JPH06103804A - 車両用標識灯 - Google Patents

車両用標識灯

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JPH06103804A
JPH06103804A JP25298092A JP25298092A JPH06103804A JP H06103804 A JPH06103804 A JP H06103804A JP 25298092 A JP25298092 A JP 25298092A JP 25298092 A JP25298092 A JP 25298092A JP H06103804 A JPH06103804 A JP H06103804A
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JP
Japan
Prior art keywords
light
lamp
guide plate
light source
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP25298092A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Oki
庸次 沖
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Stanley Electric Co Ltd filed Critical Stanley Electric Co Ltd
Priority to JP25298092A priority Critical patent/JPH06103804A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両のテールランプ,ストップランプ等の標
識灯において、薄形,軽量で大きな発光面積が得られ、
また点灯スピードが速く、安全で寿命の長いものを得
る。 【構成】 裏面に光を均一にするためのドット印刷部2
が形成された導光板1と、この導光板1の側端面に配置
したネオンランプ4により面状光源を構成し、その光を
プリズムシート6,7で導光板1の発光面に対し垂直方
向に向け、配光レンズを有した表ケース8を通して外部
に放出する。また、ネオンランプ4の明るさをPWM方
式の電力制御により制御し、スモールランプ,ストップ
ランプ等の表示制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、特に車両のテールラ
ンプ(スモールランプ),ストップランプに好適な車両
用標識灯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の車両用標識灯を示す断面図
であり、テールランプ及びストップランプの構造を示し
ている。同図において、101は光源である電球、10
2はその後側に設置されたリフレクタ、103は反射器
(RR)、104はレンズ機能を有したレンズカバー、
105は全体を固定しているフレームである。
【0003】上記のような構成の標識灯において、電球
101からの光は直接あるいはリフレクタ102で反射
してレンズカバー104に至り、ここから外部(車両の
後方)に放出される。この時、電球101からの光の配
光は、リフレクタ102及びレンズカバー104によっ
て行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の車両用標識灯にあっては、電球が点光源で
あるため、大きな面積を一様に光らせるには電球を複数
個用いるかあるいは厚み方向の寸法を長くする必要があ
り、全体の構造が大型化するという問題点があり、車両
のデザイン上でも支障があった。
【0005】また、光源に電球を用いているので、電源
のオン,オフ時の点灯スピードが遅く、安全を確保する
ための信号灯としての性能が充分でないという問題点が
あった。
【0006】この発明は、上記のような問題点に着目し
てなされたもので、薄型,軽量で大きな発光面積を得る
ことができ、また点灯スピードが速く、安全性の高い車
両用標識灯を得ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の車両用標識灯
は、放電ランプとこの放電ランプの光を側端面より導入
する導光板を有し、この導光板の前面側に面状の発光部
を形成した面光源装置と、前記放電ランプへの供給電力
を制御し、前記面状の発光部の発光量を制御する制御回
路とを備えたものである。
【0008】
【作用】この発明の車両用標識灯においては、導光板に
より面状光源が構成されており、薄型で大きな発光面積
が得られる。また、放電ランプの使用により、点灯スピ
ードが速い標識灯となる。
【0009】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す断面図であ
り、(a)は側面、(b)は正面から見た面光源装置の
構造を示している。図において、1は透明なアクリル樹
脂製の導光板で、背面(裏面)には光を均一に前面(表
面)に導くためのドット印刷部2が形成されている。3
はその外側に設けられた白色の反射シートで、高い反射
率が得られるようになっている。
【0010】4は導光板1の両側端面に配置された直管
形のネオンランプ(放電ランプ)で、ここでは、直径が
3〜12mm程度の細型ランプが用いられている。5はこ
のネオンランプ4を覆うように導光板1の端部に嵌め込
んだトンネル型のリフレクタで、アルミ板にAgフィル
ムをラミネートして反射率を上げたものが利用される
が、安価なアルミ鏡面仕上げ品を用いても良い。
【0011】6,7は導光板1の前面(発光面)側に配
置された2枚のプリズムシートで、ポリカーボネートシ
ートやアクリルシートに0.3〜1mmのピッチで90°
のプリズムを線状に形成したものが使用され、後方のプ
リズムシート6は横方向に線状に形成され、前方のプリ
ズムシート7は縦方向に線状に形成されている。このプ
リズムシート6,7は、導光板1から外部に出た光をそ
の発光面に対し垂直方向に向けるためのもので、枚数は
縦,横何れか1枚でも良いが、光を導光板1の前方向に
向ける効果は減少する。
【0012】8はプリズムシート6,7の外側を覆う配
光レンズ付の表ケースで、アクリル成形による樹脂レン
ズ付ケースとなっており、自動車用標識灯としての規格
を満足するように設計されている。9は裏側を覆う裏ケ
ースである。
【0013】図2は上記導光板1の裏面に形成されたド
ット印刷部2の印刷パターンの一例を示したものであ
る。図示のように、線状光源であるネオンランプ4に近
い程印刷部分の面積比が疎で、遠くなる程密となってお
り、中央で一番密となるように印刷が施されている。
【0014】この印刷インクは、例えば白色あるいは透
明な樹脂にSi等を含有したマットメジュームインクが
用いられるが、テールランプやストップランプの場合に
は赤色顔料を用いても良い。また印刷方法は、シルク印
刷法が一般的であるが、ホットスタンプなど他の方法で
も良い。
【0015】図3は上述のネオンランプ4の光を側端面
より導入して面状光源を構成している導光板1を有した
面光源装置を含む標識システムの構成図である。図中、
11はDC電源(バッテリ)、12はそのDC電圧をA
C高電圧に変換してネオンランプ4を点灯させる放電灯
点灯回路で、500V以上の電圧をランプ電極間に印加
できるようになっている。
【0016】13はネオンランプ4への供給電力をPW
M方式の電力制御によって制御する調光回路で、ブレー
キスイッチ14及びスモールランプスイッチ15のオ
ン,オフに応じて夜間のスモールランプ(テールラン
プ)とストップランプの表示制御を行う。16は導光板
1の前面側に形成された面状の面発光部で、上記調光回
路13はこの面発光部16の発光量を制御する制御回路
を構成している。
【0017】上記のように構成された車両用標識灯にお
いては、従来の電球に代えて放電ランプであるネオンラ
ンプ4が使用されている。このネオンランプ4の光は、
直接あるいはリフレクタ5で反射して導光板1の側端面
から導光板1内に入り、均一な光となってこの導光板1
の前面から出ていく。そして、プリズムシート6,7に
より導光板1の発光面に対して垂直方向に向けられ、配
光レンズを有した表ケース8を通して外部(車両の後
方)に出ていく。これにより、後続車の運転者はその前
車の標識灯の点灯を確認することができる。
【0018】ここで、例えば、自動車のテールランプと
ストップランプの明るさの比は規格上5倍以上とする必
要があるが、図3の調光回路13は放電灯点灯回路12
をPWM方式で電力制御し、ネオンランプ4の明るさを
制御している。具体的には、ブレーキが踏まれた時は最
大パワーとし、夜間スモールランプを点灯した時は約1
0〜20%の調光点灯を行い、昼間点灯しない時はオフ
とする。
【0019】上記ネオンランプ4は、電源が供給されて
から実際に点灯するまでに約40μsecの遅延時間が
あるが、これは従来の電球の数100msecに比べて
約5000倍の速さである。このように、点灯スピード
が非常に速いので、安全性が高く、優れたものとなって
いる。同時に、消費電力も約6W程度で小さく、一般の
ブレーキランプ用電球が約23Wであるのに比べて省エ
ネルギータイプのものとなり、長寿命でもある。
【0020】また、導光板1を用いた面状光源となって
いるので、薄形,軽量で大きな発光面積が得られるとと
もに、拡散光を利用しているので広範囲に光が向かい、
視認性が良く、表示品位が高くかつ安全な標識灯を構成
することができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、放電
ランプと導光板を用いて面状光源を構成し、その面状の
発光部の発光量を制御する制御回路を設けたため、薄
形,軽量で大きな発光面積を得ることができ、視認性が
良く、安全性が高いという効果があり、また点灯スピー
ドが速く、消費電力も小さく、長寿命であるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例を示す断面図
【図2】 図1のドット印刷部の印刷パターンの一例を
示す説明図
【図3】 図1の面光源装置を含む標識システムの構成
【図4】 従来例を示す断面図
【符号の説明】
1 導光板 2 ドット印刷部 4 ネオンランプ(放電ランプ) 12 放電灯点灯回路 13 調光回路(制御回路) 16 面発光部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】上記ネオンランプ4は、電源が供給されて
から実際に点灯するまでに約40μsecの遅延時間が
あるが、これは従来の電球の数100msecに比べて
約5000倍の速さである。このように、点灯スピード
が非常に速いので、安全性が高く、優れたものとなって
いる。同時に、消費電力も約6W程度で小さく、一般の
ブレーキランプ用電球が約23Wであるのに比べて省エ
ネルギータイプのものとなり、長寿命でもある。なお、
本実施例においては、放電ランプであるネオンランプ4
を光源としているが、該ランプはXe(キセノン),K
r(クリプトン),Ar(アルゴン)等のガス或は各種
混合ガス等のガス放電を利用した放電ランプでも良く、
また、その形状及び配置も、直管状放電ランプを対向さ
せて配置することに限定されるものではなく、必要光
量、寸法等を考慮して適宜調整するものであり、U字状
に周囲に配設したりすること等は任意である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電ランプとこの放電ランプの光を側端
    面より導入する導光板を有し、この導光板の前面側に面
    状の発光部を形成した面光源装置と、前記放電ランプへ
    の供給電力を制御し、前記面状の発光部の発光量を制御
    する制御回路とを備えたことを特徴とする車両用標識
    灯。
JP25298092A 1992-09-22 1992-09-22 車両用標識灯 Pending JPH06103804A (ja)

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JP25298092A JPH06103804A (ja) 1992-09-22 1992-09-22 車両用標識灯

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JPH06103804A true JPH06103804A (ja) 1994-04-15

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ID=17244831

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100477331B1 (ko) * 2002-06-03 2005-03-21 주식회사 엔투에이 반사형 액정표시장치용 프론트라이트 유닛
JP2011258350A (ja) * 2010-06-07 2011-12-22 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具
JP2014116142A (ja) * 2012-12-07 2014-06-26 Koito Mfg Co Ltd 車両用灯具

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH025210B2 (ja) * 1983-11-15 1990-02-01 Kajima Corp
JPH04163489A (ja) * 1990-10-26 1992-06-09 Matsushita Electric Works Ltd 表示灯

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19951024