柱に固
定される。これによってテーブル枠は高い安定性と高い
積載容量が得られる。
また、偏心部材は通常ロッド状の棒材から成って、この
偏心部材が差込み素子で幅方向にわたって係止して支承
され、この偏心部材は縦長角材内に設けられたストッパ
とかみ合ってロックされるよう構成されている。この偏
心部材とストッパとから鎖錠機構を構成すると、偏心部
材は差込み素子で簡単に回転でき、高い安定性を有し、
高い締めつけ力を有する締め付けを行なうことができ
る。
なお、偏心部材は、差込み素子が縦長角材内に挿入され
た後でも、取付けることができる。このため、ストッパ
は差込み素子のみを挿入した時に邪魔にならない位置に
取付ける。
また、支柱は実質的に長方形の断面のものが好ましく、
U字型に構成するのが好ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図は中空状の縦長角材と支柱を枠状に結合したテー
ブル枠の一例の斜視図、第2図は第1図に示すテーブル
枠のうちの支柱の一部を断面で示す縦断面図、第3図は
テーブル付属部品の取付態様を示す説明図、第4図は縦
長角材の一部の縦断面図、第5図は事務机のテーブル枠
などを解体して示す説明図、第6図は第5図の支柱の側
面図、第7図は第6図の支柱の断面図、第8図は第5図
の差込み素子の斜視図、第9図は第5図のテーブル支え
腕の説明図、第10図は本発明の一つの実施例に係る事務
机における支柱と縦長角材との結合態様の一例を示す斜
視図、第11図は第10図に示す事務机の差込み素子の一例
の平面図、第12図は第11図の矢視XII−XII線方向からの
断面図、第13図は第11図の矢視XIIIの方向からの側面
図、第14図はテーブル枠の一例の斜視図である。 符号1、52、110……支柱 4、51……脚 8、53、111……縦長角材 21、55……支え腕 25、56……上部テーブル 112……差込み素子 121……偏心部材 139……ストッパ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支柱に中空状の縦長角材を枠状に結合した
    テーブル枠と、このテーブル枠によって支持される上部
    テーブルとを具え、前記縦長角材が前記支柱に対し取外
    し自在に連結されて成るコンピューターならびにその周
    辺機器に供せられる事務机において、 前記縦長角材内に一部が差込まれる一方、他部が前記支
    柱に係合される差込み素子と、この差込み素子の一部に
    かみ合わされて支承される偏心部材135と、前記縦長角
    材内で前記差込み素子が差込まれるべき通路内に設けら
    れたストッパとを具え、このストッパに前記偏心部材を
    かみ合わせて、前記差込み素子の一部を前記縦長角材に
    係止する一方、前記差込み素子の他部を前記支柱に係止
    させて成ることを特徴とするコンピューターならびにそ
    の周辺機器に供せられる事務机。
JP60121389A 1985-06-03 1985-06-03 コンピユ−タ−ならびにその周辺機器に供せられる事務机 Expired - Lifetime JPH06104086B2 (ja)

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JPS5697413A (en) * 1979-12-29 1981-08-06 Nitsutoo Seisakusho Kk Desk having freely adjustable parts

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