JP2960670B2 - 梯子等の横転防止装置 - Google Patents

梯子等の横転防止装置

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JP2960670B2 JP33554995A JP33554995A JP2960670B2 JP 2960670 B2 JP2960670 B2 JP 2960670B2 JP 33554995 A JP33554995 A JP 33554995A JP 33554995 A JP33554995 A JP 33554995A JP 2960670 B2 JP2960670 B2 JP 2960670B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、梯子等に取付け
る横転防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、梯子等に取付ける横転防止装置と
しては、図14に示すように、梯子Hの左右の支柱56,56
側面にガイド材50を固着し、同ガイド材50にロック装置
52を介して補助支柱51を揺動自在に取付けるとともに、
ガイド材50下端部に揺動自在に取付けられたブレース53
によって補助支柱51の揺動を規制する構造のものがあ
り、これを使用する場合は、梯子等の2本の支柱56,56
下端部に取付けた梯子用台座54,54 及び2本の補助支柱
51,51 の下端部に取付けた補助支柱用台座55,55 の計4
ヵ所を地面に接地させていた。
【0003】また、梯子Hの設置される接地面の段差や
傾斜に対応する場合は、ロック装置52のロックを解除
し、ロック装置52をガイド材50に沿って上下にスライド
することにより、補助支柱51を上下に移動するようにし
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構成の
横転防止装置Bにあっては、補助支柱51,51 先端部に取
付けた2個の補助支柱用台座55,55 のみで梯子Hを支持
すると、ブレース53がねじれてしまい、梯子Hを確実に
支持して安定を保つことができないので、補助支柱51,5
1 先端部に取付けた2個の補助支柱用台座55,55 のみな
らず、梯子Hの2本の支柱56,56 下端部に取付けた梯子
用台座55,55 を加えた計4ヵ所で地面に接地して使用し
なければ梯子を安定に支持することができないものであ
った。
【0005】したがって、傾斜や段差のある地面に前記
横転防止装置Bを取付けた梯子Hを接地する場合には、
左右の支柱56,56 の長さが等しい梯子Hを水平に保持す
るために、梯子用台座55,55 の下に木材や石等を敷いて
傾斜や段差に対応しなければならないという問題点があ
った。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は、梯子等の左右の支柱の中途にそれぞ
れ左右揺動自在に取付けた補助支柱の下端を、梯子等の
外側下方向に伸延して接地させることにより前記梯子等
を支持可能とした梯子等の横転防止装置であって、前記
各補助支柱の下端を上下伸縮自在に構成するとともに、
前記左右の支柱の下端部に支持梁を連結し、同支持梁の
左右側部と前記各補助支柱とを、それぞれ揺動量規制手
段を介して連結することとしている。
【0007】また、前記補助支柱を、前記梯子等の支柱
に対して揺動自在に取付けた揺動脚と、同揺動脚に上下
摺動自在に取付けた伸縮脚とから構成するとともに、同
伸縮脚の上下摺動をロックするためのロック装置を設け
ることとしている。
【0008】さらに、前記揺動量規制手段を、前記支持
梁の左右側にそれぞれ水平方向へ摺動自在に取付け、か
つ、先端を前記補助支柱の下端部に遊嵌した張り出し梁
と、同張り出し梁の摺動量を規制して位置決めするため
の位置決め装置とから構成することとしている。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、梯子等の左右の支柱の
中途に左右揺動自在に取付けた補助支柱の下端を、梯子
等の外側下方向に伸延して接地させることにより梯子等
を支持可能とした梯子等の横転防止装置であって、前記
補助支柱の下端を上下伸縮自在に構成するとともに、前
記左右の支柱の下端部に支持梁を連結し、同支持梁と前
記補助支柱とを揺動量規制手段を介して連結したもので
ある。
【0010】そのため、傾斜地や段差地であっても2本
の補助支柱のみで梯子等を垂直状態に安定に設置でき
る。
【0011】したがって、傾斜や段差のある地面に横転
防止装置を取付けた梯子を接地する場合に従来行われて
いたような、梯子の下に木材や石等を敷いて梯子を水平
に保持する手間を省くことができる。
【0012】特に、前記補助支柱を、前記梯子等の支柱
に対して揺動自在に取付けた揺動脚と、同揺動脚に上下
摺動自在に取付けた伸縮脚とから構成するとともに、同
伸縮脚の上下摺動をロックするためのロック装置を設け
たものとすることによって、左右の伸縮脚をそれぞれ独
立に伸縮保持でき、あらゆる傾斜地においても梯子を安
定させた状態で設置することができるようにしている。
【0013】さらに、前記揺動量規制手段を、前記支持
梁の左右側にそれぞれ水平方向へ摺動自在に取付け、か
つ、先端を前記補助支柱の下端部に遊嵌した張り出し梁
と、同張り出し梁の摺動量を規制して位置決めするため
の位置決め装置とから構成することによって、左右の張
り出し梁を独立に伸縮保持でき、あらゆる段差地におい
ても梯子を安定させた状態で設置することができるよう
にしている。
【0014】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら本発明の実施
例について詳述する。
【0015】図1は、本発明に係る梯子等の横転防止装
置Aを梯子Hに装着した状態を示しており、同図に示す
ように、梯子等の横転防止装置Aは、梯子Hの支柱9,9
の下部に取付けて使用する。なお、本実施例では、横転
防止装置Aを脚立としても使用できる中折れ式の梯子H
に取付けているが、脚立や作業用足場台等に取付けるこ
ともできる。
【0016】横転防止装置Aは、左右の支柱9,9 の中途
に揺動脚2,2 を梯子Hの左右巾方向に揺動自在に取付け
るとともに、左右の支柱9,9 の下端部に支持梁3を連結
固定し、同支持梁3の左右側部に同支持梁3からそれぞ
れ左右に独立して伸縮自在とした張り出し梁5a,5b を取
付け、そして、同張り出し梁5a,5b の先端と揺動脚2,2
の下端部とを受金6,6 を介して揺動自在に連結してい
る。さらに、揺動脚2,2に、同揺動脚2,2 の下端からそ
れぞれ上下に独立して伸縮自在とした伸縮脚4a,4b を連
結し、同伸縮脚4a,4b を梯子Hの外側下方向に伸延して
接地することにより梯子Hを支持できるようにしてい
る。
【0017】また、揺動脚2,2 と伸縮脚4a,4b との連結
部には、伸縮脚4a,4b を所望する伸縮位置でロックする
ためのロック装置1,1 を取付けている。また、支持梁3
と張り出し梁5a,5b との連結部にも、上記同様に、張り
出し梁5a,5b を所望する張り出し位置でロックする位置
決め装置8a,8b を取付けている。
【0018】次に、横転防止装置Aの各部の構成につい
て詳細に説明する。
【0019】図2は、支柱9と揺動脚2との連結部を示
しており、図3は、同連結部を梯子Hの上方より見た説
明図である。
【0020】図2及び図3に示すように、揺動脚2は、
その上端部を支柱9の外側面中途にビス10及びナット11
により固定された断面コ字状である支持材7に支持ピン
12を介して連結している。そのため、揺動脚2は、支柱
9に対し支持ピン12を枢軸として揺動自在となってい
る。
【0021】図4に、梯子Hと支持梁3、及び、揺動脚
2と張り出し梁5aとの連結部を示しており、支持梁3
は、その左右の端部を、支柱9,9 の下端部と連結材16を
介し、それぞれ連結固定している。すなわち、連結材16
は、ビス14及びナット15により支柱9,9 の下端部と、ま
た、リベット17により支持梁3と固定している。
【0022】また、図5に示すように、揺動脚2は断面
コ字状に形成されており、内周面側に断面ロ字状の伸縮
脚4aが摺動自在に嵌装されている。そして、揺動脚2の
内側壁端部に、スライド用溝2a,2b を形成し、一方、伸
縮脚4aの外側壁端部にはスライド用突起13a,13b を形成
し、伸縮脚4aを揺動脚2に対してスライド自在とし、伸
縮脚4aを上下方向への長さ調節を可能としている。
【0023】図6に示すように、支持梁3は、前記揺動
脚2と同様に、断面コ字状に形成されており、内周面側
に断面ロ字状の張り出し梁5aを摺動自在に嵌装してい
る。そして、支持梁3の内側壁端部に、スライド溝3a,3
b を形成し、一方、張り出し梁5aの外側壁端部にはスラ
イド突起18a,18b を形成し、張り出し梁5aを支持梁3に
対してスライド自在とし、張り出し梁5aの張り出し量の
調節を可能としている。
【0024】次に、支持梁3と張り出し梁5a,5b との連
結部に取付けた位置決め装置8a,8bについて説明する。
【0025】図7に示すように、張り出し梁5aの端部内
側には、板バネ19をU字状に曲げて収納配設しており、
同板バネ19の一端に凸部19a を形成し、同凸部19a を張
り出し梁5aに形成した孔23に係合させるとともに、同板
バネ19の他端に位置決めピン20を取付け、同位置決めピ
ン20の先端部20a を、支持梁3の側壁に設けた位置決め
孔22a 及び張り出し梁5aの側壁に設けた貫通孔21に挿通
可能としている。なお、支持梁3には、複数の位置決め
孔22a,22b を設けている。
【0026】位置決め装置8a,8b を上記構成とし、位置
決めピン20の先端部20a を支持梁3の内部側に押込み、
位置決めピン20と位置決め孔22a 及び貫通孔21との嵌合
状態を開放することにより、張り出し梁5aをスライド自
在とすることができるようになっている。そして、張り
出し梁5aをスライドして、位置決めピン20が位置決め孔
22a(22b)の位置に来ると、再び位置決めピン20と位置決
め孔22a(22b)及び貫通孔21とが嵌合状態となり、張り出
し梁5aが支持梁3よりスライドできないようにして、張
り出し梁5aの左右外側への張り出し量を調節することが
できるようになっている。
【0027】なお、本実施例では、位置決め孔22a,22b
を左右2ケ所に設けているため、張り出し梁5a,5b の張
り出し量をそれぞれ2段階に規制することができるよう
になっている。
【0028】張り出し梁5aの他の端部には、図4及び図
5に示すように、受金6を受金ピン24により揺動自在に
取付けている。同受金6は、揺動脚2及び伸縮脚4aを囲
むようにして、揺動脚2に対して摺動自在となってい
る。
【0029】そのため、前述したように、張り出し梁5a
を伸縮しても、受金6が、張り出し梁5aに対して揺動
し、かつ、揺動脚2に対して摺動するので、張り出し梁
5aは常に水平状態を保つことになる。
【0030】以上説明してきたように、横転防止装置A
は、左右の伸縮脚4a,4b を独立して上下摺動できるた
め、例えば、右側の伸縮脚4bを左側の伸縮脚4aよりも長
く伸ばすことにより、図8に示すような、傾斜地におい
ても安定した状態で梯子Hを設置することができる。
【0031】また、横転防止装置Aは、左右の張り出し
梁5a,5b を独立して左右スライドさせることができるた
め、例えば、右側の張り出し梁5bを左側の張り出し梁5a
よりも長く伸ばしておくことにより、図9に示すよう
な、段差地においても安定した状態で梯子Hを設置する
ことができる。
【0032】さらに、横転防止装置Aは、左右の張り出
し梁5a,5b 全体を支持梁3の内部に収納し、左右の伸縮
脚4a,4b を長く伸ばすことにより、梯子Hの高さを高く
することもできる。
【0033】本実施例においては、横転防止装置Aの軽
量化や耐食性、加工性を考慮し、揺動脚2や支持梁3等
を全てアルミニウム製としている。
【0034】なお、横転防止装置Aは、梯子Hより着脱
自在となっており、横転防止装置Aを取り外すことによ
り、通常の梯子Hとして使用することもできる。
【0035】次に、揺動脚2と伸縮脚4aとの連結部に取
付けたロック装置1について詳細に説明する。
【0036】ロック装置1は、図10に示すように、伸縮
脚4aの側面に一体形成した凹凸状のラック面30を形成す
る一方、揺動脚2の側面にブラケット25を連設し、同ブ
ラケット25の内側にシュウガイド26を配設保持し、さら
に、同シュウガイド26と前記ラック面30との間に、シュ
ウ27を2ケ所の接触面31,32(33,34)で面接するように配
設している。シュウ27の面接面31,32 の反対側の面に
は、前記ラック面30に対応する凹凸状のシュウ面29を形
成しており、同シュウ面29とラック面30とを嵌合させる
ことにより、伸縮脚4aが揺動脚2に対して摺動しないよ
うにロックできるようにしている。
【0037】すなわち、接触面31,32 は、シュウ27に形
成したシュウ面29に対し、それぞれ約45度の傾きを有し
ており、梯子Hに人が乗り揺動脚2に下向きの荷重が掛
かると、揺動脚2にブラケット25を介して固定されたシ
ュウガイド26が、接触面31,32 において、シュウ27を伸
縮脚4a側に押し込む力が作用し、シュウ面29とラック面
30との嵌合をより強固なものとすることができるように
なっている。
【0038】一方、伸縮脚4aを上下摺動させる際には、
図11に示すように、シュウ27の上端部に形成した操作部
39を下方に押込みシュウ27の傾斜面35,36 とシュウガイ
ド26の傾斜面37,38 とを当接し、さらに、操作部39を下
方に押込むことにより、シュウ27をシュウガイド26の傾
斜面37,38 に沿って移動させることにより、シュウ面29
とラック面30との嵌合状態を開放して、伸縮脚4aを上下
に摺動させることができる。
【0039】そして、上記状態において、操作部39より
手を離すだけで、シュウ27は、スプリング28により上方
に付勢され、シュウ27の傾斜面31,32 とシュウガイド26
の傾斜面33,34 とが当接し、さらに、シュウ27がシュウ
ガイド26の傾斜面33,34 に沿って移動し、再びシュウ面
29とラック面30とが嵌合状態となる。
【0040】図12及び図13は、ロック装置1の他の実施
例を示した図である。
【0041】揺動脚2は、前記実施例と同様、断面コ字
状に形成されているが、内周面側に断面コ字状の伸縮脚
40a が摺動自在に嵌装されている。そして、揺動脚2の
内側壁端部には、前記実施例と同様、スライド用溝2a,2
b を形成し、一方、伸縮脚40a の外側壁端部には、スラ
イド用突起41a,41b を形成し、伸縮脚40a を揺動脚2に
対してスライド自在とし、伸縮脚40a を上下方向への長
さ調節を可能としている。
【0042】揺動脚2にブラケット43を配設し、同ブラ
ケット43により揺動脚2及び伸縮脚40a の内側にシュウ
ガイド26を配設保持し、さらに、シュウ27に形成した凹
凸状のシュウ面29と伸縮脚40a の内周側面に形成した凹
凸状のラック面42とを嵌合させることにより、伸縮脚40
a が揺動脚2に対して摺動しないようにロックできるよ
うにしている。
【0043】上記のような構成としているため、ロック
装置1を揺動脚2及び伸縮脚40a の内部に収納配設で
き、余計な出っ張りのないフラットな揺動脚2及び伸縮
脚40aとすることができ、不用意にロック装置1のロッ
クを解除してしまうようなことを防止できる。
【0044】シュウ27及びシュウガイド26は、アルミニ
ウムの押出し成形で製造することができるため、部品精
度に優れるとともに、大量生産が可能となり、安価に製
造できる。
【0045】また、シュウ27に、シュウガイド26と面接
する接触面31,32 を2ケ所設けるとともに、同接触面3
1,32 を一体的に形成しているので、前記面接する面の
反対側に形成した凹凸状のシュウ面29を大きく形成する
ことができ、伸縮脚4aが揺動脚2から伸縮しないように
強固にロックできる。
【0046】なお、前記実施例及び本実施例では、シュ
ウ27とシュウガイド26との接触面32,32 を2ケ所設けて
いるが、さらに多くの接触面を設けてもよい。
【0047】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0048】(1) 請求項1記載の本発明では、梯子等の
左右の支柱の中途にそれぞれ左右揺動自在に取付けた補
助支柱の下端を、梯子等の外側下方向に伸延して接地さ
せることにより前記梯子等を支持可能とした梯子等の横
転防止装置であって、前記各補助支柱の下端を上下伸縮
自在に構成するとともに、前記左右の支柱の下端部に支
持梁を連結するとともに、同支持梁の左右側部と前記各
補助支柱とをそれぞれ揺動量規制手段を介して連結して
いるため、前記2本の補助支柱のみで梯子等をあらゆる
傾斜地や段差地であっても安定に設置できる。
【0049】また、傾斜や段差のある地面に横転防止装
置を取付けた梯子等を接地する際に、従来行われてい
た、支柱の下に木材や石等を敷いて梯子等を水平に保持
する手間を省くことができる。
【0050】(2) 請求項2記載の本発明では、前記補助
支柱を、前記梯子等の支柱に対して揺動自在に取付けた
揺動脚と、同揺動脚に上下摺動自在に取付けた伸縮脚と
から構成するとともに、同伸縮脚の上下摺動をロックす
るためのロック装置を設けているため、左右の伸縮脚を
独立して上下摺動でき、あらゆる場所においても安定状
態で梯子等を設置することができるとともに、左右両方
の伸縮脚を揺動脚より引き出して保持することにより、
梯子Hの高さを高くして使用することもできる。
【0051】(3) 請求項3記載の本発明では、前記揺動
量規制手段を、前記支持梁の左右側にそれぞれ水平方向
へ摺動自在に取付け、かつ、先端を前記補助支柱の下端
部に遊嵌した張り出し梁と、同張り出し梁の摺動量を規
制して位置決めするための位置決め装置とから構成して
いるため、左右の張り出し梁を独立にスライドして張り
出し量を調節でき、あらゆる場所においても梯子等を安
定に設置することができるとともに、左右両方の張り出
し梁を伸ばしておくことにより、さらに安定した梯子の
保持をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る横転防止装置の説明図である。
【図2】同部分拡大図である。
【図3】同部分拡大図である。
【図4】同部分拡大図である。
【図5】同部分拡大図である。
【図6】同部分拡大図である。
【図7】同部分拡大図である。
【図8】本発明に係る横転防止装置の使用状態を示す平
面図である。
【図9】本発明に係る横転防止装置の使用状態を示す平
面図である。
【図10】ロック装置を示す部分断面図である。
【図11】ロック装置を示す部分断面図である。
【図12】ロック装置の他の実施例を示す部分断面図で
ある。
【図13】ロック装置の他の実施例を示す側面図であ
る。
【図14】従来技術を示す斜視図である。
【符号の説明】
A 横転防止装置 H 梯子 1 ロック装置 2 揺動脚 3 支持梁 4a,4b 伸縮脚 5a,5b 張り出し梁 6 受金 7 支持材 8a,8b 位置決め装置 9 支柱

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 梯子等の左右の支柱の中途にそれぞれ左
    右揺動自在に取付けた補助支柱の下端を、梯子等の外側
    下方向に伸延して接地させることにより前記梯子等を支
    持可能とした梯子等の横転防止装置であって、 前記各補助支柱の下端を上下伸縮自在に構成するととも
    に、前記左右の支柱の下端部に支持梁を連結し、同支持
    梁の左右側部と前記各補助支柱とを、それぞれ揺動量規
    制手段を介して連結したことを特徴とする梯子等の横転
    防止装置。
  2. 【請求項2】 前記補助支柱を、前記梯子等の支柱に対
    して揺動自在に取付けた揺動脚と、同揺動脚に上下摺動
    自在に取付けた伸縮脚とから構成するとともに、同伸縮
    脚の上下摺動をロックするためのロック装置を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の梯子等の横転防止装置。
  3. 【請求項3】 前記揺動量規制手段を、前記支持梁の左
    右側にそれぞれ水平方向へ摺動自在に取付け、かつ、先
    端を前記補助支柱の下端部に遊嵌した張り出し梁と、同
    張り出し梁の摺動量を規制して位置決めするための位置
    決め装置とから構成したことを特徴とする請求項1又は
    2記載の梯子等の横転防止装置。
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