JPH06103808B2 - 分布型増幅器 - Google Patents
分布型増幅器Info
- Publication number
- JPH06103808B2 JPH06103808B2 JP32436587A JP32436587A JPH06103808B2 JP H06103808 B2 JPH06103808 B2 JP H06103808B2 JP 32436587 A JP32436587 A JP 32436587A JP 32436587 A JP32436587 A JP 32436587A JP H06103808 B2 JPH06103808 B2 JP H06103808B2
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- JP
- Japan
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- distributed amplifier
- stage
- amplifier circuit
- circuit
- terminal
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/60—Amplifiers in which coupling networks have distributed constants, e.g. with waveguide resonators
- H03F3/605—Distributed amplifiers
- H03F3/607—Distributed amplifiers using FET's
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Microwave Amplifiers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔概要〕 モノリシック・マイクロ波集積回路の分布型増幅器に関
し、 動作電流が低減することを目的とし、 複数の電界効果トランジスタで構成される分布型増幅回
路を複数段カスケード接続した分布型増幅器において、
最終段を除く各段の分布型増幅回路で、その段を構成す
る複数の電界効果トランジスタ夫々のソースを次段の分
布型増幅回路のバイアス供給端子に共通接続し、かつ、
該ソースを接地するコンデンサを有し、該各段の分布型
増幅回路の複数の電界効果トランジスタ夫々のバイアス
電流を次段の分布型増幅回路にバイアス電流として供給
するよう構成する。
し、 動作電流が低減することを目的とし、 複数の電界効果トランジスタで構成される分布型増幅回
路を複数段カスケード接続した分布型増幅器において、
最終段を除く各段の分布型増幅回路で、その段を構成す
る複数の電界効果トランジスタ夫々のソースを次段の分
布型増幅回路のバイアス供給端子に共通接続し、かつ、
該ソースを接地するコンデンサを有し、該各段の分布型
増幅回路の複数の電界効果トランジスタ夫々のバイアス
電流を次段の分布型増幅回路にバイアス電流として供給
するよう構成する。
本発明は分布型増幅器に関し、モノリシック・マイクロ
波集積回路の分布型増幅器に関する。
波集積回路の分布型増幅器に関する。
最近、ガリウム・ヒ素(GaAs)半導体の発達によりGaAs
モノリシック・マイクロ波集積回路(MMIC)の開発が進
んでいる。
モノリシック・マイクロ波集積回路(MMIC)の開発が進
んでいる。
このようなMMICで構成される分布型(進行波型)増幅器
は2オクターブ以上の非常に広帯域に良好な特性を示す
が、1段当りの電力利得が通常4〜7dBとそれほど高く
ないので多段カスケード接続して使用される。
は2オクターブ以上の非常に広帯域に良好な特性を示す
が、1段当りの電力利得が通常4〜7dBとそれほど高く
ないので多段カスケード接続して使用される。
第5図は従来の分布型増幅器の一例の回路図を示す。
同図中、破線で囲んだ第1段の分布型増幅回路10はGaAs
nチャンネル電界効果トランジスタ(FET)Q1〜Q4、及び
これらに接続された矩形で示すマイクロストリップ線
路、及びチョークコイルL1,終端抵抗R1,R2等より構成
されたMMIGである。端子11,12夫々にはドレインバイア
スVDD1,ゲートバイアスVGG1が供給されて、端子13に入
来するマイクロ波信号を増幅して端子14より出力する。
nチャンネル電界効果トランジスタ(FET)Q1〜Q4、及び
これらに接続された矩形で示すマイクロストリップ線
路、及びチョークコイルL1,終端抵抗R1,R2等より構成
されたMMIGである。端子11,12夫々にはドレインバイア
スVDD1,ゲートバイアスVGG1が供給されて、端子13に入
来するマイクロ波信号を増幅して端子14より出力する。
FETQ5〜Q8、マイクロストリップ線路、チョークコイルL
2、終端抵抗R3,R4等で構成されるMMICの第2段の分布
型増幅回路20は、端子21,22夫々よりドレインバイアスV
DD2,ゲートバイアスVGG2が供給されており、端子14か
らコンデンサC1を介して端子23に入来する信号を更に増
幅して端子24より出力する。
2、終端抵抗R3,R4等で構成されるMMICの第2段の分布
型増幅回路20は、端子21,22夫々よりドレインバイアスV
DD2,ゲートバイアスVGG2が供給されており、端子14か
らコンデンサC1を介して端子23に入来する信号を更に増
幅して端子24より出力する。
上記の従来の増幅器では増幅回路10,20は同一設計のも
のを使用することが多い。増幅回路10,20夫々の動作電
流でゲート電流は無視できるがドレイン電流は無視でき
ず、夫々のドレイン電流をIDDとすると従来の増幅器全
体ではドレイン電流として2IDDが必要となり、カスケー
ド接続する増幅回路の段数に正比例して動作電流が増加
するという問題点があった。
のを使用することが多い。増幅回路10,20夫々の動作電
流でゲート電流は無視できるがドレイン電流は無視でき
ず、夫々のドレイン電流をIDDとすると従来の増幅器全
体ではドレイン電流として2IDDが必要となり、カスケー
ド接続する増幅回路の段数に正比例して動作電流が増加
するという問題点があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、動作電流が
低減する分布型増幅器を提供することを目的とする。
低減する分布型増幅器を提供することを目的とする。
本発明の分布型増幅器は、複数の電界効果トランジスタ
(Q10〜Q14,Q15〜Q19)で構成される分布型増幅回路
(30,40)を複数段カスケード接続した分布型増幅器に
おいて、最終段を除く各段の分布増幅回路(30)で、そ
の段を構成する複数の電界効果トランジスタ(Q10〜
Q14)夫々のソースを次段の分布型増幅回路のバイアス
供給端子(41)に共通接続し、かつ、ソースを接地する
コンデンサ(C11〜C15)を有する。
(Q10〜Q14,Q15〜Q19)で構成される分布型増幅回路
(30,40)を複数段カスケード接続した分布型増幅器に
おいて、最終段を除く各段の分布増幅回路(30)で、そ
の段を構成する複数の電界効果トランジスタ(Q10〜
Q14)夫々のソースを次段の分布型増幅回路のバイアス
供給端子(41)に共通接続し、かつ、ソースを接地する
コンデンサ(C11〜C15)を有する。
本発明においては、各段の分布型増幅回路(30)の複数
の電界効果トランジスタ(Q10〜Q14)夫々のバイアス電
流を次段の分布型増幅回路にバイアス電流として供給す
るため、増幅器全体で必要とするバイアス電流が低減さ
れ、増幅回路(30)の段数が増加しても上記バイアス電
流が増加しない。
の電界効果トランジスタ(Q10〜Q14)夫々のバイアス電
流を次段の分布型増幅回路にバイアス電流として供給す
るため、増幅器全体で必要とするバイアス電流が低減さ
れ、増幅回路(30)の段数が増加しても上記バイアス電
流が増加しない。
〔実施例〕 第1図は本発明の分布型増幅器の一実施例の回路図を示
す。
す。
同図中、30は第1段の分布型増幅回路、40は第2段の分
布型増幅回路である。
布型増幅回路である。
増幅回路30を構成するGaAsnチャンネルFETQ10〜Q14夫々
のゲートは直列接続されたマイクロストリップ線路M1〜
M6の接続点夫々に接続されて端子31に入来するマイクロ
波の信号をコンデンサC10を介して供給されると共に、
端子32aより抵抗R13,R12を介してゲートバイアスを供
給されている。またFETQ10〜Q14夫々のドレインはマイ
クロストリップ線路M7〜M11夫々を介して直列接続され
たマイクロストリップ線路M12〜M17の接続点夫々に接続
されて端子33よりチョークコイルL11を介してドレイン
バイアスを供給されている。
のゲートは直列接続されたマイクロストリップ線路M1〜
M6の接続点夫々に接続されて端子31に入来するマイクロ
波の信号をコンデンサC10を介して供給されると共に、
端子32aより抵抗R13,R12を介してゲートバイアスを供
給されている。またFETQ10〜Q14夫々のドレインはマイ
クロストリップ線路M7〜M11夫々を介して直列接続され
たマイクロストリップ線路M12〜M17の接続点夫々に接続
されて端子33よりチョークコイルL11を介してドレイン
バイアスを供給されている。
FETQ10〜Q14夫々のソースはコンデンサC11〜C15夫々を
介して接地されると共に、端子34に共通接続されてい
る。また、コンデンサC16は雑音除去用、コンデンサ
C17,C18は直流カット用のもので、抵抗R11,R12は終端
抵抗である。
介して接地されると共に、端子34に共通接続されてい
る。また、コンデンサC16は雑音除去用、コンデンサ
C17,C18は直流カット用のもので、抵抗R11,R12は終端
抵抗である。
この第1段の増幅回路30は端子31よりの信号をFETQ10〜
Q14で増幅してマイクロストリップ線路M17に接続された
端子35より出力する。また、端子33より供給されるドレ
インバイアスはFETQ10〜Q14夫々のソースより取り出さ
れ、コンデンサ11〜C15夫々で高周波成分を除去されて
端子34より出力される。
Q14で増幅してマイクロストリップ線路M17に接続された
端子35より出力する。また、端子33より供給されるドレ
インバイアスはFETQ10〜Q14夫々のソースより取り出さ
れ、コンデンサ11〜C15夫々で高周波成分を除去されて
端子34より出力される。
増幅回路40を構成するGaAsnチャンネルFETQ15〜Q19夫々
のゲートは直列接続されたマイクロストリップ線路M21
〜M26の接続点夫々に接続されて第1段の増幅回路30の
マイクロストリップ線路M17よりコンデンサC20を介して
入来する信号を供給されると共に、端子32bよりのゲー
トバイアスを供給されている。またFETQ15〜Q19夫々の
ドレインはマイクロストリップ線路M27〜M31夫々を介し
て直列接続されたマイクロストリップ線路M32〜M37の接
続点夫々に接続されて端子34に接続されたバイアス供給
端子41よりチョークコイルL21を介してドレインバイア
スを供給されている。
のゲートは直列接続されたマイクロストリップ線路M21
〜M26の接続点夫々に接続されて第1段の増幅回路30の
マイクロストリップ線路M17よりコンデンサC20を介して
入来する信号を供給されると共に、端子32bよりのゲー
トバイアスを供給されている。またFETQ15〜Q19夫々の
ドレインはマイクロストリップ線路M27〜M31夫々を介し
て直列接続されたマイクロストリップ線路M32〜M37の接
続点夫々に接続されて端子34に接続されたバイアス供給
端子41よりチョークコイルL21を介してドレインバイア
スを供給されている。
FETQ15〜Q19夫々のソースは接地されている。また、コ
ンデンサC22は雑音除去用、コンデンサC23,C24は直流
カット用のもので、抵抗R21,R22は終端抵抗である。
ンデンサC22は雑音除去用、コンデンサC23,C24は直流
カット用のもので、抵抗R21,R22は終端抵抗である。
この第2段の増幅回路40は第1段の増幅回路30で増幅さ
れた信号をコンデンサC20を介して供給され、これをFET
Q15〜Q19で更に増幅してマイクロストリップ線路M37に
コンデンサC21を介して接続された端子42より出力す
る。
れた信号をコンデンサC20を介して供給され、これをFET
Q15〜Q19で更に増幅してマイクロストリップ線路M37に
コンデンサC21を介して接続された端子42より出力す
る。
第1図の回路全体は第2図に示すMMIC50上に構成されて
いる。第2図においては第1図と同一符号を付す。第2
図中、コンデンサC11〜C15夫々はFETQ10〜Q14夫々の両
側に設けられている。第3図(A),(B)は第2図中
のFETQ10及びコンデンサC11部分の拡大平面図、一点鎖
線IIIb−IIIbに沿う断面図を示す。
いる。第2図においては第1図と同一符号を付す。第2
図中、コンデンサC11〜C15夫々はFETQ10〜Q14夫々の両
側に設けられている。第3図(A),(B)は第2図中
のFETQ10及びコンデンサC11部分の拡大平面図、一点鎖
線IIIb−IIIbに沿う断面図を示す。
第3図(A)において、50,51はFETQ10のソース電極で
あり、52,53はゲート電極、54はドレイン電極である。
ソース電極50,51夫々はコンデンサC11の上部電極55,56
夫々に直接接続されると共に、ドレイン電極54を跨いで
横架されたエアブリッジ57により互いに接続されてい
る。
あり、52,53はゲート電極、54はドレイン電極である。
ソース電極50,51夫々はコンデンサC11の上部電極55,56
夫々に直接接続されると共に、ドレイン電極54を跨いで
横架されたエアブリッジ57により互いに接続されてい
る。
第3図(B)において、60は半絶縁性GaAs基板であり、
基板60の裏面には金メッキ層61が設けられている。基板
60の表面にはFETQ10形成のためにn型イオン注入層62が
設けられている。
基板60の裏面には金メッキ層61が設けられている。基板
60の表面にはFETQ10形成のためにn型イオン注入層62が
設けられている。
イオン注入層62上には第1層金属(例えばAuGeNiAu)に
よるソース電極63,64及びドレイン電極65が形成され、
また第1層金属によるコンデンサC11の下部電極66,67が
形成されている。下部電極66,67夫々はチッ化ケイ素等
の誘電体膜68,69で被覆され、更に第2層金属(例えばA
u)によるソース電極50,51、ゲート電極52,53、ドレイ
ン電極54及び上部電極55,56が形成されている。
よるソース電極63,64及びドレイン電極65が形成され、
また第1層金属によるコンデンサC11の下部電極66,67が
形成されている。下部電極66,67夫々はチッ化ケイ素等
の誘電体膜68,69で被覆され、更に第2層金属(例えばA
u)によるソース電極50,51、ゲート電極52,53、ドレイ
ン電極54及び上部電極55,56が形成されている。
また、第4図(A),(B)は第2図中のコンデンサC
11・C16,C17及び抵抗R11及びチョークコイルL11部分の
拡大平面図、一点鎖線IVb−IVbに沿う断面図を示す。第
4図中、第3図と同一部分には同一符号を付す。
11・C16,C17及び抵抗R11及びチョークコイルL11部分の
拡大平面図、一点鎖線IVb−IVbに沿う断面図を示す。第
4図中、第3図と同一部分には同一符号を付す。
第4図(A)において、70,71はコンデンサC16,C17夫
々の上部電極であり、コンデンサC11の上部電極55の両
側に設けられている。上部電極70は端子33に接続されて
いる。コイルL11は螺旋状に巻回されたマイクロストリ
ップ線路72で形成され、その一端72aは端子33に接続さ
れている。また、上部電極71は抵抗R11の一端である電
極73に接続され、その他端である電極74にはマイクロス
トリップ線路72の他端72b及びマイクロストリップ線路M
12の一端が接続されている。
々の上部電極であり、コンデンサC11の上部電極55の両
側に設けられている。上部電極70は端子33に接続されて
いる。コイルL11は螺旋状に巻回されたマイクロストリ
ップ線路72で形成され、その一端72aは端子33に接続さ
れている。また、上部電極71は抵抗R11の一端である電
極73に接続され、その他端である電極74にはマイクロス
トリップ線路72の他端72b及びマイクロストリップ線路M
12の一端が接続されている。
第4図(B)において、基板60表面には抵抗R11を形成
するn型イオン注入層75が設けられている。また第1層
金属によるコンデンサC11,C16,C17共通の下部電極66
が形成され、これを誘電体膜68で被膜し、その上に第2
層金属による上部電極55,70,71が形成されている。
するn型イオン注入層75が設けられている。また第1層
金属によるコンデンサC11,C16,C17共通の下部電極66
が形成され、これを誘電体膜68で被膜し、その上に第2
層金属による上部電極55,70,71が形成されている。
基板60の下部電極66の略中央位置にはビヤホールV1が形
成され、下部電極66には金メッキ層61が接続されて接地
状態となる。
成され、下部電極66には金メッキ層61が接続されて接地
状態となる。
また、n型イオン注入層75の両端には第1層金属による
電極76,77夫々が形成され、第2層金属による電極73,74
夫々に接続されている。
電極76,77夫々が形成され、第2層金属による電極73,74
夫々に接続されている。
ところで、第2図のコンデンサC12〜C15夫々の下部電極
もC11と同様にビヤホールV2〜V6夫々によって接地状態
とされている。また、FETQ15〜Q19夫々のソース電極に
ついては、第4図(B)の下部電極66に相当する第1層
金属と上部電極55に相当する第2層金属とが直接接続さ
れ(誘電体膜を設けない)、更にビヤホールを介して接
地状態とされている。
もC11と同様にビヤホールV2〜V6夫々によって接地状態
とされている。また、FETQ15〜Q19夫々のソース電極に
ついては、第4図(B)の下部電極66に相当する第1層
金属と上部電極55に相当する第2層金属とが直接接続さ
れ(誘電体膜を設けない)、更にビヤホールを介して接
地状態とされている。
このようにFETQ10〜Q14のソースを共通接続すると共に
コンデンサC11〜C15夫々を介して接地することによって
分布型増幅回路30のFETQ10〜Q14の直流ドレインバイア
ス電流を1個所(端子34)に集めて次段のバイアス供給
端子41に供給するため、分布型増幅器全体のドレインバ
イアス電流を低減することができる。
コンデンサC11〜C15夫々を介して接地することによって
分布型増幅回路30のFETQ10〜Q14の直流ドレインバイア
ス電流を1個所(端子34)に集めて次段のバイアス供給
端子41に供給するため、分布型増幅器全体のドレインバ
イアス電流を低減することができる。
例えば第5図の如き従来回路でドレインバイアス電圧V
DD1=VDD2=4V、各段のドレインバイアス電流はIDD=50mA
で全動作電流は100mA(=50×2)であるが、第1図の
回路ではドレインバイアス電圧VDDは8V、ドレインバイ
アス電流、即ち全動作電流はIDD=50mAと1/2に低減でき
る。勿論全消費電力は両者同一であるが、電流値が低い
方が次の点で優れている。
DD1=VDD2=4V、各段のドレインバイアス電流はIDD=50mA
で全動作電流は100mA(=50×2)であるが、第1図の
回路ではドレインバイアス電圧VDDは8V、ドレインバイ
アス電流、即ち全動作電流はIDD=50mAと1/2に低減でき
る。勿論全消費電力は両者同一であるが、電流値が低い
方が次の点で優れている。
第1に、MMIC50内,外でドレインバイアス電流が流れる
配線を細くできる。
配線を細くできる。
第2に、電源回路の出力電圧は例えば12V又は24Vと一定
の値であり、ドレインバイアス電圧は上記電源回路出力
を抵抗等で降圧して得ているためドレインバイアス電圧
が電源回路の出力電圧に近い程無駄が少ない。
の値であり、ドレインバイアス電圧は上記電源回路出力
を抵抗等で降圧して得ているためドレインバイアス電圧
が電源回路の出力電圧に近い程無駄が少ない。
第1図の回路は動作電流を低減して上記第1,第2の点で
従来回路より優れたものになる。
従来回路より優れたものになる。
上述の如く、本発明の分布型増幅器によれば、増幅器全
体で必要とする動作電流が低減され、段数が増加しても
この動作電流が増加することが防止され、実用上きわめ
て有用である。
体で必要とする動作電流が低減され、段数が増加しても
この動作電流が増加することが防止され、実用上きわめ
て有用である。
第1図は本発明の分布型増幅器の一実施例の回路図、 第2図は第1図の回路を構成したMMICの平面図、 第3図,第4図は夫々第2図の各部の拡大平面図,断面
図、 第5図は従来の増幅器の一例の回路図である。 図において、 30,40は分布型増幅回路、 Q10〜Q19は電界効果トランジスタ(FET)、 M1〜M37はマイクロストリップ線路、 C10〜C24はコンデンサ、 L11,L21はチョークコイルを示す。
図、 第5図は従来の増幅器の一例の回路図である。 図において、 30,40は分布型増幅回路、 Q10〜Q19は電界効果トランジスタ(FET)、 M1〜M37はマイクロストリップ線路、 C10〜C24はコンデンサ、 L11,L21はチョークコイルを示す。
Claims (1)
- 【請求項1】複数の電界効果トランジスタ(Q10〜Q14,
Q15〜Q19)で構成される分布型増幅回路(30,40)を複
数段カスケード接続した分布型増幅器において、 最終段を除く各段の分布型増幅回路(30)で、その段を
構成する複数の電界効果トランジスタ(Q10〜Q14)夫々
のソースを次段の分布型増幅回路のバイアス供給端子
(41)に共通接続し、 かつ、該ソースを接地するコンデンサ(C11〜C15)を有
し、 該各段の分布型増幅回路(30)の複数の電界効果トラン
ジスタ(Q10〜Q14)夫々のバイアス電流を次段の分布型
増幅回路にバイアス電流として供給することを特徴とす
る分布型増幅器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32436587A JPH06103808B2 (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | 分布型増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32436587A JPH06103808B2 (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | 分布型増幅器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01166608A JPH01166608A (ja) | 1989-06-30 |
JPH06103808B2 true JPH06103808B2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=18164973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32436587A Expired - Lifetime JPH06103808B2 (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | 分布型増幅器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06103808B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20230253929A1 (en) * | 2020-06-26 | 2023-08-10 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Distributed amplifier |
-
1987
- 1987-12-22 JP JP32436587A patent/JPH06103808B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01166608A (ja) | 1989-06-30 |
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