JPH06103683A - ディスク記憶装置のデータ読み出し制御装置 - Google Patents

ディスク記憶装置のデータ読み出し制御装置

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JPH06103683A
JPH06103683A JP24794092A JP24794092A JPH06103683A JP H06103683 A JPH06103683 A JP H06103683A JP 24794092 A JP24794092 A JP 24794092A JP 24794092 A JP24794092 A JP 24794092A JP H06103683 A JPH06103683 A JP H06103683A
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JP24794092A
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Tomohiro Ono
智宏 小野
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ディスク記憶装置のデータ読出し
制御装置に関し、読み出しトラック等からの読み出し開
始時間の短縮化、単位時間内に読み出し得るデータ量の
増大及びデータ読出しアクセス時間を短縮することをそ
の目的とする。 【構成】 制御回路と、該制御回路によって制御される
ポジショニング制御系の制御でシーク動作、ポジショニ
ング制御系の微調整を行ってアクセスを記憶領域に対し
て為すディスク制御装置において、読み出しアクセス対
象の記憶領域への移動完了と共に、読み出されたデータ
をバッファに記憶すると共に、ポジショニング制御系の
微調整中の読み出しが正しく行われたとき前記移動完了
から前記微調整中に読み出されたデータと、微調整後の
読み出しデータとをバッファ制御回路で読み出しアクセ
スで要求される読み出し順序に直してホストコンピュー
タへ転送することを特徴する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラック等への移動完
了と同時に、又はポジショニング制御系の微調整と並行
したデータの読み出しを行なうディスク記憶装置のデー
タ読み出し制御装置に関する。
【0002】コンピュータシステムが高性能化されると
共に、磁気ディスク装置等の補助記憶装置も、その記憶
容量の拡大と高速化が要求されている。特に、アクセス
高速化においては、幾つかの要因が複合して来ている。
【0003】
【従来の技術】従来の磁気ディスク装置においては、高
記憶密度化をトラック幅の縮小により達成している場
合、そのトラック(シリンダ)へのアクセスに際して、
データ読み出し/書き込みヘッドをアクセス対象トラッ
クの中心に位置付けるポジショニング制御系のポジショ
ニング精度を温度等の環境条件に適応させて追従させる
必要がある。そのためのポジショニング制御系の微調整
(キャリブレーション)機能も従来の磁気ディスク装置
には装備されている。
【0004】このような磁気ディスク装置においては、
ホストコンピュータによるデータの読み出し又は書き込
みを行なうアクセス命令が発行されたとき、ポジショニ
ング制御系は、前記アクセス命令に応答して前記アクセ
ス命令で指定されるデータが記憶されているトラック
(シリンダ)位置へヘッドを移動させた後に、前記微調
整機能による微調整で得たヘッド位置補正情報を使用し
てヘッド位置の微調整を行ない、ヘッドをトラック内の
中心位置に位置付けてデータの読み出し、又と書き込み
を開始していた。
【0005】又、アクセス命令によるアクセス対象トラ
ック、又はシリンダが複数に及ぶときには、トラックス
イッチ、又はシリンダスイッチを行なう必要性がある
が、そのトラックスイッチ、又はシリンダスイッチにお
いても、又前記微調整機能による微調整をして得られた
ヘッド位置補正情報を使用してヘッド位置の微調整を行
ない、ヘッドをトラック内の中心位置に位置付けてデー
タの読み出し、又と書き込みを開始していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
磁気ディスク装置においては、データの読み出しに先立
つシーク動作においても、又トラック若しくはシリンダ
へのスイッチにおいても、その完了後に前述のようなト
ラックへのヘッド位置付けのための微調整処理を必要と
するから、データの読み出し処理を開始するまでに、1
秒乃至数ミリ秒程度の時間が掛かり、読み出しアクセス
時間が長くならざるを得なかった。
【0007】本発明は、斯かる技術的課題に鑑みて創作
されたもので、読み出しトラック、又はシリンダからの
読み出し開始時間の短縮化を図って単位時間内に読み出
し得るデータ量を増大してデータ読出しアクセス時間を
短縮化し得るディスク記憶装置のデータ読出し制御装置
を提供することをその目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1及び請
求項2に係る発明の原理ブロック図を示す。請求項1に
係る発明は、図1に示すように、ホストコンピュータか
らのアクセス要求に応答する制御回路2と、該制御回路
2によって制御されるポジショニング制御系4の制御の
下にディスク上の前記アクセス要求対象の記憶領域6へ
のヘッド8のシーク動作を為した後、ポジショニング制
御系4の微調整を行って前記アクセス要求対応のアクセ
スを前記記憶領域6に対して為すディスク制御装置にお
いて、ホストコンピュータからの読み出しアクセスに際
して、該読み出しアクセス対象の記憶領域6への移動完
了と共に、ヘッド8から読み出し回路10へ読み出され
て来るデータをバッファ12に記憶し、前記ポジショニ
ング制御系4の微調整中の読み出しが正しく行われたと
き前記移動完了から前記微調整中に読み出されたデータ
と、前記微調整後の読み出しデータとを前記制御回路
(2)により制御されるバッファ制御回路14で前記読
み出しアクセスで要求される読み出し順序に直して前記
ホストコンピュータへ転送することを特徴する。
【0009】請求項2に係る発明は、図1に示すよう
に、ホストコンピュータからのアクセス要求に応答する
制御回路2と、該制御回路2によって制御されるポジシ
ョニング制御系4の制御の下にディスク上の前記アクセ
ス要求対象の記憶領域6へのヘッド8のシーク動作を為
した後、ポジショニング制御系4の微調整を行って前記
アクセス要求対応のアクセスを前記記憶領域6に対して
為すディスク制御装置において、ホストコンピュータか
らの読み出しアクセスに際して、該読み出しアクセス対
象の記憶領域6への移動完了後の前記ポジショニング制
御系4の微調整と並行してヘッド8によるデータの読み
出しを行い、ヘッド8から読み出し回路10へ読み出さ
れて来るデータをバッファ12に記憶すると共に、前記
ポジショニング制御系4の微調整中の読み出しが正しく
行われたとき該微調整中に読み出されたデータと、前記
微調整後の読み出しデータとを前記制御回路(2)によ
り制御されるバッファ制御回路14で前記読み出しアク
セスで要求される読み出し順序に直して前記ホストコン
ピュータへ転送することを特徴する。
【0010】
【作用】請求項1に係る発明は、ホストコンピュータか
らの読み出しアクセスに応答してアクセス対象の記憶領
域(トラック、又はシリンダ)へのシーク動作、或るい
はトラックスイッチ若しくはシリンダスイッチ(移動動
作)の完了と共に、ヘッド8から読み出し回路10へ読
み出されて来るデータをバッファ12に記憶する。そし
て、ポジショニング制御系4による微調整中の読み出し
が正しく行われたとき、前記移動完了から前記微調整完
了までに読み出されたデータと、前記微調整後の読み出
しデータとを前記制御回路(2)により制御されるバッ
ファ制御回路14で前記読み出しアクセスで要求される
読み出し順序に直して前記ホストコンピュータへ転送す
る。
【0011】従って、従来のように、前記微調整後に、
データを読み出す場合に比して、単位時間中に読み出し
得るデータ量を多くし得る。これは、アクセス時間の短
縮に役立つ。
【0012】請求項2に係る発明は、ポジショニング制
御系4による微調整と共に、データの読み出しを行うこ
とにその特長がある。この場合にも、前記効果を有す
る。
【0013】
【実施例】図2は、請求項1及び請求項2に係る発明の
一実施例を示す。図2において、20はホストコンピュ
ータ、30は外部記憶装置である。外部記憶装置30
は、外部記憶制御部32と、磁気ディスク装置34とか
ら成る。外部記憶制御部32は、マイクロプロセッサを
含む制御回路36、上位インタフェース制御部(上位I
F制御部)38、データバッファ制御部40、データバ
ッファ42、及び下位インタフェース制御部(下位IF
制御部)44から成る。46は、ホストコンピュータ2
0と外部記憶装置30とを接続する上位インタフェース
であり、48は下位インタフェース制御部44と磁気デ
ィスク装置34とを接続する下位インタフェースであ
る。
【0014】ホストコンピュータ20は、上位インタフ
ェース46を介して外部記憶装置30に対して入出力命
令を発行し、その入出力命令を上位インタフェース4
6、上位インタフェース制御部38を経て受け取った制
御回路36は、下位インタフェース制御部44を介して
磁気ディスク装置34を制御してホストコンピュータ2
0で指定された入出力動作を実行する。その際に、デー
タバッファ制御部40及びデータバッファ42がその制
御に用いられる。
【0015】下位インタフェース制御部44には、磁気
ディスク装置34から下位インタフェース48を経て転
送されて来る信号からヘッド位置補正情報を検出する検
出回路、該検出回路から出力されたヘッド位置補正情報
及び磁気ディスク装置からのサーボ情報に応答してヘッ
ド位置付け機構を動作させるポジショニング制御系、及
び磁気ディスク装置34から読み出されて来たデータの
エラー検出を行ない、その結果を表示するエラー検出回
路を有する。これらの検出回路、ポジショニング制御
系、及びエラー検出回路は、公知のものである。制御回
路36には、そのエラー表示を読み取るファームウエア
を格納するメモリが設けられている。又、データバッフ
ァ制御部40には、ホストコンピュータ20からの読み
出し命令に応答して磁気ディスク装置34から下位イン
タフェース制御部44を経て読み出されて来たデータを
データバッファ42に格納すると共に、後述するところ
から一層明らかになるように、トラック(シリンダ)の
ブロックに付されたブロック番号順にデータバッファ4
2のデータを並べ替えて上位インタフェース制御部3
8、上位インタフェース46を経てホストコンピュータ
20へデータを転送させるハードウェア部分もある。こ
のハードウェア部分は、制御回路36で実行されるファ
ームウエアの制御によってその動作を生ぜしめるように
構成されている。従って、制御回路36には、そのファ
ームウエアを格納しているメモリもある。
【0016】図2において、制御回路36は、図1の制
御回路2に対応し、下位インタフェース制御部44に設
けられているポジショニング制御系は、図1のポジショ
ニング制御系4に対応する。磁気ディスク装置34内の
磁気ディスクのトラック若しくはシリンダは、図1の記
憶領域6に対応し、磁気ディスク装置34のヘッドが、
図1のヘッド8に対応する。下位インタフェース制御部
44内のエラー検出回路を含む読み出し回路は、図1の
読み出し回路10に対応する。データバッファ42は、
図1のバッファ12に対応し、データバッファ制御部4
0は、図1のバッファ制御回路14に対応する。
【0017】前述の構成装置での動作を以下に説明す
る。その説明に当たって、先ず磁気ディスクの磁気トラ
ックに記憶されるトラックフォーマットを図3を参照し
て説明する。各トラックは、10個のブロックから成
り、各トラックの各ブロックには、トラックスキュー、
又はシリンダスキューを考慮に入れて付番されたブロッ
ク番号が付されている。トラックスキューは、書き込み
時のトラックスイッチを行なったとき次のトラックの中
心位置にヘッドを位置付けるのに掛かる時間から割り出
されたブロック数、例えば3である。シリンダスキュー
も、ほぼ同じ意味で与えられる。そして、トラック番号
は、図3に示すように、トラックスキューを考慮して付
番されているものとする。
【0018】そして、ホストコンピュータ20による読
み出し対象データ、即ちブロック番号05乃至34が、
図3に示す網掛けの記憶領域(トラック0乃至トラック
3)に記憶されているとする。
【0019】その読み出しブロック番号05のブロック
が存在するシリンダ位置へのヘッド移動(シーク動作)
がホストコンピュータ20から上位インタフェース4
6、上位IF制御部38を経て与えられる読み出し命令
に応答した制御回路36の制御の下に開始される(図5
のS1参照)。そして、シークされたシリンダ(トラッ
ク)の先頭データブロックから所定ブロック数だけデー
タを読み出した(転送可能なタイミングを得た)とき、
割り込み信号を発生するようにデータバッファ制御回路
40の割り込み生成回路を設定する(図5のS2参
照)。シーク動作の完了後に(図5のS3参照)、ポジ
ショニング制御系によるキャリブレーションで得たヘッ
ド位置補正情報を使用してヘッド位置の微調整を開始
し、その完了を待たずに、その時刻にヘッドが位置して
いるブロック番号から当該トラック内最終ブロックまで
のデータの読み出しを行う(図6のS4参照)。ヘッド
位置の微調整を開始した時点でのヘッド位置によって次
の2つのケースに場合を分けてデータ読み出し動作を以
下に説明する。
【0020】ケースa):ヘッド位置の微調整を開始し
た時点でのヘッド位置がa(ブロック番号02付近)で
あるときには、ブロック番号03からデータの読み出し
を行う。
【0021】ケースb):ヘッド位置の微調整を開始し
た時点でのヘッド位置がb(ブロック番号07付近)で
あるときには、ブロック番号08からデータの読み出し
を行う。
【0022】いずれのケースにおいても、トラック0内
で読み出すべきデータ(ブロック番号05〜09)の読
み出し処理が全て完了したら(図6のS5のyes参
照)、ホストコンピュータ20から要求されたデータす
べての読み出しが完了しているならば(図6のS6のy
es参照)、データの読み出し終了となるが(図6のS
9参照)、完了していないならば(図6のS6のno参
照)、トラックスイッチを行う(図6のS7参照)。ヘ
ッドをトラック1へ切り換えた後に(図6のS8のye
s参照)、ヘッド位置の微調整を開始し、その完了を待
たずに、その時にヘッドが位置するブロック番号からの
データの読み出し処理を継続する(図6のS4参照)。
前述のトラックスイッチにおけるヘッドの切り換え処理
に要する時間は、1ブロック番号の通過時間以内とす
る。この条件の下での前記ケースa)及びケースb)に
ついての読み出しは次のようになる。
【0023】ケースa)においては、トラック0での最
後の読み出しブロック番号は、ブロック番号09となる
ため、トラック1へのトラックスイッチ後のトラック1
から連続して読み出されるブロック番号の順序は、ブロ
ック番号18及び19、そしてブロック番号10〜17
となる。又、ケースb)においては、トラック0での最
後の読み出しブロック番号は、ブロック番号07となる
ため、トラック1へのトラックスイッチ後のトラック1
から連続して読み出されるブロック番号の順序は、ブロ
ック番号16〜19、そしてブロック番号10〜15と
なる。それぞれケースにおいて読み出されたブロックデ
ータは、データバッファ制御部40の制御の下に、デー
タバッファ42に書き込まれる(図6のS4、S5のy
es参照)。以下に述べる各トラックスイッチの場合
も、又同じである。
【0024】同様にしてトラック1からトラック2へト
ラックスイッチが行われたときの(図6のS6のno、
S7、S8のyes参照)読み出しブロック番号の順序
は、各ケースに応じて次のようになる。即ち、ケース
a)においては、トラック1での最後の読み出しブロッ
ク番号は、ブロック番号17となるため、トラック2へ
のトラックスイッチ後のトラック2から連続して読み出
されるブロック番号の順序は、ブロック番号26〜2
9、そしてブロック番号20〜25となる。又、ケース
b)においては、トラック1での最後の読み出しブロッ
ク番号は、ブロック番号15となるため、トラック2へ
のトラックスイッチ後のトラック2から連続して読み出
されるブロック番号の順序は、ブロック番号24〜2
9、そしてブロック番号20〜23となる。この場合で
のそれぞれケースにおいて読み出されたブロックデータ
も、データバッファ制御部40の制御の下に、データバ
ッファ42に書き込まれる(図6のS4、S5のyes
参照)。
【0025】同様にしてトラック2からトラック3へト
ラックスイッチが行われたときの(図6のS6のno、
S7、S8のyes参照)読み出しブロック番号の順序
は、各ケースに応じて次のようになる。即ち、ケース
a)においては、トラック2での最後の読み出しブロッ
ク番号は、ブロック番号25となるため、トラック3へ
のトラックスイッチ後のトラック3から連続して読み出
されるブロック番号の順序は、ブロック番号34、そし
てブロック番号30〜33となる。又、ケースb)にお
いては、トラック2での最後の読み出しブロック番号
は、ブロック番号23となるため、トラック3へのトラ
ックスイッチ後のトラック3から連続して読み出される
ブロック番号の順序は、ブロック番号32〜34、そし
てブロック番号30及び31となる。
【0026】前述のように磁気ディスク装置34から読
み出されて来たブロックデータの各々は、ブロック番号
(論理ブロックアドレス)が、昇順に連続していないか
ら、論理ブロックアドレスを連続した昇順に直す必要が
ある。その処理は、制御回路36に設けられているファ
ームウエアにより行われる。そのファームウエアは、前
述のようにして割り込み信号が発生したときデータ転送
の開始となり(図7のS11参照)、ホストコンピュー
タ20から要求されたデータがデータバッファ42にな
ければ(図7のS12のno参照)、データ転送の終了
となるが(図7のS15参照)、あれば(図7のS12
のyes参照)、そのデータは、磁気ディスク装置34
から下位インタフェース制御部44、そしてデータバッ
ファ制御部40を経てホストコンピュータ20へ転送さ
れる。その転送されるブロックデータの論理ブロックア
ドレスが連続しないときには、論理ブロックアドレスが
連続するようになるまで待ってからその連続したブロッ
クデータをデータバッファ制御部40、上位インタフェ
ース制御部38、上位インタフェース46を経てホスト
コンピュータ20へ論理ブロックアドレスの順に転送す
る(図7のS13参照)。その間にも、トラックからの
データの読み出しは、並行して行われて行き、次の転送
可能なタイミングを得るために、前述の割り込み生成回
路を設定して(図7のS14参照)割り込み信号の発生
を待つ。それをケースa)及びケースb)毎に以下に図
4を参照して説明する。その説明における前述の割り込
み及び転送制御の逐一の説明は省略する。
【0027】ケースa)の場合において、ブロック番号
05〜09のデータは、読み込まれた順でホストコンピ
ュータ20へ転送する。次に読み込まれて来るブロック
番号18及び19のデータは、データバッファ42に書
き込んで置き、ブロック番号10〜17のデータを読み
込んでホストコンピュータ20へ転送した後にブロック
番号18及び19のデータをホストコンピュータ20へ
転送する。
【0028】ブロック番号26〜29のデータは、同様
にデータバッファ42に書き込んで置き、ブロック番号
20〜25のデータを読み込んでホストコンピュータ2
0へ転送した後にホストコンピュータ20へ転送する。
【0029】ブロック番号34のデータは、同様にデー
タバッファ42に書き込んで置き、ブロック番号30〜
33のデータを読み込んでホストコンピュータ20へ転
送した後にホストコンピュータ20へ転送する。
【0030】ケースb)の場合において、ブロック番号
08及び09のデータは、データバッファ42に書き込
んで置き、ブロック番号05〜07のデータを読み込ん
でホストコンピュータ20へ転送した後にホストコンピ
ュータ20へ転送する。ブロック番号16〜19のデー
タは、同様にデータバッファ42に書き込んで置き、ブ
ロック番号10〜15のデータを読み込んでホストコン
ピュータ20へ転送した後にホストコンピュータ20へ
転送する。ブロック番号24〜29のデータは、同様に
データバッファ42に書き込んで置き、ブロック番号2
0〜23のデータを読み込んでホストコンピュータ20
へ転送した後にホストコンピュータ20へ転送する。ブ
ロック番号32〜34のデータは、同様にデータバッフ
ァ42に書き込んで置き、ブロック番号30及び31の
データを読み込んでホストコンピュータ20へ転送した
後にホストコンピュータ20へ転送する。
【0031】又、ヘッド位置の微調整を実施している間
にデータの読み出し処理を行い、データの読み出し処理
で何らかの異常が検出され正しいデータが読み出せなか
った場合には、そのブロックの後続ブロックからのデー
タ読み出し処理を開始し、異常が検出されたブロックに
ついては、後続ブロックのデータ読み出し処理に再読み
出しを施行する。例えば、ケースa)の場合にブロック
18の読み出し処理で失敗したときには、ブロック19
及びブロック10〜17の読み出し処理に連続してブロ
ック18の再読み出しを行う。又、ケースb)の場合に
ブロック32の読み出し処理で失敗したときには、ブロ
ック33及び34、そしてブロック30及び31の読み
出し処理に連続してブロック32の再読み出しを行う。
【0032】又、複数トラックに跨がるデータの書き込
み処理を行う場合には、ホストコンピュータ20から転
送された書き込み命令に応答した制御回路36によって
制御されるデータバッファ制御部40の制御の下に、書
き込みデータのデータバッファ42への書き込みを行う
と共に、制御回路36によって制御されるポジショニン
グ制御系の制御の下にデータを書き込むべきトラック位
置(シリンダ位置)へのシーク動作を行った後に、シー
ク動作で位置付けられたトラックについてのキャリブレ
ーションで得られたヘッド位置補正情報を使用してヘッ
ド位置の微調整を行い、その完了後にデータバッファ4
2からデータを読み出して下位インタフェース制御部4
4を介して磁気ディスク装置34への書き込み処理を行
う。
【0033】そして、次のトラックへのトラックスイッ
チを行なった後に、ヘッド位置の微調整を行い、その完
了後に当該トラック内の論理的先頭ブロックまでヘッド
が来るのを待ってからデータの当該トラックへの書き込
み処理を継続する。シリンダスイッチの場合のデータの
書き込み処理は、トラックスイッチの場合と同様であ
る。
【0034】なお、前記実施例では、ブロック番号05
〜34の読み出し処理を行う場合を仮定しているが、そ
の中にはホストコンピュータ20から要求されたデータ
及びその後続データの読み出し処理(先読み処理)も含
んだものとしてもよく、先読み処理を含むときには、そ
のデータはデータバッファ42にあるから、ホストコン
ピュータ20から要求されたデータのみをデータバッフ
ァ42からホストコンピュータ20へ転送すればよい。
【0035】又、シーク動作を行なった後にヘッド位置
の微調整を開始し、この時点でヘッドが位置するブロッ
クからデータ読み出し処理を開始しているために、ヘッ
ド位置が図3に示すaにあった場合には、ブロック03
から読み出し処理を行なっているが、読み出すべきデー
タの位置(ブロック番号05)まで回転待ちしてからブ
ロック番号05のデータを読み出すようにしてもよい。
【0036】又、シーク動作、又はトラックスイッチ若
しくはシリンダスイッチを行った後にヘッド位置の微調
整と並行して、データ読み出し処理を開始しているが、
シーク動作、又はトラックスイッチ若しくはシリンダス
イッチの完了後に、データの並行読み出し処理を開始
し、ヘッド位置の微調整を開始しても同様の効果が得ら
れる。この場合にも、読み出されたデータが必要に応じ
て正常な順序に直されることを条件として読み出された
データのホストコンピュータ20への転送を行う。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
ーク動作、又はトラックスイッチ若しくはシリンダスイ
ッチ後に直ちにデータの読み出しを並行して行うか、或
るいはシーク動作、又はトラックスイッチ若しくはシリ
ンダスイッチ後の微調整中にこれと並行してデータの読
み出し処理を行い、微調整中のデータの正常性検出を条
件として読み出されたデータのホストコンピュータへの
転送を行うようにしたので、単位時間内に読み出し得る
ブロックデータ数が多くなり、データの読み出しアクセ
ス時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1及び請求項2に係る発明の原理ブロッ
ク図である。
【図2】請求項1及び請求項2に係る発明の一実施例を
示す図である。
【図3】図2に示す実施例の読み出し動作を説明する図
である。
【図4】図2に示す実施例で読み出されたデータのホス
トコンピュータへの転送を説明する図である。
【図5】図2に示す実施例の読み出し処理フローの一部
を示す図である。
【図6】図2に示す実施例の読み出し処理フローの残部
を示す図である。
【図7】図2に示す実施例の転送処理フローを示す図で
ある。
【符号の説明】
2 制御回路 4 ポジショニング制御系 6 記憶領域 8 ヘッド 10 読み出し回路 12 バッファ 14 バッファ制御回路 32 外部記憶制御部32 34 磁気ディスク装置 36 制御回路 40 データバッファ制御部 42 データバッファ 44 下位インタフェース制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータからのアクセス要求
    に応答する制御回路(2)と、該制御回路(2)によっ
    て制御されるポジショニング制御系(4)の制御の下に
    ディスク上の前記アクセス要求対象の記憶領域(6)へ
    のヘッド(8)のシーク動作を為した後、ポジショニン
    グ制御系(4)の微調整を行って前記アクセス要求対応
    のアクセスを前記記憶領域(6)に対して為すディスク
    制御装置において、 ホストコンピュータからの読み出しアクセスに際して、
    該読み出しアクセス対象の記憶領域(6)への移動完了
    と共に、ヘッド(8)から読み出し回路(10)へ読み
    出されて来るデータをバッファ(12)に記憶し、前記
    ポジショニング制御系(4)の微調整中の読み出しが正
    しく行われたとき前記移動完了から前記微調整中に読み
    出されたデータと、前記微調整後の読み出しデータとを
    前記制御回路(2)により制御されるバッファ制御回路
    (14)で前記読み出しアクセスで要求される読み出し
    順序に直して前記ホストコンピュータへ転送することを
    特徴するディスク記憶装置のデータ読み出し制御装置。
  2. 【請求項2】 ホストコンピュータからのアクセス要求
    に応答する制御回路(2)と、該制御回路(2)によっ
    て制御されるポジショニング制御系(4)の制御の下に
    ディスク上の前記アクセス要求対象の記憶領域(6)へ
    のヘッド(8)のシーク動作を為した後、ポジショニン
    グ制御系(4)の微調整を行って前記アクセス要求対応
    のアクセスを前記記憶領域(6)に対して為すディスク
    制御装置において、 ホストコンピュータからの読み出しアクセスに際して、
    該読み出しアクセス対象の記憶領域(6)への移動完了
    後の前記ポジショニング制御系(4)の微調整と並行し
    てヘッド(8)によるデータの読み出しを行い、ヘッド
    (8)から読み出し回路(10)へ読み出されて来るデ
    ータをバッファ(12)に記憶すると共に、前記ポジシ
    ョニング制御系(4)の微調整中の読み出しが正しく行
    われたとき該微調整中に読み出されたデータと、前記微
    調整後の読み出しデータとを前記制御回路(2)により
    制御されるバッファ制御回路(14)で前記読み出しア
    クセスで要求される読み出し順序に直して前記ホストコ
    ンピュータへ転送することを特徴するディスク記憶装置
    のデータ読み出し制御装置。
JP24794092A 1992-09-17 1992-09-17 ディスク記憶装置のデータ読み出し制御装置 Withdrawn JPH06103683A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6522496B1 (en) 1999-03-03 2003-02-18 Fujitsu Limited Storage unit

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6522496B1 (en) 1999-03-03 2003-02-18 Fujitsu Limited Storage unit

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