JPH061033Y2 - 浴室ユニット用防水床のスタック用嵌合具 - Google Patents

浴室ユニット用防水床のスタック用嵌合具

Info

Publication number
JPH061033Y2
JPH061033Y2 JP16050087U JP16050087U JPH061033Y2 JP H061033 Y2 JPH061033 Y2 JP H061033Y2 JP 16050087 U JP16050087 U JP 16050087U JP 16050087 U JP16050087 U JP 16050087U JP H061033 Y2 JPH061033 Y2 JP H061033Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fitting
stack
waterproof floor
water
fitting groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP16050087U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0163486U (ja
Inventor
喜重 田所
勝義 伊坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
Priority to JP16050087U priority Critical patent/JPH061033Y2/ja
Publication of JPH0163486U publication Critical patent/JPH0163486U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH061033Y2 publication Critical patent/JPH061033Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 ≪産業上の利用分野≫ 本考案は浴室ユニット用防水床を輸送,保管するための
スタック用嵌合具に関する。
≪従来の技術≫ 一般に、浴室ユニット用防水床(以下単にユニット用防
水床という)は、第6図に示すように、浴槽部3と洗い
場部4とが一体に形成されてなる浴室本体2と、この浴
室本体2の外周縁に外周縁より外側方向に水平に連設す
る壁設置面3a,3a′,4a,4a′と、その壁設置
面3a,3a,4a,4a′より上方に起立形成する水
返し面3b,3b′,4b,4b′とを備えた構造とな
っている。
ところで、このようなユニット用防水床を効率よく保
管,輸送を行なう方法として、第1図に示すように、一
方のユニット用防水床を上面開放の状態にセットし、他
方のユニット用防水床を下面開放の状態に反転して、上
記上面開放状態にセットされたユニット用防水床にスタ
ックする方法が非常に有効とされている。
この方法は、フル型ユニット用防水床に対しても有効で
あるが、第6図に示すハーフ型ユニット用防水床のスタ
ックに対して非常に有効である。
そしてこの場合、ユニット用防水床自体は、形状的にス
タック機能を有していないので、上記のようにスタック
する場合には、相対向する互いの壁設置面3a,3
a′,4a,4a′および水返し面3b,3b′,4
b,4b′を利用し、スタック用具として木製の連結具
(パレット)を介在したり、壁設置面、水返し面にスタ
ック用連結具をネジ止め等の手段により機械的に取付け
て、保管時あるいは輸送,運搬時の荷崩れの防止を図っ
ていた。
≪考案が解決しようとする問題点≫ しかしながら、上記したような従来のスタック用具は次
のような問題点があった。
スタック用具が木製の連結具である場合は、水返し面,
壁設置面と上記連結具との接触部に緩衝材が必要であ
り、輸送,運搬時にこの連結具が脱落し易く荷崩れ事故
が発生し易い。
また、木製であるため非常に高価となり、低コストに製
作ができず、さらに、現地開梱時の梱包材の処理も都市
部の現場においては困難となってきている。
一方、水返し面,壁設置面にスタック用具をネジ等で固
定する場合には、梱包作業時にネジ止め作業が必要であ
り、現地開梱時にも特別な工具を必要とする。また、水
封上重要な壁設置面,水返し面に形成されたネジ穴を、
施工時に埋める後処理が必要であり甚だ面倒なものとな
っていた。
しかし、これらのスタック用具は荷崩れおよび傷付け防
止用として使用されるものであり、このため本考案は、
上記したような従来のスタック用具が有する、荷崩れを
生じ易い、傷を付け易い、また、低コストに製作できな
い等の問題点を解決しようとするものである。
≪問題点を解決するための手段≫ そのため、この考案においては、スタック用具として、
ユニット用防水床のスタック時の荷重を支える受圧部
と、ユニット用防水床の水返し面が挿入される長手嵌合
溝と、この長手嵌合溝に直交する短手嵌合溝と、上記長
手嵌合溝を介して受圧部の反対側に連設される脱落防止
用の係止片から構成されている。
≪作用≫ 本考案においては、まずユニット用防水床の下方側を上
面開放状態にセットし、本願考案のスタック用嵌合具を
洗い場部の水返し面およびその両コーナー部分と、浴槽
部の水返し面の任意の位置にセットし、上方側となるユ
ニット用防水床を反転し、洗い場部のコーナー部にセッ
トされたスタック用嵌合具の長手嵌合溝に、上方側ユニ
ット用防水床の浴槽部の水返し面を挿入する。
次に、下方側ユニット用防水床の浴槽部の水返し面の任
意の位置にセットされたスタック用嵌合具の長手嵌合溝
に水返し面を挿入し、短手嵌合溝に上記長手嵌合溝に挿
入された水返し面と直交する水返し面を挿入しスタック
を完了する。さらに、ユニット用防水床がハーフ型の場
合には、第1図に示すように、ユニット用防水床の段部
の中間部分をP・Pバンド等で結束する。ただし、これ
はフル型の場合には必要ない。
≪実施例≫ 以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第1図はこの考案に係るスタック用嵌合具を用いた場合
のスタック状態を示す側面図、第2図はこの考案に係る
スタック用嵌合具の斜視図、第3図は第1図中のX方向
より見た場合のスタック用嵌合具の取付状態を示す斜視
図、第4図は第1図中のY方向より見た場合のスタック
用嵌合具の取付状態を示す斜視図、第5図は第1図中の
Z−Z線断面図、第6図はハーフ型ユニット用防水床の
一例を示す斜視図である。
図において、5はスタック用嵌合具であり、このスタッ
ク用嵌合具5は、ユニット用防水床1の水返し面3a,
3a′,4a,4a′が差し込まれる長手嵌合溝6,
6′、および、長手嵌合溝6,6′に直交する短手嵌合
溝7,7′とユニット用防水床1の壁設置面3a,3
a′,4a,4a′を支持する受圧面8a,8a′と、
水返し面3b,3b′,4b,4b′の表面側に係止め
られる係止片9,9′とを相対向する上下面に設けた構
成となっている。
受圧部8は、上下のユニット用防水床1の壁設置面3a
−3a,4a−4aに介在されるため、その上下壁に上
記した受圧面8a,8a′が形成されており、この受圧
面8a,8a′の幅は壁設置面3a,4aの幅と同等か
若干狭く形成されている。そして、受圧部8の高さ8H
は、水返し面3b,4bの高さの約2.5倍程度に形成
される。この受圧部8はスタック位置において荷重を受
けるため、その荷重量により受圧面8a,8a′面積を
調整するが、その調整方法としては、幅は壁設置面3
a,4aとの関係上略一定であるから、長さ方向で調節
をする。
長手嵌合溝6,6′および短手嵌合溝7,7′の溝幅
は、挿入される水返し面3b,3b′,4b,4b′の
厚みと同等か若干狭く形成されており、溝の深さは水返
し面3b,3b′,4b,4b′の高さと同等か若干深
く形成されている。また、長手嵌合溝6,6′と直交す
る短手嵌合溝7,7′の形成位置は、上記長手嵌合溝
6,6′に挿入される水返し面3b,4bに直交する水
返し面3b′,4b′が挿入されるため、スタック用嵌
合具5の端部より受圧面8a,8a′の幅と同寸法の手
前位置に形成すれば嵌合状態がよい。
係止片9,9′は、断面方向から長手嵌合溝6,6′を
中心に見て断面積が受圧部8の面積の2分の1から3分
の1程度に形成し、高さ9Hは受圧部8の高さ8Hより
若圧低くする。また、係止片9,9′は他の貨物との接
触による破損防止上、あるいは荷取扱いの作業上、外観
をR形状に形成するか、上下角部をカットして形成す
る。
スタック用嵌合具5を形成する材料は、発泡プラスチッ
ク、特に成形性、単価等の面から発泡ポリスチレン(発
泡スチロール)により形成され、発泡倍率は受圧荷重等
を考慮すると10〜15倍程度がよい。熱可塑性プラス
チックで成形する場合は、スタック用嵌合具5と接触す
る壁設置面3a,3a′,4a,4a′および水返し面
3b,3b′,4b,4b′スタック用嵌合具の傷防止
上から、接触面の硬度より柔らかいP・P・PE等のプ
ラスチックで成形する。Bはユニット用防水床1の段部
10を結束するバンドである。
≪考案の効果≫ 本願考案のスタック用嵌合具によれば、 水返し面を長手嵌合溝に差し込むだけでスタック用嵌合
具を取付けることができ、製品であるユニット用防水床
にはネジ穴等を開設したりすることがなく、製品には何
等手を加えることがないので、低コストにスタックする
ことができる。また、特別な工具を必要とせずスタック
することができるため、保管、運搬の作業性を著しく向
上することができる。
さらに、長手嵌合溝に挿嵌された水返し面は、この長手
嵌合溝の一方側に設けられる受圧部と、他方側に設けら
れる係止片とにより挾持されることとなり、かつ受圧部
によりユニット用防水床を支える嵌合構造となっている
ので、スタック用嵌合具が緩衝材としての効果を有する
とともに、スタック時に脱落することはないので荷崩れ
を完全に防止することができる。
しかも、長手嵌合溝に対して直交する短手嵌合溝が形成
されているので、水返し面同士が直交するコーナー部に
おいても直交する互いの水返し面を1つのスタック用嵌
合具で嵌合することができ、コーナー部のスタック状態
を固定的にするのでより一層荷崩れを防止することがで
きる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るスタック用嵌合具を用いた場合
のスタック状態を示す側面図、第2図はこの考案に係る
スタック用嵌合具の斜視図、第3図は第1図中のX方向
より見た場合のスタック用嵌合具の取付状態を示す斜視
図、第4図は第1図中のY方向より見た場合のスタック
用嵌合具の取付状態を示す斜視図、第5図は第1図中の
ZZ線断面図、第6図はハーフ型ユニット用防水床の一
例を示す斜視図である。 1…浴室ユニット用防水床 2…浴室本体 3…浴槽部 3a,3a′…浴槽部の壁載置面 3b,3b′…浴槽部の水返し面 4…洗い場部 4a,4a′…洗い場部の壁載置面 4b,4b′…洗い場部の水返し面 5…スタック用嵌合具 6,6′…長手嵌合具 7,7′…短手嵌合具 8…受圧部 8a,8a′…受圧面 9,9′…係止片 10…段部 B…バンド

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽部と洗い場部とが一体に成形された浴
    室本体と、上記浴室本体の外周側より外周方向に水平に
    連設する壁設置面と、この壁設置面より上方に起立形成
    する水返し面とを備えてなる浴室ユニット用防水床同士
    のスタック用嵌合具において、 上記水返し面が差し込まれる長手嵌合溝と、 上記長手嵌合溝の一方側に設けられ、上記長手嵌合溝に
    直交する短手嵌合溝を有するとともに、壁設置面に当接
    して壁設置面を支持するように水返し面よりも高く形成
    される受圧面と、 上記長手嵌合溝の他方側に設けられ、かつ水返し面の表
    面側に係り止められる係止片とを相対する上下面に設け
    たことを特徴とする浴室ユニット用防水床のスタック用
    嵌合具。
  2. 【請求項2】上記スタック用嵌合具が発泡プラスチック
    で形成される実用新案登録請求の範囲第1項記載の浴室
    ユニット用防水床のスタック用嵌合具。
JP16050087U 1987-10-20 1987-10-20 浴室ユニット用防水床のスタック用嵌合具 Expired - Lifetime JPH061033Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16050087U JPH061033Y2 (ja) 1987-10-20 1987-10-20 浴室ユニット用防水床のスタック用嵌合具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16050087U JPH061033Y2 (ja) 1987-10-20 1987-10-20 浴室ユニット用防水床のスタック用嵌合具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0163486U JPH0163486U (ja) 1989-04-24
JPH061033Y2 true JPH061033Y2 (ja) 1994-01-12

Family

ID=31442617

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16050087U Expired - Lifetime JPH061033Y2 (ja) 1987-10-20 1987-10-20 浴室ユニット用防水床のスタック用嵌合具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH061033Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0163486U (ja) 1989-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5469589A (en) Knock down foundation for a bed
US6199879B1 (en) Dolly and box for use with the dolly
ATE143639T1 (de) Stapelbare verpackungseinheit
EP1204568A4 (en) CORNER SUPPORT AMOUNT
CA2601764A1 (en) Support device
JPH061033Y2 (ja) 浴室ユニット用防水床のスタック用嵌合具
EP0393042A1 (en) CONTAINER ADAPTER.
WO1995013969A1 (en) A container clamping device
GB2229416A (en) Stackable pack
US5580022A (en) Display platform
JPH055181Y2 (ja)
US6938764B2 (en) Packaging and shipping arrangement for a three-piece shower and tub surround
JPH0230568Y2 (ja)
JPH08156935A (ja) コンパクト収納型鋼製クレート
JPS5927411Y2 (ja) 緩衝材
JP3528933B2 (ja) 浴室ユニット用防水床の積み重ね構造
JP2719760B2 (ja) 組立て式簡易浴槽
JP2531802Y2 (ja) 緩衝包装材
JP2005297980A (ja) 洗面化粧台の梱包構造
JP2901554B2 (ja) 輸送容器の自在間仕切構造
JPS6126169Y2 (ja)
JPS629271Y2 (ja)
JPS609180Y2 (ja) 床材の梱包用単位体
JPS5841193Y2 (ja) 発泡スチロ−ル製魚箱
JPH0751504Y2 (ja) 組立家屋用壁パネルの梱包構造