JPH0610362B2 - 海浜用階段ブロック - Google Patents
海浜用階段ブロックInfo
- Publication number
- JPH0610362B2 JPH0610362B2 JP63088814A JP8881488A JPH0610362B2 JP H0610362 B2 JPH0610362 B2 JP H0610362B2 JP 63088814 A JP63088814 A JP 63088814A JP 8881488 A JP8881488 A JP 8881488A JP H0610362 B2 JPH0610362 B2 JP H0610362B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rectangular block
- beach
- block body
- land
- rectangular
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、海浜の侵食を防止する海浜用階段ブロックに
係るものである。
係るものである。
海浜用の護岸ブロックとしては色々なものが提案されて
いるが、重要な課題は次の通りである。
いるが、重要な課題は次の通りである。
・施工し易い。
・互いに結合が確固にできる。
・裏面において海水の戻流が可能で自然に地中に吸水さ
れる。
れる。
・人が歩き易い。
本発明はかかる課題を解決した海浜用階段ブロックを提
案するものである。
案するものである。
添付図面を参照して詳述すると次のようになる。長方形
ブロック体ａの海側の長側面１上部に端縁２’を円弧状
にした階段形成用係合突部２を膨出形成し、長方形ブロ
ック体ａの陸側の長側面３の上部寄りに次列の隣同志の
階段形成用係合突部２の半分づつが係合する係合凹部
４，５を中間部を境として左右に並べて凹設し、長方形
ブロック体ａの左右の短側面６，７に半円溝状の凹状部
８を上下方向に設けて隣接するブロック体ａ同志の該凹
状部８により通水孔11が形成されるように構成し、長方
形ブロック体ａの下面の四隅部に４つの脚部９を突設
し、長方形ブロック体ａの厚さを陸側よりも海側を肉厚
に形成せしめ、海浜に半板積状に敷設して階段形成用係
合突部２を前列の２個の長方形ブロック体ａにまたがる
ようにして該階段形成用係合突部２が前列の夫々の係合
凹部４，５に嵌合する状態で配設することで階段状のブ
ロック敷海浜を形成せしめるように構成したことを特徴
とする海浜用階段ブロックに係るものである。
ブロック体ａの海側の長側面１上部に端縁２’を円弧状
にした階段形成用係合突部２を膨出形成し、長方形ブロ
ック体ａの陸側の長側面３の上部寄りに次列の隣同志の
階段形成用係合突部２の半分づつが係合する係合凹部
４，５を中間部を境として左右に並べて凹設し、長方形
ブロック体ａの左右の短側面６，７に半円溝状の凹状部
８を上下方向に設けて隣接するブロック体ａ同志の該凹
状部８により通水孔11が形成されるように構成し、長方
形ブロック体ａの下面の四隅部に４つの脚部９を突設
し、長方形ブロック体ａの厚さを陸側よりも海側を肉厚
に形成せしめ、海浜に半板積状に敷設して階段形成用係
合突部２を前列の２個の長方形ブロック体ａにまたがる
ようにして該階段形成用係合突部２が前列の夫々の係合
凹部４，５に嵌合する状態で配設することで階段状のブ
ロック敷海浜を形成せしめるように構成したことを特徴
とする海浜用階段ブロックに係るものである。
海浜傾斜面10に階段形成用係合突分２を海側に向けて長
方形ブロック体ａを海岸線に沿わせて並置すると、長方
形ブロック体ａ列が形成され陸側に係合凹部４，５が一
列に並ぶことになる。
方形ブロック体ａを海岸線に沿わせて並置すると、長方
形ブロック体ａ列が形成され陸側に係合凹部４，５が一
列に並ぶことになる。
この長方形ブロック体ａ列に対して、半板積状（千鳥
状）に（次列の長方形ブロック体ａが前列の長方形ブロ
ックａにまたがるように）次列の長方形ブロック体ａを
並べ且つ次列の長方形ブロック体ａの階段形成用係合突
部２が夫々前列の長方形ブロック体ａの係合凹部４，５
に嵌合される状態に該長方形ブロック体ａを並べる。
状）に（次列の長方形ブロック体ａが前列の長方形ブロ
ックａにまたがるように）次列の長方形ブロック体ａを
並べ且つ次列の長方形ブロック体ａの階段形成用係合突
部２が夫々前列の長方形ブロック体ａの係合凹部４，５
に嵌合される状態に該長方形ブロック体ａを並べる。
このようにして長方形ブロック体ａを順次並設すると長
方形ブロック体ａが鱗状に配置されたブロック敷海浜が
出来上がる。
方形ブロック体ａが鱗状に配置されたブロック敷海浜が
出来上がる。
長方形ブロック体ａは下面の四隅部の脚部９により海浜
傾斜面10から少し浮いた状態になり、また長方形ブロッ
ク体ａの上面側と下面側とは隣同志の凹状部８が合わさ
れて通水孔11が形成されるから、この通水孔11により戻
流海水は長方形ブロック体ａの裏側にまわり、各脚部９
間の空隙通路12を通って直線的でなくジクザクに戻流し
乍ら地中に浸透する。
傾斜面10から少し浮いた状態になり、また長方形ブロッ
ク体ａの上面側と下面側とは隣同志の凹状部８が合わさ
れて通水孔11が形成されるから、この通水孔11により戻
流海水は長方形ブロック体ａの裏側にまわり、各脚部９
間の空隙通路12を通って直線的でなくジクザクに戻流し
乍ら地中に浸透する。
図面は長方形ブロック体ａの下面に４個の脚部９を突設
し、その脚部９間に空隙通路12を形成し、階段形成用係
合突部２の下面を上側程外側へ傾斜するテーパー面２”
に形成し（図４参照）、夫々の係合凹部４，５の外面を
このテーバー面２”に合わせて上側程内側へ傾斜するテ
ーパー面４’，５’に形成した場合を図示している。
し、その脚部９間に空隙通路12を形成し、階段形成用係
合突部２の下面を上側程外側へ傾斜するテーパー面２”
に形成し（図４参照）、夫々の係合凹部４，５の外面を
このテーバー面２”に合わせて上側程内側へ傾斜するテ
ーパー面４’，５’に形成した場合を図示している。
尚、長方形ブロック体ａの上面は滑り止めの為に凹凸状
に形成すると良い。
に形成すると良い。
図中符号13は吊上金具、14は滑り止めである。
本発明は上述のように構成したから、海浜傾斜面に敷設
した長方形ブロック体ａの１個は必ず陸側が２個の長方
形ブロック体ａにより押さえ込まれる状態で敷設される
からその係合が確固となる。
した長方形ブロック体ａの１個は必ず陸側が２個の長方
形ブロック体ａにより押さえ込まれる状態で敷設される
からその係合が確固となる。
また戻流海水は長方形ブロック体ａ上を戻流すると同時
に隣同志の長方形ブロック体ａにより形成され通水孔よ
り長方形ブロック体ａの裏面にまわり、空隙通路よりス
トレートでなくジクザク状に戻流するから戻流が弱まり
自然に地中に吸い込まれ、戻流による破壊を極度に小さ
くすることになる。
に隣同志の長方形ブロック体ａにより形成され通水孔よ
り長方形ブロック体ａの裏面にまわり、空隙通路よりス
トレートでなくジクザク状に戻流するから戻流が弱まり
自然に地中に吸い込まれ、戻流による破壊を極度に小さ
くすることになる。
また、陸側を薄くして階段形成用係合突部を重ねる構成
故に全体の傾斜が地表と順応して緩やかになり、且つ浅
い階段状に形成されるから歩き易いブロック敷海浜を形
成し得る等秀れた特長を発揮する。
故に全体の傾斜が地表と順応して緩やかになり、且つ浅
い階段状に形成されるから歩き易いブロック敷海浜を形
成し得る等秀れた特長を発揮する。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は斜視
図、第２図は配置した平面図、第３図はその底面図、第
４図は側面図である。 ａ……長方形ブロック体、１……長側面、２……階段形
成用係合突部、２’……端縁、３……長側面、４，５…
…係合凹部、６，７……短側面、８……凹状部、９……
脚部。
図、第２図は配置した平面図、第３図はその底面図、第
４図は側面図である。 ａ……長方形ブロック体、１……長側面、２……階段形
成用係合突部、２’……端縁、３……長側面、４，５…
…係合凹部、６，７……短側面、８……凹状部、９……
脚部。
Claims (1)
- 【請求項１】長方形ブロック体ａの海側の長側面１上部
に端縁２’を円弧状にした階段形成用係合突部２を膨出
形成し、長方形ブロック体ａの陸側の長側面３の上部寄
りに次列の隣同志の階段形成用係合突部２の半分づつが
係合する係合凹部４，５を中間部を境として左右に並べ
て凹設し、長方形ブロック体ａの左右の短側面６，７に
半円溝状の凹状部８を上下方向に設けて隣接するブロッ
ク体ａ同志の該凹状部８により通水孔11が形成されるよ
うに構成し、長方形ブロック体ａの下面の四隅部に４つ
の脚部９を突設し、長方形ブロック体ａの厚さを陸側よ
りも海側を肉厚に形成せしめ、海浜に半板積状に敷設し
て階段形成用係合突部２を前列の２個の長方形ブロック
体ａにまたがるようにして該階段形成用係合突部２が前
列の夫々の係合凹部４，５に嵌合する状態で配設するこ
とで階段状のブロック敷海浜を形成せしめるように構成
したことを特徴とする海浜用階段ブロック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63088814A JPH0610362B2 (ja) | 1988-04-11 | 1988-04-11 | 海浜用階段ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63088814A JPH0610362B2 (ja) | 1988-04-11 | 1988-04-11 | 海浜用階段ブロック |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01260113A JPH01260113A (ja) | 1989-10-17 |
| JPH0610362B2 true JPH0610362B2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=13953373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63088814A Expired - Fee Related JPH0610362B2 (ja) | 1988-04-11 | 1988-04-11 | 海浜用階段ブロック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0610362B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102279530B1 (ko) * | 2021-01-29 | 2021-07-20 | 주식회사 해건 | 부채꼴 호안블록 및 이를 이용한 설치 구조체 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4945484B2 (ja) * | 1971-12-20 | 1974-12-04 | ||
| JPS6341622U (ja) * | 1986-09-05 | 1988-03-18 |
-
1988
- 1988-04-11 JP JP63088814A patent/JPH0610362B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01260113A (ja) | 1989-10-17 |
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Legal Events
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