JPH06102658A - フォトレジストパターンの形成方法及び露光マスク - Google Patents
フォトレジストパターンの形成方法及び露光マスクInfo
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- JPH06102658A JPH06102658A JP27672492A JP27672492A JPH06102658A JP H06102658 A JPH06102658 A JP H06102658A JP 27672492 A JP27672492 A JP 27672492A JP 27672492 A JP27672492 A JP 27672492A JP H06102658 A JPH06102658 A JP H06102658A
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- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Abstract
生じないポジ型のフォトレジストパターンの形成方法及
びその露光マスクを提供する。 【構成】 ポジ型のフォトレジスト膜11を形成し、こ
の形成したフォトレジスト膜11を所定のパターンに露
光して現像した後に熱処理を行ってフォトレジストパタ
ーン13を形成する新規な方法である。この方法によれ
ば、上述の熱処理前のフォトレジストパターン13の縁
端13a近傍に、この縁端13aに沿って伸長する溝1
4が形成される。
Description
トパターンの形成方法及びその露光マスクに関する。
や半導体集積回路を製造する場合、フォトレジストパタ
ーンを形成する工程が頻繁に実行される。
ーン形成工程を表している。
成する場合、まず基板全面に薄膜層40を形成した後、
その全面にフォトレジストを塗布してプリベークするこ
とによってフォトレジスト層41を形成する。次いで、
図4(A)に示すように、露光マスク42を重ね合わせ
て露光を行う。その後、図4(B)に示すように、現像
等を行ってフォトレジストパターン43を形成する。
ターン43は、その接着性を増強するため及び耐熱性を
向上するために熱処理される。この熱処理工程は、一般
に、ポストベークと称される。ポストベークの後は、エ
ッチング工程及びフォトレジストはく離工程が行われて
最終的に薄膜パターンが形成される。
のフォトレジストパターン43は、熱軟化性を有してい
るためにポストベーク時の熱によって変形し易く、図4
(C)に示すようにその縁端(エッジ)43a部分に傾
斜(ダレ)44の発生することが多い。フォトレジスト
パターン43の縁端部分にこのようなダレ44が生じる
と、その後のドライエッチング等の微細加工において加
工誤差が発生したり、めっき等の成膜工程において保護
膜にクラックが発生する等して問題となる。
の縁端部分にこのようなダレの生じないポジ型フォトレ
ジストパターンの形成方法及びその露光マスクを提供す
るものである。
トレジスト膜を形成し、この形成したフォトレジスト膜
を所定のパターンに露光して現像した後に熱処理を行っ
てフォトレジストパターンを形成する新規な方法を提供
する。この方法によれば、上述の熱処理前のフォトレジ
ストパターンの縁端近傍に、この縁端に沿って伸長する
溝又は凹部が形成される。
ジストパターンに対応するマスクパターンと、このマス
クパターンの縁端近傍でこの縁端に沿って伸長するスリ
ットとを有する露光マスクを用いて露光して形成するこ
とが好ましい。
ンの縁端から2μm以下の所定距離だけ離れた位置に形
成されることも好ましい。
ストパターンに対応するマスクパターンとこのマスクパ
ターンの縁端近傍にこの縁端に沿って伸長するスリット
とを有する露光マスクを提供する。
に、この縁端に沿って伸長する溝又は凹部が形成されて
いると、熱処理、即ちポストベークが行われても縁端部
分にダレが生じない。
明する。
ジストパターン形成工程を表しており、図2はこのフォ
トレジストパターン形成時に用いられる露光マスクの一
部を表す平面図である。本実施例では、一例として、マ
スク法によって薄膜パターンを形成する場合を説明す
る。
にポジ型のフォトレジストを塗布しプリベーク(前乾
燥)することによってフォトレジスト層11を形成す
る。
スク12を重ね合わせて露光を行う。この露光マスク1
2は、図2にその一部を示すように、形成すべきフォト
レジストパターンに対応するマスクパターン120の縁
端120a、120b、及び120cの近傍にこれら縁
端120a、120b、及び120cに沿って走るスリ
ット(ダレ防止パターン用スリット)121、122、
及び123がそれぞれ設けられている。各縁端120
a、120b、及び120cと各スリット121、12
2、及び123の縁端との間隔は、2μm以下に保たれ
ている。
露光を行った後、現像等を行うと、図1(B)に示すよ
うなフォトレジストパターン13が形成される。即ち、
上述のスリット121、122、及び123を通過した
光によって、このフォトレジストパターン13にはその
縁端13aから2μm以下の所定距離だけ離れた位置に
この縁端13aに沿って走る溝又は凹部(ダレ防止パタ
ーン)14が形成される。しかも、不要なパターン不良
が生じないように、この溝14の部分でフォトレジスト
層が決して貫通されないようになされている。
するため、露光マスク12のスリット121、122、
及び123のスリット幅は各工程の条件(レジスト厚、
露光量、その他)に応じて決定されている。即ち、スリ
ット幅を広くすればこのスリットを通過する光エネルギ
が大きくなり、逆に狭くすれば通過する光エネルギが小
さくなる。従って、溝は形成されるが貫通まではしない
ような光エネルギが通過するごとくスリット幅を適切に
選択すれば、通常の露光及び現像工程を行っても、溝部
分での貫通は起こらない。
ターン13は、ポストベークされてその接着性の増強及
び耐熱性の向上が図られる。図1(C)はポストベーク
後のフォトレジストパターン13を表している。同図か
らも明らかのように、ポストベークされたにもかかわら
ず、フォトレジストパターン13の縁端(エッジ)13
aの部分は立ったままの状態に保たれており、傾斜(ダ
レ)がほとんど生じていない。これは、溝14を縁端1
3a近傍に設けたためである。
り、(A)は現像工程後のフォトレジストパターン、
(B)はこれをポストベークした後のフォトレジストパ
ターンをそれぞれ示している。同じフォトレジストを用
いて同じ条件でポストベークした場合にも、フォトレジ
ストパターンの幅によってダレの生じ方が異なってく
る。ダレの程度は、表面張力の関係から幅の狭いフォト
レジストパターン30の方が幅の広いフォトレジストパ
ターン31よりはるかに小さく、パターン幅が狭くなれ
ばなるほどダレがより小さくなる。一般に、パターン幅
Wが10μm以上となると、無視できないダレ32が発
生する。
チング工程及びフォトレジストはく離工程が行われて薄
膜パターンが形成されるが、本実施例ではフォトレジス
トパターン13にダレがほとんど生じないので、精度の
高い微細加工が可能となる。
るのにマスク法を用いているが、本発明においては、他
のいかなる方法、例えばイオンビーム法等によって同様
の溝を形成してもよいことは明らかである。
薄膜パターンを形成する場合について述べたが、本発明
は、ポジ型のフォトレジストパターンを形成する工程で
あれば、その後工程が例えばめっき工程等の成膜工程又
は他のいかなるものであっても適用可能であり、フォト
レジストパターンのダレ発生を防止して高精度の微細加
工、保護膜のクラック発生抑止(後工程がめっきの場
合)を可能とするものである。特に、例えば薄膜磁気ヘ
ッドのパターン形成時のように、幅の広いフォトレジス
トパターンを形成する場合のダレ発生防止に本発明は非
常に有効なものである。
ば、ポジ型のフォトレジスト膜を形成し、この形成した
フォトレジスト膜を所定のパターンに露光して現像した
後に熱処理を行ってフォトレジストパターンを形成する
場合に、その熱処理前のフォトレジストパターンの縁端
近傍に、この縁端に沿って伸長する溝が形成されるた
め、ポストべークを行っても、フォトレジストパターン
の縁端部分にダレが発生しない。その結果、その後工程
において、加工精度の向上及び信頼性の向上を図ること
ができる。
ーン形成工程を表す部分断面図である。
平面図である。
説明するための図である。
部分断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 ポジ型のフォトレジスト膜を形成し、該
形成したフォトレジスト膜を所定のパターンに露光して
現像した後に熱処理を行ってフォトレジストパターンを
形成する方法であって、前記熱処理前のフォトレジスト
パターンの縁端近傍に、該縁端に沿って伸長する溝を形
成することを特徴とするフォトレジストパターンの形成
方法。 - 【請求項2】 前記露光時に、形成すべきフォトレジス
トパターンに対応するマスクパターンと該マスクパター
ンの縁端近傍で該縁端に沿って伸長するスリットとを有
する露光マスクを用いて前記溝を形成することを特徴と
する請求項1に記載のフォトレジストパターンの形成方
法。 - 【請求項3】 前記溝がフォトレジストパターンの縁端
から2μm以下の所定距離だけ離れた位置に形成される
ことを特徴とする請求項1に記載のフォトレジストパタ
ーンの形成方法。 - 【請求項4】 形成すべきフォトレジストパターンに対
応するマスクパターンと該マスクパターンの縁端近傍に
該縁端に沿って伸長するスリットとを有することを特徴
とする露光マスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27672492A JP3120596B2 (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 薄膜磁気ヘッド製造用フォトレジストパターンの形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27672492A JP3120596B2 (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 薄膜磁気ヘッド製造用フォトレジストパターンの形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06102658A true JPH06102658A (ja) | 1994-04-15 |
JP3120596B2 JP3120596B2 (ja) | 2000-12-25 |
Family
ID=17573459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27672492A Expired - Lifetime JP3120596B2 (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 薄膜磁気ヘッド製造用フォトレジストパターンの形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3120596B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7181827B2 (en) | 2003-11-27 | 2007-02-27 | Tdk Corporation | Method of forming magnetic layer pattern |
-
1992
- 1992-09-22 JP JP27672492A patent/JP3120596B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7181827B2 (en) | 2003-11-27 | 2007-02-27 | Tdk Corporation | Method of forming magnetic layer pattern |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3120596B2 (ja) | 2000-12-25 |
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