JPH06103878B2 - データ通信装置 - Google Patents

データ通信装置

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JPH06103878B2
JPH06103878B2 JP1084592A JP8459289A JPH06103878B2 JP H06103878 B2 JPH06103878 B2 JP H06103878B2 JP 1084592 A JP1084592 A JP 1084592A JP 8459289 A JP8459289 A JP 8459289A JP H06103878 B2 JPH06103878 B2 JP H06103878B2
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真一 春山
房雄 関口
義一 川島
功 石川
Original Assignee
山武ハネウエル株式会社
株式会社横尾製作所
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、無線送信されたデータが正確に受信復調され
ているか否かを確認できるようにしたデータ通信装置に
関するものである。
(従来の技術) 近年、定置された質問装置より、人が携帯しまたは移動
物体に付設された応答装置に向けて、質問信号波ととも
に応答信号波用のマイクロ波帯の搬送波からなるエネル
ギ波を無線送信し、これらを受信した応答装置は、エネ
ルギ波から動作電力を変換出力して動作するとともに、
質問信号波の質問信号に応じた応答信号で応答信号波用
の搬送波を変調して質問装置に向けて応答信号波として
無線送信するシステムが、特開昭56-140486号公報等で
提案されている。この応答装置に適宜な個人情報を記憶
させれば、この応答装置をIDカード等として機能させ得
る。また、多品種少量生産を行なう製造工場等におい
て、製造ライン上にある半製品に、仕様データを記憶さ
せた応答装置を付設し、各工程において定置された質問
装置から応答装置に仕様を問い合せ、この仕様に応じて
作業を行なうならば、応答装置を電子的な作業指示書と
して機能させ得る。
(発明が解決しようとする課題) 上記のシステムにあっては、応答装置から質問装置に向
けて無線送信される応答信号波の電界強度は極めて微弱
なものである。そこで、フェージング等の伝搬経路上の
要因または外部雑音等によって、質問装置が応答信号波
を誤って受信する可能性がある。そして、この誤った応
答信号波から受信復調された応答信号により、人の識別
を誤り、または誤った作業を行なう等の虞れがある。
本発明は、上記した従来のシステムにおける事情に鑑み
てなされたもので、無線送信されたデータが正確に受信
復調されているか否かを確認できるようにしたデータ通
信装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) かかる目的を達成するために、本発明のデータ通信装置
は、データに応じて非線形素子を制御して搬送波を位相
変調させるとともに前記データに応じて振幅変調された
前記搬送波の高調波成分を発生させる送信手段と、前記
位相変調された搬送波の送信信号を受信する第1の受信
手段と、前記振幅変調された高調波成分を受信する第2
の受信手段と、前記第1の受信手段で受信復調された第
1の復調データと前記第2の受信手段で受信復調された
第2の復調データを比較して一致すると一致信号を出力
する比較手段と、を備えて構成されている。
さらに、前記第1の受信手段が第1の筺体に収納される
とともに、前記第2の受信手段が第2の筺体に収納され
て構成されても良い。
(作用) 送信手段で、データに応じて非線形素子を制御すること
で、搬送波を位相変調させるのに伴ない、データに応じ
て振幅変調された高調波成分が発生され、簡単な変調手
段で周波数と変調方式がともに相違する信号が得られ
る。そして、周波数と変調方式がともに相違する信号
を、第1と第2の受信手段でそれぞれ受信するので、第
1と第2の受信手段がフェージングや外部雑音等により
受ける影響が異なる。そこで、第1と第2の受信手段で
受信復調された第1と第2の復調データが一致すれば、
フェージング等の悪影響を受けることなく、データが正
確に受信できたことを確認し得る。
さらに、第1と第2の受信手段を、別個の筺体にそれぞ
れ収納して定置位置を離すならば、第1と第2の受信手
段は、異なる伝搬経路を経た無線信号波をそれぞれに受
信することができるので、より一層フェージングや外部
雑音による影響が異なり、データが確実に受信されてい
るか否かをより信頼度高く判別し得る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を第1図および第2図を参照して
説明する。第1図は、本発明のデータ通信装置の一実施
例を用いた通信システムのブロック回路図であり、第2
図は、第1図の概略外観図である。
第1図および第2図において、質問装置1に、マイクロ
波帯の第1の周波数f1(例えば2440MHz)を発振する第
1の発振回路2と、第1の周波数f1と僅かに周波数の異
なる第2の周波数f2(例えば2455MHz)を発振する第2
の発振回路3とが設けられる。そして、第1の発振回路
2から出力された第1の周波数f1は、アンプ4で増幅さ
れ、さらに方向性結合器5と2440MHzの周波数を通過さ
せるバンドパスフィルタ6を介して無変調のままでアン
テナ7から、例えば垂直偏波でエネルギ波として応答装
置8に向けて無線送信される。また、第2の発振回路3
から出力される第2の周波数f2は、変調回路9でマイク
ロプロセッサ10から出力される質問信号でA1変調され、
さらにアンプ11で増幅されてアンテナ12から、例えば水
平偏波で質問信号波として応答装置8に向けて無線送信
される。さらに、質問装置1では、応答装置8からエネ
ルギ波に含まれる第1の周波数f1の搬送波として応答信
号でPSK変調されて無線送信された応答信号波がアンテ
ナ7で受信され、バンドパスフィルタ6と方向性結合器
5を介してホモダイン検波器13に与えられる。このホモ
ダイン検波器13には、第1の発振回路2から第1の周波
数f1が与えられ、ホモダイン検波により復調された第1
の復調データがマイクロプロセッサ10に与えられる。そ
して、マイクロプロセッサ10は、第1の復調データに基
づいて、個人識別情報または作業動作指令等の動作信号
を出力させる。そして、この質問装置1が第1の筺体14
に収納される。
応答装置8は、アンテナ7から無線送信されるエネルギ
波を受信するアンテナ15が設けられ、このアンテナ15で
受信されたエネルギ波がPSK変調器16と整流回路17に与
えられる。この整流回路17に与えられたエネルギ波は、
整流されて直流電圧に変換され、ローパスフィルタ18を
経て応答装置8の直流動作電力として出力される。ま
た、応答装置8に、アンテナ12から無線送信される質問
信号波を受信するアンテナ19が設けられ、このアンテナ
19で受信された質問信号波から検波回路20とハイパスフ
ィルタ21およびアンプ22を介して質問信号が復調出力さ
れ、この質問信号がマイクロプロセッサ23に与えられ
る。さらに、検波回路20における質問信号波の検波出力
が、ローパスフィルタ24に与えられて直流電圧が出力さ
れ、加算回路25でエネルギ波から得られた直流電圧と加
え合され、応答装置8の駆動電源+Bとして利用され
る。そして、マイクロプロセッサ23からは、質問信号に
応じた応答信号がPSK変調器16に与えられ、エネルギ波
を構成する第1の周波数f1が搬送波として応答信号でPS
K変調されて応答信号波としてアンテナ26から質問装置
1に向けて無線送信される。そして、この応答装置8が
第3の筺体27に収納される。
ところで、PSK変調器16において、位相変調は非線形素
子を制御することで行なわれており、微弱電力ではある
が位相変調にともない搬送波の高調波成分が発生する。
そして、この高調波成分の電力は、位相偏移させたとき
に大きくなり、高調波成分が応答信号で振幅変調された
ようになる。この搬送波の高調波成分が、応答信号波と
ともにアンテナ26から放射されてしまう。
高周波受信装置28は、かかる搬送波の高調波成分を受信
するアンテナ29が設けられ、このアンテナ29で受信され
た高調波成分が例えば2次高調波である4880MHzの周波
数を通過させるバンドパスフィルタ30を経てローノイズ
ブロックダウンコンバータ31に与えられ、周波数が変換
される。そして、この中間周波信号が検波器32で直線検
波され、その検波出力がアンプ33で増幅されて第2の復
調データとして比較器35に与えられる。この高周波受信
装置28は、第1の筺体14と別体の第2の筺体34に収納さ
れる。
さらに、高周波受信装置28で受信復調された第2の復調
データと、質問装置1で応答信号波が受信復調された第
1の復調データとが比較器35で比較され、第1と第2の
復調データが一致すれば、比較器35から一致信号が出力
される。この一致信号は、応答信号が正確に受信復調さ
れたことを確認するもので、例えば質問装置1のマイク
ロプロセッサ10から出力される個人識別情報または作業
動作指令等の動作信号を有効化させるように機能する。
そして、質問装置1を収納した第1の筺体14と高周波受
信装置28を収納した第2の筺体34が、並べてまたは離し
て定置され、応答装置8を収納した第3の筺体27が人に
携帯されまたは製造ライン上の半製品等の移動物体に付
設される。なお、アンテナ7,12,15,19,26,29は、例えば
マイクロストリップアンテナが用いられる。
かかる構成において、質問装置1のホモダイン検波器13
を含む第1の受信手段によって、第1の周波数f1を搬送
波としてPSK変調された送信信号波から第1の復調デー
タを得、高周波受信装置28の第2の受信手段によって、
第1の周波数f1の2倍の周波数2f1を搬送波として振幅
変調された高調波成分から第2の復調データを得る。そ
して、第1と第2の復調データは応答装置8の同じデー
タに基づくものであるが、搬送周波数と変調方式および
伝搬経路が相違するために、フェージングおよび外部雑
音等により受ける影響は相違する。したがって、比較手
段としての比較器35で第1と第2の復調データが一致す
るならば、いずれもフェージングや外部雑音等の影響を
受けていないためであり、正確にデータが受信復調され
たことを確認できる。そして、質問装置1と高周波受信
装置28とをそれぞれ別個の筺体14,34に収納すること
で、第1と第2の受信手段の位置を適宜に離して設置で
き、伝搬経路を容易に違えることができる。
なお、上記実施例では、比較器35により第1と第2の復
調データの比較をしているが、高調波受信装置28から出
力される第2の復調データを質問装置1のマイクロプロ
セッサ10に与え、このマイクロプロセッサ10で比較器35
の機能を行なわせても良い。
(発明の効果) 本発明のデータ通信装置は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載するような格別に優れた効果
を奏する。
同一データで位相変調された搬送波と振幅変調された高
調波成分との周波数と変調方式の相違する2つの信号
が、データに応じた非線形素子の制御により同時に発生
され、送信手段の構造が簡単である。そして、第1と第
2の受信手段は、周波数と変調方式のともに異なる同一
データの2つの信号をそれぞれ別々に受信復調するの
で、フェージングや外部雑音等により受ける影響が相違
する。そこで、第1と第2の受信手段の復調データが一
致するならば、フェージング等の影響を受けずに正確に
データが伝送されたことを確認できる。
さらに、第1と第2の受信手段の定置位置を離すなら
ば、異なる伝搬経路を経た無線信号波が受信され、正確
なデータが受信されているか否かをより信頼度高く判別
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のデータ通信装置の一実施例を用いた
通信システムのブロック回路図であり、第2図は、第1
図の概略外観図である。 1:質問装置、 2:第1の発振回路、5:方向性結合器、 6,30:バンドパスフィルタ、 7,26,29:アンテナ、8:応答装置、 13:ホモダイン検波器、14:第1の筺体、 16:PSK変調器、28:高周波受信装置、 31:ローノイズブロックダウンコンバータ、 32:検波器、34:第2の筺体、 35:比較器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川島 義一 神奈川県藤沢市川名1丁目12番2号 山武 ハネウエル株式会社藤沢工場内 (72)発明者 石川 功 神奈川県藤沢市川名1丁目12番2号 山武 ハネウエル株式会社藤沢工場内 (56)参考文献 特開 昭63−194440(JP,A) 特開 昭61−114625(JP,A) 特開 昭57−193139(JP,A) 実開 昭54−160515(JP,U)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データに応じて非線形素子を制御して搬送
    波を位相変調させるとともに前記データに応じて振幅変
    調された前記搬送波の高調波成分を発生させる送信手段
    と、前記位相変調された搬送波の送信信号を受信する第
    1の受信手段と、前記振幅変調された高調波成分を受信
    する第2の受信手段と、前記第1の受信手段で受信復調
    された第1の復調データと前記第2の受信手段で受信復
    調された第2の復調データを比較して一致すると一致信
    号を出力する比較手段と、を備えることを特徴としたデ
    ータ通信装置。
  2. 【請求項2】前記第1の受信手段が第1の筺体に収納さ
    れるとともに、前記第2の受信手段が第2の筺体に収納
    されていることを特徴とした請求項1記載のデータ通信
    装置。
JP1084592A 1989-04-03 1989-04-03 データ通信装置 Expired - Lifetime JPH06103878B2 (ja)

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JPH02262735A JPH02262735A (ja) 1990-10-25
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JPH02262735A (ja) 1990-10-25

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